JP3117154B2 - 移動通信システム及び無線通信装置 - Google Patents

移動通信システム及び無線通信装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばコードレス電話
機のように、固定機と移動機との間の通信を無線で行う
移動通信システム、及び無線通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の移動体通信システムの無線回線
は、信号送受用の制御チャネル及び音声通話用の通話チ
ャネルを備えている。この通話チャネルは、呼の生起ご
とに固定機から制御チャネルを介して移動機に割り当て
られる。すなわち、移動機からの発呼要求信号は予め設
定された制御チャネルで固定機へ送出され、固定機では
この発呼要求信号を識別すると共に空き通話チャネルを
決定して前記移動機へ信号を送る。移動機は、決定され
た通話チャネルで、以後、ダイヤル信号等の制御情報の
送受及び通話を行う。
【0003】従来、親機(固定機)及び子機(移動機)
を備え、その親機(固定機)がボタン電話装置の主装置
と内線電話機との間に接続されるコードレス電話装置に
おいても、上述したような制御チャネル及び通話チャネ
ルを用いて信号の送受を行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、次のような課題があった。
【0005】(1)移動機が発呼要求信号を送出した
後、ダイヤル信号を送出できるようになるまでの間、上
述したように移動機側と固定機側との間で種々の信号の
送受があるため、時間がかかるという問題があった。
【0006】
【0007】本発明は上記従来の問題点に鑑み、無線区
間の通信路の形成を要求する信号と共にダイヤル情報を
送信するようにすることで、ダイヤル情報を送出するま
での時間を短縮して迅速に通信相手との通信状態に移行
できる移動通信システム及び無線通信装置を提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の発明は上記目的を
達成するために、電話回線に接続された固定機と、該固
定機に対する信号の送受信を無線通信で行う移動機とを
備えた移動通信システムにおいて、前記移動機は、前記
固定機と移動機間の通信路の形成を要求するための発呼
要求信号と共にダイヤル情報を前記固定機へ送信させる
発呼送信制御部を有し、前記固定機は、前記移動機から
前記発呼要求信号と共に送信されてきたダイヤル情報を
前記電話回線側へ送出するダイヤル情報送出部を有する
ことを特徴とする。
【0009】第2の発明は、前記無線通信方式をスペク
トラム拡散方式としたことを特徴とする。
【0010】第3の発明では、第1の発明における前記
固定機及び移動機は、少なくとも1つの外線及び複数の
内線を収容して所定の交換機能を有する主装置に接続さ
れる内線電話機であることを特徴とする。
【0011】第4の発明では、電話回線に接続され、移
動機に対する信号の送受信を無線通信で行う無線通信装
置において、前記移動機から、前記移動機との間の通信
路の形成を要求するための発呼要求信号と共に送られて
きたダイヤル情報を受信する受信手段と、前記移動機か
前記発呼要求信号と共に送られてきたダイヤル情報を
判別し、該ダイヤル情報を前記電話回線側へ送出するダ
イヤル情報送出手段とを有することを特徴とする。第5
の発明では、上記第4の発明において、上記無線通信は
スペクトラム拡散方式で行われることを特徴とする。第
6の発明では、上記第4の発明において、複数の移動機
を内線に収容して所定の交換機能を有することを特徴と
する。第7の発明では、無線通信装置において、ダイヤ
ル情報を入力可能なダイヤル入力手段と、前記ダイヤル
入力手段により入力されたダイヤル情報を記憶する記憶
手段と、発呼指示を検出する検出手段と、前記検出手段
による検出に応じて、前記記憶手段に記憶されているダ
イヤル情報を、他の通信装置との間の通信路の形成を要
求するための発呼要求信号と共に前記他の通信装置に送
信する送信手段とを有することを特徴とする。
【0012】
【作用】第1、第2及び第3の発明は、固定機と移動機
