JPH10268615A - 複写装置 - Google Patents

複写装置

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Publication number
JPH10268615A
JPH10268615A JP9088957A JP8895797A JPH10268615A JP H10268615 A JPH10268615 A JP H10268615A JP 9088957 A JP9088957 A JP 9088957A JP 8895797 A JP8895797 A JP 8895797A JP H10268615 A JPH10268615 A JP H10268615A
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JP
Japan
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unit
opening
optical unit
main body
body housing
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Application number
JP9088957A
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English (en)
Inventor
Hitoshi Nakamura
均 中村
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH10268615A publication Critical patent/JPH10268615A/ja
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Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】自然対流を利用して安価に、かつ、エネルギー
を削減しつつ効率的に冷却できる複写装置を提供する。 【解決手段】複写装置30は、作像ユニット34、現像
ユニット35、定着ユニット36及び電源ユニット等の
本体ユニット31が本体筐体33に、光学ユニット32
が光学ユニットケース56に収納され、光学ユニット3
2はコンタクトガラス57が略垂直になる略垂直状態で
本体筐体33に連結配置されている。光学ユニットケー
ス56は、その底面66に空気流入口67が、上板に空
気排出口69が形成され、本体筐体33は、上部側面に
複数の開口52を有するルーバー53が配設され、下部
の仕切板43に感光体用開口領域49、電源ユニット用
開口領域51及び定着ユニット用開口領域50が形成さ
れている。定着ユニット36はその周側が断熱材の仕切
板54、55で仕切られ、定着ユニット36上方には排
熱流路HRが形成されている。したがって、自然対流に
より各ユニットがエネルギーを削減しつつ、効率的に、
かつ、安価に冷却される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写装置に関し、
詳細には、光学ユニット及びその他の機能ユニットを自
然対流により効率的に冷却する複写装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写装置は、大きく分けて、光学ユニッ
ト、作像ユニット、現像ユニット、定着ユニット及び電
源ユニット等に分けられ、各ユニットが本体筐体内に収
納されている。
【0003】すなわち、従来の画像読取装置、例えば、
複写装置は、図4に示すように、本体筐体1内に光学ユ
ニット2、作像ユニット3、現像ユニット4、定着ユニ
ット5及び図示しないが電源ユニット等が収納されてお
り、光学ユニット2は、本体筐体1の上部に水平に配設
されて、その上部にオートシートフィーダ6を備えてい
る。光学ユニット2は、ハロゲンランプ等のランプ7か
らの光をコンタクトガラス8上にセットされた原稿に投
射して、その反射光をミラー9、10、レンズ11及び
ミラー12等により作像ユニット3の感光体13上に照
射し、感光体13に原稿の画像に対応した静電潜像を形
成する。
【0004】作像ユニット3は、図4中矢印方向に回転
する感光体13の周囲に配設された除電部14、クリー
ニング部15及び帯電部16等を備え、帯電部16によ
り一様に帯電された感光体13に光学ユニット2により
光が照射されて静電潜像が形成される。
【0005】現像ユニット3は、現像部17及び転写部
18等を備え、静電潜像の形成された感光体13に現像
部17によりトナーを付着して現像し、トナー画像を感
光体13上に形成する。現像ユニット3は、感光体13
に付着されたトナー画像を、本体筐体1の下部に収納さ
れている給紙トレイ19、20から転写部18に搬送さ
れてくる記録紙に転写部18で転写し、定着ユニット5
に搬送する。
【0006】なお、転写の完了した感光体13は、作像
ユニット3の除電部14で除電された後、クリーニング
部15により残留トナーが除去され、再度、帯電部16
で帯電されて、上記同様に、光学ユニット2により静電
潜像の形成が行われる。
【0007】トナー画像の転写された記録紙は、ランプ
