JP3120276B2 - メモリセル、メモリ装置及びその製造方法 - Google Patents

メモリセル、メモリ装置及びその製造方法

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JP3120276B2
JP3120276B2 JP09029848A JP2984897A JP3120276B2 JP 3120276 B2 JP3120276 B2 JP 3120276B2 JP 09029848 A JP09029848 A JP 09029848A JP 2984897 A JP2984897 A JP 2984897A JP 3120276 B2 JP3120276 B2 JP 3120276B2
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    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B12/00Dynamic random access memory [DRAM] devices

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明はDRAM素子に関
し、特にキャパシタを有せず、トランジスタだけでセル
を構成して素子の集積度と信頼性を向上させることがで
きるようにしたメモリセル、メモリ装置及びその製造方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】DRAMは、通常、1つのトランジスタ
と1つのキャパシタとでセルを構成する単純構造である
ので、大容量化を図ることができ、かつ低コスト化を図
ることができるという利点を有している。これにより、
コンピューターは勿論、各種電子製品に幅広く利用され
ており、その応用範囲も拡大している。現在DRAM市
場の牽引役割をしているコンピューターの処理速度の増
大及び大容量化によってDRAMの高集積化が要求され
ている。
【0003】しかし、現在DRAMの生産技術に一般に
適用されている紫外線を利用したフォトリソグラフィ等
の工程技術の限界のため1トランジスタ/1キャパシタ
構造を有するDRAMセルの高集積化のこれ以上の進展
を期待しがたい。
【0004】以下、添付図面を参考して一般的なDRA
Mセルについて説明する。図1は一般的なDRAMセル
の回路図である。従来の1トランジスタ/1キャパシタ
で構成されたメモリセルによるDRAMメモリ装置では
ビット線、ワード線、アクセストランジスタ、ストレー
ジキャパシタ、及びセンスアンプ(図面に図示せず)を
有している。アクセストランジスタのゲートはワード線
に連結され、そのソースとドレーン電極はそれぞれスト
レージキャパシタとビット線に連結される。キャパシタ
のセルプレート電極は基準電圧に連結されている。ビッ
ト線はセンスアンプ入力端の一つの端子に連結されてい
て、センスアンプの他の1つの端子は基準電圧に連結さ
れる。情報はアクセストランジスタが動作状態(オン状
態)のとき、ビット線からソースとドレイン電極を介し
てストレージキャパシタに格納される。
【0005】一方、格納された情報はアクセストランジ
スタが動作状態になるとキャパシタからソースとドレイ
ンの通路を介してビット線に転送される。この信号電圧
とビット線の基準電圧を比較することによりキャパシタ
に格納された情報のロジック状態が把握されることにな
る。
【0006】DRAMセルのキャパシタは、通常、n+
ポリシリコンから成るストレージ電極とプレート電極
と、そしてその間に介在する誘電体膜とで構成される。
前記のようなキャパシタを有するDRAMセルの情報の
書込み及び読取り動作を詳細に説明すると次の通りであ
る。プレート電極には(1/2)Vccが印加される。
ストレージ電極に情報のない状態では、プレート電極に
印加された電圧により誘電体膜の底のストレージ電極層
の表面には電子が再分布されて界面には電子の空乏層が
形成される。
【0007】情報‘1’を書き込む場合、Vcc電圧を
ビット線とワード線に印加する。これにより、アクセス
トランジスタのゲート電極の電圧とソース電極の電圧が
ともにVcc電圧レベルに増加するので、アクセストラ
ンジスタが動作状態となる。
【0008】そしてストレージ電極層にはセルプレート
電極電圧の(1/2)Vccから誘電体膜による電圧降
下分(Δ)を欠いた(1/2)VccΔの電圧が印加さ
れた状態になるので、電子ポテンシャルの高いストレー
ジ電極層から電子ポテンシャルの低いソース電極の方に
電子が流れてストレージ電極層には電子の空乏層が拡大
される。このとき、ワード線電圧が基底電圧(アース電
圧)に下がると空乏層がストレージ電極層内に残留する
ようになり、この状態が2進コードの‘1’を示す。そ
して、情報‘0’をメモリセルに書込み動作する場合に
は、ビット線電圧を基底電圧としてアクセストランジス
タのゲートにVccを印加する。したがって、ストレー
ジ電極層の電圧、(1/2)VccΔがソース電極電圧
の0より高くなるので電子ポテンシャルの高いソース電
極から電子ポテンシャルの低いストレージ電極層に流れ
込むようになる。ゆえに、ストレージ電極層に電子が集
まって、空乏層が蓄積層に再格納される。このとき、ワ
ード線の電圧が基底電圧に下がると電子がストレージ電
極層内に残留することになり、この状態が2進コードの
‘0’を示す。
【0009】DRAMセルに格納された情報の読取り動
作は下記の通りである。先ず、ビット線を(1/2)V
ccにプリチャージした状態でワード線にVcc電圧を
印加する。アクセストランジスタが動作状態になってキ
ャパシタのストレージ電極層に格納された情報がビット
線に表れ、格納された電荷量によりビット線の電圧が変
動する。この変動した電圧が比較回路のセンスアンプを
介してダミーセルのビット線に表れる基準電圧と比較さ
れ、その差が増幅される。ビット線の電圧が基準電圧よ
り高いときにはロジック状態が‘1’になり、それより
電圧が低いときにはロジック状態が‘0’と決定され
る。
【0010】ビット線の間の電圧の差は ΔV=(1/2)Vcc・Cs/(Cs+Cb) くらいになる。(Cs:ストレージキャパシタンス、C
b:ビット線キャパシタンス) 従ってCs/Cbの割合が大きければ大きいほどΔVが
大きくなるのでロジック状態の識別誤差が減少するよう
になる。
【0011】しかし前記のような従来のDRAMセルに
とっては下記のような問題点があった。先ず、センスア
ンプの識別の可能なビット線電圧と基準電圧との差
(Δ)が約100〜200mV以上であるから、ビット
線キャパシタンスに対するストレージキャパシタンスの
割合γ(γ=Cs/Cb)が大きければ大きい程良い。
【0012】しかし、DRAMの密度が増加すると、そ
れに応じてセルの面積は大きく減少するのに対して、ビ
ット線容量やセンスアンプの感度は改善されない。信号
対雑音比が減少しやすく、誤動作の可能性が高くなる。
【0013】又、α粒子によるソフトエラーがDRAM
の信頼性を低下させることがある。これはα粒子が基板
に衝突するとイオン化衝撃により電子−正孔対が発生
し、その小数キャリヤがストレージ電極内に捕獲される
ことによりストレージ電極内に格納された電荷状態を変
化させることにより発生する。
【0014】もちろん、α粒子によるソフトエラーを防
止するためストレージ電極の面積を3次元式に増加させ
たり、或いは高誘電率を有する誘電体膜を形成するべき
であるが、前者は高い段差を有するようになるので後工
程における露光及びエッチング工程の加工性が悪くな
り、そして後者は薄膜加工技術がまだ十分に確立された
状態でないので、誘電体膜の漏洩電流、破壊電圧等の特
性が良くなく、DRAMセルの高集積化のための適用は
