JP3115846U - ドア部取付け構造及びそれを用いたドアシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】 簡単な構造と簡単な作業によりドア部の高さ調整を可能とし、且つドア部の回転動作に過大な抵抗を生じさせることのないドア部取付け構造及びこれを用いたドアシステムを提供すること。
【解決手段】 ドア枠部500に取り付けられる固定側部材10は、ドア枠部に固定されたベース部12と、ベース部12の側部から延出して設けられた支持部と、支持部にベース部固定状態における上下方向に位置調整可能に保持される心棒16と、を有し、ドア部300に取り付けられる自由側部材20はベース部22と、ベース部22の側部から延出して設けられ、心棒16に上方から被せられ天井内側面28aで心棒16の上端部と当接される心棒受け部28と、を有し、ドア部300は、固定側部材10の心棒上端部16bと自由側部材20の心棒受け部28との当接状態にてドア枠部500に支持されている。
【選択図】 図5

Description

本考案はドア部取付け構造及びそれを用いたドアシステム、特に、ドア部の高さ位置を調整可能なドア部取付け構造及びそれを用いたドアシステムに関するものである。
一般の住居内に設置される回転式のドアについては、特にドアの高さ調整機構は設けられておらず、例えば、フローリング仕上げの床に後から絨毯などの敷物を敷くような場合、敷物の厚みの分、床部が上昇したこととなる。したがって、ドアの回転動作範囲においては敷物の厚みによってはドアの下端面が敷物に衝突しドアの回転動作に支障が生じることがある。
特許文献1には、ピボットヒンジを用いたドアの吊り高さを調節する技術が開示されている。この技術は、軽量のドアを対象とした高さ調整ではなく、重量の大きなドアにも耐えうる高さ調整機構に関するものである。すなわち、従来のようにピボット軸でドアの全荷重を受けていた状況では、大きな重量のドアの場合、ピボット軸と受け座の接触部分に摩滅や損傷が発生しやすく、その基本構成のまま高さ調整機構を設けることは困難であったという課題を解決せんとするものである。
この技術では、ピボットヒンジの縦軸(4)でドアの回転を拘束し、スラスト軸受け(13)でドアの全荷重を支え、このスラスト軸受け(13)にて支えられる調節ねじ(16)でドアの高さを調節するように構成している。これにより、ドアの荷重は縦軸(4)自体には作用せず、スラスト軸受け(13)と調節ねじ(16)に作用し、ドアの吊り高さ調整は調節ねじ(16)の回転により行うようにしている。
次に、特許文献2では、同じくドアの上下方向位置の調整のためのドア用ヒンジの技術が開示されている。この技術は、ドアとドア枠とをつなぐヒンジ部に1対のボルト部材とナット部材の何れかを付設して、ボルト部材を回動調整できるようにしたものである。この構成により、ドアの上下方向位置の調整に当たってドアヒンジの取付位置自体を移動させる作業を行うことなく、簡単な構造と動作によりドアの上下位置の調整を行うことが可能となっている。特に、特徴的なことは、ボルト部材の回動調整によりドアの上下位置調整を行うことができることに加え、通常のドアの回転動作中にドアの回転角度が大きくなるに連れドアの下端部と床面との間隔を大きくする、すなわち、ドアの上下位置を上昇させることができる点である。これにより、床面の平坦度が悪い場合にも適用できるようにしたものである。
特許第2519097号 実公昭60−172972号
しかしながら、上記特許文献1の技術では、重量の大きなドアの吊り位置の高さ調整の構造であることから、軸の近傍の連結構造が複雑であり、一般の住居内の部屋を仕切る軽量なドアの高さ位置調整としては不向きであり、一般のユーザーが簡単に構造を理解した上で自らドアの高さ調整を行う構成としては適用が困難である。
また、特許文献2に係るドア用ヒンジの場合、一般の住居等における軽量なドアの上下位置調整構造としては好適である。しかし、簡単な高さ維持調整を可能としているため、ドアの回転動作が常にボルト部材とナット部材の結合関係に基づいて行われる構造となっている。すなわち、ドアが回転動作する際には常にボルト部材の回りをナット部材がその切られたねじ溝に沿って回転動作し、その結果としてドアの上下位置が回転動作中にも変化する。したがって、ヒンジ部におけるボルト部材とナット部材との間の摩擦は大きなものとなり、頻繁に開閉される状況や子供などが勢いよくドアを開け閉めする様な状況では、高度の耐久性が要求され、また油差しなど回転動作の円滑性を確保するためのメンテナンスも要求されることとなる。
本件考案は、この様な現状に鑑みてなされたものであり、その目的は、簡単な構造と簡単な作業によりドア部の高さ調整を可能とし、且つドア部の回転動作に過大な抵抗を生じさせることのないドア部取付け構造及びこれを用いたドアシステムを提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1に係るドア部取付け構造は、
