JP3117662B2 - パーツ整列装置 - Google Patents

パーツ整列装置

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JP3117662B2
JP3117662B2 JP09213194A JP21319497A JP3117662B2 JP 3117662 B2 JP3117662 B2 JP 3117662B2 JP 09213194 A JP09213194 A JP 09213194A JP 21319497 A JP21319497 A JP 21319497A JP 3117662 B2 JP3117662 B2 JP 3117662B2
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parts
nut
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welding nut
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正明 三浦
宏治 迫田
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Seki Kogyo Co Ltd
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    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G47/00Article or material-handling devices associated with conveyors; Methods employing such devices
    • B65G47/02Devices for feeding articles or materials to conveyors
    • B65G47/04Devices for feeding articles or materials to conveyors for feeding articles
    • B65G47/12Devices for feeding articles or materials to conveyors for feeding articles from disorderly-arranged article piles or from loose assemblages of articles
    • B65G47/14Devices for feeding articles or materials to conveyors for feeding articles from disorderly-arranged article piles or from loose assemblages of articles arranging or orientating the articles by mechanical or pneumatic means during feeding
    • B65G47/1407Devices for feeding articles or materials to conveyors for feeding articles from disorderly-arranged article piles or from loose assemblages of articles arranging or orientating the articles by mechanical or pneumatic means during feeding the articles being fed from a container, e.g. a bowl
    • B65G47/1478Devices for feeding articles or materials to conveyors for feeding articles from disorderly-arranged article piles or from loose assemblages of articles arranging or orientating the articles by mechanical or pneumatic means during feeding the articles being fed from a container, e.g. a bowl by means of pick-up devices, the container remaining immobile
