JP3117926U - 事前開封を確認することのできる情報隠蔽シート - Google Patents

事前開封を確認することのできる情報隠蔽シート Download PDF

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勝利 曽田
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Abstract

【課題】事前の開封を確認可能な情報隠蔽シートを提供する。
【解決手段】情報記載欄を有する情報記載部21と情報隠蔽部20とを折り曲げ線を介して含む基材、情報隠蔽部の少なくとも一部を被覆した粘着剤層2および粘着剤層を覆った剥離紙3を含み、折り曲げ線で折り曲げることにより情報記載欄を情報隠蔽部で覆って記載情報を隠蔽し、粘着剤層が弱粘着剤部と強粘着剤部とからなり、強粘着剤部が、折り曲げた時に強粘着剤部が情報記載欄を覆わないように、情報隠蔽部の折り曲げ線と反対側の1辺の端部の糊代部にあり、弱粘着剤部が情報隠蔽部の強粘着剤部のある1辺以外の3辺の端部の糊代部を含む該強粘着剤部以外の部分の少なくとも一部にあり、該情報隠蔽部が、強粘着剤部以外の部分にミシン加工を施され、情報隠蔽部または情報記載部が切り込み部を有することを特徴とする、事前開封を確認することのできる情報隠蔽シート30に関する。
【選択図】図2

Description

本考案は、隠蔽すべき記載情報の上に粘着剤を用いて貼り付けた基材を剥がすときに、基材を破らずに剥がすことのできる、いわゆる紙破しない弱粘着の粘着剤を用いて記載情報を隠蔽するためのシートにおいて、事前に剥がされて不正開封されたことが確認可能な情報隠蔽シートに関する。
従来から出版、金融、保険、広告など広範な分野で、個人情報を初めとする情報保護のために目隠しハガキを使用している。この方法においては、情報を記載した部分に隠蔽シートを貼るもので、あて先に郵送された後に剥がして記載情報を読み取るため、粘着糊により完全に貼り付けてしまわず簡単に剥がせることが必要であり、弱粘着糊を使用するのが一般的である。
しかしながら、この方法では、あて先に届く前に隠蔽シートを剥がしても跡が残らないために、事前に剥がしたり貼り付けたりすることがあってもそれを確認することはできないという問題点があった。
本考案は、上記のような従来の隠蔽シートの有する問題点を解決し、事前に剥がされて開封されたことが確認可能な情報隠蔽シートを提供することを目的とする。
本考案者等は上記目的を達成すべく鋭意検討を行った結果、強粘着糊と弱粘着糊の2種類の粘着剤を使用して、前者は用紙が破れる程度まで貼りつくが、後者は用紙が弱粘着糊を使用しているために紙破は発生しないようにし、また、開封するためのミシンを2箇所に配置し、その2箇所のミシンを両方破らないと開封できない位置に配置することによって、事前に剥がされて開封されたことが確認可能な情報隠蔽シートが得られることを見出し、本考案を完成するに至った。
即ち、本考案は、
(a)情報記載欄を有する情報記載部と情報隠蔽部とを折り曲げ線を介して含む基材、
(b)該基材の情報記載欄と同一表面上にあり、情報隠蔽部の少なくとも一部を被覆した粘着剤層、および
(c)取り扱いの作業性のために該粘着剤層を覆った剥離紙
を含み、該折り曲げ線で折り曲げることにより情報記載欄を情報隠蔽部で覆って記載情報を隠蔽する、事前開封を確認することのできる情報隠蔽シートであって、
該粘着剤層が弱粘着剤部および強粘着剤部からなり、
該強粘着剤部が、該折り曲げ線で折り曲げた時に該強粘着剤部が該情報記載欄を覆わないように、該情報隠蔽部の折り曲げ線と反対側の1辺の端部の糊代部にあり、
該弱粘着剤部が、該情報隠蔽部の該強粘着剤部のある1辺以外の3辺の端部の糊代部を含む該強粘着剤部以外の部分の少なくとも一部にあり、
該情報隠蔽部が、強粘着剤部以外の部分にミシン加工を施され、
該情報隠蔽部または情報記載部が、ミシンを取り扱い易くするための切り込み部を有することを特徴とする、事前開封を確認することのできる情報隠蔽シートに関する。
更に、本考案を好適に実施するため、
