JP3117501B2 - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JP3117501B2 JP3117501B2 JP03231387A JP23138791A JP3117501B2 JP 3117501 B2 JP3117501 B2 JP 3117501B2 JP 03231387 A JP03231387 A JP 03231387A JP 23138791 A JP23138791 A JP 23138791A JP 3117501 B2 JP3117501 B2 JP 3117501B2
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- Japan
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- transport
- sheet
- fixing unit
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- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
- Handling Of Cut Paper (AREA)
- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、PPC、プリンター、
ファクシミリ等の画像形成装置に関し、特に、小型の画
像形成装置に係る。
ファクシミリ等の画像形成装置に関し、特に、小型の画
像形成装置に係る。
【0002】
【従来の技術】近年、感光体上に形成された静電潜像を
トナー像に顕像化した後、用紙に転写、定着する画像形
成装置として、極めて小型化されたいわゆるポータブル
タイプのものが提供されている。この種の画像形成装置
は、定着部を感光体に近接して配置する(例えば、名刺
サイズのコピーが可能となるよう感光体と定着部の距離
をほぼ名刺の長辺サイズとする)ことで、搬送装置を用
いることなく感光体から剥離された用紙の先端が定着部
に達するようにしている。
トナー像に顕像化した後、用紙に転写、定着する画像形
成装置として、極めて小型化されたいわゆるポータブル
タイプのものが提供されている。この種の画像形成装置
は、定着部を感光体に近接して配置する(例えば、名刺
サイズのコピーが可能となるよう感光体と定着部の距離
をほぼ名刺の長辺サイズとする)ことで、搬送装置を用
いることなく感光体から剥離された用紙の先端が定着部
に達するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記画
像形成装置では、定着部を感光体に近接して配置してい
るため、定着部(加熱ローラ)の熱が感光体に伝わり感
光体に悪影響を与え、画像不良の原因となる場合があ
る。本発明は、上記に鑑み、定着部の感光体に対する熱
的悪影響を抑制できる画像形成装置の提供を目的とす
る。
像形成装置では、定着部を感光体に近接して配置してい
るため、定着部(加熱ローラ)の熱が感光体に伝わり感
光体に悪影響を与え、画像不良の原因となる場合があ
る。本発明は、上記に鑑み、定着部の感光体に対する熱
的悪影響を抑制できる画像形成装置の提供を目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明による課題解決手
段は、加熱ローラと、加熱ローラに圧接する加圧ローラ
とを備え、該両ローラにて用紙を挟み込んで用紙上に転
写されたトナー像を定着する定着部が設けられた画像形
成装置において、トナー像が転写された用紙を前記定着
部に搬送する搬送装置を備え、搬送装置は一対の搬送ロ
ーラと、該搬送ローラに掛巻された無端状の搬送ベルト
を有し、加圧ローラおよび搬送ベルトの両方に圧接し
て、加圧ローラの回転力を搬送ベルトに伝達するための
中間ローラが設けられたことを特徴とするものである。
段は、加熱ローラと、加熱ローラに圧接する加圧ローラ
とを備え、該両ローラにて用紙を挟み込んで用紙上に転
写されたトナー像を定着する定着部が設けられた画像形
成装置において、トナー像が転写された用紙を前記定着
部に搬送する搬送装置を備え、搬送装置は一対の搬送ロ
ーラと、該搬送ローラに掛巻された無端状の搬送ベルト
を有し、加圧ローラおよび搬送ベルトの両方に圧接し
て、加圧ローラの回転力を搬送ベルトに伝達するための
