JP2003265388A - 粘着式清掃具 - Google Patents

粘着式清掃具

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JP2003265388A
JP2003265388A JP2002071220A JP2002071220A JP2003265388A JP 2003265388 A JP2003265388 A JP 2003265388A JP 2002071220 A JP2002071220 A JP 2002071220A JP 2002071220 A JP2002071220 A JP 2002071220A JP 2003265388 A JP2003265388 A JP 2003265388A
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JP
Japan
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cleaning tool
adhesive
sheet
sheet body
adhesive surface
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JP2002071220A
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Inventor
Kozo Inoue
晃造 井上
Junji Kano
淳二 狩野
Yoshihiro Hashizume
好弘 橋詰
Naomi Kawaguchi
尚美 川口
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Nitoms Inc
Original Assignee
Nitoms Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 清掃面を効率的に使用できるミトンタイプの
粘着式清掃具を提供する。 【解決手段】 硬さの異なる第1シート体4と、第2シ
ート体5とをヒートシールによって固着し、手を挿入す
るための開口部6が設けられたミトン型の清掃具本体2
であって、開口部6から手を挿入することで固着部21
が反り返るようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ミトン型の粘着式
清掃具に関し、さらに詳しく言えば、清掃面全体を有効
に使用でき、サッシレールやソファーの継ぎ目など埃の
溜まりやすい場所を容易に清掃できる粘着式清掃具に関
する。
【0002】
【従来の技術】粘着面が表側に露出するように巻回され
た粘着テープロールを使った清掃具は、平坦な床面など
を清掃するのには適しているが、サッシやソファーの継
ぎ目など埃が溜まりやすい凹所を清掃するにはあまり適
さない。そこで、このような場所を清掃するのに適した
清掃具の1つにミトンタイプの粘着式清掃具がある。
【0003】この粘着式清掃具は、不織布や紙などのシ
ート体を互いに重ね合わせ(もしくは折り畳み)、手挿
入用の開口部を残して周縁をヒートシールなどによって
固着してなる清掃具本体を備え、清掃具本体の一方の面
には、埃を吸着するための粘着面が形成されている。
【0004】この粘着式清掃具を使用するに当たって
は、開口部から中に手を差し入れて、粘着面を被清掃面
に軽く叩くことにより、至って簡単に埃が除去できる。
また、手の形状に応じてシート体が変形するため、サッ
シレールなどの埃が溜まりやすい場所に差し込むこと
で、このような場所であっても容易に清掃できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このミ
トンタイプの粘着式清掃具には、次のような解決すべき
課題が残されていた。すなわち、従来の粘着式清掃具
は、同じ材質のシート体同士を重ね合わせていたため、
その周縁をヒートシールなどによって固着すると、その
フランジ状の固着部分が他の部分と比べて固くなる。
【0006】したがって、この粘着式清掃具に手を挿入
すると、先端側に固着部が粘着面に沿って突出したよう
な格好となり、サッシレールなどの凹面内に差し込んで
使用する場合に固着部の先端が被清掃面に突き当たり、
上手く粘着面を凹所内に入れることができない。
【0007】そこで、本発明は上述した課題を解決する
ためになされたものであって、その目的は、特にサッシ
レールやソファなどの凹所内を清掃する際、粘着面を有
効に使用できるミトンタイプの粘着式清掃具を提供する
ことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ため、本発明は、一対のシート体を互いに重ね合わせ、
