JP2665284B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2665284B2
JP2665284B2 JP3227094A JP22709491A JP2665284B2 JP 2665284 B2 JP2665284 B2 JP 2665284B2 JP 3227094 A JP3227094 A JP 3227094A JP 22709491 A JP22709491 A JP 22709491A JP 2665284 B2 JP2665284 B2 JP 2665284B2
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Inventor
智士 石井
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三田工業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、静電式複写機や静電
式原稿読取装置等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、感光体ドラムに形成された静電潜
像を、トナー像に顕像化した後、用紙に転写する静電式
の複写機等の画像形成装置として、極めて小形化された
いわゆるポータブルタイプのものが提供されている(例
えば特公平2−17453号公報参照)。
【0003】この種の画像形成装置は、棒状の蛍光ラン
を用いて原稿を照明走査して感光体上に静電潜像を形
成する光学系、感光体上に形成された静電潜像をトナー
像に顕像化した後、用紙に転写する作像部、用紙に転写
したトナー像を定着する定着部を含み、用紙を装置本体
内に導入すると共に、上記作像部を通して装置本体から
排出する用紙搬送部、蛍光ランプ等の発熱部品による熱
気をケーシング外に排気する排気ファン、これらを駆動
する駆動系、および制御回路その他の電装品等の機能部
品を備えている。そして、これら各機能部品は、合成樹
脂成形品からなる箱型のケーシング内に配置された、一
対の側板やこの側板どうしを連結するステー等からなる
金属製の補強フレームに対して、それぞれ取付けられて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の構成の画像形成
装置を、家庭用および個人用として普及させるために
は、できるだけ小型軽量化を図ると共に、製造コストお
よび販売価格を安くすることが望ましい。ところが、上
記従来の画像形成装置においては、蛍光ランプの両端部
が特に高温になるにもかかわらず、排気ファンによる排
気が、蛍光ランプの幅方向全域にわたって広範囲に行な
われているので、蛍光ランプの熱を十分に排気するため
には、上記排気ファンとして、比較的排気能力の大きい
ものを使用する必要があり、その分コストが高くつくと
いう問題があった。
【0005】この発明は上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、排気能力の小さい排気ファンを使用して十分
な排気を行なうことができる画像形成装置を提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
のこの発明の画像形成装置としては、合成樹脂製の光学
ハウジングに収容された棒状の蛍光ランプを用いて原稿
を照明走査して感光体上に静電潜像を形成する光学系
と、感光体上に形成された静電潜像をトナー像に顕像化
した後、用紙に転写する作像部と、用紙に転写したトナ
ー像を定着する定着部を含み、用紙を装置本体内に導入
すると共に、上記作像部を通して装置本体から排出する
用紙搬送部と、装置本体のケーシング内の熱気を排気す
る排気ファンとを備える画像形成装置において、上記光
学ハウジングに、単体またはケーシングの一部との組合
わせにて蛍光ランプの両端部と排気ファンとを結ぶ一対
の吸気ダクトを構成するダクト部材を一体成形している
ものである。
【0007】
【作用】上記の構成の画像形成装置によれば、蛍光ラン
プの両端部と排気ファンとを結ぶ一対の吸気ダクトによ
り、特に高温になる蛍光ランプの両端部の熱気を効率よ
く排気することができるので、排気能力の小さい排気フ
ァンを使用しても、蛍光ランプの熱を十分に排気するこ
とができる。
【0008】しかも、上記排気ダクトが、光学ハウジン
グに一体成形されたダクト部材単独で、または上記ダク
ト部材とケーシングの一部との組合わせにて構成される
ので、吸気ダクトのためのコスト負担がほとんどない。
【0009】
【実施例】以下実施例を示す添付図面によって詳細に説
明する。図3はこの発明の一実施例を示す画像形成装置
としての複写機の概略断面図である。この複写機は、装
