JP3117157B2 - 固定化酵素によるアルコールのアシル化方法 - Google Patents

固定化酵素によるアルコールのアシル化方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】光学活性なアルコールは、生物活性物質、
たとえば医薬、天然物質、穀類有害生物殺滅剤のまたそ
のほか液晶成分の重要なキラル前駆体であることが多
い。
【0002】したがって、酵素的なラセミ体分割すなわ
ち光学活性なアルコールの製造を保証する経済的な製造
方法は、きわめて重要である。同じことが、プロキラル
化合物の酵素による立体的識別、たとえば2−置換1,
3−プロパンジオールの鏡像異性ヒドロキシ基のエステ
ル化についてもいえる。さらに、酵素触媒によるアシル
化は、化学的アシル化と異なり、ある種の一級および二
級アルコールのようなとくに感受性の高い基質の場合、
重要である。
【0003】本発明の方法によって、その製造が容易に
なり、さらに経済的になる薬剤には、NSAID(非ス
テロイド性抗炎症剤)、β−遮断剤、気管支弛緩薬、抗
真菌剤、ピレスロイド、テトラミゾール、テトラハイド
ロゾリン、(R)−(−)−トモキセチン、および(S)−
(+)−フルオキセチン、ならびにプロスタグランジン、
および炭水化物のような製品がある。プロテアーゼ、た
とえばレニンの、インヒビターの合成のための合成用ブ
ロックは、酵素過程の使用によりかなり簡単に得られる
ようになる。
【0004】ビニルエステルが、溶媒たとえばテトラヒ
ドロフランの存在下にアルコールを添加すると、酵素触
媒でエステル交換できることは既に知られている(M. D
egueil-Castaing et al, Tetrahedron Lett., 28
(9):953−954,1987)。酵素としては、
ブタ膵臓リパーゼが使用された。しかしながら、立体選
択性は認められなかった。
【0005】ビニルエステルとの溶媒なしでの選択的酵
素触媒エステル交換反応に基づく、ラセミアルコールの
酵素的分離も知られている。使用された酵素は、ブタ肝
臓および膵臓、ならびにシュードモナス(Pseudomona
s)、カンジダ(Candida)、ムーコル(Mucor)、クモ
ノスカビ(Rhizopus)およびペニシリウム(Penicilliu
m)からのリパーゼである(EP 032 19 18)。
【0006】さらに、エステル交換のためにカルボン酸
エステル(G. Carpani, F. Orsina,M. Sisti & L. Vero
tta, Gazz. Chim. Ital., 119:463−465,1
989)およびアシル化のために環状カルボン酸無水物
(Y. Terao et al, Chem.Pharm. Bull., 37:165
3−1655,1989)が使用できることも知られて
いる。
【0007】欧州特許出願EP 0 25 42 43で
は、キラル化合物がプロキラルジオールから、ヒドロラ
ーゼの存在下に酢酸ビニルとの反応で光学的に純粋に製
造されている。これは2個の鏡像異性一級OH基の一方
のみの選択的エステル化によって達成される。
【0008】固定化リパーゼが脂肪、油脂および類似化
合物の加水分解およびエステル交換に使用できることも
知られている(M. Mittelbach,J. Am. Oil Chem. So
c.,67:168−170,1990)。
【0009】Hsu et al(Tetrahedron Lett., 31(4
4):6403−6406,1990)は、XAD−8
に固定化されたシュードモナスからのリパーゼを用いる
二級アルコールの反応を記載していて、基質の反応速度
の増大を見出している。しかしながら、この文献には、
活性の喪失を無視できる固定化酵素の有用な寿命(安定
性)または熱安定性については全く記述がない。
【0010】今回驚くべきことに、固定化シュードモナ
スリパーゼを用いるアルコールのO−アシル化が、酵素
をポリスチレンベースの吸着性樹脂のような疎水性担体
に結合させることにより固定化すると、とくに効率的に
実施できることが見出されたのである。
【0011】したがって、本発明は式I
【化3】 〔式中、R1はハロゲンで置換されていてもよいC1〜C
