JP2003116762A - スポンジたわし及びその製造方法 - Google Patents

スポンジたわし及びその製造方法

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JP2003116762A
JP2003116762A JP2001321719A JP2001321719A JP2003116762A JP 2003116762 A JP2003116762 A JP 2003116762A JP 2001321719 A JP2001321719 A JP 2001321719A JP 2001321719 A JP2001321719 A JP 2001321719A JP 2003116762 A JP2003116762 A JP 2003116762A
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JP
Japan
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sponge
scrubber
melamine
split
urethane
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Pending
Application number
JP2001321719A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Mizukami
明 水上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SANWA FUKUOKA KK
Original Assignee
SANWA FUKUOKA KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、一枚のスポンジたわしを数個に分
離できるように予め切り目を入れることで、使用ごとに
個々に切り離しができるスポンジたわしを提供すること
を目的とするものである。 【解決手段】 本発明は、メラミンスポンジ層2、2と
の間に、ウレタン樹脂素材を発泡させて形成したウレタ
ンスポンジ層3との三層構造から成るたわし本体1を、
互いに連結するための仮止め連結部5を残した状態でス
ポンジたわし4、4、・・裁断した構成とするものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はスポンジたわし及び
その製造方法に関する。詳しくは、スポンジたわしを小
片に分離できるよう切り目を設けたスポンジたわし及び
その製造方法に係るものである。
【0002】
【従来の技術】家具、家電製品などの種々の物に付着し
た汚れを洗剤を使わないで水だけで拭き取ることができ
るスポンジたわしとしては、図7に示すようにメラミン
樹脂素材を発泡させて形成したメラミンスポンジ層10
1と、ウレタン樹脂素材を発泡させて形成したウレタン
スポンジ層102から構成されるスポンジたわし103
がある。
【0003】このスポンジたわし103は、メラミンス
ポンジ層101は発泡密度が非常に高く、かつ硬質であ
るがために水に浸し汚れが付着した面を擦るだけで付着
した汚れを拭き取ることができる。
【0004】従ってスポンジたわし103のメラミンス
ポンジ層101によって対象面の汚れを拭き取った後
に、メラミンスポンジ層101よりも発泡密度の大きい
ウレタンスポンジ層102によって対象面に残った水分
を容易に拭き取ることができ、かつメラミンスポンジ層
101の脆さによって割れるのを防ぐ効果を得ることが
できるものである。
【0005】そこでスポンジたわし103は、家具や浴
槽などに使用する場合や食器に使用する場合など用途に
応じて、数種の大きさのスポンジたわし103が製造さ
れているが、例えば家電や身の回りの細かい汚れ面を拭
き取るのに最適な4cm×6cm形状のスポンジたわし
103では、図8に示すように、個々に包装された数個
のスポンジたわし103を重ねた状態でビニール袋10
4に収納した状態で販売されるケースが多い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし数個のスポンジ
たわしを購入した場合には、一度収納された袋を開封す
ると、数個のスポンジたわしがバラバラになり、紛失し
