JP3118630U - 床面コンクリートレベルのグリップ装着用案内具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 床面コンクリートのレベル表示具をコンクリート面より立ち上がる縦筋に容易、且つ、正確に装着する為の床面コンクリートレベルのグリップ装着用案内具を開発・提供する事にある。
【解決手段】 案内具は所定の幅を持たせた外径寸法の縦筋に適合し、且つ、外面中央部に水平板本体上面からの高さ寸法を表示する目盛りと、上下移動可能な高さ指示針を設け、且つ、水平板本体上面から上方向に所定間隔離して垂直に立設した所定長さを有する案内板と、一端ほぼ中央部に、所定の幅を持たせた外径寸法の縦筋に適合する半月状の切り欠き穴部を設け、且つ、上面部にグリップの取付位置と取付方向を決める為のガイドストッパーをそれぞれ固着して設けた水平板と案内板と水平板間を接合する為の補強板を一体形成して成る。
【選択図】 図5

Description

この考案は、床面コンクリートレベルのグリップ装着用案内具に関するものである。
従来、鉄筋コンクリート建造物の施工において、コンクリート打設時に、スラブ面を所定の位置にて水平面に仕上げる必要があった。
その為、打設時前に、床型枠の上面に鉄筋を配筋し、その配筋された鉄筋の要所・要所に、それぞれレベル調整具を固定して設け、打設するコンクリートの水平面を確認していた。(特許文献1参照。)
特願2002−319288
しかし、床面コンクリートを形成後、壁を形成する型枠を取付ける必要があり、壁面に床面が形成後、壁を形成する為、形成された床面から型枠を取り付ける作業に入るが、床面に水平に形成されていないと、その型枠の取り付けが煩雑、且つ、困難と成る。
その為、建築施工現場において、水平方向に、縦・横鉄筋を配筋して、コンクリートを流し込み、床面を形成している。又、それに伴い、この構成される床面より立ち上がる壁面を形成する為、垂直方向に縦筋を、多数、列設して設けている。
そして、この縦筋付近のレベルを出す一手段としては、縦筋のコンクリートのレベル面に該当する箇所に、縦筋に絶縁テープを巻き付けてレベル面を表示しているが、結構、分かり難く、正確なレベル面を知る事は困難であった。
更に、床面の正確なレベル面が出ておれば問題はないが、レベル面が仮に傾斜していれば、型枠は、水平に設置する必要がある為、水平を保つ為には、傾斜したレベル面の低い方に位置する型枠の下面に詰め物等をして、レベルを出しており、その作業だけ工事が煩雑と成り、従って工期が遅く成り、コストにも反映するという欠点があった。
そこで、発明されたのが先に出願(特願2005−305549)した床面コンクリートのレベル施工方法及びレベル表示具である。この発明はレベル表示具をコンクリート面より立ち上がる縦筋に装着する事により、簡単にコンクリートのレベル面を出す事が出来、しかも、外径の異なる縦筋であっても、それに対応可能にしたものである。
ところが、現実問題としてレベル表示具のレベル面を調整する時は、通常赤外線レーザーを当てて高さを調整し位置決めするが、レベル表示具の取り付け位置が低い位置にある場合がある為、赤外線レーザー光線が当て難く、作業性が悪い等の新たな問題が発生した。
そこで、上記課題を解決する為に、この考案は床面コンクリートのレベル表示具をコンクリート面より立ち上がる縦筋に容易、且つ、正確に装着する為の床面コンクリートレベルのグリップ装着用案内具を開発・提供する事にある。
この課題を解決する為の手段として、床面より起立・列設する複数本の縦筋のそれぞれの縦筋か、或いは一定間隔置きの縦筋に、レベルを出す為のグリップを水平に設置する為の案内具であって、該案内具は所定の幅を持たせた外径寸法の縦筋に適合し、且つ、外面中央部に水平板本体上面からの高さ寸法を表示する目盛りと、上下移動可能な高さ指示針を設け、且つ、水平板本体上面から上方向に所定間隔離して垂直に立設した所定長さを有する案内板と、一端ほぼ中央部に、所定の幅を持たせた外径寸法の縦筋に適合する半月状の切り欠き穴部を設け、且つ、上面部にグリップの取付位置と取付方向を決める為のガイドストッパーをそれぞれ固着して設けた水平板と、案内板と水平板間を接合する為の補強板を一体形成して成るものである。