18−アルキル、またはフェニルもしくは(C1〜C3)−ア
ルコキシ−(C1〜C4)−アルキルであり、R2は水素も
しくはメチルである〕で示されるビニルエステル、もし
くは式II
【化4】 (R1は上述の意味であり、R7はすべてが同一である場
合にはフッ素、塩素もしくは水素であり、2個のR7
水素である場合にはR7はフッ素、塩素、臭素もしくは
シアノおよび水素であり、R7の1個のみが水素であり
他の2個が同一の場合にはR7はフッ素もしくは塩素お
よび水素である)で示されるカルボン酸エステル、また
はコハク酸無水物およびグルタール酸無水物から選択さ
れる環状カルボン酸無水物を、固定化シュードモナスリ
パーゼの存在下にアルコールと反応させるアルコールの
アシル化方法において、担体材料として細孔容積25〜
75%、表面積100〜1000m2/g、細孔径25〜
1200Åのポリスチレンベースの吸着性樹脂に固定化
されたシュードモナスリパーゼを使用することを特徴と
する方法に関する。
【0012】本発明は、以下に詳細に、とくにその好ま
しい実施態様について説明する。本発明は、さらに、特
許請求の範囲によって定義される。
【0013】本発明の方法によれば、ビニルもしくはメ
チルビニルエステル、または式IIのカルボン酸エステル
もしくは環状カルボン酸無水物を、それ自体を溶媒とし
ても作用させまたは他の有機溶媒に溶解させて、ケト
ン、アルデヒドまたはアルコールおよびアシルラジカル
に切断させると、後者が、添加されたアルコール(基
質)を酵素的にアシル化する。
【0014】適当な担体材料はポリスチレンベースの吸
着性樹脂である。すべての担体は市販品を入手できる。
【0015】本発明で使用されるポリスチレンベースの
担体材料は、細孔容積25〜75%、好ましくは35〜
55%、表面積100〜1000m2/g、好ましくは2
00〜750m2/g、細孔径25〜1300Å好ましく
は50〜250Åである。
【0016】酵素としてはシュードモナスリパーゼ〔Ps
eudomonascapaciaからのリパーゼP(FPまたはPSと
も呼ばれる)Amano Pharmaceuticals, Nagoya, Japan〕
が使用される。
【0017】酵素を固定化するためには、担体10mlあ
たり0.01〜2g好ましくは0.1〜1.5gの酵素
を、pH5〜9好ましくはpH6〜8の0.005〜1Mリ
ン酸カリウム緩衝液中、1〜20時間撹拌する。この反
応時間ののち、ガラス濾斗を通して緩衝液を濾過し、酵
素/担体混合物を大量の水、アセトンおよび酢酸ビニル
で洗浄する。担体はこの状態でそのまま使用できるし乾
燥状態で保存もできる。
【0018】酵素とともに負荷する担体の量は、そのバ
ッチの規模、アルコールの反応性、期待される反応時
間、および変換の所望のレベルに依存して、自由に選択
される。これは予備的な試験によって容易に決定するこ
とができる。
【0019】購入できない式Iのビニルおよびメチルビ
ニルエステルは、簡単な方法で、たとえば酢酸ビニル
の、適当なカルボン酸との貴金属触媒エステル交換によ
って製造できる。このエステル交換の好ましい触媒は、
Pd+である。
【0020】ビニルエステルはまた、アセチレンのHg
2+触媒付加によっても合成できる。
【0021】式IIのカルボン酸エステルは、環状カルボ
ン酸無水物(コハク酸およびグルタール酸無水物)も同
様に、購入できるか、または標準的な方法で製造でき
る。
【0022】購入できないアルコールは、たとえば大部
分購入できる相当するケトンから、または相当するケト
ンのα−ハロゲン化ついでアルコールへの還元によって
得られる。購入できない他のアルコールまたはケトン
は、文献公知の方法で簡単に、たとえばグリニャール反
応または他の慣用の付加反応で製造できる。
【0023】アルコールの語は、式III
【化5】 〔式中、R3はC1〜C18−アルキルまたはC3〜C10
シクロアルキルであり(これらの基はハロゲンで置換さ
れていてもよい)、R4はエポキシ−C1〜C5−アルキ
ル(エポキシ基は式IIの基におけるOH基に対してβ−
位にある)であるか、またはR4はC1〜C10−アルキ
ル、C2〜C10−アルケニル、C2〜C10−アルキニル、
3〜C8−シクロアルケニル(この場合、アルキル、ア
ルケニル、アルキニルおよびシクロアルケニル基は、C
