JPH0229494Y2 - - Google Patents

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JPH0229494Y2
JPH0229494Y2 JP1983185061U JP18506183U JPH0229494Y2 JP H0229494 Y2 JPH0229494 Y2 JP H0229494Y2 JP 1983185061 U JP1983185061 U JP 1983185061U JP 18506183 U JP18506183 U JP 18506183U JP H0229494 Y2 JPH0229494 Y2 JP H0229494Y2
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capacitor
power supply
transistor
voltage
light
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JP1983185061U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、光電式煙感知器に関し、更に詳しく
は電源電圧を昇圧して間歇的に発光素子等の負荷
部を駆動する駆動回路に関する。
従来、周期的に発振する発振回路の出力を発光
素子に供給して発光素子を間歇的に発光させ、発
光素子からの光の変化に基づいて火災による煙を
光学的に検出するようにした所謂、光電式の煙感
知器が提案されている。このような光電式の煙感
知器に用いられる発光素子では順方向に所定の電
圧を印加すると、印加に応じた電流値が発光素子
を流れ所定の輝度で発光する。
しかしながら、順方向に駆動電圧を発光素子に
印加すると、発光素子内部で電圧降下を生じる。
この発光素子内部における電圧降下の変化量は、
周囲の温度に依存し、例えば発光素子の発光動作
による温度上昇、あるいは火災による温度上昇で
変化量が増大する。発光素子に駆動電圧を与える
電源電圧が低く設定される場合には、周囲の温度
変化に応じて変化する発光素子内の電圧降下が電
源電圧に対して大きく影響し、発光素子を流れる
電流値が変化することで発光素子の発射光の輝度
が変化する。従つて、光電式煙感知器の検出感度
が変化し、火災検出に誤動作を生じる恐れがあつ
た。
本考案は、上記問題点に鑑みてなされたもの
で、低い電源電圧においても発光素子等の負荷を
安定して間歇駆動する駆動回路の提供を目的とす
る。
まず本願考案は、発光部と受光部とを備え、該
発光部は検煙空間に対し発光し、該発光出力を前
記受光部で監視することで煙の流入を検出する検
出部と、該検出部に電源を供給する定電圧回路と
を備えた光電式煙感知器を対象とする。
このような構成を備えた光電式煙感知器におい
て、前記目的を達成する為、本願考案は、低電圧
回路から出力される電圧を充電する第1のコンデ
ンサと、発光部を所定周期で発振駆動する発振回
路と、該発振回路の発振周期に同期して動作する
トランジスタと、該トランジスタのオフ時間に電
源電圧を充電する第2のコンデンサとを備え、前
記トランジスタのオンで第1のコンデンサと第2
のコンデンサを順方向に接続して該第1のコンデ
ンサと第2のコンデンサの充電電荷を前記発振回
路の所定周期で前記発光部に供給するようにした
ものである。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図は本考案の一実施例を示す回路図であ
る。
まず構成を説明すると、1は所定の電源電圧
V0を出力する定電圧電源であり、定電圧電源1
から引き出された電源線L1,L2間にはコンデ
ンサC1(第1のコンデンサ)が接続され電源電
圧V0を充電する。2は所定周期で発振する発振
回路であり、パルス幅T1のパルスを周期T2で
出力する。電源線L1,L2間には抵抗R1,R
2及びトランジスタQ1を直列接続し、抵抗R1
とR2の分圧電圧をトランジスタQ2のベースに
与え、トランジスタQ1のベースは発振回路2の
出力端子に接続されており、発振回路2の発振周
期に同期してトランジスタQ1及びQ2を時間T
1だけ間歇的に動作させる。逆流防止用のダイオ
ードD1が電源線L1に接続され、ダイオードD
1を介して定電圧電源1に連なる電源線L1,L
2間には、コンデンサC2(第2のコンデンサ)
