JP3117276U - 梱包箱の開口部閉止構造 - Google Patents

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省三 田中
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Abstract

【課題】梱包箱の閉蓋部を破断することなく容易に開放することできると共に、閉蓋部の再度の閉止固定を粘着テープやステープル等の封緘材を使用せずに容易且つ確実に行えるものとした梱包箱の開口部閉止構造を提供する。
【解決手段】梱包箱1の開口部を閉蓋するよう一対の側辺側フラップ部4と一対の端辺側フラップ部5とを備え、側辺側フラップ部4の縁端部もしくは縁端部に形成された切り欠き部6に、端辺側フラップ部5に切込み状もしくは突起状に形成された係合片部7を差込みもしくは噛合わせて再封緘可能となるように閉止固定するものとした梱包箱の開口部閉止構造であって、切り欠き部6は、一方の側辺側フラップ部4の縁端部片寄り側にV溝もしくはU溝となって形成され、係合片部7は、側辺側フラップ部4の下面側から前記切り欠き部6を介して側辺側フラップ部4の上面側に延出するよう当該切り欠き部6に対応して端辺側フラップ部5の縁端部片寄り側に形成された切込みによって形成されている。
【選択図】図1

Description

本考案は、例えば、段ボール箱等の梱包箱の開口部を閉蓋するためのフラップ部を備え、該フラップ部による閉蓋固定を簡易で且つ確実なものとした梱包箱の開口部閉止構造に関するものである。
従来、梱包箱の開口部に延設されているフラップ部を閉蓋固定する場合には、閉塞した左右フラップ部の端縁部同士に跨って、封緘材として、例えば、粘着テープを貼着したり、ステープル等を突き刺したりして固定される。
特になし
しかしながら、梱包箱のフラップ部で閉蓋されている開口部を開放させるためには、上記した封緘材を強制的に剥がす必要があり、フラップ部の破断は避けられないものとなるため、フラップ部による開口部の再度の閉止固定が困難であった。
そこで、本考案は如上のような従来存した諸事情に鑑み創案されたもので、梱包箱の閉蓋部を破断することなく容易に開放することできると共に、閉蓋部の再度の閉止固定を粘着テープやステープル等の封緘材を使用せずに容易且つ確実に行えるものとした梱包箱の開口部閉止構造を提供することを目的とする。
上述した目的を達成するため、本考案にあっては、梱包箱の開口部を閉蓋するよう一対の側辺側フラップ部と一対の端辺側フラップ部とを備え、側辺側フラップ部の縁端部もしくは縁端部に形成された切り欠き部に、端辺側フラップ部に切込み状もしくは突起状に形成された係合片部を差込みもしくは噛合わせて再封緘可能となるように閉止固定するものとした梱包箱の開口部閉止構造であって、切り欠き部は、一方の側辺側フラップ部の縁端部片寄り側にV溝もしくはU溝となって形成され、係合片部は、側辺側フラップ部の下面側から前記切り欠き部を介して側辺側フラップ部の上面側に延出するよう当該切り欠き部に対応して端辺側フラップ部の縁端部片寄り側に形成された切込みによって形成されていることで、上述した課題を解決した。
さらに、梱包箱の開口部を閉蓋するよう一対の側辺側フラップ部と一対の端辺側フラップ部とを備え、側辺側フラップ部の縁端部もしくは縁端部に形成された切り欠き部に、端辺側フラップ部に切込み状もしくは突起状に形成された係合片部を差込みもしくは噛合わせて再封緘可能となるように閉止固定するものとした梱包箱の開口部閉止構造であって、切り欠き部は、一方の側辺側フラップ部の縁端部片寄り側に三角形状に切断された切除部となって形成され、係合片部は、側辺側フラップ部の切り欠き部に対応して端辺側フラップ部の縁端部の片側角部を三角形状に折り曲げ可能とした筋部によって形成されていることで、同じく上述した課題を解決した。
