JP3116513U - 飛散防止網 - Google Patents

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Abstract

【課題】 運搬時にコンパクトにすることができるとともに、連結容易な飛散防止網を提供する
【解決手段】 左連結壁71が左側壁51から離間して上下方向に延設され、右連結壁81が右側壁61から離間して上下方向に延設され、左側壁51に上下対称的に複数の係止孔が穿通され、右側壁61に左側壁51の係止孔と対向するように複数の係止孔が穿通され、左連結壁71の後面と、他の飛散防止網Fの右側壁61の右側面とを合わせたときに、その右側壁61の係止孔と位置が一致するように、左連結壁71に複数の係止孔が穿通され、右連結壁81の後面と、他の飛散防止網Fの左側壁51の左側面とを合わせたときに、その左側壁51の係止孔と位置が一致するように、右連結壁81に複数の係止孔が穿通されている飛散防止網F。
【選択図】 図1

Description

本考案は、コンクリートやアスファルト等のはつり作業の際に発生するはつり小片の飛散を防止する飛散防止網に関する。
従来、道路脇等でコンクリート等のはつり作業を行うときは、コンクリート片等のはつり小片が飛散して、通行中の車両等に損傷を与えることを防止するため、図6に示すような飛散防止網101を、作業現場の周囲に立設し、はつり小片の飛散を防止している。この飛散防止網101は、枠体104にネット105を張設した遮蔽部103に、支持部材102を連結したものであり、支持部材102で遮蔽部103を転倒しないように支えている。
しかし、従来の飛散防止網101は、遮蔽部103から突出する支持部材102を有しているため、運搬時に重ねることが困難で、コンパクトにできないという問題があった。また、複数の飛散防止網101を、高さ方向に重ねたり、長手方向に連結したりするのに、工夫が必要であった。
この考案は、上述した問題を解決するものであり、運搬時にコンパクトにすることができるとともに、連結容易な飛散防止網を提供することを目的とする。
請求項1記載の飛散防止網は、互いに対向する長尺板状の上壁及び下壁と、前記上壁と前記下壁とを連結し互いに対向する長尺板状の左側壁及び右側壁と、を備えた矩形状の枠体と、前記枠体の前側開口面を塞ぐように前記枠体に張設されたネットと、を備えたものであって、前記前側開口面に対して平行な長尺板状をなす左連結壁が、前記左側壁から離間して、前記上壁の左端部付近の後側縁部と前記下壁の左端部付近の後側縁部とを連結するように上下方向に延設され、前記前側開口面に対して平行な長尺板状をなす右連結壁が、前記右側壁から離間して、前記上壁の右端部付近の後側縁部と前記下壁の右端部付近の後側縁部とを連結するように上下方向に延設され、前記左側壁に、上下対称的に複数の係止孔が穿通され、前記右側壁に、前記左側壁の前記係止孔と対向するように、複数の係止孔が穿通され、前記左連結壁の後面と、他の前記飛散防止網の前記右側壁の右側面とを合わせたときに、当該他の前記飛散防止網の前記右側壁の前記係止孔と位置が一致するように、前記左連結壁に複数の係止孔が穿通され、前記右連結壁の後面と、他の前記飛散防止網の前記左側壁の左側面とを合わせたときに、当該他の前記飛散防止網の前記左側壁の前記係止孔と位置が一致するように、前記右連結壁に複数の係止孔が穿通されていることを特徴とする。
請求項2記載の飛散防止網は、前記上壁に、左右対称的に複数の係止孔が穿通され、前記下壁に、前記上壁の前記係止孔と対向するように、複数の係止孔が穿通されていることを特徴とする。
