JP2004190332A - コンクリート中空スラブの施工方法及びその施工方法に用いる埋込み材 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】型枠1の下側に鉄筋を縦横方向に配筋し、型枠1の上側に一定方向のみに上側に鉄筋を配筋し、次に、下側に鉄筋の上に、長手方向に対して直交するように切り欠いた凹部6を上下面に複数有する略筒状の軽量体7を、長手方向に連続するように上側に鉄筋の間から落とし込むようにそれぞれ配置し、このように並列した軽量体7の上面に、既に配筋してある上側に鉄筋と直交するように他の鉄筋を配筋し、最後に、コンクリート8を打設して中空スラブを形成する。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、型枠内に鉄筋を配置し、これにコンクリートを打設してコンクリートスラブを施工する方法に係り、特にコンクリートスラブ内部に軽量の埋込み材を埋め込んだコンクリート中空スラブの施工方法及びその施工方法に用いる埋込み材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
建築物の高層化や広い居室空間の確保のために、鉄筋コンクリートスラブの厚さを増し、その強度を上げると共に、軽量化や遮音性等を向上させるために、スラブの内部を中空化させる施工法が種々実用化されている。
【0003】
【特許文献1】
例えば、円孔ボイドスラブは、中空化のためにコンクリート内部に埋設する埋込み材として、ワインディング鋼管等が用いられている。また、合成樹脂の発泡成形品を埋設物として薄肉PC床板に固着一体化した型枠を用いる施工法が、特公昭57−47007号「コンクリートスラブ用基板に対する埋込材の取付施工法」公報、特公昭58−20768号「コンクリートスラブ用基板に対する埋込材の取付施工法」公報等に記載されている。これらは何れもスラブの軽量化とPC床板を下型枠として利用できる利点がある。反面、床板1枚当たりの大きさ、重さが比較的大となることから、狭い建設現場での取廻しや揚重機での高所階への荷揚げ作業などを考慮する必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このワインディング鋼管に代表される中空管を埋込み材に用いた中空スラブでは、円孔ボイドと平行する方向と円孔と直交する方向とで断面性能、特に許容せん断応力に大きな差が生じ、円孔と直交する方向の許容せん断応力が極めて弱く、一方向にしか荷重を伝達できないという問題を有していた。
【0005】
また、円孔ボイドの配置を二方向にすることで、スラブとして荷重強度を高める施工方法がある。この施工方法は、スラブ主筋の位置がワインディング鋼管の配置方向を変えて交差させる施工方法であるために、その配筋する鉄筋に曲げ加工が必要になり、その施工が極めて煩雑になるという問題を有していた。
【0006】
本発明は、かかる問題点を解決するために創案されたものである。すなわち、本発明の目的は、円孔ボイドスラブの施工作業の効率化を図り、その円孔方向とその直交方向にもせん断耐力を強化し、2方向性スラブ内部に軽量の埋込み材を埋め込み、コンクリートスラブの軽量化並びに二方向に荷重を効率的に伝達することができるコンクリート中空スラブの施工方法及びその施工方法に用いる埋込み材を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の施工方法によれば、型枠(1)の下側に鉄筋を縦横方向に配筋し、該型枠(1)の上側に一定方向のみに上側に鉄筋を配筋し、次に、前記下側に鉄筋の上に、長手方向に対して直交するように切り欠いた凹部(6)を上下面に複数有する略筒状の軽量体(7)を、長手方向に連続するように前記上側に鉄筋の間から落とし込むようにそれぞれ配置し、このように並列した前記軽量体(7)の上面に、既に配筋してある前記上側に鉄筋と直交するように他の鉄筋を配筋し、最後に、コンクリート(8)を打設して中空スラブを形成する、ことを特徴とするコンクリート中空スラブの施工方法が提供される。