    • B65G47/1485Devices for feeding articles or materials to conveyors for feeding articles from disorderly-arranged article piles or from loose assemblages of articles arranging or orientating the articles by mechanical or pneumatic means during feeding the articles being fed from a container, e.g. a bowl by means of pick-up devices, the container remaining immobile using suction or magnetic forces

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば溶接ナット
等のパーツを自動溶接装置等に自動供給する上で、無秩
序に溜められた多数のパーツを表裏選別して一つずつ統
一された姿勢に整列させるために用いられるパーツ整列
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種のパーツ整列装置とし
て、遠心力を利用して選別するもの(例えば特開昭62
−157117号公報参照)や、周方向の振動を利用し
て選別するもの(例えば実公昭64−6952号公報、
特開平7−25438号公報参照)が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
パーツ整列装置においては、特に振動を利用するもので
は騒音源になり易い上に、溜り部のパーツの量が少なく
なると作用する振動が過大になりがちである反面、パー
ツの量が多いと作用する振動が小さくなり過ぎて安定し
た選別・整列が阻害されるという不都合がある。
【0004】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであり、その目的とするところは、低騒音化を図
りつつ溜り部のパーツ量の多少に拘らず安定した選別・
整列を行い得るパーツ整列装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、非磁性材料または弱磁性材
料により形成された面板を備え、上記面板の表裏一側面
の側に、上記面板に直交する中心軸を中心とする特定の
回転軌跡に沿って回転移動して上記面板の表裏他側に向
けて磁界を作用させる吸着手段と、この吸着手段を上記
中心軸回りに回転させる回転駆動手段とを配設するもの
である。加えて、上記面板の表裏他側面の側に、上記面
板を挟んで上記吸着手段の特定回転軌跡と対応する円周
線に沿って上記吸着手段の回転方向に対し順に、上記吸
着手段に吸着されたパーツを上記吸着手段の回転移動に
伴い上記パーツの表面または裏面のいずれかが上記面板
に相対向した姿勢に変換させる筒状の姿勢変換ガイド
と、上記パーツの表面または裏面が上記面板に相対向し
て吸着された場合の面板からの突出厚みの差に基づい
て、上記表面が面板に相対向したパーツを通過させる一
方、上記裏面が面板に相対向したパーツを上記磁界によ
る吸着力に抗してはねることによりその通過を阻止する
表裏選別手段とを配設する構成とするものである。
【0006】上記の構成の場合、回転駆動手段により吸
着手段を中心軸回りに回転駆動させると、上記吸着手段
による磁界が面板の表裏他側面の特定円周線に沿って回
転移動することになる。このため、その特定円周線上の
一部領域に多数のパーツを溜めておくと、その多数のパ
ーツから上記磁界の影響圏にあるパーツが吸着され、そ
の吸着されたパーツが上記吸着手段の回転移動に伴い上
記特定円周線に沿って面板上を摺動して回転移動するこ
とになる。そして、上記吸着されたパーツが、まず、姿
勢変換ガイドに入ってその表面または裏面のいずれかが
上記面板の表裏他側面に相対向した姿勢に変換され、次
に、表裏選別手段により上記吸着されたパーツの内、パ
ーツの裏面が上記面板に相対向した姿勢のものがはねら
れる一方、パーツの表面が上記面板に相対向した姿勢の
もののみの通過が許容される。これらが上記の吸着手段
の回転移動により繰り返され、上記多数のパーツの全て
がその表面を上記面板に相対向させた統一姿勢に順次整
列されることになる。以上の表裏の選別・整列に際し、
請求項1記載の発明では吸着手段の磁界による吸着作用
を利用しているため、上記の溜められたパーツの多少に
拘らず確実に全てのパーツの選別・整列を行うことがで
きる上に、振動で全体のパーツを揺らす従来の装置に比
べ低騒音化を図り得ることになる。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、表裏選別手段を通過したパーツを整列させ
た状態で収容する整列収容筒を備えるものである。
【0008】上記の構成の場合、表裏選別手段により表
裏が選別されたパーツが整列収容筒に入れられて、パー
ツを一つずつ整列した状態で収容させることが可能にな
る。
【0009】請求項3記載の発明は、請求項1記載の発
明における面板を表裏他側面が斜め上方に臨む傾斜状態
に配設し、表裏選別手段を面板の上端部近傍に位置付け
