JP3111342U - 標識板支持装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 平地が見つからない傾斜地でも容易に設置できる標識板支持装置を提供する。
【解決手段】 立てた状態で設置される支柱2と、この支柱と交差した状態で支柱に固定される標識板支持用の腕木3と、腕木を支柱に取り付けるための固定手段4、で標識板支持装置1を構成し、固定手段として位置決め機能付き単クランプ41を使用し、この単クランプを腕木あるいは支柱のいずれかに予め固着するようにした。これにより、地面への打ち込みなどの適宜の手段で支柱を立てた状態で設置し、これに単クランプで腕木を固定すればよいので傾斜地でも容易に設置できる。
【選択図】 図1



Description

この考案は、道路脇などに設置される看板や道路標識等の標識板を取り付けるための標識板支持装置に関する。
道路の状況や工事箇所などの各種情報や案内あるいは指示等を表示するための標識板を設置する場合には、標識板の左右の縦枠の下端脚部と標識板の背面に斜めに取り付けられるステーの下端脚部を、地面に打ち込んだ木杭にそれぞれワイヤで縛り付けることが一般に行われており、更に標識板の上部と付近の立木などの間にワイヤを張って補強が行われる場合もあるが、このような設置方法では設置する場所にある程度の広さの平地が必要である。しかしながら、標識板を道路の路面を避けてその法面や道路脇の田畑の畦、土手などの傾斜した場所に設置する場合には、設置箇所に所望の広さの平地を確保できないことが多いため設置には困難が伴い、作業には多くの時間と労力が必要であった。また、このようにして設置された標識板を撤去する場合にも多くの時間と労力を要し、更に撤去の際に切断したワイヤがそのまま放置されて後の事故や怪我の要因となることがあった。
下記特許文献1は、道路脇のガードレールに取り付けて標識板を支える支持装置に関するものであり、上記のような問題点は解決されているが、この文献のものではガードレールの無い場所には設置することができなかった。
実用新案登録第3071288号公報
この考案はこれらの点に着目し、ガードレールの無い傾斜地にも標識板支持装置を容易に設置できるようにすることを課題としてなされたものである。
上記の課題を達成するために、第1の考案では、標識板支持装置を立てた状態で設置される支柱と、この支柱と交差した状態で支柱に固定される標識板支持用の腕木と、腕木を支柱に取り付けるための固定手段、で構成し、固定手段として位置決め機能付き単クランプを使用し、この単クランプを腕木あるいは支柱のいずれかに予め固着している。
第2の考案では、同様に標識板支持装置を支柱と腕木と固定手段で構成し、固定手段として位置決め機能付きクランプとこれに直交するクランプからなる直交クランプを使用するようにしている。
上記の各考案における位置決め機能は、例えばクランプに設けられた突起が支柱あるいは腕木に設けられた係合穴に係合することによって発揮されるように構成される。この場合、複数個の係合穴が位置を異ならせて支柱あるいは腕木に形成されていてもよく、また複数個の係合穴がジグザグ状あるいは螺旋状に支柱に形成された構成も可能である。
第3の考案では、同様に標識板支持装置を支柱と腕木と固定手段で構成し、支柱への取付用クランプとこれに交わる角度を変化できるように連結された腕木取付用クランプからなる自在クランプを固定手段として使用するようにしている。
また、支柱の下部には回り止め用のブレードを設けてもよく、下端に尖端部を設けることもできる。
なお上記の各考案における各種のクランプは、本体に開閉自在の蓋が設けられ、本体にピンで連結されたボルトを蓋の二股部に係止してナットを締め付けることにより、本体と蓋の間にパイプ材を挟持するようにしたものである。これらは緊結金具と称される場合もあるが、本件出願では通称として用いられている「クランプ」の語を用いている。
この考案によれば、地面への打ち込みなどの適宜の手段で支柱を立てた状態で設置すればよいので平地が無くても容易に設置や撤去ができ、撤去後にワイヤが残ることがなく安全である。支柱に係合穴が設けられている場合には、撤去時の引き抜きの際のワイヤの通し穴として利用できる。
腕木の固定手段として用いられる各種のクランプは、設置場所や作業内容などに応じてその種類を適宜使い分ければよく、係合穴に係合した突起により腕木が風の影響などで回転することが防止され、設置の際には特定の係合穴との係合により位置決めも確実に行われる。また固定手段として単クランプを用いたものでは、支柱と腕木との固定操作が容易であり、直交クランプを用いたものでは、支柱に対する腕木の位置が限定されないので、標識板を支柱に対して偏心した状態で取り付けることもでき、支柱を2本以上使用する場合への対応も可能となる。更に自在クランプを用いたものでは、いずれかが傾斜していて平行でない複数本の支柱を用いる場合や平行でもそれらが傾斜している場合でも、腕木を水平な姿勢で取り付けることができる。
支柱に回り止め用のブレードを設けたものでは、設置後に標識板の向きが風の影響などで変化することを確実に防止できる。なお、支柱を2本以上使用する場合には腕木は回転しないので、回り止め用のブレードや係合穴による回転防止機能などはなくてもよい。また下端に尖端部を設けたものは、他の動かない物体が無い場所での打ち込みによる設置が容易である。
以下、この考案の実施例について説明する。
まず、第1の考案の実施例について説明する。図1は組立完了状態の斜視図、図2は支柱の正面図と側面図、図3は腕木の平面図と正面図である。図中、1はこの考案の標識板支持装置、2はその支柱、3は標識固定用の腕木、4は固定手段であり、5は標識板支持装置1で支持される標識板を示している。