OOH、ハロゲン、NO2、CN、C1〜C4−アルコキ
シカルボニルまたはフェニルで置換されていてもよく、
一方フェニル基はハロゲン、NO2、CN、C1〜C4
アルコキシで置換されていてもよい)であるか、または
4はアリールもしくはヘテロアリール(この場合アリ
ールもしくはヘテロアリール基はC1〜C4−アルキル、
1〜C4−アルコキシ、ハロゲン、NO2、CNまたは
N−PGで置換されていてもよく、PGはアミノ保護基
である)であるか、あるいは、R3およびR4は両者で、
式IVa、b
【0024】
【化6】 (式中、nは1、2または3であり、R5およびR6は互
いに同種または異種であって、水素、C2〜C4−アルケ
ニルまたはC1〜C4−アルキルであるか、R5およびR6
は両者でフェニルまたはナフチルに融合していることを
示し、この場合フェニルまたはナフチル基はC1〜C4
アルキル、C1〜C4−アルコキシ、NO 2、CNまたは
ハロゲンで置換されていてもよく、またアルキレン鎖の
メチレン単位はカルボニル基で置換されていてもよい)
である〕で示されるアルコール、または式V
【0025】
【化7】 (式中、R8はハロゲンまたはアルキル基であり、R9
アルキル、アラールキル、アリール、ベンジルまたはナ
フチルメチル基である)のアルコールを意味する。
【0026】基質として、すべての多価アルコールを使
用することもできる。
【0027】式IIIのアルコール中のハロゲンの語は、
フッ素、塩素、臭素、およびヨウ素、とくに塩素および
臭素を意味する。「アリール」の語は、たとえば、フェ
ニル、ナフチル、フェナンスリル、アンスリルおよびフ
ルオレニル、とくにフェニル、ナフチルおよびフェナン
スリルを意味する。「ヘテロアリール」の語は、たとえ
ば、フリル、チエニル、ピロリル、ピリジル、ピリミジ
ル、ピラジニル、ピリダジニル、ピラゾリル、イソキサ
ゾリル、イミダゾリル、オキサゾリル、チアゾリルおよ
びインドリル、とくにフリル、チエニル、ピロリルおよ
びピリジルを意味する。アミノ保護基、「PG」は、ペ
プチド化学において慣用されているアミノ保護基、たと
えばベンジルオキシカルボニル(Z)、ベンゾイル、ベ
ンジル、ブチルオキシカルボニル(Boc)、9−フル
オレニルメトキシカルボニル(Fmoc)、ベンズヒド
リル、アリルオキシカルボニル(Aloc)、トシル、
メトキシメチル(MOM)、テトラヒドロピラニル(T
HP)、アセチルを意味するが、さらにはアルキルまた
はシクロアルキル基たとえば、N−メチル、N,N−ジ
メチルも包含される。「フェニルに融合」または「ナフ
チルに融合」の語は、式IIIの基のC−C結合がフェニ
ルまたはナフチル基の一部であるフェニルまたはナフチ
ル基を意味する。任意の置換基、R1、R3、R4、R5
よびR6は好ましくはモノ置換される。
【0028】炭素原子3個もしくはそれ以上を有するア
ルキルおよびアルケニル基ならびに炭素原子4個もしく
はそれ以上を有するアルキニル基は、直鎖状でも分岐状
でもよい。
【0029】アシル化されるアルコールは、ビニルエス
テルの容量に基づいて、濃度0.05〜200%、好ま
しくは0.5〜10%で使用される。
【0030】アルコールのアシル化には、少なくとも
0.5モル当量のビニル基を使用しなければならない。
【0031】アルコールの反応は、回分式または連続法
で行われる。
【0032】アルコールのラセミ分割は、本発明の方法
においては、慣用の方法に比べて、活性が少なくとも9
0%増大して実施することができる。
【0033】担体上に固定化された酵素は、連続過程に
おける数か月もの使用後にさえも、活性の喪失はほとん
ど示さず、固定化酵素を使用しない場合と反応進行およ
び反応相には変化はない。これは、反応を加熱下に行う
場合でも同様である。
【0034】固定化シュードモナスリパーゼを用いる回
分式反応の場合には、式Iのビニルエステルもしくは式
IIのカルボン酸エステルまたは環状カルボン酸無水物、
好ましくは酢酸ビニルまたはビニルエステルの溶液を
(非極性)有機溶媒に導入し、反応させるアルコールを
添加する。適当かつ好ましい溶媒は、エーテルであり、
とくに対称および非対称、分岐状および直鎖状ジアルキ
ルエーテルが使用できる。同じく、適当かつ好ましい溶