る一方、上記面板の表裏他側面の下端部近傍位置に複数
のパーツが無整列状態で溜められるパーツ溜り部を形成
するものである。
【0010】上記の構成の場合、面板が傾斜状態に配設
されているため、表裏選別手段によりはねられたパーツ
が重力の作用により面板を滑り落ちて自動的にパーツ溜
り部に戻されることになる。しかも、上記パーツ溜り部
から吸着手段により吸着されて姿勢変換ガイドに向かい
回転移動されるパーツが所定の姿勢にない場合には、そ
の姿勢変換ガイドの入口ではねられて落下するため、自
動的にパーツ溜り部に戻されることになる。このため、
上記表裏選別手段等によりはねられたパーツをパーツ溜
り部に戻すための特別な手段を設けることなしに、自動
的に戻すことが可能になる。
【0011】請求項4記載の発明は、請求項3記載の発
明において、パーツ溜り部に、複数のパーツに対し間欠
的に衝撃力を付与する衝撃力付与手段を設け、この衝撃
力付与手段を、一端部が上記パーツ溜り部に位置付けら
れ他端部が特定円周線に沿って吸着状態の回転方向と逆
向きに円弧状に延びて両端が閉塞された筒状部と、磁性
材料により形成され上記筒状部の内部に上記特定円周線
に沿って移動可能に収容された球体とを備えた構成とす
るものである。
【0012】上記の構成の場合、回転移動している吸着
手段が筒状部の他端部に近付くと、その筒状部内の球体
が特定円周線に沿って筒状部の他端部側に吸い寄せられ
て吸着され、その吸着された状態で吸着手段と共に回転
移動して上記筒状部の一端部に衝突することになる。こ
の衝突の際に筒状部の一端部に衝撃力が作用してその衝
撃力がパーツ溜り部のパーツに伝達され、そして、上記
吸着手段の回転の度に上記衝撃力が間欠的に伝達される
ことになる。このため、パーツ溜り部のパーツが楔状態
等になって一時的に橋掛け状態になっていても、上記衝
撃力によりその橋掛け状態が崩され、最後のパーツに至
るまで確実に特定円周上に位置させて吸着手段に確実に
吸着させることが可能になる。
【0013】請求項5記載の発明は、請求項1記載の発
明における吸着手段を、中心軸に平行でかつ特定回転軌
跡を通る平行軸回りに回転自在に設けられた回転ヘッド
と、この回転ヘッドの上記平行軸を挟んで両側の等間隔
位置に対し面板の表裏一側面に相対向して開口するよう
形成された一対の凹穴と、上記各凹穴に対し内嵌保持さ
れた一対の永久磁石とを備えた構成とするものである。
【0014】上記の構成の場合、一対の永久磁石が特定
回転軌跡を通る平行軸を挟んで両側の等間隔位置に配置
されることになるため、面板の表裏他側面の側に対し確
実に特定円周線を中心とする磁界を発生させることが可
能になる。このため、パーツを吸着させた状態では、そ
のパーツを確実に特定円周線に沿って移動させることが
可能になり、姿勢変換ガイドによる姿勢変換や、表裏選
別手段による表裏選別を確実に行なわせることが可能に
なる。
【0015】請求項6記載の発明は、請求項1記載の発
明におけるパーツとして、所定の厚み寸法を隔てて互い
に平行に配設された平面視略正方形の表裏面を有するナ
ット本体部と、このナット本体部の各隅角部から裏面側
に突出する突起とが一体に形成された溶接ナットとする
ものである。
【0016】上記の構成の場合、選別・整列する対象で
あるパーツが溶接ナットに具体的に特定され、この溶接
ナットがその表面を面板に相対向した状態に統一されて
整列されることになる。
【0017】請求項7記載の発明は、請求項6記載の発
明における姿勢変換ガイドとして、径方向の内部間隔を
溶接ナットの一辺に対応する寸法に設定し、中心軸方向
の内部高さを上記溶接ナットの全体厚みに対応する寸法
に設定する構成にするものである。
【0018】上記の構成の場合、姿勢変換ガイドによ
り、溶接ナットがその表面または裏面のいずれかを面板
に相対向させた倒伏状態に姿勢変換されるだけでなく、
吸着手段の移動に伴い、略正方形の溶接ナットの一辺が
上記姿勢変換ガイドの径方向側壁の接線方向に向いた状
態で移動されることになる。このため、表裏選別手段に
おける表裏選別も容易かつ確実になる上に、表裏選別手
段を通過した溶接ナット同士を隣接する溶接ナットが互
いの一辺で向かい合った列状に整列させることが可能に
なる。
【0019】また、請求項8記載の発明は、請求項6記
載の発明における姿勢変換ガイドの入口位置に、面板に
対し斜めに延びて、吸着手段により起立状態で吸着され
た溶接ナットを表面または裏面が面板に相対向した倒伏
状態に変換させる変換ガイド片を設ける構成とするもの
である。
【0020】上記の構成の場合、吸着手段により吸着さ
れた溶接ナットが起立状態のままで姿勢変換ガイドの入
口に到達しても、その起立状態の溶接ナットが変換ガイ
ド片にぶつかって斜めに倒される結果、上記姿勢変換ガ
イドの内部には上記溶接ナットの表面または裏面のいず
れかが面板に相対向した倒伏状態に変換されることにな
る。これにより、吸着手段に吸着された溶接ナットの状
態が倒伏状態のもののみならず、起立状態のものまで姿
勢変換ガイドにより姿勢変換させることが可能になり、