請求項3記載の飛散防止網は、前記左連結壁が、正面視において、前記上壁の最も左側の前記係止孔とその右隣の前記係止孔との間の部位から、前記下壁の最も左側の前記係止孔とその右隣の前記係止孔との間の部位まで延設され、前記右連結壁が、正面視において、前記上壁の最も右側の前記係止孔とその左隣の前記係止孔との間の部位から、前記下壁の最も右側の前記係止孔とその左隣の前記係止孔との間の部位まで延設されていることを特徴とする。
請求項4記載の飛散防止網は、前記左連結壁の後面と、他の前記飛散防止網の前記右側壁の右側面とを合わせたときに、略コ字形状の筋交い部材の一端部を、前記上壁の左側部に穿通された前記係止孔に挿通するとともに、前記筋交い部材の他端部を、当該他の前記飛散防止網の前記上壁の右側部に穿通された前記係止孔に挿通することにより、前記筋交い部材で当該他の前記飛散防止網と連結可能であり、右連結壁の後面と、他の前記飛散防止網の前記左側壁の左側面とを合わせたときに、他の前記筋交い部材の一端部を、前記上壁の右側部に穿通された前記係止孔に挿通するとともに、当該他の前記筋交い部材の他端部を、当該他の前記飛散防止網の前記上壁の左側部に穿通された前記係止孔に挿通することにより、当該他の前記筋交い部材で当該他の前記飛散防止網と連結可能であることを特徴とする。
請求項5記載の飛散防止網は、前記左連結壁から前記左連結壁と直角をなして前方に延設された左補助壁と、前記右連結壁から前記右連結壁と直角をなして前方に延設された右補助壁と、を備え、前記左補助壁に、前記左側壁の前記係止孔と対向するように、複数の係止孔が穿通され、前記右補助壁に、前記右側壁の前記係止孔と対向するように、複数の係止孔が穿通されていることを特徴とする。
請求項6記載の飛散防止網は、前記ネットの左端部と右端部とに、それぞれ、前記ネットの上端部から下端部まで延びる長尺板状のネット固定部材が取着され、前記各ネット固定部材が前記枠体に着脱自在に取着されて、前記ネットが前記枠体に張設されることを特徴とする。
請求項7記載の飛散防止網は、前記各ネット固定部材が、長尺板状の前部材と、長尺板状の後部材とを備え、前記前部材と前記後部材との間に前記ネットを挟んで、前記前部材と前記後部材とを螺着することにより、前記ネットに前記ネット固定部材が取着されることを特徴とする。
請求項8記載の飛散防止網は、前記前部材と前記後部材とを螺着する際に、スプリングワッシャーを介在させて螺着することを特徴とする。
請求項1記載の飛散防止網は、飛散防止網同士を連結することにより自立可能で、支持部材の突設が不要なので、運搬時や収納時に積み重ねてコンパクトにすることができる。また、係止孔にUピン等を挿通するだけで連結でき、そのUピン等を抜脱すれば解体できるので、連結・解体容易である。さらに、左右に他の飛散防止網を連結できるので、囲いたい場所の大きさに合わせて容易に拡張できる。
請求項2記載の飛散防止網によれば、上壁の上面と、他の飛散防止網の下壁の下面とを合わせて、係止孔にUピン等を挿通することにより、上側にも他の飛散防止網を連結できるので、高さも容易に拡張できる。
請求項3記載の飛散防止網によれば、左連結壁及び右連結壁が、上壁や下壁の係止孔にUピン等を挿通するときの妨げにならない。
請求項4記載の飛散防止網によれば、飛散防止網の左連結壁または右連結壁に他の飛散防止網を連結したときに、筋交い部材で飛散防止網同士を連結することにより、がたつきを防止できる。
請求項5記載の飛散防止網によれば、左右に飛散防止網を連結したときに、左補助壁、左側壁、右側壁、及び、右補助壁の互いに一致する係止孔に、Lピン等を挿通することにより、がたつきを防止できる。
請求項6記載の飛散防止網によれば、ネットの取替えが容易である。
請求項7記載の飛散防止網によれば、ネットが破損しても、ネット固定部材からネットを外して、ネットだけを取り替えればよいので、最小限の取替えで済み、コストを低減できる。