また、梱包箱の開口部を閉蓋するよう一対の側辺側フラップ部と一対の端辺側フラップ部とを備え、側辺側フラップ部の縁端部もしくは縁端部に形成された切り欠き部に、端辺側フラップ部に切込み状もしくは突起状に形成された係合片部を差込みもしくは噛合わせて再封緘可能となるように閉止固定するものとした梱包箱の開口部閉止構造であって、切り欠き部は、双方の側辺側フラップ部の左右両側に直線からV溝もしくはU溝を介して円弧状に連なるように切断された切除部となって形成され、係合片部は、双方の側辺側フラップ部の下面側から前記切り欠き部を介して側辺側フラップ部の上面側に延出するよう当該切り欠き部に対応して端辺側フラップ部の縁端部中央を半円弧状の突起によって形成されていることで、同じく上述した課題を解決した。
加えて、前記双方の側辺側フラップ部の根元部分には、直線状の筋部を施してあることで、同じく上述した課題を解決した。
また、梱包箱の開口部を閉蓋するよう一対の側辺側フラップ部と一対の端辺側フラップ部とを備え、側辺側フラップ部の縁端部に、端辺側フラップ部に切込み状もしくは突起状に形成された係合片部を差込みもしくは噛合わせて再封緘可能となるように閉止固定するものとした梱包箱の開口部閉止構造であって、係合片部は、双方の端辺側フラップ部が重なった際に当該端辺側フラップ部相互間で露出された一方の側辺側フラップ部の縁端部の下面側に、他方の側辺側フラップ部の根元部分に形成された筋部を介して折り曲げ、スライドさせながら差し込まれるよう当該他方の側辺側フラップ部に形成された突起によって形成されていることで、同じく上述した課題を解決した。
この他、一方の側辺側フラップ部への重なり部分側における双方の端辺側フラップ部の角部は三角形状に切除され、且つ他方の側辺側フラップ部中央の係合片部から左右両側にかけて傾斜状に切除されていることで、同じく上述した課題を解決した。
また、梱包箱の開口部を閉蓋するよう一対の側辺側フラップ部と一対の端辺側フラップ部とを備え、側辺側フラップ部の縁端部もしくは縁端部に形成された切り欠き部に、端辺側フラップ部に切込み状もしくは突起状に形成された係合片部を差込みもしくは噛合わせて再封緘可能となるように閉止固定するものとした梱包箱の開口部閉止構造であって、切り欠き部は、一方の側辺側フラップ部の縁端部における左右両側にクサビ状またはV字状またはU字状のいずれかに切除された溝部によって形成され、第1の係合片部が、側辺側フラップ部のV字切り欠き部に対応して端辺側フラップ部の角部を三角形状に切除し且つ切除上端側に半円弧状の突起を突設することによって形成され、第2の係合片部が、双方の端辺側フラップ部の上に重ねられる他方の側辺側フラップ部の縁端部中央に形成されていることで、同じく上述した課題を解決した。
さらに、第2の係合片部には、他方の側辺側フラップ部を容易に開封可能にさせるU字切り欠き状の指掛け部を設けたことで、同じく上述した課題を解決した。
また、梱包箱の開口部を閉蓋するよう一対の側辺側フラップ部と一対の端辺側フラップ部とを備え、側辺側フラップ部の縁端部もしくは縁端部に形成された切り欠き部に、端辺側フラップ部に切込み状もしくは突起状に形成された係合片部を差込みもしくは噛合わせて再封緘可能となるように閉止固定するものとした梱包箱の開口部閉止構造であって、切り欠き部は、双方の側辺側フラップ部の縁端部における左右両側の対向位置それぞれに略L状に切除された溝部によって形成され、係合片部は、双方の側辺側フラップ部の下面側から前記切り欠き部を介して側辺側フラップ部の上面側に延出するよう当該切り欠き部に対応して端辺側フラップ部の縁端部中央に形成された突起によって形成されていることで、同じく上述した課題を解決した。
加えて、係合片部における突起の左右両側は、円弧状に切除されていることで、同じく上述した課題を解決した。
本考案によれば、梱包箱の閉蓋部を破断することなく容易に開放することができると共に、閉蓋部の再度の閉止固定を粘着テープやステープル等の封緘材を使用せずに容易且つ確実に行うことができる。
さらに、本考案の請求項1乃至10に記載した具体的な構成に基づき、側辺側フラップ部の縁端部もしくは縁端部に形成された切り欠き部に、端辺側フラップ部に切込み状もしくは突起状に形成された係合片部を差込みもしくは噛合わせて再封緘可能となるようにして閉止固定したので、本考案に係る梱包箱の開口部閉止構造を容易且つ安価に作製することができる。
以下に、本考案を実施するための最良の形態を、図面を参照して説明する。
