JP2580986Y2 - 電気機器収納用箱体の内機取付構造 - Google Patents
電気機器収納用箱体の内機取付構造Info
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- JP2580986Y2 JP2580986Y2 JP7585193U JP7585193U JP2580986Y2 JP 2580986 Y2 JP2580986 Y2 JP 2580986Y2 JP 7585193 U JP7585193 U JP 7585193U JP 7585193 U JP7585193 U JP 7585193U JP 2580986 Y2 JP2580986 Y2 JP 2580986Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bolt
- mounting structure
- insertion hole
- mounting bracket
- hole
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、各種電気機器を収納し
てなる分電盤等の電気機器収納用箱体の内機取付構造に
関する。
てなる分電盤等の電気機器収納用箱体の内機取付構造に
関する。
【０００２】
【従来の技術】従来技術の取付金具は、図２のように取
付金具３１の上面３１ａにボルト３２の頭部３２ａを挿
通する挿通孔３３を形成すると共に、その挿通孔３３の
一辺よりＵ字状の切欠孔３４を形成し、ボルト３２の軸
部３２ｂを切欠孔より突出させると共に、凸状のボルト
サポータ３５によってボルト３２を抜け止めすると共
に、ナット３６によってボルト３２を垂設していた。
付金具３１の上面３１ａにボルト３２の頭部３２ａを挿
通する挿通孔３３を形成すると共に、その挿通孔３３の
一辺よりＵ字状の切欠孔３４を形成し、ボルト３２の軸
部３２ｂを切欠孔より突出させると共に、凸状のボルト
サポータ３５によってボルト３２を抜け止めすると共
に、ナット３６によってボルト３２を垂設していた。
【０００３】しかし、上記のような取付金具３１による
と、ボルトサポータ３５とナット３６によってボルト３
２を垂設しているため、ナット３６の高さによって箱体
本体の背面と内機間に空間が生じるという欠点があっ
た。
と、ボルトサポータ３５とナット３６によってボルト３
２を垂設しているため、ナット３６の高さによって箱体
本体の背面と内機間に空間が生じるという欠点があっ
た。
【０００４】そこで、上記の問題点を解消するために、
例えば、実開平１−１３３７７６号公報に示すものが知
られている。
例えば、実開平１−１３３７７６号公報に示すものが知
られている。
【０００５】これは図３のように、取付金具３７の上面
３７ａの略中央部にボルト３８の頭部３８ａを挿通する
挿通孔３９を形成すると共に、その挿通孔３９の両端縁
部より夫々対向するＵ字状の切欠孔４０，４０を形成
し、内機の取付孔の位置によってボルト３８の軸部３２
ｂをいずれか一方の切欠孔４０より突出させると共に、
ボルト挿通孔４１を透設した薄板製の一決め金具４２を
取付金具３７の上面３７ａに嵌合させてボルト３８を垂
設するものである。
３７ａの略中央部にボルト３８の頭部３８ａを挿通する
挿通孔３９を形成すると共に、その挿通孔３９の両端縁
部より夫々対向するＵ字状の切欠孔４０，４０を形成
し、内機の取付孔の位置によってボルト３８の軸部３２
ｂをいずれか一方の切欠孔４０より突出させると共に、
ボルト挿通孔４１を透設した薄板製の一決め金具４２を
取付金具３７の上面３７ａに嵌合させてボルト３８を垂
設するものである。
【０００６】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術によると、取付金具３１，３７の上面３１ａ，３
７ａの短辺端縁部の下側に開口部４３が開口されている
ため、ボルト３２，３８に加重が加わると短辺端縁部が
変形するという欠点があった。また、図３の取付金具３
７の切欠孔４０，４０にボルト３８を同時に二つ垂設す
る場合、一決め金具４２を夫々のボルト３８に設けなけ
ればならない他、位置決め金具４２は取付金具３７の上
面３７ａに被覆するように嵌合しているため、図２の欠
点と同様に箱体本体の背面と内機間に空間が生じるとい
う欠点があった。
来技術によると、取付金具３１，３７の上面３１ａ，３
７ａの短辺端縁部の下側に開口部４３が開口されている
ため、ボルト３２，３８に加重が加わると短辺端縁部が
変形するという欠点があった。また、図３の取付金具３
７の切欠孔４０，４０にボルト３８を同時に二つ垂設す
る場合、一決め金具４２を夫々のボルト３８に設けなけ
ればならない他、位置決め金具４２は取付金具３７の上
面３７ａに被覆するように嵌合しているため、図２の欠