ヒーターを内蔵して加熱される定着ローラを備えた定着
ユニット5により加熱・圧接されてトナー画像が記録紙
に定着され、本体筐体1の側部に設けられた排紙トレー
21に排出される。
【0008】このような複写装置は、パーソナルコンピ
ュータ等の電子機器と異なり、本体筐体1内で発生する
熱量が格段に多く、効率的に冷却することが、読取画像
や記録画像の画像品質を向上させる上で、また、複写装
置の劣化を防止する上で重要である。
【0009】例えば、光学ユニットは、原稿を光学的に
読み取るのに光源としてハロゲンランプ等を使用してい
るため、ランプの発生する熱によって光学ユニット内の
温度が上昇し、光学系の歪やコンタクトガラスが熱くな
る等の不具合が生じている。また、感光体や現像ユニッ
トは、静電潜像を形成させたり、トナーによってその像
を顕像化させる機能を有しているため、温度によって特
性の変化が著しい。さらに、定着ユニットは、トナーを
熱によって記録紙に融着させるのに、定着ローラにラン
プヒーターを内蔵して定着ローラを加熱しているため、
定着ユニットの外側温度は、約80℃にも達する。
【0010】そのため、従来の複写装置においては、図
4に示したように、例えば、光学ユニット2について
は、本体筐体1の光学ユニット2の相対向する面に一対
のファン22、23を取り付けて強制的に光学ユニット
2内を空冷したり、また、筐体を一つの流路としてファ
ンにより強制冷却する冷却方法が提案されている(特開
昭63−108800号公報参照)。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の複写装置にあっては、ファンを使用して強制冷却し
ていたため、複写装置が高価になったり、エネルギーを
削減する上で改良の余地があった。
【0012】すなわち、従来の複写装置は、一般に、図
4に示したように、原稿を読み取る光学ユニットが、本
体筐体1の上部に水平に配置されていたため、ランプの
熱がコンタクトガラスで閉じ込められて、光学ユニット
内の温度が著しく高くなる。そこで、従来の複写装置
は、図4に示したように、2個のファンを使用して、コ
ンタクトガラスや光学ユニット内を強制空冷している。
ところが、ファンを使用して冷却していたため、複写装
置のコストが高くつくとともに、ファンを駆動するため
に、電力が消費され、エネルギーを削減する上で問題で
あった。
【0013】そこで、請求項1記載の発明は、コンタク
トガラス上にセットされた原稿に光源から光を照射して
原稿の画像を読み取る光学ユニットを、コンタクトガラ
スが略垂直方向となる略垂直状態で本体筐体内に配設す
ることにより、光源により加熱された空気が、従来のよ
うに水平に配置されたコンタクトガラスにより光学ユニ
ット内に閉じ込められることがなく、略垂直に配設され
たコンタクトガラスに沿った自然対流により光学ユニッ
トを冷却し、安価に、かつ、エネルギーを削減しつつ効
率的に光学ユニットを冷却することのできる複写装置を
提供することを目的としている。
【0014】請求項2記載の発明は、光学ユニットを、
本体筐体とは別の所定の光学ユニットケース内に収納
し、光学ユニット以外の機能ユニットを、本体筐体内に
収納し、光学ユニットケースを、本体筐体の側面にコン
タクトガラスが略垂直方向となる略垂直状態で連結配置
することにより、自然対流をより一層効率的に利用し
て、光学ユニット及びその他の機能ユニットを冷却し、
安価に、かつ、エネルギーを削減しつつ、より一層効率
的に冷却することのできる複写装置を提供することを目
的としている。
【0015】請求項3記載の発明は、本体筐体または光
学ユニットケースにおいて、光学ユニットの下方に位置
する下面部に吸気用の開口部を形成し、光学ユニットの
上方に位置する上面部に排気用の開口部を形成し、排気
用の開口部の開口面積を吸気用の開口部の開口面積より
も大きく形成することにより、吸気用の開口部から冷却
空気を光学ユニット部分に導入し、排気用の開口部から
排気して、自然対流をより一層効率的に利用して、光学
ユニット及びその他の機能ユニットを冷却し、安価に、
かつ、エネルギーを削減しつつ、より一層効率的に冷却
することのできる複写装置を提供することを目的として
いる。
【0016】請求項4記載の発明は、光学ユニット以外
の機能ユニットの上部の本体筐体の側面に、排気用の開
口部を形成することにより、光学ユニット以外の機能ユ
ニットで加熱された空気を自然対流により排気用の開口
部から排出して、効率的に機能ユニットを冷却し、安価
に、かつ、エネルギーを削減しつつ、効率的に冷却する
ことのできる複写装置を提供することを目的としてい
る。
【0017】請求項5記載の発明は、本体筐体の機能ユ
ニットの下方の底面のうち、少なくとも感光体及び電源
ユニットの下方部分の底面に、吸気用の開口部を形成す
ることにより、吸気用の開口部から冷却空気を感光体及
び電源ユニットに導入して、自然対流により、感光体及
び電源ユニットを効率的に冷却し、安価に、かつ、エネ
ルギーを削減しつつ、より一層効率的に冷却することの
できる複写装置を提供することを目的としている。
【0018】請求項6記載の発明は、本体筐体内の定着
ユニットの周囲を所定の断熱材で形成された仕切板によ
り仕切り、本体筐体の定着ユニットの上部の側面に排気
