JP3118385U - クリップボンダ - Google Patents

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Abstract

【課題】 クリップ供給の製造段階でNG品を出さないようにしたクリップボンダの提供。
【解決手段】 複数の電気回路部品7の導電部位間をクリップ5で接続するクリップボンダであって、クリップ5を吸着する複数の吸引口12を有するコレット10と、複数の吸引口12の真空吸引通路に配置されて独自に通路開閉する複数の開閉弁20と、複数の吸引口12を真空吸引する共通の真空吸引源30と、リードフレーム2に半導体チップ3,半田4が正常に供給されたか否かを検知した信号に基づいて複数の開閉弁20を独自に開閉制御する弁制御回路40を備え、リードフレーム2のクリップ供給適と判定されたところのみにコレット10でクリップ5を一括的に供給し、クリップ供給不適と判定されたところには対応する開閉弁20を開閉制御して供給しない。
【選択図】図1

Description

本考案は、半導体装置などの電気回路部品の導電部位間を金属片のクリップで接続するクリップボンダに関する。
MOSFETなどの半導体装置は、1枚のリードフレームの複数箇所に設置した半導体チップとリード端子を金属細線のワイヤまたは金属片のクリップで接続して量産される。この場合、半導体装置の大容量化で、大容量の半導体チップの電極と、その近くに配置されたリード端子の一組を複数本(通常、2本)のワイヤまたは銅板などのクリップで接続することが行われている(例えば、特許文献1参照)。一組の半導体チップ電極とリード端子を複数本のワイヤで接続するワイヤボンダは、ボンディング回数が増えて生産性に劣る。このことから、最近は一組の半導体チップ電極とリード端子の双方に所定量の導電性接着材、例えば半田を供給し、双方の半田上に単品のクリップの両端部を供給して半田接続するクリップボンダが多用される傾向にある。
例えば、上記特許文献1記載のクリップボンダを使用した半導体製造装置は、リードフレームを半田供給ポジションとクリップ供給ポジションに順に間欠搬送して、リードフレーム上の複数の半導体チップとリード端子に対して順に半田供給し、その後、順にクリップ供給するようにしている。リードフレーム上の半導体チップが、半田供給ポジションに間欠送りされると半導体チップ電極上とリード端子上に定量の半田が供給され、クリップ供給ポジションに間欠送りされると一組の半導体チップ電極とリード端子双方の半田上にクリップが供給される。このようなクリップボンディングが、1枚のリードフレームの間欠送り毎に繰り返し行われる。
特開2005−123222号公報
上記クリップボンダは、1枚のリードフレームに接続されるクリップの数が増えるほどに生産性が悪くなる。そこで、1枚のリードフレームの複数箇所に接続される複数のクリップを共通のコレットで一括して保持し、コレットで1枚のリードフレームの複数の箇所にコレットを一括して同時に供給するクリップボンダが開発され、実用段階に入っている。このクリップボンダは、1枚のリードフレームに接続されるクリップの数が多くなるほど、半導体装置製造の生産性を一段と向上させる。しかし、次なる問題がある。
共通のコレットで複数全ての箇所にクリップが一括して供給されたリードフレームは、次工程に送られてクリップの半田接続などが行われ、最終的に半導体チップとその周辺部が樹脂モールド成形されて樹脂パッケージ型半導体装置が製造される。この半導体装置はリードフレームから個々に分離され、個々に特性検査が行われて製品化される。
上記半導体装置の特性検査において、クリップ無しの半導体装置は導通不能ゆえNG品と判定され、廃棄処理される。同じ特性検査において、半導体チップの電極上やリード端子上に半田が正常に供給されていないものにクリップを供給した半導体装置の場合、クリップで半導体チップ電極とリード端子間が導通状態になっているので、NG品として検知されず、NG品を後工程に流してしまう不具合がある。
