JP3120065U - 幟竿支持装置 - Google Patents

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千暁 唐木
一夫 手塚
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株式会社紅屋商店
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Abstract

【課題】フェンスの支柱を利用して幟竿を十分に安定的に設立でき、さらに幟の設置や取扱いを簡略化可能にする。
【解決手段】幟竿20の挿通が可能なパイプ挿着部16と、パイプ挿着部16に連接され、フェンス11の支柱12に対し該支柱12を挟むように取り付けられる一対の挟持片17とを有する幟竿支持具13、14が、支柱2の上下部に装着され、支柱12の下部側に取り付けられる幟竿支持具14のパイプ挿着部16には、このパイプ挿着部16に挿通される前記幟竿の軸方向および回転方向への移動を規制する移動規制部材22、23が設けられる。
【選択図】図1

Description

本考案は、境界フェンスの支柱を利用して幟竿を立てるのに使用する幟竿支持装置に関する。
従来から、商店等では、商品やサービスの宣伝、広告のために、その商品やサービスに関する文字や図形を表示した幟が、広く利用されている。この幟は、例えば垂直に設立される幟竿と、この幟竿の上端に水平に取り付けられた横棒と、この横棒と幟竿に対し上部および一側部に設けられた複数の耳輪が挿通される幟布とからなる(例えば、特許文献1参照)。
この構成になる幟では、幟布が、上部および一側部の耳輪によって横棒および幟竿に脱落することなく、平らに垂下支持されるところから、幟布上に表示された文字や図形を、付近の人々の目に触れ易くすることができる。なお、風を受けて幟布がユラユラたなびくことにより、その文字や図形がさらに人々の注意を惹くこととなり、宣伝、広告機能をさらに高めることができる。
ところで、前記幟は、商店の店先や舗道の一部に、例えばコンクリート製の基台を設置し、この基台の中心部に形成された支持穴に幟竿の下端を挿入または圧入することにより、略垂直に設立される。
特開平8‐211840号公報
今日では、商品やサービスの宣伝、広告の効果を上げるために、あるいは幟布上の表示が遠くからでも人々が看取できるようにするために、幟の大型化が進んでいる。従って、幟の大型化に伴い長大化する幟竿を安定支持するためには、より重量で大型の基台が必要になり、人の歩行を妨げないで、この基台を店先等に設置する空間を確保することが難しくなっている。また、その基台の設置および取扱いが厄介となり、コスト高になるという問題がある。
本考案は、前記のような従来の問題を解決するものであり、店先や舗道に歩行の邪魔になる基台の設置を省くことができるとともに、幟竿を十分に安定に設立でき、さらに幟の設置や取扱いを簡略化できる幟竿支持装置を提供することを目的とする。
前記目的達成のために、本考案にかかる幟竿支持装置は、境界フェンスを保持する支柱に幟竿を取付ける幟竿支持装置であって、該幟竿の挿通が可能な筒状のパイプ挿着部と、該パイプ挿着部の側部に連接され、前記支柱に対し該支柱を挟持するように取り付けられる一対の板状の挟持片を備えた幟竿支持具からなり、該幟竿支持具を前記支柱の上部と下部に適宜間隔をおいて装着させると共に、前記支柱の下部側の前記幟竿支持具のパイプ挿着部には、該パイプ挿着部に挿通される前記幟竿の軸方向および回転方向への移動を規制する移動規制部材が設けられてなることを特徴とする。
この構成により、挟持片によって境界フェンス支柱に取り付けた幟竿支持具のうち、上部側の幟竿支持具のパイプ挿着部に、幟竿の下端部を下方に向かって差し入れ、さらにこの幟竿の下端部を下部側にある幟竿支持具のパイプ挿着部に差し入れると、幟竿はこれら2つのパイプに略垂直に支持可能となる。
また、下部側にある幟竿支持具のパイプ挿着部内では、移動規制部材によって前記幟竿の下端が軸方向および回転方向への移動が規制される。このため、幟布が強い風を受けても、前記幟竿が各パイプ挿着部内から脱出することはなく、また、旗布上の文字や図形などを所定の方向に向けさせることができる。
また、幟竿支持具はコンクリートで基部が固められたフェンスの支柱に固定されるため、幟の設置空間を小さく抑えることができる。さらに、幟布が風を受けて大きくたなびいても、幟竿を倒れないように強力に支持できる。
また、幟竿支持具は上下別々に適宜間隔で装着されるため、どのような長さの境界フェンス支柱でも取付可能である。
また、本考案にかかる幟竿支持装置は、前記移動規制部材が、前記パイプ挿着部および幟竿を径方向に貫通するボルトおよび該ボルトに螺合するナットであることを特徴とする。
