JP3170414U - 大便収容用具 - Google Patents
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Abstract
【課題】 大便を収容して運搬が可能で大便とともに処分可能な大便収容用具を提供することである。【解決手段】 それぞれ対向する二対の側面4a,4b,5a,5bと底面3を備えて上部が開口した箱状に形成され,内部に大便を収容可能な大便収容部2と、この大便収容部2の一の一対の側面4a,4bの上端縁部からそれぞれ延設され,洋式便器の便座に橋架して便座に固定可能な一対の固定部7a,7bとを有する大便収容用具1であって、一対の固定部7a,7bは、切込み9a,9bによって反転可能に形成され,粘着剤10a,10bが塗布される一対の貼着部8a,8bを備え、この一対の貼着部8a,8bが反転して便座に剥離可能に粘着するものである。【選択図】 図1
Description
本考案は、洋式又は和式便器に装着して大便を収容する大便収容用具に関する。
一般に、災害時等に設置される災害用トイレでは、排泄物の処理が遅れると、便器内に排泄物が溜まったり、便器が汚れたりして、不衛生になり、また、利用者は使用に際する不快感から精神的な負担が大きくなる。このような場合、排泄物でも特に大便が嵩張ったり便器を汚したりするので、まずは大便の処理を簡便に行うことが出来れば、使用環境を向上させることが可能となる。また、一方、健康診断や人間ドック等における検便等の目的で大便を採取する様々な用具が考えられており、これらの用具で採取された大便の処理方法についても検討されている。
例えば、特許文献1には、「大便保持容器」という名称で、検便時に大便を簡便に採取し、使用後には簡単且つ衛生的に処理可能な大便保持容器に関する発明が開示されている。
この特許文献1に開示された発明は、水溶性の紙又はフィルムで形成され大便を保持可能な受け部と、水溶性の紙又はフィルムで形成され便器に固定可能で粘着剤が塗布された固定部とを備えるものである。
使用に際しては、箱状の受け部に延設される二の固定部を便器の縁にそれぞれ架け渡して裏面側に塗布される粘着剤で粘着して固定する。そして、受け部内に排便して大便を受け部に保持し、検便用に大便を採取する。採取後には、受け部及び固定部は水溶性材料で形成されているので、便器から固定部を剥離して、大便が保持された受け部と固定部を、水洗式の場合は流し、汲み取り式の場合は落とすことによって簡単に処理することができる。
この特許文献1に開示された発明は、水溶性の紙又はフィルムで形成され大便を保持可能な受け部と、水溶性の紙又はフィルムで形成され便器に固定可能で粘着剤が塗布された固定部とを備えるものである。
使用に際しては、箱状の受け部に延設される二の固定部を便器の縁にそれぞれ架け渡して裏面側に塗布される粘着剤で粘着して固定する。そして、受け部内に排便して大便を受け部に保持し、検便用に大便を採取する。採取後には、受け部及び固定部は水溶性材料で形成されているので、便器から固定部を剥離して、大便が保持された受け部と固定部を、水洗式の場合は流し、汲み取り式の場合は落とすことによって簡単に処理することができる。
また、特許文献2には、「検便用大便の採取用具」という名称で、洋式便器に装着して検便用の大便を採取する検便用大便の採取用具に関する考案が開示されている。
この特許文献2に開示された考案は、水溶性材料で形成され洋式便器の便座の短径を横切り、便器内で適宜の弛みを形成する帯状の採取用具本体であって、採取用具本体の中央部には大便を採取する採取部と、採取用具本体の両端部には剥離自在の接着部を備えるものである。
したがって、採取用具本体の両端部の接着部を洋式便器の便座に接着すると、中央の採取部が便座から少し下がった位置に配置されるので、使用者は便座に腰かけて排便すると、採取部は大便を受け留めて採取部上に大便を保持する。また、採取部には、突条が一体化されて形成されているので、大便の移動を防止して安定して保持することができる。検便用に必要な大便を採取した後は、採取用具は水溶性材料で形成されているので、接着部を便座から剥離して、大便とともに便器に流して処理することができる。また、便座の輪郭形状に合致するように楕円形状に形成した枠体を具備することもでき、この場合、便座シートの役割を果たすこともでき、衛生的な仕様となる。
この特許文献2に開示された考案は、水溶性材料で形成され洋式便器の便座の短径を横切り、便器内で適宜の弛みを形成する帯状の採取用具本体であって、採取用具本体の中央部には大便を採取する採取部と、採取用具本体の両端部には剥離自在の接着部を備えるものである。
したがって、採取用具本体の両端部の接着部を洋式便器の便座に接着すると、中央の採取部が便座から少し下がった位置に配置されるので、使用者は便座に腰かけて排便すると、採取部は大便を受け留めて採取部上に大便を保持する。また、採取部には、突条が一体化されて形成されているので、大便の移動を防止して安定して保持することができる。検便用に必要な大便を採取した後は、採取用具は水溶性材料で形成されているので、接着部を便座から剥離して、大便とともに便器に流して処理することができる。また、便座の輪郭形状に合致するように楕円形状に形成した枠体を具備することもでき、この場合、便座シートの役割を果たすこともでき、衛生的な仕様となる。