本考案は、かかる実情に鑑みてなされたもので、クリップ供給の製造段階でNG品を出さないようにしたクリップボンダを提供することを目的とする。
本考案は、複数の電気回路部品のそれぞれに設けた異なる導電部位間をクリップで接続するクリップボンダであって、複数の電気回路部品に供給する複数のクリップのそれぞれを真空吸引で吸着可能な複数の吸引口を有する単体のコレットと、このコレットの複数の吸引口の真空吸引通路に配置されて当該通路を独自に開閉する複数の開閉弁と、複数の吸引口をそれぞれの開閉弁を介して真空吸引する共通の真空吸引源を具備する構造にて、上記目的を達成するものである
ここで、電気回路部品は、リードフレームを使って量産される半導体装置に限定されず、要は金属片のクリップで配線接続される導電部位を有する電気部品(電子部品)、電装部品であり、複数が所定の配列で設置された状態で各々にクリップが接続されるものであればよい。クリップを真空吸引で吸着する吸引口は、真空吸引式コレットに所定の配列で形成すればよい。複数の吸引口のそれぞれに単体の開閉弁を取付け、個々の開閉弁を単独に開閉動作させて吸引口を単独に開閉することで、吸引口でクリップを真空吸引するか否かを選択する。開閉弁は、開閉制御が容易で確実な電磁弁が望ましい。
本考案においては、複数の電気回路部品へのクリップの供給の適、不適を検知した信号に基づいて複数の開閉弁それぞれを単独に開閉制御する弁制御回路を付設することができる。ここでのクリップ供給の適、不適の判定は、カメラを使った画像処理などで実施できる。
また、本考案においては、複数の電気回路部品の各々が、共通のリードフレーム上の複数箇所に設置されてクリップで接続される半導体チップとリード端子を有し、この複数の電気回路部品それぞれの半導体チップとリード端子に供給された導電性接着材上にクリップを供給することができる。この場合、1枚のリードフレーム上の半導体チップや半導体チップとリード端子上の導電性接着材が正常に供給されているか否かの判定結果に基づいて開閉弁を開閉制御することができる。
本考案のクリップボンダによれば、複数の電気回路部品それぞれの状況に合わせてクリップを供給するか供給しないかの選択が開閉弁の開閉でできるので、クリップ供給が不適切な電気回路部品にクリップを供給するという製造ミスが未然に防止でき、クリップ供給が適切な電気回路部品にはクリップを供給して製品化することができて、電気回路部品の品質と製造歩留まり向上が図れるという優れた効果を奏し得る。
以下、本考案の実施の形態を図1〜図7を参照して説明する。
図1(A)にクリップボンダ1の全体の概要を示す。クリップボンダ1は、単一のコレット10と、複数の開閉弁20と、共通の真空吸引源30および弁制御回路40を備える。クリップボンダ1は、例えば図5に示す半導体装置製造ラインLに沿う所定のクリップ供給ポジションP4に設置されて、製造ラインLを間欠搬送されるリードフレーム2に対してクリップボンディングをする。リードフレーム2は、水平な搬送路9で保持されて間欠搬送される。
図5に示す半導体装置製造ラインLのクリップ供給ポジションP4より上流側にチップ供給ポジションP1と半田供給ポジションP2、P3が配置され、クリップ供給ポジションP4より下流側に樹脂モールドポジションP5が配置される。リードフレーム2が製造ラインLを間欠搬送される間に、リードフレーム上にまず半導体チップ3が供給され、次に半田4a、4bが供給され、最後にクリップ5が供給され、最終的に樹脂モールドポジションP5で部分的に樹脂モールド成形が行われて樹脂パッケージ型半導体装置6が製造される。クリップボンダ1の詳細説明の前に、図6(A)〜(D)を参照してリードフレーム2を使用して製造される電気回路部品7を説明する。
