JPH084539Y2 - 引き戸用錠装置 - Google Patents

引き戸用錠装置

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JPH084539Y2
JPH084539Y2 JP1989153159U JP15315989U JPH084539Y2 JP H084539 Y2 JPH084539 Y2 JP H084539Y2 JP 1989153159 U JP1989153159 U JP 1989153159U JP 15315989 U JP15315989 U JP 15315989U JP H084539 Y2 JPH084539 Y2 JP H084539Y2
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JP
Japan
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vertical frame
sliding door
strike
locking device
locking
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紀彦 小幡
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、引き戸を施錠及び解錠する引き戸用錠装置
に関する。
〔従来の技術〕
引き戸用錠装置には、引き戸を本施錠する錠装置や、
引き戸を用心錠で施錠する用心錠装置、或いは、両装置
を併用したものなどがある。
引き戸を本施錠する錠装置の従来例としては、例え
ば、実開昭55-156154号公報に記載された技術などがあ
り、同技術によれば、室内側の操作摘子或いは室外側の
シリンダ錠を操作すると、内締錠部Bから鎌金が突出し
て外締錠部Aに係合して施錠されるようになっている。
又、引き戸には、第11図に示すように、戸1,2,3及び
4を組み合せた四枚引き戸や、その半分の二枚引き戸
や、一枚だけの引き戸などがある。
四枚引き戸の場合には、戸1と戸2を施錠する錠装置
5と、戸3と戸4を施錠する錠装置6が設けられる。
錠装置5は、戸1の内側縦框7に設けられる内締錠部
Bと、内側縦框7に相対する戸2の外側縦框8に設けら
れる外締錠部Aとによって構成される(第9図及び第12
図(イ)参照)。
外締錠部Aは、外側縦框8の貫通孔9(第9図参照)
に挿入される本体10と、外側縦框8に当接されるストラ
イク11とを有し、本体10の端部に外側当接板12が設けら
れ、ストライク11の孔に挿入されるねじ13(図8参照)
が外側当接板12の突起14(第4図参照)に螺設されたね
じ孔に螺合し、本体10の位置を調整した後にねじ13を緊
締し、外側当接板12とストライク11が外側縦框8の両取
付け面8a,8b(第9図参照)に止着される。
なお、第6図のバックプレート20の中の鎖線は貫通孔
17の位置を示し、この鎖線の外側が内側縦框7の取付け
面7bに当接する範囲を示す。
同様に、第8図のストライク11の中の鎖線は貫通孔9
の位置を示し、この鎖線の外側が外側縦框8の取付け面
8bに当接する範囲を示す。
外側当接板12にはシリンダ錠15が設けられ(第7図参
照)、ストライク11には受け孔16が設けられる(第8図
参照)。
内側錠部Bは、内側縦框7の貫通孔17(第9図参照)
に挿入される錠ケース18と、内側縦框7に当接する前面
板19(第5図参照)とを有し、錠ケース18の端部にバッ
クプレート20(第6図参照)が設けられ、前面板19の孔
に挿入されたねじ21が錠ケース18の突起22に螺設された
ねじ孔に螺合し、錠ケース18の位置を調整した後にねじ
21を緊締すると、前面板19とバックプレート20が内側縦
框7の両取付け面7a,7bに止着される。
前面板19に摺動可能に設けられたスライド板23に操作
摘子24が突設され、前面板19に設けられた縦長孔25より
操作摘子24が突出する。
そして、操作摘子24を上下方向に移動すると鎌金26が
錠ケース18より出没し、突出したときにストライク11に
係合して引き戸が施錠される。
又、シリンダ錠15に差し込んだキーKを押し込んで施
錠方向に回動したときも鎌金26が突出してストライク11
に係合して引き戸が施錠される。
〔考案が解決しようとする課題〕
戸1,戸2とを施錠し、戸3,戸4を解錠した状態で、戸
3を利用して出入りしているときに戸3を矢印P方向に
閉扉すると、第12図(ロ)に示すように、戸3の衝撃を
受けた戸2が矢印P方向に移動するが、戸2の縦框8に
止着された外締錠部Aが戸1の内締錠部Bと係合してい
るため、外締錠部Aが外側縦框8に対して変位し、内締
錠部Bが内側縦框7に対して変位する。
すなわち、外側当接板12が外側縦框8の貫通孔9の片
面の内側に当接すると共に、ストライク11が外側縦框8
の凹部8cに当接し、錠ケース18及び前面板19の段部19a
が内側縦框7の貫通孔17の内面に当接する(第10図参
照)。
従って、錠装置5を再施錠するときに、外締錠部A及
び内締錠部Bが位置ずれを生じているので(第12図
(ハ)参照)、鎌金26が受け孔16に係合しなくなり、錠
装置5が施錠できなくなる問題があった。
又、二枚引き戸や一枚引き戸の場合にも、例えば、施
錠された引き戸を知らずに無理して開けようとすると、
引き戸に衝撃が加わって外締錠部A及び内締錠部Bが位
置ずれを生じ、同様に施錠出来なくなる。
本考案は、かかる課題を解決することを目的としたも
のであり、施錠した引き戸に衝撃が加わっても位置ずれ
を生じない引き戸錠装置を提供するものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案は、外側縦框と内
側縦框のうち何れか一方に、受け孔を有するストライク
をねじにより締着し、他方に、上記ストライクに相対す
る位置にバックプレートをねじにより締着し、該バック
プレートの表面から出没可能に設けられ突出したときに
上記ストライクに係合して引き戸を施錠する引き戸用錠
装置において、上記外側縦框及び内側縦框のうち少なく
とも一方の縦框に、多数の溝より成る多条溝を設け、上
記ストライク、バックプレートのうちで上記多条溝に締
着される面と上記多条溝の間に、歯付座金を挿入し、上
記ストライク或いはバックプレートを縦框に緊締するね
