JP3116528U - 軟質食品製造型及び軟質食品の包装形態 - Google Patents

軟質食品製造型及び軟質食品の包装形態 Download PDF

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Abstract

【課題】軟質食品製造型から凝固物(製品)を簡単に、かつ食べやすい形と大きさとに加工して取出すことである。
【解決手段】複数の浅底成形部1−1を格子状又は非格子状に構成し、格子状構造の場合は、仕切壁1−3の厚さが製品取出口1−4へ至るに従って次第に薄く構成され、非格子状構造の場合は、製品取出口1−4へ至るに従って断面積を次第に広くする孔又は凹部に構成する軟質食品製造型である。
【選択図】 図1

Description

本考案は、寒天、ところてん、プリン、水羊かん、葛きり、アイスクリーム、シャーベットなどの軟質食品と称されている菓子類の製造型と、この製造型を含む包装形態に関する。
従来から、和菓子の重要な原材料であると共に、自体が軟質食品でもある寒天、ところてんなどの特性、和菓子製造の場合の配量や留意点などが、非特許文献1、2によって広く知られている。
上記文献によれば、軟質食品製造型から取出される加工品に包丁して食べやすい形と大きさとの製品にすることが記載されている。
新和菓子大系 上巻(石崎利内著 第7版 平成6年10月3日 株式会社製菓実験社発行) 第4節 水羊羹類 水羊羹について『1、水羊羹(A製法)』第759頁 第16行〜第17行の記載参照(加工品に包丁して製品にする点)。 新和菓子大系 下巻 (石崎利内著 第7版 平成6年10月3日 株式会社製菓実験社発行) 第4節 みつ豆類 A みつ豆の製法 第826頁『イ みつ豆の寒天について』の項の記載参照(加工品に包丁して製品にする点)。
本考案は前記した背景技術に鑑みてなしたもので、この軟質食品製造型をそのまま商品販売に使用して需要者に提供し、その需要者が前記凝固物を食する際に、前記軟質食品製造型に物理的外力を加えずとも、食べやすい形と大きさとに加工された前記凝固物を頗る簡単に取出し得る、使いやすい至便な軟質食品製造型と、この製造型を含む軟質食品包装形態の提供を課題とする。
本考案は、以下の技術手段を提案する。
第1の軟質食品製造型は、液状の軟質食品原材料が充填される複数の浅底成形部を格子状又は非格子状に構成し、それら浅底成形部の原材料充填口又は/及び製品取出口となる一側面を開放可能に密封するという技術手段である。
第2の軟質食品製造型は、前記複数の浅底成形部の格子状構造を構成する仕切壁の厚さが製品取出口へ至るに従って次第に薄くなる断面略三角形に構成されているという技術手段である。
第3の軟質食品製造型は、前記複数の浅底成形部の非格子状構造を、原材料充填口から製品取出口へ至るに従って次第に孔径を径大とする断面略ハ字形の貫通孔に構成するという技術手段である。
第4の軟質食品製造型は、前記複数の浅底成形部の非格子状構造を、原材料充填口又は/及び製品取出口となる一側面に開口する断面略凹面鏡状凹部に構成するという技術手段である。
また、本考案の軟質食品の包装形態は、前記いずれかの軟質食品製造型におけるそれぞれの浅底成形部内に、液状の軟質食品原材料を充填し、その原材料充填口又は/及び製品取出口となる一側面を開放可能に密封し冷却して、前記液状の軟質食品原材料を凝固させた状態で、該軟質食品製造型を、添加物と共に外袋内に密閉してなるという技術手段である。
本考案の請求項1によれば、液状の軟質食品原材料が充填される複数の浅底成形部を格子状又は非格子状に構成し、それら浅底成形部の原材料充填口又は/及び製品取出口となる一側面を開放可能に密封するから、前記複数の浅底成形部に液状の軟質食品原材料を充填した後、製造型の一側面を密封し、製造工程に従って加工すれば、複数の四角形又は複数の非四角形の凝固物が製造される。従って、軟質食品製造型から取出された凝固物を食べやすい形と大きさに包丁しなくても、初めから食べやすい形と大きさとの製品が能率よく得られる。
