JP3417316B2 - 二重床用框 - Google Patents

二重床用框

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、二重床用の床パネ
ルの端を覆うように配置され、建物の床面から床パネル
の上面端辺までの隙間部分をカバーする二重床用框に関
する。
【0002】
【従来の技術】図7と図8とを用いて従来の二重床用框
を説明する。図7は従来の二重床用框の断面図で、図8
は従来の二重床用框の斜視図である。
【0003】従来、二重床用の床パネルを、建物の床面
の上に配設すると、建物の床面から床パネルの上面まで
の間に、隙間部分が生じる。このままであると、隙間が
みえて見栄えが悪く、人が隙間部分に足を引っかけて転
倒したり、隙間部分に鉛筆等が入り込んだりして、何か
と不都合である。そこで、建物の床面から床パネルの上
面までの間にわたって、隙間部分が生じないようにする
ために、二重床用框が広く使用されている。
【0004】図7と図8とに示す二重床用框Kは、特願
平10−246263号公報に開示されたもので、第1
の框部材K1 と、第2の框部材K2 と、取り付け片K3
とを備えて構成されている。第1の框部材K1 は、一方
向Tに長く断面略コ字状のステンレス性のレール部材で
あって、開口K11の端部に、開口K11を塞ぐ向きに突出
片K12が形成されている。
【0005】第2の框部材K2 は、第1の框部材K1
に納まる大きさであって、断面略コ字状に形成されてい
る。この第2の框部材K2 は、第1の框部材K1 の、断
面略コ字状の内部を、一方向Tにスライドして移動可能
なステンレス部材である。第2の框部材K2 は、断面略
コ字状のうち、中片K21に、ネジ穴K211 が形成されて
いる。第2の框部材K2 は、中片K21が第1の框部材K
1 の断面略コ字状の開口K11を塞ぐようにして、第1の
框部材K1 内に納められ、第1の框部材K1 とともに略
角柱形状をなすのである。
【0006】取り付け片K3 は、一枚板のステンレス材
を曲げ加工して形成されており、段K311 を有する縦片
31と、縦片K31に略垂直に延出する辺部K32とを備え
て構成される略L字状金具である。縦片K31には、ネジ
穴K211 と対向する箇所に、ネジ穴K312 が形成されて
いる。辺部K32には、建物の床面Uへのネジ止め取り付
けのための取り付け部K321 が形成されている。取り付
け片K3 は、縦片K31が中片K21に対向するようにして
第2の框部材K2 に接触する。このとき、縦片K31側か
らネジ穴K312 とネジ穴K211 とにネジN1 を相通する
ことにより、縦片K31と中片K21とをネジ止めする。縦
片K31の段K311 と、中片K21とは、僅かながら隙間を
形成し、この隙間に突出片K12が挟持されることによ
り、取り付け片K3 は、第2の框部材K2 とともに、第
1の框部材K1 に固定されるのである。また、ネジN1
を弛めれば、縦片K31の段K311 と中片K21との間の隙
間は広がり、第2の框部材K2 と取り付け片K3 とは、
突出片K12に固着する状態から開放されて一方向Tに自
由に移動できる。ネジN1 を締めることによって第2の
框部材K2 と取り付け片K3 とを突出片K12に固定し、
ネジN2 で取り付け片K3 を床面Uにネジ止め固定す
る。ネジN2 で取り付け片K3 を床面Uにネジ止め固定
すれば、取り付け片K3 と固着している第2の框部材K
2 および第1の框部材K1 も、床面Uに固定されたこと
になる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような二重床用框においては、第2の框部材K2 は、第
1の框部材K1 内に納まるように形成するので、当然な
がら、第1の框部材K1内の広さは第2の框部材K2
大きさより少々広く形成されることになる。つまり、第
1の框部材K1 と第2の框部材K2 との間には、若干な
がら隙間を生じなければならない。このような隙間があ
ると、(設計誤差も要因に含めて)取り付け片K3 をネ
ジN1 で第2の框部材K2 にネジ止めする際に、第2の
框部材K2が第1の框部材K1 内を少々ながらガタつく