じを上記歯付座金に挿通することにより、該歯付座金の
歯を上記多条溝に係合することを特徴とする引き戸用錠
装置。
〔作用〕
上記のように構成された引き戸用錠装置は、歯付座金
が、ねじの締めつけによって多条溝に圧接する面と多条
溝に挟圧され、歯付座金の歯が多条溝に係合しているの
で、引き戸に衝撃が加わっても、引き戸用錠装置が外側
縦框や内側縦框に対してずれを生じない。
〔実施例〕
本考案の実施例について図面を参照しながら説明す
る。
なお、従来部品と同一部品については同一符号を付し
てその詳細説明を省略する。
外締錠部A及び内締錠部Bのうち、少なくとも一方を
縦框に対して位置調整可能な構造とし、位置調整可能で
ない方は縦框に調整不能に嵌合する。
外締錠部Aを位置調整可能とした場合には、外側縦框
8の取付け面8bに、平行に配設された多数の溝より成る
多状溝27が設けられる。
この多状溝27は、内側縦框7や外側縦框8を成形加工
するときに同時に成形される。
そして、歯付座金30(JIS規格品)を突起14とストラ
イク11の間に挟み(第2図及び第3図参照)、ねじ13を
ストライク11及び歯付座金30通して突起14のねじ孔に螺
合することにより、歯付座金30が突起14とストライク11
に挟圧されると共に、歯付座金30の歯が外側縦框8の多
状溝27に係合する。
従って、外締錠部Aに衝撃が加わっても、外締錠部A
が外側縦框8に対してずれることはないので、引き戸の
端面に隙間を生じたり、引き戸用錠装置が施錠不能や施
錠困難になる虞がない。
これに対して、内締錠部Bを位置調整可能とした場合
には、内側縦框7の取付け面7bに多状溝27を設け、ねじ
(図示しない)をバックプレート20及び歯付座金30通し
て突起22のねじ孔に螺合することにより、歯付座金30が
突起22とバックプレート20に挟圧されると共に、歯付座
金30の歯が内側縦框7の多状溝27に係合するので、内締
錠部Bに衝撃が加わっても内締錠部Bは内側縦框7に対
してずれることはなく、引き戸の端面に隙間を生じた
り、引き戸用錠装置が施錠不能や施錠困難になる虞がな
い。
以上の実施例では、外締錠部A,内締錠部Bのうち一方
を位置調整可能としたが、外締錠部A及び内締錠部Bを
共に位置調整可能にしてもよい。
〔考案の効果〕
本考案は、以上のように構成されているので、縦框に
多状溝を設け、この多状溝に当接する内側或いは外側錠
部と多状溝との間に歯付座金を挿入する簡単な構造で、
引き戸の位置ずれを確実に防止することができ、引き戸
用錠装置の施錠不能や施錠困難になる問題を解消するこ
とができた。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本考案の実施例を示し、 第1図は内側縦框或いは外側縦框の要部斜視図、 第2図は引き戸錠装置の側面図、 第3図は第2図の平面図、 第4図は外側縦框に当接した外締錠部の要部側面図、 第5図は室内側から見た内締錠部の正面図、 第6図は室外側から見た内締錠部の正面図、 第7図は室外側から見た外締錠部の正面図、 第8図は室内側から見た外締錠部の正面図、 第9図は第4図の横断面図、 第10図は内締錠部及び外締錠部の位置ずれ状態を示す横
断面図、 第11図は引き戸の正面図、 第12図(イ)〜(ハ)は衝撃により位置ずれを生じる状
態の説明図である。 A……外締錠部、B……内締錠部、1,2,3,4……戸、5,6
……錠装置、7……内側縦框、8……外側縦框、9……
貫通孔、10……本体、11……ストライク、13……ねじ、
15……シリンダ錠、16……受け孔、17……貫通孔、18…
…錠ケース、19……前面板、20……バックプレート、27
……多条溝、30……歯付座金。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】外側縦框と内側縦框のうち何れか一方に、
    受け孔を有するストライクをねじにより締着し、他方
    に、上記ストライクに相対する位置にバックプレートを
    ねじにより締着し、該バックプレートの表面から出没可
    能に設けられ突出したときに上記ストライクに係合して
    引き戸を施錠する引き戸用錠装置において、上記外側縦
    框及び内側縦框のうち少なくとも一方の縦框に、多数の
    溝より成る多条溝を設け、上記ストライク、バックプレ
    ートのうちで上記多条溝に締着される面と上記多条溝の
    間に歯付座金を挿入し、上記ストライク或いはバックプ
    レートを縦框に緊締するねじを上記歯付座金に挿通する
    ことにより、上記ねじが挿通される該歯付座金の歯を上
    記多条溝に係合することを特徴とする引き戸用錠装置。
JP1989153159U 1989-12-28 1989-12-28 引き戸用錠装置 Expired - Lifetime JPH084539Y2 (ja)

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JP1989153159U JPH084539Y2 (ja) 1989-12-28 1989-12-28 引き戸用錠装置

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JP1989153159U JPH084539Y2 (ja) 1989-12-28 1989-12-28 引き戸用錠装置

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JPH0390771U JPH0390771U (ja) 1991-09-17
JPH084539Y2 true JPH084539Y2 (ja) 1996-02-07

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55156154U (ja) * 1979-04-27 1980-11-10
JPS62131063U (ja) * 1986-02-05 1987-08-19

Also Published As

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JPH0390771U (ja) 1991-09-17

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