JP3118529B2 - 耐震形閉鎖配電盤 - Google Patents

耐震形閉鎖配電盤

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JP3118529B2
JP3118529B2 JP03141213A JP14121391A JP3118529B2 JP 3118529 B2 JP3118529 B2 JP 3118529B2 JP 03141213 A JP03141213 A JP 03141213A JP 14121391 A JP14121391 A JP 14121391A JP 3118529 B2 JP3118529 B2 JP 3118529B2
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直親 東
健次 上田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、耐震形閉鎖配電盤の剛
構造の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】周知のように耐震形閉鎖配電盤は、閉鎖
箱内に、負荷例えば非常照明の開閉および保護用の主回
路器具、監視および制御装置等の電気回路部品を収納し
て構成したものである。
【0003】ところで、耐震形閉鎖配電盤は、固有振動
数を高めて、地震周波数成分から充分離す必要があり、
剛構造にしなければならない。従来は、図3に示すよう
に、閉鎖箱の枠組を山形鋼11で構成すると共に、両側
面および背面部分にX字状に山形鋼からなる補強部材1
2を溶接して剛構造の枠構成とし、この枠構成にカバー
をネジ止めしたり、扉をヒンジを介して取付けたりし
て、閉鎖箱としていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図3に
示すような、補強部材12を用いる方法では操作部品等
が置かれる面、特に前面の補強ができず、十分な剛構造
とすることが出来ないばかりでなく、配電箱の組立、配
線作業等においてもX字状に入れた補強部材12が邪魔
となって、作業性を低下させるといった問題があった。
【0005】さらには、カバーに設けた換気孔の内側等
に防塵フィルターが付く場合においてはX字状の補強部
材を入れることが困難といった問題があった。
【0006】また従来、山形鋼からなる枠組にカバーを
溶接することによって剛構造を持たせることも提案され
ているが、この方法によっても前面の剛構造、組立、配
線作業の作業性等において、図3の従来例と同様の問題
があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は剛構造とした閉
鎖箱内に電気部品を収納してなる耐震形閉鎖配電盤にお
いて、前記閉鎖箱の枠組を山形鋼で構成すると共に、両
側面及び前背面部分に山形鋼と一体に中央を大きく打抜
いた打抜き鋼板を溶接することにより、操作部品等が置
かれる前面においても剛構造を持たせることが可能で、
かつ組立配線作業の作業性も良好な耐震形閉鎖配電盤を
提供せんとするものである。
【0008】
【作用】閉鎖箱の枠組を山形鋼で構成すると共に、山形
鋼に中央を大きく打抜いた鋼板を溶接することによっ
て、山形鋼の肉厚及び辺の寸法を実質的に大きくして、
断面係数を増大させた結果となり、これによって剛構造
を持たせている。
【0009】したがって、閉鎖箱の枠組の前面において
も、操作部品の取付、操作等に支障をきたすことなく剛
構造を持たせることができ、また打抜き鋼板の中央部の
打抜き寸法を調整することにより、組立、配線作業の作
業性を低下させることなく剛構造を持たせることができ
る。
【0010】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例を用いて説
明する。図1は本発明の一実施例を示す斜視図であり、
枠組のみを図示したものである。枠組は山形鋼1を用い
て構成されており、その両側面及び前背面に、中央を八
角形に打抜いた打抜き鋼板2が、山形鋼1の内側に溶接
されている。この枠組に両側面カバー、背面カバー及び
天井カバーをネジ止めすると共に、前面に扉をヒンジを
介して取付ける等によって閉鎖箱として完成する。
【0011】このように枠組の前背面及び両側面におい
て、打抜き鋼板2を山形鋼1に溶接して剛構造を持たせ
ても、打抜き鋼板2の中央部は大きく開いているため、
その操作性に問題は生じない。また組立、配線作業も中
央部が大きく開いているため、図3の従来例に比べて、
やり易いといった利点がある。
【0012】また、側面カバー等に通気口を設け、その
内側に防塵フィルター等を取付けるような構造において
も、前記防塵フィルターが打抜き鋼板2の中央部の打抜
き部に来るようにすればよく、配電盤の換気に支障なく
剛構造を実現できる。
【0013】なお、打抜き鋼板2の中央部の打抜き形状
としては、実施例に示すような八角形状の他、図2に示
すような六角形にしてもよい、さらにその他の形状にし
てもよいことは言うまでもない。しかし、実施例に示し
たような八角形状及び六角形状の方が、振動エネルギー
の分散及び組立配線作業の作業性を考慮した時、好まし
い。
【0014】また本発明は前記実施例に限定されるもの
ではなく、例えば図1に示すような枠組のものを横方向
あるいは前後方向に2つ並べて一体型としたようなもの
にも適用することができるものであり、その場合、横幅
方向あるいは前後方向の中間部に設けた山形鋼にも打抜
き鋼板を溶接することが好ましい。
【0015】
【発明の効果】以上述べたように本発明により、操作部
品等が置かれる面、特に前面部においても剛構造を持た
せることができ、また組立配線作業の作業性も良好にす
ることができる等の優れた利点を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明耐震形閉鎖配電盤の枠組の一実施例を示
す斜視図
【図2】本発明耐震形閉鎖配電盤に用いる打抜き鋼板の
他の実施例を示す正面図
【図3】従来の耐震形閉鎖配電盤の枠組の一例を示す斜
視図
【符号の説明】
1 山形鋼 2 打抜き鋼板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭56−145706(JP,A) 実開 昭55−120203(JP,U) 実開 昭55−130509(JP,U) 実開 昭54−114728(JP,U) 実開 昭58−30379(JP,U) 実開 昭55−170235(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02B 1/00 H05K 5/00 - 5/06

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 剛構造とした閉鎖箱内に電気部品を収納
    してなる耐震形閉鎖配電盤において、前記閉鎖箱の枠組
    を山形鋼で構成すると共に、両側面及び前背面部分に山
    形鋼と一体に打抜き鋼板を溶接したことを特徴とする耐
    震形閉鎖配電盤。
JP03141213A 1991-05-16 1991-05-16 耐震形閉鎖配電盤 Expired - Fee Related JP3118529B2 (ja)

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