JP2017089141A - 鉄筋コンクリート製の基礎梁の配筋方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】基礎梁1の設置場所において、下部巾止め金具20を、シングル配筋枠10の長さ方向に沿って所定の間隔に配置し、2枚のシングル配筋枠10における下端梁主筋12を、下部巾止め金具20の左右の主筋差込溝25L、25Rのそれぞれに上側から差し込む。これにより、2枚のシングル配筋枠10が一定の間隔で設置された基礎梁1のダブル配筋を行うことができる。
【選択図】図2
Description
前記シングル配筋枠として、平行に延びる上端梁主筋および下端梁主筋と、これらの長さ方向に沿って所定の間隔で配置され、両端部が前記上端梁主筋および前記下端梁主筋のそれぞれに対して、鉄筋母材の規格降伏点強度以上の溶接強度で溶接されているあばら筋とを備えたものを、工場生産して前記鉄筋コンクリート基礎梁の設置場所に搬入し、
前記設置場所において、2枚の前記シングル配筋枠の前記下端梁主筋の長さ方向に沿って所定の間隔で、これら下端梁主筋に対して下部巾止め金具を組み付けて、前記シングル配筋枠の下端部分を一定の間隔に保持し、
前記下部巾止め金具として、その両側の端部に、前記シングル配筋枠の下端梁主筋を差込固定可能な主筋差込部を備えたものを使用し、
前記下部巾止め金具を組み付けた2枚の前記シングル配筋枠のそれぞれの前記上端梁主筋の長さ方向に沿って所定の間隔で、これら上端梁主筋の間に上部巾止め金具を取り付けて、前記シングル配筋枠の前記上端部分の間隔を一定に保持することを特徴としている。
シングル配筋枠を所望の間隔で組み付けることができ、この状態で、基礎梁ベース筋(スラブ筋)の上に設置できる。よって、2枚のシングル配筋枠を用いて基礎梁のダブル配筋構造を、簡単に構築することができる。
第1上端梁主筋および第1下端梁主筋と、これら第1上端梁主筋および第1下端梁主筋の長さ方向に沿って所定の間隔で配置され、両端部が前記第1上端梁主筋および前記第1下端梁主筋に対して鉄筋母材の規格降伏点強度よりも大きな溶接強度で溶接されている第1あばら筋とを備えた第1シングル配筋枠と、
第2上端梁主筋および第2下端梁主筋と、これら第2上端梁主筋および第2下端梁主筋の長さ方向に沿って所定の間隔で配置され、両端部が前記第2上端梁主筋および前記第2下端梁主筋に対して鉄筋母材の規格降伏点強度よりも大きな溶接強度で溶接されている第2あばら筋とを備えた第2シングル配筋枠と、
前記第1下端梁主筋および前記第2下端梁主筋の長さ方向に所定の間隔で取り付けられ、これら第1下端梁主筋および第2下端梁主筋との間を一定の間隔に保持している下部巾止め金具と、
を有しており、
前記上部巾止め金具は、その一方の端に、前記第1下端梁主筋が上側から差込固定されている第1主筋差込部を備え、その他方の端に、前記第2下端梁主筋が上側から差込固定されている第2主筋差込部を備えていることを特徴としている。
12がちょうど納まるように設定されている。
すことにより形成されている。
2 ベース部分(スラブ部分)
3 立ち上がり部分
4 縦筋
5 横筋
6 ベース筋(スラブ筋)
10、10L、10R、100L、100R シングル配筋枠
11、11a、11b 上端梁主筋
12 下端梁主筋
13 あばら筋
20、20A、20B 下部巾止め金具
21 板状本体部
22L、22R 端部
23L、23R 外側起立片
24L、24R 内側起立片
25L、25R 主筋差込溝
26L、26R 円弧状突出部
30、30A、30B 上部巾止め金具
31 本体部分
32L、32R フック
Claims (7)
- 鉄筋コンクリート製の基礎梁用のシングル配筋枠を用いてダブル配筋構造を構築する鉄筋コンクリート製の基礎梁の配筋方法であって、
前記シングル配筋枠として、平行に延びる上端梁主筋および下端梁主筋と、これらの長さ方向に沿って所定の間隔で配置され、両端部が前記上端梁主筋および前記下端梁主筋のそれぞれに対して、鉄筋母材の規格降伏点強度以上の溶接強度で溶接されているあばら筋とを備えたものを、工場生産して前記鉄筋コンクリート製の基礎梁の設置場所に搬入し、
前記設置場所において、2枚の前記シングル配筋枠の前記下端梁主筋の長さ方向に沿って所定の間隔で、これら下端梁主筋に対して下部巾止め金具を組み付けて、前記シングル配筋枠の下端部分を一定の間隔に保持し、
前記下部巾止め金具として、その両側の端部に、前記シングル配筋枠の下端梁主筋を差込固定可能な主筋差込部を備えたものを使用し、
前記下部巾止め金具を組み付けた2枚の前記シングル配筋枠のそれぞれの前記上端梁主筋の長さ方向に沿って所定の間隔で、これら上端梁主筋の間に上部巾止め金具を取り付けて、前記シングル配筋枠の上端部分の間隔を一定に保持することを特徴とする鉄筋コンクリート製の基礎梁の配筋方法。 - 請求項1において、
2枚の前記シングル配筋枠の前記下端梁主筋を前記下部巾止め金具の前記主筋差込部に差込固定する組み付け作業を、前記基礎梁の設置場所に敷設したスラブ筋の外において行うか、あるいは、前記スラブ筋の上において行う鉄筋コンクリート製の基礎梁の配筋方法。 - 請求項1または2において、
