JP3118595B2 - 光電式煙感知器 - Google Patents

光電式煙感知器

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JP3118595B2 JP04022909A JP2290992A JP3118595B2 JP 3118595 B2 JP3118595 B2 JP 3118595B2 JP 04022909 A JP04022909 A JP 04022909A JP 2290992 A JP2290992 A JP 2290992A JP 3118595 B2 JP3118595 B2 JP 3118595B2
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昭一 岡
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光電式の煙感知器の改
良に関する。
【0002】
【従来技術】光電式の煙感知器では、監視状態であるこ
とを確認できる様に、動作表示灯を間欠駆動させて点滅
させる機能を有するものが開発されている。図5はこの
様な従来の光電式煙感知器の構成例を示したもので、図
において、101は感知器ラインより供給される電源を
定電圧化処理して、感知器全体へ供給する定電圧回路、
LED2は動作表示灯、102は動作表示灯を点滅させ
る動作表示灯駆動回路、LED1は煙検知用の発光素
子、SPDは煙検知用の受光素子、103は、発光素子
LED1を間欠駆動させる発振回路と、受光素子SPD
によって受光された煙の散乱光のレベルを判別して、ト
リガ信号を出力させる煙検知部とを含んで構成された主
要回路部、SCRは煙検知部からのトリガ信号を受けて
導通するサイリスタ、104は主要回路部103内に有
って発光素子LED1を発光させる駆動パルスを出力す
る発振回路、105は動作表示灯LED2の点灯時間を
人が視認できる程度の時間幅まで引き延ばす為の引き延
ばし回路、R6は動作表示灯LED2の保護抵抗であ
る。
【0003】そして、この様な光電式煙感知器100に
おいては、動作表示灯LED2は、発光素子LED1を
間欠駆動させる発振回路104によって駆動されてお
り、発光素子LED1の駆動パルスを引き延ばし回路1
05によって引き延ばすことによって、動作表示灯LE
D2の点灯時間を視認出来る程度まで引き延ばす構成と
している為、発光素子LED1と動作表示灯LED2と
の発光タイミングはその開始時が常に一致した動作をな
している。図6はこの場合の動作をタイムチャートをも
って示すものである。また、一方、上記の様な構成とは
異なり、図7に示す様に、動作表示灯LED2の駆動用
に発振回路104とは別の発振回路201を設けて、発
光素子LED1と動作表示灯LED2をそれぞれ無関係
に異なる周期で間欠駆動させる光電式煙感知器200も
ある。図8はこの様な状況を示したタイムチャートであ
る。ところが、前者の構成のものでは、発光素子LED
1(受光素子SPD)の間欠駆動と動作表示灯LED2
の間欠駆動のタイミングが一致している為、動作表示灯
LED2を駆動するために瞬間的に流れる電流による電
界等が間接的に受光電流に悪影響を与えて、誤発報して
しまうことがあった。また、後者の構成のものでも長時
間使用している間には、発光素子LED1(受光素子S
PD)の間欠駆動と動作表示灯LED2の間欠駆動のタ
イミングが偶然一致することがあり、このため周囲の条
件によっては、高ゲインの煙感知部に悪影響を与えて誤
発報してしまうことがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記事情に
鑑みて提案されるもので、誤発報を防止する為に、発光
素子(受光素子)の間欠駆動と動作表示灯の間欠駆動の
タイミングが一致することの無い光電式煙感知器を提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為に
提案される請求項1に記載の本発明による光電式煙感知
器は、感知器ラインより供給された電源によって発振回
路を作動して、発光素子の間欠駆動と、動作表示灯の間
欠駆動を行う構成とした光電式煙感知器において、発光
素子に駆動パルスを間欠供給する発振回路に、駆動パル
スの遅延引き延ばし回路を設け、この遅延引き延ばし回