困難である。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記のような
従来の技術のDRAMの問題点を解決するためになされ
たもので、キャパシタを有しないトランジスタだけでセ
ルを構成して素子の集積度及び信頼性を向上させること
ができるメモリセル、メモリ素子及びその製造方法を提
供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達するため
の本発明のメモリセルは、第1ゲートと、ソース、ドレ
インと、前記ドレインと連結されて第1ゲートに印加さ
れる信号の少なくとも一部分を誘起させる第2ゲートと
を有することを特徴とする。本発明のメモリ装置は、セ
ル駆動信号を印加する複数個のワード線と、情報を入力
或いは出力する複数個のビット線と、そしてそれぞれ上
側ゲート、ソース、ドレイン、そのドレインに連結され
て上側ゲートに印加される信号の少なくとも一部分を誘
起させる下側ゲートとを有する複数個のセルとから構成
され、前記各セルの上側ゲートは対応する1つのワード
線に連結されて、各セルのソースは対応する1つのビッ
ト線に連結されることを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
のメモリセル、メモリ装置及びその製造方法に関して詳
細に説明する。本発明のメモリ装置はキャパシタを使用
せず、1つのトランジスタだけを使用して単位セルを構
成することを特徴とする。図2(a)、(b)は本発明
のDRAMセルの回路図である。本発明のメモリセルは
第1ゲート23aと第2ゲート23bを有するアクセス
トランジスタで構成されている。アクセストランジスタ
は、ソース電極24a及びドレイン電極24bを備えて
いる。第1、2ゲート23a、23bのいずれか1つは
ワード線22に連結される。そして他の1つは、ビット
線21に連結されてないソース又はドレインに接続され
ている。前記第1ゲート23aと第2ゲート23bは互
いに分離されている。前記のような構成を有する複数個
のセルから成る本発明のメモリ装置は第1、2ゲート2
3a、23bのいずれがワード線22に連結されるかに
よりその回路構成を区分できる。
【0018】本発明の第1、2実施形態は、図面上上側
に構成される第1ゲート23aをワード線22に連結し
たものであり、第3、4実施形態は下側に構成される第
2ゲート23bをワード線22に連結したものである。
【0019】先ず、本発明の第1実施形態による回路構
成を説明する。図3は第1実施形態のDRAM装置の回
路図である。第1ゲート23aと第2ゲート23bを有
するアクセストランジスタと、第1ゲート23aに連結
されるワード線22と、アクセストランジスタのソース
電極24aに連結されるビット線21とから構成されて
いる。ビット線21に連結されていない他の1つの電
極、即ちドレイン電極24bは第2ゲート23bに連結
される。そしてビット線21は図示しないセンスアンプ
の入力端の1つの端子に連結されている。センスアンプ
の他の1つの端子は基準電圧に連結される。
【0020】前記のような構成を有するメモリ装置の書
込み及び読取り動作は下記の通りである。先ず、情報の
書込み動作は次の通りである。ワード線22を介してト
ランジスタの第1ゲート23aに電圧を印加して第2ゲ
ート23bに動作電圧を誘起させ、トランジスタを動作
状態にする。このとき、ビット線21からソース/ドレ
イン通路を介して第2ゲート23bに情報を格納する。
情報が格納されると、ワード線22を介して再び第1ゲ
ート23aに他の電圧を印加するか、或いは書込み電圧
を維持してセルトランジスタが動作しないようにする。
かくして、第2ゲート23bに格納された情報を残留さ
せることができる。
【0021】一方、格納された情報の読取り動作は次の
通りである。ワード線22を介して第1ゲート23aに
読取り電圧を印加して第2ゲート23bに電圧を誘起さ
せてトランジスタが動作状態になるようにしてソース/
ドレインを介してビット線21に情報を転送する。前記
のビット線21に転送される信号情報に基づいて変動さ
れたビット線21電圧とダミーセルに表れる基準電圧を
比較し、増幅して第2ゲート23bに格納された情報の
状態を把握する。
【0022】前記のような回路構成を有する本発明の第
1実施形態によるメモリ装置に関して説明すると下記の
通りである。図4は本発明の第1実施形態によるDRA
M装置のレイアウト図及び構造断面図である。P型半導
体基板30の素子隔離領域にフィールド酸化膜31を形
成する。フィールド酸化膜31により定められた半導体
基板30の活性領域に第1、2不純物拡散領域32a、
32b形成されている。第1、第2不純物拡散領域32
aと32bの間のチャンネル領域上にゲート絶縁膜33
が形成されている。第2ゲート34bが第1不純物拡散
領域32aに接触させて形成されており、その上に誘電
体層35が形成され、さらにその上に第1ゲート34a
が形成されている。第1ゲート34aの上には第1層間
絶縁膜36が設けられ、それにワード線22を第1ゲー
トに連結するためのコンタクト孔26が形成されてい
る。前記ワード線22を含む全面に第2層間絶縁膜37
が形成されている。その第2層間絶縁膜37の上にビッ
ト線21が配置されるが、そのビット線21は第1、2
ゲート34a、34bから絶縁されて形成されるビット
線コンタクト孔−2.5 を介して第2不純物拡散領域3
2bに接触されている。
【0023】前記のような構成を有する本発明の第1実
施形態のメモリ装置の製造方法は下記の通りである。図
5、図6は本発明の第1実施形態のDRAM装置の製造
方法を示す工程断面図である。先ず、図5(a)に示す
ように、パッド酸化膜と窒化膜とで構成された酸化防止
マスクを用いた酸素雰囲気における熱処理工程で半導体
基板30の素子隔離領域にフィールド酸化膜31を形成
して活性領域を決める。半導体基板30の活性領域の上
にゲート絶縁膜33を形成する。フィールド酸化膜31
に隣接したゲート絶縁膜33を選択的に除去して、第2
ゲート接続孔27を形成する。
【0024】次いで、図5(b)に示すように、前記第
2ゲート接続孔27が形成された半導体基板30に反対
導電型の不純物イオンを注入して第1不純物拡散領域3
2aを形成し、前記第1不純物拡散領域32aを含む全
面に第2ゲート34bを形成するための第1ポリシリコ
ン層28aを形成し、第1ポリシリコン層28a上に一
定の厚さの誘電体層35を形成する。第1ポリシリコン
層28aは前記第1不純物拡散領域32aに接触され
る。誘電体層35は、第1ゲート34aに任意の電圧V
1を印加したとき第2ゲート34bに0.1V1以上が
誘起されるようにその厚さと誘電率(3.0 以上)を決
定して50〜1000オングストロームの厚さを有する
シリコン酸化膜を使用して形成する。そして誘電体層3
5上に第1ゲート34aを形成するための第2ポリシリ
コン層28bを形成する。
【0025 】次いで、図5(c)に示すように、第2
ポリシリコン層28b、誘電体層35、第1ポリシリコ
ン層28aを選択的にエッチングして、互いに分離され
て積層された第1、2ゲート34a、34bを形成す
る。
【0026】そして図6(d)に示すように、全面に第
1層間絶縁膜36を形成して選択的にエッチングしてワ
ード線接続孔26を形成する。
【0027】次いで、図6(e)に示すように、前記ワ
ード線接続孔26を含む全面に導電性物質を堆積してパ
ターニングしてワード線22を形成する。そして前記ワ
ード線22を含む全面に第2層間絶縁膜37を形成した
後、セルとセルの分離領域の第2層間絶縁膜37と第1
層間絶縁膜36を選択的に除去してビット線接続孔−
2.5 を形成する。続いて、前記ビット線接続孔−2.