ように動いてしまい、このためネジ止めがしにくい場合
がある、という問題点があった。
【0008】さらに、第2の框部材K2 は、上述のよう
な隙間を介して、断面略コ字状の形成を以って第1の框
部材K1 の内部に配置しているが、第1の框部材K1
強度があまり高くない材質で形成してしまうと、人の足
が第1の框部材K1 の上外面を踏んだときに第1の框部
材K1 が撓んで第2の框部材K2 に当たって、耳障りな
きしみ音を発生させてうるさい場合があった。
【0009】本発明は、上述のような問題点を解決する
ためになされたもので、その目的とするところは、第1
の框部材と第2の框部材との間に隙間が生じていてもそ
の隙間を吸収できる二重床用框を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明にあ
っては、二重床用の床パネルの端を覆うように配置され
る二重床用框であって、一方向に長く断面略コ字状のレ
ール部材であって開口端部に開口を塞ぐ向きに突出片が
形成された第1の框部材と、第1の框部材の断面略コ字
状の内部を一方向に移動可能な第2の框部材と、この第
2の框部材にネジ止めされることにより第2の框部材と
で突出片を挟持して第2の框部材とともに位置固定さ
れ、外延する辺部に建物の床面への取り付け部を有して
建物の床面に取り付けられる取り付け片とを備えた二重
床用框において、第2の框部材に、第1の框部材の突出
片を第2の框部材の外面との間で挟持する第1の切り起
こし片を設けるとともに、取り付け片の同第1の切り起
こし片と対向する個所に、この第1の切り起こし片を挿
通させる孔および切り欠きを設けたことを特徴とする。
【0011】請求項2記載の発明にあっては、二重床用
の床パネルの端を覆うように配置される二重床用框であ
って、一方向に長く断面略コ字状のレール部材であって
開口端部に開口を塞ぐ向きに突出片が形成された第1の
框部材と、第1の框部材の断面略コ字状の内部を一方向
に移動可能な第2の框部材と、この第2の框部材にネジ
止めされることにより第2の框部材とで突出片を挟持し
て第2の框部材とともに位置固定され、外延する辺部に
建物の床面への取り付け部を有して建物の床面に取り付
けられる取り付け片とを備えた二重床用框において、第
2の框部材に、第1の框部材の内面に弾性的に接触して
第1の框部材の撓みを吸収する第2の切り起こし片を設
けたことを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る二重床用框の
第1の実施の形態を図1と図2とに基づいて、第2の実
施の形態を図3に基づいて、第3の実施の形態を図4に
基づいて、第4の実施の形態を図5に基づいて、第5の
実施の形態を図6に基づいてそれぞれ詳細に説明する。
【0013】[第1の実施の形態]図1は、二重床用框
を示す斜視図である。図2は第2の框部材と取り付け片
とを説明する斜視図で、(a) は第2の框部材の斜視図、
(b) は取り付け片の斜視図である。
【0014】二重床用框Kは、第1の框部材K1 と、第
2の框部材K2 と、取り付け片K3とを備えて構成され
ている。第1の框部材K1 は、一方向Tに長く断面略コ
字状のステンレス性のレール部材であって、開口K11
端部に、開口K11を塞ぐ向きに突出片K12が形成されて
いる。
【0015】第2の框部材K2 は、第1の框部材K1
に納まる大きさであって、図2(a)に図示するように、
断面略コ字状に形成されている。この第2の框部材K2
は、第1の框部材K1 の断面略コ字状の内部を、一方向
Tにスライドして移動可能なステンレス部材である。
【0016】第2の框部材K2 は、断面略コ字状のう
ち、中片K21に、ネジ穴K211 が形成されている。ま
た、中片K21には、第1の切り起こし片Aが、中片K21
の外面K 21αから離れる向きに切り起こされ複数設けら
れている。第1の切り起こし片Aは、全て、第1の切り
起こし片Aから外面K21αまでの距離が、突出片K12
厚みと略同じになるように、切り起こされている。
【0017】さらに、第2の框部材K2 は、断面略コ字
状のうち、中片K21から互いに対向して延設された1対
の対向片K221 、K222 のうち、一方の対向片K
221 に、一方の対向片K221 の上面K221 αから突設す
