JP3117896B2 - 歩行型除雪機 - Google Patents

歩行型除雪機

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JP3117896B2 JP07111803A JP11180395A JP3117896B2 JP 3117896 B2 JP3117896 B2 JP 3117896B2 JP 07111803 A JP07111803 A JP 07111803A JP 11180395 A JP11180395 A JP 11180395A JP 3117896 B2 JP3117896 B2 JP 3117896B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は歩行型除雪機(車体は自
走するが、運転者は歩行する形式のもの)に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、国道や公道などの除雪作業は広範
囲であることから、大型の乗用除雪車等にて大規模に行
われる。このような大規模な除雪作業について図7に基
づき説明する。図7は従来の除雪作業の説明図であり、
国道や公道などの広い路面101の除雪をするには、一
般に深く積もった雪102を乗用除雪車103で掻き
(荒作業)、残った雪102aを後続の乗用ブルドーザ
108で除く(仕上げ作業)。
【0003】乗用除雪車103はオーガ式除雪部104
を備えたクローラ車であり、走行方向前側(この図で左
側)に配置された雪掻きのためのオーガ105と、この
オーガ105で掻かれた雪を外方へ放出するためのブロ
ア106とを備える。107は雪を外方へ放出するシュ
ータである。オーガ式除雪部104だけでは路面101
上の雪を十分に掻き取れないので、後続の乗用ブルドー
ザ108は残った雪102aをブレード(土工板)10
9で十分に掻き取る。
【0004】このように、広範囲に且つ大規模に除雪作
業をするのに、オーガ式除雪部104とブレード109
とを交互に使用するのでは非常に作業能率が劣るので、
深く積もった雪102を掻くのに適したオーガ式除雪部
104付き乗用除雪車103と、比較的浅く積もった雪
を掻くのに適した乗用ブルドーザ108とを対で使用す
ることが多い。
【0005】一方、私道や庭など狭い場所に深く積もっ
た雪を掻くために、例えば、特開昭63−512号公報
「除雪機」があり、同技術は上記公報の第1図に示され
るように、エンジン13の駆動力で自走するクローラ4
3付き車体の前部に取付けられたオーガ79及びブロア
75をエンジン13で駆動し、オーガ79で掻かれた雪
を排出用ダクト(シュータ)78から外方へ放出する歩
行型除雪機である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の歩行型除雪
機は、オーガ式除雪部を備えた乗用除雪車と同様に、オ
ーガ79だけでは雪を十分に掻き取ることが容易でな
い。このため、残った雪を手作業で除雪する必要があ
り、作業者の負担が大きい。また、深く積もった雪を歩
行型除雪機で掻き、残った雪を歩行型ブルドーザで除雪
するすることも考えられるが、狭い場所で小規模な除雪
作業をするために2台の除雪機械を交互に運転するので
は、作業性が劣る。
【0007】そこで本発明の目的は、私道や庭などの狭
い場所で且つ小規模に除雪作業をするのに、路面の雪を
十分に掻き取ることが容易で作業者の負担が小さい歩行
型除雪機を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、エンジンの駆動力で自走する車体と、雪掻
きをするオーガ及びオーガで掻いた雪を外へ放出するブ
ロアとからなり車体の前部に取付けたオーガ式除雪部
と、このオーガ式除雪部の前部に配置しオーガのオーガ
ハウジングにリンク機構を介して取付けた雪掻き用ブレ
ードとからなる歩行型除雪機であって、リンク機構を、
オーガハウジングに雪掻き用ブレードを昇降可能に取付
けるための左右のブレード用アームと、これら左右のブ
レード用アームを上下揺動させる左右の中間ロッドと、
これら左右の中間ロッドを左右の中間レバーを介して連
結するべくオーガハウジングの左右方向に延びた回転軸
と、この回転軸を回転させるピストンロッドを有する電
動アクチュエータとで構成し、オーガのオーガハウジン
グをブロアのブロアハウジングよりも広幅とすること
で、オーガハウジング後方の左右両側に空きスペースを
設け、この空きスペースに電動アクチュエータを配置
ことを特徴とする。
【0009】
【0010】
【0011】
【作用】私道や庭などの狭い場所に深く積もった雪をオ
ーガ式除雪部で掻き、引続いて、残った雪を電動アクチ