5 が形成された半導体基板30に不純物イオンを注入
して第2不純物拡散領域32bを形成する。前記ビット
線接続孔−2.5 を含む全面に導電性物質を堆積してパ
ターニングしてビット線21を形成する。
【0028】本発明の第1実施形態による他のメモリ装
置に関して説明すると下記の通りである。図7(a),
(b)は本発明の第2実施形態によるDRAM装置のレ
イアウト図及び構造断面図である。なお、第2実施形態
の回路構成は第1実施形態と同じである。本発明の第2
実施形態によるメモリ装置は、下側の第2ゲート34b
と第1不純物拡散領域32aのコンタクト層が分離して
形成されている。左記の例と同じように、P型半導体基
板30の素子隔離領域にフィールド酸化膜31が形成さ
れ、半導体基板30の活性領域に第1、2不純物拡散領
域32a、32bが形成される。第1、2不純物拡散領
域32a、32bが形成された間のチャンネル領域上に
ゲート絶縁膜33が形成され、ゲート絶縁膜33上に第
2ゲート34bが形成されている。第1不純物拡散領域
32aと第2ゲート34bとに接触するようにして不純
物拡散領域コンタクト層38が形成されている。この不
純物拡散領域コンタクト層38上に誘電体層35が形成
され、その上に第1ゲート34aが形成されている。第
1ゲート34aの上にワード線コンタクト孔26を有す
る第1層間絶縁膜36が形成されている。ワード線22
が、前記ワード線コンタクト孔26を介して第1ゲート
34aに接続されて形成され、その記ワード線22を含
む全面に第2層間絶縁膜37が形成されている。ビット
線21が、前記ワード線22を含む第1、2ゲート34
a、34bに絶縁されて形成されるビット線コンタクト
孔−2.5 を介して第2不純物拡散領域32bに接触さ
れて形成される。
【0029】前記のような本発明の第2実施形態による
DRAM装置の製造方法は下記の通りである。図8、9
は本発明の第2実施形態によるDRAM装置の他の製造
方法を示す工程断面図である。先ず、第8(a)に示す
ように、パッド酸化膜と窒化膜とで構成された酸化防止
マスクを用いた酸素雰囲気における熱処理工程で半導体
基板30の素子隔離領域にフィールド酸化膜31を形成
して活性領域を定め、活性領域の半導体基板30上にゲ
ート絶縁膜33を形成する。ゲート絶縁膜33上に第1
ポリシリコン層28aを形成してパターニングして第2
ゲート34bを形成した後、前記第2ゲート34bをマ
スクとして、n-MOSの場合にはP、Asを、p-MO
Sの場合にはB、Sb等のイオンを注入して熱処理して
第1、2不純物拡散領域32a、32bを形成する。
【0030】次いで、図8(b)に示すように、第1不
純物拡散領域32a以外の全面に第2ゲート34bより
厚い酸化膜39を形成する。
【0031】そして図8(c)に示すように、前記第1
不純物拡散領域32aに接触されるように第2ゲート3
4b上に低圧CVD等で不純物拡散領域コンタクト層3
8を形成する。この際、前記不純物拡散領域コンタクト
層38は前記酸化膜39と同一の高さに形成される。勿
論、フィールド酸化膜31の上側では不純物拡散領域コ
ンタクト層38の高さが異なる。次いで、不純物拡散領
域コンタクト層38上に一定の厚さの誘電体層35を形
成し、誘電体層35上に第1ゲート34aを形成するた
めの第2ポリシリコン層を形成する。このとき、誘電体
層35は第1ゲート34aに任意の電圧V1を印加した
とき第2ゲート34bに0.1V1以上が誘起されるよ
うにその厚さと誘電率(3.0 )を決定して50〜10
00オングストロームの厚さを有するシリコン酸化膜を
使用して形成する。次いで、前記第2ポリシリコン層、
誘電体層35、不純物拡散領域コンタクト層38を選択
的にエッチングして互いに分離して積層される第1、2
ゲート34a、34bを形成する。
【0032】そして図9(d)に示すように、全面に第
1層間絶縁膜36を形成して、選択的にエッチングして
ワード線接続孔26を形成する。
【0033】次いで、図9(e)に示すように、前記ワ
ード線接続孔26を含む全面に導電性物質を堆積してパ
ターニングしてワード線22を形成する。そして前記ワ
ード線22を含む全面に第2層間絶縁膜37を形成した
後、セルとセルとの分離領域の第2層間絶縁膜37、第
1層間絶縁膜36、酸化膜39を選択的に除去してビッ
ト線接続孔−2.5 を形成する。次いで、ビット線接続
孔−2.5 を含む全面に導電性物質を堆積してパターニ
ングしてビット線21を形成する。
【0034】以下、前記の本発明の第1実施形態による
メモリ装置の書込みと読取り、及びリフレッシュ動作を
説明する。本発明の第1実施形態によるメモリ装置の書
込みと読取り、及びリフレッシュ動作はスタンドバイ状
態でビット線、ワード線に印加される電圧の状態に応じ
て2つの動作方法がある。
【0035】先ず、本発明の第1実施形態によるメモリ
装置の一動作ステップについて説明する。 図10、1
1、12は本発明の第1実施形態によるDRAM装置の
一動作過程を示す説明図である。基本的にスタンドバイ
状態では基板を基底電圧(VG)又は低電圧(VL)状
態に置き、ワード線22に基底電圧又は低電圧を印加す
しておく。従って、セルトランジスタはoff状態にな
って、ドレイン電極24bがビット線21から切り離さ
れた状態にある。パンチスルー電圧は5Vと見る。
【0036】先ず、書込み動作について図10を参考に
して説明する。ロジック値‘1’の書込み動作は次の通
りである。ビット線21に高電圧(VH、ここでは5
V)を印加し、かつワード線22を選択して書込み電圧
(セルトランジスタを動作させるためのしきい電圧以上
の電圧で、本実施形態では2.5 V )を第1ゲート2
3aに印加する。その結果、第2ゲート23bとこれに
連結されたドレイン電極24bには静電結合により高い
電圧(VH)が誘起される。セルトランジスタはoff
状態を維持する。この状態でワード線22に印加した電
圧を基底電圧(ここでは0V)に低下させええると第2
ゲート23bに連結されたドレイン電極24bの電子ポ
テンシャルも静電結合により基底電圧に下がるので、ト
ランジスタのソース電極24aとドレイン電極24bと
の間の電圧が5Vに増加してパンチスルーが生ずるよう
になる。従って、ドレイン電極24bの電子ポテンシャ
ルエネルギー(−qVG)がビット線21の電子ポテン
シャルエネルギー(−qVH)より高くなるので、電子
が第2ゲート23bからビット線21の方に流れるよう
になり、電子が流れてしまうと再びドレイン電極24b
の電圧が高電圧5Vに上昇する。
【0037】前記のように、ドレイン電極24bの電圧
が上昇すると、ビット線21の電子ポテンシャルがドレ
イン電極24bの電子ポテンシャルと等しくなるので、
平衡状態になって、それ以上の電荷の移動が発生せず、
キャパシタの両端にはVH電圧に当該する電荷が蓄積さ
れる。以後、ワード線22の電圧を基底電圧に維持した
状態でビット線21の電圧をVH/2に下げるとセルト
ランジスタがon状態になってドレイン電極24bのポ
テンシャルエネルギー(−qVH)がビット線21の電
子ポテンシャルエネルギー(−qVH/2)より低くな
ってビット線21から第2ゲート23bに電子が流れ込
むようになる。
【0038】前記のように、第2ゲート23bに電子が
流れ込むと第2ゲート23bの電圧がVH/2に下がっ
てビット線21の電子ポテンシャルエネルギーとドレイ
ン電極24bの電子ポテンシャルエネルギーとが等しく
なる。
【0039】前記のように、ポテンシャルエネルギーが
等しくなって平衡状態になると、それ以上の電荷移動が
生ぜずセルトランジスタはoff状態になる。この際、
キャパシタには−VH/2に当該する情報が格納され
る。この情報は次の読取り動作が行われるときまで残留
する。
【0040】次にロジック値‘0’の書込み動作を説明
する。ビット線21に基底電圧又は低電圧(VL)を印
加し、ワード線22を選択して高い電圧(VH:トラン
ジスタを動作させるためのしきい電圧以上の電圧で、本
発明の第1実施形態による第1動作では2.5 V)を第
1ゲート23aに印加すると、第2ゲート23bとこれ
に連結されたドレイン電極24bには静電結合により高
い電圧(VH)が誘起されてセルトランジスタはoff
状態に維持される。ここで、ワード線22に印加した電
圧を基底電圧(0V)に低下させると第2ゲート23b
に連結されたドレイン電極24bの電子ポテンシャルも
静電結合により基底電圧に下がる。前記のように、ドレ
イン電極24bの電子ポテンシャルが基底電圧に下がる
とセルトランジスタの第2ゲート23bの電圧よりソー
ス電極24a又はドレイン電極24bの電圧が等しいか
又は高い状態になってセルトランジスタはoff状態に
維持される。即ち、ソース電極24aとドレイン電極2
4bとの間の通路が閉じられる。このとき、ワード線2
2に印加される電圧を基底電圧(0V)に下げると第2
