JPS61124224A - 搬送保護継電装置 - Google Patents

搬送保護継電装置

Info

Publication number
JPS61124224A
JPS61124224A JP59242441A JP24244184A JPS61124224A JP S61124224 A JPS61124224 A JP S61124224A JP 59242441 A JP59242441 A JP 59242441A JP 24244184 A JP24244184 A JP 24244184A JP S61124224 A JPS61124224 A JP S61124224A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
relay
carrier wave
time
accident
circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP59242441A
Other languages
English (en)
Inventor
雅嗣 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP59242441A priority Critical patent/JPS61124224A/ja
Publication of JPS61124224A publication Critical patent/JPS61124224A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Emergency Protection Circuit Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] 本発明は、搬送保護継電装置、特に外部事故中のトリッ
プ阻止信号喪失時のミストリップ対策を施した搬送保護
継電装置に関するものである。
[発明の技術的背景] 搬送保護継電装置は保護送電線区間の全ての位置にて発
生する事故を、高速度で確実に検出して両端のしゃ断器
を引外し、事故送電線を系統から除外することにより健
全なる系統運用を行なわせるものである。このためには
事故検出を一端のみで行なうのではなく、相手端の継電
器の応動状況を知って、両端にて総合的に判定すること
が必要であり、これは伝送手段を用いることにより可能
である。以下に方向比較搬送保護継電方式ついてその応
動を述べる。
第3図は方向比較搬送保護継電システムの構成を示すも
のであり、1は被保護送電線、2は母線、3及び9は各
々計器用変圧器(以下PTと称す)及び計器用変流器(
以下0丁と称す)、4は方向比較搬送保護継電装置、5
は搬送端局装置(以下PLCと称す)、6は結合コンデ
ンサ、7はブロッキングコイル、8はしゃ断器であり、
符号の添字A、Bは各々A端、B端の端子の区分を示す
。方向比較搬送保護継電装置4の中には通常、第4図中
41、42にて示ず距離継電器が実装されており、これ
らのm電器の応動結末にて搬送波を制御する。第5図は
At4に設置された搬送保護継電装置内の搬送波の送受
信制御及びしゃ断器例外し回路であり、図示しないが全
く同様の回路が8@にも設置されている。以下第3図か
ら第5図を使用して、第3図中F1にて示す内部事故及
びF2にて示す外部事故時のシステムの応動について述
べる。
ここで搬送波の制御方式には、事故を内部方向と検出時
には搬送波の送出を停止し、外部方向と検出時には搬送
波を送出する所謂「0N−OFFJ方式と、上記両事故
時に送出搬送波の周波数を偏移させる「周波数偏移方式
」の両者があるが、ここでは0N−OFF方式を例にと
って説明する。
先ず、第3図中F1にて示す内部事故が発生すると、両
端とも第4図中41A、41Bにて示す内部方向距離継
電器が動作する。一方、42A、42Bにて示す外部方
向距離継電器は不動作故、第3図中6Aにて示す送信出
力は論理的に「1」の状態となる。
送信端子は「1」の状態で搬送波停止「0」の状態にて
搬送波送出するように受渡しが決められているので、こ
の場合は両端子とも1嶋送波を停止する。
一方、第3図中6Aにて示す受信信号は、相手端からの
搬送波の[有]、rlJにより、夫々論叩出力「0」、
「1」を生ずるように受渡しが決められているので、F
lにて示す内部事故時には出力「1」を生じる。なお、
実際の装置においては第5図に示す論理信号渡しではな
く、接点により受渡しが行なわれるのが一般的であるが
、この場合は論理「0」、「1」を夫々接点の「開」、
「閉」に対応させれば機能的には全く同様である。
従ってAND回路15には内部方向継゛遊器41^の動
作後、限時継電器14の持つ小時限後に信号「1」が一
方の端子に入力され、一方、受信信号RXによる「1」
が他方の端子に入力されるため、出力に「1」を生じて
しゃ断器例外しが行なわれる。
次に第3図中「2にて示す外部事故時の応動について説
明する。この場合はBmにおいては内部方向継電器41
Bは不動作であるが、外部方向継電器42Bが動作する
。このためB端に設置された第5図と全く同様の回路で
は、AND回路12に出力「1」を生じ、NOT回路1
3を経て送信信号SXBに信号[0]を生じるため搬送
波をA端に送出する。
P[Cシステムでは送電線1を伝送の媒体とするもの故
、送出された搬送波は第3図中6A、 6Bにて示す結
合コンデンサにて送電線に接続される。IA、7Bはブ
ロッキングコイルであり、商用周波の電力に対しては十
分に低いインピーダンスを持ち、一方、商用周波の電力
と区別する目的で変調された高周波の搬送波に対しては
十分に高いインピーダンスを持っているため、搬送波は
母線側へ伝達されることはない。従って8端にて送出さ
れた搬送波は結合コンデンサ6Bを通して、送電線1に
伝達されA端の結合コンデンサ6Aを通過後、A端のP
[C5Aに伝達され、受信信号RXAに出力「0]を生
じさせる。従って、AND回路15によりA端のしゃ断
器例外しは阻止される。B 端にJ’jいては、内部方
向継電541Bが動作しないので、やはりAND回路1
5によりしゃ断器例外しは阻止される。
以上が方向比較搬送保護継電方式の基本であるが、ここ
で第5図中14にて示す限時継電器の義能について述べ
る。前述の外部事故時にはB端の外部方向継電器42B
が動作するのみでなく、A端の内部方向継電器41Aも
動作する。
又、B端から送出された搬送波がA@に到着するまでに
は所定の時間を要し、通常、伝送遅延時間と呼ばれる。
従って8端の背後の事故では、A端では内部方向継電器
が動作しても、しゃ断器例外しを行なうことのないよう
B端からの搬送波aI着を待つ必要がある。従って時間
関係は次式を満足する必要がある。
tc =ta + (tz −t+ )+α・・・・・
・(1)ここでtc :限時継電器14の動作時限td
 :伝送遅延時間 tz :外部方向継電器の動作時間 t1 :内部方向継電器の動作時間 α :マージン 通常、内部方向継電鼎は同原理のものが使用され、かつ
、外部方向継電器の方が事故点に近いため t2<t、
  であるが、事故点によってはt2=t、も考慮する
