JP3117933B2 - 通気住宅用の壁内流通フィン - Google Patents

通気住宅用の壁内流通フィン

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JP3117933B2
JP3117933B2 JP09132052A JP13205297A JP3117933B2 JP 3117933 B2 JP3117933 B2 JP 3117933B2 JP 09132052 A JP09132052 A JP 09132052A JP 13205297 A JP13205297 A JP 13205297A JP 3117933 B2 JP3117933 B2 JP 3117933B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建物の外壁内に断
熱材の壁と通気用壁の2重壁を設け、それぞれを空気通
路とし、断熱材の壁に微風で自動開閉できる一方向の壁
内流通フィンを取付け、夏季は自然対流により暖気を放
出せしめ、冬季は暖気を循環せしめて、冷房負荷、暖房
負荷を低減する通気住宅に用いる流通フィンに関する。
【0002】
【従来技術と発明が解決しようとする課題】先ず従来の
通気住宅に就いて説明する。図14に示すように建物の
外壁内側と屋根下及び建物の内部構造空間Cの間に、通
気用壁Aを設け、空気通路Bを形成する。建物の側壁下
部には建物の内部構造空間Cから、空気通路Bに向かっ
て空気は流れ、その逆方向には流れないような壁内流通
フィンDを取付け、建物の側壁上部には、逆に空気通路
Bから建物の構造空間Cには空気は流れるが、その逆方
向には流れないような壁内流通フィンDが取付けてあ
る。
【0003】また屋根下の通気用壁Aの下部にも、建物
の内部構造空間Cから、空気通路Bに向かって空気は流
れ、その逆方向には流れないような壁内流通フィンDを
取付け、また屋根下の通気用壁Aの上部には建物の内部
構造空間Cから、空気通路に向かって空気は流れ、また
逆方向にも空気が流れ得るような双方向の開口Eを設け
る。
【0004】棟或いは小屋裏部及び基礎部には夏季には
開放され、冬季には閉鎖されるフィンG、Fが取付けて
ある。なお屋根裏のフィンGは雨に対する対策は講じて
あるものとする。
【0005】以上のような通気住宅の構造において、夏
季には空気通路Bの空気は建物の外壁が受ける輻射熱で
加熱され、空気通路Bの上昇流となり、側壁上部の一方
向壁内流通フィンDDを経て、屋根下部の一方向壁内流
通フィンDを経由して屋根下の空気通路Bへ流れ込む。
更に屋根下の空気通路Bを通り、内部構造空間Cから屋
根上部の双方向の開口Eを経て流れる暖気と合流して、
屋根裏のフィンGから外部に暖気は放出される。
【0006】内部構造空間Cの暖気は、側壁部分の空気
通路Bの上昇気流に一方向壁内フィンDを通じて吸引さ
れる。
【0007】床下は、床下流通フィンFが開放されるの
で、外部のフレッシュエアが通過する。
【0008】このようにして、建物の外部側壁が受ける
輻射熱を吸収した暖気、内部構造空間Cの暖気を、空気
通路Bを上昇する上昇気流として外部に放出することに
よって、建物内部構造空間Cの冷房負荷を低減するもの
である。
【0009】冬季には、建物の南側の空気通路Bは夏季
の場合と同様に、上昇気流になるが屋根裏のフィンGは
閉鎖されるので輻射によって温められた空気は建物外に
流出することはなく、建物の北側では空気流路Bの温度
は降下し、停滞するか或いは下降流となる。南側からの
暖気が上方から通気用壁Aに沿って降下してくるが、一
方向壁内フィンDDは、自動的に閉鎖するので、空気通
路Bに侵入することはない。従って、外壁内面に結露を
おこすことはない。
【0010】暖気は南側から北側へと循環し、内部構造
空間Cの暖房負荷を低減する。
【0011】また床下の床下流通フィンFは閉鎖されて
いるので、外部から冷気が侵入することはない。
【0012】ここで、従来の通気住宅に用いる流通フィ
ンの欠点について述べる。