そして、特許文献3には、「大便採取用器具」という名称で、大便を全量採取可能な大便採取用器具に関する発明が開示されている。
この特許文献3に開示された発明は、洋式又は和式の便器に架け渡すことが可能なホルダーと、このホルダーの略中央部に着脱可能に設置される容器とを備え、ホルダーと容器は耐水性材料で形成されるものである。
そして、洋式便器に用いる場合には洋式便器と便座の間にホルダーを挟み込んで固定し、また、和式便器の場合には和式便器に架け渡して滑り止め加工を施すなどして固定し、ホルダーに容器を装着する。この容器は大人の一回分の大便を全量採取するのに十分な容積を有しているので、使用者は排便した全量の大便を容器に収容することができる。また、容器に嵌入する蓋を具備しているので、蓋を嵌めることによって、大便の漏れや臭いを防止して、衛生的に大便を運搬することが可能である。特に、容器や蓋は耐水性材料で形成されているので時間が経過しても大便が漏れ出したりする心配がない。また、ホルダーも耐水性材料で形成されているので、再利用が可能となり経済的に有用になっている。
この特許文献3に開示された発明は、洋式又は和式の便器に架け渡すことが可能なホルダーと、このホルダーの略中央部に着脱可能に設置される容器とを備え、ホルダーと容器は耐水性材料で形成されるものである。
そして、洋式便器に用いる場合には洋式便器と便座の間にホルダーを挟み込んで固定し、また、和式便器の場合には和式便器に架け渡して滑り止め加工を施すなどして固定し、ホルダーに容器を装着する。この容器は大人の一回分の大便を全量採取するのに十分な容積を有しているので、使用者は排便した全量の大便を容器に収容することができる。また、容器に嵌入する蓋を具備しているので、蓋を嵌めることによって、大便の漏れや臭いを防止して、衛生的に大便を運搬することが可能である。特に、容器や蓋は耐水性材料で形成されているので時間が経過しても大便が漏れ出したりする心配がない。また、ホルダーも耐水性材料で形成されているので、再利用が可能となり経済的に有用になっている。
しかしながら、上述の従来技術である特許文献1及び特許文献2に開示された発明及び考案は、いずれも大便保持容器や採取用具を水溶性材料で形成し、水洗又は汲み取り式トイレにおいて流したり、落としたりすることによって処分しているが、別の場所へ運搬して処分するという発想は開示されておらず、運搬には適した構造ではないという課題があった。
また、特許文献3に開示された発明は、容量が大きい容器を用いて大便全量を採取し、蓋を嵌入して運搬することが開示されているが、検査等の終了後には、容器及び蓋は耐水性材料で形成されているので大便と一緒に処分することが困難であるという課題があった。
本考案はかかる従来の事情に対処してなされたものであり、災害時や検便時に大便を収容して運搬が可能で大便とともに処分可能な大便収容用具を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1記載の考案である大便収容用具は、それぞれ対向する二対の側面と底面を備えて上部が開口した箱状に形成され,内部に大便を収容可能な大便収容部と、この大便収容部の一の一対の側面の上端縁部からそれぞれ延設され,洋式便器の便座に橋架して便座に固定可能な一対の固定部とを有する大便収容用具であって、一対の固定部は、切込みによって反転可能に形成され,粘着剤が塗布される一対の貼着部を備え、この一対の貼着部が反転して便座に剥離可能に粘着するものである。
このような構成の大便収容用具によれば、大便収容部は底面と二対の側面を備えた箱状体内部に大便を収容するように作用し、また、一対の固定部は洋式便器の便座に架橋して固定するように作用し、特に、一対の固定部は、粘着剤が塗布された一対の貼着部が反転して便座に粘着して固定されるように作用する。
このような構成の大便収容用具によれば、大便収容部は底面と二対の側面を備えた箱状体内部に大便を収容するように作用し、また、一対の固定部は洋式便器の便座に架橋して固定するように作用し、特に、一対の固定部は、粘着剤が塗布された一対の貼着部が反転して便座に粘着して固定されるように作用する。
また、請求項2記載の考案は、請求項1記載の大便収容用具において、二対の側面は,他の一対の側面に折曲をガイドする折り目を備えて,二対の側面は折曲して大便収容部を閉口するように形成され、一対の固定部は,折曲時には一の固定部と他の固定部が合致するように形成され,
一の固定部と他の固定部を接着する接着部を備えるものである。
このような構成の大便収容用具においては、請求項1に記載の考案の作用に加えて、二対の側面は折曲して大便収容部を閉口するように作用し、一対の固定部は閉口した大便収容部の上方で一の固定部と他の固定部が合致するように作用する。