路からの遅延パルスによって上記動作表示灯を間欠駆動
させる構成となっている。
【0006】また、請求項2に記載の本発明による光電
式煙感知器は、上記引き延ばし回路が、発振回路からの
駆動パルスによって充電された後、それぞれが異なる放
電時定数に応じて放電を行うコンデンサを各々に有した
2つの充放電回路を備え、この2つの充放電回路の一方
のコンデンサが放電を開始して所定時間経過した後から
他方のコンデンサが一定レベル迄放電する迄の時間幅だ
け、上記動作表示灯を駆動させる構成となっている。
【0007】
【作用】請求項1に記載の本発明では、発光素子に駆動
パルスを間欠供給する発振回路に、駆動パルスの遅延引
き延ばし回路を接続し、この遅延引き延ばし回路からの
遅延パルスによって動作表示灯を間欠駆動させるので、
動作表示灯の間欠駆動は駆動する毎に、発光素子の間欠
駆動より上記遅延パルスの遅延時間だけ遅れ、両者のタ
イミングが一致することは無くなる。
【0008】請求項2に記載の本発明では、遅延引き延
ばし回路が、それぞれが異なる放電時定数を持つコンデ
ンサを各々に有した2つの充放電回路を備え、それぞれ
のコンデンサが発振回路からの駆動パルスによって同時
に充電された後、放電を開始して一方のコンデンサが一
定レベル迄放電してから、他方のコンデンサが同じく一
定レベル迄放電する迄の時間幅だけ、動作表示灯を駆動
させるので、動作表示灯の駆動と発振回路からの駆動パ
ルスによる発光素子の駆動とは、タイミングが一致する
ことは無くなる。
【0009】
【実施例】以下に、本発明の実施例について、図面を参
照しながら説明する。図1は請求項1に記載の本発明に
よる光電式煙感知器の構成例を示したもので、従来例と
同様のところには同一符号を付して、説明を省略する。
図において、10は発振回路104から発光素子LED
1と同じ駆動パルスを受けて、動作表示灯LED2を駆
動させる為の遅延引き延ばしパルスを出力する遅延引き
延ばし回路であり、従来例の引き延ばし回路に遅延機能
を付加したものである。尚、発光素子LED1と動作表
示灯LED2とは定電圧回路101を共通の電源として
いる。
【0010】この様な構成の光電式煙感知器1では、発
振回路104が発光素子LED1を発光させる為に駆動
パルスを出力すると、この駆動パルスは遅延引き延ばし
回路10に入力され、ここでは動作表示灯LED2の点
灯時間を人が視認できる程度に引き延ばされたパルスが
動作表示灯駆動パルスとして所定の遅延時間Tdの後出
力される。すると、動作表示灯駆動回路102はこれを
受けて、動作表示灯LED2を駆動させるので、発光素
子LED1の駆動パルスと動作表示灯LED2の駆動パ
ルスの出力タイミングが重なることはない。図2はこの
様な状況を示したタイムチャートである。
【0011】図3は請求項2に記載の本発明の要部とな
る遅延引き延ばし回路10と動作表示灯駆動回路102
の構成例を示したもので、図において、C1,C2は発
振回路104からの駆動パルスにより充電されるコンデ
ンサ、D1,D2はコンデンサC1,C2の放電電流が
発振回路104へ流れるのを防ぐ為のダイオード、Q1
〜Q3はトランジスタ、R1〜R6は抵抗を示し、C1
−R1−R2とC2−R3−Q1またはR4はそれぞれ
放電回路を形成している。
【0012】この様な構成の遅延引き延ばし回路10と
動作表示灯駆動回路102の動作を図4のタイムチャー
ト(a)〜(g)を参照しながら説明する。発振回路1
04からダイオードD1,D2を通じて入力された駆動
パルスにより(a)、コンデンサC1とC2は瞬時に充
電され(b)(d)、上記の駆動パルスの入力終了
(a)と同時に放電を開始する(b)(d)。ところ
が、この回路では、それぞれの放電回路の放電時定数τ
1,τ2はτ1<τ2に設定され、コンデンサC1,C
2の放電時には、トランジスタQ1がQ2に先駆けてO
Nとなる様に設定しているので、R2に生じる電圧によ
りトランジスタQ1が直ちにONされる。この為、C2
の放電経路はC2−R3−Q1となる。尚、コンデンサ
C1とC2はそれぞれ放電時定数τ1,τ2(但し、τ
1<τ2の様に設定されており、ここにτ1=C1×
(R1+R2),τ2=C2×R3である。)で放電す
る(b)(d)。コンデンサC1,C2の放電が継続
し、コンデンサC1の放電によりR2に生じる電圧がト
ランジスタQ1のカットオフレベル迄降下すると