【0013】内流通フィンは長方形であったので、次
のような欠陥があった。
【0014】 図12は従来のフィンの構造の概念図
を示す図である。フィンが閉じた時、フィンの手前側p
面と向側q面で気密を確保するようになっているので両
気密保持面が重ならない、空気の流通部分が必ず必要と
なる。従って空気流通部分rでは、流通孔とフィンの間
に隙間を余儀なくされる。よって該フィンの気密性は極
めて悪い。
【0015】 フィンの外形が長方形なので、取付け
加工が煩雑である。特に水平、垂直方向の精度が確保さ
れないと、フィンの自重によるバランス開閉なので、開
閉が円滑でない。
【0016】また面材耐力壁工法(パネル工法)に長方
形の大きな孔を複数個穿設するので、開口面積が大きく
面材耐力壁(パネル)の強度を確保することが困難とな
る。
【0017】 図13は従来の長方形のフィンの断面
図である。蛇行した空気通路にフィンを設けているの
で、フィン全体の厚みが大きくなり断熱材の厚み内に納
まらない。従って輪送の面で工場で組み込むことができ
ず、現場組み込みとなるため、工数が掛かりコストが嵩
む。また取付け精度の確保も困難である。
【0018】 前述のように蛇行した空気通路にフィ
ンを設けているので、空気通路を落下してくる塵埃によ
って、フィンの開閉が微妙に不確実となる。従って図1
3に見るような埃受け131を設けなければならない。
また両側にベアリング132を配設している。従って構
造が複雑になりコスト高となる。
【0019】 また取付け角度が図面で右側に45°
より平たくなると、フィン自体のバランスが崩れ常に開
放状態になる。
【0020】本発明はこれらの問題点に鑑みて創案され
たものである。
【0021】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、円筒
形本体の内部に半円形の開口部を形成し、筒軸方向が取
付け面に対し直行するように設置されるフィン座と、前
記フィン座の開口部を覆う蓋状のフィン本体とからなる
通気住宅用の壁内流通フィンであって、前記フィン本体
の両端に、該フィン本体の重心より幾分上方の位置で水
平に突出するピン軸を設け、フィン本体を該ピン軸によ
りフィン座に軸着することで、フィン本体を前記ピン軸
回りに揺動可能とし、かつ前記ピン軸を中心とするフィ
ン本体の重量バランスにより、常時はフィン本体が前記
開口部を閉じるようにし、上昇気流が作用した場合には
開けるようにしたことを特徴とする。
【0022】次に作用に就いて説明する。
【0023】図1は暖暑時の通気を示した図である。
【0024】床下流通フィンFは、手動で閉鎖状態が解
除される。屋外の輻射を受けない冷気側からの微風庄で
冷気側の床下流通フィンFは開放され、冷気を床下に導
き輻射を受ける側の床下流通フィンFは逆に風圧を受け
るので、自動的に閉鎖され冷気を床下から逃さない。
【0025】床下に流入した冷気は、輻射を受ける側、
反対側共に2重の空気通路B、Bを通過し上昇気流
となり、屋根下の空気通路Bを通過してきた暖気と合
流して、自動開放された小屋裏流通フィンGを経て屋外
に放出される。このように冷気が自然対流して冷房負荷
を減少する。
【0026】図2は寒冷時の通気を示した図である。
【0027】床下流通フィンFは、輻射熱を受ける側も
反対側も手動で閉鎖状態に固定される。
【0028】輻射熱を受ける側の空気通路Bの空気は
上昇気流となり一方向壁内流通フィンDDは上昇気流の
微風圧で自動的に開き、屋根下に設けた一方向壁内流通
フィンDを経由して空気通路Bから双方向の開口Eを
経由して流れる暖気流は、内部構造空間Cの上部の空気
通路Bを流れる暖気流と合流して、輻射を受けない側
の空気通路Bに達する。しかし一方向壁内流通フィン
DDの壁内流通フィンに風圧が逆方向から作用して閉鎖
し、空気通路Bには暖気流は侵入しない。従って空気
通路Bの空気は静止したままでいるので、外壁内部に
結露を生ぜず、かつ断熱効果を示し、気流は床下を通過
して循環し、暖房負荷を低減する。
