JP6842665B2 - 鉄筋コンクリート造基礎梁の配筋方法およびシングル配筋ユニット - Google Patents
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Description
図1(a)は、実施の形態に係る鉄筋コンクリート造基礎梁の横断面を示す説明図であり、図1(b)はその縦断面を示す説明図である。これらの図を参照して説明すると、基礎梁1はベース部分2と立ち上がり部分3を備えており、ベース部分2には、基礎梁1の長さ方向に延びる縦筋4およびこれに直交する方向に延びる横筋5が格子状に組まれたベース筋(スラブ筋)6が配筋されている。立ち上がり部分3には、2枚のシングル配筋ユニット10L、10Rを用いてダブル配筋されている。
図2(a)は基礎梁1のダブル配筋を示す斜視図であり、図2(b)はその横断面図である。図3はユニット巾止め筋30の折り畳み状態および張り出し状態を示す説明図である。
図2を参照して下部巾止め金具20を説明する。下部巾止め金具20は、例えば、シングル配筋ユニット10の両端部分に位置するように配置される。下部巾止め金具20は、細長い矩形の金属板からなる板状本体部21を備えている。この板状本体部21の両側の端部22L、22Rのそれぞれには、一定の間隔で板状本体部21から上方にほぼ直角に起立している外側起立片23L、23Rおよび内側起立片24L、24Rが形成されている。左側の外側起立片23Lと内側起立片24Lの間には、上方に開口した一定幅の主筋差込溝25Lが形成されている。同様に、右側の外側起立片23Rと内側起立片24Rの間には、上方に開口した一定幅の主筋差込溝25Rが形成されている。
上記構成のシングル配筋ユニット10を用いた基礎梁1のダブル配筋手順の一例を説明する。以下の例は、工場生産されたシングル配筋ユニット10を現場に搬入して、立体的に組み立てる場合の一例である。工場から出荷される状態において、下部巾止め金具20が既に取り付けられて立体的な形状となっているユニットを現場に搬入して配筋を行うことも可能である。本例では、現場において、ベース筋(スラブ筋)6を配置した後に、ベース筋6における基礎梁1の立ち上がり部分3に対応する部位に沿って一定の間隔で下部巾止め金具20を取り付ける。あるいは、ベース筋(スラブ筋)6の上に一定の間隔で下部巾止め金具20を置くだけでも良い場合もある。
図4(a)、(b)はユニット巾止め具の二例を示す説明図である。ユニット巾止め具は、上記のユニット巾止め筋30の代わりに、各種の形状、構造、材質のものを用いることができる。例えば、上記の例では、先端の係合側端部33を135°フックとしているが、図4(a)に示すように、係合側端部33Aとして90°フックを備えたユニット巾止め筋30Aを用いることができる。これ以外の角度のフックを用いることも可能である。
図5、図6には、シングル配筋ユニットの各例を示してある。図5(a)、(b)に示すシングル配筋ユニット10Aは、シングル配筋ユニット10と基本構成が同一であるが、ユニット巾止め筋30を連結している少なくとも1本の連結筋34が備わっている。連結筋34は、ユニット長さ方向に延びる丸鋼あるいは異形棒鋼からなる。連結筋34と、各ユニット巾止め筋30の本体部32との間は、例えば、ユニット巾止め筋30の鉄筋母材の規格降伏点強度よりも大きな溶接強度で溶接されている。図5(a)にはユニット巾止め筋30が折り畳み状態の場合を示し、図5(b)にはユニット巾止め筋30が張り出し状態の場合を示す。
2 ベース部分
3 立ち上がり部分
4 縦筋
5 横筋
6 ベース筋
10、10A、10B、10C、10D、10E シングル配筋ユニット
10L、10R シングル配筋ユニット
11 上端梁主筋
11a 上端梁主筋
11b 上端梁主筋
12 下端梁主筋
13 あばら筋
14 腹筋
20 下部巾止め金具
21 板状本体部
22L、22R 端部
23L、23R 外側起立片
24L、24R 内側起立片
25L、25R 主筋差込溝
26L、26R 円弧状突出部
30、30A、30C、30D ユニット巾止め筋
30B ユニット巾止め金具
31、31B 取付側端部
32、32B、32D 本体部
33、33A、33B、33C 係合側端部
31D、33D フック
34 連結筋
Claims (9)
- 工場生産された複数枚のシングル配筋ユニットを一定間隔に立設して構成される基礎梁ダブル配筋に用いる前記シングル配筋ユニットであって、