ゲート23bに連結されたドレイン電極24bの電子ポ
テンシャルも静電結合により基底電圧に下がるので、セ
ルトランジスタはoff状態が維持される。前記のよう
に、セルトランジスタがoff状態を維持するとキャパ
シタには0Vに当該する情報が格納された状態に維持さ
れて次の読取り動作が行われるときまで残留する。
【0041】そして読取り動作に関して図11を参考し
て説明する。先ず、ロジック値‘1’の読取り動作は次
の通りである。ビット線21をプリチャージさせて基準
電圧(VH/2、ここでは2.5 V)を印加する。ワー
ド線22を選択し、0Vとされているスタンドバイ状態
で読取り電圧(VH′:ここではトランジスタを動作さ
せるのに必要であるしきい電圧以上の電圧で、本発明の
第1実施形態による第1動作では2.5 V)を第1ゲー
ト23aに印加する。
【0042】第2ゲート23bにロジック値‘1’に当
該する情報が格納されている場合には第2ゲート23b
とこれに連結されたドレイン電極24bには静電結合に
より高い電圧(VH/2+VH′:ここでは5V)が誘
起されてソース電圧(VH/2)より高くなるのでセル
トランジスタがon状態になる。前記のように、セルト
ランジスタがon状態になると、ビット線21のポテン
シャルエネルギー(−qVH/2)がドレイン電極24
bの電子ポテンシャルエネルギー(−q(VH/2+V
H′)より高くなる。したがって、電子がビット線21
からドレイン電極24bの方向に流れ込むようになり、
電子が流れる間ビット線21はVH′に当該する電荷カ
ップリングを受けるようになる。又、ドレイン電極24
bの電圧がVH/2に下降してビット線21の電子ポテ
ンシャルとドレイン電極24bの電子ポテンシャル(V
H/2)とが等しくなる。このようにして、平衡状態が
維持されるとそれ以上の電荷の移動が発生せず、セルト
ランジスタはoff状態になり、キャパシタにはVH′
−VH/2の電圧に当該する情報が蓄積された状態にな
る。以後、ワード線22の電圧を基底電圧(VG)に下
げると静電結合により第2ゲート23b、即ち、ドレイ
ン電極24bの電圧はVH/2−VH′(ここでは0
V)に減少するようになり、セルトランジスタはoff
状態を維持する。
【0043】ロジック値‘0’の読取り動作は次の通り
である。第2ゲート23bにロジック値‘0’に当該す
る情報が格納されている場合にはビット線21をプリチ
ャージさせて基準電圧(VH/2、ここでは2.5 V)
を印加する。ワード線22を選択してそのワード線21
を介して読取り電圧(VH′:ここでVHはセルトラン
ジスタを動作させるのに必要なしきい電圧以上の電圧
で、実施形態では2.5 V)を第1ゲート23bに印加
する。
【0044】前記のように、第1ゲート23aに読取り
電圧を印加すると第2ゲート23bとこれに連結された
ドレイン電極24bには静電結合により高い電圧(V
H′)が誘起されてセルトランジスタはoff状態に維
持される。
【0045】ここで、ワード線22に印加した電圧を基
底電圧(ここでは0V)に下げると第2ゲート23bに
連結されたドレイン電極24bの電子ポテンシャルも静
電結合により基底電圧に下がるので、セルトランジスタ
の第2ゲート23bの電圧よりソース電極24aやドレ
イン電極24bの電圧が等しいか又は高い状態になって
セルトランジスタはoff状態に維持され、ソース電極
24aとドレイン電極24bとの間の通路が閉される。
即ち、キャパシタには0Vに当該する情報が格納された
状態に維持される。この情報は次の書込み或いはリフレ
ッシュ動作が行われるまで残留するようになる。
【0046】次に、リフレッシュ動作に関して図12を
参考して説明する。DRAMセルは周期的にリフレッシ
ュされないと格納されたデータを無くす。本発明のDR
AMセルのリフレッシュ動作は基本的にメモリセルに2
進コード化された情報を書き込む過程と殆ど同一であ
る。維持状態では基板を基底電圧(VG)又は低電圧
(VL)状態に置いてワード線22には基底電圧や低電
圧を印加した状態を維持する。このような状態ではセル
トランジスタはoff状態であり、ドレイン電極24b
はビット線21と電気的に切り離された状態である。
【0047】この時のパンチスルー電圧を5Vとしてロ
ジック値‘1’又は‘0’が格納されたセルを読取りた
後、再びロジック値‘1’を書き込む場合の動作に関し
て説明する。先ず、ビット線21に高電圧(VH=5
V)を印加した後に書込み動作のためにワード線22を
選択して書込み電圧(VH′:セルトランジスタを動作
させるのに必要なしきい電圧以上の電圧で、ここでは
2.5 V)を第1ゲート23aに印可すると第2ゲート
23bとこれに連結されたドレイン電極24bには静電
結合により高い電圧(VH′)が誘起される。
【0048】即ち、セルトランジスタはoff状態を維
持する。ここで、ワード線22に印加した電圧を基底電
圧(0V)に下げると第2ゲート23bに連結されたド
レイン電極24bの電子ポテンシャルも静電結合により
基底電圧に下がる。このように、ドレイン電極24bの
電子ポテンシャルが下がるとセルトランジスタのソース
電極24aとドレイン電極24bとの間の電圧がVH
(5V)に増加してパンチスルーが生ずるようになる。
従ってドレイン電極24bの電子ポテンシャルエネルギ
ー(−qVG)がビット線21の電子ポテンシャルエネ
ルギー(−qVH)より高くなるので電子が第2ゲート
23bからビット線21の方に流れて、再びドレイン電
極24bの電圧が上昇する。ドレイン電極24bの電圧
が上昇するとビット線21の電子ポテンシャルがドレイ
ン電極24bの電子ポテンシャルと等しくなるので平衡
状態になって、それ以上の電荷の移動が発生しなくな
り、キャパシタの両端には−VH電圧に当該する電荷が
蓄積される。
【0049】ワード線22の電圧を基底電圧に維持した
状態でビット線21の電圧をVH/2に下げると、トラ
ンジスタがon状態になって、今度にはドレイン電極2
4bのポテンシャルエネルギー(−qVH)がビット線
21の電子ポテンシャルエネルギー(−qVH/2)よ
り低くなる。ゆえに、ビット線21から第2ゲート23
bに電子が流れ込む。第2ゲート23bの電圧がVH/
2に下がってビット線21の電子ポテンシャルエネルギ
ーとドレイン電極24bの電子ポテンシャルエネルギー
とが等しくなると平衡状態になり、それ以上の電荷移動
が生ぜずセルトランジスタはoff状態になる。この
際、キャパシタには−VH/2に当該する情報が格納さ
れた状態になる。前記の格納された情報は次の読取り動
作が行われるときまで残留するようになる。
【0050】パンチスルー電圧を5Vとして、ロジック
値‘1’又は‘0’が格納されたセルを読取り動作をし
た後、再度ロジック値‘0’を書き込む場合の動作を説
明する。ビット線21に高電圧(VH:ここでは5V)
を印加した後、書込み動作のためにワード線22を選択
して書込み電圧(VH’:セルトランジスタを動作させ
るのに必要なしきい電圧以上の電圧で、ここでは2.5
V)を第1ゲート23aに印加する。第2ゲート23b
とこれに連結されたドレイン電極24bには静電結合に
より書込み電圧になるので、セルトランジスタの第2ゲ
ート23bの電圧よりソース電極24aとドレイン電極
24bの電圧が等しいか或いは高い状態になってセルト
ランジスタはoff状態に維持される。
【0051】即ち、ソース電極24aとドレイン電極2
4bとの間の通路が閉じている。ここで、ワード線22
に印加した電圧を基底電圧(ここでは0V)に下げると
第2ゲート23bに連結されたドレイン電極24bの電
子ポテンシャルも静電結合により基底電圧に下がる。即
ち、セルトランジスタは続いてoff状態に維持されて
キャパシタには0Vに当該する情報が格納された状態に
維持される。前記の格納された情報は次の読取り動作が
行われるときまで残留するようになる。
【0052】前記のように書込み動作に応じて第2ゲー
ト23bにロジック値‘1’と‘0’に当該する情報を
格納することができ、読み込み動作に応じて格納された
情報を読み出すようにすることができる。即ち、図11
の読取りサイクル動作過程に示すように、ロジック値
‘1’の時ビット線21にVH(ここでは2.5 V)に
当該する電荷変動が生じ、ロジック値‘0’の時には変
動を生じないので、この差によって格納された情報を識
別できる。
【0053】図13、14、15は本発明の第2実施形
態によるDRAM装置の動作過程を示す説明図で、前述
した第1実施形態の動作とは次のような差を有する。書
込みサイクルでは、図13に示すように、ワード線22
をVH/2にプリチャージする。さらにセルトランジス
タでパンチスルーを生ずるときワード線22の電圧をV
Hから基底電圧に下げてパンチスルーが生ずるように誘
導して再びVH/2に引き上げることによりビット線電
圧がVHの時にはキャパシタに−VH/2に当該する情
報を格納して、ビット線21の電圧がVH/2の時には