【0029】この場合、小屋裏流通フィンは自動閉鎖さ
れた状態にあることは勿論である。
【0030】なお一方向壁内流通フィンD及びDDは取
付けを逆向きにしただけである。
【0031】また双方向の開口Eは、Dのフィン本体を
装備しない円筒形本体だけである。
【0032】ここで空気通路が2重になっているため、
空気の循環効率は良好である。
【0033】図3は壁内流通フィンの構成を表す斜視図
である。
【0034】壁内流通フィンは、開口部を一方向から覆
う構造のため、従来のフィンのように側面空隙がなく、
気密性は完全である。
【0035】また壁内流通フィンの外形は円形であり、
その取付けには、ドリルで孔を穿孔するだけで済み、長
方形に取付け孔を加工する手間が省力できる。
【0036】また該壁内流通フィンは、断熱材自体の厚
みの中に接着材を塗布して嵌入するのみで、取付け施行
は終わり極めて容易に施工できる特徴をもつ。
【0037】さらに外形が断熱材内に納まるため、持ち
運びが容易であり、特に断熱材に工場で組み込んで現場
に輪送でき、施工工数の低減につながる。
【0038】また該壁内流通フィンは、略水平位置でも
フィンが開口部を覆い閉鎖するようにバランスが採られ
ているので、45°以下の勾配を持つ屋根でも誤動作す
ることがない。
【0039】図7は床下流通フィンの構成を表す斜視図
である。床下流通フィンでは屋外から気流が流れ込むよ
うに取付ける。フィン座を垂直に取付けた場合、無風時
フィン本体はフィン座との間に10mm位の開口を保
ち、微風に応じて開放面積が増大されるようにバランス
を保つようなバランスウェイトを有する。また手動で開
閉を固定するフィンストッパアーム機構を備えている。
【0040】図9は小屋裏流通フィンの構成を表す斜視
図である。小屋裏流通フィンは屋内から気流が流れ込む
ように取り付ける。フィン座を垂直に取付けた場合、無
風時フィン本体はフィン座との間に10mm位の開口を
保ち、フィン座取付けと反対側からの微風に応じて開放
面積が増大されるようにバランスを採り、バイメタルの
伸縮によって自動的にフィンが開閉する機構を備えてい
る。
【0041】また該フィン座は、内部に空洞を有する成
型品なので断熱効果は大きい。
【0042】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて発明の実施
の形態を説明する。
【0043】図1は暖暑時の空気の自然対流を示した図
である。
【0044】図1では床下流通フィンFのフィンストッ
パアームは解除され、輻射を受けない側の冷気の風圧
が、床下流通フィンFを押し開き床下に冷気を導入す
る。輻射を受ける側の床下流通フィンFは導入された冷
気の風圧を受けて自動的に閉鎖する。床下に導入された
冷気は外壁と断熱壁Iが構成する空気通路B及び断熱
壁Iと内部構造空間Cを形成する壁Aとの間の空気通路
の間を上昇気流として上昇し、屋根下の空気通路B
をも通過して、小屋裏に至る。ここに小屋裏流通フィ
ンGはバイメタルが温度により膨張して閉鎖が解除され
た状態にある。従って上昇気流の風圧で自動的に開放さ
れ、上昇気流は矢印のように自然対流して冷房負荷を低
減する。
【0045】図2は寒冷時の空気の循環を示した図であ
る。
【0046】図2では床下流通フィンFのフィンストッ
パアームは手動で固定され、床下流通フィンは閉鎖して
いる。輻射熱を受ける側の壁内流通フィンD、DDはと
もに上昇気流により自動的にフィン本体を押し上げて開
く。輻射熱を受けない側の壁内流通フィンDa、DDa
は風圧により自動閉鎖する。小屋裏流通フィンGはバイ
メタルの収縮により、閉鎖状態にある。暖気は矢印に沿
って循環し暖房負荷を低減する。
【0047】図3は円筒形の壁内流通フィンD、DDの
構成を示す斜視図である。鍔103と開口部104を有
する円筒形本体102の内面両側に溝を設け、フィン本
体101に突出したピン軸105が嵌入する孔を設けた
ブッシュ106を、挿入してフィン本体101を本体1
02に軸着する。フィン本体101は壁内流通フィン