図6(A)は、リードフレーム2の一部を示す。リードフレーム2は、所定長さの帯状を成し、長さ方向に等間隔で複数のチップマウント用放熱部2aと、この各放熱部2aに接近させて一対のリード端子2bを有する。複数全ての放熱部2aとリード端子2bは、共通のタイバー部2cで一体化される。単一の放熱部2aは平坦な矩形の金属板であり、その一辺に一対のリード端子2bの先端部が接近する。図6(B)は、放熱部2a上に単品の半導体チップ3がマウントされ、半導体チップ3の上面の二箇所の電極上と一対のリード端子2bの先端部上のそれぞれに導電性接着材、例えば半田4a、4bが供給された状態が示される。図6(C)は、半導体チップ3上の半田4aとリード端子2b上の半田4bの双方にクリップ5の両端部を載せた状態が示される。クリップ5は2枚の金属片で、一組の半田4a、4bに1枚ずつ供給され、この半田4a、4bを後工程で溶融させることで半導体チップ3の電極とリード端子2bの各導電部位がクリップ5で接続される。このような放熱部2a、半導体チップ3、リード端子2bの各構成部品のユニットを電気回路部品7とする。図6(D)は、電気回路部品7を樹脂パッケージで封入したもので、樹脂パッケージ8から突出するリードをタイバー部2cから切断分離することで、個々の樹脂パッケージ型半導体装置6が製造される。
1枚のリードフレーム2にマウントされる複数の半導体チップ3の数をNとする。図1に示すコレット10は、リードフレーム2と同程度の長さの角棒状で、下面の等間隔のN箇所に突起部10aを有し、各突起部10aに上下方向に真空吸引通路11が形成される。真空吸引通路11の下端開口がクリップ吸着用吸引口12である。単体の突起部10aの下面に一対の吸引口12が形成され、各吸引口12は1枚ずつのクリップ5を真空吸引で着脱自在に吸着する。図1(B)に示すように、1枚のクリップ5は平坦な中央部の両端を屈曲させた半田付部5a、5bを有し、半田付部5a、5bの屈曲上面を利用して突起部10aの下面に位置決めされて吸着される。なお、クリップ5の形状は任意であり、この形状に対応させて突起部10aの下面形状が設定される。
コレット10の下面のN箇所の各突起部10aに2条ずつ形成される真空吸引通路11は、コレット10の上部で連通して一条の空気通路となる。この一條の真空吸引通路11の延長線上に開閉弁20が連接される。N箇所の各突起部10aに1つずつの開閉弁20が連接される。N個の開閉弁20と真空吸引通路11は、図示しないエアーチューブで連接される。N個の開閉弁20が共通の真空吸引源30にエアーチューブで連接される。真空吸引源30は例えば真空ポンプで、N箇所の突起部10aに一対ずつある計2N個の吸引口12をそれぞれ開閉弁20を介して一括的に真空吸引する。
N個の開閉弁20は、例えば電磁弁であり、以下、必要に応じて開閉弁20を電磁弁20と称する。図1(A)に示すN個の電磁弁20は、空気を流通させる開(ON)状態にあり、真空吸引源30で各吸引口12が真空吸引されている。N個全ての電磁弁20は、共通の弁制御回路40で単独に開閉制御される。弁制御回路40は、複数の電気回路部品7へのクリップ供給の適、不適を検知した信号に基づいて、N個の電磁弁20を単独に開閉制御する。ここでのクリップ供給の適、不適を検知した信号とは、図5で示す3台のカメラ51〜53により与えられる。1台のカメラ51は、リードフレーム2への半導体チップ供給の適、不適を判定するものであり、残り2台のカメラ52、53はリードフレーム2への半田供給の適、不適を判定する。このような適、不適の判定を含めたクリップボンダ1のクリップピックアップからクリップボンディングまでの動作例を説明する。
図5において、1枚のリードフレーム2が製造ラインLのチップ供給ポジションP1に間欠搬送される間に、リードフレーム2上のN箇所に半導体チップ3が供給され、供給された半導体チップ3が真上からカメラ51で撮像される。カメラ51は撮像した画像を演算処理して、リードフレーム2上に半導体チップ3が正常に供給されたか否かを判定し、その判定信号をクリップ供給の適、不適の制御信号として弁制御回路40に出力する。次に、リードフレーム2が半田供給ポジションP2、P3に間欠搬送されて、半導体チップ3上とリード端子2b上に2枚ずつ半田4a、4bが供給され、供給された半田4a、4bが真上から対応するカメラ52、53で撮像される。カメラ52、53は撮像した画像を演算処理して、リードフレーム2に供給された半田4a、4bが正常に供給されたか否かを判定し、その判定信号をクリップ供給の適、不適の制御信号として弁制御回路40に出力する。リードフレーム2がクリップ供給ポジションP4に間欠搬送されると、クリップボンダ1が弁制御回路40からの制御信号に基づいてクリップ供給動作をする。