ユニット長さ方向に平行に延びる上端梁主筋および下端梁主筋と、
前記上端梁主筋および前記下端梁主筋に対して、それらの長さ方向に沿って、所定のピッチで溶接されているあばら筋と、
前記上端梁主筋および前記下端梁主筋のうちの少なくとも上端梁主筋に取り付けた複数のユニット巾止め具と
を有しており、
前記ユニット巾止め具は、
前記上端梁主筋に対して、移動可能に取り付けた取付側端部と、
前記取付側端部から延びている所定長さの本体部と、
前記本体部の先端に設けた係合側端部と
を備えており、
前記取付側端部を中心として、前記本体部は、前記あばら筋に沿った方向に延びる折り畳み状態から、前記あばら筋に直交する方向に突出した張り出し状態に移動可能であり、
前記係合側端部は、前記張り出し状態において、他方の前記シングル配筋ユニットの上端梁主筋が基礎梁幅方向の外側に外れないように当該上端梁主筋に係合可能であるシングル配筋ユニット。 - 請求項1において、
前記ユニット巾止め具は、丸鋼あるいは異形棒鋼からなる巾止め筋であり、
前記巾止め筋は、前記ユニット長さ方向に延びる少なくとも1本の丸鋼あるいは異形棒鋼からなる連結筋に溶接されているシングル配筋ユニット。 - 請求項1または2において、
前記下端梁主筋に取り付けた複数の前記ユニット巾止め具を有しており、
前記下端梁主筋に取り付けた前記ユニット巾止め具の前記係合側端部は、前記張り出し状態において、他方の前記シングル配筋ユニットの前記下端梁主筋が基礎梁幅方向の外側に外れないように当該下端梁主筋に係合可能であるシングル配筋ユニット。 - 請求項1、2または3において、
前記係合側端部は、前記本体部の先端から90°以上の角度で折り曲げられたフック、あるいは、前記上端梁主筋あるいは前記下端梁主筋を差し込み可能な主筋差込溝を備えているシングル配筋ユニット。 - 請求項1ないし4のうちのいずれか一つの項において、
前記ユニット巾止め具の前記取付側端部は、前記上端梁主筋あるいは前記下端梁主筋に対して、その長さ方向にスライド可能に取り付けられているシングル配筋ユニット。 - 請求項1ないし5のうちのいずれか一つの項において、
前記シングル配筋ユニットは、前記あばら筋のそれぞれに溶接された少なくとも1本の腹筋を備えており、
前記腹筋に複数の前記ユニット巾止め具が取り付けられているシングル配筋ユニット。 - 請求項1ないし6のうちのいずれか一つの項に記載の前記シングル配筋ユニットを用いて基礎梁ダブル配筋を行う鉄筋コンクリート造基礎梁の配筋方法であって、
前記シングル配筋ユニットの前記下端梁主筋を差込固定可能な主筋差込部が両側の端部に形成されている下部巾止め具を用意し、
複数枚の前記シングル配筋ユニットの前記下端梁主筋の長さ方向に沿って所定の間隔で、前記下部巾止め具を配置し、あるいは、基礎梁打設場所において基礎梁長さ方向に沿って所定の間隔で前記下部巾止め具を配置し、
各下部巾止め具の前記主筋差込部に、各シングル配筋ユニットの前記下端梁主筋を差し込み固定して、複数枚の前記シングル配筋ユニットの下端部分を一定の間隔に保持し、
複数枚の前記シングル配筋ユニットのそれぞれの前記上端梁主筋に取り付けられている前記ユニット巾止め具を前記折り畳み状態から前記張り出し位置まで移動して、前記係合側端部を前記上端梁主筋に係合させて、2枚の前記シングル配筋ユニットの上端部分の間隔を一定に保持することを特徴とする鉄筋コンクリート造基礎梁の配筋方法。 - 請求項7において、
前記シングル配筋ユニットの前記上端梁主筋を差込固定可能な主筋差込部が両側の端部に形成されている上部巾止め具を用意しておき、
前記下部巾止め具によって、複数枚の前記シングル配筋ユニットの下端部分を一定の間隔に保持した後に、
前記シングル配筋ユニットの前記上端梁主筋の長さ方向に沿って所定の間隔で、前記上部巾止め具を配置し、
各上部巾止め具の前記主筋差込部に、各シングル配筋ユニットの前記上端梁主筋を差し込み固定して、複数枚の前記シングル配筋ユニットの上端部分を一定の間隔に保持し、
しかる後に、前記ユニット巾止め具を前記折り畳み状態から前記張り出し位置まで回動して、前記係合側端部を前記上端梁主筋に係合させる鉄筋コンクリート造基礎梁の配筋方法。 - 請求項8において、
前記ユニット巾止め具を前記上端梁主筋に係合させた後に、前記上部巾止め具を前記シングル配筋ユニットの前記上端梁主筋から取り外して回収する鉄筋コンクリート造基礎梁の配筋方法。
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