JP3070865U - ラッチの受けケ―スの取付構造 - Google Patents

ラッチの受けケ―スの取付構造

Info

Publication number
JP3070865U
JP3070865U JP2000000611U JP2000000611U JP3070865U JP 3070865 U JP3070865 U JP 3070865U JP 2000000611 U JP2000000611 U JP 2000000611U JP 2000000611 U JP2000000611 U JP 2000000611U JP 3070865 U JP3070865 U JP 3070865U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
receiving
latch
receiving case
case
cover
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2000000611U
Other languages
English (en)
Inventor
蓮渓 黄
Original Assignee
台湾福興工業股▲分▼有限公司
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 台湾福興工業股▲分▼有限公司 filed Critical 台湾福興工業股▲分▼有限公司
Priority to JP2000000611U priority Critical patent/JP3070865U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3070865U publication Critical patent/JP3070865U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Casings For Electric Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 受けカバーと受けケースの取り付けを簡単に
すると共に構造が簡単で最良な固定効果を得ることがで
きるラッチの受けケースの取付構造を提供する。 【解決手段】 受けケース2に横溝孔21及びその周縁
に拡大凹陥部22を構成する。上記横溝孔21に木ねじ
を挿通することによって受けカバ−1と受けケース2を
ドアフレーム5に固定する。木ねじを完全に締め込む前
に、受けケース2を受けカバー1とドアフレーム5の間
で移動させることにより、受けケース2のラッチ収容孔
23と受けカバー1の対応する位置を調整することがで
きる。木ねじを完全に締め込むと、受けカバ−1に穿設
した固定孔11の周辺は変形して凹部34が生じ、受け
ケース2の拡大凹陥部22をこの凹部34により押圧
し、受けケース2は受けカバー1とドアフレーム5の間
に確実に取り付けられる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、ラッチの受け構造に関するもので、特に、ラッチの受けケースの取 付構造に係るものである。
【0002】
【従来の技術】
従来この種のラッチの受けケースの取付構造にあっては、下記のようなものが 知られている。 従来のドア式錠として、ドアにはラッチが設けられ、ラッチに対応する位置の ドアフレ−ムには受けケースが設けられるのが一般的である。ラッチのラッチヘ ッドが受けケースのラッチ収容孔まで突出すると、ラッチは受けケ−スに係合さ れ、ドアの開閉を制限することによってドアをロックすることができる。ラッチ と受けケースを取り付けるとき、両者はそれぞれ木ねじ等によってドアまたはド アフレームに固定される。そして、その取付位置の調整には相当な精確さが要求 され、もし両者の間に少しでもずれがあると、ドアを閉めた時、ラッチのラッチ ヘッドを受けケースのラッチ収容孔に進入させることができなくなる。すなわち 、ドアをロックすることによって盗人の侵入を防止するという目的を達すること ができなくなる。したがって、ラッチや受けケ−スの取り付けについては相当な 技巧が要求される。
【0003】 アメリカ特許第4,105,235号「LOOK KEEPER」には、ブラ ケットに幅広のねじ孔を設け、受板にラッチを通過させるラッチ孔を設けた構成 が示される。そして、ブラケットをドアフレームに取り付け、受板を取り付ける ためのねじ等の固定部品をブラケットの幅広のねじ孔内で左右に移動させること により、上記受板を最適な位置に調整し、その後に上記ねじを締め付けて上記受 板をドアフレ−ムに固定するよう構成されている。
【0004】 このような従来のドア式錠については、以下のような問題を指摘することがで きる。 上述した従来のドア式錠の構造では、強い外力による衝撃を受けると、フレー ムと受板との間の摩擦保持力だけでは、受板の固定度が不安定になるという問題 点があった。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、このような問題点に鑑みて考案したものであって、その解決課題と するところは、受けカバーと受けケースの取り付けを簡単にすると共に構造が簡 単で最良な固定効果を得ることができるラッチの受けケースの取付構造を提供し ようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案によれば、受けカバーと横溝孔を備えた受けケ−スにより構成されるラ ッチの受けケースの取付構造であって、上記受けカバーには固定部品を貫通させ る固定孔とラッチを通過させるラッチ孔が穿設され、上記受けケースにはラッチ を収容するラッチ収容孔が凹設され、上記横溝孔の周縁には拡大凹陥部が凹設さ れ、上記固定部品により受けケースをドアフレームに固定するようにし、該固定 部品を完全に締め込む前に上記ラッチ収容孔と受けカバーの対応する位置を調整 できるよう受けケースと受けカバーに切欠部と該切欠部に対応する突起を設けて 受けケ−スを移動可能に形成し、上記固定部品を完全に締めた際、上記受けカバ −に穿設した固定孔の周囲に凹部を生じさせて上記受けケースの拡大凹陥部の端 縁を押圧し、上記受けケースを受けカバーとドアフレームの間に固定するように 形成したことを特徴とするラッチの受けケースの取付構造が提供され、上記課題 が解決される。
【0007】 上記本考案においては、固定部品を完全に締め込む前に、受けカバーと受けケ ースの位置を簡単に調整することができるため、取り付け作業は簡単になる。ま た、固定部品を完全に締めてしまった後、受けケースに穿設された固定孔の周辺 には変形が生じ、受けケースに形成した上記拡大凹陥部の周縁を押圧するように なるため、より緊密な固定効果を得ることができる。これにより、固定度が不安 定になるという従来の問題点が解決される。
【0008】 また、本考案によれば、受けカバーまたは受けケースには目盛りが設けられる ため、その相対の移動量を検知することができ、取り付け作業は更に簡単になる 。
【0009】
【考案の実施の形態】
本考案の実施の形態について、以下、図面を参照して説明する。