中間ローラが設けられたことを特徴とするものである。
【0005】
【作用】上記課題解決手段において、トナー像が転写さ
れた用紙を一旦搬送装置で受け、搬送装置を介して定着
部に搬送することで、定着部を感光体から搬送装置の分
だけ離間させることができるから、感光体から剥離され
た用紙の先端が定着部に達するようにした従来の技術に
比べて、定着部の感光体に対する熱的悪影響を抑制でき
る。
れた用紙を一旦搬送装置で受け、搬送装置を介して定着
部に搬送することで、定着部を感光体から搬送装置の分
だけ離間させることができるから、感光体から剥離され
た用紙の先端が定着部に達するようにした従来の技術に
比べて、定着部の感光体に対する熱的悪影響を抑制でき
る。
【0006】このとき、加圧ローラおよび搬送ベルトの
両方に圧接する中間ローラにより、加圧ローラの回転力
を搬送ベルトに伝達しているから、ギア機構等を介して
加熱ローラの駆動力を伝達して搬送装置を駆動させる方
式のように、搬送装置の回転軸を駆動系まで延ばす必要
もなく、ギア機構等も不要となる。また、ジャム処理に
対処するためのギア脱着装置も不要となる。
両方に圧接する中間ローラにより、加圧ローラの回転力
を搬送ベルトに伝達しているから、ギア機構等を介して
加熱ローラの駆動力を伝達して搬送装置を駆動させる方
式のように、搬送装置の回転軸を駆動系まで延ばす必要
もなく、ギア機構等も不要となる。また、ジャム処理に
対処するためのギア脱着装置も不要となる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1ないし図4に
基づき説明する。図1は本発明の一実施例に係る画像形
成装置の全体構成を示す分解断面図、図2は同じくその
要部拡大断面図、図3は同じくその要部平面図、図4は
同じくその要部分解斜視図である。
基づき説明する。図1は本発明の一実施例に係る画像形
成装置の全体構成を示す分解断面図、図2は同じくその
要部拡大断面図、図3は同じくその要部平面図、図4は
同じくその要部分解斜視図である。
【0008】図1の如く、本実施例の画像形成装置は、
透明ガラス板から成る原稿台1を左右方向に移動させ
て、該原稿台1上に載置された原稿を照明走査するテー
ブル移動型の小型複写機であって、前記原稿台1の上方
に、載置された原稿を押さえるための原稿押さえ11が
回動開閉可能に設けられている。図1において、2は画
像形成装置本体、3は原稿台1によって移動される原稿
を照明走査する光学系、4は感光体42に形成された静
電潜像を顕像化した後、用紙にトナー像を転写する作像
部、5は用紙を給紙口26から装置本体2内に導入した
後、作像部4を通して排紙口21から排出する用紙搬送
部、6は用紙に転写されたトナー像を定着する定着部で
ある。
透明ガラス板から成る原稿台1を左右方向に移動させ
て、該原稿台1上に載置された原稿を照明走査するテー
ブル移動型の小型複写機であって、前記原稿台1の上方
に、載置された原稿を押さえるための原稿押さえ11が
回動開閉可能に設けられている。図1において、2は画
像形成装置本体、3は原稿台1によって移動される原稿
を照明走査する光学系、4は感光体42に形成された静
電潜像を顕像化した後、用紙にトナー像を転写する作像
部、5は用紙を給紙口26から装置本体2内に導入した
後、作像部4を通して排紙口21から排出する用紙搬送
部、6は用紙に転写されたトナー像を定着する定着部で
ある。
【0009】前記装置本体2は、互いに分離可能にビス
止めされた上部ケーシング24と下部ケーシング25と
により構成されており、光学系3、作像部4、用紙搬送
部5および定着部6が内装されている。前記上部ケーシ
ング24は、樹脂による一体成形品からなるもので、一
側面には、給紙口26を形成するための切欠24aが形
成されており、他側面内面には、除電ブラシEのフレー
ム部E1が形成されている。そして、両側面と交差する
一側面には、後述するトナーカートリッジ41cを挿抜
するための開口部(図示せず)が形成され、上面には、
原稿を照明走査するためのスリット24cが形成されて
いる。さらに、上部ケーシング24の内部には、トナー
カートリッジ41cの導入をガイドする一対の帯板状の
ガイド部24dが垂下されている。該ガイド部24d
は、上部ケーシング24の成形と同時に一体成形された
ものであり、トナーカートリッジ41cのほぼ全長に沿
って形成されている。また、後述するトナー回収容器4
7に対応する箇所には、該トナー回収容器47の上部開