置本体を構成する合成樹脂製ケーシング2の内部に、原
稿台1によって移動される原稿を照明走査し、原稿から
の反射光を感光体ドラム42に導くための光学系3、感
光体ドラム42に形成された静電潜像を現像装置41に
より顕像化した後、用紙に転写する作像部4、途中部に
用紙に転写されたトナー像を定着する定着部6を配置
し、上記用紙を給紙口26から装置本体2の内部に導入
した後、作像部4を通して排紙口27から排出する用紙
搬送部5、これら、原稿台1、作像部4および用紙搬送
部5等を駆動するための駆動系、これらの駆動を制御す
る制御回路等を含む電装品、およびケーシング2の内部
の熱気を排気する排気ファン7等の機能部品を備えてい
る。
【0010】上記ケーシング2は、互いに分離可能にビ
ス止めされたモノコック構造の上部ケーシング24と下
部ケーシング25とにより構成され、上記機能部品は、
各ケーシングによって支持されている。図面符号中22
は給紙トレイであり、23は排紙トレイであり、11は
原稿押さえである。上記光学系3は、上部ケーシング2
4の上面に形成されたスリット24cを通して原稿を照
明走査する棒状の蛍光ランプ31と、原稿からの反射光
を上記感光体ドラム42に導くロッドレンズ32等を、
合成樹脂製の光学ハウジング33の内部に配置している
ものである。
【0011】作像部4としては、感光体ドラム42の周
囲に、帯電チャージャ43、現像装置41、転写チャー
ジャ44、およびクリーナ45をこの順に配置したもの
であり、上記帯電チャージャ43によって均一に帯電し
た感光体ドラム42の外周面に、原稿像を結像させて静
電潜像を形成した後、当該静電潜像を現像装置41によ
ってトナー像に顕像化し、転写チャージャ44によって
トナー像を用紙に転写し、残留トナーをクリーナ45に
よって回収するようにした従来公知の構成である。この
作像部4の構成要素としての現像装置41、感光体ドラ
ム42、転写チャージャ44、およびクリーナ45は、
それぞれ作像フレーム46に対して組付けられてユニッ
ト化されている。また、帯電チャージャ43は、上記光
学系3の光学ハウジング33によって保持されている。
上記作像フレーム46は、合成樹脂成形品からなるもの
であり、この作像フレーム46には、クリーナ45によ
って回収されたトナーを収容しておくトナー回収容器4
7が一体に成形されている。
【0012】上記トナー回収容器47は、平面形状が矩
形のトレー状のものであり、その上部開口は、上部ケー
シング24に形成された蓋部24eによって閉塞されて
いる。この蓋部24eは、上部ケーシング24の天井面
と、この天井面から下方へ延びる枠状の第1の垂下片2
4fとにより構成されているものであり、上記第1の垂
下片24fをトナー回収容器47の上部の開口縁に密接
させて、当該トナー回収容器47を閉塞し、これによっ
てトナー回収容器47に回収されたトナーが飛散するの
を防止している。このように、上部ケーシング24に蓋
部24eを一体成形しているので、トナー回収容器47
に別途蓋を形成する必要がなく、その分、部品点数を少
なくすることができると共に、組立て工数を削減するこ
とができる。
【0013】上記現像装置41は、合成樹脂製の現像ハ
ウジング41aに対して挿抜自在に装着されたトナーカ
ートリッジ41cと、トナーカートリッジ41cから落
下供給されたトナーを、現像ハウジング41aの内部へ
供給するトナー供給ローラ41dと、現像ハウジング4
1aの内部に供給されたトナーを攪拌する攪拌ローラ4
1eと、感光体ドラム42にトナーを供給する現像ロー
ラ41fとを備えている。
【0014】用紙搬送部5は、給紙口26から先端が挿
入された用紙を挟み込んで装置本体2の内部に導入する
搬送ローラ対51と、搬送ローラ対51によって搬送さ
れた用紙の先端を突き当てて、当該用紙を一時的に待機
させるレジストストッパ52と、前記定着部6とを備え
ており、この定着部6は、用紙を挾み込んで搬送しなが
ら用紙に転写されたトナー像を定着するものであり、内
蔵ヒータにて加熱された熱ローラ61と、この熱ローラ
61に圧接されて従動される圧ローラ62とを備えてい
る。
【0015】排気ファン7は、用紙搬送部5の下流側端
部の上方に配置されており、この排気ファン7と上記光
学系3の蛍光ランプ31との間の所定位置に、上記トナ
ー回収容器47が配置されている。上記排気ファン7は
例えばシロッコファンにより構成されており、その吸気
側の両端部は、上部ケーシング24の蓋部24eを挟ん
で設けられた一対の吸気ダクトDを介して蛍光ランプ3
1の両端部に連通されている(図1および図2参照)。
この吸気ダクトDは、上記光学ハウジング33に一体成
形された溝形断面のダクト部材33aと、上部ケーシン