一の固定部と他の固定部を接着する接着部を備えるものである。
このような構成の大便収容用具においては、請求項1に記載の考案の作用に加えて、二対の側面は折曲して大便収容部を閉口するように作用し、一対の固定部は閉口した大便収容部の上方で一の固定部と他の固定部が合致するように作用する。
そして、請求項3記載の考案は、請求項1又は請求項2に記載の大便収容用具において、一対の固定部は、一の一対の側面の上端縁部から分離可能なミシン目を備えるものである。
このような構成の大便収容用具においては、請求項1又は請求項2に記載の考案の作用に加えて、一対の固定部は、ミシン目において、一の一対の側面の上端縁部から分離されるように作用する。
このような構成の大便収容用具においては、請求項1又は請求項2に記載の考案の作用に加えて、一対の固定部は、ミシン目において、一の一対の側面の上端縁部から分離されるように作用する。
そして、請求項4記載の考案は、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の大便収容用具において、一対の固定部は、一の一対の側面の上端縁部に沿った一対の挿通孔を備え、この一対の挿通孔に挿通可能で把持部を備える支持部材を具備するものである。
このような構成の大便収容用具においては、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の考案の作用に加えて、支持部材は一対の挿通孔に挿通されて、支持部材の把持部の把持によって大便収容用具を支持するように作用する。
このような構成の大便収容用具においては、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の考案の作用に加えて、支持部材は一対の挿通孔に挿通されて、支持部材の把持部の把持によって大便収容用具を支持するように作用する。
最後に、請求項5記載の考案は、請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の大便収容用具において、大便収容用具は、水溶性材料で形成されるものである。
このような構成の大便収容用具においては、請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の考案の作用に加えて、大便収容用具は全ての構成要素が水に溶解するように作用する。
このような構成の大便収容用具においては、請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の考案の作用に加えて、大便収容用具は全ての構成要素が水に溶解するように作用する。
以上説明したように、本考案の請求項1に記載の大便収容用具においては、一対の固体部の貼着部を洋式便器の便座に貼着して固定すると、便器の略中央に大便収容部が配置されるので、使用者は、災害時等には排便して大便を大便収容部に収めることができる。また、検便時の場合でも必要量の大便を簡単に採取することができる。
また、本考案の請求項2に記載の大便収容用具においては、二対の側面の折曲によって大便が収容された大便収容部は簡単に閉口して外部から見えなくなり、また、一対の固定部は閉口した大便収容部の上方で互いに合致して上方に延び、運搬する際の持ち手になるので、使用者は閉口した大便収容用具を持ち手となる一対の固定部を持って容易に運搬することができる。また、接着部で大便収容器の開口を抑制することができ衛生的である。
そして、本考案の請求項3に記載の大便収容用具においては、ミシン目で一対の固定部と大便収容部を分離することによって、一対の固定部と大便が収容された大便収容部を分けて廃棄処分することができる。
そして、本考案の請求項4に記載の大便収容用具においては、支持部材を用いて使用者が両手で大便収容用具を支持することによって、便座を有しない和式便器においても使用可能な構成となっている。
最後に、本考案の請求項5に記載の大便収容用具においては、水溶性材料で形成しているので、水洗式便器に流したり、汲み取り式便器に落としたりして、大便と一緒に処分することができる。
以下に、本考案に係る大便収容用具の実施の形態を図1乃至図4を参照しながら説明する(請求項1乃至請求項3及び請求項5に対応)。
図1は、本考案の実施の形態に係る大便収容用具の斜視図である。
図1において、大便収容用具1は、内部に大便を収容可能な箱状の大便収容部2と、この大便収容部2から延設され、洋式便器の便座に固定可能な一対の固定部7a,7bとを備えている。また、大便収容部2は、底面3と、この底面3から立設されそれぞれ対向する一の一対の側面4a,4bと、他の一対の側面5a,5bから構成され、これらの二対の側面4a,4b,5a,5bには後述する折り目6a,6bがそれぞれ設けられている。そして、一の一対の側面4a,4bの上端縁部から延設される一対の固定部7a,7bは、それぞれ切込み9a,9bと接続部10a,10bによって図中の矢印方向にそれぞれ反転可能に形成される貼着部8a,8bを備えており、この貼着部8a,8bの表面には粘着剤11a,11bが塗布されている。