0Vに当該する情報を格納する。
【0054】また、読取りサイクルでは、図14に示す
ように、ビット線21電圧をVH(ここでは5V)にプ
リチャージした状態で、ワード線22電圧をプリチャー
ジされたVH/2からVHに引き上げてビット線21に
電圧変動を生じた後、再びVH/2に下げてホールドさ
せる。
【0055】最後に、リフレッシュサイクルでは、図1
5に示すように、本発明のDRAMセルの書込みサイク
ル動作を示す図13における動作と同一である。
【0056】以下、本発明の第3実施形態によるメモリ
装置に関して説明する。本発明の第3実施形態によるメ
モリ装置の回路構成を図16に示す。本発明のメモリ装
置の第3実施形態による回路構成は、第1ゲート23a
と第2ゲート23bを有するアクセストランジスタと、
前記第2ゲート23bに連結されるワード線22と、前
記アクセストランジスタのソース電極24bに連結され
るビット線21とから構成される。ビット線21に連結
されていないアクセストランジスタの他の1つの電極、
即ち、ドレイン電極24bは前記第1ゲート23aに連
結される。ビット線21は周知のようにセンスアンプの
入力端子に連結されている。
【0057】前記のような構成を有する第2実施形態に
よるメモリ装置の書込み及び読取り動作は次の通りであ
る。先ず、情報の書込み動作は次の通りである。ワード
線22を介してトランジスタの第2ゲート23bに書込
み電圧を印加して、第1ゲート23aに動作電圧を誘起
させてセルトランジスタを動作状態とする。ビット線2
1からソース/ドレイン通路を利用して情報を第1ゲー
ト23aに格納する。情報が格納されると、ワード線2
2を介して再び第2ゲート23bに他の電圧を印加する
か或いは書込み電圧を維持してセルトランジスタを動作
しないようにすることにより第1ゲート23aに格納さ
れた情報を残留させる。
【0058】一方、格納された情報の読取り動作は次の
通りである。ワード線22を介して第2ゲート23bに
読取り電圧を印加して第1ゲート23aに電圧を誘起さ
せてトランジスタを動作状態とする。ソース/ドレイン
通路を介して情報がビット線21に転送される。前記の
ビット線21に転送される信号情報に基づいて変動した
ビット線21電圧とダミーセルのビット線21に表れる
基準電圧とを比較し、増幅して第1ゲート23aに格納
された情報の状態を把握する。
【0059】前記のような回路構成を有する本発明の第
3実施形態によるメモり装置に関して説明すると次の通
りである。図17は本発明の第3実施形態によるDRA
M装置のレイアウト図及び構造断面図である。先ず、P
型半導体基板30の素子隔離領域に形成されるフィール
ド酸化膜31により半導体基板30に活性領域が定めら
れる。活性領域に第1、2不純物拡散領域32a、32
bが形成され、第1、2不純物拡散領域32a、32b
の間のチャンネル領域にゲート絶縁膜33が形成され
る。ゲート絶縁膜33上に第2ゲート34bが形成さ
れ、その上に誘電体膜35が形成される。誘電体膜35
上に第1ゲート34aが形成されるが、これは前記第1
不純物拡散領域32aと接触させられる。第1ゲート3
4aの上側に第1層間絶縁膜36が形成されている。そ
の上にワード線22が第2ゲート34bに接続されて形
成される。前記ワード線22を含む全面に第2層間絶縁
膜37が形成され、ワード線22、第1、2ゲート34
a、34bと絶縁されて形成されたビット線コンタクト
孔25を介して不純物拡散領域32bに接触させられて
ビット線21がワード線22に垂直の方向に形成されて
いる。
【0060】前記のような構成を有する本発明の第3実
施形態によるメモリ装置の製造方法を図18、19に基
づいて説明する。まず、図18(a)に示すように、パ
ッド酸化膜と窒化膜とで構成された酸化防止マスクを利
用した酸素雰囲気における熱処理工程で半導体基板30
の素子隔離領域にフィールド酸化膜31を形成して活性
領域を定める。活性領域にゲート絶縁膜33を形成す
る。
【0061】次いで、(b)に示すように、ゲート絶縁
膜33を含む半導体基板30の全面に第2ゲート34b
を形成するための第1ポリシリコン層28a及び一定の
厚さの誘電体層35を低圧CVD法等で順次形成する。
誘電体層35は第2ゲート34bに任意の電圧V1を印
加したとき第1ゲート34aに0.1V1以上が誘起さ
れるようにその厚さと誘電率(3.0以上)を決定す
る。これは50〜1000オングストロームの厚さを有
するシリコン酸化膜を使用して形成する。そして誘電体
層35上に第1ゲート34aを形成するための第2ポリ
シリコン層28bを低圧CVD法等で形成する。
【0062】次いで、図18(c)に示すように、第2
ポリシリコン層28b、誘電体層35、第1ポリシリコ
ン層28aを選択的にエッチングして第1ゲート接続孔
29及び第2不純物拡散領域32bを形成するためのコ
ンタクト孔を形成する。そして第1ゲート接続孔29及
び第2不純物拡散領域32bを形成するためのコンタク
ト孔を介してイオン注入及び熱処理を介する拡散工程で
第1、2不純物拡散領域32a、32bを形成する。こ
のとき、イオン注入工程はn-MOSの場合P、As、
そしてp-MOSの場合にはB、Sb等のイオンを注入
する。
【0063】そして、図19(d)に示すように、全面
に酸化膜層を形成して選択的にエッチバックして第1ゲ
ート接続孔29及びコンタクト孔の側面に側壁酸化膜4
0を形成する。次いで、全面に第1ゲート34aを形成
するために第3ポリシリコン層を前記第1不純物拡散領
域32aに接触されるように形成する。この第3ポリシ
リコン層を第1ゲート接続孔29を含む第2ゲート34
b上側にのみ残るように除去して第1ゲート34aを完
成する。次いで、前記1ゲート34a及び第2不純物拡
散領域32bを含む全面に第1層間絶縁膜36を形成す
る。
【0064】図19(e)に示すように、前記第1層間
絶縁膜36に導電性物質を堆積してパターニングしてワ
ード線22を形成する。このとき、このワード線22は
図面に示されていないがセルブロックが形成されていな
い部分で第2ゲート34bに接触される。さらに、前記
ワード線22を含む全面に第2層間絶縁膜37を形成し
た後、セルとセルとの分離領域の第2層間絶縁膜37と
第1層間絶縁膜36を選択的に除去してビット線接続孔
25を形成する。次いで、前記ビット線接続孔25を含
む全面に導電性物質を堆積してパターニングして第2不
純物拡散領域32bに接触するようにビット線21を形
成する。
【0065】最後に、回路構成が第3実施形態と同じで
ある本発明の第4実施形態を説明する。図20は本発明
の第2実施形態によるDRAM装置の他のレイアウト図
及び構造断面図である。本発明の第4実施形態によるメ
モリ装置は、先ず、P型半導体基板30の素子隔離領域
に形成されるフィールド酸化膜31により定められた活
性領域に第1、2不純物拡散領域32a、32bが形成
されている。前記第1、2不純物拡散領域32a、32
bの間のチャンネル領域上にゲート絶縁膜33が形成さ
れ、その上に第2ゲート34bが形成されている。第2
ゲート34bの上側に第2ゲート34bに接触されて第
2ゲートコンタクト層41が形成され、その上に誘電体
層35が形成されている。誘電体層35の上には第1ゲ
ート接続孔29を介して第1不純物拡散領域32aに接
触された第1ゲート34aが設けられている。第1ゲー
ト34aの上側には第1層間絶縁膜36が設けられてお
り、そこにはワード線コンタクト孔26が形成されてい
る。ワード線22がワード線コンタクト孔26を介して
第2ゲート34bに接続されて形成されている。第2層
間絶縁膜37がワード線22を含む全面に形成され、そ
の上に、ビット線21が、ワード線22、第1、2ゲー
ト34a、34bに絶縁されて形成されるビット線コン
タクト孔25を介して第2不純物拡散領域32bに接触
されて、ワード線22に垂直の方向に形成されている。
【0066】前記のような本発明の第2実施形態による
他のメモリ素子の製造方法を図21、22に基づいて説
明する。先ず、図21(a)に示すように、パッド酸化
膜と窒化膜とで構成された酸化防止マスクを利用した酸
素雰囲気における熱処理工程で半導体基板30の素子隔
離領域にフィールド酸化膜31を形成して活性領域を定
め、その活性領域上にゲート絶縁膜33を形成する。ゲ
ート絶縁膜33上に第1ポリシリコン層を形成してパタ
ーニングして第2ゲート34bを形成した後、前記第2
ゲート34bをマスクとしてn-MOSの場合にはP、
Asを、p-MOSの場合にはB、Sbなどのイオンを
注入して熱処理して第1、2不純物拡散領域32a、3
2bを形成する。そして第1、2不純物拡散領域32
a、32bと第2ゲート34bを含む全面に酸化膜39
を形成する。
【0067】次いで、図21(b)に示すように、前記
酸化膜39を選択的にエッチングして第2ゲート34b
の一部を露出させる。
