JP3118922U - 二重植木鉢 - Google Patents

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Abstract

【課題】比較的小さな植物の育成に使用する植物鉢において、軽量のままで観賞状態の良好な丈のある植物鉢とすることができ、更に、植物の取り替えに際し、植物の植え替え作業が必要なく、且つ外観上立派な植木鉢を1個用意するだけで異なる多くの植物が順次観賞できるようにした二重植木鉢を提供するものである。
【解決手段】丈の高い外鉢体と該外鉢体の内側へ出入自在に取着される丈の低い内鉢体とより成り、該外鉢体に取着された内鉢体の底部と外鉢体の底部との間に丈の高い空洞部を形成してなることを特徴とする二重植木鉢。
【選択図】図1

Description

本考案は、外鉢体と内鉢体とよりなる二重植木鉢に関するものである。
室内、ベランダ、テラス、外庭等において植木鉢を利用して各種植物の育成や観賞が一般的に行なわれている。当該植木鉢は、素焼き製の焼き物製品やプラスチック製品等で製造されたものが多く、側壁を囲み上方部が開口した有底の空洞部として形成され、該空洞部に土や肥料等の植物育成材を埋め込み、該植物育成材を植物成長の材料として植物の育成が行なわれている。従って、大きな植物を育てるためには大量の植物育成材を確保する必要があり、そのために容量の大きな植物鉢を使用することとなり、小さな植物や植物を大きく育てないためには容量の小さな植物鉢を使用している。
上記のように、植物を大きく育てるためには容量の大きな植物鉢を採用することになり、該植物鉢の植物の存在を目線位置やそれに近い状態で認識させることができるが、比較的小さな植物を育成するためには小さな植物鉢となり、棚や置き台等を台として該植物鉢の植物の位置を高くなるように設置しない限り、植物の存在する位置が低くなり、目線が下方へ向き、観賞用植物としては満足のできる設置状態とは言えなかった。
そのことを解決するためには小さな植物であっても丈の高い植木鉢を使用することが考えられるが、それには多くの植物育成材や他の詰め物を使用する必要があり、それらにより植物鉢全体の重量が大となり移動が不便となる欠点があった。
更に、詰め物として発泡スチロール材を空洞部の底部側に配置することが行なわれているが、コストアップとなるし、且つ植物の植え替え時には廃材となり地球環境上、好ましくなかった。
また、植物の取り替えには、植物を植え替えるか、植物鉢全体を替える必要があり、前者にあっては植物の植え替え作業を伴い、後者にあっては多くの観賞に耐える材料や形状の植木鉢を用意する必要があった。
特開平11−56号公報
本考案は、上記欠点を解決したもので、比較的小さな植物の育成に使用する植物鉢において、軽量のままで観賞状態の良好な丈のある植物鉢とすることができ、更に、植物の取り替えに際し、植物の植え替え作業が必要なく、且つ外観上立派な植木鉢を1個用意するだけで異なる多くの植物が順次観賞できるようにした二重植木鉢を提供するものである。
本考案は、丈の高い外鉢体と該外鉢体の内側へ出入自在に取着される丈の低い内鉢体とより成り、該外鉢体に取着された内鉢体の底部と外鉢体の底部との間に丈の高い空洞部を形成してなる二重植木鉢を特徴とする。
また、外鉢体の上端内側部に形成した切欠部と、内鉢体の上端外周部に形成した該切欠部に載置される鍔部とを取着手段としてなる二重植木鉢を特徴とする。
更に、外鉢体の上端部に鍔部を形成し、該鍔部の基部となる内側上端部に形成した切欠部と、内鉢体の上端外周部に形成した該切欠部に載置される鍔部とを取着手段としてなる二重植木鉢を特徴とする。
また、上記内鉢体の鍔部に把持部を形成した二重植木鉢を特徴とする。
本考案による二重植木鉢は、丈の高い植木鉢であっても該植木鉢全体の重量を軽くすることができ、移動が容易で、植物の観賞時における目線に優れた二重植木鉢を得ることが可能となった。
また、丈の高い植木鉢に合った大量の植物育成材や詰め物を必要とすることなく、比較的小さな植物を育成することが可能となった。
更に、内鉢体を取り替えるだけで多くの異なる種類の植物を一個の植物鉢において得ることができるので、植え替え作業や植物育成材の取り替え作業が必要なくなった。
以下、実施例により本考案を具体的に説明する。本考案の二重植木鉢1は、図1に示すように、外鉢体1と該外鉢体1の内側に出入自在に収容取着することのできる内鉢体2とより構成する。
該外鉢体1は、周囲を側壁3で囲み、閉鎖された底部4と開放された開口上方部5及び側壁3と底部4とで形成された空洞部6とで構成している。該側壁3は、円筒状、角状或いは各種変形状等の様々な形状のものが採用され、図1に示すものは下方部を有底円筒形状とし上方部をすりばち形状のものとしている。
開口上方部5側となる側壁3の上端部周囲は、外側ヘ突出する鍔部7を形成し、側壁3の内側壁面8と該上端部の鍔部7の基部とが交差する内側上端部に切欠部9を形成している。
他方、該内鉢体2は、外鉢体1の上方部の内側壁面8で形成される内壁に略合った形状の有底の外形を有し、その上端部周囲には鍔部10を形成している。該鍔部10は、上記切欠部9に載置される大きさの外方へ突出した形状としている。