口を覆う蓋部24eが形成されている。該蓋部24e
は、上部ケーシング24の天井面と、この天井面から下
方へ延びる枠状の垂下片24fとにより構成されてお
り、垂下片24fをトナー回収容器47の上部の開口縁
に密着させてトナー回収容器47を閉塞してトナー回収
容器47に回収されたトナーが飛散するのを防止してい
る。なお、前記除電ブラシEのフレーム部E1は、金属
等の導電体からなる板材を二つ折りにして構成されてお
り、多数の導電体からなる毛E2の端部を挟み込んだ状
態でかしめられている。毛E2は、排紙口21から排出
される用紙に接し、用紙の静電気を吸引するための部材
である。
止めされた上部ケーシング24と下部ケーシング25と
により構成されており、光学系3、作像部4、用紙搬送
部5および定着部6が内装されている。前記上部ケーシ
ング24は、樹脂による一体成形品からなるもので、一
側面には、給紙口26を形成するための切欠24aが形
成されており、他側面内面には、除電ブラシEのフレー
ム部E1が形成されている。そして、両側面と交差する
一側面には、後述するトナーカートリッジ41cを挿抜
するための開口部(図示せず)が形成され、上面には、
原稿を照明走査するためのスリット24cが形成されて
いる。さらに、上部ケーシング24の内部には、トナー
カートリッジ41cの導入をガイドする一対の帯板状の
ガイド部24dが垂下されている。該ガイド部24d
は、上部ケーシング24の成形と同時に一体成形された
ものであり、トナーカートリッジ41cのほぼ全長に沿
って形成されている。また、後述するトナー回収容器4
7に対応する箇所には、該トナー回収容器47の上部開
口を覆う蓋部24eが形成されている。該蓋部24e
は、上部ケーシング24の天井面と、この天井面から下
方へ延びる枠状の垂下片24fとにより構成されてお
り、垂下片24fをトナー回収容器47の上部の開口縁
に密着させてトナー回収容器47を閉塞してトナー回収
容器47に回収されたトナーが飛散するのを防止してい
る。なお、前記除電ブラシEのフレーム部E1は、金属
等の導電体からなる板材を二つ折りにして構成されてお
り、多数の導電体からなる毛E2の端部を挟み込んだ状
態でかしめられている。毛E2は、排紙口21から排出
される用紙に接し、用紙の静電気を吸引するための部材
である。
【0010】前記下部ケーシング25は、樹脂成形品か
らなり、その内底部には、搬送される用紙の下面側をガ
イドするガイド25aが一体成形されている。また、下
部ケーシング25の底部には、開口部(図示せず)が設
けられており、この開口部には、支点25cを中心に回
動可能な支持部材25dが挿入されている。該支持部材
25dは、樹脂成形品からなるもので、上面側には、搬
送される用紙の下面をガイドするガイド25eが一体成
形されている。そして、支持部材25dを支点25cを
中心に時計回りに回動させることにより、下部ケーシン
グ25の底部を開放することができ、これによって用紙
搬送路の一部を開放してジャム処理等を容易に行えるよ
うにしている。また、下部ケーシング25の両側部に
は、給紙口26および排紙口21を形成するための切欠
25gが形成されている。なお、図3中25hはビス孔
である。
らなり、その内底部には、搬送される用紙の下面側をガ
イドするガイド25aが一体成形されている。また、下
部ケーシング25の底部には、開口部(図示せず)が設
けられており、この開口部には、支点25cを中心に回
動可能な支持部材25dが挿入されている。該支持部材
25dは、樹脂成形品からなるもので、上面側には、搬
送される用紙の下面をガイドするガイド25eが一体成
形されている。そして、支持部材25dを支点25cを
中心に時計回りに回動させることにより、下部ケーシン
グ25の底部を開放することができ、これによって用紙
搬送路の一部を開放してジャム処理等を容易に行えるよ
うにしている。また、下部ケーシング25の両側部に
は、給紙口26および排紙口21を形成するための切欠
25gが形成されている。なお、図3中25hはビス孔
である。
【0011】前記光学系3は、原稿を照明する蛍光ラン
プ31、原稿からの反射光を感光体42に導くレンズ3
2等がケース33内に配置されてなる。そして、光学系
3は、光学系ケース33を上部ケーシング24にビス止
めすることにより、上部ケーシング24に保持されてい
る。前記作像部4は、感光体42の周囲に、帯電チャー