図に示される符号1は、例えば、段ボール箱等の梱包箱である。この梱包箱1は、図1に示すように、相対向する側辺側胴板2A,2Bの各端部から延設して対向配置させた一対の矩形板状の側辺側フラップ部4と、相対向する端辺側胴板3A,3Bの各端部から延設して対向配置させた一対の矩形板状の端辺側フラップ部5とによって梱包箱1の、例えば、蓋側の開口部を閉蓋すると共に、側辺側フラップ部4の縁端部もしくは縁端部に形成された例えばV字状の切り欠き部6に、端辺側フラップ部5に切込み状もしくは突起状に形成された係合片部7を差込んで閉止固定するようにしてある。
具体的には、図2の展開図に示すように、梱包箱1は、共に矩形板状を呈する第1の側辺側胴板2A、第1の端辺側胴板3A、第2の側辺側胴板2B、第2の端辺側胴板3Bそれぞれの順に連設され、第1の側辺側胴板2Aの右側端部には、第2の端辺側胴板3Bの左側端部の内面に貼着されることで矩形環状に連結するための糊代部8を形成してある。そして、相対向する側辺側胴板2A,2Bの上側端部からは矩形板状の側辺側フラップ部4が延設され、相対向する端辺側胴板3A,3Bの上側端部からは矩形板状の端辺側フラップ部5が延設されている。
このうち第1の側辺側胴板2Aの上側端部に延設された側辺側フラップ部4の左寄り側には、縁端部から略中央に至るまで次第に細くなる細長な台形状もしくはV字状の縦溝となった切り欠き部6が形成されている。尚、切り欠き部6は、U字状の溝であっても良い。また、これに対応して第1の端辺側胴板3Aの上側端部に延設された端辺側フラップ部5の右寄り側には、縁端部から略中央に至るまで若干傾斜した切込みを介して係合片部7が形成されることにより、側辺側フラップ部4の下面側から前記V字切り欠き部6を介して側辺側フラップ部4の上面側に係合片部7を延出させることで蓋側の開口部における両フラップ部4,5が閉止固定されるものとしてある。
尚、係合片部7の切込み端部位置から横方向に沿って、当該係合片部7の折込みが容易となるよう鎖線状の筋部9を形成してある。
また、相対向する側辺側胴板2A,2Bの下側端部からは矩形板状の側辺側フラップ部4が延設され、相対向する端辺側胴板3A,3Bの下側端部からは矩形板状の端辺側フラップ部5が延設されると共に、双方の側辺側フラップ部4内側の左右対称箇所には略V字形スリット状の切り欠き部6を設け、この切り欠き部6それぞれに差込可能となるよう双方の端辺側フラップ部5の縁端部から内側にかけて略ハの字型状の切込みを介して左右一対の係合片部7が形成されている。これによって、底側の開口部が閉止固定されるようにしてある。尚、切り欠き部6の形状は、V字形以外にU字形もしくはクサビ形等であっても良い。
次に、以上のように構成された本考案の最良の形態について、使用・組立の一例を説明する。
まず、図1(a)に示すように、第2の端辺側胴板3Bにおける端辺側フラップ部5を内側に折り曲げてから、第2の側辺側胴板2Bにおける側辺側フラップ部4を内側に折り曲げる。また、第1の端辺側胴板3Aにおける端辺側フラップ部5を内側に折り曲げてから、第1の端辺側胴板3Aにおける端辺側フラップ部5の係合片部7を筋部9を介して起立させ(図1(b)参照)、第1の側辺側胴板2Aにおける側辺側フラップ部4を折り曲げる。このとき、側辺側フラップ部4の切り欠き部6に、起立している係合片部7を通すようにして折り曲げる(図1(c)参照)。そして、図1(d)に示すように、係合片部7を筋部9を介して横に倒して側辺側フラップ部4の上面に折り重なることで蓋側の開口部における両フラップ部4,5が閉止固定されるものである。
また、底側の開口部を閉止固定する場合には、相対向する側辺側胴板2A,2Bの下側端部の側辺側フラップ部4を同時に内側に折り曲げて閉塞させ、相対向する端辺側胴板3A,3Bを同時に内側に折り曲げてから、左右一対の係合片部7を対応する切り欠き部6それぞれに差込めば良い。
図3・図4には、本実施の形態における他の例が示されている。尚、本例において、前記した構成部分と同じ箇所には同じ符号を附することでその説明を省略する。