本考案の請求項2によれば、前記複数の浅底成形部の格子状構造を構成する仕切壁の厚さが製品取出口へ至るに従って次第に薄くなる断面略三角形に構成されているから、前記複数の浅底成形部の断面積が製品取出口へ至るに従って次第に広くなる。従って、前記複数の浅底成形部で製造された凝固物を取出しやすい製造型に構成できる。
本考案の請求項3によれば、前記複数の浅底成形部の非格子状構造を、原材料充填口から製品取出口へ至るに従って次第に孔径を径大とする断面略ハ字形の貫通孔に構成するから、前記複数の浅底成形部で製造された凝固物を取出し易い製造型に構成できる。
本考案の請求項4によれば、前記複数の浅底成形部の非格子状構造を、原材料充填口又は/及び製品取出口となる一側面に開口する略凹面鏡状凹部に構成するから、前記複数の浅底成形部で製造された凝固物を簡単に取出すことが可能な製造型にすることができる。
本考案の請求項5によれば、前述した軟質食品製造型を封入した包装形態であるから、購入した需要者が、前記軟質食品製造型に物理的外力を加えずとも、食べやすい形と大きさとに加工された前記凝固物を頗る簡単に取出して食することができる。
以下、本考案の実施形態例を図面参照のもとに説明する。
(実施例1)
請求項1の実施形態例としての軟質食品製造型1は、図1〜図3に示す如く断面凹字型の浅底立方体又は断面凹字型の浅底直方体(以下、これら直方体及び立方体の双方を総称して浅底体と称す)の内部に格子状の仕切壁1−3を設けて複数の浅底成形部1−1を構成する。図1示の格子状仕切壁1−3の設けかたの一例を図2参照のもとに説明すれば、前記浅底体の周壁や底部と同一体に構成する。
格子状の仕切壁1−3の構成は、図1示及び図2示の例の場合、軟質食品製造型1の原材料充填口及び製品取出口1−2となる一側面へ至るに従って厚さが次第に薄くなる断面略三角形に構成し、かくして、複数の浅底成形部1−1の断面積を底部から原材料充填口及び製品取出口1−2となる一側面へ至るに従って次第に広く構成して、製品である凝固物4(図13参照)を取出しやすく構成する。
図1示及び図2示の軟質食品製造型1から凝固物4(製品)を取出す場合は、図14に示す如く予め食器6を準備し、次いで軟質食品製造型1から薄い可撓性密封部材5を剥して浅底成形部1−1の原材料充填口及び製品取出口1−2となる一側面を開放し、該食品製造型を裏返えせば、複数(浅底成形部1−1と同数)の凝固物4(製品)は、該凝固物表面の水分W(図13参照)が奏する潤滑機能によって格子状仕切壁1−3から離れ、1個づつバラバラに食器6内に取出される。従って、製品である凝固物4を取出す場合、軟質食品製造型1に捻る、押す、引くなどといった物理的外力を加えることなく、誰でも頗る簡単に取出し作業を行い得て便利である。
(実施例2)
図1示の格子状仕切壁1−3を前記浅底体の内部に配設するための設けかたの他例は、図3示の如く前記浅底体とは別に構成した格子状の仕切壁1−3を前記浅底体の内部に取出し可能に嵌入れて構成する。
図1示及び図3示の軟質食品製造型1から凝固物4(製品)を取出す場合は、前記した図1示及び図2示の取出し方と殆んど同じであるが、相違する点は、軟質食品製造型1から薄い可撓性密封部材5を剥した後、格子状の仕切壁1−3が軟質食品製造型3内から脱落しないように、上記仕切壁1−3の上縁端部と、軟質食品製造型1の周壁上縁とを指先で押えてから、該食品製造型を裏返えすことである。この裏返えし後は、前記図1示及び図2示の実施例1の場合と同じであるので、重複説明を省略する。
上述した実施例1及び同2で開示されている軟質食品製造型1と、格子状の仕切壁1−3との材質に言及すると、これら両部材は、ポリプロピレン樹脂(以下、PPと略称する)又はポリエチレン樹脂(以下、PEと略称する)が好適であり、空気遮断可能な薄い可撓性密封部材5の材質は、ポリアセタール樹脂(以下、PAと略称する)又はポリエチレンテレフタレート樹脂(以下、PETと略称する)が好適であり、もし、空気遮断の必要がない場合ならば、前記密封部材5に前記PPやPEなどを使用できる。
次に軟質食品製造型1の浅底成形部1−1の寸法は、製品である凝固物4が一辺の寸法を1cm位とする正方形となるように決定する。