一辺を除いてその周縁を所定の固着手段にて固着し、上
記一辺を内部空間に向けて手を挿入するための開口部と
したミトン型の清掃具本体を有し、上記清掃具本体の少
なくとも一方の面が被清掃面を清掃するための粘着面と
された清掃具において、上記粘着面を有する側のシート
体と他方の側のシート体の硬さが異なっていることを特
徴としている。
【0009】これによれば、粘着面側のシート体と他方
のシート体の硬さが異なることにより、開口部から中に
手を差し入れると、固着部が他方のシート側に反り返る
ため、サッシレールなどの凹所内に容易に差し込むこと
ができ、粘着面を確実に被清掃面に接触させることがで
きる。
【0010】より好ましい態様として、上記粘着面側の
シート体は、紙製シートからなり、いずれか他方のシー
ト体が記粘着面側のシート体よりも柔らかな不織布から
なることが好ましい。なお、これ以外に上述した反り返
り作用が得られるものであれば適宜選択できる。また、
例えば両方を同一素材で構成して、粘着面側を厚く、他
方側を薄く形成して、両方のシート体に硬軟差を設けて
もよい。
【0011】粘着面を保護するためにも、上記清掃具本
体の上記粘着面側には、上記粘着面を保護するための剥
離紙が剥離可能に設けられていることが好ましい。
【0012】また、上記清掃具本体の上記粘着面側に
は、上記粘着面を保護するための剥離紙が剥離可能に設
けられており、上記清掃具本体が上記剥離紙を介して多
数連結されていることが好ましい。これによれば、多数
連結された上記清掃具本体を巻き取ったり、折り畳んだ
状態で保管および運搬することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態について
図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の一実施
形態に係る粘着式清掃具の斜視図であり、図2は、その
A−A線断面図である。
【0014】この粘着式清掃具1は、ミトン型(手袋
型)の清掃具本体2と、同清掃具本体2の粘着面41側
に剥離可能に設けられた剥離紙3とを備えている。
【0015】清掃具本体2は、一方の面が粘着面41と
された第1シート体4と、第1シート体4の上に重ね合
わせられ、上記第1シートよりも柔軟な材質からなる第
2シート体5とを備え、それらの周縁の一部には、ヒー
トシールにて固着されたフランジ状の固着部21が設け
られている。
【0016】この実施形態において、清掃具本体2は、
内部に手を入れやすいように先端側(図1では、左斜め
上側)が半円状に張り出した矩形状に形成されている。
なお、この実施形態では半円状に張り出すように形成さ
れているが、手袋のように各指に沿って形成してもよ
く、その形状は特に限定されない。
【0017】この実施形態において、清掃具本体2の後
端側(図1では、右斜め下側)は、ヒートシールされて
おらず、各シート体4,5の間に形成された空間に向け
て、手などを挿入するための開口部6が開口されてい
る。
【0018】第1シート体4は、第2シート体5よりも
硬質な材質のシート体からなり、この実施形態において
は、目付量が50g/mの紙製シートが用いられてい
る。なお、紙製シートを用いる場合には、粘着時の張り
付き強度などを考慮して少なくとも目付量が38〜75
g/m程度の紙シートを用いることが好ましい。
【0019】第1シート体4の裏面側(図2では下面
側)には、粘着面41が形成されている。粘着面41
は、例えばアクリル系粘着剤を縦縞状に塗布したものか
らなる。
【0020】この実施形態において、粘着面41は、粘
着剤を縦縞に塗布しているが、例えば前面に一様に塗布
されていてもよいし、円形状にスポット的に設けてもよ
い。また、これ以外にミクロ発泡体層を設けて吸着処理
を施してもよい。本発明において粘着面41の形成方法
は任意である。
【0021】この実施形態において、第1シート体4の
表面側(図2では上面側)には、第2シート体4をヒー
トシールにて貼り付けるための図示しないPE(ポリエ
チレン)ラミネート層が設けられている。
【0022】第2シート体5は、上記第1シート体4よ
りも柔軟な材質のシート体からなり、この実施形態にお
いては、目付量が30g/mの不織布シートが用いら
れている。なお、これ以外にPEやPETなどの合成樹
脂フィルムを用いてもよい。
【0023】これら各シート体4,5同士は互いに重ね
合わされて、その周縁をヒートシールによって固着する
ことにより、フランジ状の固着部21が形成される。こ
の実施形態において、シート体同士の固着手段には、ヒ
ートシールが用いられているが、固着手段は特に限定さ
れず、例えば粘着などによって固着してもよい。
【0024】これによれば、第2シート体5よりも第1