支柱2は例えば鉄の丸パイプまたは角パイプを加工したもので、下端には円錐状の尖端部21を設け、中間部分から上には複数個の係合穴22を形成してあり、尖端部21のやや上の部分の両側には溶接による取り付け等によって回り止め用ブレード23,23を設けてある。係合穴22は図に示すように一定の間隔で縦に配列された一組と、これに対して高さを変えて90度位置をずらせて縦に配列された他の一組で構成されている。なお、支柱2の上端は円板状の蓋24で塞いである。
腕木3は例えば鉄の角パイプを加工したもので、両端に断面長方形の短い角パイプ状の係止部31を溶接して取り付けてあり、係止部31には片面または両面にバーリング加工やナットの溶接などによって雌ねじ部32を形成してある。中央には単クランプ41を溶接で固定してあり、更にボルト42を腕木3を貫通して先端をクランプ41の内面に突出させた状態で溶接してある。この単クランプ41がこの考案の固定手段4となっており、この例ではボルト42の先端が係合穴22に係合して位置決め機能を発揮する突起4aとなっているが、クランプ41が突起4aを備えた位置決め機能付きのものであれば、わざわざボルト42を用いる必要はない。腕木3は例えば標識板5の幅の規格に合わせて長さの異なるものが数種類用意される。また、固定手段4は必ずしも腕木3の中央に設ける必要はなく、いずれかに偏心した位置に設けたものを用意しておくことにより、支柱2に対して標識板5を偏心して取り付けることが可能となる。
この実施例は上記のような構成であり、設置に際してはまず地面の所定の場所に立てた状態で支柱2を打ち込み、あるいは他の適宜の手段で支柱2の下端が地中に埋め込まれた状態で立設する。なお、例えばガードレールのように支柱2を支えるに足る強度の固定物がその場所にある場合には、適宜の手段でその固定物に支柱2を固定してもよい。次に腕木3のクランプ41を開き、標識板5の設置高さに応じた位置の係合穴22に突起4aを係合させ、その状態でクランプ41を閉じて締め付けることにより、腕木3は支柱2と交差した状態で支柱2に固定される。支柱2への腕木3の固定はクランプ41の操作だけでできるので、特殊な工具などが不要で極めて簡単且つ迅速に行うことができる。その後、標識板5の左右の縦枠の下端脚部51を係止部31に挿入してボルト締めなどで固定することにより、標識板5は設置後に向きが変わったり高さが変わったりすることのない状態でこの支持装置1に確実に支持される。
なお、支柱2を地面に立設する際には、標識板5の表示面が所定の方向に向くように支柱2の向きを適切に選定しておくのであり、回り止め用ブレード23によって回り止めされているので、設置後に支柱2が回転して標識板5の向きが変わることはない。また、係合穴22の組を90度ずらせて設けてあるので、支柱2を設置した後でも標識板5の向きを90度変えることができる。係合穴22は回転止めの機能と共に、高さの異なる係合穴22を利用することにより腕木3の位置を変えて標識板5の設置高さを適宜選定できる機能も備えている。また、係合穴22を図示のような軸方向に沿った直線的配列でなく、ジグザグ状や螺旋状の配列にしてもよく、このようにしておけば標識板5の高さと向きを細かく調節することが可能となる。
上記の説明はクランプ41を腕木3に予め固定した例についてのものであるが、クランプ41は支柱1に予め固定してもよく、この場合には腕木3には丸パイプが使用される。またこの場合には腕木3の設置高さは一定となるが、腕木3の長手方向に沿って複数個の係合穴を設けておけば、支柱1に対する腕木3の取り付け位置を適宜選定して支柱1に対して偏心した状態で腕木3を固定することが可能となる。
図4は第2の考案において固定手段4として用いられる直交クランプ43を例示したものである。すなわち、直交クランプ43は第1の考案における単クランプ41に準じた構造で突起4aを備えた位置決め機能付きクランプ43aと、これと直交する方向の腕木取付用クランプ43bを背中合わせに組み合わせ、例えばかしめピン43cで両者を一体に連結したものである。設置の際には、支柱2にクランプ43aを固定し、クランプ43bに腕木3を固定することによって腕木3が支柱2に取り付けられる。クランプ43bへの腕木3の固定位置は自由に選べるから、標識板5を支柱2に対して偏心した状態で取り付けることもできる。また支柱2が1本では強度が不足する場合や標識板5の幅が広い場合には複数本の支柱を一列に並べて使用し、複数個の直交クランプ43を用いて腕木3を各支柱2にそれぞれ固定すればよい。
第3の考案において固定手段4として用いられる自在クランプは、図4に示した第2の考案における直交クランプ43に準じた構造のものにおいて、2個のクランプを固定しないで互いに回転できるように軸着したものであり、例えば図4におけるかしめピン43cの代わりに両者が回転できるようなピンで背中合わせに連結したものが使用される。この第3の考案は特に支柱2が複数本使用される場合に適しており、設置の際には、複数個の自在クランプを用いて腕木3を各支柱2に取り付けるのである。この時、支柱2と腕木3の交わる角度は自由であるから、複数の支柱2が平行でない場合でも支障なく腕木3を固定することができ、各支柱2が傾斜していても腕木3を水平な姿勢で取り付けることができる。なお支柱2が複数の場合には腕木3が回転することがないので、自在クランプの突起4aと支柱2の係合穴22はなくてもよい。
この考案の標識板支持装置は、道路の状況や工事箇所などの各種情報や案内あるいは指示等を表示する看板や道路標識等の設置に広く利用できる。
第1の考案の一実施例の組立完了状態の斜視図である。 同上の支柱の正面図と側面図である。 同上の腕木の平面図と正面図である。 第2の考案における固定手段の斜視図である。
符号の説明
1 標識板支持装置
2 支柱
21 尖端部
22 係合穴
23 回り止め用ブレード
3 腕木
31 係止部
4 固定手段
4a 突起
41 単クランプ
43 直交クランプ
5 標識板