請求項8記載の飛散防止網によれば、ネット固定部材の前部材と後部材とをスプリングワッシャーを介して螺着するので、螺子の緩みを防止できる。
以下、本考案の一実施形態の飛散防止網Fについて、図面に基づいて説明する。飛散防止網Fは、図1〜4に示すように、枠体1と、枠体1に取着されたネット部2とを備えている。
枠体1は、いずれも断面L字形状の上枠部材3、下枠部材4、左枠部材5、及び、右枠部材6を備え、上枠部材3の左端部と左枠部材5の上端部、左枠部材5の下端部と下枠部材4の左端部、下枠部材4の右端部と右枠部材6の下端部、右枠部材6の上端部と上枠部材3の右端部とを、それぞれ固着することにより、矩形状に形成されている。なお、図2(a)は背面図であるので、枠体1の左右と図2(a)紙面上の左右とは逆になっている。
上枠部材3は、枠体1の上面を構成する長尺板状の上壁31と、上壁31の前側縁から上壁31と直角をなして下方に延設された上前壁32とから構成されている。
下枠部材4は、枠体1の下面を構成する長尺板状の下壁41と、下壁41の前側縁から下壁41と直角をなして上方に延設された下前壁42とから構成されている。
左枠部材5は、枠体1の左側面を構成する長尺板状の左側壁51と、左側壁51の前側縁から左側壁51と直角をなして右方に延設された左前壁52とから構成されている。
右枠部材6は、枠体1の右側面を構成する長尺板状の右側壁61と、右側壁61の前側縁から右側壁61と直角をなして左方に延設された右前壁62とから構成されている。
そして、上壁31と下壁41とは、左側壁51及び右側壁61により連結され、上壁31と下壁41とが互いに対向するとともに、左側壁51と右側壁61とが互いに対向している。
上壁31には、左端部31a付近から右端部31b付近にわたって、左右対称的に複数の係止孔31cが穿通されている。下壁41には、上壁31の係止孔31cと対向するように、複数の係止孔41cが穿通されている。
左側壁51には、上端部付近から下端部付近にわたって、上下対称的に複数の係止孔51c(図5参照)が穿通されている。右側壁61には、左側壁51の係止孔51cと対向するように、複数の係止孔61cが穿通されている。
上前壁32、下前壁42、左前壁52、及び、右前壁62は、枠体1の前面を構成し、これらで囲まれることにより、枠体1の前面には、矩形状の前側開口面10が形成されている。左前壁52と右前壁62とには、複数の取付孔11が穿通されている。
また、枠体1は、いずれも断面L字形状の左連結部材7及び右連結部材8を備えている。
左連結部材7は、前側開口面10に対して平行な長尺板状をなす左連結壁71と、左連結壁71の左側縁から左連結壁71と直角をなして、前側開口面10に至るまで前方に延設された左補助壁72とから構成されている。
左連結壁71は、左側壁51から所定間隔L離間して(図2(a)参照)、上壁31の左端部31a付近の後側縁部と、下壁41の左端部41a付近の後側縁部とを連結するように、上下方向に延設されている。
詳しくは、左連結壁71は、正面視において、上壁31の最も左側の係止孔31cと、その右隣の係止孔31cとの間の部位から、下壁41の最も左側の係止孔41cとその右隣の係止孔41cとの間の部位まで延設されている。かかる位置に左連結壁71を配置したのは、係止孔31c、41cの形成位置を避けるとともに、枠体1の左端部付近に他の飛散防止網Fを連結可能として、はつり現場等をなるべく広く囲うためである。
左連結壁71には、左連結壁71の後面と他の飛散防止網Fの右側壁61の右側面とを合わせたときに、その右側壁61の係止孔61cと位置が一致するように、複数の係止孔71cが穿通されている。
左補助壁72は、左側壁51と平行に対向し(図2(c)参照)、上壁31の左端部31a付近と、下壁41の左端部41a付近とを連結するように上下方向に延設されている。左補助壁72には、左側壁51の係止孔51cと対向するように、複数の係止孔72cが穿通されている。
