JPH0553208A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
- Publication number
- JPH0553208A JPH0553208A JP3215147A JP21514791A JPH0553208A JP H0553208 A JPH0553208 A JP H0553208A JP 3215147 A JP3215147 A JP 3215147A JP 21514791 A JP21514791 A JP 21514791A JP H0553208 A JPH0553208 A JP H0553208A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- opening
- door
- casing
- image forming
- document table
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Light Sources And Details Of Projection-Printing Devices (AREA)
- Electrophotography Configuration And Component (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】ケーシング2の上面2aに開口部21を設け、
この開口部21を開閉する扉7を設ける。開口部21側
へ移動中の原稿台1が、扉7に当接して、扉7を閉じ
る。原稿台1が開口部21の上方から離れると、ねじり
ばね8によって扉7が開かれる。 【効果】排気ファンを用いなくても効率良く熱気を排出
できる。しかも、熱気が原稿台1の下面に当てられるこ
とがないので、結露が発生しない。結露に起因した画像
不良を防止できる。
この開口部21を開閉する扉7を設ける。開口部21側
へ移動中の原稿台1が、扉7に当接して、扉7を閉じ
る。原稿台1が開口部21の上方から離れると、ねじり
ばね8によって扉7が開かれる。 【効果】排気ファンを用いなくても効率良く熱気を排出
できる。しかも、熱気が原稿台1の下面に当てられるこ
とがないので、結露が発生しない。結露に起因した画像
不良を防止できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、静電式複写機等の画
像形成装置に関する。
像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、感光体ドラムに形成された静電潜
像を、トナー像に顕像化した後、用紙に転写する静電式
の複写機やプリンタ等の画像形成装置として、極めて小
形化されたいわゆるポータブルタイプのものが提供され
ている(例えば特公平2−17453号公報参照)。
像を、トナー像に顕像化した後、用紙に転写する静電式
の複写機やプリンタ等の画像形成装置として、極めて小
形化されたいわゆるポータブルタイプのものが提供され
ている(例えば特公平2−17453号公報参照)。
【0003】通常、この種の画像形成装置は、原稿が載
置された透明なガラス板からなる原稿台を、画像形成装
置のケーシングの上面に沿って移動させることにより、
上記原稿を照明走査する、いわゆるテーブル移動型であ
る。上記ケーシングとしては、軽量化を図るために、樹
脂が用いられており、この樹脂製のケーシング内に、蛍
光ランプによって原稿を照明し、原稿からの反射光を感
光体ドラムに導いて静電潜像を形成する光学系と、この
静電潜像をトナー像に顕像化した後、用紙に転写する作
像部と、用紙に転写したトナー像を定着する定着部を含
み、用紙を装置本体内に導入すると共に、上記作像部供
給した後、装置本体から排出する用紙搬送部と、これら
を駆動する駆動系と、制御回路その他の電装品等が備え
られている。
置された透明なガラス板からなる原稿台を、画像形成装
置のケーシングの上面に沿って移動させることにより、
上記原稿を照明走査する、いわゆるテーブル移動型であ
る。上記ケーシングとしては、軽量化を図るために、樹
脂が用いられており、この樹脂製のケーシング内に、蛍
光ランプによって原稿を照明し、原稿からの反射光を感
光体ドラムに導いて静電潜像を形成する光学系と、この
静電潜像をトナー像に顕像化した後、用紙に転写する作
像部と、用紙に転写したトナー像を定着する定着部を含