すなわち、本例では、切り欠き部6は、一方の側辺側フラップ部4の縁端部片寄り側に三角形状に切断された切除部となって形成されている。また、係合片部7は、側辺側フラップ部4の切り欠き部6に対応して端辺側フラップ部5の縁端部の片側角部を三角形状に折り曲げ可能とした筋部9によって形成され、最初に端辺側胴板3Aにおける端辺側フラップ部5を折り曲げ(図3(a)参照)、次に側辺側胴板2Bにおける側辺側フラップ部4を折り曲げ(図3(b)参照)、次に端辺側胴板3Bにおける端辺側フラップ部5を折り曲げて(図3(c)参照)、係合片部7を、筋部9を利用して外側の方向に起立させ(図3(d)参照)、側辺側胴板2Aにおける側辺側フラップ部4を折り曲げ(図3(e)参照)、起立している係合片部7を側辺側フラップ部4の上面に折り重なる(図3(f)参照)ことで、蓋側の開口部における両フラップ部4,5が閉止固定されるものである。
同様に、図5・図6には、本実施の形態における他の例が示されている。尚、本例において、前記した構成部分と同じ箇所には同じ符号を附することでその説明を省略する。
すなわち、本例では、切り欠き部6は、双方の側辺側フラップ部4の左右両側に直線からV溝を介して円弧状に連なるように切断された切除部となって形成されている。また、係合片部7は、双方の側辺側フラップ部4の下面側から前記切り欠き部6を介して側辺側フラップ部4の上面側に延出するよう当該切り欠き部6に対応して端辺側フラップ部5の縁端部中央を半円弧状の突起によって形成されている。そして、双方の側辺側フラップ部4の根元部分には、直線状の筋部10を施してあり、端辺側胴板3A,3Bの端辺側フラップ部5を折り込み、側辺側胴板2A,2Bの側辺側フラップ部4の根元部分にある筋部10を折り曲げ、端辺側フラップ部5の下部に簡単に潜り込ませるように差し込むことで、蓋側の開口部における両フラップ部4,5が閉止固定されるものである。
同様に、図7・図8には、本実施の形態における他の例が示されている。尚、本例において、前記した構成部分と同じ箇所には同じ符号を附することでその説明を省略する。
すなわち、本例では、一方の側辺側フラップ部4が内側に折り込まれ、この上に、双方の端辺側フラップ部5が重なった際に、一方の側辺側フラップ部4の縁端部の一部が端辺側フラップ部5相互間で露出され、他方の側辺側フラップ部4の先端側に矩形状の突起となって形成された係合片部7を、一方の側辺側フラップ部4の露出している縁端部下面側に潜り込ませることで、蓋側の開口部における両フラップ部4,5が閉止固定されるものとしてある。また、一方の側辺側フラップ部4への重なり部分側における双方の端辺側フラップ部5の角部は三角形状に切除され、且つ他方の側辺側フラップ部4中央の係合片部7から左右両側にかけて傾斜状に切除してある。
同様に、図9・図10には、本実施の形態における他の例が示されている。尚、本例において、前記した構成部分と同じ箇所には同じ符号を附することでその説明を省略する。
すなわち、本例では、切り欠き部6は、一方の側辺側フラップ部4の縁端部における左右両側にクサビ状またはV字状等に切除された溝部によって形成されている。また、第1の係合片部7が、側辺側フラップ部4の切り欠き部6に対応して端辺側フラップ部5の角部を三角形状に切除し且つ切除上端側に半円弧状の突起を突設することによって形成されている。さらに、狭幅突片状の第2の係合片部7が、双方の端辺側フラップ部5の上に重ねられる他方の側辺側フラップ部4の縁端部中央に形成されている。第2の係合片部7の中央には筋部12が形成され、該筋部12の延長線上における縁端部には、U字切り欠き状の指掛け部11を設けてある。そして、図9に示すように、最初に該他方の側辺側フラップ部4を折り曲げ、双方の端辺側フラップ部5を他方の側辺側フラップ部4上側に重なるように折り曲げてから、一方の側辺側フラップ部4を折り曲げて双方の端辺側フラップ部5の切り欠き部6に第1の係合片部7を噛合わせた後、指掛け部11に指を掛けて第2の係合片部7を中央の筋部12を介して若干山折り状に引き起こしながら、一方の側辺側フラップ部4の上面に折り重なることで、蓋側の開口部における両フラップ部4,5が閉止固定されるものとしてある。