この構成により、幟竿は、下部の幟竿支持具のパイプ内で確実に回転方向および軸方向移動が規制されるため、強風下でも幟布の向きをほぼ一定方向とすることができるとともに、幟竿がパイプ挿着部から脱出して倒れたり、舞い上がったりするのを回避できる。
また、本考案にかかる幟竿支持装置は、前記挟持片が、前記支柱に対する当接面部で平板をなすことを特徴とする。
この構成により、挟持片が例えば矩形断面の支柱の2つの平らな側面に密接するため、この密接部での接触面積および接触抵抗が大きくなる。従って、支柱に対する幟竿支持具の結合強度を高めることができ、この幟竿支持具に対し幟竿を安定支持することができる。
また、本考案にかかる幟竿支持装置は、前記挟持片に、該挟持片を前記支柱にボルト・ナットにて取り付けるための取付孔が設けられていることを特徴とする。
この構成により、幟竿支持具を支柱の側面に移動不可能かつ堅固に保持させることができる。
本考案によれば、幟竿を挿通可能なパイプ挿着部に、フェンスの支柱に対し該支柱を挟むように取り付けられる一対の挟持片を有する上下各一の幟竿支持具を連接し、前記支柱の下部に取り付けられる幟竿支持具のパイプ挿着部に、これに挿通される幟竿の軸方向および円周方向への移動を規制する移動規制部材を設けたことにより、幟竿の下端部を上部および下部の幟竿支持具のパイプ挿着部に、スムースに挿入可能とすることができる。
また、前記支柱の下部にある幟竿支持具のパイプ挿着部内では、幟竿の下端部が軸方向および回転方向への移動が規制されるため、強い風を受けても幟布が安定支持され、幟布上の文字や図形等を所定の方向に向けさせることができる。
以下、本考案にかかる幟竿支持装置の実施形態を、図面を参照して説明する。
図1は、幟竿支持装置の実施形態を示す斜視図であり、この幟竿支持装置を取り付ける境界フェンスとともに示してある。同図において、例えば店舗の敷地と舗道等とを仕切る境界に沿って、コンクリート床に複数本の支柱12が設立され、各支柱12間に網状又は格子状のフェンス11が張設されている。このため、支柱12は大きな外力を受けても、容易には倒壊しない。
この支柱12は、図示のように四側面が平らな各筒材からなり、上面部は塞がれた形態をなす。この支柱12はアルミ材や鋼材などの金属材のほか、剛性の高いプラスチック材などで作られ、必要に応じ、錆止めや化粧のために表面に塗装が施される。
前記支柱12の上下部の各一箇所には、鋼板製の幟竿支持具13、14がボルト・ナット15により取り付けられている。これらのうち、上部の幟竿支持具13は図2乃至図5に示すように、筒状のパイプ挿着部16と、このパイプ挿着部16の外周に一端側が連結された一対の板状の挟持片17とからなる。
各幟竿支持具13、14は、例えば高さが5〜10cm、好ましくは7cmの長さを有し、パイプ挿着部16に挿通させた幟竿が抜けたり、周辺へ大きく揺れないように保持する。また、各挟持片17は、板体をL字状に屈曲した基部17aとこれに続く平板部17bとからなり、平板部17bは支柱12の上部側面を挟むように、この支柱12に固定される。
前記各挟持片17は、図2および図4に示すように、対象形状、寸法を持ち、互いに対向するように、パイプ挿着部16に取り付けられている。そして、各挟持片17端の上下部の2箇所に、それぞれボルト挿入孔18が穿設されている。これにボルトが挿入され、このボルトにナットがねじ込まれる。つまりボルト・ナット止めにより、各挟持片17が支柱12を挟持する形で、堅固に圧着固定される。
なお、各挟持片17はパイプ挿着部16の側部に溶接などによって片持ち固定されるため、片持ち固定部を中心として水平方向のばね性(弾性)が付与される。このため、相対する平板部17bは支柱12の寸法に僅かな違いがあっても、これを吸収した状態でその支柱12に圧着固定することができる。
一方、下部の幟竿支持具14は、全体として、図2乃至図5に示した幟竿支持具13とは同一形状をなすものの、図6および図7に示すように、パイプ挿着部16の下部には、ボルト挿入孔19が穿設されている。このボルト挿入孔19はパイプ挿着部16を径方向に貫通する2つの孔である。なお、このほかの幟竿支持具13と同一の構成部分には同一符号を付して、その重複する説明を省略する。
この上下部の各幟竿支持具13、14は、これらの各パイプ挿着部16に幟竿20を図1に示すように、上方から差し込んで支持するが、下部の幟竿支持具14は、その幟竿20の下端部を軸方向および回転方向に移動規制するように機能する。
図8は、このような幟竿20の移動規制構造を示す。ここでは、幟竿20の下端部に、これを径方向に貫通する2つの挿通孔21が設けられており、前記ボルト挿通孔19および挿通孔21にパイプ挿着部16の外からボルト22が差し込まれ、パイプ挿着部16の外へ出たボルト22の先端にナット23がねじ込まれている。ボルト22およびナット23は、幟竿20の移動規制部材を構成している。
これにより、幟竿20はパイプ挿着部16に対して移動が規制され、パイプ挿着部16の上方へ抜け出たり、パイプ挿着部16の下方へ落ちたりするのを防止できる。