み、用紙を装置本体内に導入すると共に、上記作像部供
給した後、装置本体から排出する用紙搬送部と、これら
を駆動する駆動系と、制御回路その他の電装品等が備え
られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この小型化された画像
形成装置においては、ケーシング内の狭い空間に、蛍光
ランプや定着部のヒータ等の熱源が配置されているの
で、特にこれらの熱源の近傍が非常に過熱されやすく、
ケーシング内に熱気がこもってしまう。そこで、通常、
排気ファンによってケーシング内の熱気を、ケーシング
側面の開口部から排気するようにしている。
形成装置においては、ケーシング内の狭い空間に、蛍光
ランプや定着部のヒータ等の熱源が配置されているの
で、特にこれらの熱源の近傍が非常に過熱されやすく、
ケーシング内に熱気がこもってしまう。そこで、通常、
排気ファンによってケーシング内の熱気を、ケーシング
側面の開口部から排気するようにしている。
【0005】一方、製造コスト、ひいては販売価格を安
くするために、上記排気ファンを省略しようした場合、
ケーシングとして、内部の熱に耐え得る耐熱性樹脂を用
いる必要がある。しかし、このような耐熱性樹脂は、コ
ストが高いので、結局、全体としてのコストを安くする
ことができなかった。そこで、排気ファンを用いなくて
も効率良くケーシング内部の熱気を排出できるように、
ケーシングの上面に、排気用ルーバを設けることも考え
られる。
くするために、上記排気ファンを省略しようした場合、
ケーシングとして、内部の熱に耐え得る耐熱性樹脂を用
いる必要がある。しかし、このような耐熱性樹脂は、コ
ストが高いので、結局、全体としてのコストを安くする
ことができなかった。そこで、排気ファンを用いなくて
も効率良くケーシング内部の熱気を排出できるように、
ケーシングの上面に、排気用ルーバを設けることも考え
られる。
【0006】しかし、コンタクトガラスからなる原稿台
が、上記排気用ルーバ上に移動したときに、当該排気用
ルーバを通して、熱気が原稿台の下面に当てられ、冷や
されて結露が発生する。このように原稿台が結露する
と、良好な画像が得られないという新たな問題が生じ
る。この発明の目的は、上記の技術的課題を解決し、排
気ファンを用いなくてもケーシング内部の熱気を効率良
く排出することができ、しかも、原稿台の結露を防止す
ることができる画像形成装置を提供することである。
が、上記排気用ルーバ上に移動したときに、当該排気用
ルーバを通して、熱気が原稿台の下面に当てられ、冷や
されて結露が発生する。このように原稿台が結露する
と、良好な画像が得られないという新たな問題が生じ
る。この発明の目的は、上記の技術的課題を解決し、排
気ファンを用いなくてもケーシング内部の熱気を効率良
く排出することができ、しかも、原稿台の結露を防止す
ることができる画像形成装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
のこの発明の画像形成装置としては、原稿が載置された
透明な原稿台がケーシングの上面に沿って移動される画
像形成装置において、上記ケーシングの上面に形成され
た開口部と、この開口部を開閉可能な扉と、原稿台が開
口部上方に移動する動作に連動して扉を閉じ、原稿台が
開口部上方から離反する動作に連動して扉を開放する開
閉機構とを備えたこと特徴とするものである。
のこの発明の画像形成装置としては、原稿が載置された
透明な原稿台がケーシングの上面に沿って移動される画
像形成装置において、上記ケーシングの上面に形成され
た開口部と、この開口部を開閉可能な扉と、原稿台が開
口部上方に移動する動作に連動して扉を閉じ、原稿台が
開口部上方から離反する動作に連動して扉を開放する開
閉機構とを備えたこと特徴とするものである。
【0008】
【作用】上記の構成の画像形成装置によれば、原稿台が
開口部の上方から離れると、これに連動して開閉機構が
扉を開放する。これにより、開口部が開放され、ケーシ
ング内部の熱気が、開口部を通して外部へ排出される。
開口部がケーシングの上面に設けられているので、上昇
する性質のある熱気を効率良く排出することができる。
開口部の上方から離れると、これに連動して開閉機構が
扉を開放する。これにより、開口部が開放され、ケーシ
ング内部の熱気が、開口部を通して外部へ排出される。
開口部がケーシングの上面に設けられているので、上昇