同様に、図11・図12には、本実施の形態における他の例が示されている。尚、本例において、前記した構成部分と同じ箇所には同じ符号を附することでその説明を省略する。
すなわち、本例では、切り欠き部6は、双方の側辺側フラップ部4の縁端部における左右対向位置において、当該縁端部で開口幅が広くなるよう略L状に切除された溝部によって形成されている。また、係合片部7は、側辺側フラップ部4の切り欠き部6に対応して端辺側フラップ部5の縁端部中央に形成された突起によって形成され、双方の側辺側フラップ部4の下面側から切り欠き部6を介して側辺側フラップ部4の上面側に係合片部7を延出させることで、蓋側の開口部における両フラップ部4,5が閉止固定されるものとしてある。また、係合片部7における突起の左右両側は、円弧状に切除してある。
尚、本実施の形態における閉止構造は、梱包箱1の蓋側における開口部に設けられているが、これに限らず、梱包箱1の底側の開口部に、本考案に係る閉止構造を設けても良いことは勿論である。
本考案に係る梱包箱の開口部閉止構造は、梱包箱の閉蓋部を破断することなく容易に開放することできると共に、閉蓋部の再度の閉止固定を粘着テープやステープル等の封緘材を使用せずに容易且つ確実に行えるものとした梱包箱の開口部閉止構造として、種々の梱包箱に広く利用されるものである。
本考案を実施するための最良の形態における梱包箱を示し、(a)乃至(d)は閉止前の状態から閉止後の状態までを順次示した斜視図である。 同じく梱包箱の展開図である。 本実施の形態における他例を示し、(a)乃至(f)は閉止前の状態から閉止後の状態までを順次示した斜視図である。 同じく梱包箱の展開図である。 本実施の形態における更に他例を示し、(a)は閉止前の状態の斜視図、(b)は閉止後の状態の斜視図である。 同じく梱包箱の展開図である。 本実施の形態における更に他例を示し、(a)は閉止前の状態の斜視図、(b)は閉止後の状態の斜視図である。 同じく梱包箱の展開図である。 本実施の形態における更に他例を示し、(a)は閉止前の状態の斜視図、(b)は閉止後の状態の斜視図である。 同じく梱包箱の展開図である。 本実施の形態における更に他例を示し、(a)は閉止前の状態の斜視図、(b)は閉止後の状態の斜視図である。 同じく梱包箱の展開図である。
符号の説明
1…梱包箱 2A,2B…側辺側胴板
3A,3B…端辺側胴板 4…側辺側フラップ部
5…端辺側フラップ部 6…切り欠き部
7…係合片部
8…糊代部
9…筋部 10…筋部
11…指掛け部 12…筋部

Claims (10)

  1. 梱包箱の開口部を閉蓋するよう一対の側辺側フラップ部と一対の端辺側フラップ部とを備え、側辺側フラップ部の縁端部もしくは縁端部に形成された切り欠き部に、端辺側フラップ部に切込み状もしくは突起状に形成された係合片部を差込みもしくは噛合わせて再封緘可能となるように閉止固定するものとした梱包箱の開口部閉止構造であって、切り欠き部は、一方の側辺側フラップ部の縁端部片寄り側にV溝もしくはU溝となって形成され、係合片部は、側辺側フラップ部の下面側から前記切り欠き部を介して側辺側フラップ部の上面側に延出するよう当該切り欠き部に対応して端辺側フラップ部の縁端部片寄り側に形成された切込みによって形成されていることを特徴とした梱包箱の開口部閉止構造。
  2. 梱包箱の開口部を閉蓋するよう一対の側辺側フラップ部と一対の端辺側フラップ部とを備え、側辺側フラップ部の縁端部もしくは縁端部に形成された切り欠き部に、端辺側フラップ部に切込み状もしくは突起状に形成された係合片部を差込みもしくは噛合わせて再封緘可能となるように閉止固定するものとした梱包箱の開口部閉止構造であって、切り欠き部は、一方の側辺側フラップ部の縁端部片寄り側に三角形状に切断された切除部となって形成され、係合片部は、側辺側フラップ部の切り欠き部に対応して端辺側フラップ部の縁端部の片側角部を三角形状に折り曲げ可能とした筋部によって形成されていることを特徴とした梱包箱の開口部閉止構造。