ジャ43、現像装置41、転写チャージャ44およびク
リーナ45を順次配置したもので、帯電チャージャ43
によって均一に感光体42の外周面に原稿像を結像させ
て静電潜像を形成した後、静電潜像を現像装置41によ
ってトナー像に顕像化し、転写チャージャ44によって
トナー像を用紙に転写し、残留トナーをクリーナ45に
よって回収する。そして、現像装置41、感光体42、
転写チャージャ44およびクリーナ45は、上部ケーシ
ング24に対してビス止めされた作像フレーム46に組
み付けられてユニット化されている。一方、帯電チャー
ジャ43は、前記光学系ケース33を介して間接的に上
部ケーシング24に保持されている。
プ31、原稿からの反射光を感光体42に導くレンズ3
2等がケース33内に配置されてなる。そして、光学系
3は、光学系ケース33を上部ケーシング24にビス止
めすることにより、上部ケーシング24に保持されてい
る。前記作像部4は、感光体42の周囲に、帯電チャー
ジャ43、現像装置41、転写チャージャ44およびク
リーナ45を順次配置したもので、帯電チャージャ43
によって均一に感光体42の外周面に原稿像を結像させ
て静電潜像を形成した後、静電潜像を現像装置41によ
ってトナー像に顕像化し、転写チャージャ44によって
トナー像を用紙に転写し、残留トナーをクリーナ45に
よって回収する。そして、現像装置41、感光体42、
転写チャージャ44およびクリーナ45は、上部ケーシ
ング24に対してビス止めされた作像フレーム46に組
み付けられてユニット化されている。一方、帯電チャー
ジャ43は、前記光学系ケース33を介して間接的に上
部ケーシング24に保持されている。
【0012】前記現像装置41は、樹脂製の現像ハウジ
ング41aに対して挿抜自在に装着されたトナーカート
リッジ41cと、トナーカートリッジ41cから落下供
給されたトナーを現像ハウジング41a内へ供給するト
ナー供給ローラ41dと、現像ハウジング41a内に供
給されたトナーを攪拌する攪拌ローラ41eと、感光体
42にトナーを供給する現像ローラ41fとを備えてい
る。そして、現像ハウジング41aの下面には、搬送さ
れる用紙の上面側をガイドするようガイド41bが突設
されており、該ガイド41bは、現像ハウジング41a
に一体成形されている。
ング41aに対して挿抜自在に装着されたトナーカート
リッジ41cと、トナーカートリッジ41cから落下供
給されたトナーを現像ハウジング41a内へ供給するト
ナー供給ローラ41dと、現像ハウジング41a内に供
給されたトナーを攪拌する攪拌ローラ41eと、感光体
42にトナーを供給する現像ローラ41fとを備えてい
る。そして、現像ハウジング41aの下面には、搬送さ
れる用紙の上面側をガイドするようガイド41bが突設
されており、該ガイド41bは、現像ハウジング41a
に一体成形されている。
【0013】前記作像フレーム46は、樹脂成形品から
なり、クリーナ45によって回収された残留トナーを収
容しておくトナー回収容器47が一体成形されている。
該トナー回収容器47は、用紙搬送部5の搬送方向下流
側の上方に設けられている。そして、トナー回収容器4
7の水平な底部47bに連続させて傾斜状の側面部47
cが形成され、この側面部47cの上端部に連続させて
排紙口21方向へ延びる鍔部47aが形成されている。
また、トナー回収容器47の四隅には、リム47dが形
成されており、該リム47dを貫通するビス47eによ
って、上部ケーシング24の蓋部24eとトナー回収容
器47とが互いに密着するよう連結されている。
なり、クリーナ45によって回収された残留トナーを収
容しておくトナー回収容器47が一体成形されている。
該トナー回収容器47は、用紙搬送部5の搬送方向下流
側の上方に設けられている。そして、トナー回収容器4
7の水平な底部47bに連続させて傾斜状の側面部47
cが形成され、この側面部47cの上端部に連続させて
排紙口21方向へ延びる鍔部47aが形成されている。
また、トナー回収容器47の四隅には、リム47dが形
成されており、該リム47dを貫通するビス47eによ
って、上部ケーシング24の蓋部24eとトナー回収容
器47とが互いに密着するよう連結されている。
【0014】前記用紙搬送部5は、給紙トレイ22にセ
ットされた用紙を挟み込んで感光体42側に搬送する給
紙装置51と、給紙装置51によって搬送されてきた用
紙の先端を突き当てて用紙を感光体42の手前で一時的