する性質のある熱気を効率良く排出することができる。
【0009】一方、原稿台がケーシング上面の開口部の
上方に移動すると、これに連動して開閉機構が扉を閉じ
る。これにより、開口部が閉塞されるので、ケーシング
内部の熱気が原稿台の下面に当てられることがない。
上方に移動すると、これに連動して開閉機構が扉を閉じ
る。これにより、開口部が閉塞されるので、ケーシング
内部の熱気が原稿台の下面に当てられることがない。
【0010】
【実施例】以下実施例を示す添付図面によって詳細に説
明する。図1はこの発明の一実施例を示す画像形成装置
としての複写機の概略断面図である。以下、図において
の左右を、左右という。図1を参照して、この複写機
は、装置本体を構成する樹脂製ケーシング2の内部に、
原稿台1によって移動される原稿を照明走査し、原稿か
らの反射光を感光体ドラム42に導くための光学系3、
感光体ドラム42に形成された静電潜像を現像装置41
により顕像化した後、用紙に転写する作像部4、途中部
に用紙に転写されたトナー像を定着する定着部6を配置
し、上記用紙を給紙口26から装置本体2の内部に導入
した後、作像部4を通して排紙口27から排出する用紙
搬送部5、これら、原稿台1、作像部4および用紙搬送
部5を駆動するための駆動系、並びにこれらの駆動を制
御する制御回路等を含む電装品等の機能部品を備えてい
る。なお、上記ケーシング2は、互いに分離可能にビス
止めされた上部ケーシング24と下部ケーシング25に
より構成され、上記機能部品は、各ケーシングによって
支持されている。22は給紙トレイであり、23は排紙
トレイである。
明する。図1はこの発明の一実施例を示す画像形成装置
としての複写機の概略断面図である。以下、図において
の左右を、左右という。図1を参照して、この複写機
は、装置本体を構成する樹脂製ケーシング2の内部に、
原稿台1によって移動される原稿を照明走査し、原稿か
らの反射光を感光体ドラム42に導くための光学系3、
感光体ドラム42に形成された静電潜像を現像装置41
により顕像化した後、用紙に転写する作像部4、途中部
に用紙に転写されたトナー像を定着する定着部6を配置
し、上記用紙を給紙口26から装置本体2の内部に導入
した後、作像部4を通して排紙口27から排出する用紙
搬送部5、これら、原稿台1、作像部4および用紙搬送
部5を駆動するための駆動系、並びにこれらの駆動を制
御する制御回路等を含む電装品等の機能部品を備えてい
る。なお、上記ケーシング2は、互いに分離可能にビス
止めされた上部ケーシング24と下部ケーシング25に
より構成され、上記機能部品は、各ケーシングによって
支持されている。22は給紙トレイであり、23は排紙
トレイである。
【0011】この複写機は、透明なガラス板からなる原
稿台1を、ケーシング2の上面2aに沿って左右方向に
移動させることにより、当該原稿台1上に載置された原
稿を照明走査する、いわゆるテーブル移動型のものであ
り、上記原稿台1の上方には、載置された原稿を押さえ
るための原稿押さえ11が、回動開閉可能に設けられて
いる。
稿台1を、ケーシング2の上面2aに沿って左右方向に
移動させることにより、当該原稿台1上に載置された原
稿を照明走査する、いわゆるテーブル移動型のものであ
り、上記原稿台1の上方には、載置された原稿を押さえ
るための原稿押さえ11が、回動開閉可能に設けられて
いる。
【0012】ケーシング2の上面2aには、ケーシング
2の内部の熱気を外部ヘ放出するための矩形形状の開口
部21が形成されており、この開口部21を回動開閉す
ることのできる扉7が設けられている。扉7の先端部7
bには、断面テーパ状の突起部72が設けられ、扉7の
基端部7aの両縁部には、一対の支持軸部71が設けら
れている。これらの支持軸部71が、開口部21の内周
縁部に設けられた軸支持部(図示せず)によって回動自
在に支持され、これにより、扉7が回動開閉可能となっ
ている。また、少なくとも一方の支持軸部71には、扉
7を開放する方向に付勢するねじりばね8が取り付けら
れている。このねじりばね8の一端部8aは、ケーシン
グ2の内面に係合され、他端部8bは、扉7の内面7c
(扉7の閉塞時にケーシング2の内部に面する側)に係
合されている。ねじりばね8と上記原稿台1によって、
扉7を開閉する開閉機構Aが構成されている。
2の内部の熱気を外部ヘ放出するための矩形形状の開口