るようにして、第2の切り起こし片Bが複数形成されて
いる。第2の切り起こし片Bは、全て、上面K221 αか
ら離れる向きすなわち上向きに付勢されて弾性を有する
ように、切り起こされている。
【0018】取り付け片K3は、一枚板のステンレス材
を曲げ加工により形成したものであり、縦片K31と、縦
片K31に略垂直に延出する辺部K32とを備えて構成され
る略L字状金具である。縦片K31は、中片K21に外面K
21α側から対向するもので、ネジ穴K211と対向する箇
所に、ネジ穴K312が形成されている。さらに、縦片K3
1は、第1の切り起こし片Aと対向する箇所に、第1の
切り起こし片Aを挿通させる孔および切り欠きK313
設けられている。辺部K32には、建物の床面Uへのネジ
止め取り付けのための取り付け部K321が形成されてい
る。
【0019】このように構成された二重床用框Kにおい
ては、図1に図示するように、第1の切り起こし片Aと
外面K21αとの間に突出片K12を一方向Tに沿ってスラ
イド挿通させ、中片K21が第1の框部材K1 の開口K11
を一部塞ぎ第1の框部材K1とともに一部略角柱形状を
なすようにして、第2の框部材K2 を第1の框部材K 1
内に納めるのである。このとき、第2の切り起こし片B
は、その弾性力によって、対向する第1の框部材K1
内面へ、弾性当接する。第2の框部材K2 は、第1の框
部材K1 の内面に弾性的に接触し、第1の框部材K1
人の足で踏まれたときに生ずる撓みを、弾性力によって
吸収するのである。
【0020】さらに、取り付け片K3 が、縦片K31が中
片K21に対向するようにして、第2の框部材K2 に接触
する。縦片K31側からネジ穴K312 とネジ穴K211 とに
ネジを相通することにより、縦片K31と中片K21とをネ
ジ止めする。これにより、取り付け片K3 は、第2の框
部材K2 とともに、第1の框部材K1 に固定されるので
ある。また、該ネジを弛めれば、第2の框部材K2 と取
り付け片K3 とは、突出片K12に固着する状態から開放
され、一方向Tに自由に移動できる。
【0021】施工担当者は、第2の框部材K2 と取り付
け片K3 とを所望の位置までスライド移動し、ネジを締
めることによって第2の框部材K2 と取り付け片K3
を突出片K12に固定し、別のネジで取り付け片K3 を床
面Uにネジ止め固定する。該別のネジで取り付け片K3
を床面Uにネジ止め固定してしまうと、取り付け片K 3
と固着している第2の框部材K2 および第1の框部材K
1 も、床面Uに固定されたことになる。
【0022】従って、第2の框部材K2 に、第1の框部
材K1 の突出片K12を第2の框部材K2 の外面K21αと
の間で挟持する第1の切り起こし片Aを設けたため、第
1の框部材K1 と第2の框部材K2 との間に隙間が生じ
ていても第1の框部材K1 と第2の框部材K2 とが第1
の切り起こし片Aで固定され、第2の框部材K2 が第1
の框部材K1 内をガタつくおそれが少なくなり、このた
め取り付け片K3 と第2の框部材K2 とのネジ止めをし
易くなる。
【0023】また、第2の框部材K2 に、第1の框部材
1 の内面に弾性的に接触して第1の框部材K1 の撓み
を吸収する第2の切り起こし片Bを設けたため、第1の
框部材K1 と第2の框部材K2 との間に隙間が生じてい
てもその隙間を吸収でき、人の足が第1の框部材K1
上外面を踏んだときに第1の框部材K1 が撓んでも、第
1の框部材K1 の内方への沈みが第2の切り起こし片B
で弾性的に吸収され、耳障りなきしみ音を発生させるこ
ともない。
【0024】なお、上記実施の形態においては、二重床
用框Kを、ステンレス材の板材を曲げ加工により形成し
た複数部品からなるものとして例示したが、本発明はこ
れに限らず、二重床用框の材質は、アルミ材であっても
かまわない。
【0025】[第2の実施の形態]図3は第2の框部材
の斜視図である。この第2の実施の形態の二重床用框が
前述の第1の実施の形態の二重床用框と異なり特徴とな
るのは、第2の框部材を、1対の対向片をなくし、第1
の框部材内に納まる大きさの板状に形成した構成であ
る。
【0026】第2の框部材K2 は、第1の框部材K1