点と同様に箱体本体の背面と内機間に空間が生じるとい
う欠点があった。
【０００７】そこで本考案の目的は、取付金具の強度が
増し、箱体本体の背面と内機間の空間が狭く、二つのボ
ルトを同時に垂設した場合の部品点数が削減できる電気
機器収納用箱体の内機取付構造を提供することにある。
増し、箱体本体の背面と内機間の空間が狭く、二つのボ
ルトを同時に垂設した場合の部品点数が削減できる電気
機器収納用箱体の内機取付構造を提供することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本考案の電気機器収納用箱体の内機取付構造は、取
付金具の上面の略中央部にボルトの頭部を挿通する挿通
孔を形成すると共に、その挿通孔の両端縁部より夫々対
向する略Ｕ字状の切欠孔を形成し、取付金具の上面の短
辺端縁部を略直角に下方へ折曲形成したものである。
に、本考案の電気機器収納用箱体の内機取付構造は、取
付金具の上面の略中央部にボルトの頭部を挿通する挿通
孔を形成すると共に、その挿通孔の両端縁部より夫々対
向する略Ｕ字状の切欠孔を形成し、取付金具の上面の短
辺端縁部を略直角に下方へ折曲形成したものである。
【０００９】取付金具の上面に形成した挿通孔よりボル
トの頭部を挿通し、夫々の切欠孔よりボルトの軸部を突
出させると共に、夫々のボルトを同時に固定するボルト
サポータを挿通孔に嵌合して備えたものである。
トの頭部を挿通し、夫々の切欠孔よりボルトの軸部を突
出させると共に、夫々のボルトを同時に固定するボルト
サポータを挿通孔に嵌合して備えたものである。
【００１０】
【作用】取付金具の上面に形成した挿通孔よりボルトの
頭部を挿通し、夫々の切欠孔よりボルトの軸部を突出さ
せ、夫々のボルトを同時に固定する略十字状のボルトサ
ポータを挿通孔に嵌合してボルトを垂設する。
頭部を挿通し、夫々の切欠孔よりボルトの軸部を突出さ
せ、夫々のボルトを同時に固定する略十字状のボルトサ
ポータを挿通孔に嵌合してボルトを垂設する。
【００１１】
【実施例】本考案に係る電気機器収納用箱体の内機取付
構造の一実施例を添付図面に基づいて説明する。
構造の一実施例を添付図面に基づいて説明する。
【００１２】図１は本考案に係る電気機器収納用箱体の
内機取付構造の一実施例の説明図であり、図１（ａ）及
び図１（ｂ）の取付金具１は上面１ａの略中央部にボル
ト２の頭部２ａを挿通する挿通孔３を形成すると共に、
その挿通孔３の両端縁部より夫々対向する略Ｕ字状の切
欠孔４，４を形成し、取付金具１の上面１ａの短辺端縁
部１ｂを略直角に下方へ折曲形成したものである。
内機取付構造の一実施例の説明図であり、図１（ａ）及
び図１（ｂ）の取付金具１は上面１ａの略中央部にボル
ト２の頭部２ａを挿通する挿通孔３を形成すると共に、
その挿通孔３の両端縁部より夫々対向する略Ｕ字状の切
欠孔４，４を形成し、取付金具１の上面１ａの短辺端縁
部１ｂを略直角に下方へ折曲形成したものである。
【００１３】取付金具１の上面１ａに形成した挿通孔３
よりボルト２の頭部２ａを挿通し、夫々の切欠孔４，４
よりボルト２，２の軸部２ｂ，２ｂを突出させると共
に、夫々のボルト２，２を同時に固定する十字状のボル
トサポータ５を挿通孔３に嵌合して備える。
よりボルト２の頭部２ａを挿通し、夫々の切欠孔４，４
よりボルト２，２の軸部２ｂ，２ｂを突出させると共
に、夫々のボルト２，２を同時に固定する十字状のボル
トサポータ５を挿通孔３に嵌合して備える。
【００１４】また、挿通孔３は取付金具１の側面１ａの
中途まで開口しているため、挿通孔３にボルトサポータ
５を嵌合してもボルトサポータ５は取付金具１の上面１
ａより上に突出しない。
中途まで開口しているため、挿通孔３にボルトサポータ
５を嵌合してもボルトサポータ５は取付金具１の上面１
ａより上に突出しない。
【００１５】尚、図１（ｂ）の上記実施例において、切
欠孔４，４にボルト２，２を夫々垂設し、ボルトサポー
タ５を取付金具１の挿通孔３に嵌合しているが、これは
請求項２においての実施例であり、請求項１の取付金具
１においてはボルト２は切欠孔４，４のいずれか一方か
ら突出させ、ボルトサポータ５でボルト２を垂設するこ
とができる。
欠孔４，４にボルト２，２を夫々垂設し、ボルトサポー
タ５を取付金具１の挿通孔３に嵌合しているが、これは
請求項２においての実施例であり、請求項１の取付金具
１においてはボルト２は切欠孔４，４のいずれか一方か
ら突出させ、ボルトサポータ５でボルト２を垂設するこ
とができる。
【００１６】
【考案の効果】以上説明したように、本考案に係る電気
機器収納用箱体の内機取付構造は、取付金具の上面の略
中央部にボルトの頭部を挿通する挿通孔を形成すると共
に、その挿通孔の両端縁部より夫々対向する略Ｕ字状の
切欠孔を形成し、取付金具の上面の短辺端縁部を略直角
