JPH0649815A - 標識装置 - Google Patents

標識装置

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JPH0649815A
JPH0649815A JP4168952A JP16895292A JPH0649815A JP H0649815 A JPH0649815 A JP H0649815A JP 4168952 A JP4168952 A JP 4168952A JP 16895292 A JP16895292 A JP 16895292A JP H0649815 A JPH0649815 A JP H0649815A
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Takashi Kawai
高 川井
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、標識の識別能に優れ、交通安全や
各種工事の保安を図ることに寄与し得る標識装置を提供
する。 【構成】 本発明は、光反射性を有する標識基体4と、
この標識基体4の表面に対する照明光を発する発光素子
とを有し、この発光素子からの照明光による前記標識基
体4表面に設けた標識5からの拡散光束を視認可能とし
た。この構成により、標識基体4の表面に表示した標識
5を夜間において明確に視認することが可能となり、標
識4の識別能が向上し、交通安全や各種工事の保安を図
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、標識装置に関し、より
詳しくは、交通関係,建築,土木関係等に用いられる各
種標識を表示した標識装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の標識装置として、図8に示すも
のが知られている。
【0003】同図に示す標識装置30は、例えば赤色地
に「止まれ」の白色文字からなる標識31を表面に表示
した標識基体32と、この標識基体32に上端部を連結
した支柱33と、この支柱33の下端部を支持する基台
34とを具備している。
【0004】しかしながら、前記標識装置30の場合、
標識基体32の表面において赤色地に単に白色文字で
「止まれ」の標識31を表示しただけの構成であるた
め、識別能、特に夜間での識別能が十分でなく、交通安
全又は工事の保安を図る上で対策が要望されていた。
【0005】従来においても、識別能の向上を図るべ
く、「止まれ」の標識31に再帰反射シートを用いてい
るが、車両の前照灯からの光が届かないと反射光束が得
られず、これを補うために標識基体32の周辺領域にL
ED等の発光素子を取り付ける試みもなされているが、
依然として標識31の識別能は不十分であるのが現況で
ある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した事
情に鑑みてなされたものであり、標識の識別能に優れ、
交通安全や各種工事の保安を図ることに寄与し得る標識
装置を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の標識装置は、光
反射性を有する標識基体と、この標識基体の表面に対す
る照明光を発する発光素子とを有し、この発光素子から
の照明光による前記標識基体表面に設けた標識からの拡
散光束を視認可能としたものである。
【0008】前記光反射性を有する標識基体及び発光素
子を取り付ける透明板に、スクリーン印刷又は透明フィ
ルムを用いて標識を表示したものである。
【0009】前記発光素子は、発光色の異なる複数個構
成としたものである。
【0010】前記光反射性を有する標識基体は、拡散反
射,再帰反射の部材を用いたものである。
【0011】
【作用】上述した構成の標識装置によれば、光反射性を
有する前記標識基体の表面に表示した標識は、昼間は通
常の状態で視認できる。また、夜間においては、発光素
子からの照明光により照明され、その反射光束が拡散状
態となって標識基体の前方に出射する。この結果、標識
基体の表面に表示した標識を夜間においても明確に視認
することが可能となり、標識の識別能が向上し、交通安
全や各種工事の保安を図れる。
【0012】前記光反射性を有する標識基体及び発光素
子を取り付ける透明板に、スクリーン印刷又は透明フィ
ルムを用いることにより、前記標識を夜間においても明
るく視認することが可能となる。
【0013】前記発光素子を、発光色の異なる複数個構
成としたので、標識からの反射光束を色別に視認するこ
とが可能となる。
【0014】前記光反射性を有する標識基体は、拡散反
射,再帰反射の部材を用いたものであるから、標識基体
の表面に表示した標識を夜間においても明確に視認する
ことが可能となる。
【0015】
【実施例】以下に、本発明の実施例を詳細に説明する。
【0016】図1,図2に示す標識装置1は、三角形状
の基板2及びこの基板2の表面に張った光の再帰反射
性,拡散反射性を有する反射シート3からなりこの反射
シート3に赤色で「止まれ」の標識5をスクリーン印刷
で表示した三角形状の標識基体4と、この標識基体4の
周辺領域に沿って配置した小幅のスペーサ6と、このス
ペーサ6上に取り付けた前記標識基体4と同様な三角形
状の透明板7と、この透明板7の表裏両面に配置した一
対の透明電極層8,9と、透明板7と前記標識基体4と
の間の空間に配置され、一方の端子を図3に示すように
前記透明板7に設けた小穴7aを貫いて一方の透明電極
層8に半田付けにより接続し、また、他方の端子を他方
の透明電極層9に半田付けにより接続した所要数の発光
素子としての直径1乃至2mm程度のLED10と、前
記標識基体4を支持する基台11及び支柱12と、支柱
12に取り付けた電源Eと、同じく支柱12に取り付け
た照度センサ13とを具備している。
【0017】前記透明電極層8,9は、透明で導電性を
有するフィルム、例えば、フッ素樹脂フィルムにNi膜
をメッキ又は蒸着することにより形成したフィルムを透
明な接着剤により透明板7に接着することで、又はスク
リーン印刷することで形成できる。
【0018】また、前記透明板7の表裏両面の一対の透
明電極層8,9は、スクリーン印刷により又は色透明フ
ィルムにより形成できる。
【0019】さらに、前記LED10は、発光色の異な
るものを標識基体4に対する配置場所に応じて用いるこ
とができる。
【0020】図4は、標識装置1の電気回路を示すもの