媒は炭化水素であり、とくに直鎖状、分岐状または脂環
式のC4〜C8の炭化水素が使用できる。担体上に固定化
されたシュードモナスリパーゼを懸濁液に加え、一定の
温度で撹拌または振盪する。反応の完了はTLC、GC
またはHPLCによってチェックされる。固定化酵素を
ついで濾過し、溶媒(上述)または酢酸ビニルで完全に
洗浄し、溶液を真空中で濃縮する。ラセミ体分割の場合
には、残留物として得られるアルコール/エステル混合
物を、シリカゲル上クロマトグラフィーまたは抽出、結
晶化もしくは蒸留によって分離する。他のアシル化生成
物の場合は、多くの場合、十分な純度で得られ、したが
って、精製は不要である。
【0035】反応を連続法で実施する場合には、担体上
に固定化されたシュードモナスリパーゼ P/EP/P
Sをガラスカラムに充填し、反応を行う溶媒、すなわち
酢酸ビニル、他のビニルエステルまたは他の有機溶媒で
洗浄する。
【0036】ついで基質溶液を、一定の速度、一定の温
度で通過させる。
【0037】担体(ml)と固定化リパーゼ(g)と酢酸
ビニル(ml)と基質(容量%)の比は、酢酸ビニルを用
いる場合(すなわち、さらに溶媒を添加しない場合)、
5〜100:1:5〜10,000:0.5〜200の範
囲である。
【0038】反応をビニルエステル中で実施する場合に
は、アシル化するアルコールは0.05〜200容量%
の濃度で使用される。
【0039】変換のレベルは、事実上、所望により、滴
下速度を調節することによって、制御することが可能
で、これは予備試験によって容易に決定される。
【0040】空間−時間収率は上述のパラメーターに直
接依存するが、とくにカラムディメンションすなわちカ
ラム内の担体に固定化された酵素の量に依存する。
【0041】カラムディメンションは自由に選択できる
が、実験室規模では、10〜500mlのオーダーとする
ことが好ましい。担体に固定化された酵素50mlの好ま
しいカラム充填で、基質溶液の濃度は1%、流速 10
滴/分で、約0.5〜300g/リットル/hの空間−
時間収率が達成される。
【0042】処理時の反応温度は−10〜+100℃、
好ましくは0〜60℃である。
【0043】反応時間は、反応させるアルコールの性
質、その濃度および担体上に固定された酵素の量に依存
し、1h〜4週の間で変動する。3h〜3日であること
が好ましい。
【0044】本発明の方法で生じたアセトアルデヒドま
たはアセトン生成物、およびアシル化のために遊離した
アルコール、ならびに選択的アシル化の場合に生成した
鏡像異性アルコール(基質)すなわちカルボン酸エステ
ルおよび非反応アルコールは、すべての慣用方法を用い
て既知の方法で、ただし各場合について予備試験をし
て、好ましくはシリカゲル上クロマトグラフィーまたは
他の上述の方法の1種によって分離することができる。
【0045】
【実施例】一般的方法 酵素を固定化するには、担体材料は、酵素の固定化後、
a)非処理で、またはb)ついでグルタールアルデヒド
で架橋して用いられる(表1)。
【0046】a)の場合、担体にリパーゼを固定化する
には、担体50mlをリン酸カリウム緩衝液pH7.0、1
00mlに懸濁し、リパーゼP 500mgを加える。混合
物を室温で3時間撹拌し、濾過し、水で完全に洗浄す
る。
【0047】b)のついで架橋する場合、処理はa)に
記載したと同様に実施し、指示した固定化時間ののち、
4mlのグルタールアルデヒド溶液(濃度25%)で架橋
を行う。1時間後に、担体上に固定化された酵素を濾過
し、水洗する。
【0048】好ましい担体としては次のような特徴を有
する担体を挙げることができる。
【0049】 RXAD−2 RXAD−4 細孔容積(%) 42 51 密度 1.02 1.02 表面積(m2/g) 330 750 細孔径(Å) 90 50
【0050】担体は水中に、または乾燥状態で保存する
ことができる。
【0051】反応させるアルコール500mgを酢酸ビニ
ル20mlに懸濁する。これに固定化リパーゼを加え、混
合物を一定の温度で撹拌する。
【0052】反応完了後、固定化酵素を濾過して除く。
残った溶液を真空中で完全に蒸発させる。
【0053】残留物中に存在するアシル化生成物は、標
準的方法、たとえばシリカゲルクロマトグラフィーによ
って分離することができる。