を備えた移動通信システムにおいて、移動機側では、例
えば操作者の発呼要求を受けて、固定機と移動機間の通
信路の形成を要求するための発呼要求信号と共にダイヤ
ル情報を固定機に無線送信するように制御し、固定機側
では、移動機側から発呼要求信号と共に送られてきたダ
イヤル情報を電話回線に送出する。
【0013】第4、第5及び第6の発明では、移動機か
、移動機との間の通信路の形成を要求するための発呼
要求信号と共に送られてきたダイヤル情報を受信し、発
呼要求信号と共に送られてきたダイヤル情報を判別し、
該ダイヤル情報を電話回線側へ送出する。また、第7の
発明では、入力されたダイヤル情報を記憶し、発呼指示
の検出に応じて、記憶されているダイヤル情報を、他の
通信装置との間の通信路の形成を要求するための発呼要
求信号と共に他の通信装置に送信する。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照にして本発明の実施例を説
明する。
【0015】図1は、本発明に係る移動通信システムの
第1の実施例の概略構成を示すシステム図である。
【0016】この移動通信システムは、一般加入者回線
やPBX(構内交換器)等の回線101を有し、この回
線101が外線と複数の内線を収容する主装置102に
接続されている。さらに、主装置102には、内線電話
機103,104,105が接続されると共に、固定機
106,107が接続されている。そして、この各固定
機106,107は、それぞれ送信機及び受信機を有し
ており、これらの送信機及び受信機を使用し、移動機1
09,110〜114へ向けてデータ及び音声を無線で
送信し、また無線で送信されてくる移動機109,11
0〜114からのデータ及び音声を受信する。
【0017】図2は、前記実施例における固定機の概略
構成を示すブロック図である。
【0018】この固定機106,107は、図1中の主
装置102と回線を介して接続される回線インターフェ
イス201を備え、この回線インターフェイス201に
は音声処理回路202を介して信号変換器203が接続
されている。信号変換器203は、アナログ音声信号を
デジタル化すると共に、デジタル化された音声信号をア
ナログ信号に変換する機能を有する。
【0019】さらに、信号変換器203及び制御部20
4の出力側が切換えスイッチ205を介して乗算器20
6に接続されている。乗算器206は切換えスイッチ2
05からの出力と拡散符号発生器207の出力とを乗算
し、その乗算結果を乗算器208へ出力する。その乗算
器208は、乗算器206からの出力と局部発振器20
9からの出力とを乗算する。そのうえ、乗算器208の
出力側には増幅器210及びDPX(デュプレクサ)2
11が順次接続されている。
【0020】また、DPX211には増幅器212が接
続され、その増幅器212の出力側が、該増幅器212
の出力と局部発振器209の出力とを乗算する乗算器2
13に接続されている。加えて、乗算器213の出力側
が、該乗算器213の出力と逆拡散符号発生器214の
出力とを乗算する乗算器215に接続され、その乗算器
215の出力側が切換えスイッチ216を介して信号変
換器203及び制御部204に接続されている。
【0021】さらに、制御部204は、ダイヤル信号送
出部204aを有すると共に、装置全体の動作を制御す
るCPU(中央処理装置)で構成されており、回線イン
ターフェイス部201、拡散符号発生器207、局部発
振器209、及び逆拡散符号発生器214に接続されて
いる。そして、DPX211はアンテナ217に接続さ
れ、送受信の信号の切り分け動作を行う。
【0022】図3は、前記実施例における移動機の概略
構成を示すブロック図である。
【0023】移動機109〜114は、マイク301
a、スピーカ301b、及びリンガ301cが接続され
た音声処理回路301を備え、さらにその音声処理回路
301には固定機の信号変換器203と同一の機能を有
する信号変換器302が接続されている。そして、発呼
送信制御部303aを有する制御部303、切換えスイ
ッチ304、乗算器305、拡散符号発生器306、乗
算器307、局部発振器308、増幅器309、DPX
310及びアンテナ316が設けられ、それらが前記固