用の開口部を形成するとともに、定着ユニットの下方の
底面に吸気用の開口部を形成し、吸気用の開口部から定
着ユニット部分を通過して排気用の開口部まで通風可能
な排熱流路を形成することにより、定着ユニットの熱的
影響が他の機能ユニットに及ぶことを防止するととも
に、定着ユニットを自然対流により適切に冷却して、定
着ユニットが加熱されることを防止し、安価に、かつ、
エネルギーを削減しつつ、より一層効率的に冷却するこ
とのできる複写装置を提供することを目的としている。
【0019】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明の複
写装置は、本体筐体内に、コンタクトガラス上にセット
された原稿に光源から光を照射して原稿の画像を読み取
る光学ユニットと、光学ユニットで読み取られた前記原
稿の画像を記録紙に記録する各種機能ユニットの収納さ
れた複写装置において、前記光学ユニットは、前記コン
タクトガラスが略垂直方向となる略垂直状態で前記本体
筐体内に配設されていることにより、上記目的を達成し
ている。
【0020】ここで、機能ユニットは、複写装置を機能
毎に区分した場合の単位となるもので、例えば、感光体
上に静電潜像を形成する作像ユニット、静電潜像の形成
された感光体に現像剤を付着させて現像して感光体上の
現像剤を記録紙に転写する現像ユニット、現像剤の転写
された記録紙上の現像剤を熱定着させる定着ユニット及
び各部に電源を供給する電源ユニット等である。
【0021】上記構成によれば、コンタクトガラス上に
セットされた原稿に光源から光を照射して原稿の画像を
読み取る光学ユニットを、コンタクトガラスが略垂直方
向となる略垂直状態で本体筐体内に配設しているので、
光源により加熱された空気が、従来のように水平に配置
されたコンタクトガラスにより光学ユニット内に閉じ込
められることがなく、略垂直に配設されたコンタクトガ
ラスに沿った自然対流により光学ユニットを冷却するこ
とができ、安価に、かつ、エネルギーを削減しつつ効率
的に光学ユニットを冷却することができる。
【0022】この場合、例えば、請求項2に記載するよ
うに、前記光学ユニットは、前記本体筐体とは別の所定
の光学ユニットケース内に収納され、前記光学ユニット
以外の前記機能ユニットは、前記本体筐体内に収納さ
れ、前記光学ユニットケースは、前記本体筐体の側面に
前記コンタクトガラスが略垂直方向となる略垂直状態で
連結配置されていてもよい。
【0023】上記構成によれば、光学ユニットを、本体
筐体とは別の所定の光学ユニットケース内に収納し、光
学ユニット以外の機能ユニットを、本体筐体内に収納
し、光学ユニットケースを、本体筐体の側面にコンタク
トガラスが略垂直方向となる略垂直状態で連結配置して
いるので、自然対流をより一層効率的に利用して、光学
ユニット及びその他の機能ユニットを冷却することがで
き、安価に、かつ、エネルギーを削減しつつ、より一層
効率的に複写装置を冷却することができる。
【0024】また、例えば、請求項3に記載するよう
に、前記本体筐体または前記光学ユニットケースは、前
記光学ユニットの下方に位置する下面部に吸気用の開口
部が形成され、前記光学ユニットの上方に位置する上面
部に排気用の開口部が形成され、前記排気用の開口部
は、前記吸気用の開口部よりもその開口面積が大きく形
成されていてもよい。
【0025】上記構成によれば、本体筐体または光学ユ
ニットケースにおいて、光学ユニットの下方に位置する
下面部に吸気用の開口部を形成し、光学ユニットの上方
に位置する上面部に排気用の開口部を形成し、排気用の
開口部の開口面積を吸気用の開口部の開口面積よりも大
きく形成しているので、吸気用の開口部から冷却空気を
光学ユニット部分に導入し、排気用の開口部から排気し
て、自然対流をより一層効率的に利用して、光学ユニッ
ト及びその他の機能ユニットを冷却することができ、安
価に、かつ、エネルギーを削減しつつ、より一層効率的
に複写装置を冷却することができる。
【0026】さらに、例えば、請求項4に記載するよう
に、前記光学ユニット以外の前記機能ユニットの上部の
前記本体筐体の側面に、排気用の所定の開口部が形成さ
れていてもよい。
【0027】上記構成によれば、光学ユニット以外の機
能ユニットの上部の本体筐体の側面に、排気用の開口部
を形成しているので、光学ユニット以外の機能ユニット
で加熱された空気を自然対流により排気用の開口部から
排出して、効率的に機能ユニットを冷却することがで
き、安価に、かつ、エネルギーを削減しつつ、効率的に
複写装置を冷却することができる。
【0028】また、例えば、請求項5に記載するよう
に、前記複写装置は、前記光学ユニット以外の前記機能
ユニットとして、少なくとも、感光体上に静電潜像を形
成する作像ユニットと、前記複写装置の各部に電源を供
給する電源ユニットと、を備え、前記本体筐体の前記機
能ユニットの下方の底面のうち、少なくとも前記感光体
及び前記電源ユニットの下方部分の底面に、吸気用の開
口部が形成されていてもよい。
【0029】上記構成によれば、本体筐体の機能ユニッ
トの下方の底面のうち、少なくとも感光体及び電源ユニ
ットの下方部分の底面に、吸気用の開口部を形成してい
るので、吸気用の開口部から冷却空気を感光体及び電源
ユニットに導入して、自然対流により、感光体及び電源