そして、一の一対の側4a,4bの上端縁部からの延設部分にはミシン目12a,12bがそれぞれ形成されており、ミシン目12a,12bに沿って切断することで、一対の固定部7a,7bは大便収容部2から容易に切り離すことができるようになっている。そして、一の固定部7aの側面4a側には接着剤13が塗布されており、後述するが、この接着剤13は、一の固定部7aと他の固定部7bを接着するためのものである。
なお、大便収容用具1は大便の重量に耐える強度を備えた水溶性材料で形成されることが好ましく、水溶性材料で形成した場合は、使用者は排便後に大便と一緒に水洗式トイレや汲み取り式トイレに流したり落としたりして処分することができる。但し、粘着剤11a,11bや接着剤13に非水溶性材料を用いてもよく、この場合は、ミシン目12a,12bによって一対の固定部7a,7bを大便収容部2から切り離して、大便が収容される大便収容部2は大便とともに処分し、非水溶性の粘着剤11a,11bや接着剤13を含む一対の固定部7a,7bは一般の焼却ごみとして処分することができる。なお、粘着剤は、便座に対して剥離自在であればその種類は特に限定されない。また、粘着剤及び接着剤の表面には、他との粘接着を防止するために保護紙を設けるようにしてもよい。また、本実施の形態においては、接着剤13はミシン目12aよりも貼着部8a側に設けられているが、これをミシン目12aよりも側面4a側に設けることで、一の固定部7aと他の固定部7bを接着したままミシン目12a,12bに沿って切断することで大便収容部2の上部を閉口させたまま衛生的に廃棄処理することが可能である。さらに、接着剤13はもちろん他の固定部7b側に設けてもよい。
図1は、本考案の実施の形態に係る大便収容用具の斜視図である。
図1において、大便収容用具1は、内部に大便を収容可能な箱状の大便収容部2と、この大便収容部2から延設され、洋式便器の便座に固定可能な一対の固定部7a,7bとを備えている。また、大便収容部2は、底面3と、この底面3から立設されそれぞれ対向する一の一対の側面4a,4bと、他の一対の側面5a,5bから構成され、これらの二対の側面4a,4b,5a,5bには後述する折り目6a,6bがそれぞれ設けられている。そして、一の一対の側面4a,4bの上端縁部から延設される一対の固定部7a,7bは、それぞれ切込み9a,9bと接続部10a,10bによって図中の矢印方向にそれぞれ反転可能に形成される貼着部8a,8bを備えており、この貼着部8a,8bの表面には粘着剤11a,11bが塗布されている。
そして、一の一対の側4a,4bの上端縁部からの延設部分にはミシン目12a,12bがそれぞれ形成されており、ミシン目12a,12bに沿って切断することで、一対の固定部7a,7bは大便収容部2から容易に切り離すことができるようになっている。そして、一の固定部7aの側面4a側には接着剤13が塗布されており、後述するが、この接着剤13は、一の固定部7aと他の固定部7bを接着するためのものである。
なお、大便収容用具1は大便の重量に耐える強度を備えた水溶性材料で形成されることが好ましく、水溶性材料で形成した場合は、使用者は排便後に大便と一緒に水洗式トイレや汲み取り式トイレに流したり落としたりして処分することができる。但し、粘着剤11a,11bや接着剤13に非水溶性材料を用いてもよく、この場合は、ミシン目12a,12bによって一対の固定部7a,7bを大便収容部2から切り離して、大便が収容される大便収容部2は大便とともに処分し、非水溶性の粘着剤11a,11bや接着剤13を含む一対の固定部7a,7bは一般の焼却ごみとして処分することができる。なお、粘着剤は、便座に対して剥離自在であればその種類は特に限定されない。また、粘着剤及び接着剤の表面には、他との粘接着を防止するために保護紙を設けるようにしてもよい。また、本実施の形態においては、接着剤13はミシン目12aよりも貼着部8a側に設けられているが、これをミシン目12aよりも側面4a側に設けることで、一の固定部7aと他の固定部7bを接着したままミシン目12a,12bに沿って切断することで大便収容部2の上部を閉口させたまま衛生的に廃棄処理することが可能である。さらに、接着剤13はもちろん他の固定部7b側に設けてもよい。
次に、図2は、本考案の実施の形態に係る大便収容用具の固定部の使用方法を示す概念図である。
図2において、大便収容用具1は、一対の固定部7a,7bの一対の貼着部8a,8bを反転した状態を示しており、一対の貼着部8a,8bは、前述の接続部を軸にしてそれぞれ反転して、一対の固定部7a,7bに一対の孔部14a,14bを形成している。一対の貼着部8a,8bの表面側には粘着剤11a,11bが塗布されているので、反転すると、粘着剤11a,11bは一部が一対の固定部7a,7bと貼着し、残部が便座に貼着して、大便収容用具1を便座に固定する仕組みになっている。なお、一対の貼着部8a,8bの粘着剤11a,11bの塗布位置は特に限定されるものではなく、全面に設けてもよいし、便座に貼着する部分のみ設けるようにしてもよいが、一対の固定部7a,7bの少なくとも一部及び便座の両方に跨るように塗布位置を形成させることで、大便収容用具1は便座により強固に固定することが可能である。