【0054】出発原料および得られた生成物、変動可能
な工程パラメーター(酵素の量、担体の量、アルコール
の量、ビニルエステルの量、反応温度、反応時間)なら
びに生成物の特性および化学的収率を表2〜5に掲げ
る。
【0055】活性の正確な決定には、担体に結合した酵
素の量を正確に測定する必要がある。
【0056】本発明の方法に関して本明細書に記載した
試験における基本的な前提は、シュードモナスリパーゼ
が塩含量37%または蛋白質63%(重量%)の単一な
蛋白質であるということである。この塩含量は透析によ
って測定される。
【0057】固定化収率の測定には、20mlのXAD−
2担体および2gのシュードモナスリパーゼを用いて既
述の試験を実施する。固定化および洗浄溶液を集めて合
し、凍結乾燥する。酵素と緩衝塩からなる残留物1.7
7gがこのプールから得られる。純粋な緩衝液の凍結乾
燥後に得られる重量から、使用された緩衝液の量の中の
塩の量は0.38gであることがわかっている。
【0058】したがって、残留物の1.77gから、ひ
とつには緩衝塩の0.38gと、次に酵素の塩0.74g
(=37%、上記参照)を差し引く必要がある。
【0059】残った量0.65gが固定化されなかった
酵素の量に相当する筈である。
【0060】残留物をついで透析すると、少量の塩がま
だ存在し、したがって残っている酵素の量は、理論量の
0.65gではなく、0.58gである。すなわち、固定
化された酵素の量は0.61〜0.68gである。これは
固定化収率が51%であることを意味する。
【0061】この計算を、例示のためにもう一度、表2
〜5に掲げた実施例1の場合(フェニルエタノール)に
ついて行う。
【0062】50mgのリパーゼP(市販品を入手) ×0.63 実際のリパーゼP酵素含量 ×0.51 固定化収率 →16mg 担体上に固定化されたリパーゼ 50mgの遊離リパーゼ ×0.63 実際のリパーゼP酵素含量 →31.5mg 実際のリパーゼP酵素量 16mgの固定化酵素は33.4%の変換率を与え、遊離
の酵素31.5mgは20.7%の変換率を与える: →活性:320%
【0063】酵素的なラセミ体の分割は、上述のように
酢酸ビニルの存在下のみでなく、他のビニルエステル、
たとえばクロロ酢酸、ラウリン酸およびフェニル酢酸の
ビニルエステルの存在下にも実施できる。このために
は、担体に固定化したリパーゼPをガラスカラムに充填
し、以後の反応で溶媒として用いられるt−ブチルメチ
ルエーテル150mlで洗浄する。
【0064】次にカラムに、それぞれ250mlのt−ブ
チルメチルエーテル250mlに溶解した基質およびビニ
ルエステルの溶液を負荷する。この溶液をカラムを徐々
に通過させ、溶液が完全に通過したのちの組成をガスク
ロマトグラフィーで測定する。
【0065】使用された量、通過および反応時間、なら
びに結果は表6に示す。
【0066】酢酸エチルによるエステル交換:酢酸エチ
ル0.5mlを、t−ブチルメチルエーテル(10ml)中
2.5%濃度のフェニルエタノールおよび5mlのXAD
−2上固定化酵素(酵素の理論量:50mg)と室温で撹
拌する。この反応は5日後にフェニルエタノールの50
%変換を示した。
【0067】非固定化酵素による対照実験では7日後に
も明らかに低い変換率を示した。
【0068】変換はTLCで測定した。
【0069】一級OH基のエステル化例:ゲラニオール
を酢酸ビニル10ml中2.5%の濃度に溶解し、XAD
−2上固定化酵素5ml(酵素の理論量50mg)を加えて
室温で撹拌する。わずか1時間後に固定化酵素では定量
的なアシル化が達成されたが、遊離酵素ではさらに50
%の時間を要した。
【0070】dl−パントラクトンのアセチル化例−連
続法における高温での長期安定性の試験:400mlのX
AD−2上固定化リパーゼPを、熱制御可能なジャケッ
ト付きガラスカラムに充填する。0.1%濃度のdl−
パントラクトン溶液(酢酸ビニル/t−ブチルメチルエ
ーテル 1:9中;総容量2リットル)を、流速0.11
ml/分、50℃においてカラムを通過させる。カラム容
量はその後の同速度でのt−ブチルメチルエーテルによ
る洗浄で補整する。反応溶液のGC分析で、第1回目の
試行ではパントラクトンアセテートへの変換率は71.