に下方へ折曲形成したものであるため、取付金具の強度
が増すという優れた効果を有するものである。
機器収納用箱体の内機取付構造は、取付金具の上面の略
中央部にボルトの頭部を挿通する挿通孔を形成すると共
に、その挿通孔の両端縁部より夫々対向する略Ｕ字状の
切欠孔を形成し、取付金具の上面の短辺端縁部を略直角
に下方へ折曲形成したものであるため、取付金具の強度
が増すという優れた効果を有するものである。
【００１７】取付金具の上面に形成した挿通孔よりボル
トの頭部を挿通し、夫々の切欠孔よりボルトの軸部を突
出させると共に、夫々のボルトを同時に固定するボルト
サポータを挿通孔に嵌合して備えたものであるため、箱
体本体の背面と内機間に空間が狭く、二つのボルトを同
時に垂設した場合の部品点数が削減できるという優れた
効果を有するものである。
トの頭部を挿通し、夫々の切欠孔よりボルトの軸部を突
出させると共に、夫々のボルトを同時に固定するボルト
サポータを挿通孔に嵌合して備えたものであるため、箱
体本体の背面と内機間に空間が狭く、二つのボルトを同
時に垂設した場合の部品点数が削減できるという優れた
効果を有するものである。
【図１】本考案に係る電気機器収納用箱体の内機取付構
造の一実施例の説明図である。
造の一実施例の説明図である。
【図２】従来技術の電気機器収納用箱体の内機取付構造
の一実施例の説明図である。
の一実施例の説明図である。
【図３】従来技術の電気機器収納用箱体の内機取付構造
の一実施例の説明図である。
の一実施例の説明図である。
１・・・取付金具、１ａ・・・上面、１ｂ・・・短辺端
縁部、２・・・ボルト、２ａ・・・頭部、２ｂ・・・軸
部、３・・・挿通孔、４・・・切欠孔、５・・・ボルト
サポータ。
縁部、２・・・ボルト、２ａ・・・頭部、２ｂ・・・軸
部、３・・・挿通孔、４・・・切欠孔、５・・・ボルト
サポータ。
Claims (2)
- 【請求項１】 各種電気機器を備えた内機を、少なくと
も箱体本体の内側背面の四隅に設けられた取付金具に取
り付ける電気機器収納用箱体の内機取付構造において、
前記取付金具の上面の略中央部にボルトの頭部を挿通す
る挿通孔を形成すると共に、該挿通孔の両端縁部より夫
々対向する略Ｕ字状の切欠孔を形成し、前記取付金具の
上面の短辺端縁部を略直角に下方へ折曲形成したことを
特徴とする電気機器収納用箱体の内機取付構造。 - 【請求項２】 前記取付金具の上面に形成した前記挿通
孔より前記ボルトの頭部を挿通し、夫々の切欠孔よりボ
ルトの軸部を突出させると共に、夫々のボルトを同時に
固定するボルトサポータを前記挿通孔に嵌合して備えた
ことを特徴とする請求項１に記載の電気機器収納用箱体
の内機取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7585193U JP2580986Y2 (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 電気機器収納用箱体の内機取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7585193U JP2580986Y2 (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 電気機器収納用箱体の内機取付構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0742976U JPH0742976U (ja) | 1995-08-11 |
| JP2580986Y2 true JP2580986Y2 (ja) | 1998-09-17 |
Family
ID=13588143
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7585193U Expired - Lifetime JP2580986Y2 (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 電気機器収納用箱体の内機取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2580986Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-12-28 JP JP7585193U patent/JP2580986Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0742976U (ja) | 1995-08-11 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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