(実施例3)
請求項2の実施形態例としての軟質食品製造型1は、図4示、図5示の如く平面正方形又は平面長方形に構成された周枠の開放両側面のうち、一側面(図で上側面)を原材料充填口1−2とし、他側面(図で下側面)を製品取出口1−4として構成し、かつ上記周枠内に格子状の仕切壁1−3を同一体に構成し、さらに、上記他側面を空気遮断可能な薄い可撓性密封部材5でシールして複数の浅底成形部1−1を構成して全体を構成する。
格子状の仕切壁1−3は、図5示の如く原材料充填口1−2から製品取出口1−4へ至るに従って厚さが次第に薄くなる断面略三角形(本例では逆三角形)に構成し、液状の軟質食品原材料7(不図示)を原材料充填口1−2から充填した後、その充填口を空気遮断可能な薄い可撓性密封部材5で密封するようにする。
しかして、格子状の仕切壁1−3の厚さを上述のように製品取出口1−4へ至るに従って次第に薄く構成すれば、複数の浅底成形部1−1の断面積を原材料充填口1−2から製品取出口1−4へ至るに従って次第に広く構成し得、製品である凝固物4を取出しやすく構成できる。
図4示及び図5示の軟質食品製造型1から凝固物4(製品)を取出す場合は、図14に示す如く予め食器6を準備し、ついで、不図示であるが、製品取出口1−4(図5で下側)を上向にした後、この取出口を密封している薄い可撓性の密封部材5を剥して複数の浅底成形部1−1を開放したら、軟質食品製造型1を裏返えし、製品取出口1−4を下向にする。このように製品取出口1−4を下向にした後は、前記実施例1(図1示及び図2示)の場合と同じであるので、重複説明を省略する。
次に軟質食品製造型1、格子状の仕切壁1−3、空気遮断可能な薄い可撓性の密封部材5などの材質は、前記実施例2(図示1、図示3)の場合と同じであるので、重複説明を省略する。
軟質食品製造型1の浅底成形部1−1の寸法は、凝固物4(製品)が一辺の寸法を1cm位とする正方形になるように決定する。
(実施例4)
請求項3の実施形態例としての軟質食品製造型1は、図6示、図7示の如く平面正方形又は平面長方形に成形された平板に開穿された複数の断面ハ字状貫通孔と、該平板の両側面を密封する空気遮断可能で可撓性の薄い密封部材5とで複数の非格子状浅底成形部1−1を構成して全体の概略を構成する。前記浅底成形部1−1は、断面略ハ字状貫通孔の小径一端部(図で上端部)を原材料充填口1−2とし、かつ大径他端部(図で下端部)を製品取出口1−4とし、さらに、その製品取出口を密封する前記密封部材5を底部として利用することにより構成する。従って、前記浅底成形部1−1は、断面略ハ字状貫通孔という構造から明らかなように、原材料充填口1−2から製品取出口1−4へ至るに従って次第に断面積を広くする構造となるから、製品である凝固物4を取出しやすく構成できる。
図6示、図7示の軟質食品製造型1から、凝固物4(製品)を取出す際は、図14示の如く、まず食器6を準備し、次に不図示であるが、原材料充填口1−2を密封している前記密封部材5を剥し、軟質食品製造型1を裏返えせば、複数の浅底成形部1−1内の凝固物4は、該凝固物表面の水分W(図13参照)が発揮する潤滑機能によって、1個づつバラバラに取出される。
軟質食品製造型1、前記密封部材5などの材質は、前記実施例2(図1示、図3示)の場合と同じであるから重複説明を省略する。
軟質食品製造型1の浅底成形部1−1の寸法は、凝固物4(製品)の直径と高さとの寸法が夫々1cm位となるように決定する。
軟質食品製造型1の浅底成形部1−1の断面形状は、図示の円形に制約されるわけではなく、横断面形状が角形(たとえば、四角形、六角形、その他)、同形状が楕円形、同形状が多角形や異形(たとえば、星型、木の葉型、その他)など、種々の横断面形状に構成できる。従って、製品(凝固物)の横断面形状も種々考えられるが、主なものをいくつか挙げれば、断面略截頭円錐形、同略截頭角錐形、同略円柱形、同略角柱形などがある。
(実施例5)