シート体4の方が硬質な材質のシート体で形成されてい
るため、手をシート体4,5の間に挿入すると、図3に
示すように、柔軟な第2シート体5が手の厚さ分だけ上
に持ち上げられ変形する。その変形力が固着部21の端
部に集中して、固着部21自体が上方へと持ち上げられ
る。
【0025】この粘着紙清掃具1を使用するに当たって
は、まず、手を開口部6から中に差し入れ、図2に示す
ように剥離紙3を剥がし取る。剥離紙3が剥がし取られ
た清掃具本体2は、上述したように先端の固着部21が
上方へと持ち上げられるため、被清掃面7が例えばサッ
シレールなどの凹所であっても粘着面41を確実に被清
掃面7に接触させることができる。
【0026】この実施形態において、粘着式清掃具1
は、図面上1個しか示されていないが、実際には幅方向
(図1では右斜め方向)にミシン目を介して多数連結さ
れていることが好ましい。すなわち、幅方向に連結され
ていることにより、大量生産が可能となり、よりコスト
を削減することができる。
【0027】また、この実施形態においては、清掃具本
体3の開口部6から手を挿入して使用する使用形態につ
いて説明したが、例えば柄付きの発泡ゴムなどからなる
専用の治具を開口部6から挿入して使用するタイプであ
ってもよく、内部に挿入されるものは特に限定されな
い。
【0028】本発明の粘着式清掃具1は、上述した実施
形態のようにサッシレールなどの凹所だけでなく、通常
の床面や衣類などの埃除去に使用してもよく、その使用
場所は特に限定されない。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
粘着面側のシート体と他方のシート体との硬さが異なっ
ていることにより、開口部から中に手を差し入れると、
固着部が上方に反り返るため、サッシレールなどの凹所
内に差し込むことができ、粘着面を確実に被清掃面に接
触させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る粘着式清掃具の斜視
図。
【図2】上記実施形態のA−A線断面図
【図3】上記実施形態の粘着式清掃具の使用状態を示す
模式図。
【符号の説明】
1 粘着式清掃具 2 清掃具本体 21 固着部 3 剥離紙 4 第1シート体 41 粘着面 5 第2シート体 6 開口部 7 被清掃面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 橋詰 好弘 東京都中央区銀座7丁目16番7号花蝶ビル 株式会社ニトムズ内 (72)発明者 川口 尚美 東京都中央区銀座7丁目16番7号花蝶ビル 株式会社ニトムズ内 Fターム(参考) 3B074 AA04 AB01 DD02

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対のシート体を互いに重ね合わせ、一
    辺を除いてその周縁を所定の固着手段にて固着し、上記
    一辺を内部空間に向けて手を挿入するための開口部とし
    たミトン型の清掃具本体を有し、上記清掃具本体の少な
    くとも一方の面が被清掃面を清掃するための粘着面とさ
    れた清掃具において、 上記粘着面を有する側のシート体と他方の側のシート体
    の硬さが異なっていることを特徴とする粘着式清掃具。
  2. 【請求項2】 上記粘着面側のシート体は紙製シート体
    からなり、上記他方の側のシート体が上記紙製シート体
    よりも柔らかな不織布からなる請求項1に記載の粘着式
    清掃具。
  3. 【請求項3】 上記清掃具本体の上記粘着面側には、上
    記粘着面を保護するための剥離紙が剥離可能に設けられ
    ており、上記清掃具本体が上記剥離紙を介して多数連結
    されている請求項1または2に記載の粘着式清掃具。
JP2002071220A 2002-03-15 2002-03-15 粘着式清掃具 Pending JP2003265388A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20050079508A (ko) * 2004-02-06 2005-08-10 (주)윈텍본딩씨스템 장갑형 먼지제거패드
JP2013052001A (ja) * 2011-09-01 2013-03-21 Toshiko Iwai 衛生シート

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KR20050079508A (ko) * 2004-02-06 2005-08-10 (주)윈텍본딩씨스템 장갑형 먼지제거패드
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