易くなる問題がある。
【0007】更に個々に切断されたスポンジたわしを包
装して、更に数個のスポンジたわしを袋詰めするには非
常に煩雑な作業となる問題がある。
【0008】本発明は、以上の点に鑑みて創案されたも
のであって、一枚のスポンジたわしを数個に分離できる
ように予め切り目を入れることで、使用ごとに個々に切
り離しができるスポンジたわしを提供することを目的と
するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明に係るスポンジたわしは、メラミン樹脂素
材を発泡させたメラミンスポンジ層とウレタン樹脂素材
を発泡させたウレタンスポンジ層の二層構造からなるス
ポンジたわしであって、上記スポンジたわしを分割状に
裁断させた分割状スポンジたわし部と、該分割状スポン
ジたわし部同志を離脱可能に連結させる仮止め連結部と
を備える。
【0010】ここで、メラミンスポンジ層とは、メラミ
ン樹脂素材を発泡させて形成するものであり、ウレタン
スポンジ層に比べて発泡密度が高く、かつ硬質であり、
しかも汚れ対象面を洗剤を必要とせずに傷つけることな
く汚れの拭き取りを行うことができる作用がある反面、
脆い欠点がある。
【0011】それに対してウレタンスポンジ層は非常に
柔軟性があり、かつ吸水性があるためにメラミンスポン
ジ層との二層構造とすることによりメラミンスポンジ層
に強耐性を持たせ、かつ汚れの拭き取り後の水分の拭き
取りをウレタンスポンジ層によって行うという併用活用
が可能となる。
【0012】また本発明に係るスポンジたわしは、メラ
ミン樹脂素材を発泡させたメラミンスポンジ層との間に
ウレタン樹脂素材を発泡させたウレタンスポンジ層を設
けた三層構造からなるスポンジたわしであって、上記ス
ポンジたわしを分割状に裁断させた分割状スポンジたわ
し部と、該分割状スポンジたわし部同志を離脱可能に連
結する仮止め連結部とを備える。
【0013】ここで、発泡密度が高く、かつ硬質であ
り、しかも汚れ対象面を洗剤を必要とせずに傷つけるこ
となく汚れの拭き取りを行うことができる作用がある反
面、脆い欠点があるメラミンスポンジ層との間に、非常
に柔軟性があり、かつ吸水性があるウレタンスポンジ層
を設けた三層構造とすることにより、両面でのメラミン
スポンジ層による汚れの拭き取り使用が行えると共に、
ひび割れ防止および強耐性を持たせることが可能とな
る。
【0014】また本発明に係るスポンジたわしは、メラ
ミン樹脂素材を発泡させたメラミンスポンジ層と合成樹
脂繊維を固めて成型させた合成樹脂研磨層との間にウレ
タン樹脂素材を発泡させたウレタンスポンジ層を設けた
三層構造からなるスポンジたわしであって、上記スポン
ジたわしを分割状に裁断させた分割状スポンジたわし部
と、該分割状スポンジたわし部同志を離脱可能に連結す
る仮止め連結部とを備える。
【0015】ここで、合成樹脂研磨層とは、ポリエステ
ル繊維又はナイロン繊維などを熱成型によって固めたも
のであり、多数の繊維端によって微小な凹部に溜まった
汚れを掻き出すことが可能となる。
【0016】また本発明に係るスポンジたわしは、メラ
ミン樹脂素材を発泡させたメラミンスポンジ層と合成樹
脂繊維を固めて成型させた合成樹脂研磨層との間にウレ
タン樹脂素材を発泡させたウレタンスポンジ層を設けた
三層構造からなるスポンジたわしであって、上記スポン
ジたわしを分割状に裁断させた分割状スポンジたわし部
と、該分割状スポンジたわし部同志を離脱可能に連結す
る仮止め連結部とを備える。
【0017】ここで、織布とは、目の粗い又は小さい織
布を設けることによってメラミンスポンジ層により汚れ
を拭き取った後の艶出しや花瓶や食器などの汚れ落とし
などの適したものとなる。
【0018】また本発明に係るスポンジたわしは、メラ
ミン樹脂素材を発泡させたメラミンスポンジ層と高通水
性に優れた高通水性発泡樹脂層との間にウレタン樹脂素
材を発泡させたウレタンスポンジ層を設けた三層構造か
らなるスポンジたわしであって、上記スポンジたわしを
分割状に裁断させた分割状スポンジたわし部と、該分割
状スポンジたわし部同志を離脱可能に連結させた仮止め
連結部とを備える。
【0019】ここで、高通水性発泡樹脂層とは、例えば
エーテル系又エステル系ウレタン樹脂を発泡させ、かつ
セル数実測値(個/25mm)が6〜30の材質を使用