クリップボンダ1は、例えば図2〜図4に示すクリップ供給動作をする。図2(A)はコレット10が2N個のクリップ5を一括して吸着する前の状態を示し、図2(B)は吸着した後の状態を示す。コレット10のN箇所の各突起部10aが一対の吸引口12を有し、1つの突起部10aが2枚のクリップ5を吸着することから、コレット10は2N個のクリップ5を一括して吸着する。2N個のクリップ5を例えば整列ステージ60上に整列させておき、この整列ステージ60の真上でコレット10を1回上下動させて、2N個のクリップ5をピックアップする。このとき、N個の電磁弁20は全て開状態にある。なお、コレット10で2N個のクリップ5を一括してピックアップすることが、生産性を上げる点で有効であるが、各突起部10aで順番に2枚ずつクリップ5をピックアップすることもできる。また、コレット10による2N個のクリップ5の一括したピックアップ動作は、弁制御回路40からの制御信号に関係なく任意時に行うようにすればよい。なお、弁制御回路40からの制御信号に基づいてピックアップ動作することも有効であり、その具体例は図7を参照して後述する。
2N個のクリップ5を吸着したコレット10をリードフレーム2の真上に移動させたときの状態が図1(A)である。このコレット10が下降して吸着した2N個のクリップ5をリードフレーム2上の対応する箇所に一括して供給するとき、弁制御回路40からN個の電磁弁20それぞれにクリップ供給の適、不適の制御信号が出力される。弁制御回路40に図5の3台のカメラ51〜53から半導体チップ供給OK信号と半田供給OK信号が入力された場合、弁制御回路40からN個の電磁弁20それぞれにクリップ供給OK信号が出力されて、コレット10が下降して2N個のクリップ5をリードフレーム2側に一括して供給した時点で、図3に示すようにN個全ての電磁弁20を開から閉に一括して切り換え、その直後にコレット10が上昇する。この上昇で、リードフレーム2上の各半導体チップ3上に2枚ずつ計2N枚のクリップ5が一括供給されて残り、各リード端子2b上に計2N枚のクリップ5が一括供給されて残る。
また、弁制御回路40に図5の3台のカメラ51〜53から半導体チップ供給NG信号または半田供給NG信号が入力された場合、図1(A)のコレット10が下降して2N個のクリップ5をリードフレーム2側に一括して載せた時点で、弁制御回路40からN個の電磁弁20のいずれかにクリップ供給不適の制御信号が出力される。例えば、図4(A)(B)に示すように、図4で左から2番目の電磁弁20’のみにクリップ供給不適の制御信号が出力されると、この電磁弁20’のみが開状態が持続するように制御され、他の電磁弁20が開から閉に切り換えられる。この切り換えが行われた図4(A)の状態から、コレット10が上昇して、図4(B)に示すようにリードフレーム2側に(2N−2)枚のクリップ5が一括供給され、開状態の電磁弁20’に対応する2枚のクリップ5’はコレット10側に吸着されたまま残る。この残ったクリップ5’は、コレット10が次の2N個のクリップをピックアップするまでに排除される。
図4において、弁切り換えが行われなかった電磁弁20’に対応するリードフレーム2上の電気回路部品7’は、予めカメラ検査によって半導体チップ供給不良や半田供給不良が検出されたものであり、これにクリップ5を供給しても不良品となる可能性の高いものである。一方、残り大部分の電気回路部品7は、半導体チップ供給と半田供給が共に正常であり、クリップ5を供給して半導体装置製造を続行することができる。図4(B)でクリップ供給されたリードフレーム2は、後工程に送られて樹脂モールド成形され、個々の半導体装置に分断され、個々の半導体装置の特性検査が行われる。この特性検査で、クリップが供給されなかった電気回路部品7’の半導体装置はクリップ無しゆえにNG品として廃棄される。