及び抵抗R3を直列接続している。このコンデン
サC2と抵抗R3の接続点は、トランジスタQ2
のコレクタに接続される。コンデンサC2及び抵
抗R3で定まる充電時定数T3は発振回路2から
出力されるパルスのパルス間隔T2より短く設定
されており、トランジスタQ2のオフ時間内に定
電圧電源1からの電源電圧V0をダイオードD1
を介してコンデンサC2に充電する。ダイオード
D1を介して連なる電源線S1と、トランジスタ
Q1のコレクタから引き出された信号線間には抵
抗R4と発光素子PH1を直列接続した負荷部が
接続され、トランジスタQ1及びQ2のオンでコ
ンデンサC1とC2を順方向に直列接続し、コン
デンサC1の充電電荷とコンデンサC2の充電電
荷の合成電荷、即ち定電圧電源1の電源電圧V0
の2倍電圧を負荷部に供給する。
次に動作を説明する。
コンデンサC1は定電圧電源1からの電源電圧
V0を充電し、またコンデンサC2もダイオード
D1を介して定電圧電源1からの電源電圧V0
トランジスタQ2のオフ時間内に充電時定数T3
で充電している。発振回路2は、パルス幅T1、
周期T2でなるパルスを出力し、トランジスタQ
1及びQ2をパルス周期に同期して時間T1だけ
間歇的に動作させる。トランジスタQ1,Q2の
動作でコンデンサC1とC2が順方向に直列接続
され、コンデンサC1の充電電荷とコンデンサC
2の充電電荷の合成電荷、即ち定電圧電源1の電
源電圧V0の2倍電圧を抵抗R4と発光素子PH1
でなる負荷部に供給する。発光素子PH1は、供
給された電圧に応じた輝度で時間T1だけ間歇的
に発光する。発光素子PH1からの発光出力は検
煙空間(図示せず)に対し発光され、この発光出
力を受光部(図示せず)により監視することで煙
の検煙空間に対する流入を検出できる。
尚、第1図の実施例において、コンデンサC2
と並列にツエナダイオードあるいは抵抗R5を接
続すると、ツエナダイオードのツエナ電圧あるい
は抵抗R5とR3の分圧で定まる適宜の電圧がコ
ンデンサC1の充電電荷に重畳されることで負荷
部に供給する電圧をV0から2V0の範囲内で任意の
電圧に設定することができる。勿論、抵抗R5を
コンデンサC2に並列接続した場合は、抵抗R
5,R3及びコンデンサC2で定まる充電時定数
はパルス周期T2より短く設定される。
第2図は本考案の他の実施例を示す回路図であ
る。
1は電源電圧V0を出力する定電圧電源であり、
定電圧電源1から引き出された電源線L1,L2
間にはコンデンサC1(第1のコンデンサ)が接
続され電源電圧V0を充電する。3は所定周期で
発振する発振回路であり、パルス幅T5のパルス
を周期T6で出力する。即ち、逆流防止用のダイ
オードD2を介して定電圧電源1に連なる電源線
間には抵抗R11,R12及びトランジスタQ4
が直列接続され、トランジスタQ4のベースは高
抵抗R9を介して電源線に接続しており、初期段
階では高抵抗R9を介して微少なベース電流がト
ランジスタQ4に流れ、不飽和状態でオンする。
トランジスタQ4が不飽和状態でオンすると、抵
抗R11とR12の分圧電圧がトランジスタQ5
のベースに与えられ、トランジスタQ5を不飽和
状態でオンする。トランジスタQ5が不飽和状態
でオンすると、トランジスタQ5のコレクタ電流
がコンデンサC5、抵抗R10を通じてトランジ
スタQ4のベースに供給される。抵抗R10は抵
抗R9に比して充分小さな抵抗値に設定されるこ
とでトランジスタQ4に充分なベース電流が流
れ、トランジスタQ4が完全にオンする。トラン
ジスタQ4が完全にオンするとトランジスタQ5
も完全にオンし、更にコンデンサC5を充電す
る。コンデンサC5が所定の時定数T5で充電を
完了するとトランジスタQ4及びQ5がオフす
る。トランジスタQ4及びQ5のオフでコンデン
サC5が抵抗R9,R10及び負荷部として接続
される抵抗R13、発光素子PH2を通じて所定
時間T6で放電が完了すると再び初期段階に戻
り、発振動作が継続する。抵抗R12とトランジ
スタQ4のコレクタの接続点は、抵抗R7を介し
て抵抗R6及びトランジスタQ3のベースに接続
され、発振回路3の発振周期に同期してトランジ
スタQ3を間歇的に動作させる。ダイオードD2
を介して定電圧電源1に連なる電源線間には、コ
ンデンサC4(第2のコンデンサ)と抵抗R8が
直列接続され、コンデンサC4と抵抗R8の接続
点からトランジスタQ3のコレクタに接続してい