選別・整列の効率化が図られる。
【0021】さらに、請求項9記載の発明は、請求項6
記載の発明における表裏選別手段として、特定円周線に
沿って延び肉厚が溶接ナットの隣接する両突起部の間隔
よりも小さく設定され、面板との間の隙間をナット本体
部自体の厚みよりも大きくかつ上記ナット本体部に加え
突起部を含む全体の厚みよりも小さい寸法に規制するよ
うに配置された規制片により構成するものである。
【0022】上記の構成の場合、表面が面板の表裏他側
面に相対向して面板を介して吸着手段に吸着されている
溶接ナットでは、面板からの突出厚みが相隣接する両突
起部間の部分でナット本体部の厚みになるため、上記溶
接ナットが上記規制片と面板との間を通過することにな
る。一方、裏面が上記面板の表裏他側面に相対向して面
板を介して吸着手段に吸着されている溶接ナットでは、
各突起部が上記面板に当接して面板の突出厚みが上記突
起部を含む溶接ナット全体の厚みになるため、その溶接
ナットが上記規制片に衝突し、吸着手段による吸着から
引き離されてはねられることになる。これにより、上記
溶接ナットの表裏の選別が確実に行われる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基いて説明する。
【0024】図1及び図2は、本発明の実施形態として
溶接ナットを整列対象のパーツとしたパーツ整列装置を
示し、2はばらの状態の多数の溶接ナットNが投入され
る投入シュート、3はこの投入シュート2に投入された
溶接ナットNを整列させる装置本体、4はこの装置本体
3により整列された溶接ナットを図示省略のナット溶接
機に対し例えば圧力エアにより一つずつ送り出す送出し
装置であり、これらが基台5に対し装着されている。
【0025】ここで、上記溶接ナットNについて図3に
基づいて説明すると、この溶接ナットNは、所定厚みt
を有し互いに平行な表面n1 及び裏面n2 が平面視で略
正方形に形成されたナット本体部N1 と、このナット本
体部N1 の四隅の隅角部からそれぞれ裏面n2 側に突出
する突起部N2,N2 ,…とが一体に形成されたものであ
る。このため、溶接ナットNの全体の厚みTは、上記ナ
ット本体部N1 の厚みtに各突起部N2 の突出寸法が加
わったものとなっている。なお、同図中N3 は表裏に貫
通するねじ穴である。
【0026】以下、上記のパーツ整列装置の各構成要素
について図1及び図2に戻って詳細に説明すると、上記
投入シュート2は、上下に開口するホッパー筒部21
と、上面が開口する略半円形状の横断面形状を有し基端
部が上記ホッパー筒部21の下端開口に連通して先端部
が斜め下方に延ばされた樋状のシュート部22と、この
シュート部22の先端部が拡径されて形成されたナット
溜り部23とを備えている。そして、この投入シュート
2は、上面が傾斜面51とされた基台5に対しその傾斜
面51の上側位置にブラケット52により固定されてい
る。なお、上記ナット溜り部23には後述の如く衝撃力
付与手段24(図4参照)が設けられている。
【0027】上記装置本体3は、上記シュート部22の
傾斜方向に直交する方向に広がる円形の面板6と、この
面板6の表裏一側面である後面62側に配設されて上記
面板6に直交する方向に延びる中心軸Xを中心とする特
定の回転軌跡R(図5参照)に沿って同一回転方向に移
動され上記面板6の表裏他側面である前面61の側に磁
界を発生させる吸着手段7,7,…(図1にのみ示す)
と、この各吸着手段7を上記中心軸X回りに回転移動さ
せる回転駆動手段8と、比較的浅い有底筒状の保護カバ
ー9とを備えたものである。そして、上記装置本体3
は、ブラケット53により上記基台5の傾斜面51の下
側位置に固定されている。
【0028】上記面板6は表裏他側面である前面61が
投入シュート2の側に斜め上方に向くように斜めに配置
され、その周縁が上記保護カバー9の筒壁91の内周面
に対し溶着等の手段により固定されている。上記面板6
は上記各吸着手段7の回転移動の支障にならないように
例えば合成樹脂等の非磁性材料もしくは弱磁性材料によ
り形成されたものである。加えて、上記前面61を溶接
ナットNが摺動することになるため、例えばステンレス
鋼等の非磁性材料であって耐摩耗性に優れた材料により
形成することが好ましい。
【0029】そして、上記面板6の前面61の下半部に
は上記ナット溜り部23の先端縁が溶着等の手段により
固定され、上記前面61の下半部とナット溜り部23と
に囲まれる空間に溶接ナットNが溜められるようにされ
る一方、上記面板6の前面61の上半部には図4にも示
すように上記中心軸Xを中心として上記特定回転軌跡と
同一の回転半径を有する円周線P(以下、特定円周線P
という)に沿って筒状の姿勢変換ガイド11と、表裏選
別手段としての規制片12と、筒状の整列供給ガイド1
3とが上記各吸着手段7の回転移動方向(図4の反時計
方向)に順に固定されている。
【0030】上記ナット溜り部23を構成する円弧状の
壁部231には上記の回転移動方向の後方側から前方側