【0068】そして図21(c)に示すように、前記第
1不純物拡散領域32aに接触されるように第2ゲート
34b上に低圧CVD等で第2ゲートコンタクト層41
を形成する。次いで、第2ゲートコンタクト層41上に
一定の厚さの誘電体層35を形成する。このとき、前記
の誘電体層35は第2ゲート34bに任意の電圧V1を
印加したとき第1ゲート34aに0.1V1以上が誘起
されるようにその厚さと誘電率(3.0以上)を決定す
る。50〜1000オングストロームの厚さを有するシ
リコン酸化膜を使用して形成する。
【0069】そして図22(d)に示すように、前記第
1不純物拡散領域32a上側の誘電体層35、第2ゲー
トコンタクト層41を選択的にエッチングして第1ゲー
ト接続孔29を形成する。そして全面に酸化膜を堆積し
てエッチバックして前記第1ゲート接続孔29の側面に
側壁酸化膜40を形成する。次いで、前記第1ゲート接
続孔29を含む全面に第2ポリシリコン層を形成した後
に、第2不純物拡散領域32b上側の第2ポリシリコン
層、誘電体層35、第2ゲートコンタクト層41を選択
的に除去する。
【0070】そして、図14(e)に示すように、第2
不純物拡散領域32bを含む全面に第1層間絶縁膜36
を形成して選択的にエッチングしてワード線接続孔を形
成する。このワード線接続孔はセルブロックが形成され
ていない領域に形成されるので、図面には示されていな
い。ワード線接続孔を含む全面に導電性物質を堆積して
パターニングしてワード線22を形成する。ワード線2
2を含む全面に第2層間絶縁膜37を形成した後、セル
とセルとの分離領域の第2層間絶縁膜37、第1層間絶
縁膜36、酸化膜39を選択的に除去してビット線接続
孔25を形成する。次いで、前記ビット線接続孔25を
含む全面に導電性物質を堆積してパターニングしてビッ
ト線21を形成する。
【0071】前記のような本発明の第3、4実施形態に
よるメモリ装置の書込みと読取り、リフレッシュ動作に
ついて説明すると下記の通りである。本発明の第3実施
形態によるメモリ装置の書込みと読取り、及びリフレッ
シュ動作はスタンドバイ状態でビット線、ワード線に印
加される電圧の状態に応じて2つの動作方法がある。先
ず、本発明の第3実施形態による単一トランジスタメモ
リ素子の一動作方法について説明する。図23、24は
本発明の第3実施形態によるDRAM装置の一動作過程
を示す説明図である。基本的にスタンドバイ状態では基
板を基底電圧(VG)又は低電圧(VL)状態に置いて
ワード線22には基底電圧や低電圧を印加した状態を維
持してセルトランジスタをoff状態に保つ。したがっ
て、ドレイン電極24bはビット線21と電気的に断絶
された状態となっている。この際、セルトランジスタの
しきい電圧は0Vと仮定する。
【0072】先ず、書込み動作について図23を参考し
て説明する。ロジック値‘1’の書込み動作は次の通り
である。ビット線21の高電圧(VH、ここでは2.5
V)を印加してワード線22を選択して書込み電圧(セ
ルトランジスタを動作させるためのしきい電圧以上の電
圧で、本実施形態では2.5 V)を第2ゲート34bに
印加する。第1ゲート34aとこれに連結されたドレイ
ン電極24bには、静電結合により高い電圧(VH)が
誘起されてセルトランジスタはoff状態を維持するよ
うになる。即ち、セルトランジスタの第2ゲート34b
の電圧よりソース電極24aやドレイン電極24bの電
圧が等しいか又は高い状態になってセルトランジスタは
off状態を維持するようになる。この際、キャパシタ
には0Vに当該する情報が格納される。前記の情報は次
の読取り動作が行われるときまで残留するようになる。
【0073】そして、ロジック値‘0’の書込み動作は
次の通りである。ビット線21に基底電圧又は低電圧
(VL)を印加し、ワード線22を選択して高い電圧
(VH:トランジスタを動作させるためのしきい電圧以
上の電圧として本発明の第1実施形態による第1動作で
は2.5 V)を第2ゲート23bに印加すると第1ゲー
ト23aとこれに連結されたドレイン電極24bには静
電結合により高い電圧(VH)が誘起されてセルトラン
ジスタはon状態に変わる。
【0074】ビット線21の電子ポテンシャルエネルギ
ー(−qVG=0)がドレイン電極24bの電子ポテン
シャルエネルギー(−qVH)より高くなるので電子が
ビット線21から第1ゲート23a方向に流れ込むよう
になり、電子が移動されると再びドレイン電極24bの
電圧が0Vに低くなる。
【0075】前記のように、ドレイン電極24bの電圧
が低くなるとビット線21の電子ポテンシャルがドレイ
ン電極24bの電子ポテンシャルと等しくなるので、平
衡状態になって、それ以上の電荷の移動が発生しない。
したがって、キャパシタの両端には正のVH電圧に当該
する電荷が格納される。以後、ワード線22の電圧をV
Hに維持するとセルトランジスタはoff状態を続けて
維持して情報を維持するようになる。
【0076】次に、読取り動作について図24を参考し
て説明すると次の通りである。ビット線21をプリチャ
ージさせて、プリチャージされたビット線にVH(ここ
では2.5 V)又はVG(0V)を印加する。ワード線
22を選択して、選択されたワード線22の電圧を0V
としたスタンドバイ状態で読取り電圧(VG:ここでは
0V)を第2ゲート23bに印加する。この際、第1ゲ
ート23aにロジック値‘1’に当該する情報が格納さ
れている場合には、ビット線21にVHが印加された状
態であるから、第2ゲート23bの電圧に対して第1ゲ
ート23aとこれに連結されたドレイン電極24bやソ
ース電極24aの電圧が等しい又は高い状態になってセ
ルトランジスタはoff状態に維持される。前記のよう
に、セルトランジスタがoffになるとソース電極24
aとドレイン電極24bとの間の通路が閉鎖されて、キ
ャパシタには0Vに当該する電荷が格納される。
【0077】そして第1ゲート23aにロジック値
‘0’に当該する情報が格納されている場合には、ビッ
ト線21にVGが印加された状態であるから、ワード線
22の電圧がVHからVGに変わると、第1ゲート23
aとこれに連結されたドレイン電極24bには静電結合
により低い電圧(VG−VH、ここでは−2.5 V)が
誘起されて第2ゲート23bに対して電圧が低くなるの
で、セルトランジスタがon状態になり、ビット線21
のポテンシャルエネルギー(−qVG)がドレイン電極
24bの電子ポテンシャルエネルギー(−qVG+qV
H)より低くなるので電子がドレイン電極24bからビ
ット線21の方向に流れるようになる。
【0078】前記のように、電子が流れ込む間にビット
線21はVG−VHに当該する電荷カップリングを受け
るようになる。これと共に再びドレイン電極24bの電
圧がVHに上昇する。こうなると、ビット線21の電子
ポテンシャルがドレイン電極24bの電子ポテンシャル
(VG)と等しくなるので、平衡状態になって、それ以
上の電荷の移動が発生しないようになる。即ち、セルト
ランジスタがoff状態になり、キャパシタには0Vに
当該する情報が格納された状態に戻る。前記のような情
報の格納状態は次の書込み又はリフレッシュ動作が起こ
るときまで維持される。そしてリフレッシュ動作は基本
的に書込み動作と一致する。
【0079】前記のような本発明の第3実施形態による
メモリ装置の書込み及び読取り動作は第2ゲート23b
にロジック値‘1’と‘0’に当該する情報を格納で
き、格納された情報をロジック値‘0’の場合にのみ読
み出すことができるようにすることによりメモリ素子の
動作を行うようになる。
【0080】即ち、読取りサイクル動作で分かれるよう
に、ロジック値‘0’の時、ビット線21にVG−VH
(ここでは−2.5 V)に当該する電荷変動を生じ、ロ
ジック値‘1’の時には変動を生じないので、この差に
より格納された情報を識別できるようになる。
【0081】図25、26は本発明の第4実施形態によ
るDRAM装置の他の動作過程を示す説明図で、図2
3、24に示す同じように動作する。但し、書込みサイ
クルと読取りサイクルにおいてワード線22とビット線
21をVH/2にプリチャージした状態で動作を初め、
且つ終えるようにすることが異なるだけである。ここに
おいて、VHは5V、VGは2.5 Vである。
【0082】
【発明の効果】前記のような本発明のメモリ装置は次の
ような効果がある。第一に、情報の格納手段としてのキ
ャパシタを有しないので単位セルの面積を減少させて素
子の集積度を向上させることができる。第二に、キャパ
シタを構成するための3次元的な構造を必要とせず、電
導層の数が減少するので段差が小さくなる。したがっ
て、後工程における露光及びエッチング工程の適用性が
改善されて素子の収率を向上させることができる。第三
に、熱処理工程等の全体的な工程のステップ数を減少さ
せることができるので素子の製造原価の改善を期待でき
る。第四に、1つのセルトランジスタだけで単位セルを