ユニットを効率的に冷却することができ、安価に、か
つ、エネルギーを削減しつつ、より一層効率的に複写装
置を冷却することができる。
【0030】さらに、例えば、請求項6に記載するよう
に、前記複写装置は、前記光学ユニット以外の前記機能
ユニットとして、少なくとも、記録紙に転写された現像
剤を加熱・加圧して記録紙に定着させる定着ユニットを
備え、前記本体筐体内は、前記定着ユニットの周囲が所
定の断熱材で形成された仕切板により仕切られており、
前記本体筐体は、前記定着ユニットの上部の側面に排気
用の開口部が形成されているとともに、前記定着ユニッ
トの下方の底面に吸気用の開口部が形成され、前記吸気
用の開口部から前記定着ユニット部分を通過して前記排
気用の開口部まで通風可能な排熱流路が形成されていて
もよい。
【0031】上記構成によれば、本体筐体内の定着ユニ
ットの周囲を所定の断熱材で形成された仕切板により仕
切り、本体筐体の定着ユニットの上部の側面に排気用の
開口部を形成するとともに、定着ユニットの下方の底面
に吸気用の開口部を形成し、吸気用の開口部から定着ユ
ニット部分を通過して排気用の開口部まで通風可能な排
熱流路を形成しているので、定着ユニットの熱的影響が
他の機能ユニットに及ぶことを防止することができると
ともに、定着ユニットを自然対流により適切に冷却し
て、定着ユニットが加熱されることを防止することがで
き、安価に、かつ、エネルギーを削減しつつ、より一層
効率的に複写装置を冷却することができる。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な実施の形態であるか
ら、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本
発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定す
る旨の記載がない限り、これらの態様に限られるもので
はない。
【0033】図1〜図3は、本発明の複写装置の一実施
の形態を適用した複写装置を示す図である。
【0034】図1において、複写装置30は、本体ユニ
ット31と光学ユニット32を備えている。本体ユニッ
ト31は、本体筐体33内に収納されており、作像ユニ
ット34、現像ユニット35、定着ユニット36及び図
示しない電源ユニット等を備えている。作像ユニット3
4は、図1中矢印方向に回転する感光体37、感光体3
7の周囲に配設された除電部38、クリーニング部39
及び帯電部40等を備えており、除電部38で除電した
感光体37をクリーニング部39でクリーニングした
後、帯電部40により一様に帯電させて、光学ユニット
32により静電潜像が形成される。
【0035】現像ユニット35は、現像部41及び転写
部42等を備えている。現像ユニット35は、静電潜像
の形成された感光体37に現像部41でトナーを付着し
て現像し、転写部42で記録紙にトナー画像を転写し
て、定着ユニット36に搬送する。
【0036】記録紙は、上記本体ユニット31の下部で
仕切板43により仕切られた本体筐体33内に収納され
た給紙トレイ44あるいは給紙トレイ45から搬送機構
46により転写部42に搬送され、転写部42でトナー
画像が転写された後、搬送機構47により定着ユニット
36に搬送される。
【0037】定着ユニット36は、図示しないがランプ
ヒーターを内蔵し回転駆動される定着ローラと、定着ロ
ーラに圧接されつつ定着ローラと同期して回転する加圧
ローラと、を備え、搬送されてきたトナー画像の付着さ
れた記録紙を加熱される定着ローラと加圧ローラとで加
熱・加圧しつつ搬送して、トナー画像を記録紙に定着さ
せる。定着ユニット36は、トナー画像を定着させた記
録紙を本体筐体33の側面に取り付けられた排紙トレー
48に排出する。
【0038】上記仕切板43は、図2に示すように、上
記感光体37の下方に位置する所定量域部分に、感光体
用開口領域(開口部)49が、定着ユニット36の下方
に位置する所定量域部分に、定着ユニット用開口領域
(開口部)50が、そして、電源ユニットの下方に位置
する所定量域部分に、電源ユニット用開口領域(開口
部)51が、それぞれ形成されており、各開口領域4
9、50、51には、所定の直径、例えば、直径10m
mの複数の開口49a、50a、51aが千鳥状に配列
されて形成されている。
【0039】また、本体筐体33の上部側面には、図3
に示すような開口(開口部)52を有するルーバー53
が配設されており、本体筐体33内の空気は、このルー
バー53の開口52から排出される。なお、本体筐体3
3の上面自体は、埃等が本体筐体33内に進入するのを
防止するために、開口が設けられずに、遮蔽されてい
る。
【0040】さらに、本体筐体33内の定着ユニット3
6は、他のユニットである作像ユニット34、現像ユニ
ット35及び電源ユニットと仕切板54により仕切られ
ているとともに、本体筐体33の定着ユニット36に面
する部分には、仕切板55が配設されており、仕切板5
4及び仕切板55は、所定の断熱材、例えば、ウレタン
断熱材が使用されている。また、この定着ユニット36
の上部の本体筐体33の側面にも、上記開口52の形成
されたルーバー53が配設されているとともに、定着ユ
ニット36の上方には、空気の自然上昇を妨げる部材が