D、DDが水平に位置しても閉鎖状態を確保するように
バランスが採ってある。
【0048】図4(a)は壁内流通フィンD、DDの取
付け状態を示す断面図である。(b)は取り付け正面図
である。またDDはDと流通方向を逆に取付けたものに
すぎない。
【0049】図5は床下流通フィンFの構成を示す斜視
図である。開口部113を有するフィン座112の両側
にブラケット115を突出せしめ、該ブラケット115
にフィン本体111の両側に突出したピン軸114を嵌
入する孔が設けてある。ピン軸114はブラケット11
5の孔に軸着される。
【0050】図6は床下流通フィンFの取付け状態を示
す断面図である。また図6はフィンストッパアーム11
7が押し下げられて、フィン本体111が開放状態にあ
る場合である。ストッパアーム117はブラケット11
6に、ピン軸118によって軸着されている。フィン本
体111はピン軸114の回りを微風によって、自由に
回転し得るように構成されている。無風時フィンはフィ
ン座との間に10mm位の開口を保ち、微風に応じて開
放面積が増大されるようにバランスを採るため、バラン
スウェイトW1、W2が設けてある。バランスウェイト
W1、W2を2個にしたのは1個にすると、形状が大き
くなり収まりが悪いためである。また異物の侵入を防ぐ
ため、金網119が設けてある。
【0051】図7は床下流通フィンFのストッパアーム
117が引き上げられて、フィン本体111が閉鎖状態
にある場合の図である。ストッパアーム117を引き上
げるとストッパアーム117の先端は、フィン1の曲線
部Wに沿って移動し、フィン本体111の下端を図面上
右に押しやり、床下流通フィンFは閉鎖状態となる。
【0052】図8は床下流通フィンFの取付け状態を裏
面から見た斜視図である。
【0053】図9は小屋裏流通フィンGの構成を示す斜
視図である。開口部123を有するフィン座122の両
側にブラケット125を突出せしめ、該ブラケット12
5にフィン本体121の両側に突出したピン軸124を
俵入する孔が設けてある。ピン軸124はブラケット1
25の孔に軸着される。
【0054】図10は小屋裏流通フィンGの取付け状態
を示す断面図である。小屋裏流通フィンGは、屋外に向
かって開くように取り付けられる。
【0055】図11は小屋裏流通フィンGの作動を示す
図である。寒冷時には、ぜんまい状のバイメタル127
が収縮して、その先端がフィン本体121を図面上右に
押し付け、小屋裏流通フィンGは閉じる。温暖時には逆
にぜんまい状のバイメタル127が伸びて、フィン本体
121の凹部Pに入り込み、フィン本体121は自由に
ピン軸124の回りを揺動し得るようになる。このよう
にして微風により小屋裏流通フィンGが開閉することに
なる。なお、ぜんまい状のバイメタル127は、ブラケ
ット126に収められている。
【0056】
【発明の効果】本発明の効果は次の通りである。
【0057】暖暑時、床下に流入した冷気は、輻射を受
ける側、反対側共に2重の空気通路B又はBを通過
し上昇気流となり、屋根下の空気通路Bを通過してき
た暖気は、開放された小屋裏流通フィンGを経て屋外に
放出される。
【0058】寒冷時、床下流通フィンFは、輻射熱を受
ける側も反対側も手動でストッパアームを引き上げフィ
ンを閉鎖状態にする。
【0059】輻射熱を受ける側の空気通路Bの空気は
上昇気流となり一方向壁内流通フィンDDは上昇気流の
微風圧で自動的に開き、屋根下に設けた一方向壁内流通
フィンDを経由して空気通路Bから双方向の開口Eを
経由して流れる暖気流は、内部構造空間Cの上部の空気
通路Bを流れる暖気流と合流して、輻射を受けない側
の空気通路Bに達する。しかし一方向壁内流通フィン
DDのフィンに風圧が逆方向から作用して閉鎖し、空気
通路Bには暖気流は侵入しない。従って空気通路B
の空気は静止したままでいるので、外壁内部に結露を生
ぜず、気流は床下を通過して循環し、暖房負荷を低減す
る。
【0060】この場合、小屋裏流通フィンはバイメタル
の収縮により常時閉鎖されている。