ュエータにて降ろされた雪掻き用ブレードで除く。雪掻
き用ブレードの使用時又は不使用時には、ブレードを
アクチュエータにて適宜昇降させるだけでよい。ま
た、電動アクチュエータをオーガハウジングに取付ける
ことで、歩行型除雪機の空きスペースを有効活用する。
【0012】更に、雪掻き用ブレードは残った雪の状況
や路面の状況に合せて、除雪作業をしながら電動アクチ
ュエータで最適な高さに設定される。
【0013】
【0014】
【実施例】本発明の実施例を添付図面に基づいて以下に
説明する。なお、「前」、「後」、「左」、「右」、
「上」、「下」は運転者から見た方向に従い、Frは前
側、Rrは後側、Lは左側、Rは右側を示す。また、図
面は符号の向きに見るものとする。図1は本発明に係る
歩行型除雪機の側面図であり、歩行型除雪機1はクロー
ラ2付き車体3と、この車体3に搭載したトランスミッ
ション付きエンジン4と、車体3の前部(この図で左
側)に取付けたオーガ式除雪部10と、このオーガ式除
雪部10の前部に配置しオーガハウジング12に昇降可
能に取付けた雪掻き用ブレード(土工板)21と、この
雪掻き用ブレード21を昇降するためにオーガハウジン
グ12に取付けた電動アクチュエータ(図2にて説明す
る。)とを備えた、エンジン駆動による自走式除雪機で
ある。なお、車体3の後端側にはハンドルポスト6が立
設され、このハンドルポスト6にはハンドル7及び操作
部50が設けられている。
【0015】オーガ式除雪部10は、最前部に配置され
た雪掻きのためのオーガ11と、このオーガ11で掻か
れた雪を外方へ放出するブロア15とからなり、エンジ
ン4で駆動される。オーガ11は、走行方向前後及び下
側が開放されたオーガハウジング12と、このオーガハ
ウジング12に収納されたオーガ羽根13(図3参照)
とからなる。ブロア15は、前側が開放されたブロアハ
ウジング16と、このブロアハウジング16に収納され
た回転羽根(図示せず)と、ブロアハウジング16の上
側に偏心して取付けられ雪を外方へ放出するシュータ1
7とからなる。オーガハウジング12はブロアハウジン
グ16に固着され、ブロアハウジング16はトランスミ
ッション付きエンジン4のケースに固着される。
【0016】図2は本発明に係る雪掻き用ブレード及び
リンク機構の組立斜視図であり、リンク機構30は雪掻
き用ブレード21の左右端部から後方に延びた左右1対
のブレード用アーム31,31と、左右のブレード用ア
ーム31,31を結合した左右の揺動板32,32と、
左右の揺動板32,32をそれぞれ上下揺動(この図で
時計・反時計回りに回転)可能に支持した1対の支持部
材33,33と、左右の揺動板32,32の後端部に前
後揺動(この図で時計・反時計回りに回転)可能に連結
した左右の中間ロッド34,34と、左右の中間ロッド
34,34の上端に揺動先端を上下揺動可能に連結した
左右の中間レバー35,35と、左右の中間レバー3
5,35の揺動基端を左右両端部に結合した回転軸36
と、回転軸36をオーガハウジング12に回転可能に支
持した3つの軸受37…(…は複数を示す。以下同
じ。)と、回転軸36に揺動基端を結合した駆動用レバ
ー38と、駆動用レバー38に揺動可能に連結されたピ
ストンロッド47を有する電動アクチュエータ(アクチ
ュエータ)40と、電動アクチュエータ40の下端部を
前後揺動可能に支持したブラケット41とからなる。
【0017】雪掻き用ブレード21の左右端部にはサイ
ドプレート22,22を備えている。左右の支持部材3
3,33はオーガハウジング12の背面に溶接にて固着
され、ブラケット41はオーガハウジング12の背面及
びブロアハウジング16の右側面に溶接にて固着され
る。なお、49は電動アクチュエータ40に接続された
電線である。
【0018】図3は本発明に係る歩行型除雪機の前部の
平面図であり、オーガハウジング12はブロアハウジン
グ16よりも幅が広く、そのために、オーガハウジング
12後方の左右両側には空きスペースS1,S2が確保
できる。また、左右に延びた雪掻き用ブレード21はオ
ーガハウジング12よりも少し幅広であり、ブレード用
アーム31,31はオーガハウジング12に沿って後方
に延び、更に、オーガハウジング12の後部にリンク機
構30を介して取付けられる。そして、右側の空きスペ
ースS2には電動アクチュエータ40が配置されてい
る。ブレード21を、リンク機構30を介してオーガハ
ウジング12に取付けるようにしたので、機構中に雪や
氷が着いてもチェーン機構やギヤ機構と比べて、より円
滑な作動ができる。回転軸36はオーガハウジング12
の左右方向に延びている。
【0019】図4は本発明に係る電動アクチュエータの
断面図であり、電動アクチュエータ40はフォーク状の
ブラケット41に揺動可能に連結されたギヤボックス4