配設されずに、排熱流路HRが形成されている。すなわ
ち、定着ユニット36は、その定着機能を発揮するため
に熱(温度)が必要であるが、仕切板54及び仕切板5
5で、この熱が作像ユニット34、現像ユニット35及
び電源ユニットに影響を与えるのを防止するとともに、
定着ユニット36自体が過熱されるのを防止している。
【0041】上記光学ユニット32は、本体ユニット3
1の側部、すなわち、本体筐体33の側部に略垂直に本
体筐体33に連結配置された状態で配設されており、光
学ユニットケース56内にコンタクトガラス57、ハロ
ゲンランプ等のランプ(光源)58、ミラー59、6
0、レンズ61及びミラー62等を備えている。
【0042】コンタクトガラス57は、略垂直方向に配
設されており、コンタクトガラス57の原稿セット面
(図1中左側の面)には、原稿台63にセットされたシ
ート原稿がオートシートフィーダ64により一枚ずつ搬
送される。コンタクトガラス57上の読み取りの完了し
た原稿は、オートシートフィーダ64により下部の原稿
トレイ65に排出される。
【0043】光学ユニット32は、ランプ58からコン
タクトガラス57上にセットされた原稿に光を投射して
その反射光をミラー59、60、レンズ61及びミラー
62等により作像ユニット34の感光体37上に照射
し、感光体37に原稿の画像に対応した静電潜像を形成
する。
【0044】光学ユニット32の光学ユニットケース5
6は、その底板66に所定の開口が複数形成された空気
流入口(吸気用の開口部)67が形成されており、その
上板が全面に多数の開口68の形成された空気排出口
(排気用の開口部)69となっている。底板66の空気
流入口67は、例えば、長さ300mmで、幅100m
mの長方形に形成され、この空気流入口67に形成され
ている開口は、例えば、直径10mmのパンチ孔で形成
されている。また、空気排出口69は、開口68として
直径10mmのパンチ孔が、光学ユニットケース56の
上面の最大サイズである長さ400mm、幅100mm
の長方形に形成されている。したがって、光学ユニット
ケース56内は、底板66の空気流入口67から空気が
進入し、上部の空気排出口69から排出される自然対流
により、効率的に冷却される。
【0045】次に、本実施の形態の作用を説明する。複
写装置30は、原稿台63にセットされたシート原稿を
オートシートフィーダ64により、光学ユニット32の
コンタクトガラス57表面の読取位置に搬送し、コンタ
クトガラス57にセットされた原稿にランプ58から光
を照射して原稿を走査して、原稿からの反射光をミラー
59、60、レンズ61及びミラー62を介して感光体
37に照射することにより、感光体37に静電潜像を形
成する。なお、原稿がブック原稿のときには、オートシ
ートフィーダ64を開閉して、ブック原稿をコンタクト
ガラス57表面にセットした後、オートシートフィーダ
64の圧板でブック原稿をコンタクトガラス57に押さ
えつけて、ブック原稿をコンタクトガラス57にセット
し、上記同様にブック原稿を光学ユニット32により走
査する。
【0046】光学ユニット32により静電潜像の形成さ
れた感光体37は、図1中矢印方向に回転されており、
現像ユニット35の現像部41でトナーが付着されて現
像され、転写部42で給紙トレイ44あるいは給紙トレ
イ45から搬送されてきた記録紙にトナー画像が転写さ
れる。
【0047】トナー画像の転写された記録紙は、搬送機
光47により定着ユニット36に搬送され、定着ユニッ
ト36によりトナー画像が記録紙に定着されて、排紙ト
レー48に排出される。
【0048】なお、転写部42でトナー画像の転写され
た感光体37は、除電部38で除電された後、クリーニ
ング部39でクリーニングされ、再度、帯電部40で一
様に帯電されて、次の作像に供される。
【0049】上記動作において、光学ユニット32で
は、ランプ58が発熱することにより光学ユニットケー
ス56の温度が上昇するが、光学ユニット32は、略垂
直に配置されているため、光学ユニットケース56の上
部がコンタクトガラス57で閉じ込められた状態とはな
らず、ランプ58の発熱等により加熱された空気が光学
ユニットケース56内に閉じ込められず、光学ユニット
32が、自然対流により、冷却される。
【0050】また、光学ユニットケース56は、その底
面66に空気流入口67が形成されており、上板に空気
排出口69が形成されているため、下部の空気流入口6
7から進入した空気が、光学ユニットケース56内を通
過して空気排出口69から排出される。したがって、光
学ユニットケース56内は、ファンを用いることなく、
この空気流入口67から進入して空気排出口69から排
出される空気の自然対流により冷却され、適切に冷却さ
れる。その結果、複写装置30を安価なものとすること
ができるとともに、エネルギーの消費量を削減しつつ、
適切、かつ、効率的に光学ユニット32を冷却すること
ができる。
【0051】また、本実施の形態の複写装置30は、本
体筐体33の上部側面に複数の開口52の形成されたル
ーバー53が配設されているため、本体ユニット31の
作像ユニット34、現像ユニット及び電源ユニットの動
作の発熱により温度の上昇した空気が本体筐体33内を
上昇してルーバー53の開口52から外部に排出され