る。コンデンサC4はトランジスタQ3のオフ時
間に時間T6により短く設定される所定時間T7
で電源電圧V0を充電する。トランジスタQ3の
オンでコンデンサC1,C4を順方向に直列接続
し、コンデンサC1の充電電荷とコンデンサC4
の充電電荷の合成電荷を発振回路3に供給する。
従つて、発振回路3の発振動作によるトランジス
タQ5のスイツチング動作で抵抗R13と発光素
子PH2でなる負荷部に電源電圧V0の2倍電圧が
供給され、発光素子PH2が発振周期に同期して
間歇的に発光する。
次に効果を説明する。
本考案によれば、電源電圧を充電する第1のコ
ンデンサと、所定周期で発振する発振回路と、発
振周期に同期してオン・オフする駆動用のトラン
ジスタと、駆動用のトランジスタのオフ時間に電
源電圧を充電する第2のコンデンサを設け、駆動
用のトランジスタのオンで第1のコンデンサと第
2のコンデンサを順方向に接続して双方のコンデ
ンサの充電電荷を間歇的に供給するようにしたこ
とで低い電源電圧においても発光素子等の負荷を
安定して間歇駆動させることができる。しかも、
発振回路は発光LEDを所定周期まで駆動させる
機能と、昇圧回路を形成する機能とを持つ為、回
路構成が簡単になり、コスト的にも安価になる。
また、本考案による電源電圧を昇圧して間歇的
に供給する回路構成は他の負荷部、例えば圧電ブ
ザー等を間歇駆動する駆動回路としても応用する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す回路図、第2
図は本考案の他の実施例を示す回路図である。 1……定電圧電源、2,3……発振回路、L
1,L2……電源線、C1,…C5……コンデン
サ、Q1,々Q5……トランジスタ、R1,…R
13……抵抗、D1,D2……ダイオード、PH
1,PH2……発光素子。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 発光部と受光部とを備え、該発光部は検煙空間
    に対し発光出力し、該発光出力を前記受光部で監
    視することで前記検煙空間に対する煙の流入を検
    出する検出部と、該検出部に電源を供給する定電
    圧回路とを備えた光電式煙感知器において、 前記定電圧回路から出力される電圧を充電する
    第1のコンデンサと、 前記発光部を所定周期で発振駆動する発振回路
    と、該発振回路の発振周期に同期して動作するト
    ランジスタと、該トランジスタのオフ時間に電源
    電圧を充電する第2のコンデンサとを備え、 前記トランジスタのオンで第1のコンデンサと
    第2のコンデンサを順方向に接続して、該第1の
    コンデンサと第2のコンデンサの充電電荷を前記
    発振回路の所定周期で前記発光部に供給してなる
    ことを特徴とする光電式煙感知器。
JP18506183U 1983-11-30 1983-11-30 光電式煙感知器 Granted JPS6093450U (ja)

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JP18506183U JPS6093450U (ja) 1983-11-30 1983-11-30 光電式煙感知器

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JP18506183U JPS6093450U (ja) 1983-11-30 1983-11-30 光電式煙感知器

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JPS6093450U JPS6093450U (ja) 1985-06-26
JPH0229494Y2 true JPH0229494Y2 (ja) 1990-08-08

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5115974B2 (ja) * 1971-10-22 1976-05-20

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JPS5115974B2 (ja) * 1971-10-22 1976-05-20

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