構成するので、ビット線を金属配線で形成することも可
能であり、ワード線のゲートストラップ(Strap)を増加
させるか或いはワード線のプリチャージを適用すること
ができるので情報の伝達速度や信号対雑音比を向上させ
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一般的なDRAMセルの回路図である。
【図2】 本発明のDRAMセルの回路図である。
【図3】 本発明の第1実施形態によるDRAM装置の
回路図である。
【図4】 本発明の第1実施形態によるDRAM装置の
レイアウト図及び構造断面図である。
【図5】 本発明の第1実施形態によるDRAM装置の
製造方法を示す工程断面図である。
【図6】 本発明の第1実施形態によるDRAM装置の
製造方法を示す工程断面図である。
【図7】 本発明の第2実施形態によるDRAM装置の
他のレイアウト図及び構造断面図である。
【図8】 本発明の第2実施形態によるDRAM装置の
製造方法を示す工程断面図である。
【図9】 本発明の第2実施形態によるDRAM装置の
製造方法を示す工程断面図である。
【図10】 本発明の第1実施形態によるDRAM装置
の一動作過程を示す説明図である。
【図11】 本発明の第1実施形態によるDRAM装置
の一動作過程を示す説明図である。
【図12】 本発明の第1実施形態によるDRAM装置
の一動作過程を示す説明図である。
【図13】 本発明の第2実施形態によるDRAM装置
の一動作過程を示す説明図である。
【図14】 本発明の第2実施形態によるDRAM装置
の一動作過程を示す説明図である。
【図15】 本発明の第2実施形態によるDRAM装置
の一動作過程を示す説明図である。
【図16】 本発明の第3実施形態によるDRAM装置
の回路図である。
【図17】 本発明の第3実施形態によるDRAM装置
のレイアウト図及び構造断面図である。
【図18】 本発明の第3実施形態によるDRAM装置
の製造方法を示す工程断面図である。
【図19】 本発明の第3実施形態によるDRAM装置
の製造方法を示す工程断面図である。
【図20】 本発明の第4実施形態によるDRAM装置
のレイアウト図及び構造断面図である。
【図21】 本発明の第4実施形態によるDRAM装置
の他の製造方法を示す工程断面図である。
【図22】 本発明の第4実施形態によるDRAM装置
の他の製造方法を示す工程断面図である。
【図23】 本発明の第3実施形態によるDRAM装置
の一動作過程を示す説明図である。
【図24】 本発明の第3実施形態によるDRAM装置
の一動作過程を示す説明図である。
【図25】 本発明の第4実施形態によるDRAM装置
の他の動作過程を示す説明図である。
【図26】 本発明の第4実施形態によるDRAM装置
の他の動作過程を示す説明図である。
【符号の説明】
21:ビット線 22:ワード線 23a、34a:第1ゲート 23b、34
b:第2ゲート 24a:ソース電極 24b:ドレイ
ン電極 25 :ビット線接続孔 26:ワード
線接続孔 27:第2ゲート接続孔 28a:第1ポ
リシリコン層 28b:第2ポリシリコン層 29:第1ゲー
ト接続孔 30:半導体基板 31:フィール
ド酸化膜 32a:第1不純物拡散領域 32b:第2不
純物拡散領域 33:ゲート絶縁膜 35:誘電体層 36:第1層間絶縁膜 37:第2層間
絶縁膜 38:不純物拡散領域コンタクト層 39:酸化膜 40:側壁酸化膜 41:第2ゲー
トコンタクト層
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−25269(JP,A) 特開 平6−29552(JP,A) 特開 昭56−105667(JP,A) 特開 昭58−56453(JP,A) 特開 昭60−95964(JP,A)

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワード線に連結される第1ゲートと、ビット線に連結される ソース、ドレインと、 前記ドレインと連結されて前記第1ゲートに印加される
    信号の少なくとも一部分が誘起される第2ゲートと、 前記ソースと前記ドレインとの間に形成されたチャンネ
    ルと、 を有することを特徴とするメモリセル。
  2. 【請求項2】 セル駆動信号を印加する複数個のワード
    線と、 情報を入力或いは出力するビット線と、 それぞれ上側ゲート、ソース、ドレイン、前記ソースと
    前記ドレインとの間に形成されたチャンネル、前記ドレ
    インに連結されて前記上側ゲートに印加される信号の少
    なくとも一部分が誘起される下側ゲートを含む複数個の
    セルとを有し、 前記各セルの上側ゲートは対応する1つのワード線に連
    結され、各セルのソースは対応する1つのビット線に連
    結されることを特徴とするメモリ装置。
  3. 【請求項3】 下側ゲートにロジック値‘1’に該当す
    る情報が格納されている場合には、ワード線に読取り電
    圧が印加されると情報がビット線に転送されることを特
    徴とする請求項2記載のメモリ装置。
  4. 【請求項4】 下側ゲートにロジック値‘0’に当該す
    る情報が格納されている場合には、ワード線に読取り電
    圧が印加されると下側ゲートとビット線が電気的に切り
    離されることを特徴とする請求項2記載のメモリ装置。
  5. 【請求項5】 半導体基板と、 前記半導体基板の素子隔離領域に形成されるフィールド
    酸化膜と、 前記フィールド酸化膜により決められた半導体基板の活
    性領域に形成される複数の第1不純物拡散領域と第2不
    純物拡散領域とであって、2個の第1不純物拡散領域と
    1個の第2不純物拡散領域とで2ビットのセルを形成す
    る第1不純物拡散領域と第2不純物拡散領域と、 前記それぞれの第1不純物拡散領域と第2不純物拡散領
    域の間のチャンネル領域上に形成されるゲート絶縁膜
    と、 前記それぞれの第1不純物拡散領域に接触されて形成さ
    れる第2ゲートと、 前記それぞれの第2ゲート上に形成される誘電体層と、 前記それぞれの誘電体層上に形成される第1ゲートと、 ワード線を前記第1ゲートに接触するためのワード線コ
    ンタクトホールを備えて第1ゲートの上に形成される第
    1層間絶縁膜と、 前記ワード線コンタクトホールを介して第1ゲートに接
    続されて形成されるワード線と、 前記ワード線を含む全面に形成される第2層間絶縁膜
    と、 前記ワード線を含む第1、第2ゲートから絶縁されて形
    成されるビット線コンタクトホールを介して第2不純物
    拡散領域に対応して接続されて形成されるビット線と、 を有することを特徴とするメモリ装置。
  6. 【請求項6】 誘電体層は第1ゲートに印加される電圧
    の1/10以上が誘起される厚さと誘電率を有すること
    を特徴とする請求項5記載のメモリ装置。
  7. 【請求項7】 半導体基板にフィールド酸化膜を選択的
    に形成して活性領域を定める工程と、 前記活性領域表面にゲート絶縁膜を選択的に形成する工
    程と、 前記露出された活性領域に複数個の第1不純物拡散領域
    を形成して全面に第1ポリシリコン層を形成する工程
    と、 前記第1ポリシリコン層上に誘電体層と、第2ポリシリ
    コン層とを形成する工程と、 前記第2ポリシリコン層、誘電体層、第1ポリシリコン
    層、ゲート絶縁膜を選択的にエッチングして互いに分離
    して積層される第1、2ゲートを有する複数個のトラン
    ジスタを形成する工程と、 全面に第1層間絶縁膜を形成した後、導電性物質を堆積
    してパターニングして複数個のワード線を形成する工程
    と、 前記ワード線を含む全面に第2層間絶縁膜を形成した
    後、第2層間絶縁膜と第1層間絶縁膜を選択的に除去し
    て半導体基板を部分的に露出させる工程と、 前記露出された半導体基板の表面に複数個の第2不純物
    拡散領域を形成するとともに前記それぞれの第1不純物
    拡散領域と第2不純物拡散領域の間にチャンネル領域を
    形成し、前記第2不純物拡散領域に接続されるようにビ
    ット線を形成する工程と、 を有することを特徴とするメモリ装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 半導体基板と、 前記半導体基板の素子隔離領域に形成されるフィールド
    酸化膜と、 前記フィールド酸化膜により決められた半導体基板の活
    性領域に形成される複数の第1不純物拡散領域と第2不
    純物拡散領域とであって、2個の第1不純物拡散領域と
    1個の第2不純物拡散領域とで2ビットのセルを形成す
    る第1不純物拡散領域と第2不純物拡散領域と、 前記それぞれの第1不純物拡散領域と第2不純物拡散領