【0008】
また、型枠(1)上に固定した受台(9)の上に、下端配力筋(2a)を配筋し、更にスラブ下端筋(3)と該スラブ下端筋(3)の中間に補助筋(10)をそれぞれ配筋し、前記下端配力筋(2a)と同一方向かつ上方に主筋受筋(4)を配筋し、該主筋受筋(4)に上端主筋(5)を配筋し、次に、該上端主筋(5)の間に、長手方向に対して直交するように切り欠いた凹部(6)を上下面に複数形成した軽量体(7)を配置し、該軽量体(7)の底部が前記下端補助筋(10)に係合するように設置して、該軽量体(7)の上下を固定した後に、該下端補助筋(10)に直交する方向に上端配力筋(2b)を配筋し、最後に、コンクリート(8)を打設して中空スラブを形成する、ことができる。
【0009】
前記コンクリートスラブ内に、コンクリート(8)の凸条(16)を上下の所定間隔に対向形成するために、前記上下端配力筋(2b,2a)の配筋位置に、各凹部(6)が配置されるように、前記軽量体(7)を埋め込む、ことが好ましい。前記受台(9)に支柱形状のスペーサー(11)を差込み、該スペーサー(11)上部の嵌合部(12)に主筋受筋(4)を、前記上端配力筋(2b)と同一方向になるように差込む、ことが好ましい。
【0010】
上記構成の施工方法では、長手方向に対して直交するように切り欠いた凹部(6)を上下面に複数形成した略筒状の軽量体(7)を配置してあるので、この軽量体(7)の凹部(6)がそのまま、コンクリートスラブ内にコンクリート(8)の凸条(16)が形成される。しかも、この凸条(16)の形成方向は、軽量体(7)の配列方向と直交する方向に形成される。そこで、このコンクリートスラブ内の凸条(16)は、軽量体(7)の長手方向と直交する方向のせん断耐力を高めることができる。
【0011】
また、縦横方向に配筋した下側の鉄筋に、更に型枠(1)内の上側に一定方向のみに上側の鉄筋を配筋してから、上下面に複数の凹部(6)を有する略筒状の軽量体(7)を、その長手方向に連続するように前記上側の鉄筋の間から落とし込むようにそれぞれ配置するので、その作業性が高くなり、その施工時間を短縮することができる。
【0012】
本発明の埋込み材によれば、型枠(1)内に配筋される下端配力筋(2a)と上端配力筋(2b)によって形成される鉄筋の間に配置する略筒状の軽量体(7)であって、 該軽量体(7)の長手方向に対して直交するように切り欠いた凹部(6)を上下面に複数有する、ことを特徴とするコンクリート中空スラブ用の埋込み材が提供される。
【0013】
前記軽量体(7)は、その長手方向と直交する方向に上下端配力筋(2b,2a)のスペースを確保する凹部(6)を上下の同位置に定間隔に形成したものである。前記軽量体(7)の底部に、下端補助筋(10)に挟むように係合する係合部(13)を形成することが好ましい。
【0014】
前記軽量体(7)は略円筒形状に形成したものである。前記凹部(6)を前記軽量体(7)の前後端にも形成することが好ましい。 前記軽量体(7)は金属製又はプラスチック製である。前記軽量体(7)の両端の上端に固定具(14)を取り付けることができる。
【0015】
前記軽量体(7)は、その直交方向に配力筋(2)のスペースを確保する凹部(6)を上下に定間隔に形成することにより、コンクリートスラブ内に形成される凸条(16)が上下対向する位置にあるために、その方向のせん断耐力をより高めることができる。
【0016】
更に、前記凹部(6)を前記軽量体(7)の前後端にも形成することにより、コンクリートスラブ内に形成される凸条(16)に隙間が生じないようになる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のコンクリート中空スラブの施工方法及びその施工方法に用いる埋込み材の好ましい実施の形態を図面を参照して説明する。図1はコンクリート中空スラブの施工方法を説明する斜視図である。