前記下部巾止め金具は、
板状本体部と、
前記板状本体部の両側の端部のそれぞれにおいて、一定の間隔で前記板状本体部から上方に起立している外側起立片および内側起立片と、
前記端部のそれぞれにおいて、前記外側起立片および前記内側起立片の間に形成された前記主筋差込部と、
を備えている鉄筋コンクリート製の基礎梁の配筋方法。 - 請求項3において、
前記外側起立片および前記内側起立片における相互に対峙する平行な対峙面のうちの少なくとも一方に、他方の対峙面に向かって突出した突出部を形成しておき、
前記突出部を押し広げながら当該突出部を乗り越えて前記下端梁主筋を前記主筋差込部に差し込む鉄筋コンクリート製の基礎梁の配筋方法。 - 請求項3または4のうちのいずれか一つの項において、
前記外側起立片および前記内側起立片の一方は、前記板状本体部の前記端部を折り曲げることにより形成され、他方は、前記端部の一部を切り起こすことにより形成されている鉄筋コンクリート製の基礎梁の配筋方法。 - 鉄筋コンクリート製の基礎梁用のシングル配筋枠を2枚用いて構成される鉄筋コンクリート製の基礎梁のダブル配筋構造であって、
第1上端梁主筋および第1下端梁主筋と、これら第1上端梁主筋および第1下端梁主筋の長さ方向に沿って所定の間隔で配置され、両端部が前記第1上端梁主筋および前記第1下端梁主筋に対して鉄筋母材の規格降伏点強度よりも大きな溶接強度で溶接されている第1あばら筋とを備えた第1シングル配筋枠と、
第2上端梁主筋および第2下端梁主筋と、これら第2上端梁主筋および第2下端梁主筋の長さ方向に沿って所定の間隔で配置され、両端部が前記第2上端梁主筋および前記第2下端梁主筋に対して鉄筋母材の規格降伏点強度よりも大きな溶接強度で溶接されている第2あばら筋とを備えた第2シングル配筋枠と、
前記第1下端梁主筋および前記第2下端梁主筋の長さ方向に所定の間隔で取り付けられ、これら第1下端梁主筋および第2下端梁主筋との間を一定の間隔に保持している下部巾止め金具と、
を有しており、
前記下部巾止め金具は、その一方の端に、前記第1下端梁主筋が上側から差込固定されている第1主筋差込部を備え、その他方の端に、前記第2下端梁主筋が上側から差込固定されている第2主筋差込部を備えていることを特徴とする鉄筋コンクリート製の基礎梁のダブル配筋構造。 - 請求項6において、
前記下部巾止め金具は、
板状本体部と、
前記板状本体部の両側の端部のそれぞれにおいて、一定の間隔で前記板状本体部から上方に起立している外側起立片および内側起立片と、
前記端部のそれぞれにおいて、前記外側起立片および前記内側起立片の間に形成された前記第1主筋差込部および前記第2主筋差込部と、
を備えている鉄筋コンクリート製の基礎梁のダブル配筋構造。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2015217127A JP2017089141A (ja) | 2015-11-04 | 2015-11-04 | 鉄筋コンクリート製の基礎梁の配筋方法 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015217127A JP2017089141A (ja) | 2015-11-04 | 2015-11-04 | 鉄筋コンクリート製の基礎梁の配筋方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2017089141A true JP2017089141A (ja) | 2017-05-25 |
Family
ID=58769225
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015217127A Pending JP2017089141A (ja) | 2015-11-04 | 2015-11-04 | 鉄筋コンクリート製の基礎梁の配筋方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2017089141A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019232985A1 (zh) * | 2018-06-05 | 2019-12-12 | 苏交科集团检测认证有限公司 | 一种新型箍筋卡箍 |
-
2015
- 2015-11-04 JP JP2015217127A patent/JP2017089141A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2019232985A1 (zh) * | 2018-06-05 | 2019-12-12 | 苏交科集团检测认证有限公司 | 一种新型箍筋卡箍 |
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