JP3116863U - 毛取り具 - Google Patents

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侃 石田
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ワコー株式会社
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Abstract

【課題】腰が強くカーペット等に擦り付けた場合に抜け毛を引き剥がすのに十分な摩擦力が生じ、しかも抜け毛を絡み取る機能にも優れた毛取り具を提供する。
【解決手段】2種類のスポンジを積層し、一のエッジが鋭角な台形に打ち抜いて製造される2層構造の毛取り具10において、一層10aを、セル数が6〜10個/mm連続気泡のスポンジから形成し、他層10bを、ゴムを含有する独立気泡のスポンジから形成する。毛取り具の積層面10dを、一層10aが他層10bより先行する向きにカーペット20に擦り付けると、粘りがあり、腰の強い他層10bの存在により、積層面10dに大きな摩擦力が生じるため、カーペット20に付着した抜け毛30が効率よく引き剥がされる。そして、このようにして引き剥がされた抜け毛30は、内部まで空隙が連通し、セルの大きな一層10aにより効率よく絡み取られる。なお、部屋の隅を掃除する際には、鋭角なエッジを隅に当接させると、壁面の出っ張り等が邪魔にならず便利である。
【選択図】図2

Description

この考案は、カーペット等に付着したペット等の抜け毛を除去する毛取り具に関する。
カーペット、ソファー、衣類等に付着したペット等の抜け毛を除去するため、スポンジ製の毛取り具が従来から提案されている。このような毛取り具は、カーペット等に擦り付けて用い、摩擦力を利用して抜け毛を引き剥がし、絡み取るものである。これらは、粘着テープ等と異なり、繰り返し使用することができ、ブラシ等と異なり、構造が簡単であり製造コストが安価であるため、広く用いられている。
このような毛取り具の一の例として、特許文献1には、連続気泡のスポンジのみから形成される毛取り具が記載されている。また、このような毛取り具の他の例として、特許文献2には、独立気泡のスポンジのみから形成される毛取り具が記載されている。
しかし、特許文献1に記載の毛取り具の場合、連続気泡のスポンジのみから形成されているため、腰が弱い。そのため、カーペット等に擦り付けても抜け毛をカーペット等から引き剥がすのに十分な摩擦力が生じない。
一方、特許文献2に記載の毛取り具の場合、独立気泡のスポンジのみから形成されているため、腰は強いがセルが内部にまで連通していない。そのため、抜け毛を絡み取る機能が不十分である。
特開2005−143870号公報 特開2001−37696号公報
そこでこの考案の解決すべき課題は、腰が強くカーペット等に擦り付けた場合に抜け毛を引き剥がすのに十分な摩擦力が生じ、しかも抜け毛を絡み取る機能にも優れた毛取り具を提供することである。
上記した課題を解決するため、この考案は、複数種類のスポンジを積層した多層構造の毛取り具において、一の最外層を連続気泡のスポンジから形成し、他の最外層を独立気泡のスポンジから形成したのである。
このような毛取り具の積層面を、一の最外層が他の最外層より先行する向きにカーペット等に擦り付けると、腰の強い他の最外層の反発力により、積層面に大きな摩擦力が生じるため、カーペット等に付着した抜け毛が効率よく引き剥がされる。そして、このようにして引き剥がされた抜け毛は、内部までセルが連通する一の最外層により効率よく絡み取られる。
この毛取り具において、さらに、一の最外層を形成するスポンジのセル数を6〜10個/mmとすると、スポンジの目の粗さを、抜け毛を絡み取るのに好適なものとすることができる。
この毛取り具において、さらに、他の最外層を形成する独立気泡のスポンジにゴムを含有させると、毛取り具の粘りが増し、摩擦力がさらにアップするため、抜け毛を引き剥がす効率が向上する。
この毛取り具の外面に一または複数のエッジを形成するとともに、その少なくとも一つを鋭角に形成すると、部屋の隅などの抜け毛が溜まりやすい部分に、毛取り具の鋭角なエッジをフィットさせることができるため、隅の拭き残しが無くなる。