本発明のコンクリート中空スラブの施工方法は、先ず、床スラブ等を施工するための型枠1内に、下側の鉄筋となる下端配力筋2aとスラブ下端筋3とを配筋し、この下端配力筋2aと同一方向に上側の鉄筋となる主筋受筋4と上端主筋5とを配筋する。次に、この上端主筋5の間に、長手方向に対して直交するように切り欠いた凹部6を上下面に複数有する略筒状に形成した軽量体(ボイド)7を配置する。図示例はこの軽量体(ボイド)7を配置する状態までを示している。
この軽量体(ボイド)7の上下を固定した後に、コンクリート8を打設して中空スラブの施工が完了する。
【0018】
図2から図7は施工手順を具体的に説明するものであり、(a)は平面図、(b)は断面図である。
先ず、図2に示すように、型枠(下型枠)1内に下端配力筋2aを支持する受台9を配置する。この受台9は、型枠1の上面に等間隔に配置した、略U字形状の部材である。
次に、図3に示すように、型枠1上に固定されたそれぞれの受台9上に、下端配力筋2aを等間隔に配筋する。
【0019】
受台9上に下端配力筋2aを配筋した後は、図4に示すように、下端配力筋2aの長手方向に交叉するようにスラブ下端筋3を配筋し、更にこのスラブ下端筋3の中間に補助筋10を配筋する。
次に、図5に示すように、受台9に支柱形状のスペーサー11を差込み、このスペーサー11上部の嵌合部12に、この下端配力筋2aと同一方向に主筋受筋4を差込む。更に、この主筋受筋4上に、この主筋受筋4の長手方向に交叉するように上端主筋5を配筋する。
なお、図5から図7の各(b)の平面図は、その説明を明確にするためには配筋状態について上側のみを表示している。
【0020】
図6と図7は軽量体(ボイド)を配置する状態を示すものである。
図6に示すように、上端主筋5の間に、長手方向に対して直交するように切り欠いた凹部6を上下面に複数有する略筒状に形成した軽量体7を配置する。この軽量体7の底部の係合部13が下端補助筋10に係合するように設置し、この軽量体7の両端の上端に固定具14を取り付ける。
【0021】
更に、図7に示すように、上端主筋5の上に上端配力筋2bを、配列した軽量体7の長手方向と直交するように配筋する。このように軽量体7の上下を固定した後にコンクリート8を打設して中空スラブの施工が完了する。
【0022】
図8は軽量体(ボイド)を示すものであり、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は側面図である。図9は軽量体(ボイド)を配置する状態を示す正面図である。
本発明の軽量体7は、略円筒形状に形成した本体15に、その長手方向に対して直交するように切り欠いた凹部6が上下面に複数有するものである。この凹部6は、その直交方向に上下端配力筋2b,2aのスペースを確保するように本体15に上下面に定間隔に形成してある。更に、凹部6aは軽量体7の前後端にも形成してある。この両端の凹部6aは、隣接する軽量体7の端部の凹部6aと接合して、本体15の中間に形成した凹部6と同形状になるように形成してある。
【0023】
軽量体7の材質としては、鉄板又は鋼板等の薄肉金属板を略円筒形状に形成したもの、あるいはプラスチックを略円筒形状に成型したものが用いられる。更に、本発明の要旨を逸脱しない範囲で他の材質のものを用いることができる。この材質の選定は、スラブの軽量化、断面性能等の目的の達成度、加工性、取扱性等の汎用性、及びコスト等を比較考慮してなされる。
【0024】
また、軽量体7の寸法としては、例えば長手方向の全長が約880mmであり、各凹部6aの深さは20mm〜50mmの幅で種々に形成することができ、本発明の要旨を逸脱しない範囲で変更できる。
【0025】
更に、図示例では、軽量体7の本体15は略円筒形状に形成してあるが、その長手方向のせん断耐力を高めるように、コンクリートスラブが形成される形状であれば、この略円筒形状に限定されない。例えば、断面形状が多角形状の筒形状に構成することができ、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更できる。