に待機させスタート位置を規制するレジストストッパ5
2と、トナー像が転写された用紙を感光体42側から定
着部6に搬送する搬送装置53とを備えている。
ットされた用紙を挟み込んで感光体42側に搬送する給
紙装置51と、給紙装置51によって搬送されてきた用
紙の先端を突き当てて用紙を感光体42の手前で一時的
に待機させスタート位置を規制するレジストストッパ5
2と、トナー像が転写された用紙を感光体42側から定
着部6に搬送する搬送装置53とを備えている。
【0015】前記給紙装置51は、上給紙ローラ51a
と、該上給紙ローラ51aに圧接して従動回転する下給
紙ローラ51bとを備えている。そして、上給紙ローラ
51aは、前記現像ハウジング41aから突設されたガ
イド41bによって回転自在に支持されることにより上
部ケーシング24に間接的に保持されている。一方、下
給紙ローラ51bは、前記下部ケーシング25に一体成
形されたガイド25aに回転自在に支持されている。
と、該上給紙ローラ51aに圧接して従動回転する下給
紙ローラ51bとを備えている。そして、上給紙ローラ
51aは、前記現像ハウジング41aから突設されたガ
イド41bによって回転自在に支持されることにより上
部ケーシング24に間接的に保持されている。一方、下
給紙ローラ51bは、前記下部ケーシング25に一体成
形されたガイド25aに回転自在に支持されている。
【0016】前記レジストストッパ52は、前記ガイド
25aに対して支点52aを中心に回動自在に設けられ
ると共に、通常は付勢ばね(図示せず)によって時計回
り方向に付勢されて用紙の搬送路に進出させており、こ
の状態で用紙の先端を突き当てて用紙を待機させる。そ
して、前記原稿台1が所定位置に移動した時点で、例え
ば原稿台1によって作動させるリンク機構を介してレジ
ストストッパ52を反時計回りに回動させて用紙搬送路
から退避させることにより、待機させた用紙を感光体4
2へ供給する。
25aに対して支点52aを中心に回動自在に設けられ
ると共に、通常は付勢ばね(図示せず)によって時計回
り方向に付勢されて用紙の搬送路に進出させており、こ
の状態で用紙の先端を突き当てて用紙を待機させる。そ
して、前記原稿台1が所定位置に移動した時点で、例え
ば原稿台1によって作動させるリンク機構を介してレジ
ストストッパ52を反時計回りに回動させて用紙搬送路
から退避させることにより、待機させた用紙を感光体4
2へ供給する。
【0017】前記搬送装置53は、感光体42と定着部
6との間に配置されており、一対の搬送ローラ53a,
53bと、該搬送ローラ53a,53bに掛巻された無
端状の搬送ベルト53cとからなる。そして、搬送ロー
ラ53a,53bは、図4の如く、搬送装置53に対応
して前記下部ケーシング25の底面から立設された支持
部材25iに支持された回転軸53d,53e周りに回
転自在とされている。また、搬送ベルト53cは、図3
の如く、搬送路の中央部に配置されている。
6との間に配置されており、一対の搬送ローラ53a,
53bと、該搬送ローラ53a,53bに掛巻された無
端状の搬送ベルト53cとからなる。そして、搬送ロー
ラ53a,53bは、図4の如く、搬送装置53に対応
して前記下部ケーシング25の底面から立設された支持
部材25iに支持された回転軸53d,53e周りに回
転自在とされている。また、搬送ベルト53cは、図3
の如く、搬送路の中央部に配置されている。
【0018】前記定着部6は、図1の如く、内蔵ヒータ
にて加熱される加熱ローラ61と、加熱ローラ61に下
側から圧接して従動回転する加圧ローラ62とを備え、
両ローラ61,62で用紙を挟み込んで用紙に転写され
たトナー像を定着する。そして、加熱ローラ61は、駆
動系(図示せず)によって駆動されて用紙を排紙口21
から排紙トレイ23へ搬送する排紙部を兼用しており、
ステー63を介して上部ケーシング24に回転自在に支
持されている。また、加圧ローラ62は、下部ケーシン
グ25に横軸62a周りに回転自在に支持されている。
そして、図2の如く、横軸62aの下側に横軸62aに
当接する当接板62bが設けられており、該当接板62
bと下部ケーシング25の底面との間に加圧ローラ62
を加熱ローラ61側(上方)に付勢する付勢ばね(コイ
ルばね)62cが介装されている。また、加圧ローラ6
2は、付勢ばね62cによって上方へ付勢された状態
で、上下左右方向へ遊動可能とされており、前記横軸6