(b)、トランジスタQ1がOFFされるので(c)、
コンデンサC2の放電経路はC2−R3−R4に変わ
り、引続きτ3(=C2×(R3+R4))の放電時定
数で放電を続ける(d)。すると、R4に電流が流れて
トランジスタQ2がONされるので(e)、それに伴っ
て、トランジスタQ3のベース電流が流れて、トランジ
スタQ3もONとなり(f)、動作表示灯LED2が点
灯する(g)。この状態でコンデンサC2が放電を継続
し、R4に生じる電圧がトランジスタQ2のカットオフ
レベル迄降下すると(d)、トランジスタQ2がOFF
され(e)、それに伴ってトランジスタQ3もOFFさ
れるので(f)、動作表示灯LED2が消灯する
(g)。以下、また、発振回路104から駆動パルスが
入力されて・・・・と繰り返される。つまり、この様な
遅延引き延ばし回路では、発光素子LED1の駆動パル
スが出力されて、発光素子LED1が点灯しても、トラ
ンジスタQ1がONしている遅延時間Tdの間は、動作
表示灯LED2は点灯せず、トランジスタQ1がOFF
となり、トランジスタQ2がONしている間だけ動作表
示灯LED2が点灯する。
【0013】
【発明の効果】請求項1に記載の本発明では、動作表示
灯は発光素子が間欠駆動される度に遅延引き延ばし回路
で遅延された時間だけ遅れて駆動されるので、両者のタ
イミングが一致することは無くなる。また、請求項2に
記載の本発明では、それぞれのコンデンサが発光素子に
駆動パルスを間欠供給する発振回路から同時に充電され
た後、放電を開始して一方のコンデンサが一定レベル迄
放電してから、他方のコンデンサが同じく一定レベル迄
放電する迄の時間幅だけ、動作表示灯を駆動させるの
で、動作表示灯の駆動と発光素子の駆動とは、タイミン
グが一致することが無くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による光電式煙感知器の構成例図であ
る。
【図2】請求項1に記載の本発明による光電式煙感知器
の発光素子駆動パルスと動作表示灯駆動パルスの関係を
示したタイムチャートである。
【図3】請求項2に記載の本発明による遅延引き延ばし
回路と動作表示灯駆動回路の構成例図である。
【図4】(a)〜(g)は請求項2に記載の本発明によ
る遅延引き延ばし回路と動作表示灯駆動回路の動作を説
明するタイムチャートである。
【図5】従来の光電式煙感知器の構成例図である。
【図6】図5に示す従来の光電式煙感知器の発光素子駆
動パルスと動作表示灯駆動パルスの関係を示したタイム
チャートである。
【図7】従来の光電式煙感知器の構成例図である。
【図8】図7に示す従来の光電式煙感知器の発光素子駆
動パルスと動作表示灯駆動パルスの関係を示したタイム
チャートである
【符号の説明】
1・・・光電式煙感知器 10・・・遅延引き延ばし回路 101・・・定電圧回路 102・・・動作表示灯駆動回路 103・・・主要回路部 104・・・発振回路 LED1・・・発光素子 LED2・・・動作表示灯 SCR・・・サイリスタ SPD・・・受光素子 C1,C2・・・コンデンサ D1,D2・・・ダイオード Q1〜Q3・・・トランジスタ R1〜R6・・・抵抗

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】感知器ラインより供給された電源によって
    発振回路を作動して、発光素子の間欠駆動と、動作表示
    灯の間欠駆動を行う構成とした光電式煙感知器におい
    て、 発光素子に駆動パルスを間欠供給する発振回路に、駆動
    パルスの遅延引き延ばし回路を設け、この遅延引き延ば
    し回路からの遅延パルスによって上記動作表示灯を間欠
    駆動させる構成とした光電式煙感知器。
  2. 【請求項2】上記遅延引き延ばし回路が、発振回路から
    の駆動パルスによって充電された後、それぞれが異なる
    放電時定数に応じて放電を行うコンデンサを各々に有し
    た2つの充放電回路を備え、この2つの充放電回路の一
    方のコンデンサが放電を開始して所定時間経過した後か
    ら他方のコンデンサが一定レベル迄放電する迄の時間幅
    だけ、上記動作表示灯を駆動させる構成とした請求項1
    に記載の光電式煙感知器。
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