であり、7個のLED10の並列回路を照度センサ13
を介して電源Eに接続した構成となっている。
【0021】上述した構成の標識装置1によれば、昼間
は通常の状態で標識5を視認できるとともに、夕暮れ又
は夜間になると前記照度センサ13が動作して電源Eか
ら前記一対の透明電極層8,9を介して7個のLED1
0に所定の電圧が供給される。
【0022】これにより、各LED10は各々発光し、
標識基体4の反射シート3の表面に表示した標識5を照
明する。この結果、LED10からの照明光により照明
された標識5からの反射光束が図2に示すように拡散反
射状態又は再帰反射状態となって標識基体4の前方に出
射する。
【0023】この際、直径1mmのLED10を反射シ
ート3の表面に対して例えば15mm程度の間隙に配置
した場合、標識5からの拡散光束の広がり範囲Lは50
mm程度となり、実際の標識5の寸法よりも拡大した状
態のしかも目にやさしい光束となる。また、前記LED
10として、発光色の異なるものを標識基体4に対する
配置場所に応じて用いることで、前記拡散光束が異なる
色となる。
【0024】この結果、標識5を見る利用者は夕暮れ又
は夜間においても標識5を明るく視認することが可能と
なり、又は複数の色別に視認することが可能となり、こ
の標識5の識別能が向上し、交通安全や各種工事の保安
を図ることが可能となる。
【0025】また、反射シート3で反射し、拡散した光
束を利用してLED10を視認し得るようにしたもので
あるから、標識基体4の表面に設置するLED10の設
置個数を削減でき、標識装置1の製造コストの低減を図
ることも可能である。
【0026】図5は、前記LED10の取り付け態様の
他例を示すものであり、前記スペーサ6上にまず透明電
極層9を貼り、さらに、補助スペーサ15を介して表側
の透明電極層9を貼って、LED10の一方の端子を透
明電極層9に設けた小穴9aを貫いて一方の透明電極層
8に半田付けにより接続し、また、他方の端子を他方の
透明電極層9に半田付けにより接続したものである。
【0027】このような構成を採用することによっても
上述した場合と同様な作用効果を発揮させることができ
る。
【0028】図6は、前記LED10の取り付け態様の
さらに別例を示すものであり、透明のアクリル樹脂製の
基板26,27の間に目に見えにくい微小径の導電体
(導電線又は織布(銅線とポリエステル糸との平織))
21,22を配置し又はエッチング処理にて取り付け、
一方の基板26の上面に配置したLED10の一対の端
子を導電体21,22に各々接続して、この導電線2
1,22に通電することでLED10を発光させるよう
にしたものである。
【0029】このような構成を採用することによっても
上述した場合と同様な作用効果を発揮させることができ
る。
【0030】図7は、本発明の実施例の他例である標識
装置1Aを示すものであり、図1に示す標識装置1と異
なる点は、前記電源Eを省く代りに太陽電池Sを標識基
体4に取り付けた構成としたものである。この標識装置
1Aの場合には、山間部等前記電源Eの保守,交換の困
難な場所においても、太陽電池Sにより長期間に亘って
標識装置1Aの機能を発揮させることができる。
【0031】本発明は、上述した実施例に限定されるも
のではなく、その要旨の範囲内で種々の変形が可能であ
る。
【0032】例えば、本発明は上述した止まれの標識の
他、交通安全,建築土木の保安上の各種の標識に対して
も適用可能である。
【0033】また、LEDの個数は、上述した実施例の
他、標識基体の大きさに応じて任意数として実施可能で
ある。
【0034】
【発明の効果】以上詳述した本発明によれば、上述した
構成としたので、標識基体の表面に表示した標識を明確
に視認することが可能となり、標識の識別能が向上し、
交通安全や各種工事の保安を図ることが可能な標識装置
を提供することができる。
【0035】前記光反射性を有する標識基体及び発光素
子を取り付ける透明板に、スクリーン印刷又は透明フィ
ルムを用いることにより、前記標識を夜間においても明
るく視認することが可能となる。
【0036】前記発光素子を、発光色の異なる複数個構
成としたので、標識からの反射光束を色別に視認するこ
とが可能となる。
【0037】前記光反射性を有する標識基体は、拡散反
射,再帰反射の部材を用いたものであるから、標識基体
の表面に表示した標識を夜間においても明確に視認する
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例である標識装置の正面図
【図2】図1のA−A線断面図
【図3】本実施例の標識装置の部分拡大断面図
【図4】本実施例の標識装置の電気回路図
【図5】本実施例の標識装置のLEDの取り付け態様の
他例を示す部分拡大断面図
【図6】本実施例の標識装置のLEDの取り付け態様の
さらに別例を示す部分拡大断面図
【図7】本発明の他の実施例である標識装置の正面図
【図8】従来の標識装置の正面図
【符号の説明】 1 標識装置 4 標識基体 5 標識 7 透明板 10 LED

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光反射性を有する標識基体と、この標識
    基体の表面に対する照明光を発する発光素子とを有し、
    この発光素子からの照明光による前記標識基体表面に設
    けた標識からの拡散光束を視認可能としたことを特徴と
    する標識装置。
  2. 【請求項2】 前記光反射性を有する標識基体及び発光
    素子を取り付ける透明板に、スクリーン印刷又は透明フ
    ィルムを用いて表示する請求項1記載の標識装置。
  3. 【請求項3】 前記発光素子は、発光色の異なる複数個
    構成である請求項1又は2記載の標識装置。
  4. 【請求項4】 前記光反射性を有する標識基体は、拡散
    反射,再帰反射の部材を用いたものである請求項1又は
    2記載の標識装置。
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Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0959942A (ja) * 1995-08-24 1997-03-04 Sekisui Jushi Co Ltd 自発光式標識
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