するのが望ましく、高通気性および高通水性に優れてい
るために、浴槽や浴室などの水回り対象物に対して水で
洗い流しながらの作業が行える。
【0020】上述したそれぞれの構成のスポンジたわし
を、プレスによる打ち抜き加工によって長方形、菱形や
ハート形などの種々の形に裁断する際に、分割状スポン
ジたわし部同志を離脱可能にするために仮止め連結部と
して一部を残した状態で裁断することで、手などで引っ
張ることによって容易に分割状スポンジたわしを切り離
すことができる構成とするものである。
【0021】上記の目的を達成するために、本発明に係
るスポンジたわしの製造方法は、メラミン樹脂素材を発
泡し形成したメラミンスポンジ層とウレタン樹脂素材を
発泡し形成したウレタンスポンジ層の二層構造からなる
スポンジたわしであって、上記スポンジたわしを分割状
スポンジたわしに裁断する工程と、上記分割状スポンジ
たわしに裁断する際に、該分割状スポンジたわし同志が
離脱可能な状態で連結する工程とを備える。
【0022】ここで、メラミンスポンジ層とは、メラミ
ン樹脂素材を発泡させて形成するものであり、ウレタン
スポンジ層に比べて発泡密度が高く、かつ硬質であり、
しかも汚れ対象面を洗剤を必要とせずに傷つけることな
く汚れの拭き取りを行うことができる作用がある反面、
脆い欠点がある。
【0023】それに対してウレタンスポンジ層は非常に
柔軟性があり、かつ吸水性があるためにメラミンスポン
ジ層とを熱溶着又は接着材によって強固に接合した二層
構造とすることによりメラミンスポンジ層に強耐性を持
たせ、かつ汚れの拭き取り後の水分の拭き取りをウレタ
ンスポンジ層によって行うという併用活用が可能とな
る。
【0024】また本発明に係るスポンジたわしの製造方
法は、メラミン樹脂素材を発泡し形成したメラミンスポ
ンジ層との間に、ウレタン樹脂素材を発泡し形成したウ
レタンスポンジ層を設けた三層構造からなるスポンジた
わしであって、上記スポンジたわしを分割状スポンジた
わしに裁断する工程と、上記分割状スポンジたわしに裁
断する際に、該分割状スポンジたわし同志が離脱可能な
状態で連結する工程とを備える。
【0025】ここで、発泡密度が高く、かつ硬質であ
り、しかも汚れ対象面を洗剤を必要とせずに傷つけるこ
となく汚れの拭き取りを行うことができる作用がある反
面、脆い欠点があるメラミンスポンジ層を、非常に柔軟
性があり、かつ吸水性があるウレタンスポンジ層を挟装
する状態で熱溶着又は接着材によって強固に接合した三
層構造とすることにより、両面でのメラミンスポンジ層
による汚れの拭き取り使用が行えると共に、ひび割れ防
止および強耐性を持たせることが可能となる。
【0026】また本発明に係るスポンジたわしの製造方
法は、メラミン樹脂素材を発泡し形成したメラミンスポ
ンジ層と合成樹脂繊維を固めて成型した合成樹脂研磨層
との間にウレタン樹脂素材を発泡し形成したウレタンス
ポンジ層を設けた三層構造からなるスポンジたわしであ
って、上記スポンジたわしを分割状スポンジたわしに裁
断する工程と、上記分割状スポンジたわしに裁断する際
に、該分割状スポンジたわし同志が離脱可能な状態で連
結する工程とを備える
【0027】ここで、合成樹脂研磨層とは、ポリエステ
ル繊維又はナイロン繊維などを熱成型によって固めたも
のであり、多数の繊維端によって微小な凹部に溜まった
汚れを掻き出すことが可能となり、メラミンスポンジ層
と合成樹脂研磨層との間にウレタンスポンジ層を熱溶着
又は接着材によって強固に接合した三層構造とするもの
である。
【0028】また本発明に係るスポンジたわしの製造方
法は、メラミン樹脂素材を発泡し形成したメラミンスポ
ンジ層と敷布との間にウレタン樹脂素材を発泡し形成し
たウレタンスポンジ層を設けた三層構造からなるスポン
ジたわしであって、上記スポンジたわしを分割状スポン
ジたわしに裁断する工程と、上記分割状スポンジたわし
に裁断する際に、該分割状スポンジたわし同志が離脱可
能な状態で連結する工程とを備える。
【0029】ここで、織布とは、目の粗い又は小さい織
布を設けることによってメラミンスポンジ層により汚れ
を拭き取った後の艶出しや花瓶や食器などの汚れ落とし
などに適したものとなり、メラミンスポンジ層と織布と
の間にウレタンスポンジ層を熱溶着又は接着材によって
強固に接合した三層構造とするものである。
【0030】また本発明に係るスポンジたわしの製造方