    域の間のチャンネル領域上に形成されるゲート絶縁膜
    と、 前記それぞれのゲート絶縁膜上に形成される第2ゲート
    と、 前記それぞれの第1不純物拡散領域及び第2ゲートに接
    触されて形成される不純物拡散領域コンタクト層と、 前記それぞれの不純物拡散領域コンタクト層上に形成さ
    れる誘電体層と、 前記それぞれの誘電体層上に形成される第1ゲートと、 前記それぞれの第1ゲートの上側に形成される第1層間
    絶縁膜と、 前記それぞれの第1ゲートに接続されて形成されるワー
    ド線と、 前記それぞれのワード線を含む全面に形成される第2層
    間絶縁膜と、 前記それぞれの第2不純物拡散領域に接触されて形成さ
    れるビット線と、 を有することを特徴とするメモリ装置。
  9. 【請求項9】 半導体基板の素子隔離領域にフィールド
    酸化膜を形成して活性領域を定める工程と、 前記活性領域表面にゲート絶縁膜を形成する工程と、 前記ゲート絶縁膜上に第1ポリシリコン層を形成し、そ
    れらをパターニングして、それらをマスクに不純物をイ
    オン注入して複数個の第1不純物拡散領域と第2不純物
    拡散領域であって、2個の第1不純物拡散領域と1個の
    第2不純物拡散領域とで2ビットのセルを形成する第1
    不純物拡散領域と第2不純物拡散領域を形成するととも
    に前記それぞれの第1不純物拡散領域と第2不純物拡散
    領域の間にチャンネル領域を形成する工程と、 前記第1不純物拡散領域を除いて全面に酸化膜を形成す
    る工程と、 前記第1不純物拡散領域及び前記パターニングされた第
    1ポリシリコン層に接触されるように不純物拡散領域コ
    ンタクト層を形成する工程と、 前記不純物拡散領域コンタクト層上に一定の厚さの誘電
    体層、第2ポリシリコン層を形成する工程と、 前記第2ポリシリコン層、誘電体層、不純物拡散領域コ
    ンタクト層を選択的にエッチングして互いに分離して積
    層される第1、2ゲートを有する複数個のトランジスタ
    を形成する工程と、 全面に第1層間絶縁膜を形成し、上側にワード線を形成
    する工程と、 前記ワード線を含む全面に第2層間絶縁膜を形成した
    後、前記ワード線に垂直である方向にビット線を形成す
    る工程と、 を有することを特徴とするメモリ装置の製造方法。
  10. 【請求項10】 セル駆動信号を印加する複数個のワー
    ド線と、 情報を入力又は出力するビット線と、 下側ゲート、ソース、ドレイン、前記ソースと前記ドレ
    インとの間に形成されたチャンネル、前記ドレインに連
    結されて前記下側ゲートに印加される信号の少なくとも
    一部分が誘起される上側ゲートを含む複数個のセルとで
    構成されて、 前記各セルの下側ゲートは対応する1つのワード線に連
    結され、各セルのソースは対応する1つのビット線に連
    結されることを特徴とするメモリ装置。
  11. 【請求項11】 半導体基板と、 前記半導体基板の素子隔離領域に形成されるフィールド
    酸化膜と、 前記フィールド酸化膜により定められた活性領域に形成
    される複数個の第1不純物領域と第2不純物拡散領域と
    であって、2個の第1不純物拡散領域と1個の第2不純
    物拡散領域とで2ビットのセルを形成する第1不純物拡
    散領域と第2不純物拡散領域と、 前記それぞれの第1不純物拡散領域と第2不純物拡散領
    域の間のチャンネル領域上に形成されるゲート絶縁膜
    と、 前記第1、2不純物拡散領域を以外の活性領域に形成さ
    れる複数個の第2ゲートと、 前記第2ゲート上に形成される誘電体膜と、 前記誘電体膜上に前記それぞれの第1不純物拡散領域に
    接触されて形成される第1ゲートと、 前記第1ゲートの上側に形成される第1層間絶縁膜と、 前記それぞれの第2ゲートに接続されて形成されるワー
    ド線と、 前記ワード線を含む全面に形成される第2層間絶縁膜
    と、 前記ワード線に垂直である方向にそれぞれの第2不純物
    拡散領域に接触されて形成される複数個のビット線とを
    有することを特徴とするメモリ装置。
  12. 【請求項12】 半導体基板に選択的にフィールド酸化
    膜を形成して活性領域を定める工程と、 前記活性領域上にゲート絶縁膜を形成する工程と、 前記ゲート絶縁膜を含む半導体基板の全面に第1ポリシ
    リコン層及び一定の厚さの誘電体層を順次に形成する工
    程と、 前記誘電体層上に第2ポリシリコン層を形成し、第2ポ
    リシリコン層、誘電体層、第1ポリシリコン層、ゲート
    絶縁膜を選択的にエッチングして基板を露出させる工程
    と、 前記露出された基板にイオン注入及び熱処理による拡散
    工程で複数個の第1不純物領域と第2不純物領域とであ
    って、2個の第1不純物拡散領域と1個の第2不純物拡
    散領域とで2ビットのセルを形成する第1不純物拡散領
    域と第2不純物拡散領域とを形成するとともに前記それ
    ぞれの第1不純物拡散領域と第2不純物拡散領域の間に
    チャンネル領域を形成する工程と、 全面に第3ポリシリコン層を前記第1不純物拡散領域に
    接触されるように形成する工程と、 前記第3ポリシリコン層を第1ゲート接続孔を含む第2
    ゲート上側のみに残るように除去して複数個の第1ゲー
    トを形成する工程と、 前記第1ゲート及び第2不純物拡散領域を含む全面に第
    1層間絶縁膜を形成した後、複数個のワード線を形成す
    る工程と、 前記ワード線を含む全面に第2層間絶縁膜を形成した
    後、複数個のビット線を形成する工程と、 を有することを特徴とするメモリ装置の製造方法。
  13. 【請求項13】 半導体基板と、 前記半導体基板の素子隔離領域に形成されるフィールド
    酸化膜と、 前記フィールド酸化膜により定められた半導体基板の活
    性領域に形成される複数個の第1不純物領域と第2不純
    物領域とであって、2個の第1不純物拡散領域と1個の
    第2不純物拡散領域とで2ビットのセルを形成する第1
    不純物拡散領域と第2不純物拡散領域と、 前記それぞれの第1不純物拡散領域と第2不純物拡散領
    域の間のチャンネル領域上に形成されるゲート絶縁膜
    と、 前記ゲート絶縁膜上に形成される複数個の第2ゲート
    と、 前記第2ゲート上側に第2ゲートに接触させて形成され
    る第2ゲートコンタクト層と、 前記第2ゲートコンタクト上に形成される誘電体層と、 前記誘電体層上にそれぞれの第1不純物拡散領域に接触
    されて形成される複数個の第1ゲートと、 前記第1ゲート上側にワード線コンタクト孔を有して形
    成される第1層間絶縁膜と、 前記ワード線コンタクト孔を介してそれぞれの第2ゲー
    トに対応して接続されて形成される複数個のワード線
    と、 前記ワード線を含む全面に形成される第2層間絶縁膜
    と、 前記ワード線に垂直の方向に第2不純物拡散領域に接触
    させて形成される複数個のビット線とを有することを特
    徴とするメモリ装置。
  14. 【請求項14】 半導体基板の素子隔離領域にフィール
    ド酸化膜を形成し、前記フィールド酸化膜により定めら
    れた活性領域上にゲート絶縁膜を形成する工程と、 前記ゲート絶縁膜上に第1ポリシリコン層を形成してパ
    ターニングして複数個 の第2ゲートを形成した後、それをマスクとして第1、
    2不純物拡散領であって、2個の第1不純物拡散領域と
    1個の第2不純物拡散領域とで2ビットのセルを形成す
    る第1、2不純物拡散領域を形成するとともに前記それ
    ぞれの第1不純物拡散領域と第2不純物拡散領域の間に
    チャンネル領域を形成する工程と、 前記第1、2不純物拡散領域及び第2ゲートを含む全面
    に酸化膜を形成して選択的にエッチングして第2ゲート
    の一部を露出させる工程と、 前記第1不純物拡散領域に接触されるように第2ゲート
    上に第2ゲートコンタクト層を形成する工程と、 前記第2ゲートコンタクト上に一定の厚さの誘電体層を
    形成して、前記誘電体層上にそれぞれの第1不純物拡散
    領域に連結されるように複数個の第1ゲートを形成する
    工程と、 全面に第1層間絶縁膜を形成した後、導電性物質を堆積
    してパターニングして複数個のワード線を形成する工程
    と、 前記ワード線を含む全面に第2層間絶縁膜を形成した
    後、導電性物質を堆積してパターニングして複数個のビ
    ット線を形成する工程とを有することを特徴とするメモ
    リ装置の製造方法。
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