右連結部材8は、前側開口面10に対して平行な長尺板状をなす右連結壁81と、右連結壁81の右側縁から右連結壁81と直角をなして、前側開口面10に至るまで前方に延設された右補助壁82とから構成されている。
右連結壁81は、右側壁61から所定間隔L離間して(図2(a)参照)、上壁31の右端部31b付近の後側縁部と、下壁41の右端部41b付近の後側縁部とを連結するように、上下方向に延設されている。
詳しくは、右連結壁81は、正面視において、上壁31の最も右側の係止孔31cとその左隣の係止孔31cとの間の部位から、下壁41の最も右側の係止孔41cとその左隣の係止孔41cとの間の部位まで延設されている。かかる位置に右連結壁81を配置したのは、左連結壁71と同様の理由からである。
右連結壁81には、右連結壁81の後面と他の飛散防止網Fの左側壁51の左側面とを合わせたときに、その左側壁51の係止孔51cと位置が一致するように、複数の係止孔81cが穿通されている。
右補助壁82は、右側壁61と平行に対向し、上壁31の右端部31b付近と、下壁41の右端部41b付近とを連結するように上下方向に延設されている。右補助壁82には、右側壁61の係止孔61cと対向するように、複数の係止孔82cが穿通されている
ネット部2は、ネット21と、ネット21の左端部と右端部とにそれぞれ取着されたネット固定部材22とを備えている。ネット21は、上端部と下端部とに側帯21aを有した網である。
各ネット固定部材22は、ネット21の上端部から下端部まで延びる長尺板状をなしている。詳しくは、図3に示すように、各ネット固定部材22は、長尺板状の板部材23、23からなり、各板部材23には、複数の挿通孔23aと、複数の取付孔23bとが穿通されている。取付孔23bの位置は、ネット固定部材22を左前壁52に重ねたときには、左前壁52の取付孔11と一致し、ネット固定部材22を右前壁62に重ねたときには、右前壁62の取付孔11と一致する。
そして、一方の板部材23を前部材とし、他方の板部材23を後部材として、図3(b)に示すように、板部材23、23間にネット21を挟んで各挿通孔23aに螺子24を挿通し、螺子24の先端にスプリングワッシャー25を介してナット26を螺着することにより、板部材23、23が互いに螺着され、ネット21にネット固定部材22が取着される。
そして更に、図4に示すように、ネット固定部材22の一方を左前壁52に、他方を右前壁62に重ねて、蝶螺子12を、各取付孔23bと、その取付孔23bに一致する取付孔11とに挿通して、蝶螺子12の先端部にナットを螺着することにより、ネット固定部材22が枠体1に取着され、ネット21が、前側開口面10を塞ぐように、枠体1に張設されることとなる。かかるネット部2の枠体1への取付作業の際にも、左連結壁71、右連結壁81は、それぞれ左側壁51、右側壁61から離間しているため、作業の邪魔にならない。
以上のように構成された飛散防止網Fを、はつり現場等に立設するときには、複数の飛散防止網Fを連結することにより立設する。以下、図5を用いて説明する。図5では、飛散防止網Fを区別するため、F1〜F6の符号を付している。
飛散防止網F1、F2を左右に連結するときは、一方の飛散防止網F1の左側壁51の左側面と、他方の飛散防止網F2の右側壁61の右側面とを合わせる。すると、一方の飛散防止網F1の係止孔51cと、他方の飛散防止網F2の係止孔61cとの位置が一致するので、適当な係止孔51cを複数選び、選んだ係止孔51cと、その係止孔51cに一致する係止孔61cとに、Uピン13を挿通する。これにより、飛散防止網F1、F2が左右に連結される。