ドア枠部に設けられる固定側部材と、ドア部に設けられる自由側部材とによってドア部をドア枠部に取り付けるドア部取付け構造において、前記固定側部材は、ドア枠部に固定されたベース部と、該ベース部の側部から延出して設けられ前記固定状態でドア枠部から側方に突出する支持部と、該支持部に前記ベース固定状態における上下方向に位置調整可能に保持される心棒と、を有し、前記自由側部材は、前記ドア部に固定されるベース部と、該ベース部の側部から延出して設けられ前記固定状態でドア部から側方に突出し、前記心棒に上方から被せられ天井内側面で前記心棒の上端部と当接される心棒受け部と、を有し、前記ドア部は、前記固定側部材の心棒上端部と前記自由側部材の心棒受け部との前記当接状態にて前記ドア枠部に支持されることを特徴とする。
これにより、ドア部は、前記支持部に保持された心棒の上下方向の位置を調整、例えば、心棒を上方に移動させることにより、その支持される位置が上昇する。したがって、心棒を上方に移動動作させることによりドア部の下端部の床面からの離反距離を広げることができる。また、ドア部の回転動作は、ドア枠部に設けられた固定側部材である心棒の上端部とドア部に設けられた自由側部材である心棒受け部の天井内側面の当接部で支持されて行われる。したがって、ドア部の回転動作時における摩擦はその当接部のみに生じるので大きな抵抗とならず、また、特別なメインテナンスを要することなくスムーズな回転動作が確保される。
請求項2に係るドア部取付け構造は、
前記心棒の上下方向の位置調整のための構造が、前記支持部に設けられ内部に雌ねじの切られた円筒状の心棒受け部と、前記心棒の外周面に前記受け部のねじに螺合可能に形成された雄ねじ部と、によって構成され、前記心棒を回転させることによって、前記支持部による前記心棒の上下方向の保持位置を調整するようにしたことを特徴とする。これにより、構成部材を付加することなく且つ簡単な構成で心棒の上下方向の位置調整が可能となっている。
請求項3に係るドア部取付け構造は、
前記心棒の上端部は略球面凸状に形成され、前記心棒受け部の前記天井内側面は平坦面に形成され、前記心棒の上端部の前記心棒受け部の前記天井内側面への当接は略点接触状態となることを特徴とする。これにより、心棒と心棒受け部とのドア部回転時の摩擦は非常に小さいものとなり、ドアの開閉動作はよりスムーズ且つ軽快なものとなる。
請求項4に記載のドア部取付け構造は、
前記支持部の心棒保持筒の下端部は開放端とされ、前記心棒の前記心棒保持筒への螺合状態における下端面には外部からの回転力を受けるための係止部が形成されたことを特徴とする。これにより、利用者は心棒保持筒の下端側から心棒に回転力を加えることによって簡単に心棒を回転させることができる。例えば、心棒の下端にドライバーに係合するマイナス或いはプラスの溝を形成しておくことによって、利用者はドライバーにより簡単に心棒を回転させ、ドア部を上方に上昇させることができる。
請求項5に記載のドア部取付け構造は、
前記請求項1から4の何れかに記載のドア部取付け構造を備え、前記ドア部のサイズは、前記ドア部の初期取付状態におけるドア部上端面と前記ドア枠部の上端内側面との間に前記ドア部の上方移動を許容する間隙を確保できる大きさとされ、前記ドア部の上端部には、前記初期取付状態におけるドア閉状態で前記間隙を覆い、且つ前記ドア枠部の上辺部の外表面まで伸びる上部延出部が設けられたことを特徴とする。
この構成によれば、ドア部をその上下位置を高くすることを可能とするため、ドア部の上端部とドア枠部の上辺との間にドア部上昇を許容するたの隙間が形成されているが、この隙間をドア部を上方に移動させる前の通常の状態、すなわち初期取付状態において覆い隠すことができ、ドア部上部箇所の美観を損ねることがない。また、ドア部を上昇させた場合にも上部延出部の位置がドア部と共に上昇するだけなので同じく美観上の問題は生じない。
請求項6に記載のドア部取付け構造は、
前記請求項1から4の何れかに記載のドア部取付け構造を備え、前記ドア部側のラッチボルト及びデッドボルトの突出動作を許容するために前記ドア枠部の側辺部に設けられる凹部の形成領域を上方へ延長したことを特徴とする。これにより、ドア部を上方に移動させた場合にもドア部側のラッチボルト及びデッドボルトのドア枠部側への突出動作に支障が生じることがない。
上記構成のドア部取付け構造及びこれを用いたドアシステムによれば、簡単な動作により、ドア部の高さ位置を高くすることができ、また、ドア部の回転動作時における摩擦も大きなものとなることがなく、スムーズな回転動作が確保される。
以下、図面に基づいて本考案の好適な実施例について詳細に説明する。図1、図2及び図3は、本考案に係るドア部取付け構造の構成部材を示しており、図1及び図2は、ドア枠部に取り付けられる固定側部材10の説明図、図3はドア部に取り付けられる自由側部材20の説明図である。