に掛けて円弧状に滑らかに延びて先端壁部242が径方
向に屈曲された壁部241が固定され、これらの両壁部
231,241と面板6の前面61とによって筒状部2
43が区画形成されている。加えて、この筒状部243
内には例えば鉄等の磁性材料により形成された球体24
4が上記特定円周線Pに沿って移動可能に封入されてい
る。そして、この球体244は上記吸着手段7が近付く
と筒状部243内を手前に引き寄せられ(一点鎖線の球
体244参照)、その後に上記吸着手段7と共に前方に
移動して上記先端壁部242に衝突することにより、ナ
ット溜り部23内の多数の溶接ナットNに対し衝撃力を
間欠的に付与するようになっている。このような筒状部
243と、球体244とによって、衝撃付与手段24が
構成されている。
【0031】上記姿勢変換ガイド11は、上記面板6
と、特定円周線Pを挟んで円弧状に延びる外周壁111
(図5及び図6参照)及び内周壁112と、蓋壁113
とによって矩形断面の筒状に形成されたものである。上
記外周壁111と内周壁112との内部間隔が溶接ナッ
トNの一辺の長さに対応する寸法に、また、面板6と蓋
壁113との内部間隔が上記溶接ナットNの全体厚みT
に対応する寸法にそれぞれ設定されている。また、上記
姿勢変換ガイド11の入口開口114側には上記内周壁
112が外周壁111から徐々に拡開された第1変換ガ
イド片115(図4参照)と、面板6に対し斜めに配設
されて起立状態で吸着された溶接ナットを倒伏状態に姿
勢を変換させる第2変換ガイド片116とが設けられて
いる。この第2変換ガイド片116は、内周壁112側
が面板6から遠く離れ外周壁111側にかけて面板6に
徐々に近付いて外周壁111の上端位置に合致し、か
つ、特定円周線Pに沿って回転方向手前位置が面板6か
ら遠く離れ回転方向前方側にかけて面板6に徐々に近付
いて蓋壁113に合致するように配設されている。
【0032】また、上記整列供給ガイド13も、面板6
と、外周壁131(図5参照)と、内周壁132と、蓋
壁133とにより上記姿勢変換ガイド11と同様の矩形
断面形状の筒状に形成されたものである。この整列供給
ガイド13の入口開口134と、上記姿勢変換ガイド1
1の出口開口117との間には、両者の外周壁111と
131とを連続させる外周壁120が設けられている。
また、吸着手段7の回転方向手前側の入口開口134が
ある基端部側が上記特定円周線Pに沿って配置され、先
端部側が上記特定円周線Pの接線方向に延びて面板6の
外部に突出されている。そして、この整列供給ガイド1
3の先端部に対し、シリコン樹脂等の柔軟性を有する合
成樹脂により矩形断面の筒状に形成された整列収容筒と
しての整列収容チューブ14の基端部が連通状態で接続
されており、この整列収容チューブ14の先端部は送出
し装置4に接続されて内部に収容された溶接ナットN,
N,…(図7参照)を上記送出し装置4に供給するよう
になっている。
【0033】さらに、上記規制片12は基端部が上記整
列供給ガイド13の蓋壁133に固定され、先端部が上
記姿勢変換ガイド11の出口開口117の側に突出され
ている。この突出部121と面板6との隙間が図8に示
すように溶接ナットNのナット本体部N1 の厚みtより
も大きくかつ溶接ナットNの全体厚みTよりも小さい寸
法に設定されており、加えて、上記突出部121は特定
円周線Pに沿って吸着手段7に吸着された状態の溶接ナ
ットNの径方向に隣接する両突起部N2,N2 の略中央位
置(図5及び図9参照)を通るように配設されている。
【0034】上記吸着手段7は、図10に詳細を示すよ
うに、軸体71の先端に大径のヘッド部72が一体に形
成された回転ヘッド73と、この回転ヘッド73のヘッ
ド部72の先端面に開口する一対の凹穴74,74と、
この各凹穴74に内嵌された一対の永久磁石75,75
と、上記ヘッド部72の周面から上記各凹穴74に向け
て貫通して上記各永久磁石75を締め付け固定するねじ
76,76とを備えたものである。そして、上記両永久
磁石75,75は、上記回転ヘッド73の中心位置を通
る軸を挟んで等間隔に位置付けられている。
【0035】一方、上記回転駆動手段8は、図11に示
すように中心軸Xを中心として十文字型に組まれた4本
のアーム部材81,81,…と、モータ82(図1参
照)とを備えており、このモータ82の回転出力軸83
(図6参照)が上記各アーム部材81の基端位置を貫通
して固定されている。そして、上記各アーム部材81の
先端部の取付孔811に対し上記吸着手段7の軸体71
がコイルスプリング77を外挿した状態で軸Yが中心軸
Xに平行になるように挿通されて固定ねじ78により抜
け止めされている。これにより、上記両永久磁石75,
75が面板の後面62に対しわずかな隙間を隔てて相対
向するように付勢された状態で、上記軸特定回転軌跡R
(図11参照)を上記軸Yがそれぞれ通るように上記各
吸着手段7が配設され、各吸着手段7により特定円周線
Pを中心とする磁界が作用するようにされている。な
お、上記コイルスプリング77は、面板6に製作時の溶