また、飛散防止網F1、F2を左右に連結した後、一方の飛散防止網F1の係止孔72cから適当な係止孔72cを複数選び、選んだ係止孔72cと、その係止孔72cに対向する飛散防止網F1の係止孔51c、その係止孔51cに一致する飛散防止網F2の係止孔61c、その係止孔61cに対向する飛散防止網F2の係止孔82cに、Lピン14を挿通する。これにより、飛散防止網F1、F2のがたつきが防止される。
飛散防止網F1、F3を上下に連結するときは、一方の飛散防止網F1の上壁31の上面と、他方の飛散防止網F3の下壁41の下面とを合わせる。すると、一方の飛散防止網F1の係止孔31cと、他方の飛散防止網F3の係止孔41cとの位置が一致するので、適当な係止孔31cを複数選び、選んだ係止孔31cと、その係止孔31cに一致する係止孔41cとに、Uピン13を挿通する。これにより、飛散防止網F1、F3が上下に連結される。
図5では、同様にして、飛散防止網F2、F4を上下に連結するとともに、飛散防止網F3、F4を左右に連結している。
また、上記のように連結した飛散防止網F1〜F4を立設するときは、飛散防止網F2の左連結壁71の後面と、他の飛散防止網F5の右側壁61の右側面とを合わせる。すると、飛散防止網F2の係止孔71cと、飛散防止網F5の係止孔61cとの位置が一致するので、適当な係止孔71cを複数選び、選んだ係止孔71cと、その係止孔71cに一致する係止孔61cとに、Uピン13を挿通する。これにより、飛散防止網F2、F5が互いに連結される。
そして、飛散防止網F1の右連結壁81の後面と、他の飛散防止網F6の左側壁51の左側面とを合わせる。すると、飛散防止網F1の係止孔81cと、飛散防止網F6の係止孔51cとの位置が一致するので、適当な係止孔81cを複数選び、選んだ係止孔81cと、その係止孔81cに一致する係止孔51cとに、Uピンを挿通する。これにより、飛散防止網F1、F6が互いに連結され、この結果、平面視において略コ字形状をなすように、飛散防止網F1〜F6が連結されて自立する。なお、強風時等には、必要に応じて、飛散防止網F5、F6に土嚢を載せて、転倒をさらに防止する。
また、略コ字形状の筋交い部材9の一端部を、飛散防止網F2の上壁31の左側部(左右方向における中央よりも左側の部分)に穿通された係止孔31cに、他端部を、飛散防止網F5の上壁31の右側部(左右方向における中央よりも右側の部分)に穿通された係止孔31cに挿通することにより、筋交い部材9で、飛散防止網F2と飛散防止網F5とが連結され、がたつきが防止される。なお、図5では、飛散防止網F2の上に飛散防止網F4が連結されているので、筋交い部材9を飛散防止網F2の係止孔31cに挿通する際には、その係止孔31cに一致する飛散防止網F4の係止孔41cに挿通してから挿通する。
また、同様に、他の筋交い部材9の一端部を、飛散防止網F6の上壁31の左側部に穿通された係止孔31cに、他端部を、飛散防止網F1の上壁部31の右側部に穿通された係止孔31cに挿通することにより、筋交い部材9で、飛散防止網F1と飛散防止網F6とが連結され、がたつきが防止される。なお、図5では、飛散防止網F1の上に飛散防止網F3が連結されているので、筋交い部材9を飛散防止網F1の係止孔31cに挿通する際には、その係止孔31cに一致する飛散防止網F3の係止孔41cに挿通してから挿通する。
以上述べたように、飛散防止網Fは、飛散防止網F同士を連結することにより自立可能なので、支持部材の突設が不要であり、運搬時や収納時に積み重ねてコンパクトにすることができる。
また、係止孔31c等にUピン13等を挿通するだけで連結でき、そのUピン13等を抜脱すれば解体できるので、連結・解体容易である。