る。したがって、本体筐体33内は、自然対流により冷
却され、本体ユニット31を安価に、かつ、適切に冷却
することができる。
【0052】さらに、本実施の形態の複写装置30の本
体ユニット31の下部の仕切板43は、その感光体37
の下方に位置する所定量域部分に、感光体用開口領域4
9が、電源ユニットの下方に位置する所定量域部分に、
電源ユニット用開口領域51が、それぞれ形成されてい
るため、これら感光体用開口領域49及び電源ユニット
用開口領域51から作像ユニット34、現像ユニット3
5及び電源ユニットの配設された本体筐体33内部に空
気が流入し、これらの作像ユニット34、現像ユニット
35及び電源ユニット、特に、感光体37及び電源ユニ
ットの温度を冷却しつつ、上部のルーバー53の開口5
2から外部に排出される。したがって、本体ユニット3
1の作像ユニット34、現像ユニット35及び電源ユニ
ット、特に、感光体37及び電源ユニットを、効率的
に、かつ、安価に冷却することができる。
【0053】また、本実施の形態の複写装置30は、定
着ユニット36と他のユニットである作像ユニット3
4、現像ユニット35及び電源ユニットとの間に断熱材
で形成した仕切板54を設け、本体筐体33の定着ユニ
ット36に面する部分に断熱材で形成した仕切板55を
設けるとともに、図2に示したように、仕切板43の定
着ユニット36の下方に位置する所定量域部分に、定着
ユニット用開口領域50が形成されている。さらに、こ
の定着ユニット36の上部の本体筐体33の側部には、
開口52の形成されたルーバー53が設けられ、定着ユ
ニット36上方には、空気の自然上昇を妨げる部材が配
設されずに、排熱流路HRが形成されている。
【0054】したがって、定着ユニット36の発生する
熱が本体ユニット31の他のユニットである作像ユニッ
ト34、現像ユニット35及び電源ユニットに伝達され
ることを仕切板54により遮断しつつ、外部からの定着
ユニット36への温度影響を遮断するすることができ、
これら他のユニットの機能を適切に発揮させることがで
きるとともに、定着ユニット36を定着温度に適切に維
持させることができる。また、仕切板43に設けられた
定着ユニット用開口領域50から進入した空気が定着ユ
ニット36で加熱された空気を上部のルーバー53の開
口52から自然対流により排出することができ、定着ユ
ニット36が過熱されるのを防止して、定着ユニット3
6の定着性能を向上させることができる。
【0055】〈比較実験例1〉本実施の形態の複写装置
30の空気流入口67と空気排出口69が形成されてい
ない状態で、コンタクトガラス57上と光学ユニットケ
ース56内部に、熱電対を取り付けて、上記図4の従来
の複写装置のコンタクトガラス8上と光学ユニット2内
部に、熱電対を取り付けて、ファン22、23を停止し
たものを比較例として、コピーを連続100枚取って、
温度上昇を比較測定した。
【0056】比較測定の結果、本実施の形態の複写装置
30では、コンタクトガラス57上の温度が、70℃
で、光学ユニットケース56内部の温度が、50℃であ
ったのに対して、比較例では、コンタクトガラス8上の
温度が、85℃で、光学ユニット2内部の温度が、70
℃であった。
【0057】このように、空気流入口67と空気排出口
69が形成されていなくても、光学ユニットケース56
が完全には密閉されているわけではないため、光学ユニ
ット32を垂直配置するだけで、比較例に比べて、コン
タクトガラス上で15℃、光学ユニット内部で20℃温
度を低下させることができた。
【0058】〈比較実験例2〉光学ユニット32が垂直
配置され、長さ300mmで、幅100mmの長方形に
形成された空気流入口67と長さ400mm、幅100
mmの長方形に形成された空気排出口69を備えた本実
施の形態の複写装置30を、光学ユニット32が垂直配
置され、空気流入口67と同じ大きさの空気排出口69
の形成された複写装置、すなわち、空気流入口67と空
気排出口69がともに長さ300mmで、幅100mm
の長方形に形成された複写装置を比較例として、上記比
較実験例1例と同様に温度測定を行った。
【0059】比較測定の結果、本実施の形態の複写装置
30では、コンタクトガラス57上の温度が、50℃
で、光学ユニットケース56内部の温度が、30℃であ
ったのに対して、比較例では、コンタクトガラス57上
の温度が、60℃で、光学ユニットケース56内部の温
度が、35℃であった。
【0060】このように、空気排出口69を光学ユニッ
トケース56の上板全面に形成することにより、冷却効
果を向上させることができる。
【0061】〈比較実験例3〉本実施の形態の本体ユニ
ット31の下部の仕切板43に感光体用開口領域49及
び電源ユニット用開口領域51等の開口が形成されず
に、上部の開口52の形成されたルーバー53の設けら
れた複写装置30について、上部の開口52の形成され
たルーバー53の設けられていない複写装置30を比較
例として、本体筐体33内の本体ユニット31部分での
温度の比較測定を行った。
【0062】比較測定の結果、ルーバー53の設けられ
た複写装置30は、ルーバー53の設けられていない比
較例に比べて、本体ユニット31の設けられた本体筐体
33内の温度が20℃程度低く、冷却された。
【0063】〈比較実験例4〉本実施の形態の本体ユニ