法は、メラミン樹脂素材を発泡し形成したメラミンスポ
ンジ層と高通水性に優れた高通水性発泡樹脂層との間に
ウレタン樹脂素材を発泡し形成したウレタンスポンジ層
を設けた三層構造からなるスポンジたわしであって、上
記スポンジたわしを分割状スポンジたわしに裁断する工
程と、上記分割状スポンジたわしに裁断する際に、該分
割状スポンジたわし同志が離脱可能な状態で連結する工
程とを備える。
【0031】ここで、高通水性発泡樹脂層とは、例えば
エーテル系又エステル系ウレタン樹脂を発泡させ、かつ
セル数実測値(個/25mm)が6〜30の材質を使用
するのが望ましく、高通気性および高通水性に優れてお
り、メラミンスポンジ層と高通水性発泡樹脂層との間に
ウレタンスポンジ層を熱溶着又は接着材によって強固に
接合した三層構造とするものである。
【0032】上述したそれぞれの構成のスポンジたわし
における裁断する工程とは、プレスの打ち抜き加工によ
って長方形、菱形やハート形などの種々の形にスポンジ
たわしを分割状に裁断するものであり、更に離脱可能な
状態で連結する工程とは、分割状に裁断する際に、分割
状スポンジたわし部同志を離脱可能にするために仮止め
連結部として一部を残した状態で裁断することで、手な
どで引っ張ることによって容易に分割状スポンジたわし
を切り離すことができる構成とするものである。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参酌しながら説明し、本発明の理解に供する。
【0034】本発明を適用したスポンジたわしの一例
は、図1に示すように、たわし本体1はメラミン樹脂素
材を発泡させて形成したメラミンスポンジ層2と、ウレ
タン樹脂素材を発泡させて形成したウレタンスポンジ層
3を熱溶着又は接着材によって強固に積層するものであ
る。
【0035】そこで上記たわし本体1を、数個のスポン
ジたわし4、4、・・に分割するために、プレスによる
打ち抜き加工によって裁断する際に、隣接するスポンジ
たわし4同志を連結するための仮止め連結部5を残した
状態で切断するものである。
【0036】また本発明を適用したスポンジたわしの一
例は、図2に示すように、たわし本体1はメラミン樹脂
素材を発泡させて形成したメラミンスポンジ層2、2と
の間に、ウレタン樹脂素材を発泡させて形成したウレタ
ンスポンジ層3を熱溶着又は接着材によって強固に積層
するものである。
【0037】そこで上記たわし本体1を、数個のスポン
ジたわし4、4、・・に分割するために、プレスによる
打ち抜き加工によって裁断する際に、隣接するスポンジ
たわし4同志を連結するための仮止め連結部5を残した
状態で切断するものである。
【0038】また本発明を適用したスポンジたわしの一
例は、図3に示すように、メラミン樹脂素材を発泡させ
て形成したメラミンスポンジ層2と、ポリエステル又は
ナイロンなどの合成樹脂繊維を固めて成型した合成樹脂
研磨層5との間に、ウレタン樹脂素材を発泡させて形成
したウレタンスポンジ層3を熱溶着又は接着材によって
強固に積層するものである。
【0039】そこで上記たわし本体1を、数個のスポン
ジたわし4、4、・・に分割するために、プレスによる
打ち抜き加工によって裁断する際に、隣接するスポンジ
たわし4同志を連結するための仮止め連結部5を残した
状態で切断するものである。
【0040】また本発明を適用したスポンジたわしの一
例は、図4に示すように、メラミン樹脂素材を発泡させ
て形成したメラミンスポンジ層2と、合成樹脂繊維又は
植物繊維により目を細かく折り込んだ、又は目を大きく
折り込んだ織布6との間に、ウレタン樹脂素材を発泡さ
せて形成したウレタンスポンジ層3を熱溶着又は接着材
によって強固に積層するものである。
【0041】そこで上記たわし本体1を、数個のスポン
ジたわし4、4、・・に分割するために、プレスによる
打ち抜き加工によって裁断する際に、隣接するスポンジ
たわし4同志を連結するための仮止め連結部5を残した
状態で切断するものである。
【0042】また本発明を適用したスポンジたわしの一
例は、図5に示すように、メラミン樹脂素材を発泡させ
て形成したメラミンスポンジ層2と、高通気性および高
通水性に優れた高通水性発泡樹脂層7との間に、ウレタ
ン樹脂素材を発泡させて形成したウレタンスポンジ層3
を熱溶着又は接着材によって強固に積層するものであ
る。