上記基材が、キロ連量55〜135kgを有する紙であり;
上記弱粘着剤が、水性エマルジョン粘着剤であり;
上記強粘着剤が、両面テープまたはホットメルト粘着剤であり;
上記情報記載部と隣接する上記情報記載部と同様の情報記載欄を有する控えを、ミシン部を介して、更に含む;
ことが好ましい。
本考案により、オフィスに広く普及しているレーザープリンタやインクジェットプリンタのようなノンインパクトプリンタを使用して印字した1枚のシートの一部または全部を隠蔽することができる隠蔽シートであって、更にこれを剥がして開封する際には、ミシンを切るしかなく隠蔽用シートに配置したミシンが切れているために事前の不正開封を確認することが可能であり、かつ上記ミシンを切らずに無理に開封しようとすると、強粘着剤部で紙破を生じるため、同様に事前の不正開封を確認することが可能な情報隠蔽シートを提供し得たものである。
以下、図1〜5を用いて本考案の情報隠蔽シートを詳細に説明する。図1は本考案の情報隠蔽シートの1つの態様の概略断面図であり、図2は本考案の情報隠蔽シートの1つの態様の概略上面図であり、図3〜5は図2の情報隠蔽シートの使用方法を説明する概略上面図である。図1および2に示されるように、情報記載欄(4)を有する情報記載部(21)と情報隠蔽部(20)とを折り曲げ線(10)を介して含む基材(1)、上記基材の情報記載欄と同一表面上にあり、情報隠蔽部の少なくとも一部を被覆した粘着剤層(2)、および取り扱いの作業性のために該粘着剤層を覆った剥離紙(3)を含み、
図4に示すように、上記折り曲げ線(10)で折り曲げることにより情報記載欄(4)を情報隠蔽部(20)で覆って記載情報を隠蔽し、
図3に示されるように、上記粘着剤層(2)は弱粘着剤部(6)および強粘着剤部(7)からなり、上記強粘着剤部(7)が、上記折り曲げ線(10)で折り曲げた時に上記強粘着剤部が情報記載欄(4)を覆わないように、上記情報隠蔽部の折り曲げ線と反対側の1辺の端部の糊代部にあり、上記弱粘着剤部(6)が、情報隠蔽部(20)の強粘着剤部(7)のある1辺以外の3辺の端部の糊代部を含む強粘着剤部以外の部分の少なくとも一部にあり、
図5に示されるように、上記基材(1)の情報隠蔽部(20)は上記強粘着剤部以外の部分にミシン加工を施されて、例えば折り曲げ線に平行なミシン目(5)を有し、
上記情報隠蔽部(20)または情報記載部(21)が、ミシンを取り扱い易くするための切り込み部(8)を有する
ことを要件とする。
本考案の情報隠蔽シートに使用される基材(1)は、キロ連量55〜135kg、好ましくは70〜110kg、より好ましくは70〜90kgを有することが望ましい。上記基材の厚さが、55kg未満では開封時にミシンが切れにくく、ミシン以外の部分まで破れてしまい、135kgを超えるとミシンが切れやすくなり過ぎて衝撃によっても切れてしまう。
上記基材(1)は、紙、合成紙、PETフィルム等から形成されていてもよいが、好ましくは上質紙、より好ましくは上質紙〈70〉〜上質紙〈110〉、特に好ましくは上質紙〈90〉程度が最適である。更に、コート紙、アート紙、ノーカーボン紙などを使用することもできる。
上記情報隠蔽部(20)の少なくとも一部を被覆した粘着剤層(2)は、前述のように、弱粘着剤部(6)および強粘着剤部(7)からなり、弱粘着および強粘着の2種類の粘着強度の違う粘着剤をシール部分(情報隠蔽部)に配置し、上記情報隠蔽シートの取り扱いの作業性を考慮して、片面にシリコーン剥離剤を塗布した剥離紙(3)で覆っている。
上記弱粘着剤部(6)に用いる弱粘着の粘着剤としては、水性エマルジョン粘着剤、ホットメルト粘着剤等が挙げられ、アクリル樹脂を主成分とする水性エマルジョン粘着剤が好ましい。上記弱粘着糊の塗布量としては、乾燥重量で10g/m以上がよく、特に20〜25g/mが最適である。上記弱粘着糊の塗布量が10g/m未満では、剥離紙の保持ができない。
上記弱粘着の粘着剤は、剥離強さ24〜64N/m、好ましくは30〜60N/m、より好ましくは35〜54N/mを有することが望ましい。上記剥離強さが、24N/m未満では自然に剥がれることは無いが、あまりにも抵抗なく剥がれる。64N/mを超えると紙破する可能性がある。