接熱により若干の歪みもしくは反りが生じていても、上
記コイルスプリング77が縮むことにより追随し得るよ
うにするものである。
【0036】次に、上記の実施形態による溶接ナットN
の整列原理について説明すると、まず投入シュート2の
ホッパー筒部21及びシュート部22から多数の溶接ナ
ットNを投入してナット溜り部23に溜める。この状態
でモータ82を作動させると、各アーム部材81の中心
軸X回りの回転に従い各吸着手段7は特定回転軌跡Rに
沿って移動する。これにより、面板6を挟んで前面61
側に上記各吸着手段7の両永久磁石75,75からの磁
界が作用し、この磁界が上記各吸着手段7の移動に伴い
特定円周線Pに沿って移動する。このため、ナット溜り
部23の内から上記特定円周線上にある溶接ナットNが
吸着されて姿勢変換ガイド11の入口開口114に向か
い面板6上を摺動しながら移動されて送られることにな
る。
【0037】そして、上記吸着された溶接ナットNが表
面n1 もしくは裏面n2 のいずれかが面板6に相対向し
た倒伏状態にあれば、その溶接ナットNは第1変換ガイ
ド115及び外周壁部111によりその溶接ナットNの
一辺が外周壁11に沿った姿勢に修正変換され、上記吸
着された溶接ナットNがその側壁が面板6に相対向した
起立状態にあれば、その溶接ナットNは第2変換ガイド
116に当たって倒されることにより上記の倒伏状態に
姿勢変換され、次いで、上記と同様に溶接ナットNの一
辺が外周壁11に沿った姿勢に修正変換される。
【0038】この姿勢変換された溶接ナットNが図12
及び図13に示すようにその裏面n2 を面板6に相対向
させた倒伏状態にある場合には、吸着手段7の移動に伴
い姿勢変換ガイド11内を通過していき、出口ガイド1
17を出ると、図8及び図14に示すように規制片12
の突出部121に衝突し、これにより、上記吸着手段7
の磁界による吸着力から外れて下方のナット溜り部23
に向けて面板6上を滑り落ちることになる(図12参
照)。
【0039】一方、上記の姿勢変換ガイド11により姿
勢変換された溶接ナットNが図5及び図6に示すように
その表面n1を面板6に相対向させた倒伏状態にある場
合には、吸着手段7の移動に伴い姿勢変換ガイド11内
を通過して行って出口ガイド117を出ても、図8及び
図9に示すように規制片12の突出部121と面板6と
の間の隙間を通過し、そのまま整列供給ガイド13の内
部に入ることになる。そして、上記溶接ナットNは、整
列供給ガイド13に沿って案内されて上記吸着手段7の
磁界による吸着力から外れて整列収容チューブ14内に
整列された状態で溜められることになる(図7参照)。
【0040】以上が繰り返されて、上記の如く表面n1
が面板6に相対向させた倒伏状態にある溶接ナットNの
みが規制片12により選別されて整列供給ガイド13を
通して整列収容チューブ14に順次収容されることにな
る。
【0041】これらの繰り返しの際に、ナット溜り部2
3の溶接ナットNが橋掛け状態等になりそうになって
も、各吸着手段7が筒状部243(図4参照)を通過す
る度に球体244が引き寄せられた後に先端壁部242
に衝突することを繰り返して上記ナット溜り部23の溶
接ナットNに対し間欠的に衝撃力が付与されるため、上
記橋掛け状態の発生が確実に防止され、これにより、ナ
ット溜り部23の溶接ナットの個数の多少に拘らず確実
にかつ安定して上記の選別・整列を行うことができる。
【0042】また、上記の各吸着手段7による磁界を、
特定円周線Pを通る軸Yを挟んで等間隔に配置された一
対の永久磁石75,75により形成するようにしている
ため、溶接ナットNを上記軸Yの真上、すなわち、上記
特定円周線Pの真上に位置付けた状態で吸着させること
ができ、上記姿勢変換ガイド11による倒伏状態への姿
勢変換、溶接ナットNの一辺が外周壁111に相対向し
た整列状態への修正変換、及び、規制片12による表裏
の選別をそれぞれより一層確実に行なわせることができ
る。
【0043】<他の実施形態>なお、本発明は上記実施
形態に限定されるものではなく、その他種々の実施形態
を包含するものである。すなわち、上記実施形態では、
吸着手段7として一対の永久磁石75,75を用いてい
るが、これに限らず、1つの永久磁石を軸Yの真上に配
設するようにしてもよい。また、上記吸着手段として永
久磁石ではなくて、例えば電磁石を用いるようにしても
よい。
【0044】上記実施形態では4つのアーム部材81,
81,…を用いているが、これに限らず、少なくとも1
本のアーム部材を設ければよく、従って、少なくとも1
つの吸着手段を設けるようにしてもよい。
【0045】上記実施形態では各吸着手段7をアーム部
材81を回転させることにより特定回転軌跡Rに沿って
移動させるようにしているが、これに限らず、例えば回
転軌跡Rに沿ってレール等を設け、この上を吸着手段が
走行するするようにしてもよい。
【0046】上記実施形態では、整列対象のパーツが平
面視略正方形の溶接ナットである場合を示したが、これ
に限らず、平面視円形もしくは平面視六角形で各隅角部