必要がある。・一方、伝送遅延時間はPLCの種類によ
り異なるが、一般的にはio#Is以下であり、これに
マージンを加えて、1cとしては10m5Pi!度が選
ばれる。
「背景技術の問題点1 搬送保護継電シスデムでは搬送波が極めて車装な機能を
持つものひあるため、事故時には忠実に伝送される必要
がある。しかしながらPLCシステムにおいては、直接
事故を伴う送電線自身が伝送路となっているため、事故
に伴うサージ電圧が搬送波に大きな影響を与えることに
なる。この影響は内部事故及び外部事故の両者に対して
生じるが。
前述の如く内部事故時は搬送波の伝送を不要としている
ので一般的には問題の重要度は低い。一方、外部事故時
はwI迄波の忠実なる伝送が不可欠であり、事故に伴う
→J・−ジ電圧にて搬送波が喪失することは誤しゃ断に
つながる。
第6図は、第3図に示tF2点での外部事故時に、一旦
B端から送出された搬送波が前記の事故に伴うサージ電
圧にて1.にて示す時間の間喪失したケースを示す。こ
の場合、第5図にて示す従来の搬送保護継電装躍では、
第6図のタイムチp−l〜に示す如く、tzの時間幅に
相当するしゃ断器中外し指令が発生する。この種のサー
ジ電圧は高周波であるため、前記tzの値は非常に小さ
いと考えられるが、電気協同研究第25巻第4号(昭和
44年11月発行)によると、5〜7IItsの瞬断が
実測されており、これはしゃ断器中外しを行なうに十分
な値である。又、発生するタイミングとしては伝送路が
外部事故にさらされている間、即ら、外部事故が除去さ
れるまでの間は発生する可能性があるため、第6図に示
す如きA端子の誤しゃ断は十分にありうる。
U発明の目的コ 本発明は上記問題点を解決するためになされたものであ
り、外部事故時の搬送波送出による誤しゃ断を防止しう
る搬送保護N型装置を提供することを目的としている。
[発明の概要] 本発明では、外部方向継電器の出力と受信信号のAND
を構成し、このへNO回路の出力にC前記の時間協調用
限時継Ti器を駆動し、この限時継電器と受信信号との
ANDを4戊構成し、このAND回路の出力にてしゃ断
器中外しを行なうように構成したちのである。
[発明の実施例] 以下図面を参照して実施例を説明する。第1図は本発明
による搬送保護林゛厩装置の一実施例構成図である。な
お、第5図と周一機能の回路には同一符号を付して説明
を省vAする4 第1図の特徴は、内815方向継電器41^の出力と受
信信号とを入力とするAND回路16を設置し、この出
力にて前記時間協調用限時継電器14を駆動するように
構成することにj、す、相手端からの搬送波受信中は、
前記限時に’b ’M器を1動きセないようにしたこと
である。
し発明の作用] 以下第2図を用い’Cg% 発明の詳細な説明する。
第2図は、第6図と同様、B喘の背後「2点にて外部事
故が発生した時の本発明による第1図の応動を示すタイ
ムチシートである。
先ず、B端では外部方向継電器428/]<動作し。
内部方向継電器41Bが不動件数、A端に搬送波を送出
する。A端ではBlとはり同時に動作した内部方向継電
器41Aの出力により限時継電器14の駆動が始まるが
、前述の(1)式にて示す時間協調がとられているので
、14の出力は生じない。
その模、第2図中1.にて示す時間幅の搬送波喪失が発
生すると、内部方向継電器41八はPIJ作継続故、喪
失の瞬間より再度限時N電器14の駆動が始まる。しか
しながら前述の如く、を克は5へ・7部であり、一方、
tcは10IIls程度の設定故、限時継電器14は出
力を生じることはなく、その(す段の静り回路15にも
出力を生じないため、A端子の′、:;しゃ断は確実に
防止される。なお、内部事故時の応動については、従来
の回路と全く同様である。
以上の説明においては、伝送路を送電線とづるPLCシ
ステムを例にとった。これに対してマイクロ回線を伝送
路とする場合には、系統事故のマイクロ搬送波への影響
はPLCの場合とは異なり、一般的には、はるかに影響
度合は低い。しかしながら本発明は伝送媒体が何である
にしろ、外部事故時の引外し阻止信号の喪失対策として
は、共通に機能するものであり、伝送媒体の相異により
制約を受けるものではない。
[発明の効果1 以上説明した如く、本発明によれば内部事故時に動作遅
延を伴うこともなく、外部事故時の搬送波喪失現象に対
しての誤しゃ断も確実に防止することのできる経済的な
搬送保護継電装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による搬送保護継電装置の一実施例構成
図、第2図は動作説明のフローチャート、第3図は方向
比較搬送保護継電システムの構成を示す図、第4図は方
向比較継電方式にて使用される継電器の特性と各端子へ
の適用を示す図、第5図は従来の方向比較継電装置での
搬送波制御と引外し回路を示す図、第6図は従来装置の
応動を示1タイムチャートである。 1・・・送電1!        2・・・母線3・・
・計器用変圧器 4・・・方向比較搬送保護継電装置 5・・・搬送端局装置    6・・・結合コンデンサ
7・・・ブロッキングコイル 8・・・しや1gi器9
・・・計器用変流器    11.13・・・NOT回
路12.15.16・・・AND回路  14・・・限
時継電器41・・・内部方向継電器   42−・・外
部方向W1電器Sx・・・送信信号      RX・
・・受信信号F1、F2・・・事故点     A、B
・・・端子(7317)代理人 弁理士 則近憲佑(他
1名) 第1図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 保護区間の各端に内部方向事故検出継電器と外部方向事
    故検出継電器とを設けて搬送波を制御し、外部事故時に
    は搬送波を送出してしゃ断器の引外しを阻止し、内部事
    故時には搬送波を送出阻止してしや断器を引外すよう動
    作する搬送保護継電装置において、内部方向事故検出継
    電器の出力としや断器引外し側の受信信号とを入力する
    第1のAND回路と、前記第1のAND回路からの出力
    が入力される限時継電器と、前記限時継電器出力と前記
    受信信号とを入力する第2のAND回路とを備え、前記
    第2のAMD回路出力によってしや断器の引外しを行な
    うことを特徴とする搬送保護継電装置。
JP59242441A 1984-11-19 1984-11-19 搬送保護継電装置 Pending JPS61124224A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59242441A JPS61124224A (ja) 1984-11-19 1984-11-19 搬送保護継電装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59242441A JPS61124224A (ja) 1984-11-19 1984-11-19 搬送保護継電装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS61124224A true JPS61124224A (ja) 1986-06-12