Claims (8)

  1. 道路脇などに設置される標識板を取り付けるための標識板支持装置であって、立てた状態で設置される支柱と、この支柱と交差した状態で支柱に取り付けられる標識板支持用の腕木と、腕木を支柱に取り付けるための固定手段、とを備えており、固定手段として位置決め機能付き単クランプを使用し、この単クランプを腕木あるいは支柱のいずれかに予め固着したことを特徴とする標識板支持装置。
  2. 道路脇などに設置される標識板を取り付けるための標識板支持装置であって、立てた状態で設置される支柱と、この支柱と交差した状態で支柱に取り付けられる標識板支持用の腕木と、腕木を支柱に取り付けるための固定手段、とを備えており、固定手段として位置決め機能付きクランプとこれに直交するクランプからなる直交クランプを使用したことを特徴とする標識板支持装置。
  3. クランプに設けられた突起が支柱あるいは腕木に設けられた係合穴に係合することによって位置決め機能が発揮されるように構成された請求項1又は2に記載の標識板支持装置。
  4. 複数個の係合穴が位置を異ならせて支柱あるいは腕木に形成されている請求項3に記載の標識板支持装置。
  5. 複数個の係合穴がジグザグ状あるいは螺旋状に支柱に形成されている請求項4記載の標識板支持装置。
  6. 道路脇などに設置される標識板を取り付けるための標識板支持装置であって、立てた状態で設置される支柱と、この支柱と交差した状態で支柱に取り付けられる標識板支持用の腕木と、腕木を支柱に取り付けるための固定手段、とを備えており、固定手段として支柱への取付用クランプとこれに交わる角度を変化できるように連結された腕木取付用クランプからなる自在クランプを使用したことを特徴とする標識板支持装置。
  7. 支柱の下部に回り止め用のブレードを設けた請求項1乃至6のいずれかに記載の標識板支持装置。
  8. 支柱の下端に尖端部を設けた請求項1乃至7のいずれかに記載の標識板支持装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20220165847A (ko) * 2021-06-08 2022-12-16 김영환 아동대상 통학차량의 주차장 안전설비 및 그 설치방법

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