2と、ギヤボックス42に取付けられた直流モータ43
と、ギヤボックス42に収納され直流モータ43に駆動
されるギヤ機構44と、ギヤボックス42から起立され
たシリンダ45と、シリンダ45内に収納されギヤ機構
44に駆動されるスクリュー軸46と、シリンダ45に
出没可能に収納されスクリュー軸46と係合されたピス
トンロッド47とからなる。電動アクチュエータ40は
ストローク検知手段48を備え、このストローク検知手
段48はシリンダ45の内壁に取付けられ軸方向に延び
る電極48aと、ピストンロッド47に取付けられ電極
48aと摺接するブラシ48bとからなり、ピストンロ
ッド47のストロークを検知する役割及びストローク限
界位置を検知する役割を果たす。
【0020】図5は図1の5−5線矢視図であり、この
図の下側を歩行型除雪機の後部としたものである。操作
部50の上面には、トランンスミッションの変速操作を
する変速レバー51、サイドクラッチレバー52、オー
ガの高さを調整するオーガ高さ調整レバー53、エンジ
ンの回転数を調整するエンジン回転調整レバー54、及
びシュータの投雪口の角度を調整する投雪口調整スイッ
チ55が配置される。また、操作部50の背面には、雪
掻き用ブレードの高さを調整するブレード調整スイッチ
56、チョークノブ57、及びエンジンを始動するため
のイグニッションスイッチ58が配置される。左右のハ
ンドル7,7の先端にはグリップ7a,7aを備え、且
つ、左のハンドル7には走行クラッチレバー61、右の
ハンドル7にはオーガクラッチレバー62が取付けられ
る。
【0021】投雪口調整スイッチ55は、自動復帰式レ
バーを左及び右に傾動操作するレバースイッチからな
り、例えば、レバーを右に傾動操作するとシュータ17
の投雪口を時計回りに回転操作でき、レバーを左に傾動
操作すると投雪口を反時計回りに回転操作でき、レバー
から手を放した中立状態では投雪口をその位置で停止で
きる。ブレード調整スイッチ56は、自動復帰式レバー
を上及び下に傾動操作するレバースイッチからなり、例
えば、レバーを上に傾動操作すると雪掻き用ブレード2
1を上昇操作でき、レバーを下に傾動操作すると雪掻き
用ブレード21を下降操作でき、レバーから手を放した
中立状態では雪掻き用ブレード21をその位置で停止で
きる。ブレード調整スイッチ56のスイッチ信号は図示
しない制御手段に伝送され、制御手段はスイッチ信号と
上記ストローク検知手段48(図4参照)から伝送され
た検知信号とに基づいて電動アクチュエータ40の直流
モータ43を制御することになる。
【0022】次に、上記構成の雪掻き用ブレード21及
びリンク機構30の作動を図1及び図2に基づき説明す
る。図2において、雪掻き用ブレード21は下限位置に
あり、電動アクチュエータ40のピストンロッド47は
最も伸びた状態にある。この状態で直流モータ43を駆
動してピストンロッド47を退縮させると、駆動用レバ
ー38はこの図で時計回りに回転し、回転軸36を同方
向に回転させる。このため、左右の中間レバー35,3
5が時計回りに回転するので、中間ロッド34,34は
下降して揺動板32,32を時計回りに回転させる。従
って、雪掻き用ブレード21はブレード用アーム31,
31を介して持上げられる。そして、電動アクチュエー
タ40はピストンロッド47がストローク限界位置まで
退縮した時点でストローク検知手段48(図4参照)が
検知信号を図示しない制御手段に伝送するので、直流モ
ータ43が停止する。すなわち、雪掻き用ブレード21
は図1の想像線にて示される上限位置で停止する。雪掻
き用ブレード21を下降する場合は、上述の作動と逆の
作動をする。
【0023】次に、上記構成の歩行型除雪機1の作用を
図6に基づき説明する。図6(a),(b)は本発明に
係る歩行型除雪機の作用説明図である。地面の雪掻きを
するには、先ず、(a)に示す通り雪掻き用ブレード2
1を持上げた状態で歩行型除雪機1を自走させ、且つ、
エンジン4の出力をオーガ式除雪部10に伝達する。す
なわち、オーガ11は深く積もった雪Yを掻き、ブロア
15はオーガ11で掻かれた雪をシュータ17を通じて
外方へ放出する。その後、引続いて(b)に示す通り雪
掻き用ブレード21を任意の高さに設定し、残った雪Y
aを雪掻き用ブレード21で十分に除雪する。
【0024】雪掻き用ブレード21による除雪方法とし
ては、例えば、残った雪Yaや少ない雪を掻き集めて、
邪魔にならない場所に寄せたり、小川や側溝などに捨て
たりする。あるいは、残った雪Yaや少ない雪を雪掻き
用ブレード21で掻き集め、この掻き集めた雪をオーガ
式除雪部10で邪魔にならない場所や小川などに捨て
る。このように、オーガ式除雪部10や雪掻き用ブレー
ド21を単独に使用したり、組合せて使用することによ