上記強粘着剤部(7)に用いる強粘着の粘着剤としては、ホットメルト粘着剤、両面テープ、水性エマルジョン粘着剤等が挙げられ、ホットメルト粘着剤、両面テープが好ましい。上記強粘着の両面テープの具体例としては、東洋インキ製造株式会社製のアスティックテープが挙げられる。
上記強粘着の粘着剤は、剥離強さ490〜981N/m、好ましくは589〜883N/mを有することが望ましい。上記剥離強さが、490N/m未満では紙破させずに剥がすことができ不正開封を確認することができなくなり、本考案の目的を達成するには剥離強さ981N/mを有すれば十分である。
本考案の情報隠蔽シートでは、上記弱粘着剤部(6)と強粘着剤部(7)それぞれの配置は、両者が基材(1)の情報隠蔽部(20)の同一面内にあり、折り曲げ線で折り曲げることにより情報記載欄(4)に情報隠蔽部(20)を貼り合わせたときに上記強粘着剤部(7)が上記情報記載欄(4)を覆わず、かつ情報隠蔽部の折り曲げ線と反対側の1辺の端部の糊代部にあり、上記弱粘着剤部(6)が、情報隠蔽部の強粘着剤部のある1辺以外の3辺の端部の糊代部を含む強粘着剤部以外の部分の少なくとも一部にあることが必要である。
上記強粘着剤部(7)が上記情報記載欄(4)を覆っていると、開封した際に記載情報を見ることができず、また無理に剥がしても紙破が生じて、やはり記載情報を見ることが困難となる。また、上記強粘着剤部(7)が、図3のように、情報隠蔽部(20)の開封始点となる1辺の端部の糊代部にあることにより、ミシン(8)以外の場所から不正開封しても紙破が生じて、事前に不正開封されたことを確認することが可能である。
上記剥離紙(3)としては、市販の剥離紙、例えば王子製紙株式会社製「46EVS」、「64EVS」などを使用することができるが、剥離紙用基材上にシリコーン剥離剤を印刷したものを使用することもできる。シリコーン剥離剤としては、市販のシリコーンインキのいずれでもよい。印刷方法としては、UV硬化型フレキソ印刷、UV硬化型オフセット印刷、UV硬化型グラビア印刷のいずれでも良い。上記のように、シリコーン剥離剤を印刷する場合は、UV硬化を完全に行うことが不可欠で、特にベタ印刷であり無色透明であるので、6kw以上のUV照射ランプを使用し、印刷速度は60〜70m/分以下で行うのが望ましい。
また、上記シリコーン剥離剤を印刷するための剥離紙用基材としては、前述の情報隠蔽シート用の基材と同様であってもよく、紙、好ましくは上質紙、より好ましくは上質紙〈45〉〜上質紙〈110〉、特に好ましくは上質紙〈70〉程度が最適である。更に、コート紙、アート紙、ノーカーボン紙などを使用することもできる。
上記剥離紙(3)においては、プリンタでの印字を考慮すると、レーザープリンタやインクジェットプリンタなどのノンインパクトプリンタでの印字適正、走行性についての性能は不可欠であることは言うまでもない。しかしながら、使用時に手で容易に剥離することが必要であるが、印刷時に極端に剥がれやすく取り扱い性の悪いものは使用できない。
このような、粘着強度の異なる粘着剤を1枚の剥離紙で覆うのは難しいが、剥離紙には同じ強度で貼りつき、しかも隠蔽すべき記載情報を有する用紙に貼り付け、剥がすときには強粘着剤部は紙破するが、弱粘着剤部は紙破せずに剥がすことができるように粘着剤の強度を調整している。
上記情報隠蔽部(20)には、強粘着剤部以外の部分にミシン加工を施すことによって形成した、開封用のミシン(5)を有することを要件とするが、1箇所(1本)だけでも開封の有無は確認可能であるが、若干分かりにくいので、2箇所(2本)の平行した位置に配置することで、ミシンを切るときに帯状に切り取ることができ、開封の有無を容易に確認することができるため好ましい。上記ミシンを上記強粘着剤部以外の部分に形成するのは、強粘着剤部にミシンがあっても、剥離が困難であるためである。