から溶接時の溶融部となる突起部が突出した溶接ナット
を対象とする場合にも本発明を適用することができる。
また、溶接ナットに限らず、面板6に対し表面が相対向
した状態と、裏面が相対向した状態とで形状、特に厚み
が異なることになるようなパーツであれば、本発明を適
用して整列させることができる。
【0047】また、上記実施形態では、面板6を傾斜状
態にしているが、これに限らず、吸着手段7による磁界
によってパーツを吸着させるようにしているため、面板
6を鉛直に配置しても、水平に配置しても、いずれの角
度に配置してもよい。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明におけるパーツ整列装置によれば、多数のパーツの全
てについてその表面が上記面板に相対向した統一姿勢に
順次整列させることができる上に、表裏の選別・整列に
際し、パーツの多少に拘らず確実に全てのパーツの選別
・整列を行うことができ、加えて、振動で全体のパーツ
を揺らす従来の装置に比べ低騒音化を図ることができる
ようになる。
【0049】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の発明による効果に加え、表裏選別手段により表裏が
選別されたパーツを整列収容筒内に一つずつ整列した状
態で収容させることができるようになる。
【0050】請求項3記載の発明によれば、請求項1記
載の発明による効果に加え、表裏選別手段等によりはね
られたパーツをパーツ溜り部に戻すための特別な手段を
設けることなしに、自動的に戻すことができるようにな
る。
【0051】請求項4記載の発明によれば、請求項3記
載の発明による効果に加え、衝撃力付与手段により吸着
手段の回転の度に衝撃力をパーツ溜り部のパーツに対し
間欠的に付与することができ、パーツ溜り部のパーツが
楔状態等になって一時的に橋掛け状態になっていてもそ
の橋掛け状態を崩して最後のパーツに至るまで確実に選
別・整列を行なわせることができる。
【0052】請求項5記載の発明によれば、請求項1記
載の発明による効果に加え、吸着手段による磁界を確実
に特定円周線を中心にして発生させることができ、パー
ツを確実に特定円周線に沿って吸着移動させることがで
きる。これにより、姿勢変換ガイドによる姿勢変換や、
表裏選別手段による表裏選別等をより一層確実に行なわ
せることができるようになる。
【0053】請求項6記載の発明によれば、請求項1記
載の発明による効果に加え、選別・整列する対象である
パーツが溶接ナットに具体的に特定され、この溶接ナッ
トを統一した姿勢に整列させることができるようにな
る。
【0054】請求項7記載の発明によれば、請求項6記
載の発明による効果に加え、姿勢変換ガイドにより、溶
接ナットを面板に対し倒伏状態に姿勢変換することがで
きるだけでなく、吸着手段の移動に伴い、略正方形の溶
接ナットの一辺を姿勢変換ガイドの径方向側壁の接線方
向に向いた状態で移動させることができるようになる。
これにより、表裏選別手段における表裏選別も容易かつ
確実になる上に、表裏選別手段を通過した溶接ナット同
士を隣接する溶接ナットが互いの一辺で向かい合った列
状に整列させることができるようになる。
【0055】また、請求項8記載の発明によれば、請求
項6記載の発明による効果に加え、吸着手段に吸着され
た溶接ナットの状態が倒伏状態のもののみならず、起立
状態のものまで姿勢変換ガイドにより姿勢変換させるこ
とができるようになり、選別・整列の効率化を図ること
ができる。
【0056】さらに、請求項9記載の発明によれば、請
求項6記載の発明による効果に加え、規制片により溶接
ナットの表裏の選別をより一層確実に行うことができる
ようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を正面図である。
【図2】上記実施形態の斜視図である。
【図3】溶接ナットの斜視図である。
【図4】図1のA−A線における断面説明図である。
【図5】溶接ナットの表面が面板に相対向した倒伏状態
にある場合の図4の一部切欠拡大図である。
【図6】図5のB−B線における断面説明図である。
【図7】整列収容チューブの一部切欠拡大正面図であ
る。
【図8】図5のC−C線における断面説明図である。
【図9】図5のD−D線における断面説明図である。
【図10】吸着手段の拡大分解斜視図である。
【図11】図1のE−E線における断面説明図である。
【図12】溶接ナットの裏面が面板に相対向した倒伏状
態にある場合の図4の一部切欠拡大図である。
【図13】図12のF−F線における断面説明図であ
る。
【図14】図12のG−G線における断面説明図であ
る。
【符号の説明】