従って、前記のような構成になる幟竿支持装置にあっては、上下部の幟竿支持具13,14を、フェンスの支柱12における所定の上下位置に、図1に示すように、ボルト・ナット15を用いて固定することで、これらが堅固に支柱12に保持可能となる。
また、予め幟布を耳輪等により吊持させた幟竿20を用意し、この幟竿20を幟竿支持具13、14の各パイプ挿着部16に差し入れる。そして、下部のパイプ挿着部16内で幟竿20の前記挿通孔21をパイプ挿着部16のボルト挿入孔19に合致させ、これらの各孔19,21にボルト22を通した後、前記のようにボルト22端にナットをねじ込む。これにより、幟竿20が幟竿支持具14内で移動することなく保持される。
従って、幟の全体が支柱12に対し安定的に保持される。この結果、幟竿20の設立のために、大型で重量の基台をコンクリート床や舗道上に設置する必要がなくなり、従って、人の歩行の邪魔になることもない。また、幟布が強風を受けても支柱12はビクともしないため、幟竿20が安定支持され、これが倒れる心配もない。
また、幟のサイズや幟竿の長さに応じて2つの幟竿支持具13,14の取り付け間隔を任意設定できるため、幟竿20を安定支持できる。
以上のように、前記実施の形態にあっては、幟竿20を挿通可能なパイプ挿着部16と、パイプ挿着部16に連接され、フェンス11の支柱12に対し該支柱12を挟むように取り付けられる一対の挟持片17とを有する幟竿支持具13、14が、前記支柱12の上下部に適宜間隔で装着され、支柱12の下部に取り付け可能な幟竿支持具14のパイプ挿着部16に、該パイプ挿着部16に挿通される幟竿20の軸方向および回転方向への移動を規制する移動規制部材22、23を設けることにより、幟竿20の下端部を上部側および下部側の幟竿支持具13、14のパイプ挿着部16に、スムースに挿入できる。また、下部側にある幟竿支持具14のパイプ挿着部16内では、幟竿20の下端部が軸方向および回転方向への移動が規制されるため、強い風を受けても幟布が安定支持され、幟布上の文字や図形等を所定の方向に向けさせることができる。
本考案にかかる幟竿支持装置は、幟竿の下端部を上部側および下部側の幟竿支持具のパイプ挿着部に、スムースに挿入でき、下部側に位置する幟竿支持具のパイプ挿着部内では、幟竿の下端部が軸方向および回転方向への移動が規制される。これによって、強い風を受けても幟布が安定して支持でき、幟布上の文字や図形等を所定の方向に向けることができるという効果を有し、人の歩行に邪魔にならないフェンスの支柱を利用して、幟を簡単に設立するための幟竿支持装置等として有用である。
本考案の実施形態による幟竿支持装置の使用例を示す斜視図である。 図1に示す上部の幟竿支持具の斜視図である。 図1に示す上部の幟竿支持具の正面図である。 図1に示す上部の幟竿支持具の平面図である。 図1に示す上部の幟竿支持具の左側面図である。 図1に示す下部の幟竿支持具の斜視図である。 図1に示す下部の幟竿支持具の正面図である。 図1における下部の幟竿支持具による幟竿の支持構造を示す断面図である。
符号の説明
11…フェンス
12…支柱
13…上部の幟竿支持具
14…下部の幟竿支持具
16…パイプ挿着部
17…挟持片
18、19…ボルト挿入孔
20…幟竿
22…ボルト(移動規制部材)
23…ナット(移動規制部材)

Claims (4)

  1. 境界フェンスを保持する支柱に幟竿を取付ける幟竿支持装置であって、
    該幟竿の挿通が可能な筒状のパイプ挿着部と、該パイプ挿着部の側部に連接され、前記支柱に対し該支柱を挟持するように取り付けられる一対の板状の挟持片を備えた幟竿支持具からなり、
    該幟竿支持具を前記支柱の上部と下部に適宜間隔をおいて装着させると共に、前記支柱の下部側の前記幟竿支持具のパイプ挿着部には、該パイプ挿着部に挿通される前記幟竿の軸方向および回転方向への移動を規制する移動規制部材が設けられてなることを特徴とする幟竿支持装置。
  2. 前記移動規制部材が、前記パイプ挿着部および幟竿を径方向に貫通するボルトおよび該ボルトに螺合するナットであることを特徴とする請求項1に記載の幟竿支持装置。
  3. 前記挟持片が、前記支柱に対する当接面部で平板をなすことを特徴とする請求項1に記載の幟竿支持装置。
  4. 前記挟持片には、該挟持片を前記支柱にボルト・ナットにて取り付けるための取付孔が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の幟竿支持装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014092717A (ja) * 2012-11-05 2014-05-19 Noboru Yanagisawa 竿取付装置

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