また、一の飛散防止網Fの左側壁51の左側面と、他の飛散防止網Fの右側壁61の右側面とを合わせて、係止孔51c、61cにUピン13を挿通することにより、左右に飛散防止網F、Fを連結できるので、囲いたい場所の大きさに合わせて容易に拡張できる。
また、一の飛散防止網Fの上壁31の上面と、他の飛散防止網Fの下壁41の下面とを合わせて、係止孔31c、41cにUピン13を挿通することにより、上下に飛散防止網F、Fを連結できるので、高さも容易に拡張できる。
また、左連結壁71、右連結壁81は、それぞれ、左側壁51、右側壁61から離間しているので、係止孔51c、61cにUピン13を挿通するときの邪魔にならず、また、係止孔31c、41cの形成位置を避けて配置されているので、係止孔31c、41cにUピン13を挿通するときの邪魔にもならない。
また、左側壁51には、上下対称的に複数の係止孔51cが穿通されており、右側壁61には、係止孔51cと対向するように(したがって、上下対称的に)複数の係止孔61cが穿通されているので、上下逆でも連結可能であり、連結時に上下を考慮しなくてもよく、連結容易である。
また、ネット固定部材22を枠体1から外せばネット21が枠体1から外れるので、ネット21の破損時等の取替えが容易である。さらに、板部材23、23にネット21を挟んで板部材23、23を螺着することにより、ネット21にネット固定部材22が取着されているので、ネット固定部材22からのネット21の取り外しが容易であり、ネット21が破損しても、ネット固定部材22からネット21を外して、ネット21だけを取り替えればよく、最小限の取替えで済むため、コストを低減できる。また、スプリングワッシャー25を介して螺着することにより、螺子の緩みを防止できる。
なお、飛散防止網Fの連結の形態は、適宜変更可能であり、上述した平面視において略コ字形状をなす形態の他に、平面視において略ロ字形状をなす形態も採り得る。また、連結の順序も適宜変更可能である。
また、Uピン13以外の係止部材を係止孔31c等に挿通することにより、飛散防止網F同士を連結してもよい。
すなわち、実用新案登録請求の範囲を逸脱しない範囲で、本考案は種々の構成を採り得る。
本考案の一実施形態の飛散防止網の斜視図である。 (a)は図1の飛散防止網の枠体の背面図、(b)は(a)のb−b部位断面図、(c)は(a)のc−c部位断面図である。 (a)は図1の飛散防止網のネット部の正面図、(b)は(a)のb部位拡大断面図である。 図1の飛散防止網の分解斜視図である。 図1の飛散防止網の連結例である。 従来の飛散防止網の斜視図である。
符号の説明
1…枠体
9…筋交い部材
10…前側開口部
21…ネット
22…ネット固定部材
25…スプリングワッシャー
31…上壁
31a…左端部
31b…右端部
31c…係止孔
41…下壁
41a…左端部
41b…右端部
41c…係止孔
51…左側壁
51c…係止孔
61…右側壁
61c…係止孔
71…左連結壁
71c…係止孔
72…左補助壁
72c…係止孔
81…右連結壁
81c…係止孔
82…右補助壁
82c…係止孔
F、F1、F2、F3、F4、F5、F6…飛散防止網

Claims (8)

  1. 互いに対向する長尺板状の上壁及び下壁と、前記上壁と前記下壁とを連結し互いに対向する長尺板状の左側壁及び右側壁と、を備えた矩形状の枠体と、
    前記枠体の前側開口面を塞ぐように前記枠体に張設されたネットと、
    を備えた飛散防止網であって、
    前記前側開口面に対して平行な長尺板状をなす左連結壁が、前記左側壁から離間して、前記上壁の左端部付近の後側縁部と前記下壁の左端部付近の後側縁部とを連結するように上下方向に延設され、
    前記前側開口面に対して平行な長尺板状をなす右連結壁が、前記右側壁から離間して、前記上壁の右端部付近の後側縁部と前記下壁の右端部付近の後側縁部とを連結するように上下方向に延設され、