上記ミシン(5)の対比は、マイクロミシンから通常の対比のものまで使用することができるが、マイクロミシンの場合は0.35mm:0.15mm(カット長さ:アンカット(タイ)長さ)程度のものが最適である。通常のミシンの場合は、剥離紙を剥がすときにミシンが切れるのを防止するために、用紙の端部と中央部でミシンの対比を変えてもよい(例えば、カット長さ:アンカット長さが、端部で1.9mm:0.4mm、中央部で3.0mm:0.4mm)。また、本考案の情報隠蔽シートでは、上記2本のミシン(5)の端部に、開封始点として、切り込み部(8)を設けることによって、ミシン(5)に沿った開封を容易にすることができる。上記切り込み部(8)の位置は、図4に示すように情報隠蔽部(20)のミシン(5)に隣接する(2本ミシン場合、両ミシン間の)上記強粘着剤部以外の部分であっても、または図7に示すように折り曲げ線(10)で折り曲げた時に、情報隠蔽部(20)のミシン(5)と交わる情報記載部(21)の端部であってもよい。上記切り込み部(8)の形状は、三角形、矩形、半円形など特に限定されず、開封時にミシンの取り扱い易くする、即ち、ミシン(5)に沿った開封を容易にするものであればよい。
更に、開封の有無の識別を容易にするために、「チャック」とよばれる帯状のカッティング加工を施すこともできる。
上記のようにして得られる本考案の情報隠蔽シートの1つの態様の使用方法について、図2〜5を用いて、以下に説明する。まず、図2に示すような本考案の情報隠蔽シートの情報記載欄(4)に、隠蔽すべき記載情報を印字し、図3のように、剥離紙(3)を剥離して取り除く。次いで、折り曲げ線(10)で折り曲げることにより、図4に示すように、粘着剤層(2)と記載情報とを接触させることによって、情報記載欄(4)を情報隠蔽部(20)で覆って記載情報を隠蔽する(図5)。
開封する場合、基材(1)の切り込み部(8)を開封始点として、ミシン(5)を帯状に切り取る。これにより、帯状に記載情報の一部が見えるので、事前開封を確認することができる。上記情報隠蔽シートの態様では、図3に示されるように上記強粘着剤部(7)が開封端部となる1辺に沿った位置にあるので、たとえ上記ミシンから開封せずに情報隠蔽シートの上部コーナーから無理に開封しても、紙破を生じるため、事前開封を確認することができる。
更に、本考案の情報隠蔽シートの他の態様として、図2に示した情報隠蔽シート(30)に、情報記載部(21)と隣接する上記情報記載部と同様の情報記載欄(4)を有する控え(22)を、ミシン部(23)を介して、更に含む態様を図6に示す。そのような態様の使用方法としては、記載情報を2箇所の情報記載欄(4)に同様に印字して、控え(22)をミシン部(23)で切り離すこと以外は、図2の態様と同様である。
本考案を実施例により更に詳細に説明するが、本考案はこれら実施例に限定されるものではない。
(実施例1)
(i)情報隠蔽シートの作製
図6に示すような形態の給与支給明細書用の情報隠蔽シート(30)の基材の片側表面の情報隠蔽部(20)に、図3に示すように、以下に示す位置に弱粘着剤部(6)および強粘着剤部(7)から成る粘着剤層(2)を形成した。上記弱粘着剤部(6)および強粘着剤部(7)の境界線上およびそこから弱粘着剤部(6)内へ8mm離れた位置に折り曲げ線(10)に平行に以下のようなマイクロミシン加工を施し、以下のような切り込み部を作製した。以下に示す剥離紙(3)により上記情報隠蔽部(20)全体を覆って情報隠蔽シート(30)を得た。
基材:日本製紙(株)社製上質紙(Npiフォーム〈90〉、キロ連量90kg)、210mm×297mm(隠蔽シート)
弱粘着剤部:アクリル樹脂系水性エマルジョン粘着剤(三井SOLCO社製L#850);塗布量(乾燥重量)20g/m、幅20mm
強粘着剤部:両面テープ(東洋インキ株式会社のアスティックテープ)、幅5mm
マイクロミシン加工:カット長さ:タイ長さ=0.35mm:0.15mm
切り込み部:図5に示す位置に直角を挟む2辺が5mm、5mmの直角三角形
剥離紙:王子製紙社製剥離紙(46EVS)
(ii)給与支給明細書の作製
上記(i)で得られた情報隠蔽シート(30)を有する給与支給明細書用紙の2箇所に、記載情報(4)をレーザープリンターで印字し、剥離紙(3)を剥がし、隠蔽シートを図4に示すように折り曲げ、記載情報(4)を覆うように合わせて圧着した。控え(22)を切り離し、給与支給明細書を作製した。