【0043】そこで上記たわし本体1を、数個のスポン
ジたわし4、4、・・に分割するために、プレスによる
打ち抜き加工によって裁断する際に、隣接するスポンジ
たわし4同志を連結するための仮止め連結部5を残した
状態で切断するものである。
【0044】又本発明を適用したスポンジたわしの他の
例として、図6に示すように、たわし本体1を数個のハ
ート形のスポンジたわし4、4、・・を、仮止め連結部
5を残した状態で裁断した構成とするものである。この
ようにして、上述のスポンジたわし4の形状の他に、菱
形や花形など種々の形状のスポンジたわし4の裁断を行
う構成とするものである。
【0045】以上の構成より成る本発明では、仮止め連
結部5によって連結されるスポンジたわし4、4、・・
は、使用時に軽く引っ張ることによって容易にスポンジ
たわし4を引きちぎることができる。
【0046】メラミンスポンジ層2は発泡密度が非常に
高く、かつ硬質であるがために水に浸し、汚れが付着し
た面を擦るだけで付着した汚れを拭き取ることができ
る。
【0047】合成樹脂研磨層5は、メラミンスポンジ層
2によって拭き取れなかった凹部に残った汚れを、合成
樹脂研磨層5の各合成樹脂繊維端によって掻き出して拭
き取ることが可能となる。
【0048】織布6は、メラミンスポンジ層2によって
対象面の汚れを拭き取った後に、対象面を織布6によっ
て水分を拭き取ることによって対象面の艶出し効果を得
ることができる。
【0049】高通水性発泡樹脂層7は、浴槽などの水回
り対象物に対してメラミンスポンジ層2によって対象面
の汚れを拭き取った後に、水に浸かったままの状態で高
通水性発泡樹脂層7によって対象面を擦る、又は付着し
た水分が多い場合の拭き取りに優れた効果を持つもので
ある。
【0050】ウレタンスポンジ層3は、メラミンスポン
ジ層2に比べて非常に柔軟性があるために、メラミンス
ポンジ層2との二層構造とすることによってメラミンス
ポンジ層2に強耐性を持たせることが可能となり、更に
合成樹脂研磨層5、織布6および高通水性発泡樹脂層7
とメラミンスポンジ層2との強固な接合部材としての効
果を得ることができる。
【0051】
【発明の効果】以上述べて来た如く本発明によれば、各
スポンジたわし同志が仮止め連結部によって連結された
状態で裁断されることで、使用するスポンジたわしのみ
を切り離すことによって各スポンジたわしがバラケルこ
となく保管することが可能となる。又プレス加工によっ
て種々の形状のスポンジたわしの生産および包装が容易
に行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したメラミンスポンジ層とウレタ
ンスポンジ層との二層構造から成るスポンジたわしの斜
視図である。
【図2】本発明を適用したメラミンスポンジ層とウレタ
ンスポンジ層との三層構造から成るスポンジたわしの斜
視図である。
【図3】本発明を適用したメラミンスポンジ層とウレタ
ンスポンジ層と合成樹脂研磨層との三層構造から成るス
ポンジたわしの斜視図である。
【図4】本発明を適用したメラミンスポンジ層とウレタ
ンスポンジ層と織布との三層構造から成るスポンジたわ
しの斜視図である。
【図5】本発明を適用したメラミンスポンジ層とウレタ
ンスポンジ層と高通水性発泡樹脂層との三層構造から成
るスポンジたわしの斜視図である。
【図6】本発明を適用したスポンジたわしの他の形状の
一例を示す説明図である。
【図7】従来のスポンジたわしの一例を示す説明図であ
る。
【図8】従来の分割したスポンジたわしの包装状態を示
す説明図である。
【符号の説明】
1 たわし本体 2 メラミンスポンジ層 3 ウレタンスポンジ層 4 スポンジたわし 5 合成樹脂研磨層 6 織布 7 高通水性発泡樹脂層

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メラミン樹脂素材を発泡させたメラミン
    スポンジ層とウレタン樹脂素材を発泡させたウレタンス
    ポンジ層の二層構造からなるスポンジたわしであって、 上記スポンジたわしを分割状に裁断させた分割状スポン
    ジたわし部と、 該分割状スポンジたわし部同志を離脱可能に連結させる
    仮止め連結部とを備えるスポンジたわし。
  2. 【請求項2】 メラミン樹脂素材を発泡させたメラミン
    スポンジ層との間にウレタン樹脂素材を発泡させたウレ