請求項4の実施形態例としての軟質食品製造型1は、図8示、図9示、図10示の如く複数の非格子状浅底成形部1−1が断面略凹面鏡状凹部に構成された構造を特徴とするもので、該浅底成形部を一側面(図で上側面)に開口せしめ、原材料充填口及び製品取出口1−2を兼用せしめて空気遮断可能で可撓性の薄い密封部材5で密封する。
図8示の軟質食品製造型1は、いくつかの構造が考えられるので、一つ二つ例示すれば、図9示の如く、平面正方形又は平面長方形に成形された平板に複数の断面凹面鏡状凹部を成形して浅底成形部1−1を構成したもので、周知のたこ焼き製造型に類する構造である。
そして、図10示の軟質食品製造型1は、平面正方形又は平面長方形の薄板に複数の断面略凹面鏡状凹部を圧搾成形して略椀状の浅底成形部1−1を構成した構造である。
軟質食品製造型1の複数の浅底成形部1−1は、断面略凹面鏡状凹部の最大径部を一側面(図で上側面)に開口せしめて、原材料充填口及び製品取出口1−2を構成すれば、断面半球状に製造された凝固物(不図示の製品)を取出しやすく構成できる。
図8示、図9示、図10示の軟質食品製造型1から製品の凝固物(不図示)を取出す操作は前記実施例1(図1示、図2示)の場合と同じなので、重複説明を省略する。
軟質食品製造型1、空気遮断可能で可撓性の薄い密封部材5などの材質は、前記実施例2(図1示、図3示)の場合と同じであるから、重複説明を省略する。
図8示〜図10示の軟質食品製造型1に構成された複数の浅底成形部1−1の寸法は、凝固物(製品)の最大径が1cm位となるように決定する。
前記複数の浅底成形部1−1は、凹面鏡状凹部の凹面を多面に成形し、凝固物(製品)の半球状が単純な半円形でなく、半円形を基本形とする多面体(恰も、サッカーボールを輪切りにした半球状多面体)に構成することができる。
請求項1〜4の実施形態例としての軟質食品製造型を用いた同食品製造法を図11〜図13に基づいて説明し、次いで、請求項5の実施形態例としての包装形態(製品の販売形態)を図15を参照しながら説明する。
液状の軟質食品原材料7は、寒天、ところてん、水羊かんなどの製法で周知の常法によって製造された温い寒天液(濃度は全体100に対して0.3〜1.0%位)であり、適当な容器2に入れた後、空気遮断可能な軟質食品製造型1の浅底成形部1−1に充填する。(図11参照)
液状の軟質食品原材料7が充填された複数の浅底成形部1−1の原材料充填口及び製品取出口1−2となる一側面を空気遮断可能な薄い可撓性の密封部材5でシールして密封する。(図12参照)
液状の軟質食品原材料7が充填され、かつ一側面が密封された軟質食品製造型1を加熱して前記食品原材料7を殺菌する。この加熱殺菌工程で使用可能な加熱手段は、周知の湯煎である。(不図示)そして、この加熱殺菌工程での加熱温度と加熱時間は、湯煎手段ならば85℃〜95℃位で35分位〜40分位である。
加熱殺菌工程で殺菌された液状の軟質食品原材料7は、冷却工程へ移されて冷却され、凝固がすすむにつれて表面が次第に水濡れする。この凝固による固さは、ゼリー程度である。
この冷却工程で使用可能な冷却手段は、大きな水槽に満たされた冷水中に並べて冷却することが可能な冷却装置(不図示)を使用する。この冷水を利用した冷却手段は、恰も豆腐を水中に並べるが如くに複数個の軟質食品製造型1を水中に並べて冷却する。そして、この冷却工程での冷却温度と冷却時間とは、冷水温度が10℃〜25℃位で20分位〜30分位である。
ところで、殺菌された液状の軟質食品原材料7の凝固がすすむにつれて表面が次第に水濡れする原因は詳らかではないが、前記食品原材料7から熱が奪われ始めると同時に、該食品原材料の中心部から周辺部へと水分が移動し始め、この水分移動とともに該食品原材料の中心部から周辺部へと凝固し始めて広がり、凝固した部位では水分が内部に入れず、凝固部位の表面に滲出水分として残り、やがて、前記食品原材料7の全体が凝固した際に凝固物4の表面にそのまま水分Wが残り、水濡れ現象が発生するのではないかと思料する。(図13参照)