部21が形成されており、この開口部21を回動開閉す
ることのできる扉7が設けられている。扉7の先端部7
bには、断面テーパ状の突起部72が設けられ、扉7の
基端部7aの両縁部には、一対の支持軸部71が設けら
れている。これらの支持軸部71が、開口部21の内周
縁部に設けられた軸支持部(図示せず)によって回動自
在に支持され、これにより、扉7が回動開閉可能となっ
ている。また、少なくとも一方の支持軸部71には、扉
7を開放する方向に付勢するねじりばね8が取り付けら
れている。このねじりばね8の一端部8aは、ケーシン
グ2の内面に係合され、他端部8bは、扉7の内面7c
(扉7の閉塞時にケーシング2の内部に面する側)に係
合されている。ねじりばね8と上記原稿台1によって、
扉7を開閉する開閉機構Aが構成されている。
【0013】次に、この開閉機構Aの動作について説明
する。原稿台1の左方への移動中、原稿台1の左端部1
aが、扉7の基端部7bに当接した後、扉7を押しなが
ら閉じ方向に回動させる。そして、原稿台1の左端部1
aが、扉7の突起部72を通過した時点(すなわち、扉
7の突起部72が原稿台1の下面1bに当接した時点)
で、扉7が完全に閉じられる。このように、原稿台1が
開口部21の上方に移動する動作に連動して扉7が閉じ
られ、ケーシング2の内部からの熱気の排出が止められ
る。なお、上記の突起部72が断面テーパ状にされてい
るので、当該突起部72は、原稿台1の左端部1aを滑
らかに通過させることができる。一方、原稿台1が右方
へ移動して、当該原稿台1が扉7の上方から離れると、
ねじりばね8によって扉7が開放され、開口部21を通
して、ケーシング2の内部の熱気が排出される。
する。原稿台1の左方への移動中、原稿台1の左端部1
aが、扉7の基端部7bに当接した後、扉7を押しなが
ら閉じ方向に回動させる。そして、原稿台1の左端部1
aが、扉7の突起部72を通過した時点(すなわち、扉
7の突起部72が原稿台1の下面1bに当接した時点)
で、扉7が完全に閉じられる。このように、原稿台1が
開口部21の上方に移動する動作に連動して扉7が閉じ
られ、ケーシング2の内部からの熱気の排出が止められ
る。なお、上記の突起部72が断面テーパ状にされてい
るので、当該突起部72は、原稿台1の左端部1aを滑
らかに通過させることができる。一方、原稿台1が右方
へ移動して、当該原稿台1が扉7の上方から離れると、
ねじりばね8によって扉7が開放され、開口部21を通
して、ケーシング2の内部の熱気が排出される。
【0014】上記光学系3は、原稿を照明するための蛍
光ランプ31と、原稿からの反射光を上記感光体ドラム
42に導くレンズ32等を、ケース33の内部に配置し
ているものである。作像部4としては、感光体ドラム4
2の周囲に、帯電チャージャ43、現像装置41、転写
チャージャ44、およびクリーナ45をこの順に配置し
たものであり、上記帯電チャージャ43によって均一に
帯電した感光体ドラム42の外周面に、原稿像を結像さ
せて静電潜像を形成した後、当該静電潜像を現像装置4
1によってトナー像に顕像化し、転写チャージャ44に
よってトナー像を用紙に転写し、残留トナーをクリーナ
45によって回収するようにした従来公知の構成であ
る。この作像部4の構成要素としての現像装置41、感
光体ドラム42、転写チャージャ44、およびクリーナ
45は、それぞれ作像フレーム46に対して組付けられ
てユニット化されている。また、帯電チャージャ43
は、上記光学系3のケース33によって保持されてい
る。上記作像フレーム46は、樹脂成形品からなるもの
であり、この作像フレーム46には、クリーナ45によ
って回収されたトナーを収容しておくトナー回収容器4
7が一体に成形されている。このトナー回収容器47
は、平面形状が矩形のトレー状のものであり、用紙搬送
部5の搬送方向下流側の上方に設けられている。
光ランプ31と、原稿からの反射光を上記感光体ドラム
42に導くレンズ32等を、ケース33の内部に配置し
ているものである。作像部4としては、感光体ドラム4
2の周囲に、帯電チャージャ43、現像装置41、転写
チャージャ44、およびクリーナ45をこの順に配置し
たものであり、上記帯電チャージャ43によって均一に
帯電した感光体ドラム42の外周面に、原稿像を結像さ
せて静電潜像を形成した後、当該静電潜像を現像装置4
1によってトナー像に顕像化し、転写チャージャ44に
よってトナー像を用紙に転写し、残留トナーをクリーナ