ット31の下部の仕切板43に感光体用開口領域49及
び電源ユニット用開口領域51の開口が形成されている
とともに、上部の開口52の形成されたルーバー53の
設けられた複写装置30について、仕切板43に感光体
用開口領域49及び電源ユニット用開口領域51の開口
が形成されずに、上部の開口52の形成されたルーバー
53が設けられた複写装置30を比較例として、本体筐
体33内の感光体37の周囲と電源ユニットの周囲に熱
電対を設けて、温度の比較測定を行った。
【0064】比較測定の結果、仕切板43に開口領域4
9、50が形成されているとともに、ルーバー53の設
けられた複写装置30は、感光体37周囲温度が、35
℃、電源ユニット周囲温度が、40℃であったのに対し
て、比較例では、感光体37周囲温度が、55℃、電源
ユニット周囲温度が、70℃であった。
【0065】このように、仕切板43に感光体用開口領
域49及び電源ユニット用開口領域51の開口を形成す
ることにより、自然対流による感光体37及び電源ユニ
ットをより一層効率的に冷却できることが実証された。
【0066】〈比較実験例5〉本実施の形態の定着ユニ
ット36の下部の仕切板43に定着ユニット用開口領域
50が形成されるとともに、開口52の形成されたルー
バー53が設けられ、断熱材で形成された仕切板54、
55の配設された複写装置30について、仕切板43に
定着ユニット用開口領域50が形成されず、ルーバー5
3が設けられていないとともに、断熱材の設けられてい
ない複写装置30を比較例として、本体筐体33内の仕
切板54の作像ユニット34側の面に熱電対を取り付け
て温度の比較測定を行った。
【0067】比較測定の結果、本実施の形態の複写装置
30は、50℃であったのに対して、比較例では、80
℃であった。
【0068】本実施の形態の複写装置30では、周囲へ
の熱の伝達を適切に防止できることが実証された。
【0069】以上、本発明者によってなされた発明を好
適な実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は
上記のものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱
しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもな
い。
【0070】
【発明の効果】請求項1記載の発明の複写装置によれ
ば、コンタクトガラス上にセットされた原稿に光源から
光を照射して原稿の画像を読み取る光学ユニットを、コ
ンタクトガラスが略垂直方向となる略垂直状態で本体筐
体内に配設しているので、光源により加熱された空気
が、従来のように水平に配置されたコンタクトガラスに
より光学ユニット内に閉じ込められることがなく、略垂
直に配設されたコンタクトガラスに沿った自然対流によ
り光学ユニットを冷却することができ、安価に、かつ、
エネルギーを削減しつつ効率的に光学ユニットを冷却す
ることができる。
【0071】請求項2記載の発明の複写装置によれば、
光学ユニットを、本体筐体とは別の所定の光学ユニット
ケース内に収納し、光学ユニット以外の機能ユニット
を、本体筐体内に収納し、光学ユニットケースを、本体
筐体の側面にコンタクトガラスが略垂直方向となる略垂
直状態で連結配置しているので、自然対流をより一層効
率的に利用して、光学ユニット及びその他の機能ユニッ
トを冷却することができ、安価に、かつ、エネルギーを
削減しつつ、より一層効率的に複写装置を冷却すること
ができる。
【0072】請求項3記載の発明の複写装置によれば、
本体筐体または光学ユニットケースにおいて、光学ユニ
ットの下方に位置する下面部に吸気用の開口部を形成
し、光学ユニットの上方に位置する上面部に排気用の開
口部を形成し、排気用の開口部の開口面積を吸気用の開
口部の開口面積よりも大きく形成しているので、吸気用
の開口部から冷却空気を光学ユニット部分に導入し、排
気用の開口部から排気して、自然対流をより一層効率的
に利用して、光学ユニット及びその他の機能ユニットを
冷却することができ、安価に、かつ、エネルギーを削減
しつつ、より一層効率的に複写装置を冷却することがで
きる。
【0073】請求項4記載の発明の複写装置によれば、
光学ユニット以外の機能ユニットの上部の本体筐体の側
面に、排気用の開口部を形成しているので、光学ユニッ
ト以外の機能ユニットで加熱された空気を自然対流によ
り排気用の開口部から排出して、効率的に機能ユニット
を冷却することができ、安価に、かつ、エネルギーを削
減しつつ、効率的に複写装置を冷却することができる。
【0074】請求項5記載の発明の複写装置によれば、
本体筐体の機能ユニットの下方の底面のうち、少なくと
も感光体及び電源ユニットの下方部分の底面に、吸気用
の開口部を形成しているので、吸気用の開口部から冷却
空気を感光体及び電源ユニットに導入して、自然対流に
より、感光体及び電源ユニットを効率的に冷却すること
ができ、安価に、かつ、エネルギーを削減しつつ、より
一層効率的に複写装置を冷却することができる。
【0075】請求項6記載の発明の複写装置によれば、
本体筐体内の定着ユニットの周囲を所定の断熱材で形成
された仕切板により仕切り、本体筐体の定着ユニットの