軟質食品製造型1内の複数の凝固物4を取出して食すには、図14に示す如く、まず食器6を準備し、次いで薄い可撓性密封部材5を軟質食品製造型1から剥し、複数の浅底成形部1−1の一側面を開放し、該食品製造型を食器6に向って裏返せば、凝固物4表面の水分Wが潤滑機能を発揮し、該凝固物を浅底成形部1−1の一側面(原材料充填口及び製品取出口1−2となる一側面)から食器6内に落下せしめ、かくして、複数の凝固物4が食器6内に取出される。食器6内に取出された複数の凝固物4を食する際は、好みの添加物(たとえば、白蜜、こしあん、黒蜜、抹茶、その他)の一種又は二種以上を添加する。
次に、上記製造法によって製造された製品(凝固物)の販売形態(包装形態)の例は、図15示の如く該製造法に使用されて内部に製品が充填されたままの軟質食品製造型1(製品は不図示)に、製品を食する時に使用する添加物9(たとえば、図示の白蜜、こしあんのほか、抹茶、黒蜜、梅エキス、その他)を添えて外袋8内に密封する。
なお、添加物9の包材は、前記実施例2で例示したPP、PE、PA、PETのなかから選択し、外袋8の材質は、PPである。
ところで、本考案の前記製造法及び製造型で製造可能な軟質食品は、常温では液状であっても、冷却すると凝固するものである。(たとえば、プリン、水羊かん、葛きり、アイスクリーム、シャーベットなど。)
本考案請求項1に係る製造型の一例の概略を示す斜視図。 上記製造型のI−I線に沿える構造の一例を示す縦断面図。 上記製造型のI−I線に沿える構造の他例を示す縦断面図。 本考案請求項2に係る製造型の一例の概略を示す斜視図。 図4のII−II線に沿える構造例を示す縦断面図。 本考案請求項3に係る製造型の一例の概略を示す斜視図。 図6のIII−III線に沿える構造例を示す縦断面図。 本考案請求項4に係る製造型の一例の概略を示す斜視図。 図8のIV−IV線に沿える構造例の一例を示す縦断面図。 図8のIV−IV線に沿える構造例の他例を示す縦断面図。 前記製造法における軟質食品原材料充填工程の概略を表わす斜視図。 上記製造法における浅底成形部密封工程の概略を示す斜視図。 前記製造法によって製造された製品の一部を示す拡大縦断面図。 前記製造法によって製造された製品の取出しかたの一例を示す斜視図。 本考案請求項5に係る包装形態(販売形態)の一例の概略を表わす斜視図。
符号の説明
1:軟質食品製造型
1−1:浅底成形部
1−2:原材料充填口(製品取出口)
1−3:格子状の仕切壁
1−4:製品取出口
2:容器
4:凝固物(製品)
5:密封部材
7:食品原材料
8:外袋
9:添加物

Claims (5)

  1. 液状の軟質食品原材料が充填される複数の浅底成形部を格子状又は非格子状に構成し、それら浅底成形部の原材料充填口又は/及び製品取出口となる一側面を開放可能に密封することを特徴とする軟質食品製造型。
  2. 前記複数の浅底成形部の格子状構造を構成する仕切壁の厚さが製品取出口へ至るに従って次第に薄くなる断面略三角形に構成されている請求項1記載の軟質食品製造型。
  3. 前記複数の浅底成形部の非格子状構造を、原材料充填口から製品取出口へ至るに従って次第に孔径を径大とする断面略ハ字形の貫通孔に構成する請求項1記載の軟質食品製造型。
  4. 前記複数の浅底成形部の非格子状構造を、原材料充填口又は/及び製品取出口となる一側面に開口する略凹面鏡状凹部に構成する請求項1記載の軟質食品製造型。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の軟質食品製造型におけるそれぞれの浅底成形部内に、液状の軟質食品原材料を充填し、その原材料充填口又は/及び製品取出口となる一側面を開放可能に密封し冷却して、前記液状の軟質食品原材料を凝固させた状態で、該軟質食品製造型を、添加物と共に外袋内に密閉してなる軟質食品の包装形態。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014166149A (ja) * 2013-02-28 2014-09-11 Fujiwara Ice Cream Kojo Kk 蜂蜜を用いた菓子,蜂蜜を用いた菓子の作成方法,蜂蜜を用いた菓子の作成具

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