45によって回収するようにした従来公知の構成であ
る。この作像部4の構成要素としての現像装置41、感
光体ドラム42、転写チャージャ44、およびクリーナ
45は、それぞれ作像フレーム46に対して組付けられ
てユニット化されている。また、帯電チャージャ43
は、上記光学系3のケース33によって保持されてい
る。上記作像フレーム46は、樹脂成形品からなるもの
であり、この作像フレーム46には、クリーナ45によ
って回収されたトナーを収容しておくトナー回収容器4
7が一体に成形されている。このトナー回収容器47
は、平面形状が矩形のトレー状のものであり、用紙搬送
部5の搬送方向下流側の上方に設けられている。
【0015】上記現像装置41は、樹脂製の現像ハウジ
ング41aに対して挿抜自在に装着されたトナーカート
リッジ41cと、トナーカートリッジ41cから落下供
給されたトナーを、現像ハウジング41aの内部へ供給
するトナー供給ローラ41dと、現像ハウジング41a
の内部に供給されたトナーを攪拌する攪拌ローラ41e
と、感光体ドラム42にトナーを供給する現像ローラ4
1fとを備えている。
ング41aに対して挿抜自在に装着されたトナーカート
リッジ41cと、トナーカートリッジ41cから落下供
給されたトナーを、現像ハウジング41aの内部へ供給
するトナー供給ローラ41dと、現像ハウジング41a
の内部に供給されたトナーを攪拌する攪拌ローラ41e
と、感光体ドラム42にトナーを供給する現像ローラ4
1fとを備えている。
【0016】用紙搬送部5は、給紙口26から先端が挿
入された用紙を挟み込んで装置本体2の内部に導入する
搬送ローラ対51と、搬送ローラ対51によって搬送さ
れた用紙の先端を突き当てて、当該用紙を一時的に待機
させるレジストストッパ52と、前記定着部6とを備え
ている。定着部6は、用紙を挾み込んで搬送しながら用
紙に転写されたトナー像を定着するものであり、内蔵ヒ
ータにて加熱された熱ローラ61と、この熱ローラ61
に圧接されて従動される圧ローラ62とを備えている。
入された用紙を挟み込んで装置本体2の内部に導入する
搬送ローラ対51と、搬送ローラ対51によって搬送さ
れた用紙の先端を突き当てて、当該用紙を一時的に待機
させるレジストストッパ52と、前記定着部6とを備え
ている。定着部6は、用紙を挾み込んで搬送しながら用
紙に転写されたトナー像を定着するものであり、内蔵ヒ
ータにて加熱された熱ローラ61と、この熱ローラ61
に圧接されて従動される圧ローラ62とを備えている。
【0017】上記実施例によれば、原稿台1が開口部2
1の上方から離れると、これに連動して開閉機構Aによ
って扉7が開放され、これにより、ケーシング2内部の
熱気が、開口部21を通して外部へ放出される。この場
合、上昇する性質のある熱気に対して、熱気排出用の開
口部21がケーシング2の上面2aに設けられているの
で、当該熱気を効率良く排出することができる。一方、
原稿台1が開口部21の上方に移動した状態では、開閉
機構Aによって扉7がを閉じられるので、ケーシング2
内部の熱気が、原稿台1の下面に当てられることがな
く、したがって、原稿台1の下面に結露が生じることが
ない。このように、ケーシング2の内部の熱気を開口部
21を通して効率良く外部へ排出することができ、しか
も、上記結露に起因した画像不良の発生を防止すること
ができる。
1の上方から離れると、これに連動して開閉機構Aによ
って扉7が開放され、これにより、ケーシング2内部の
熱気が、開口部21を通して外部へ放出される。この場
合、上昇する性質のある熱気に対して、熱気排出用の開
口部21がケーシング2の上面2aに設けられているの
で、当該熱気を効率良く排出することができる。一方、
原稿台1が開口部21の上方に移動した状態では、開閉
機構Aによって扉7がを閉じられるので、ケーシング2
内部の熱気が、原稿台1の下面に当てられることがな
く、したがって、原稿台1の下面に結露が生じることが
ない。このように、ケーシング2の内部の熱気を開口部
21を通して効率良く外部へ排出することができ、しか
も、上記結露に起因した画像不良の発生を防止すること
ができる。
【0018】なお、この発明は、上記実施例に限定され
るものではなく、例えば、扉7の開閉機構Aを、支持軸
部72に形成したピニオンギアと原稿台1の側縁部に形
成したラックとにより構成することができ、また、開閉