【0010】 図1は本考案のラッチの受けケースの取付構造の一実施例を示す分解斜視図で あって、図に示すように、主として受けカバー1および受けケース2等の部品に より構成される。該受けカバー1には固定孔11が穿設され、木ねじ、ビスなど の固定部品12によりドアフレーム5に固定される。また、受けカバー1をドア フレ−ムに固定することによって上記受けケース2を一緒に固定することができ る。上記受けカバー1にはラッチ3のラッチヘッド31が通過するようラッチ孔 13が形成され、また、上記受けケース2が受けカバー1に対して直線移動する よう案内するため、受けカバー1には受けケース2に突設した突起25が嵌合す るよう切欠部15が凹設されている。
【0011】 上記受けケース2にはラッチ3のラッチヘッド31を収容するためのラッチ収 容孔23が凹設され、該ラッチ収容孔23の一方の枠辺24にはラッチ3の安全 桿(トリガ−ボルト)32が当接する。該枠辺24に隣接する受けケース2の表 面には上記突起25が突設され、該突起25の周りには目盛り26が設けられて いる。また、受けケース2には上記木ねじ等の固定部品12を通過させるための 横溝孔21が穿設され、横溝孔21の周囲には該横溝孔よりも広い面積の拡大凹 陥部22が凹設され、拡大凹陥部22と受けケース2の平らな表面との交点部分 には端縁33が形成される。
【0012】 図2には、組み合わせた状態の正面図が示されている。図2からわかるように 、固定部品12を完全に締め込む前に、上記受けケース2は上記受けカバー1と ドアフレーム5の間でその位置を調整することができる。この調整は、ラッチヘ ッド31をラッチ収容孔23に進入させると共に該ラッチ収容孔23の枠辺24 にラッチ3の上記安全桿32が当接するように調整する。この際、上記受けケー ス2に突設された上記突起25は受けカバー1に形成した切欠部15に嵌合して いるため、相互に案内され、上記受けケース2を最適位置に調整することができ る。また、その移動量は受けケース2に設けられた目盛り26によって知ること ができるため、その移動量を精確に制御することができる。なお、目盛り26を 受けカバー1の切欠部15の周辺に設けても同じ効果を有する。
【0013】 固定部品12を完全に締め付けると、上記拡大凹陥部22に補助されて受カバ ー1と受けケース2をドアフレーム5に堅固に取り付けることができ、しかも、 上記受けケース2は受けカバー1とドアフレーム5の間に堅固に挟着された状態 で取り付けられる。
【0014】 図3は図2の3−3線の局部断面図を示し、固定部品12が締め付けられた時 、該固定部品の頭部は受けカバー1をドアフレーム5の方向へ圧縮することにな り、その圧縮力は拡大凹陥部22の端縁33を支点とし、受けカバ−11の固定 孔11の周辺を変形させて凹部34を形成する。このように、凹部34が拡大凹 陥部22の端縁を押圧することにより、上記受けケース2は更に堅固に取り付け られ、該受けカバー2が外力によって横溝孔21の幅内でスライドすることはな くなる。
【0015】 図4は図3に示す固定部品を取り付ける前の分解状態の局部断面図で、図から わかるように固定部品12を受けカバー1に締め込む前には、受けカバー1は変 形していない。
【0016】
【考案の効果】 本考案は上記のように構成され、従来の公知の構造より明らかに固定度を強め ることができると共に受けケースの位置を簡単に調整することができ、ラッチの ラッチヘッドと安全桿をそれぞれの効能を的確に発揮できる位置に調整すること ができる。更に、取り付け作業も一層簡単かつ便利になると共に取り付けの際に 偏ってしまっても調整しにくいという問題はなくなる。その上、上記部品の構造 は、従来のものより簡単であるため、より経済的に得ることができる。
【0017】 本考案は、その精神及び必須の特徴事項から逸脱することなく他のやり方で実 施することができる。従って、本明細書に記載した好ましい実施例は例示的なも のであり、限定的なものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のラッチの受けケースの取付構造の一実
施例を示す分解斜視図である。
【図2】組み合わせた状態の正面図である。
【図3】図2の3−3線の局部断面図である。
【図4】図3に示す固定部品を取り付ける前の分解状態
の局部断面図である。
【符号の説明】
1 受けカバー 2 受けケース 3 ラッチ 5 ドアフレーム 11 固定孔 12 固定部品 13 ラッチ孔 15 切欠部 21 横溝孔 22 拡大凹陥部 23 ラッチ収容孔 24 枠辺 25 突起 26 目盛り 31 ラッチヘッド 32 安全桿 33 端縁 34 凹部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受けカバー(1)と横溝孔(21)を備
    えた受けケース(2)により構成されるラッチの受けケ
    ースの取付構造であって、上記受けカバー(1)には固
    定部品(12)を貫通させる固定孔(11)とラッチ
    (3)を通過させるラッチ孔(13)が穿設され、上記
    受けケース(2)にはラッチ(3)を収容するラッチ収
    容孔(23)が凹設され、上記横溝孔(21)の周縁に
    は拡大凹陥部(22)が凹設され、上記固定部品(1
    2)により受けケース(2)をドアフレーム(5)に固
    定するようにし、該固定部品(12)を完全に締め込む
    前に上記ラッチ収容孔(23)と受けカバー(1)の対
    応する位置を調整できるよう受けケース(2)と受けカ
    バー(1)に切欠部(15)と該切欠部に対応する突起
    (25)を設けて受けケ−スを移動可能に形成し、上記
    固定部品(12)を完全に締めた際、上記受けカバ−
    (1)に穿設した固定孔(11)の周囲に凹部(34)
    を生じさせて上記受けケース(2)の拡大凹陥部(2
    2)の端縁を押圧し、上記受けケ−ス(2)を受けカバ
    ー(1)とドアフレーム(5)の間に固定するように形
    成したことを特徴とするラッチの受けケースの取付構
    造。
  2. 【請求項2】 上記受けカバー(1)または受けケース
    (2)にはその相対の移動量を検知することができるよ
    う目盛り(26)が設けられている請求項1記載のラッ
    チの受けケースの取付構造。
JP2000000611U 2000-02-09 2000-02-09 ラッチの受けケ―スの取付構造 Expired - Lifetime JP3070865U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000000611U JP3070865U (ja) 2000-02-09 2000-02-09 ラッチの受けケ―スの取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000000611U JP3070865U (ja) 2000-02-09 2000-02-09 ラッチの受けケ―スの取付構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3070865U true JP3070865U (ja) 2000-08-15