グ24の天井面とにより構成されている。なお、上記光
学ハウジング33の側壁は、吸気ダクトDと蛍光ランプ
31との連通を許容すべく、吸気ダクトDに対応する部
分が切欠されている。
【0016】上記実施例によれば、一対の吸気ダクトD
により、特に高温になる蛍光ランプ31の両端部の熱気
を効率よく排気することができるので、排気効率を低下
させることなく、排気能力の小さい安価な排気ファン7
を使用することができる。しかも、上記吸気ダクトD
が、上部ケーシング24の一部と光学ハウジング33の
一部とによって構成されているので、部品点数および組
立て工数が増大することもなく、吸気ダクトDによるコ
スト的な負担増がほとんどない。
【0017】なお、この発明は上記実施例に限定される
ものでなく、例えば、図4に示すように、ダクト部材3
3aをL形断面に形成し、このダクト部材33aと上部
ケーシング24に形成された前記垂下片24fとによっ
て、吸気ダクトDを構成してもよい。また、図5に示す
ように、ダクト部材33aを平板状に形成すると共に、
上部ケーシング24に前記垂下片24fと平行な第2の
垂下片24gを形成し、これらダクト部材33a、垂下
片24f、および第2の垂下片24fによって吸気ダク
トDを構成してもよい。
【0018】さらに、図6に示すように、ダクト部材3
3aを枠状断面に形成してもよく、この場合には、上部
ケーシング24の一部と組合わせることなくダクト部材
33a単独で吸気ダクトDを構成することができる。
【0019】
【発明の効果】以上のように、この発明の画像形成装置
によれば、一対の吸気ダクトにより、特に高温になる蛍
光ランプの両端部の熱気を効率よく排気することができ
るので、排気能力の小さい安価な排気ファンを使用する
ことができる。しかも、上記吸気ダクトが、光学ハウジ
ング自体で、または当該光学ハウジングの一部とケーシ
ングの一部とにより構成されるので、吸気ダクトのため
のコスト負担がほとんどない。
【0020】したがって、製造コストを安くすることが
できるという特有の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の画像形成装置としての複写機の一部
切欠平面図である。
【図2】上記複写機の要部断面図である。
【図3】内部構成を示す概略断面図である。
【図4】他の実施例を示す要部断面図である。
【図5】さらに他の実施例を示す要部断面図である。
【図6】さらに他の実施例を示す要部断面図である。
【符号の説明】
2 ケーシング 3 光学系 31 蛍光ランプ 33 光学ハウジング 33a ダクト部材 4 作像部 42 感光体ドラム 5 用紙搬送部 6 定着部 7 排気ファン D 吸気ダクト

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】合成樹脂製の光学ハウジングに収容された
    棒状の蛍光ランプを用いて原稿を照明走査して感光体上
    に静電潜像を形成する光学系と、感光体上に形成された
    静電潜像をトナー像に顕像化した後、用紙に転写する作
    像部と、用紙に転写したトナー像を定着する定着部を含
    み、用紙を装置本体内に導入すると共に、上記作像部を
    通して装置本体から排出する用紙搬送部と、装置本体の
    ケーシング内の熱気を排気する排気ファンとを備える画
    像形成装置において、 上記光学ハウジングに、単体またはケーシングの一部と
    の組合わせにて蛍光ランプの両端部と排気ファンとを結
    ぶ一対の吸気ダクトを構成するダクト部材を一体成形し
    ていることを特徴とする画像形成装置。
JP3227094A 1991-09-06 1991-09-06 画像形成装置 Expired - Lifetime JP2665284B2 (ja)

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JPH0566488A JPH0566488A (ja) 1993-03-19
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006191501A (ja) * 2005-01-07 2006-07-20 Ricoh Co Ltd 画像読取装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6387718U (ja) * 1986-11-28 1988-06-08
JPS63306432A (ja) * 1987-06-08 1988-12-14 Seiko Epson Corp 露光照明装置

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