    前記左側壁に、上下対称的に複数の係止孔が穿通され、
    前記右側壁に、前記左側壁の前記係止孔と対向するように、複数の係止孔が穿通され、
    前記左連結壁の後面と、他の前記飛散防止網の前記右側壁の右側面とを合わせたときに、当該他の前記飛散防止網の前記右側壁の前記係止孔と位置が一致するように、前記左連結壁に複数の係止孔が穿通され、
    前記右連結壁の後面と、他の前記飛散防止網の前記左側壁の左側面とを合わせたときに、当該他の前記飛散防止網の前記左側壁の前記係止孔と位置が一致するように、前記右連結壁に複数の係止孔が穿通されている
    ことを特徴とする飛散防止網。
  2. 前記上壁に、左右対称的に複数の係止孔が穿通され、
    前記下壁に、前記上壁の前記係止孔と対向するように、複数の係止孔が穿通されている
    ことを特徴とする請求項1記載の飛散防止網。
  3. 前記左連結壁が、正面視において、前記上壁の最も左側の前記係止孔とその右隣の前記係止孔との間の部位から、前記下壁の最も左側の前記係止孔とその右隣の前記係止孔との間の部位まで延設され、
    前記右連結壁が、正面視において、前記上壁の最も右側の前記係止孔とその左隣の前記係止孔との間の部位から、前記下壁の最も右側の前記係止孔とその左隣の前記係止孔との間の部位まで延設されている
    ことを特徴とする請求項2記載の飛散防止網。
  4. 前記左連結壁の後面と、他の前記飛散防止網の前記右側壁の右側面とを合わせたときに、略コ字形状の筋交い部材の一端部を、前記上壁の左側部に穿通された前記係止孔に挿通するとともに、前記筋交い部材の他端部を、当該他の前記飛散防止網の前記上壁の右側部に穿通された前記係止孔に挿通することにより、前記筋交い部材で当該他の前記飛散防止網と連結可能であり、
    右連結壁の後面と、他の前記飛散防止網の前記左側壁の左側面とを合わせたときに、他の前記筋交い部材の一端部を、前記上壁の右側部に穿通された前記係止孔に挿通するとともに、当該他の前記筋交い部材の他端部を、当該他の前記飛散防止網の前記上壁の左側部に穿通された前記係止孔に挿通することにより、当該他の前記筋交い部材で当該他の前記飛散防止網と連結可能である
    ことを特徴とする請求項2または3記載の飛散防止網。
  5. 前記左連結壁から前記左連結壁と直角をなして前方に延設された左補助壁と、
    前記右連結壁から前記右連結壁と直角をなして前方に延設された右補助壁と、
    を備え、
    前記左補助壁に、前記左側壁の前記係止孔と対向するように、複数の係止孔が穿通され、
    前記右補助壁に、前記右側壁の前記係止孔と対向するように、複数の係止孔が穿通されている
    ことを特徴とする請求項1、2、3、または、4記載の飛散防止網。
  6. 前記ネットの左端部と右端部とに、それぞれ、前記ネットの上端部から下端部まで延びる長尺板状のネット固定部材が取着され、
    前記各ネット固定部材が前記枠体に着脱自在に取着されて、前記ネットが前記枠体に張設される
    ことを特徴とする請求項1、2、3、4、または、5記載の飛散防止網。
  7. 前記各ネット固定部材が、長尺板状の前部材と、長尺板状の後部材とを備え、
    前記前部材と前記後部材との間に前記ネットを挟んで、前記前部材と前記後部材とを螺着することにより、前記ネットに前記ネット固定部材が取着される
    ことを特徴とする請求項6記載の飛散防止網。
  8. 前記前部材と前記後部材とを螺着する際に、スプリングワッシャーを介在させて螺着することを特徴とする請求項7記載の飛散防止網。
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