    タンスポンジ層を設けた三層構造からなるスポンジたわ
    しであって、 上記スポンジたわしを分割状に裁断させた分割状スポン
    ジたわし部と、 該分割状スポンジたわし部同志を離脱可能に連結する仮
    止め連結部とを備えるスポンジたわし。
  3. 【請求項3】 メラミン樹脂素材を発泡させたメラミン
    スポンジ層と合成樹脂繊維を固めて成型させた合成樹脂
    研磨層との間にウレタン樹脂素材を発泡させたウレタン
    スポンジ層を設けた三層構造からなるスポンジたわしで
    あって、 上記スポンジたわしを分割状に裁断させた分割状スポン
    ジたわし部と、 該分割状スポンジたわし部同志を離脱可能に連結する仮
    止め連結部とを備えるスポンジたわし。
  4. 【請求項4】 メラミン樹脂素材を発泡させたメラミン
    スポンジ層と敷布との間にウレタン樹脂素材を発泡させ
    たウレタンスポンジ層を設けた三層構造からなるスポン
    ジたわしであって、 上記スポンジたわしを分割状に裁断させた分割状スポン
    ジたわし部と、 該分割状スポンジたわし部同志を離脱可能に連結させた
    仮止め連結部とを備えるスポンジたわし。
  5. 【請求項5】 メラミン樹脂素材を発泡させたメラミン
    スポンジ層と高通水性に優れた高通水性発泡樹脂層との
    間にウレタン樹脂素材を発泡させたウレタンスポンジ層
    を設けた三層構造からなるスポンジたわしであって、 上記スポンジたわしを分割状に裁断させた分割状スポン
    ジたわし部と、 該分割状スポンジたわし部同志を離脱可能に連結させた
    仮止め連結部とを備えるスポンジたわし。
  6. 【請求項6】 メラミン樹脂素材を発泡し形成したメラ
    ミンスポンジ層とウレタン樹脂素材を発泡し形成したウ
    レタンスポンジ層の二層構造からなるスポンジたわしで
    あって、 上記スポンジたわしを分割状スポンジたわしに裁断する
    工程と、 上記分割状スポンジたわしに裁断する際に、該分割状ス
    ポンジたわし同志が離脱可能な状態で連結する工程とを
    備えるスポンジたわし。
  7. 【請求項7】 メラミン樹脂素材を発泡し形成したメラ
    ミンスポンジ層との間に、ウレタン樹脂素材を発泡し形
    成したウレタンスポンジ層を設けた三層構造からなるス
    ポンジたわしであって、 上記スポンジたわしを分割状スポンジたわしに裁断する
    工程と、 上記分割状スポンジたわしに裁断する際に、該分割状ス
    ポンジたわし同志が離脱可能な状態で連結する工程とを
    備えるスポンジたわし。
  8. 【請求項8】 メラミン樹脂素材を発泡し形成したメラ
    ミンスポンジ層と合成樹脂繊維を固めて成型した合成樹
    脂研磨層との間にウレタン樹脂素材を発泡し形成したウ
    レタンスポンジ層を設けた三層構造からなるスポンジた
    わしであって、 上記スポンジたわしを分割状スポンジたわしに裁断する
    工程と、 上記分割状スポンジたわしに裁断する際に、該分割状ス
    ポンジたわし同志が離脱可能な状態で連結する工程とを
    備えるスポンジたわし。
  9. 【請求項9】 メラミン樹脂素材を発泡し形成したメラ
    ミンスポンジ層と敷布との間にウレタン樹脂素材を発泡
    し形成したウレタンスポンジ層を設けた三層構造からな
    るスポンジたわしであって、 上記スポンジたわしを分割状スポンジたわしに裁断する
    工程と、 上記分割状スポンジたわしに裁断する際に、該分割状ス
    ポンジたわし同志が離脱可能な状態で連結する工程とを
    備えるスポンジたわし。
  10. 【請求項10】 メラミン樹脂素材を発泡し形成したメ
    ラミンスポンジ層と高通水性に優れた高通水性発泡樹脂
    層との間にウレタン樹脂素材を発泡し形成したウレタン
    スポンジ層を設けた三層構造からなるスポンジたわしで
    あって、 上記スポンジたわしを分割状スポンジたわしに裁断する
    工程と、 上記分割状スポンジたわしに裁断する際に、該分割状ス
    ポンジたわし同志が離脱可能な状態で連結する工程とを
    備えるスポンジたわし。
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