腰の強い独立気泡のスポンジからなる最外層が、腰の弱い連続気泡のスポンジからなる最外層を受け支えることにより、積層面に大きな摩擦力が生じるため、効率的に抜け毛を引き剥がすことができる。そして、引き剥がした抜け毛は、内部までセルが連通する連続気泡のスポンジからなる最外層で、効率的に絡み取るため、一挙動で抜け毛をカーペット等から除去することが容易となる。
以下、図面を参照しつつこの考案の実施形態について説明する。まず、図1を参照しつつ、考案にかかる毛取り具10の構造及び製法を説明し、ついで、図2及び図3を参照しつつ、使用方法について説明する。
図1のように、毛取り具10は、ブロック状の外形をしており、連続気泡のスポンジからなる一層10aと、独立気泡のスポンジからなる他層10bの2層構造からなる。一層10aは例えばポリウレタンを発泡させ、脱膜処理を施して形成されており、他層10bは例えばポリエチレンとゴムとの混合物を発泡させ、脱膜処理を施すことなく形成されている。これら合成樹脂や天然樹脂等の発泡によるスポンジの形成は公知の製法が採用される。
図示のようにこの毛取り具10は、平面視台形であって4つのエッジのうち、1つのエッジ10cが鋭角に形成されている。また、この毛取り具10は、上述したようにして製造された、セル数が6〜10/mmの連続気泡のスポンジシートと、独立気泡のスポンジシートとを重ね合わせ、熱融着等して接着したものを台形に打ち抜いて製造される。打ち抜きによる裁断面は、2層が積層した積層面10dとなる。抜け毛取りに用いるのは、主としてこの積層面10dである。
毛取り具10を用いる際には、図2(a)、(b)のように、積層面10dを一層10aが他層10bより先行する向きにカーペット20に擦り付ける。
するとまず、図2(a)のように、連続気泡のスポンジからなる腰の弱い一層10aが撓もうとするところを、独立気泡のスポンジからなり、ゴムを含有することにより粘りが付与された、腰の強い他層10bが受け支え、反発することにより、積層面10dに大きな摩擦力が生じ、カーペット20に付着した抜け毛30が引き剥がされる。
つぎに、図2(b)のように、引き剥がされた抜け毛30は、内部まで空隙が連通する連続気泡のスポンジからなる一層10aに絡み取られる。このとき、一層10aのセル数は6〜10/mmと非常に目が粗いため、抜け毛30の絡み取りの効率が非常によいものとなる。
また、図3のように、抜け毛30が溜まりやすい部屋の隅を掃除する際には、鋭角のエッジ10cを用いると、壁面の出っ張り40等が邪魔にならず、部屋の隅に積層面10dをフィットさせることができ、容易に毛取り掃除を行うことができる。
なお、上述したように、毛取り具10の積層面10dを用いると、一挙動で抜け毛30のカーペット20からの引き剥がしと絡み取りとを同時に行うことができるため効率がよいが、無論、毛取り具10の積層面10d以外を用いて毛取り掃除をすることもできる。その場合には、まず、他層10bの積層面10d以外の外面をカーペット20に擦り付け、抜け毛30を引き剥がしておき、次いで一層10aの積層面10d以外の外面をカーペット20に擦り付け、抜け毛30を絡み取るとよい。
毛取り具の斜視図 (a)は毛取り具がカーペットから抜け毛を引き剥がした図、(b)は毛取り具が引き剥がした抜け毛を絡み取った図 部屋の隅を掃除する際の毛取り具の使用状態図
符号の説明
10 毛取り具
10a 一層
10b 他層
10c 鋭角のエッジ
10d 積層面
20 カーペット
30 抜け毛
40 壁面の出っ張り

Claims (4)

  1. 複数種類のスポンジを積層した多層構造の毛取り具において、一の最外層10aを連続気泡のスポンジから形成し、他の最外層10bを独立気泡のスポンジから形成したことを特徴とする毛取り具。
  2. 上記一の最外層10aを形成するスポンジのセル数は、6〜10個/mmであることを特徴とする請求項1に記載の毛取り具。
  3. 上記他の最外層10bを形成するスポンジは、少なくともゴムを含有することを特徴とする請求項1または2に記載の毛取り具。
  4. 外面に一または複数のエッジを形成し、少なくとも一つのエッジ10cを鋭角に形成したことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の毛取り具。
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