り、1台の歩行型除雪機1で私道や庭など狭い場所での
除雪作業が簡単にできる。
【0025】なお、上記実施例において、投雪口調整ス
イッチ55とブレード調整スイッチ56とを独立したス
イッチとしたが、これらのスイッチを組合せたものでも
よく、例えば、投雪口調整スイッチ55を4方向レバー
スイッチとし、レバーを左右に傾動操作した場合にシュ
ータ17の投雪口の角度を調整し、レバーを上下に傾動
操作した場合に雪掻き用ブレード21の高さを調整する
役割を果たすスイッチとしてもよい。、また、ブレード
調整スイッチ56が「投雪口の角度調整」機能と「ブレ
ードの高さ調整」機能とを選択する選択スイッチの役割
を果たし、投雪口調整スイッチ55が選択スイッチで選
択された方の調整をする調整スイッチの役割を果たして
もよい。
【0026】
【発明の効果】本発明は、上述のとおり構成されている
ので、次に記載する効果を奏する。請求項1の歩行型除
雪機は、車体の前部に取付けたオーガ式除雪部と、この
オーガ式除雪部の前部に配置しオーガハウジングにリン
ク機構を介して昇降可能に取付けた雪掻き用ブレード
と、この雪掻き用ブレードを昇降するためにオーガハウ
ジングに取付けたリンク機構の電動アクチュエータとか
らなり、1台の歩行型除雪機に、オーガ式除雪部と、
アクチュエータにて昇降駆動される雪掻き用ブレード
とを備えたので、深く積もった雪をオーガ式除雪部で掻
き、引続いて残った雪を雪掻き用ブレードで除くことが
できる。あるいは、残った雪や少ない雪を雪掻き用ブレ
ードで掻き集め、この掻き集めた雪をオーガ式除雪部で
邪魔にならない場所に捨てることができる。このため、
オーガ式除雪部や雪掻き用ブレードを単独に使用した
り、組合せて使用することにより、1台の歩行型除雪機
で私道や庭など狭い場所での除雪作業が簡単にできる。
また、雪掻き用ブレードの使用時又は不使用時には、ブ
レードを電動アクチュエータにて適宜昇降させるだけで
よく操作が簡単であり、しかも、寒い場所での煩わしい
ブレードの着脱作業も不要である。更に、電動アクチュ
エータをオーガハウジングに取付けたので、歩行型除雪
機の空きスペースを有効活用でき、歩行型除雪機の小型
化を図れる。
【0027】さらには、アクチュエータを電動アクチュ
エータとしたので、電動アクチュエータを適宜停止させ
ることにより、雪掻き用ブレードを任意の中間高さに容
易に設定することができる。このため、残った雪の状況
や路面の状況に合せて、除雪作業をしながらブレードを
最適な高さに速やかに設定できるので、除雪作業をし易
い。
【0028】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る歩行型除雪機の側面図
【図2】本発明に係る雪掻き用ブレード及びリンク機構
の組立斜視図
【図3】本発明に係る歩行型除雪機の前部の平面図
【図4】本発明に係る電動アクチュエータの断面図
【図5】図1の5−5線矢視図
【図6】本発明に係る歩行型除雪機の作用説明図
【図7】従来の除雪作業の説明図
【符号の説明】
1…歩行型除雪機、2…クローラ、3…車体、4…エン
ジン、10…オーガ式除雪部、11…オーガ、12…オ
ーガハウジング、15…ブロア、16…ブロアハウジン
グ、21…雪掻き用ブレード、30…リンク機構、40
…アクチュエータ(電動アクチュエータ)、S1,S2
…空きスペース、Y…深く積もった雪、Ya…残った
雪。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンの駆動力で自走する車体と、雪
    掻きをするオーガ及びオーガで掻いた雪を外へ放出する
    ブロアとからなり前記車体の前部に取付けたオーガ式除
    雪部と、このオーガ式除雪部の前部に配置し前記オーガ
    のオーガハウジングにリンク機構を介して取付けた雪掻
    き用ブレードとからなる歩行型除雪機であって、前記リンク機構を、前記オーガハウジングに雪掻き用ブ
    レードを昇降可能に取付けるための左右のブレード用ア
    ームと、これら左右のブレード用アームを上下揺動させ
    る左右の中間ロッドと、これら左右の中間ロッドを左右
    の中間レバーを介して連結するべく前記オーガハウジン
    グの左右方向に延びた回転軸と、この回転軸を回転させ
    るピストンロッドを有する電動アクチュエータとで構成
    し、 前記オーガのオーガハウジングを前記ブロアのブロアハ
    ウジングよりも広幅とすることで、オーガハウジング後
    方の左右両側に空きスペースを設け、この空きスペース
    電動アクチュエータを配置したことを特徴とする歩行
    型除雪機。
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