  3. 梱包箱の開口部を閉蓋するよう一対の側辺側フラップ部と一対の端辺側フラップ部とを備え、側辺側フラップ部の縁端部もしくは縁端部に形成された切り欠き部に、端辺側フラップ部に切込み状もしくは突起状に形成された係合片部を差込みもしくは噛合わせて再封緘可能となるように閉止固定するものとした梱包箱の開口部閉止構造であって、切り欠き部は、双方の側辺側フラップ部の左右両側に直線からV溝もしくはU溝を介して円弧状に連なるように切断された切除部となって形成され、係合片部は、双方の側辺側フラップ部の下面側から前記切り欠き部を介して側辺側フラップ部の上面側に延出するよう当該切り欠き部に対応して端辺側フラップ部の縁端部中央を半円弧状の突起によって形成されていることを特徴とした梱包箱の開口部閉止構造。
  4. 前記双方の側辺側フラップ部の根元部分には、直線状の筋部を施してある請求項3記載の梱包箱の開口部閉止構造。
  5. 梱包箱の開口部を閉蓋するよう一対の側辺側フラップ部と一対の端辺側フラップ部とを備え、側辺側フラップ部の縁端部に、端辺側フラップ部に切込み状もしくは突起状に形成された係合片部を差込みもしくは噛合わせて再封緘可能となるように閉止固定するものとした梱包箱の開口部閉止構造であって、係合片部は、双方の端辺側フラップ部が重なった際に当該端辺側フラップ部相互間で露出された一方の側辺側フラップ部の縁端部の下面側に、他方の側辺側フラップ部の根元部分に形成された筋部を介して折り曲げ、スライドさせながら差し込まれるよう当該他方の側辺側フラップ部に形成された突起によって形成されていることを特徴とした梱包箱の開口部閉止構造。
  6. 一方の側辺側フラップ部への重なり部分側における双方の端辺側フラップ部の角部は三角形状に切除され、且つ他方の側辺側フラップ部中央の係合片部から左右両側にかけて傾斜状に切除されている請求項5記載の梱包箱の開口部閉止構造。
  7. 梱包箱の開口部を閉蓋するよう一対の側辺側フラップ部と一対の端辺側フラップ部とを備え、側辺側フラップ部の縁端部もしくは縁端部に形成された切り欠き部に、端辺側フラップ部に切込み状もしくは突起状に形成された係合片部を差込みもしくは噛合わせて再封緘可能となるように閉止固定するものとした梱包箱の開口部閉止構造であって、切り欠き部は、一方の側辺側フラップ部の縁端部における左右両側にクサビ状またはV字状またはU字状のいずれかに切除された溝部によって形成され、第1の係合片部が、側辺側フラップ部のV字切り欠き部に対応して端辺側フラップ部の角部を三角形状に切除し且つ切除上端側に半円弧状の突起を突設することによって形成され、第2の係合片部が、双方の端辺側フラップ部の上に重ねられる他方の側辺側フラップ部の縁端部中央に形成されていることを特徴とした梱包箱の開口部閉止構造。
  8. 第2の係合片部には、他方の側辺側フラップ部を容易に開封可能にさせるU字切り欠き状の指掛け部を設けた請求項7記載の梱包箱の開口部閉止構造。
  9. 梱包箱の開口部を閉蓋するよう一対の側辺側フラップ部と一対の端辺側フラップ部とを備え、側辺側フラップ部の縁端部もしくは縁端部に形成された切り欠き部に、端辺側フラップ部に切込み状もしくは突起状に形成された係合片部を差込みもしくは噛合わせて再封緘可能となるように閉止固定するものとした梱包箱の開口部閉止構造であって、切り欠き部は、双方の側辺側フラップ部の縁端部における左右両側の対向位置それぞれに略L状に切除された溝部によって形成され、係合片部は、双方の側辺側フラップ部の下面側から前記切り欠き部を介して側辺側フラップ部の上面側に延出するよう当該切り欠き部に対応して端辺側フラップ部の縁端部中央に形成された突起によって形成されていることを特徴とした梱包箱の開口部閉止構造。
  10. 係合片部における突起の左右両側は、円弧状に切除されている請求項9記載の梱包箱の開口部閉止構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0649815A (ja) * 1992-06-26 1994-02-22 Sangyo Shizai Center:Kk 標識装置
JP2020033038A (ja) * 2018-08-28 2020-03-05 王子ホールディングス株式会社 包装箱ならびにそのボックスブランクおよびスリーブ

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