2aを加熱ローラ61を支持するステー63の溝部63
aに挿入することによって、加熱ローラ61に対する相
対位置が決められている。
にて加熱される加熱ローラ61と、加熱ローラ61に下
側から圧接して従動回転する加圧ローラ62とを備え、
両ローラ61,62で用紙を挟み込んで用紙に転写され
たトナー像を定着する。そして、加熱ローラ61は、駆
動系(図示せず)によって駆動されて用紙を排紙口21
から排紙トレイ23へ搬送する排紙部を兼用しており、
ステー63を介して上部ケーシング24に回転自在に支
持されている。また、加圧ローラ62は、下部ケーシン
グ25に横軸62a周りに回転自在に支持されている。
そして、図2の如く、横軸62aの下側に横軸62aに
当接する当接板62bが設けられており、該当接板62
bと下部ケーシング25の底面との間に加圧ローラ62
を加熱ローラ61側(上方)に付勢する付勢ばね(コイ
ルばね)62cが介装されている。また、加圧ローラ6
2は、付勢ばね62cによって上方へ付勢された状態
で、上下左右方向へ遊動可能とされており、前記横軸6
2aを加熱ローラ61を支持するステー63の溝部63
aに挿入することによって、加熱ローラ61に対する相
対位置が決められている。
【0019】そして、本実施例では、図2ないし図4の
如く、前記搬送ベルト53cと加圧ローラ62との間
に、搬送ベルト53cおよび加圧ローラ62にそれぞれ
圧接し、その摩擦力を利用して加圧ローラ62の回転力
を搬送ベルト53cに伝達して搬送ローラ53a,53
bを駆動させる中間ローラ70が設けられている。該中
間ローラ70は、図2,3の如く、前記支持部材25i
に回転軸70aを介して回転自在に支持されており、装
置本体2の小型化を確保できるように、加圧ローラ62
に対してローラ幅、ローラ径とも小さく設定されてい
る。
如く、前記搬送ベルト53cと加圧ローラ62との間
に、搬送ベルト53cおよび加圧ローラ62にそれぞれ
圧接し、その摩擦力を利用して加圧ローラ62の回転力
を搬送ベルト53cに伝達して搬送ローラ53a,53
bを駆動させる中間ローラ70が設けられている。該中
間ローラ70は、図2,3の如く、前記支持部材25i
に回転軸70aを介して回転自在に支持されており、装
置本体2の小型化を確保できるように、加圧ローラ62
に対してローラ幅、ローラ径とも小さく設定されてい
る。
【0020】また、図3の如く、前記搬送ローラ53
a,53bのローラ幅および搬送ベルト53cのベルト
幅は、加圧ローラ62のローラ幅とほぼ同幅とされてお
り、さらに搬送ベルト53cの搬送面の長さは、加熱ロ
ーラ61の感光体42に対する熱的影響を回避できる範
囲で可及的に短く設定され、装置本体2の小型化を確保
している。
a,53bのローラ幅および搬送ベルト53cのベルト
幅は、加圧ローラ62のローラ幅とほぼ同幅とされてお
り、さらに搬送ベルト53cの搬送面の長さは、加熱ロ
ーラ61の感光体42に対する熱的影響を回避できる範
囲で可及的に短く設定され、装置本体2の小型化を確保
している。
【0021】上記構成において、画像形成動作が開始さ
れると、原稿台1が左右に移動する。この移動に同期し
て所定のタイミングで光学系3の蛍光ランプ31が原稿
を照明する。さらに、原稿からの反射光はレンズ32を
通過して感光体42に導かれ、原稿の走査露光が行われ
る。そして、感光体42に形成された原稿像に対応する
静電潜像は、現像装置41によってトナー像に顕像化さ
れる。
れると、原稿台1が左右に移動する。この移動に同期し
て所定のタイミングで光学系3の蛍光ランプ31が原稿
を照明する。さらに、原稿からの反射光はレンズ32を
通過して感光体42に導かれ、原稿の走査露光が行われ
る。そして、感光体42に形成された原稿像に対応する
静電潜像は、現像装置41によってトナー像に顕像化さ
れる。
【0022】一方、走査露光および現像処理に同期し
て、給紙トレイ22上に載置された用紙は、所定のタイ
ミングで給紙ローラ51a,51bによって圧送された
後、感光体42に圧接し、顕像化されたトナー像が転写
チャージャ44によって転写される。その後、トナー像
が転写された用紙は、搬送装置53によって定着部6に
搬送され、定着部6の加熱ローラ61、加圧ローラ62
に挟み込まれてトナー像が定着されて排紙口21から排
紙トレイ23に排出される。このとき、搬送装置53の
駆動は、加圧ローラ62および搬送ベルト53cにそれ