この考案の効果として、床面より起立・列設する複数本の縦筋のそれぞれの縦筋か、或いは一定間隔置きの縦筋に、レベルを出す為のグリップを水平に設置する為の案内具であって、該案内具は所定の幅を持たせた外径寸法の縦筋に適合し、且つ、外面中央部に水平板本体上面からの高さ寸法を表示する目盛りと、上下移動可能な高さ指示針を設け、且つ、水平板本体上面から上方向に所定間隔離して垂直に立設した所定長さを有する案内板と、一端ほぼ中央部に、所定の幅を持たせた外径寸法の縦筋に適合する半月状の切り欠き穴部を設け、且つ、上面部にグリップの取付位置と取付方向を決める為のガイドストッパーをそれぞれ固着して設けた水平板と、案内板と水平板間を接合する為の補強板を一体形成して成る事で、作業性が良く、誰でも簡単、且つ、正確にレベル表示具を縦筋に装着する事が出来、又、安全性・経済性が良い等、極めて有益なる効果を奏するものである。
この考案の最良の形態として、縦筋に装着する案内板内周ガイド部のR寸法は、適用する縦筋の外形寸法が現場の工事内容によって異なる為、何れの縦筋に対しても対応出来る様、一定の幅を設ける事が必要である。又、案内板の全長も作業性に支障のない、最適寸法に設定する事が重要である。
そこで、この考案の一実施例を図1〜図3に基づいて詳述すると、鉄筋コンクリート建造物において、床面より起立・列設する複数本の縦筋のそれぞれの縦筋か、或いは一定間隔置きの縦筋に、レベルを出す為のグリップを水平に設置する為の案内具であって、該案内具は所定の幅を持たせた外径寸法の縦筋(A)に適合し、且つ、外面中央部に水平板本体(2a)上面からの高さ寸法を表示する目盛り(G)と、上下移動可能な高さ指示針(N)を設け、且つ、水平板本体(2a)上面から上方向に所定間隔(X1)離して垂直に立設した所定長さ(X2)を有する案内板(1)と、一端ほぼ中央部に、所定の幅を持たせた外径寸法の縦筋(A)に適合する半月状の切り欠き穴部(2b)を設け、且つ、上面部にグリップ(GR)の取付位置と取付方向を決める為のガイドストッパー(2c)(2d)をそれぞれ固着して設けた水平板(2)と、案内板(1)と水平板(2)間を接合する為の補強板(3)を一体形成して成る事を特徴とする床面コンクリートレベルのグリップ装着用案内具から構成される。
次に、この考案の部品構成及び寸法形状について詳述すると、図1に示す様に案内具は板厚約1mm程度の薄肉樹脂製で案内板(1)と水平板(2)と補強板(3)を一体形成したもので、案内板(1)の案内板本体(1a)は反割り円筒形状で、全長が260mmで、内面R部は縦筋(A)の外形寸法が10mm・13mm・16mmの3種類の何れにも装着可能なR寸法に形成され、且つ、外面中央部に水平板本体(2a)上面からの高さ寸法を表示する目盛り(G)を5mm間隔に設け、更に赤外線レーザー(IR)の高さ位置を指示する為のガイドレール(1b)付指示針(N)を設けて高さを調整出来る様に成っている。従って、一度高さを設定し、指示針(N)を赤外線レーザー光線(IR)レベルに合わせておけば順次その指示針(N)の位置と赤外線レーザー光線(IR)の高さ位置を合わせれば床面コンクリートレベル表示具の取り付けが簡単に出来る。
又、水平板(2)はほぼ矩形状で一端ほぼ中央部に、所定の幅(φ10mm〜φ16mm)を持たせた外径寸法の縦筋(A)に適合する半月状の切り欠き穴部(2b)を設け、且つ、上面部にグリップ(GR)の取付位置と取付方向を決める為のガイドストッパー(2c)(2d)をそれぞれ固着して設けたものである。
そして、案内板(1)と水平板(2)間には所定間隔(X1)の隙間(40mm)を設けてグリップ(GR)が挿入出来る様に成っていて、この間はほぼL字状と三角形状の補強板(3)を抱き合わせて一体形成したものである。