定機における制御部204、切換えスイッチ205、乗
算器206、拡散符号発生器207、乗算器208、局
部発振器209、増幅器210、DPX211及びアン
テナ217と同一の接続関係を有する。
【0024】また、DPX310の出力側には、増幅器
311、乗算器312、逆拡散符号発生器313、及び
乗算器314が備えられ、それらが前記固定機における
増幅器212、乗算器213、逆拡散符号発生器21
4、及び乗算器215と同一の接続関係を有し、そのう
え、乗算器314の出力側が信号変換器302及び制御
部303に接続されている。さらに、制御部303には
メモリ317及び電話番号等を入力するためのキーパッ
ド315が接続されている。
【0025】以上構成の移動通信システムの動作(A)
〜(D)を図4〜図6を参照しつつ説明する。なお、図
4は前記実施例における発呼時の処理を示すフローチャ
ート、図5は前記実施例の着信時の処理を示すフローチ
ャート、及び図6は前記実施例における切断時の処理を
示すフローチャートである。また、本実施例では、送信
側及び受信側の双方とも図1に示す移動通信システムを
備え、発呼側及び被呼側の移動機間で通話するものとす
る。
【0026】(A)発呼動作 図4において、例えば移動機109の通話キー(図示し
ない)を押下すると(ステップS401)、移動機10
9内のメモリ317は記録のスタンバイ状態になる(ス
テップS402)。続いて、キーパッド315から相手
先の電話番号を押下すると(ステップS403)、その
押下毎に、その電話番号に対応したダイヤル信号がメモ
リ317へ蓄積される(ステップS404)。さらに、
発信キー(図示しない)を押下すると(ステップS40
5)、制御部303の発呼送信制御部303aにより発
呼要求信号に連続してメモリ317内のダイヤル信号が
読み出される(ステップS406)。そして、これらの
信号は、切換えスイッチ304を介して乗算器305へ
送出され、この乗算器305で拡散符号発生器306か
らの拡散符号により拡散される(ステップS407)。
その後、乗算器307を経て搬送波に重畳されてスペク
トラム拡散信号としてDPX310を介してアンテナ3
16から送信される(ステップS408)。
【0027】一方、例えば固定機106では、移動機の
アンテナ316から送信された前記信号をアンテナ21
7で受信する。この受信された信号は、DPX211、
増幅器212、及び乗算器213を経て乗算器215へ
入力され、この乗算器215において逆拡散符号発生器
214からの逆拡散符号が重畳されて復調される(ステ
ップS409)。復調された信号は、切換えスイッチ2
16を介して制御部204へ入力され、制御部204の
ダイヤル信号送出部204aが、該信号中の発呼要求信
号及びそれに続くダイヤル信号を判別する(ステップS
410)。このようにして、例えば固定機106は、移
動機109等からの前記信号の送信を監視している。
【0028】ステップS410でダイヤル信号送出部2
04aは、前記信号の判別を行った後、さらに、電話回
線に接続して、ダイヤル信号を図示しない電話交換局側
へ送出する(ステップS411)。電話交換局では、こ
のダイヤル信号を識別して該ダイヤル信号に相当する相
手先と回線接続し、その相手先へ呼出し信号を送出す
る。以上のような処理を経て通話モードへ移行する(ス
テップS412)。
【0029】(B)着呼動作 相手先の例えば固定機107に電話交換局からの呼出し
信号の着信があると(ステップS502)、固定機10
7の制御部204は、切換えスイッチ205を介して乗
算器206へ着信通知信号を送出する(ステップS50
3)。この着信通知信号は、拡散符号発生器207から
の拡散符号によって拡散された後(ステップS50
4)、乗算器208を経て搬送波に重畳されてスペクト
ラム拡散信号として増幅器210及びDPX211を介
してアンテナ217から送出される(ステップS50
5)。
【0030】例えば移動機110は、固定機107のア
ンテナ217から送出された信号をアンテナ316を介
して受信し、DPX310、増幅器311及び乗算器3
12を介して乗算器314へ供給する。乗算器314に
供給された受信信号は、逆拡散符号発生器313によっ
て逆拡散符号が重畳され復調される(ステップS50
6)。復調された着呼通知信号は制御部303へ供給さ
れて判別される(ステップS507)。判別後、制御部
303は、制御信号を音声処理回路301へ送り、リン
ガ301cを鳴動させて着信通知を行う(ステップS5
08)。
【0031】(C)通話動作 発呼側の移動機109は、ダイヤル信号の送出を終了す
ると、マイク及スピーカをオン状態にして通話を開始す
る。これによって、音声処理回路301からアナログ音
声信号が送出され、そのアナログ音声信号が信号変換器
302によりデジタル化される。そして、信号変換器3
02からのディジタル出力が、乗算器305で拡散符号
により拡散された後、乗算器307で搬送波に重畳さ
れ、増幅器309及びDPX310を介してアンテナ3
16からスペクトラム拡散信号として送出される。
【0032】発呼側の固定機106では、このスペクト
ラム拡散信号をアンテナ217で受信し、増幅器212
及び乗算器213を介して乗算器215へ送る。この乗
算器215において、受信信号に対して通信相手に対応
する拡散信号を重畳して相関が取れたところで復調出力
を得る。このようにして得られた復調出力は、デジタル
信号であり、これを信号変換器203及び音声処理回路
202を介してアナログ音声信号にして、回線インター
フェイス部201を通して主装置102から外線へ送出
する。
【0033】相手先では、外線を通して送られてきた前
記アナログ音声信号を主装置102を介して固定機10
7に取り入れる。固定機107では、該アナログ音声信
号を回線インターフェイス部201及び音声処理回路2
02を介して信号変換器203へ供給する。この信号変
換器203では、供給されたアナログ音声信号をデジタ
ル化する。そして、信号変換器203からのディジタル
出力が、乗算器206で拡散符号により拡散された後、
乗算器208で搬送波に重畳され、増幅器210及びD
PX211を介してアンテナ217から送出される。
【0034】相手先の移動機110では、固定機107
のアンテナ217から送出された信号をアンテナ316
で受信し、それを増幅器311、及び乗算器312を介
して乗算器314へ送る。この乗算器314において、
受信信号に対して逆拡散信号を重畳して復調した後、こ
れを信号変換器302を介してアナログ化して音声処理
回路301を通してスピーカ301bへ送り、発呼側の
音声を得る。
【0035】(D)切断動作 例えば発呼側の移動機109が切断キーを押下すると
(ステップS602)、該移動機109内の切換えスイ
ッチ304が信号変換器302側から制御部303側へ
切換わり(ステップS603)、制御部303側から切
断信号が乗算器305側へ送出される(ステップS60
4)。この切断信号を乗算器305で拡散符号に拡散す
ると共に(ステップS605)、乗算器307で搬送波
に重畳して、増幅器309及びDPX310を介してア
ンテナ316からスペクトラム拡散信号として送出する
(ステップS606)。
【0036】発呼側の固定機106では、このスペクト
ラム拡散信号をアンテナ217で受信し、上述の通話動
作と同様にして、逆拡散符号を重畳することで復調出力
を得る(ステップS607)。このようにして得られた
復調出力を、切換えスイッチ216を介して制御部20
4へ供給する。そして、制御部204で該復調出力が切
断信号であるのか否かを判定し、切断信号であると判定
された場合(ステップS608)、外線との接続を断と
すると共に(ステップS609)、電波の送出も断とす
る(ステップS610)。切断信号でないと判定された
場合は、通話モードへ復帰する。なお、移動機側では、
固定機の電波送出がなくなった時点で電波を断とする。
【0037】
【0038】
【0039】
【0040】
【0041】
【0042】
【0043】
【0044】
【0045】なお、本発明は、図示の実施例に限定され
ず、種々の変形が可能である。例えば、前記第1の実施
例では、通信方式としてスペクトラム拡散通信を用いた
が、固定機と移動機の通信周波数が固定されているFD
MA方式のシステムにおいても同様の効果が得られる。
すなわち、受信側では通信相手の周波数に搬送波がある
かを監視し、搬送波があったところでそれをトリガーと
してデータを取り込むと良い
【0046】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、通信路の
形成を要求するための発呼要求信号と共にダイヤル情報
を送出するので、ダイヤル情報を送出可能にするまでの
時間を短縮でき、迅速に通信相手との通信状態へ移行す
ることができる。
【0047】また、通信路の形成を要求するための発呼
要求信号と共にダイヤル情報を受信でき、そのうちのダ
イヤル情報を電話回線に送出できるので、迅速に通信相
手との通信状態へ移行することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る移動通信システムの実施例の概略
構成を示すシステム図である。
【図2】前記実施例における固定機の概略構成を示すブ
ロック図である。
【図3】前記実施例における移動機の概略構成を示すブ
ロック図である。
【図4】前記実施例における発呼時の処理を示すフロー
チャートである。
【図5】前記実施例の着信時の処理を示すフローチャー
トである。
【図6】前記実施例における切断時の処理を示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
102 主装置 103〜105 内線電話機 106,107 固定機 109〜114 移動機 204a ダイヤル信号送出部 303a 発呼送信制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 7/24 - 7/26 H04Q 7/06 - 7/38

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話回線に接続された固定機と、該固定
    機に対する信号の送受信を無線通信で行う移動機とを備
    えた移動通信システムにおいて、 前記移動機は、前記固定機と移動機間の通信路の形成を要求するための
    発呼要求信号と共にダイヤル情報を前記固定機へ送信さ
    せる発呼送信制御部を有し、 前記固定機は、 前記移動機から前記発呼要求信号と共に送信されてきた
    ダイヤル情報を前記電話回線側へ送出するダイヤル情報
    送出部を有することを特徴とする移動通信システム。
  2. 【請求項2】 前記無線通信方式をスペクトラム拡散方
    式としたことを特徴とする請求項1記載の移動通信シス
    テム。
  3. 【請求項3】 前記固定機及び移動機は、 少なくとも1つの外線及び複数の内線を収容して所定の
    交換機能を有する主装置に接続される内線電話機である
    ことを特徴とする請求項1記載の移動通信システム。
  4. 【請求項4】 電話回線に接続され、移動機に対する信
    号の送受信を無線通信で行う無線通信装置において、 前記移動機から、前記移動機との間の通信路の形成を要
    求するための発呼要求信号と共に送られてきたダイヤル
    情報を受信する受信手段と、 前記移動機から前記発呼要求信号と共に送られてきたダ
    イヤル情報を判別し、 該ダイヤル情報を前記電話回線側へ送出するダイヤル情
    報送出手段とを有することを特徴とする無線通信装置。
  5. 【請求項5】 前記無線通信はスペクトラム拡散方式で
    行われることを特徴とする請求項4記載の無線通信装
    置。
  6. 【請求項6】 複数の移動機を内線に収容して所定の交
    換機能を有することを特徴とする請求項4記載の無線通
    信装置。
  7. 【請求項7】 無線通信装置において、 ダイヤル情報を入力可能なダイヤル入力手段と、 前記ダイヤル入力手段により入力されたダイヤル情報を
    記憶する記憶手段と、発呼指示を検出する検出手段と、 前記検出手段による検出に応じて、前記記憶手段に記憶
    されているダイヤル情報を、他の通信装置との間の通信
    路の形成を要求するための発呼要求信号と共に前記他の
    通信装置に送信する送信手段とを有することを特徴とす
    る無線通信装置。
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