また、一対の貼着部8a,8bの形状は特に限定されるものでなく、反転可能で、便座への貼着において大便収容部2及び一対の固定部7a,7bを支持可能であればどのような形状であっても構わない。
図2において、大便収容用具1は、一対の固定部7a,7bの一対の貼着部8a,8bを反転した状態を示しており、一対の貼着部8a,8bは、前述の接続部を軸にしてそれぞれ反転して、一対の固定部7a,7bに一対の孔部14a,14bを形成している。一対の貼着部8a,8bの表面側には粘着剤11a,11bが塗布されているので、反転すると、粘着剤11a,11bは一部が一対の固定部7a,7bと貼着し、残部が便座に貼着して、大便収容用具1を便座に固定する仕組みになっている。なお、一対の貼着部8a,8bの粘着剤11a,11bの塗布位置は特に限定されるものではなく、全面に設けてもよいし、便座に貼着する部分のみ設けるようにしてもよいが、一対の固定部7a,7bの少なくとも一部及び便座の両方に跨るように塗布位置を形成させることで、大便収容用具1は便座により強固に固定することが可能である。
また、一対の貼着部8a,8bの形状は特に限定されるものでなく、反転可能で、便座への貼着において大便収容部2及び一対の固定部7a,7bを支持可能であればどのような形状であっても構わない。
続いて、本実施の形態に係る大便収容用具の使用方法について図3及び図4を参照しながら説明する。
図3は、本考案の実施の形態に係る大便収容用具を洋式便器に設置した場合の概念図である。
図3において、大便収容用具1は、一対の固定部7a,7bが水洗式の洋式便器15の便座16に架橋され、一対の貼着部8a,8bが反転して便座16に貼着されて固定されている。大便収容部2は、便座16の孔部分の中央よりやや後方に配置されているが、大便収容部2は使用者の排便位置に合わせて一対の貼着部8a,8bを移動することによって自由に設定することができる。大便収容用具1の便座16への固定が終わったら、使用者は便座16に腰かけて排便する。そうすると、大便は大便収容部2に収容されて保持されるので、検便等で採取する場合は必要量を採取し、採取後は一対の貼着部8a,8bを便座から剥がして、大便収容用具1を大便と一緒に便器内に落として流すと簡単に処分することができる。但し、粘着剤11a,11bや接着剤13が非水溶性材料で形成される場合は、ミシン目12a,12bを使って一対の固定部7a,7bと大便収容部2を切り離し、大便収容部2のみを流して処分し、一対の固定部7a,7bは一般のごみとして処分することもできる。
また、大便収容用具1は、大便を収容した状態で運搬することが可能である。例えば、災害用トイレで排泄物が溜まってトイレ内に排泄出来ない場合や、断水等で家庭用トイレが使用できない場合は、洋式便器15の便座16に大便収容用具1を固定した状態で排便した後、一対の貼着部8a,8bを便座から剥がして、一の固定部7aと他の固定部7bを合致させると、二対の側面が折曲して、大便収容部2は閉口し、一対の孔部14a,14bに接する一対の固定部7a,7bが持ち手となり、大便収容用具1を把持して運搬することが可能となる。
図3は、本考案の実施の形態に係る大便収容用具を洋式便器に設置した場合の概念図である。
図3において、大便収容用具1は、一対の固定部7a,7bが水洗式の洋式便器15の便座16に架橋され、一対の貼着部8a,8bが反転して便座16に貼着されて固定されている。大便収容部2は、便座16の孔部分の中央よりやや後方に配置されているが、大便収容部2は使用者の排便位置に合わせて一対の貼着部8a,8bを移動することによって自由に設定することができる。大便収容用具1の便座16への固定が終わったら、使用者は便座16に腰かけて排便する。そうすると、大便は大便収容部2に収容されて保持されるので、検便等で採取する場合は必要量を採取し、採取後は一対の貼着部8a,8bを便座から剥がして、大便収容用具1を大便と一緒に便器内に落として流すと簡単に処分することができる。但し、粘着剤11a,11bや接着剤13が非水溶性材料で形成される場合は、ミシン目12a,12bを使って一対の固定部7a,7bと大便収容部2を切り離し、大便収容部2のみを流して処分し、一対の固定部7a,7bは一般のごみとして処分することもできる。
また、大便収容用具1は、大便を収容した状態で運搬することが可能である。例えば、災害用トイレで排泄物が溜まってトイレ内に排泄出来ない場合や、断水等で家庭用トイレが使用できない場合は、洋式便器15の便座16に大便収容用具1を固定した状態で排便した後、一対の貼着部8a,8bを便座から剥がして、一の固定部7aと他の固定部7bを合致させると、二対の側面が折曲して、大便収容部2は閉口し、一対の孔部14a,14bに接する一対の固定部7a,7bが持ち手となり、大便収容用具1を把持して運搬することが可能となる。