機構Aとして、他の公知の開閉機構を採用することがで
きる。さらに、開口部21を複数設けると共に各開口部
21に扉7を設けることができ、その他、この発明の要
旨を変更しない範囲で種々の設計変更を施すことができ
る。
るものではなく、例えば、扉7の開閉機構Aを、支持軸
部72に形成したピニオンギアと原稿台1の側縁部に形
成したラックとにより構成することができ、また、開閉
機構Aとして、他の公知の開閉機構を採用することがで
きる。さらに、開口部21を複数設けると共に各開口部
21に扉7を設けることができ、その他、この発明の要
旨を変更しない範囲で種々の設計変更を施すことができ
る。
【0019】
【発明の効果】以上のように、この発明の画像形成装置
によれば、上昇する性質のある熱気を、ケーシングの上
面の開口部を通して効率良く排出できる。しかも、この
開口部の上方に原稿台が移動した状態では、当該開口部
が扉によって閉塞されて熱気の排出が止められる。した
がって、熱気が原稿台の下面に当接して発生する結露を
防止でき、この結露に起因した画像不良の発生を防止す
ることができる。
によれば、上昇する性質のある熱気を、ケーシングの上
面の開口部を通して効率良く排出できる。しかも、この
開口部の上方に原稿台が移動した状態では、当該開口部
が扉によって閉塞されて熱気の排出が止められる。した
がって、熱気が原稿台の下面に当接して発生する結露を
防止でき、この結露に起因した画像不良の発生を防止す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の画像形成装置としての複写機の概略
断面図であり、扉が開かれた状態を示している。
断面図であり、扉が開かれた状態を示している。
【図2】上記複写機の概略断面図であり、扉が閉じられ
た状態を示している。
た状態を示している。
1 原稿台 2 ケーシング 2a 上面 7 扉 21 開口部 A 開閉機構
Claims (1)
- 【請求項1】原稿が載置された透明な原稿台がケーシン
グの上面に沿って移動される画像形成装置において、上
記ケーシングの上面に形成された開口部と、この開口部
を開閉可能な扉と、原稿台が開口部の上方に移動する動
作に連動して扉を閉じ、原稿台が開口部の上方から離反
する動作に連動して扉を開放する開閉機構とを備えたこ
とを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3215147A JPH0553208A (ja) | 1991-08-27 | 1991-08-27 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3215147A JPH0553208A (ja) | 1991-08-27 | 1991-08-27 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0553208A true JPH0553208A (ja) | 1993-03-05 |
Family
ID=16667458
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3215147A Pending JPH0553208A (ja) | 1991-08-27 | 1991-08-27 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0553208A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008129497A (ja) * | 2006-11-24 | 2008-06-05 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 画像形成装置 |
-
1991
- 1991-08-27 JP JP3215147A patent/JPH0553208A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008129497A (ja) * | 2006-11-24 | 2008-06-05 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 画像形成装置 |
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