6%を示す。洗浄したカラムは乾燥状態で室温において
保存し、新たな試行の開始に際してはその都度5時間前
に温度を平衡化させた。以後の5カ月間にさらに11回
の連続反応を同様の様式で行う。5カ月後に行った12
回目の試行におけるパントラクトンアセテートへの変換
率は70.7%を示している。
【0071】
【表1】
【0072】
【表2】
【0073】
【表3】
【0074】
【表4】
【0075】
【表5】
【0076】
【表6】
【0077】本発明の方法は、アルコールのラセミ体の
分割のための慣用方法に比較して以下の利点を有する。 A) 酵素活性の増大により、空間−時間収率が著しく
上昇する。 B) 固定化酵素のきわめて長い有用寿命は、とくに生
物触媒の経済的な利用を可能にする。 C) 酵素活性の耐容性が高い(表1,下記(a)参
照)。 D) 固定化酵素の高い熱安定性。
【0078】トルエン中0.5%濃度のフェニルエタノ
ール溶液10mlを遊離リパーゼ100mgまたは固定化酵
素1mlと混合し、ついで各場合0.1mlのフェニル酢酸
ビニルエステルを加える。遊離のリパーゼは室温で5時
間撹拌後3.2%の変換率を示し、同じ時間110℃で
還流したのちには最早活性を示さないのに対し、固定化
リパーゼは110℃でなお1〜2%の変換率を示す。変
換率はGC試験(RChromsorb 上 Reoplex)。
【0079】(a) ラセミ体フェニルエタノール25
0mgを酢酸ビニル20ml中、固定化リパーゼ2mlと50
℃で6時間振盪する。ついで変換率をGCで測定し、固
定化酵素を濾過して除き、酢酸ビニルで完全に洗浄す
る。次の日に同一条件で新たな反応を実施する。 (b) この方法を0.2gの遊離酵素を用いて同様に
行う。
【0080】(a) 最初の試行では6時間後に48.7
%の変換がみられる。第10回目の試行では6時間後に
21.2%の変換がみられる。
【0081】(b) 最初の試行では6時間後に46.1
%の変換がみられる。7回目以後の試行では生成物は最
早認められない。
【0082】酵素の活性は長期にわたって確認される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ゲールハルト・クレツチユマル ドイツ連邦共和国デー−6236エシユボル ン2.ウルメンヴエーク10 (56)参考文献 特開 平1−202296(JP,A) 特開 平2−167098(JP,A) Chem.Pharm.Bull., Vol.37,No.6(1989)p.1653 −1655 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C12P 7/62 BIOSIS(DIALOG) CA(STN) REGISTRY(STN) WPI(DIALOG)

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式I 【化1】 〔式中、R1はハロゲンで置換されていてもよいC1〜C
    18−アルキル、またはフェニルもしくは(C1〜C3)−ア
    ルコキシ−(C1〜C4)−アルキルであり、R2は水素も
    しくはメチルである〕で示されるビニルエステル、もし
    くは式II 【化2】 (R1は上述の意味であり、R7がすべて同一であらねば
    ならない場合にはフッ素、塩素もしくは水素であり、2
    個のR7が水素であらねばならない場合にはR7はフッ
    素、塩素、臭素もしくはシアノおよび水素であり、R7
    の1個のみが水素であり他の2個が同一の場合にはR7
    はフッ素もしくは塩素および水素である)で示されるカ
    ルボン酸エステル、またはコハク酸無水物およびグルタ
    ール酸無水物から選択される環状カルボン酸無水物を、
    固定化シュードモナスリパーゼの存在下にアルコールと
    反応させるアルコールのアシル化方法において、担体材
    料として細孔容積25〜75%、表面積100〜100
    0m2/g、細孔径25〜1200Åのポリスチレンベー
    スの吸着性樹脂に固定化されたシュードモナスリパーゼ
    を使用する方法。
  2. 【請求項2】 反応は回分式で行われる請求項1記載の
    方法。
  3. 【請求項3】 反応は連続法で行われる請求項1記載の
    方法。
  4. 【請求項4】 担体は、その上に酵素をカップリングし
    たのち、a)固定化のための処置をせず、またはb)つ
    いでグルタールアルデヒドで架橋する、いずれかの形で
    使用することができる請求項1〜3のいずれかに記載の
    方法。
  5. 【請求項5】 反応温度は−10〜+100℃とする請
    求項1〜4のいずれかに記載の方法。
  6. 【請求項6】 反応温度は0〜+60℃とする請求項1
    〜5のいずれかに記載の方法。
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