【0061】壁内流通フィンは、開口部を一方向から覆
う構造のため、従来のフィンのように側面空隙がなく、
気密性は完全である。また壁内流通フィンの外形は円形
であり、その取付けには、ドリルで孔を穿孔するだけで
済み、長方形に取付け孔を加工する手間が省力できる。
【0062】また該壁内流通フィンは、断熱材自体の厚
みの中に接着材を塗布して嵌入するのみで取付け施行は
終わり、極めて容易に施工できる特徴をもつ。
【0063】さらに外形が断熱材内に納まるため断熱材
に工場で組み込んで、現場へ運搬が容易にでき施工工数
の低減につながる。
【0064】また該壁内流通フィンは、略水平位置でも
フィンが開口部を覆い閉鎖するようにバランスが採られ
ているので、45°以下の勾配を持つ屋根でも誤動作す
ることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】暖暑時の空気の自然対流を示した図である。
【図2】寒冷時の空気の循環を示した図である。
【図3】円筒形の壁内流通フィンD、DDの構成を示す
斜視図である。
【図4】(a)は壁内流通フィンD、DDの取付け状態
を示す断面図である。(b)は取り付け正面図である。
【図5】床下流通フィンFの構成を示す斜視図である。
【図6】床下流通フィンFの取付け状態を示す断面図で
ある。
【図7】床下流通フィンFのストッパアーム117が引
き上げられて、フィンが閉鎖状態にある場合の図であ
る。
【図8】床下流通フィンFの取付け状態を裏面から見た
斜視図である。
【図9】小屋裏流通フィンGの構成を示す斜視図であ
る。
【図10】小屋裏流通フィンGの取付け状態を示す断面
図である。
【図11】小屋裏流通フィンGの作動を示す図である。
【図12】従来のフィンの構造の概念図を示す図であ
る。
【図13】従来の長方形のフィンの断面図である。
【図14】従来の通風住宅を示す図である。
【符号の説明】
通気用壁、B外壁と通気用壁Aとの間にできる空
気通路、B1…外壁と断熱材の壁Iの間にできる空気通
路、B2…断熱材の壁Iと内部構造空間Cの間にできる
空気通路、C内部構造空間、D内部から外部へ向か
って空気が流れその逆は許さない一方向壁内流通フィ
ン、DD外部から内部へ向かって空気が流れその逆は
許さない一方向壁内流通フィン、E壁内双方向流流通
開口、F床下流通フィン、G小屋裏流通フィン、I
断熱材の壁、101壁内流通フィンのフィン本体、
102円筒形の本体、103鍔、104開口部、
105壁内流通フィンのピン軸、106ブッシュ、
111床下流通フィンのフィン本体、112床下流
通フィンのフィン座、113床下流通フィンの開口
部、114床下流通フィンのピン軸、115ブラケ
ット、116ストッパ用溝、117ストッパアー
ム、118ピン軸、119金網、121小屋裏流
通フィンのフィン本体、122小屋裏流通フィンのフ
ィン座、123小屋裏流通フィンの開口部、124
小屋裏流通フィンのピン軸、125ブラケット、12
バイメタルのブラケット、127ぜんまい状のバ
イメタル、131埃受け、132ベアリング

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒形本体の内部に半円形の開口部を形
    成し、筒軸方向が取付け面に対し直行するように設置さ
    れるフィン座と、前記フィン座の開口部を覆う蓋状のフ
    ィン本体とからなる壁内流通フィンであって、前記フィ
    ン本体の両端に、該フィン本体の重心より幾分上方の位
    置で水平に突出するピン軸を設け、フィン本体を該ピン
    軸によりフィン座に軸着することで、フィン本体を前記
    ピン軸回りに揺動可能とし、かつ前記ピン軸を中心とす
    るフィン本体の重量バランスにより、常時はフィン本体
    が前記開口部を閉じるようにし、上昇気流が作用した場
    合には開けるようにしたことを特徴とする通気住宅用の
    壁内流通フィン。
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