【0026】
この軽量体7の底部には、前述した下端補助筋10に係合するように逆V字形状した係合部13を2箇所設けてある。この係合部13により、軽量体7を上端主筋5の間に落とし込むように配置するだけで、この、長手方向に対して直交するように切り欠いた凹部6を上下面に複数形成した軽量体7を配置する。この軽量体7の底部の係合部13が下端補助筋10に係合するように設置し、この軽量体7の両端の上端に固定具14を取り付ける。
【0027】
図10はコンクリートスラブ内に形成されるコンクリートの状態を示す軽量体の連結方向の断面図である。図11は図10のA−A線断面図である。図12は図10のB−B線断面図である。
図10と図11に示すように、軽量体7の連結方向は、鉄筋に補強されたコンクリートがあるためにせん断耐力が高い。更に、本発明では、図12に示すように、長手方向に対して直交するように切り欠いた凹部6を上下面に複数形成した略筒状の軽量体7を配置してあるので、この軽量体7の凹部6がそのまま、コンクリートスラブ内にコンクリート8の凸条16が形成され、この鉄筋に補強されたコンクリート8の凸条16が、軽量体7の長手方向と直交する方向のせん断耐力も高めている。
【0028】
なお、本発明は上述した発明の実施の形態に限定されず、2方向性スラブ内部に軽量の埋込み材を埋め込み、コンクリートスラブの軽量化並びに二方向に荷重を効率的に伝達することができる方法であれば、上述した施工する順番又は埋込み材の構成に限定されず、各鉄筋の配筋の順序、又は埋込み材の形状や凹部の形成個数や形成場所について、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更できることは勿論である。
【0029】
【発明の効果】
本発明のコンクリート中空スラブの施工方法は、長手方向に対して直交するように切り欠いた凹部を上下面に複数形成した略筒状の軽量体を配置してあるので、この軽量体の凹部がそのまま、コンクリートスラブ内にコンクリートの凸条が形成される。しかも、この凸条の形成方向は、軽量体の配列方向と直交する方向に形成されるので、このコンクリートスラブ内の凸条は、軽量体の長手方向と直交する方向のせん断耐力を高めることができる。
【0030】
また、縦横方向に配筋した下側の鉄筋に、更に型枠内の上側に一定方向のみに上側の鉄筋を配筋してから、上下面に複数の凹部を有する略筒状の軽量体を、その長手方向に連続するように前記上側の鉄筋の間から落とし込むようにそれぞれ配置するので、その作業性が高くなり、その施工時間を短縮することができる。
【0031】
本発明の埋込み材は、その直交方向に配力筋のスペースを確保する凹部を上下に定間隔に形成することにより、コンクリートスラブ内に形成される凸条が上下対向する位置にあるために、その方向のせん断耐力をより高めることができる、等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコンクリート中空スラブの施工方法を説明する斜視図である。
【図2】本発明の施工手順を具体的に説明するものであり、(a)は平面図、(b)は断面図である。
【図3】施工手順を具体的に説明するものであり、(a)は平面図、(b)は断面図である。
【図4】施工手順を具体的に説明するものであり、(a)は平面図、(b)は断面図である。
【図5】施工手順を具体的に説明するものであり、(a)は平面図、(b)は断面図である。
【図6】施工手順を具体的に説明するものであり、(a)は平面図、(b)は断面図である。
【図7】施工手順を具体的に説明するものであり、(a)は平面図、(b)は断面図である。
【図8】軽量体(ボイド)を示すものであり、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は側面図である。
【図9】軽量体(ボイド)を配置する状態を示す正面図である。
【図10】コンクリートスラブ内に形成されるコンクリートの状態を示す軽量体の連結方向の断面図である。