Family

ID=43204231

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000000611U Expired - Lifetime JP3070865U (ja) 2000-02-09 2000-02-09 ラッチの受けケ―スの取付構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3070865U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4261602A (en) Security lock
JPH0227075A (ja) 施錠金具
JP3070865U (ja) ラッチの受けケ―スの取付構造
US4027908A (en) Safety chain lock for doors
US20190203510A1 (en) Adjustable fitting for a door
KR101947953B1 (ko) 록킹홈 크기 조절이 가능한 래치볼트유도편 무돌출 매립형 스트라이크
JPH0640292Y2 (ja) ドアの振動音防止構造
KR200363727Y1 (ko) 모티스 고정구조
JP2601988Y2 (ja) 錠の受け装置
JPH0640294Y2 (ja) ドアの錠受座
JPH084539Y2 (ja) 引き戸用錠装置
JP3134063B2 (ja) 引戸錠用係止装置
US4865369A (en) Removable door lock
JP2001262892A (ja) 家具における鍵の誤作動防止装置
JPH0515009Y2 (ja)
JP2605008Y2 (ja) 錠ケース
JPH0610052Y2 (ja) 受金具
JP3058709U (ja) ドアラッチ受け金具の調整構造
JP3035041U (ja) 受金具
JP2533391Y2 (ja) 錠装置
KR200156891Y1 (ko) 유리도어의 자물쇠 설치구조
JP4521796B2 (ja) 引戸錠用係止装置
JP3838588B2 (ja) カム式調整ストライク
JP2841284B2 (ja) 調整ストライク
JP3170194B2 (ja) 引戸の係止装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term