(実施例2)
情報隠蔽シート用基材として、上質紙〈110〉使用した以外は、実施例1と同様にして、給与支給明細書を作製した。
(実施例3)
以下のようにして作製した剥離紙を使用した以外は、実施例1と同様にして、給与支給明細書を作製した。
剥離紙用基材(日本製紙社製上質紙(Npiフォーム〈70〉)
シリコーン剥離剤(信越シリコーン社製シリコーンインキ(X−627501)
印刷方法(オフセット印刷;条件:UV硬化装置、スピード60m/分)
(実施例4)
以下のような剥離剤を用いて作製した剥離紙を使用した以外は、実施例3と同様にして、給与支給明細書を作製した。
剥離剤:UV硬化型シリコーン剥離剤(T&K TOKA社製シリコーンインキ(UP200)
(実施例5)
マイクロミシンの対比を0.35mm:0.20mm(カット長さ:タイ長さ)とした以外は、実施例1と同様にして、給与支給明細書を作製した。
実施例1〜5の本考案の上記情報隠蔽シートを用いた給与支給明細書は、切り込み部からミシンを切って帯状に開封すると情報記載欄の一部が見えて事前の開封を確認することが可能であり、かつ上記ミシンを切らずに、強粘着剤部側のコーナーから無理に開封しようとすると紙破を生じるため、同様に事前の開封を確認することが可能であった。
本考案の情報隠蔽シートは、給与支給明細書等の個人情報保護用の情報隠蔽シートとして好適に用いることができる。
本考案の隠蔽シートの1つの態様の概略断面図である。 本考案の隠蔽シートの1つの態様の概略上面図である。 本考案の隠蔽シートの使用方法を説明する概略上面図である。 本考案の隠蔽シートの使用方法を説明する概略上面図である。 本考案の隠蔽シートの使用方法を説明する概略上面図である。 本考案の隠蔽シートの他の態様の概略上面図である。 本考案の隠蔽シートの更に他の態様(切り込み部)の概略上面図である。
符号の説明
1 … 基材
2 … 粘着剤層
3 … 剥離紙
4 … 記載情報
5 … ミシン
6 … 弱粘着剤部
7 … 強粘着剤部
8 … コーナーカット部
9 … 隠蔽印刷
10 … 折り曲げ線
20 … 情報隠蔽部
21 … 情報記載部
22 … 控え
23 … ミシン部
30 … 情報隠蔽シート

Claims (5)

  1. (a)情報記載欄を有する情報記載部と情報隠蔽部とを折り曲げ線を介して含む基材、
    (b)該基材の情報記載欄と同一表面上にあり、情報隠蔽部の少なくとも一部を被覆した粘着剤層、および
    (c)取り扱いの作業性のために該粘着剤層を覆った剥離紙
    を含み、該折り曲げ線で折り曲げることにより情報記載欄を情報隠蔽部で覆って記載情報を隠蔽する、事前開封を確認することのできる情報隠蔽シートであって、
    該粘着剤層が弱粘着剤部および強粘着剤部からなり、
    該強粘着剤部が、該折り曲げ線で折り曲げた時に該強粘着剤部が該情報記載欄を覆わないように、該情報隠蔽部の折り曲げ線と反対側の1辺の端部の糊代部にあり、
    該弱粘着剤部が、該情報隠蔽部の該強粘着剤部のある1辺以外の3辺の端部の糊代部を含む該強粘着剤部以外の部分の少なくとも一部にあり、
    該情報隠蔽部が、強粘着剤部以外の部分にミシン加工を施され、
    該情報隠蔽部または情報記載部が、ミシンを取り扱い易くするための切り込み部を有することを特徴とする、事前開封を確認することのできる情報隠蔽シート。
  2. 前記基材が、キロ連量55〜135kgを有する紙である、請求項1記載の事前開封を確認することのできる情報隠蔽シート。
  3. 前記弱粘着剤が、水性エマルジョン粘着材である請求項1または2記載の事前開封を確認することのできる情報隠蔽シート。
  4. 前記強粘着剤が、両面テープまたはホットメルト粘着剤である請求項1または2記載の事前開封を確認することのできる情報隠蔽シート。
  5. 前記情報記載部と隣接する該情報記載部と同様の情報記載欄を有する控えを、ミシン部を介して、更に含む請求項1〜4のいずれか1項記載の事前開封を確認することのできる情報隠蔽シート。
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