に納まる大きさであって、中片K21だけの板状に形成さ
れている。要するに、第2の框部材K2 は、上述の第1
実施例での1対の対向片K221 、K222 をなくしたので
ある。
【0027】このようにすれば、二重床用框Kの強度は
少々落ち、人の足が第1の框部材K 1 の上外面を踏んだ
ときに第1の框部材K1 が撓んで耳障りなきしみ音を発
生させることはあるものの、第1の框部材K1 と第2の
框部材K2 との間に隙間が生じていても第1の框部材K
1 と第2の框部材K2 とが第1の切り起こし片Aで固定
され、第2の框部材K2 が第1の框部材K1 内をガタつ
くおそれが少なくなり、このため取り付け片K3 と第2
の框部材K2 とのネジ止めをし易くなる。また、第2の
框部材K2 を形成するに要する部材の材料を、上述の第
1の実施形態での1対の対向片K221 、K222 の分だ
け、削減することができる。
【0028】なお、上記実施の形態においては、二重床
用框を、ステンレス材の板材を曲げ加工により形成した
複数部品からなるものとして例示したが、本発明はこれ
に限らず、二重床用框の材質は、アルミ材であってもか
まわない。
【0029】[第3の実施の形態]図4は第2の框部材
の要部斜視図である。この第3の実施の形態の二重床用
框が前述の第1の実施の形態の二重床用框と異なり特徴
となるのは、複数の第2の切り起こし片Bの互いに向き
合うほうの端部を、一方の対向片K221 から切り落とし
た点である。
【0030】このようにしても、上述した第1の実施形
態と略同様の効果を奏する。なお、上記実施の形態にお
いては、二重床用框を、ステンレス材の板材を曲げ加工
により形成した複数部品からなるものとして例示した
が、本発明はこれに限らず、二重床用框の材質は、アル
ミ材であってもかまわない。
【0031】[第4の実施の形態]図5は第2の框部材
の要部斜視図である。この第4の実施の形態の二重床用
框が前述の第3の実施の形態の二重床用框と異なり特徴
となるのは、複数の第2の切り起こし片Bの互いに反対
の端部を、一方の対向片K221 から切り落とした点であ
る。
【0032】このようにしても、上述した第3の実施形
態と略同様の効果を奏する。なお、上記実施の形態にお
いては、二重床用框を、ステンレス材の板材を曲げ加工
により形成した複数部品からなるものとして例示した
が、本発明はこれに限らず、二重床用框の材質は、アル
ミ材であってもかまわない。
【0033】[第5の実施の形態]図6は第2の框部材
の要部斜視図である。この第5の実施の形態の二重床用
框が前述の第1の実施の形態の二重床用框と異なり特徴
となるのは、第2の切り起こし片Bを、大きく形成する
ために1つのみにした点である。
【0034】このようにしても、上述した第1の実施形
態と略同様の効果を奏するとともに、第2の切り起こし
片Bを、大きく、1つのみ形成したため、一方の対向片
22 1 の面積内で第2の切り起こし片Bを大きく形成で
き、第2の切り起こし片Bの弾性反発力をアップできる
ので、人の足が第1の框部材K1 の上外面を踏んだとき
に第1の框部材K1 が撓んでも、第1の框部材K1 の内
方への沈みを、第2の切り起こし片Bで、上述した第1
の実施形態のときに比べてさらに確実に弾性吸収でき、
耳障りなきしみ音を発生させるおそれをますます少なく
できる。
【0035】なお、上記実施の形態においては、二重床
用框を、ステンレス材の板材を曲げ加工により形成した
複数部品からなるものとして例示したが、本発明はこれ
に限らず、二重床用框の材質は、アルミ材であってもか
まわない。
【0036】
【発明の効果】請求項1記載の発明にあっては、第2の
框部材に、第1の框部材の突出辺を第2の框部材の外面
との間で挟持する第1の切り起こし片を設けるととも
に、取り付け片の同第1の切り起こし片と対向する個所
に、この第1の切り起こし片を挿通させる孔および切り
欠きを設けたため、第1の框部材と第2の框部材との間
に隙間が生じていても第1の框部材と第2の框部材とが
第1の切り起こし片で固定され、第2の框部材が第1の
框部材内をガタつくおそれが少なくなり、しかも、同第
1の切り起こし片が取り付け片の孔および切り欠きに挿
通され、このため取り付け片と第2の框部材とのネジ止