次に、図7(A)(B)に示すクリップボンダの動作例を説明する。これは上述の選択的なクリップボンディングと結果的に同様となる動作を、コレット10で2N個のクリップ5をピックアップするときに行う。まず、図7(A)に示すように、コレット10を下降させて整列ステージ60上の2N個のクリップ5をピックアップするときに、左から2番目の電磁弁20’のみを閉状態に切り換え、他の電磁弁20は開状態を維持させる。この状態でコレット10を下降させ、クリップ5を吸着して上昇させると、図7(B)に示すように閉状態の電磁弁20’に対応する2枚のクリップ5’のみが吸着されずに整列ステージ60上に残り、他のクリップ5はコレット10でピックアップされてリードフレーム2へと送られ、リードフレーム2上に供給される。整列ステージ60上に残ったクリップ5’はエアブローなどで排除されて、整列ステージ60上に次のクリップが供給される。
図7(B)のコレット10でクリップ供給されたリードフレーム2は、後工程に送られて樹脂モールド成形され、個々の半導体装置に分断され、個々の半導体装置の特性検査が行われる。この特性検査で、クリップが供給されなかった電気回路部品7’の半導体装置はクリップ無しゆえにNG品として廃棄される。
なお、本考案のクリップボンダは、上記した実施の形態に限定されるものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
(A)はクリップボンダの実施の形態を示す構成部品要部の断面図及び配置図であり、(B)はコレットの側面図である。 (A)(B)は図1クリップボンダによるクリップピックアップ前および後の動作を説明する要部の断面図である。 図1クリップボンダによるクリップ供給後の要部の断面図である。 (A)(B)は図1クリップボンダによるクリップ供給時および供給後の動作を説明する要部の断面図である。 リードフレームにクリップを供給する設備全体の概要を示す側面図である。 (A)〜(D)はリードフレームの各製造過程における部分斜視図である。 (A)(B)は図1クリップボンダによるクリップピックアップ前および後の動作を説明する要部の断面図である。
符号の説明
1 クリップボンダ
2 リードフレーム
2b リード端子
3 半導体チップ
4 導電性接着材、半田
5 クリップ
7 電気回路部品
8 半導体装置
9 搬送路
10 コレット
10a 突起部
11 真空吸引通路
12 吸引口
20 開閉弁、電磁弁
30 真空吸引源
40 弁制御回路
51〜53 カメラ
60 整列ステージ
P1 チップ供給ポジション
P2,P3 半田供給ポジション
P4 クリップ供給ポジション
P5 樹脂モールドポジション

Claims (4)

  1. 複数の電気回路部品のそれぞれに設けた異なる導電部位間をクリップで接続するクリップボンダであって、
    前記複数の電気回路部品に供給する複数の前記クリップのそれぞれを真空吸引で吸着可能な複数の吸引口を有するコレットと、前記複数の吸引口それぞれの真空吸引通路に配置されて当該通路を独自に開閉する複数の開閉弁と、前記複数の吸引口を前記開閉弁を介し真空吸引する共通の真空吸引源を具備したことを特徴とするクリップボンダ。
  2. 前記複数の電気回路部品への前記クリップの供給の適、不適を検知した信号に基づいて前記複数の開閉弁それぞれを単独に開閉制御する弁制御回路を付設したことを特徴とする請求項1に記載のクリップボンダ。
  3. 前記複数の開閉弁が電磁弁であることを特徴とする請求項1または2に記載のクリップボンダ。
  4. 前記複数の電気回路部品のそれぞれが、共通のリードフレーム上の複数箇所に設置されて前記クリップで接続される半導体チップとリード端子を有し、この複数の電気回路部品それぞれの前記半導体チップとリード端子に供給された導電性接着材上にクリップを供給することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のクリップボンダ。

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