次に、本考案に係る大便収容用具を運搬する方法について図4を参照しながら説明する。
図4(a)は、本考案の実施の形態に係る大便収容用具を閉じた状態の側面図であり、(b)は同じく大便収容用具を閉じた状態の正面図である。
図4(a)において、大便収容用具1は、一対の側面4a,4bを折曲して、大便収容部の開口部を閉じた状態を示している。このとき、一対の固定部7a,7bでは、一の固定部7aと他の固定部7bが合わさり、接着剤13によって接着されている。この接着剤13を設けることによって、一の固定部7aと他の固定部7bはずれないように固定され、大便収容部の閉口状態を保持することができる。また、側面5aに設けられる折り目6aは、一対の側面4a,4bの折曲にともなって、側面5aを内側に折り曲げるようにガイドし、図示していないが、側面5に対向する側面も同様に設けられる折り目にしたがって内側に折り曲がって、一の一対の側面4a,4bとともに折曲によって大便収容部の閉口状態を保持する。
また、図4(b)において、大便収容用具1を閉じた状態の正面側では、側面4aの上方に固定部7aが配置され、固定部7aには孔部14aが形成されている。この孔部14aは、前述の一対の貼着部の反転によって形成されたものである。一対の貼着部は、便座から剥離されると、便座に貼着していた部分が一対の固定部の端部からそれぞれはみ出しているが、このはみ出した部分をさらに反転させて一対の固定部の端部の裏側にそれぞれ貼着すると、図示するように固定部6aの上端部は孔部14aとともに把持部17を形成する。
なお、図示していないが、固定部7aに対向する固定部7bにおいても同様に貼着部によって把持部が形成される。したがって、大便収容用具1は、これらの二の把持部を一緒に把持することによって容易な運搬が可能となる。また、把持部17に貼着される貼着部8aは、把持部17の強度を向上させる効果もある。
図4(a)は、本考案の実施の形態に係る大便収容用具を閉じた状態の側面図であり、(b)は同じく大便収容用具を閉じた状態の正面図である。
図4(a)において、大便収容用具1は、一対の側面4a,4bを折曲して、大便収容部の開口部を閉じた状態を示している。このとき、一対の固定部7a,7bでは、一の固定部7aと他の固定部7bが合わさり、接着剤13によって接着されている。この接着剤13を設けることによって、一の固定部7aと他の固定部7bはずれないように固定され、大便収容部の閉口状態を保持することができる。また、側面5aに設けられる折り目6aは、一対の側面4a,4bの折曲にともなって、側面5aを内側に折り曲げるようにガイドし、図示していないが、側面5に対向する側面も同様に設けられる折り目にしたがって内側に折り曲がって、一の一対の側面4a,4bとともに折曲によって大便収容部の閉口状態を保持する。
また、図4(b)において、大便収容用具1を閉じた状態の正面側では、側面4aの上方に固定部7aが配置され、固定部7aには孔部14aが形成されている。この孔部14aは、前述の一対の貼着部の反転によって形成されたものである。一対の貼着部は、便座から剥離されると、便座に貼着していた部分が一対の固定部の端部からそれぞれはみ出しているが、このはみ出した部分をさらに反転させて一対の固定部の端部の裏側にそれぞれ貼着すると、図示するように固定部6aの上端部は孔部14aとともに把持部17を形成する。
なお、図示していないが、固定部7aに対向する固定部7bにおいても同様に貼着部によって把持部が形成される。したがって、大便収容用具1は、これらの二の把持部を一緒に把持することによって容易な運搬が可能となる。また、把持部17に貼着される貼着部8aは、把持部17の強度を向上させる効果もある。
このように形成された本実施の形態においては、洋式便器に固定して排泄後の大便を収容可能であり、検便等で採取が必要な場合の採取が極めて容易となる。そして、処分に際しては、水溶性材料で形成されているので、粘着による固定を解除して、大便とともに大便収容用具を水洗式又は汲み取り式トイレに流したり落としたりするだけで簡便且つ衛生的に処分することが可能である。
また、側面を折曲して大便収容部を閉口して、運搬することも可能であり、緊急時にトイレ以外の処分場所に運搬する必要がある場合には、他人の視線を気にすることなく運搬することができる。
また、側面を折曲して大便収容部を閉口して、運搬することも可能であり、緊急時にトイレ以外の処分場所に運搬する必要がある場合には、他人の視線を気にすることなく運搬することができる。
次に、本考案に係る大便収容用具の第2の実施の形態を、図5を参照しながら説明する(特に、請求項4に対応)。
図5(a)は、本考案の第2の実施の形態に係る大便収容用具の概念図であり、(b)は同じく大便収容用具の支持部材の概念図である。