また、該鍔部10の対向位置には、図2(a)に示すように、内鉢体2の内側に向かって突出した凸部を設け、把持部11としている。該把持部11は、連続した所定の突出幅を有する鍔部10の一部に該鍔部10を存した状態で内側に向かって凸部を形成している。該鍔部10の凸部は、外鉢体1に内鉢体2を取着した際、該外鉢体1の内側壁面8と該凸部との間に間隙を生じさせることになり、該間隙から該凸部となる鍔部10の裏側へ指等を引っ掛けることにより把持手段として機能することができるようにしている。該把持部11により、内鉢体2の出入が容易となる。
上記把持部11の形状は、内鉢体2における鍔部10の一部を内側へ突出させた形状に限らず、上端部や鍔部に形成した上方や斜め外方への突起や対向する位置間に取着された輪状の取っ手等様々な形状のものが考えられる。
図2(b)に示すように、上記内鉢体2の内側は、適宜水抜き孔12を設けた有底空洞部13とし、該空洞部13には、土や肥料等の植物育成材14を埋め込み、各種植物15を育成する空間としている。他方、外鉢体1の空洞部6の底面は、適宜水抜き孔を形成する場合と形成しない場合とがあり、後者の場合には該内鉢体2の該水抜き孔12により、該植物育成材14に与えられた余分水は外鉢体1の空洞部6内に貯留させることができる。これにより、仮に内鉢体2に必要以上の多くの水が投与されたとしてもあふれることや外部に露出することもなく外鉢体1内にストックさせることができ、水の過多による植物の根腐れ等が生じる心配がなくなった。
図3は、本実施例の外鉢体1に内鉢体2を収容取着した状態を示す断面図である。該外鉢体1の切欠部9に、内鉢体2の鍔部10を載置することにより、該内鉢体2を外鉢体1内に据え付けることが可能となる。
該外鉢体1の切欠部9の切欠深さHを、内鉢体2の鍔部10の厚さKより大きく形成することにより、内鉢体2を収容取着した際、外鉢体1の鍔部7の表面の位置を内鉢体2の鍔部10の表面位置より高くすることが可能となる。
上記したように、内鉢体2の空洞部13内に植物育成材14及び各種植物15の埋め込みや種付け、植え込み等が終了し、外鉢体1内に内鉢体2を収容取着した状態では該内鉢体2の鍔部10と外鉢体1の鍔部7との間に段が生じることになる。この段により外観上、外鉢体1内に内鉢体2が据え付けられた二重植木鉢であることを認識しずらくすることができる。更に、図3に示すように、該空洞部13内の植物育成材14等の埋め込み材の一部を鍔部10の表面にまで達するように敷設し、該鍔部10の表面から外鉢体1の鍔部7表面の段の位置に達するまで植物育成材14やマルチ材等の埋め込み材を敷設することにより、該鍔部7の段と鍔部10との境界ラインとなる表面側を覆うことが可能となり、該鍔部7、10の端部相互の境界ラインを表面に露出させないようにすることができる。これにより、上方からのぞき込まれたとしても、外観上、外鉢体1と内鉢体2とが別体のものであることが認識できなくなる。
上記外鉢体1を陶器製や金属製等の材料や様々な形状の優れたものとし、内鉢体2をプラスチック製等の加工し易い安価な材料のものとすることができ、外鉢体1に据え付けが終了した時点では内側に位置するプラスチック製等の材料よりなる内鉢体2の全体を完全に隠蔽させることができることになり、通常の一個の植物鉢と何等変わることがない外観を呈することが可能となる。
また、図3に示すように、外鉢体1の下方部は空洞部6のままの状態とすることができるので、全体が軽量となり、丈のある植物鉢を容易に移動させることができる。更に、内鉢体2を外した状態で運ぶこともでき、横にして移動することもでき、移動が簡単に行なえるようになった。
更に、上記外鉢体1の空洞部6の底面に適宜水抜き孔を形成しない場合は、内鉢体2に投与された水等の余分なものの受け皿とすることができ、且つそれらのストックされた水は外から可視されることなく常にきれいな状態で本考案の二重植物鉢の外観を呈し、それらのストックされた水等は、内鉢体2を取り除いて外鉢体1を横にすることにより容易に排出することが可能である。
更に、外鉢体1の外観形状は、図3に示すような筒形状や角型形状等の様々な形状の優れたもの1個とし、内鉢体2は大量生産による同一形状の多数個のものとすることにより、両者をセット商品として取り扱うことが可能である。
本考案の二重植木鉢における外鉢体と内鉢体とを分離した状態の概略断面図。 内鉢体の平面図。 内鉢体の側断面図。 本考案の二重植木鉢における外鉢体に内鉢体を据え付けた状態の概略断面図。
符号の説明
1 外鉢体
2 内鉢体
3 側壁
4 底部
5 開口上方部
6 空洞部
7 鍔部
8 内側壁面
9 切欠部
10 鍔部
11 把持部
12 水抜き孔
13 空洞部
14 植物育成材
15 植物

Claims (4)

  1. 丈の高い外鉢体と該外鉢体の内側へ出入自在に取着される丈の低い内鉢体とより成り、該外鉢体に取着された内鉢体の底部と外鉢体の底部との間に丈の高い空洞部を形成してなることを特徴とする二重植木鉢。
  2. 外鉢体の上端内側部に形成した切欠部と、内鉢体の上端外周部に形成した該切欠部に載置される鍔部とを取着手段としてなることを特徴とする請求項1に記載の二重植木鉢。
  3. 外鉢体の上端部に鍔部を形成し、該鍔部の基部となる内側上端部に形成した切欠部と、内鉢体の上端外周部に形成した該切欠部に載置される鍔部とを取着手段としてなることを特徴とする請求項1に記載の二重植木鉢。
  4. 内鉢体の鍔部に把持部を形成したことを特徴とする請求項2又は3のいずれかに記載の二重植木鉢。
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