めをし易くなる。
【0037】請求項2記載の発明にあっては、第2の框
部材に、第1の框部材の内面に弾性的に接触して第1の
框部材の撓みを吸収する第2の切り起こし片を設けたた
め、第1の框部材と第2の框部材との間に隙間が生じて
いてもその隙間を吸収でき、人の足が第1の框部材の上
外面を踏んだときに第1の框部材が撓んでも、第1の框
部材の内方への沈みが第2の切り起こし片で弾性的に吸
収され、第1の框部材と第2の框部材との間の突発的な
接触に因る耳障りなきしみ音を発生させることもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1の実施の形態の二重床用框を
説明する斜視図である。
【図2】同上の第2の框部材と取り付け片とを説明する
斜視図である。
【図3】本発明に係る第2の実施の形態の二重床用框の
第2の框部材を示す説明図である。
【図4】本発明に係る第3の実施の形態の二重床用框の
第2の框部材を示す説明図である。
【図5】本発明に係る第4の実施の形態の二重床用框の
第2の框部材を示す説明図である。
【図6】本発明に係る第5の実施の形態の二重床用框の
第2の框部材を示す説明図である。
【図7】従来の二重床用框を説明する断面図である。
【図8】同上の斜視図である。
【符号の説明】
A 第1の切り起こし片 B 第2の切り起こし片 K 二重床用框 K1 第1の框部材 K11 開口 K12 突出片 K2 第2の框部材 K3 取り付け片 K32 辺部 K321 取り付け部 U 建物の床面 T 一方向
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−242304(JP,A) 特開 平10−121696(JP,A) 実開 昭56−98921(JP,U) 実公 昭56−12371(JP,Y1) 実公 昭58−25051(JP,Y1) 実公 昭53−40890(JP,Y1) 特許2895326(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04F 15/00 E04F 15/024 606

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二重床用の床パネルの端を覆うように配
    置される二重床用框であって、一方向に長く断面略コ字
    状のレール部材であって開口端部に開口を塞ぐ向きに突
    出片が形成された第1の框部材と、前記第1の框部材の
    断面略コ字状の内部を前記一方向に移動可能な第2の框
    部材と、この第2の框部材にネジ止めされることにより
    前記第2の框部材とで前記突出片を挟持して前記第2の
    框部材とともに位置固定され、外延する辺部に建物の床
    面への取り付け部を有して建物の床面に取り付けられる
    取り付け片とを備えた二重床用框において、 前記第2の框部材に、前記第1の框部材の突出片を前記
    第2の框部材の外面との間で挟持する第1の切り起こし
    片を設けるとともに、前記取り付け片の同第1の切り起
    こし片と対向する個所に、この第1の切り起こし片を挿
    通させる孔および切り欠きを設けたことを特徴とする二
    重床用框。
  2. 【請求項2】 二重床用の床パネルの端を覆うように配
    置される二重床用框であって、一方向に長く断面略コ字
    状のレール部材であって開口端部に開口を塞ぐ向きに突
    出片が形成された第1の框部材と、前記第1の框部材の
    断面略コ字状の内部を前記一方向に移動可能な第2の框
    部材と、この第2の框部材にネジ止めされることにより
    前記第2の框部材とで前記突出片を挟持して前記第2の
    框部材とともに位置固定され、外延する辺部に建物の床
    面への取り付け部を有して建物の床面に取り付けられる
    取り付け片とを備えた二重床用框において、 前記第2の框部材に、前記第1の框部材の内面に弾性的
    に接触して前記第1の框部材の撓みを吸収する第2の切
    り起こし片を設けたことを特徴とする二重床用框。
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