図5(a)において、大便収容用具21は、底面23と折り目26a,26bが形成された二対の側面24a,24b,25a,25bからなる箱状の大便収容部22と、一の一対の側面24a,24bの上端縁部から延設される一対の固定部27a,27bと、この一対の固定部27a,27bに設けられる一対の貼着部28a,28bを備えている。そして、一の一対の側面24a,24bと一対の固定部27a,27bの延設部分の下方側には、一対の挿通孔29a,29bが設置されている。
また、図5(b)において、支持部材30は、対で構成され、それぞれ把持部31a,31bと挿入部32a,32bを備えている。この支持部材30において、挿入部32a,32bは、図5(a)の大便収容用具21の一対の挿通孔29a,29bに図中の矢印方向に挿通可能であり、挿入部32a,32bを一対の挿通孔29a,29bに挿通して、把持部31a,31bを把持すると、使用者が大便収容用具21を支持することが可能となる。したがって、和式トイレにおいては、大便収容用具21は一対の固定部27a,27bを用いた固定が困難であるので、支持部材30を大便収容用具21に設置される一対の挿通孔29a,29bに挿通させて把持部31a,31bを両手でそれぞれ把持することによって使用者自身が大便収容用具21を支持することができ、使用者は排便して大便を大便収容部22に収容することができる。すなわち、洋式トイレと和式トイレの両用とすることが可能である。
また、図示していないが、一対の貼着部28a,28bには粘着剤が塗布され、一の固定部27aには接着剤が設けられ、また、一対の固定部27a,27bの延設部分にはミシン目が設置されており、先に説明した大便収容用具と同様に、運搬したり、ミシン目で切り離して大便収容部22と一対の固定部27a,27bを分別して処分したりすることが可能である。
なお、支持部材30の把持部31a,31bの形状は、図示するようなU字形に限定されるものではなく、人が容易に把持可能な形状であればよい。また、支持部材30を形成する材料についても特に限定されるものではなく、例えばプラスチック等の材料で形成すると再利用が可能となり、また、紙等で形成して使い捨てにすると衛生面で優れたものとなる。図5(b)では支持部材30及び把持部31a,31bは一対に構成されているが、これらを一体に構成してもよい。すなわち、一つの把持部から二股に分かれて挿入部32a,32bを備えるものとしてもよい。また、挿入部32a,32bが簡単に挿通孔29a,29bから抜け落ちないように、挿入部32a,32bの表面に凹凸、溝、筋模様のいずれかあるいはこれらを組合せて設けることで摩擦力を発揮させるようにしてもよい。
あるいは、支持部材30は、一対の挿通孔29a,29bに挿入後に把持部31a,31bが設けられていない先端側が挿通孔29a,29bから出るような長さとして、その先端を折り曲げることによれば、一旦挿入した支持部材30が抜け落ちることを防止できる。但し、折り曲げられるような材料で支持部材30全体を構成すると柔らか過ぎて大便収容部22を支持できない可能性もあるので、把持部31a,31bが設けられていない先端のみを折り曲げられる材料で構成することが望ましい。
さらに、本実施の形態を和式トイレ専用とする場合には、一対の固定部27a,27bに設けられる一対の貼着部28a,28bを備えることなく、従って粘着剤の塗布もなく、その部分を単なる孔部として形成してもよい。
図5(a)は、本考案の第2の実施の形態に係る大便収容用具の概念図であり、(b)は同じく大便収容用具の支持部材の概念図である。
図5(a)において、大便収容用具21は、底面23と折り目26a,26bが形成された二対の側面24a,24b,25a,25bからなる箱状の大便収容部22と、一の一対の側面24a,24bの上端縁部から延設される一対の固定部27a,27bと、この一対の固定部27a,27bに設けられる一対の貼着部28a,28bを備えている。そして、一の一対の側面24a,24bと一対の固定部27a,27bの延設部分の下方側には、一対の挿通孔29a,29bが設置されている。
また、図5(b)において、支持部材30は、対で構成され、それぞれ把持部31a,31bと挿入部32a,32bを備えている。この支持部材30において、挿入部32a,32bは、図5(a)の大便収容用具21の一対の挿通孔29a,29bに図中の矢印方向に挿通可能であり、挿入部32a,32bを一対の挿通孔29a,29bに挿通して、把持部31a,31bを把持すると、使用者が大便収容用具21を支持することが可能となる。したがって、和式トイレにおいては、大便収容用具21は一対の固定部27a,27bを用いた固定が困難であるので、支持部材30を大便収容用具21に設置される一対の挿通孔29a,29bに挿通させて把持部31a,31bを両手でそれぞれ把持することによって使用者自身が大便収容用具21を支持することができ、使用者は排便して大便を大便収容部22に収容することができる。すなわち、洋式トイレと和式トイレの両用とすることが可能である。