Family

ID=17089134

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59242441A Pending JPS61124224A (ja) 1984-11-19 1984-11-19 搬送保護継電装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS61124224A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012005292A (ja) * 2010-06-18 2012-01-05 Mitsubishi Electric Corp 距離継電器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012005292A (ja) * 2010-06-18 2012-01-05 Mitsubishi Electric Corp 距離継電器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN101340078B (zh) 对于或关于电流差动保护继电器的改进
JPS59194623A (ja) 方向比較ブロツキング方式の保護継電器
US4541031A (en) Loop fault isolator
JPS61124224A (ja) 搬送保護継電装置
JP4020203B2 (ja) 保護継電装置の自動監視回路
JP3381997B2 (ja) 電流差動継電装置
JPH01157218A (ja) 電力系統保護方式
JPH0112510Y2 (ja)
JPH0576134A (ja) 保護継電装置
JPS5914318A (ja) 保護継電装置
JPS583528A (ja) 保護継電器
JPS61285022A (ja) 遮断器不動作保護回路
JP5876519B2 (ja) 地絡保護継電システム
JPH0652077A (ja) データ伝送システム
JPH0510516Y2 (ja)
JPH0139298B2 (ja)
JPS6149618A (ja) 集中処理形ル−プ保護リレ−のバツクアツプ方式
JPS5911712A (ja) 送電線の追いかけ故障検出装置
JPS61148940A (ja) 列車制御用データ伝送ネットワーク
JPS61180521A (ja) 搬送保護継電装置
JPS6152612B2 (ja)
JPS61236321A (ja) 距離継電器
JPS6014575B2 (ja) 位相比較搬送保護継電方式
JPS6022414A (ja) 小容量電力負荷系統の保護方法
JPS63157611A (ja) 保護継電装置