上部の側面に排気用の開口部を形成するとともに、定着
ユニットの下方の底面に吸気用の開口部を形成し、吸気
用の開口部から定着ユニット部分を通過して排気用の開
口部まで通風可能な排熱流路を形成しているので、定着
ユニットの熱的影響が他の機能ユニットに及ぶことを防
止することができるとともに、定着ユニットを自然対流
により適切に冷却して、定着ユニットが加熱されること
を防止することができ、安価に、かつ、エネルギーを削
減しつつ、より一層効率的に複写装置を冷却することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の複写装置の一実施の形態を適用した複
写装置の正面断面図。
【図2】図1の本体ユニット下方の仕切板の拡大斜視
図。
【図3】図1の本体筐体上部側面のルーバーの拡大斜視
図。
【図4】従来の複写装置の一例を示す正面断面図。
【符号の説明】
30 複写装置 31 本体ユニット 32 光学ユニット 33 本体筐体 34 作像ユニット 35 現像ユニット 36 定着ユニット 37 感光体 38 除電部 39 クリーニング部 40 帯電部 41 現像部 42 転写部 43 仕切板 44、45 給紙トレイ 46、47 搬送機構 48 排紙トレー 49 感光体用開口領域 50 定着ユニット用開口領域 51 電源ユニット用開口領域 49a、50a、51a 開口 52 開口 53 ルーバー 54、55 仕切板 56 光学ユニットケース 57 コンタクトガラス 58 ランプ 59、60、62 ミラー 61 レンズ 63 原稿台 64 オートシートフィーダ 65 原稿トレイ 66 底板 67 空気流入口 68 開口 69 空気排出口

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体筐体内に、コンタクトガラス上にセッ
    トされた原稿に光源から光を照射して原稿の画像を読み
    取る光学ユニットと、光学ユニットで読み取られた前記
    原稿の画像を記録紙に記録する各種機能ユニットの収納
    された複写装置において、前記光学ユニットは、前記コ
    ンタクトガラスが略垂直方向となる略垂直状態で前記本
    体筐体内に配設されていることを特徴とする複写装置。
  2. 【請求項2】前記光学ユニットは、前記本体筐体とは別
    の所定の光学ユニットケース内に収納され、前記光学ユ
    ニット以外の前記機能ユニットは、前記本体筐体内に収
    納され、前記光学ユニットケースは、前記本体筐体の側
    面に前記コンタクトガラスが略垂直方向となる略垂直状
    態で連結配置されていることを特徴とする請求項1また
    は請求項1記載の複写装置。
  3. 【請求項3】前記本体筐体または前記光学ユニットケー
    スは、前記光学ユニットの下方に位置する下面部に吸気
    用の開口部が形成され、前記光学ユニットの上方に位置
    する上面部に排気用の開口部が形成され、前記排気用の
    開口部は、前記吸気用の開口部よりもその開口面積が大
    きく形成されていることを特徴とする請求項1または請
    求項2記載の複写装置。
  4. 【請求項4】前記光学ユニット以外の前記機能ユニット
    の上部の前記本体筐体の側面に、排気用の所定の開口部
    が形成されていることを特徴とする請求項1から請求項
    3のいずれかに記載の複写装置。
  5. 【請求項5】前記複写装置は、前記光学ユニット以外の
    前記機能ユニットとして、少なくとも、感光体上に静電
    潜像を形成する作像ユニットと、前記複写装置の各部に
    電源を供給する電源ユニットと、を備え、前記本体筐体
    の前記機能ユニットの下方の底面のうち、少なくとも前
    記感光体及び前記電源ユニットの下方部分の底面に、吸
    気用の開口部が形成されていることを特徴とする請求項
    1から請求項4のいずれかに記載の複写装置。
  6. 【請求項6】前記複写装置は、前記光学ユニット以外の
    前記機能ユニットとして、少なくとも、記録紙に転写さ
    れた現像剤を加熱・加圧して記録紙に定着させる定着ユ
    ニットを備え、前記本体筐体内は、前記定着ユニットの
    周囲が所定の断熱材で形成された仕切板により仕切られ
    ており、前記本体筐体は、前記定着ユニットの上部の側
    面に排気用の開口部が形成されているとともに、前記定
    着ユニットの下方の底面に吸気用の開口部が形成され、
    前記吸気用の開口部から前記定着ユニット部分を通過し
    て前記排気用の開口部まで通風可能な排熱流路が形成さ
    れていることを特徴とする請求項1から請求項5のいず
    れかに記載の複写装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008176338A (ja) * 2008-03-27 2008-07-31 Seiko Epson Corp プロジェクタ
JP2016122988A (ja) * 2014-12-25 2016-07-07 理想科学工業株式会社 画像読取装置における送風機構及び画像読取装置

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