ぞれ圧接する中間ローラ70により、加圧ローラ62の
回転力を搬送ベルト53cに伝達して搬送ローラ53
a,53bを回転させて行われる。
て、給紙トレイ22上に載置された用紙は、所定のタイ
ミングで給紙ローラ51a,51bによって圧送された
後、感光体42に圧接し、顕像化されたトナー像が転写
チャージャ44によって転写される。その後、トナー像
が転写された用紙は、搬送装置53によって定着部6に
搬送され、定着部6の加熱ローラ61、加圧ローラ62
に挟み込まれてトナー像が定着されて排紙口21から排
紙トレイ23に排出される。このとき、搬送装置53の
駆動は、加圧ローラ62および搬送ベルト53cにそれ
ぞれ圧接する中間ローラ70により、加圧ローラ62の
回転力を搬送ベルト53cに伝達して搬送ローラ53
a,53bを回転させて行われる。
【0023】このように、搬送装置53を感光体42と
定着部6との間に配置し、感光体42側からトナー像が
転写された用紙を一旦搬送装置53で受け、搬送装置5
3を介して定着部6に搬送することで、定着部6を感光
体42から搬送装置53の分だけ離間させることができ
るから、従来の搬送装置を用いることなく感光体から排
紙された用紙の先端が定着部に達するようにした技術に
比べて、加熱ローラの感光体に対する熱的悪影響を抑制
でき、画像不良が生じにくくなる。
定着部6との間に配置し、感光体42側からトナー像が
転写された用紙を一旦搬送装置53で受け、搬送装置5
3を介して定着部6に搬送することで、定着部6を感光
体42から搬送装置53の分だけ離間させることができ
るから、従来の搬送装置を用いることなく感光体から排
紙された用紙の先端が定着部に達するようにした技術に
比べて、加熱ローラの感光体に対する熱的悪影響を抑制
でき、画像不良が生じにくくなる。
【0024】ところで、搬送装置53の駆動は、ギア機
構あるいは同期ベルトを介して加熱ローラ61の駆動列
の回転力を搬送ローラ53a,53bに伝達して搬送ベ
ルト53cを回転させる方式が一般的である。しかしな
がら、搬送ベルト53cは、搬送路の中央部に配置さ
れ、しかもベルト幅は加熱ローラ61のローラ幅よりも
小、搬送ローラ53a,53bのローラ幅も搬送ベルト
53のベルト幅とほぼ同幅としているから、加熱ローラ
61と搬送装置53を連結するのに、駆動側の搬送ロー
ラの回転軸を前記駆動系まで延ばさなければならず、構
造が複雑となっており、小型の複写機等には適さない。
また、加圧ローラ62がジャム処理等で加熱ローラ61
から離間する搬送路において、ジャム処理等を容易にす
るため、搬送ベルト駆動用のギア脱着装置が必要ともな
る。
構あるいは同期ベルトを介して加熱ローラ61の駆動列
の回転力を搬送ローラ53a,53bに伝達して搬送ベ
ルト53cを回転させる方式が一般的である。しかしな
がら、搬送ベルト53cは、搬送路の中央部に配置さ
れ、しかもベルト幅は加熱ローラ61のローラ幅よりも
小、搬送ローラ53a,53bのローラ幅も搬送ベルト
53のベルト幅とほぼ同幅としているから、加熱ローラ
61と搬送装置53を連結するのに、駆動側の搬送ロー
ラの回転軸を前記駆動系まで延ばさなければならず、構
造が複雑となっており、小型の複写機等には適さない。
また、加圧ローラ62がジャム処理等で加熱ローラ61
から離間する搬送路において、ジャム処理等を容易にす
るため、搬送ベルト駆動用のギア脱着装置が必要ともな
る。
【0025】これに対し、本実施例においては、中間ロ
ーラ70により、加圧ローラ62の回転力を伝達して搬
送ベルト53cを直接駆動させているから、上記のよう
に、搬送ローラの回転軸を搬送ベルトのベルト幅以上の
長さにして駆動系まで延ばす必要もなくなる。また、ギ
ア機構およびギア脱着装置も不要となる。なお、本発明
は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の範囲
内で上記実施例に多くの変更または修正を加え得ること
は勿論である。
ーラ70により、加圧ローラ62の回転力を伝達して搬
送ベルト53cを直接駆動させているから、上記のよう
に、搬送ローラの回転軸を搬送ベルトのベルト幅以上の
長さにして駆動系まで延ばす必要もなくなる。また、ギ
ア機構およびギア脱着装置も不要となる。なお、本発明
は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の範囲
内で上記実施例に多くの変更または修正を加え得ること