【図11】図10のA−A線断面図である。
【図12】図10のB−B線断面図である。
【符号の説明】
1 型枠
2a 下端配力筋
2b 上端配力筋
3 スラブ下端筋
4 主筋受筋
5 上端主筋
6 凹部
6a 凹部(両端)
7 軽量体
8 コンクリート
9 受台
10 補助筋(下端補助筋)
11 スペーサー
12 嵌合部
13 係合部
14 固定具
16 凸条
Claims (12)
- 型枠(1)の下側に鉄筋を縦横方向に配筋し、該型枠(1)の上側に一定方向のみに上側に鉄筋を配筋し、
次に、前記下側に鉄筋の上に、長手方向に対して直交するように切り欠いた凹部(6)を上下面に複数有する略筒状の軽量体(7)を、長手方向に連続するように前記上側に鉄筋の間から落とし込むようにそれぞれ配置し、
このように並列した前記軽量体(7)の上面に、既に配筋してある前記上側に鉄筋と直交するように他の鉄筋を配筋し、
最後に、コンクリート(8)を打設して中空スラブを形成する、ことを特徴とするコンクリート中空スラブの施工方法。 - 型枠(1)上に固定した受台(9)の上に、下端配力筋(2a)を配筋し、更にスラブ下端筋(3)と該スラブ下端筋(3)の中間に補助筋(10)をそれぞれ配筋し、
前記下端配力筋(2a)と同一方向かつ上方に主筋受筋(4)を配筋し、該主筋受筋(4)に上端主筋(5)を配筋し、
次に、該上端主筋(5)の間に、長手方向に対して直交するように切り欠いた凹部(6)を上下面に複数形成した軽量体(7)を配置し、
該軽量体(7)の底部が前記下端補助筋(10)に係合するように設置して、該軽量体(7)の上下を固定した後に、該下端補助筋(10)に直交する方向に上端配力筋(2b)を配筋し、
最後に、コンクリート(8)を打設して中空スラブを形成する、ことを特徴とするコンクリート中空スラブの施工方法。 - 前記コンクリートスラブ内に、コンクリート(8)の凸条(16)を上下の所定間隔に対向形成するために、前記上下端配力筋(2b,2a)の配筋位置に、各凹部(6)が配置されるように、前記軽量体(7)を埋め込む、ことを特徴とする請求項2のコンクリート中空スラブの施工方法。
- 前記受台(9)に支柱形状のスペーサー(11)を差込み、該スペーサー(11)上部の嵌合部(12)に主筋受筋(4)を、前記上端配力筋(2b)と同一方向になるように差込む、ことを特徴とする請求項2のコンクリート中空スラブの施工方法。
- 型枠(1)内に配筋される下端配力筋(2a)と上端配力筋(2b)によって形成される鉄筋の間に配置する略筒状の軽量体(7)であって、該軽量体(7)の長手方向に対して直交するように切り欠いた凹部(6)を上下面に複数有する、ことを特徴とするコンクリート中空スラブ用の埋込み材。
- 前記軽量体(7)は、その長手方向と直交する方向に上下端配力筋(2b,2a)のスペースを確保する凹部(6)を上下の同位置に定間隔に形成したものである、ことを特徴とする請求項5のコンクリート中空スラブ用の埋込み材。
- 前記軽量体(7)の底部に、下端補助筋(10)に挟むように係合する係合部(13)を形成した、ことを特徴とする請求項5又は6のコンクリート中空スラブ用の埋込み材。
- 前記軽量体(7)は略円筒形状に形成したものである、ことを特徴とする請求項5、6又は7のコンクリート中空スラブ用の埋込み材。
- 前記軽量体(7)は金属製である、ことを特徴とする請求項5、6、7又は8のコンクリート中空スラブ用の埋込み材。
- 前記軽量体(7)はプラスチック製である、ことを特徴とする請求項5、6、7又は8のコンクリート中空スラブ用の埋込み材。
- 前記凹部(6)を前記軽量体(7)の前後端にも形成した、ことを特徴とする請求項5、6、7、8、9又は10のコンクリート中空スラブ用の埋込み材。
- 前記軽量体(7)の両端の上端に固定具(14)を取り付けた、ことを特徴とする請求項5、6、7、8、9、10又は11のコンクリート中空スラブ用の埋込み材。
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