次に、この考案の使用方法について説明すると、図4に示す様に、まず最初に、グリップ(GR)を案内具の水平板上面に設けた2箇所のガイドストッパー(2c)(2d)にそれぞれ合致する様に設置する。そして、次に図5の要領で、グリップ(GR)の係止穴部を縦筋に挿入し、且つ、縦筋の長手方向に対して保持具の案内板本体(1a)内面R部を合わせて片手で握り、上下方向の高さを調整し、位置が決まったら反対側の手でグリップ(GR)の係止用レバーを閉じて固着する。そして、最後に指示針(N)を赤外線レーザー光線(IR)レベルに合わせる。2回目以降は上記と同様の要領で行い、高さの調整は赤外線レーザー光線(IR)レベルに指示針に合わせるだけで同一レベルが確保出来る。
図5に示すHは床面から赤外線レーザー光線(IR)レベルまでの高さ寸法を示し、H1は水平板上面から赤外線レーザー光線(IR)レベルまでの高さ寸法を示す。従って、床面からグリップ上面までの取り付け高さは、H2にグリップ(GR)の高さ(20mm)を加えた寸法になる。
上記指示針(N)はガイドレール(1b)に嵌着され、且つ、ガイドレール(1b)に沿って上下移動する様に設けられているが、振動等で位置がずれない様、止めビス等の係止部材で係止して設けても良い。
この考案の床面コンクリートレベルのグリップ装着用案内具は、床面コンクリートのレベル表示具をコンクリート面より立ち上がる縦筋に容易、且つ、正確に装着可能にする事で多くの土木建築市場に寄与する点で産業上の利用可能性を有する。
この考案の一実施例を示し、(A)は平面図で、(B)は正面図である。 この考案の一実施例を示し、(A)は右側面図で、(B)は図2(A)のa部の拡大詳細図である。 この考案の一実施例を示し、(A)は図1(A)のa部の拡大詳細図で、(B)は図1(B)のb−b矢視図である。 この考案の使用例を示し、グリップ設置方法を表わす平面図である。 この考案の使用例を示し、使用方法を表わす斜視図である。
符号の説明
1 案内板
1a 案内板本体
1b ガイドレール
2 水平板
2a 水平板本体
2b 切り欠き穴部
2c ガイドストッパー
2d ガイドストッパー
3 補強板
A 縦筋
G 目盛り
GR グリップ
H 床面から赤外線レーザーまでの高さ寸法
H1 水平板上面から赤外線レーザーまでの高さ寸法
H2 床面から水平板上面までの高さ寸法
IR 赤外線レーザー光線
N 指示針
X1 所定間隔
X2 所定長さ

Claims (1)

  1. 鉄筋コンクリート建造物において、床面より起立・列設する複数本の縦筋のそれぞれの縦筋か、或いは一定間隔置きの縦筋に、レベルを出す為のグリップを水平に設置する為の案内具であって、該案内具は所定の幅を持たせた外径寸法の縦筋(A)に適合し、且つ、外面中央部に水平板本体(2a)上面からの高さ寸法を表示する目盛り(G)と、上下移動可能な高さ指示針(N)を設け、且つ、水平板本体(2a)上面から上方向に所定間隔(X1)離して垂直に立設した所定長さ(X2)を有する案内板(1)と、一端ほぼ中央部に、所定の幅を持たせた外径寸法の縦筋(A)に適合する半月状の切り欠き穴部(2b)を設け、且つ、上面部にグリップ(GR)の取付位置と取付方向を決める為のガイドストッパー(2c)(2d)をそれぞれ固着して設けた水平板(2)と、案内板(1)と水平板(2)間を接合する為の補強板(3)を一体形成して成る事を特徴とする床面コンクリートレベルのグリップ装着用案内具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN108505448A (zh) * 2018-04-30 2018-09-07 安徽省公路桥梁工程有限公司 桥墩盖梁抱箍钢梁模板体系及其施工方法

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