6 面板 7 吸着手段 8 回転駆動手段 11 姿勢変換ガイド 12 規制片(表裏選別手段) 14 整列収容チューブ(整列収容筒) 23 ナット溜り部 24 衝撃力付与手段 61 前面(表裏他側面) 62 後面(表裏一側面) 73 回転ヘッド 74 凹穴 75 永久磁石 116 第2変換ガイド片(変換ガイド片) 243 筒状部 244 球体 N 溶接ナット N1 ナット本体部 N2 突起部 n1 表面 n2 裏面 P 特定円周線 R 特定回転軌跡 X 中心軸 Y 軸(平行軸)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65G 47/00 - 47/32

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非磁性材料または弱磁性材料により形成
    された面板を備えており、 上記面板の表裏一側面の側には、上記面板に直交する中
    心軸を中心とする特定の回転軌跡に沿って回転移動して
    上記面板の表裏他側に向けて磁界を作用させる吸着手段
    と、この吸着手段を上記中心軸回りに回転させる回転駆
    動手段とが配設され、 上記面板の表裏他側面の側には、上記面板を挟んで上記
    吸着手段の特定回転軌跡と対応する特定の円周線に沿っ
    て上記吸着手段の回転方向に対し順に、上記吸着手段に
    吸着されたパーツを上記吸着手段の回転移動に伴い上記
    パーツの表面または裏面のいずれかが上記面板に相対向
    した姿勢に変換させる筒状の姿勢変換ガイドと、上記パ
    ーツの表面または裏面が上記面板に相対向して吸着され
    た場合の面板からの突出厚みの差に基づいて、上記表面
    が面板に相対向したパーツを通過させる一方、上記裏面
    が面板に相対向したパーツを上記磁界による吸着力に抗
    してはねることによりその通過を阻止する表裏選別手段
    とが配設されていることを特徴とするパーツ整列装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 表裏選別手段を通過したパーツを整列させた状態で収容
    する整列収容筒を備えていることを特徴とするパーツ整
    列装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 面板は、表裏他側面が斜め上方に臨む傾斜状態に配設さ
    れ、 表裏選別手段が面板の上端部近傍に位置付けられる一
    方、上記面板の表裏他側面の下端部近傍位置に複数のパ
    ーツが無整列状態で溜められるパーツ溜り部が形成され
    ていることを特徴とするパーツ整列装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 パーツ溜り部には上記複数のパーツに対し間欠的に衝撃
    力を付与する衝撃力付与手段が設けられており、 上記衝撃力付与手段は、一端部が上記パーツ溜り部に位
    置付けられ他端部が特定円周線に沿って吸着状態の回転
    方向と逆向きに円弧状に延びて両端が閉塞された筒状部
    と、磁性材料により形成され上記筒状部の内部に上記特
    定円周線に沿って移動可能に収容された球体とを備えて
    いることを特徴とするパーツ整列装置。
  5. 【請求項5】 請求項1において、 吸着手段は、 中心軸に平行でかつ特定回転軌跡を通る平行軸回りに回
    転自在に設けられた回転ヘッドと、 この回転ヘッドの上記平行軸を挟んで両側の等間隔位置
    に対し面板の表裏一側面に相対向して開口するよう形成
    された一対の凹穴と、 上記各凹穴に対し内嵌保持された一対の永久磁石とを備
    えていることを特徴とするパーツ整列装置。
  6. 【請求項6】 請求項1において、 パーツは、所定の厚み寸法を隔てて互いに平行に配設さ
    れた平面視略正方形の表裏面を有するナット本体部と、
    このナット本体部の各隅角部から裏面側に突出する突起
    部とが一体に形成された溶接ナットであることを特徴と
    するパーツ整列装置。
  7. 【請求項7】 請求項6において、 姿勢変換ガイドは、径方向の内部間隔が溶接ナットの一
    辺に対応する寸法に設定され、中心軸方向の内部高さが
    上記溶接ナットの全体厚みに対応する寸法に設定されて
    いることを特徴とするパーツ整列装置。
  8. 【請求項8】 請求項6において、 姿勢変換ガイドの入口位置には、面板に対し斜めに延び
    て、吸着手段により起立状態で吸着された溶接ナットを
    表面または裏面が面板に相対向した倒伏状態に変換させ
    る変換ガイド片が設けられていることを特徴とするパー
    ツ整列装置。
  9. 【請求項9】 請求項6において、 表裏選別手段は、特定円周線に沿って延び肉厚が溶接ナ
    ットの隣接する両突起部の間隔よりも小さく設定され、
    面板との間の隙間をナット本体部自体の厚みよりも大き
    くかつ上記ナット本体部に加え突起部を含む全体の厚み
    よりも小さい寸法に規制するように配置された規制片に
    より構成されていることを特徴とするパーツ整列装置。
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