また、図示していないが、一対の貼着部28a,28bには粘着剤が塗布され、一の固定部27aには接着剤が設けられ、また、一対の固定部27a,27bの延設部分にはミシン目が設置されており、先に説明した大便収容用具と同様に、運搬したり、ミシン目で切り離して大便収容部22と一対の固定部27a,27bを分別して処分したりすることが可能である。
なお、支持部材30の把持部31a,31bの形状は、図示するようなU字形に限定されるものではなく、人が容易に把持可能な形状であればよい。また、支持部材30を形成する材料についても特に限定されるものではなく、例えばプラスチック等の材料で形成すると再利用が可能となり、また、紙等で形成して使い捨てにすると衛生面で優れたものとなる。図5(b)では支持部材30及び把持部31a,31bは一対に構成されているが、これらを一体に構成してもよい。すなわち、一つの把持部から二股に分かれて挿入部32a,32bを備えるものとしてもよい。また、挿入部32a,32bが簡単に挿通孔29a,29bから抜け落ちないように、挿入部32a,32bの表面に凹凸、溝、筋模様のいずれかあるいはこれらを組合せて設けることで摩擦力を発揮させるようにしてもよい。
あるいは、支持部材30は、一対の挿通孔29a,29bに挿入後に把持部31a,31bが設けられていない先端側が挿通孔29a,29bから出るような長さとして、その先端を折り曲げることによれば、一旦挿入した支持部材30が抜け落ちることを防止できる。但し、折り曲げられるような材料で支持部材30全体を構成すると柔らか過ぎて大便収容部22を支持できない可能性もあるので、把持部31a,31bが設けられていない先端のみを折り曲げられる材料で構成することが望ましい。
さらに、本実施の形態を和式トイレ専用とする場合には、一対の固定部27a,27bに設けられる一対の貼着部28a,28bを備えることなく、従って粘着剤の塗布もなく、その部分を単なる孔部として形成してもよい。
このように構成された本実施の形態では、大便収容用具に挿通孔を設け、この挿通孔に挿通可能で人が把持可能な支持部材を具備させることによって、固定が困難な和式トイレにも適用可能な大便収容用具を提供することでき、便器の種類に関係なく、広く使用することが可能となる。
以上説明したように、請求項1乃至請求項5に記載された本考案は、大便を収容して運搬が可能で且つ処分が簡単な大便収容用具を提供可能であり、医療施設や一般家庭や災害時の仮設トイレなどにおいて利用可能である。
1…大便収容用具 2…大便収容部 3…底面 4a,4b…側面 5a,5b…側面 6a,6b…折り目 7a,7b…固定部 8a,8b…貼着部 9a,9b…切込み 10a,10b…接続部 11a,11b…粘着剤 12a,12b…ミシン目 13…接着剤 14a,14b…孔部 15…洋式便器 16…便座 17…把持部 21…大便収容用具 22…大便収容部 23…底面 24a,24b…側面 25a,25b…側面 26a,26b…折り目 27a,27b…固定部 28a,28b…貼着部 29a,29b…挿通孔 30…支持部材 31a,31b…把持部 32a,32b…挿入部
Claims (5)
- それぞれ対向する二対の側面と底面を備えて上部が開口した箱状に形成され,内部に大便を収容可能な大便収容部と、この大便収容部の一の一対の側面の上端縁部からそれぞれ延設され,洋式便器の便座に橋架して前記便座に固定可能な一対の固定部とを有する大便収容用具であって、前記一対の固定部は、切込みによって反転可能に形成され,粘着剤が塗布される一対の貼着部を備え、この一対の貼着部が反転して前記便座に剥離可能に粘着することを特徴とする大便収容用具。
- 前記二対の側面は,他の一対の側面に折曲をガイドする折り目を備えて,前記二対の側面は折曲して前記大便収容部を閉口するように形成され、前記一対の固定部は,前記折曲時には一の固定部と他の固定部が合致するように形成され,
前記一の固定部と前記他の固定部を接着する接着部を備えることを特徴とする請求項1に記載の大便収容用具。 - 前記一対の固定部は、前記一の一対の側面の上端縁部から分離可能なミシン目を備えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の大便収容用具。
- 前記一対の固定部は、前記一の一対の側面の上端縁部に沿った一対の挿通孔を備え、この一対の挿通孔に挿通可能で把持部を備える支持部材を具備することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の大便収容用具。
- 前記大便収容用具は、水溶性材料で形成されることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の大便収容用具。
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WO2017187657A1 (ja) * | 2016-04-26 | 2017-11-02 | 株式会社高橋型精 | 採便具および採便具製造装置 |
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