は勿論である。
【0026】
【発明の効果】以上の説明から明らかな通り、本発明に
よると、トナー像が転写された用紙を一旦搬送装置で受
け、搬送装置を介して定着部に搬送するから、定着部を
感光体から搬送装置の分だけ離間させることができる。
したがって、従来の搬送装置を用いることなく感光体か
ら排紙された用紙の先端が定着部に達するようにした技
術に比べて、定着部の感光体に対する熱的悪影響を抑制
できる。
よると、トナー像が転写された用紙を一旦搬送装置で受
け、搬送装置を介して定着部に搬送するから、定着部を
感光体から搬送装置の分だけ離間させることができる。
したがって、従来の搬送装置を用いることなく感光体か
ら排紙された用紙の先端が定着部に達するようにした技
術に比べて、定着部の感光体に対する熱的悪影響を抑制
できる。
【0027】また、加圧ローラおよび搬送ベルトの両方
に圧接する中間ローラにより、加圧ローラの回転力を搬
送ベルトに伝達しているから、ギア機構等を介して加熱
ローラの駆動力を伝達して搬送装置を駆動させる方式の
ように、搬送装置の回転軸を駆動系まで延ばす必要もな
く、ギア機構等も不要となる。また、ジャム処理に対処
するためのギア脱着装置も不要となる。
に圧接する中間ローラにより、加圧ローラの回転力を搬
送ベルトに伝達しているから、ギア機構等を介して加熱
ローラの駆動力を伝達して搬送装置を駆動させる方式の
ように、搬送装置の回転軸を駆動系まで延ばす必要もな
く、ギア機構等も不要となる。また、ジャム処理に対処
するためのギア脱着装置も不要となる。
【図1】本発明の一実施例に係る画像形成装置の全体構
成を示す分解断面図である。
成を示す分解断面図である。
【図2】同じくその要部拡大断面図である。
【図3】同じくその要部平面図である。
【図4】同じくその要部分解斜視図である。
6 定着部 42 感光体 53 搬送装置 53a,53b 搬送ローラ 53c 搬送ベルト 61 加熱ローラ 62 加圧ローラ 70 中間ローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 13/20 G03G 15/20
Claims (1)
- 【請求項1】加熱ローラと、加熱ローラに圧接する加圧
ローラとを備え、該両ローラにて用紙を挟み込んで用紙
上に転写されたトナー像を定着する定着部が設けられた
画像形成装置において、トナー像が転写された用紙を前
記定着部に搬送する搬送装置を備え、搬送装置は一対の
搬送ローラと、該搬送ローラに掛巻された無端状の搬送
ベルトを有し、加圧ローラおよび搬送ベルトの両方に圧
接して、加圧ローラの回転力を搬送ベルトに伝達するた
めの中間ローラが設けられたことを特徴とする画像形成
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03231387A JP3117501B2 (ja) | 1991-09-11 | 1991-09-11 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03231387A JP3117501B2 (ja) | 1991-09-11 | 1991-09-11 | 画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0572927A JPH0572927A (ja) | 1993-03-26 |
JP3117501B2 true JP3117501B2 (ja) | 2000-12-18 |
Family
ID=16922817
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03231387A Expired - Fee Related JP3117501B2 (ja) | 1991-09-11 | 1991-09-11 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3117501B2 (ja) |
-
1991
- 1991-09-11 JP JP03231387A patent/JP3117501B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0572927A (ja) | 1993-03-26 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |