JP3117034U - 検便用の採便具 - Google Patents

Abstract

【課題】 煩わしかった、洋式トイレでの、検査用の便の採りかたを、通状の姿勢の座り方で、採便ができる様にした。
【解決手段】 洋式トイレに使用のとき、凸形ペーパーの三突部を洋式便座（６）、に貼付ける。採便具（１）、は便座（６）、と便器の溜水（７）の中間にＵ字状に吊られ、便を溜水に落ちる前に受けとめ、検査用の便を採る。
採便後は剥がして水洗で流せばよい。
【選択図】 図３

Description

本考案は、毎年実施の集団健康診断や、食中毒などのとき、堤出する検査用大便、の採便に関するものである。

採便に関する器具や装置は全く未開発。本考案に類似する製品も皆無である。

本考案は煩わしく、面倒な洋式トイレでの検査用大便の採り方を解決しようとしたものである。
毎年実施される、保健事業に基ずく集団検診のとき検査日の前の１日目と２日目、の２日分の便を堤出する。
保健所の採便方法指示は、和式トイレでは折り畳んだペーパーを便器の中に置きその上での採便なので簡単。
洋式トイレでの採便は難しい、採便手引きには便座に逆向きに座り水の無い斜面に折り畳んだペーパーを置いて採る方法が示されているが、便座の脇には着座席センサーアーム（８）、があり逆向きには座りずらい、また斜面のため便を載せたまま溜め水（７）にずり落ちてしまうることもる。
本考案の凸形採便具は図３、に示すように洋式便座（６）に剥離紙（２）（３）（４）、を剥がしてＵ字状貼り、検査用便を採るまでの間便を溜水（７）、に落ちないよう保持するものである。
本考案は洋式トイレに通常の姿勢で座り採便できるよう、問題点を解決するためになされたものである。

凸形ペーパー（１）の背面の３突部に接着剤を付け、接着剤保護に剥離紙（２）（３）（４）を設けた採便具。

本考案を使用することにより洋式トイレ便座に逆向きの姿勢でなく、洋式トイレでも通常の姿勢で便座に座り便を採ることができるようにした。採便後は便座から剥がして水洗で流せばよい。

本考案は検便のための便を採るときに、便を検査棒にこすり付けるまでまでのあいだ、便を水洗の溜水に落ちないよう保持するものである。
水洗で流せるペーパー使用で採便後は便座から剥がし流せばよい。
採便具（１）は便座（６）、のほぼ中央にＵ状に貼付ける、中央突部は奥行きの目安と採便具の安定のため。
和式トイレ、には凸部の無い、長方形の両端に接着剤を付けた採便具でよい。

図３で実施例を示す。
凸形採便具は洋式トイレの便座の（６）、に採便具（１）、をＵ状に貼付ける図３。貼り付ける位置は便座（６）のほぼ中央。凸形の突部（２）、は奥行きの目安と、採便具の安定のため。検便用便は少量でよいので、余分な便は座る位置を少し前にずらして採便具を避け便を直接流す。水洗で流せるペーパー使用で、採便後は水洗でそのまま流す。

凸形採便具の平面図である。 凸形採便具の要部拡大背面図である。 本考案の実施の形態である。

符号の説明

（１） 採便具
（２）（３）（４） 剥離紙
（５） 接着剤
（６） 洋式便座
（７） 溜水
（８） 着座センサーアーム

Claims (1)

1. 凸形ペーパー（１）の背面の３突部に接着剤を付け、接着剤の保護に剥離紙（２）（３）（４）を設けた構造の採便具。

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