まず、図1(A)に示したように固定側部材10において、ドア枠の側辺の内側面に固定されるベース部12は平板状に構成され、ねじ等の固定用部材を挿通させるための小孔13が複数個形成されている。このベース部12には、支持部14が側方に延出して設けられており、ベース部12全面がドア枠の側辺に取り付けられ、その状態で支持部14がドア枠の側辺部から突出するように構成されている。
支持部14は、ベース部12から突出した突出アーム部12aとこの端縁に設けられた心棒16保持用の心棒保持筒18を有しており、心棒保持筒18は筒状体に構成され、心棒16を内部で上下動させることを許容し、且つ心棒16の上昇位置でも心棒16をしっかりと保持することのできる長さを有している。本実施の形態では心棒16の6割以上の長さを覆っている。また、心棒保持筒18の内側面にはねじ部18a(本実施の形態では雌ねじ)が切られており、心棒保持筒18の上端部には、心棒16の過度な上方向への移動を規制するため内方にやや突出したネジストッパ18cを心棒16の装着後に付加してもよい。
一方、図1(B)に示した様に、心棒16は、略円柱状の形状を有し、外周面には上記心棒保持筒18のねじ部18aに螺合するねじ部16a(本実施の形態では雄ねじ)が切られている。また、心棒16の上端部16bは略球面の凸状に構成され、下端部である底部端面には、ドライバー等の回転力伝達手段の回転力を受ける係止部としての溝部(ドライバーの端部に対応するマイナス又はプラスの溝部)16cが設けられている。心棒16の心棒保持筒18内への挿入は、ネジズトッパ18cが後付け式の場合、このネジズトッパ18cを設ける前に心棒保持筒18の上部開口から螺入するか、心棒保持筒18の底部を着脱可能なキャップ状の構成とし、底部側から螺入することによって行う。
図2は、心棒16が心棒保持筒18に装着された状態が示されており、図示のように、心棒16のねじ部16aが心棒保持筒18のねじ部18aに螺合され、心棒保持筒18の底部18bに心棒16の底部がほぼ近接するまで螺入される。 図3は、ドア部に取り付けられる自由側部材20を示しており、ドア部の側辺の端面にその全面が装着されるベース部22を有し、このベース部22には取り付け用の小孔24が複数設けられている。ベース部22にはドア部への取付状態において外方に突出する突出部26が設けられ、その先端部に心棒受け部28が形成されている。
心棒受け部28は、天井部28aの形成された底部開放の筒状体として構成され、上述の固定側部材10の心棒16及び心棒保持筒18の上端部に被せられそれらを覆う内部空間を有している。天井部28aの内側面28bは略平坦な面として構成され、この心棒16に被せられた状態で心棒16の略球面凸状の上端部16bが当接された状態となる。また、心棒受け部28の下端部は、心棒16に被せられた設置状態において、心棒保持筒18の上端部を覆うカバー部28cを有している。このカバー部28cは心棒16の上下方向位置の移動、すなわち上昇移動しても心棒16が露出しない様に余裕を持って心棒保持筒18の上端部を覆うサイズを有している。
図4は、固定側部材10に自由側部材20が装着された状態を示しており、図示のように、心棒16の略球面凸状の上端部16bは心棒受け部28の天井内側面28bに当接されている。また、心棒16は心棒保持筒18に螺合されてその底部が心棒保持筒18の底部の直近で止まっている。この状態で、自由側部材20が取り付けられているドア部は、回動動作することが可能である。すなわち、心棒16の略球面凸状の上端部16bと心棒受け部28の天井内側面28bとが唯一の接点となってドア部が支持され、ドア部は小さな摩擦で回転動作することができる。
次に、図5はドア部の高さ位置を調整するための調整が行われた状態の固定側部材10と自由側部材20との装着状態が示されている。図示のように、心棒16は回転動作され、ねじ部16a、18aの機能により、矢印200方向に高さhだけ上昇した状態となっている。この心棒16の回転動作は、心棒保持筒18の底部18dに形成された開口18eからドライバー19等を挿入して心棒16の底部の溝部16cに係合させ回転力を加えて回すのが好適である。
この心棒16の上昇により、心棒16の上端部16bも当然に高さh分上昇し、心棒受け部28をその当接部で押し上げている。したがって、自由側部材20の取り付けられているドア部は高さhだけ持ち上げられた状態となっている。
図6(A)及び(B)は、上記心棒16の回転動作により、固定側部材10に対して自由側部材20が高さhだけ上昇したことによるドア部300の上昇状態を示している。同図(A)は上昇前のドア部300と床面400及びドア枠500の上辺部500aとの位置関係を示しており、同図(B)図7は同じく上昇後の位置関係を示している。図示のように、ドア部300の上昇後は床面400とドア部300の下端部との間隔が高さhだけ広がっている。これにより、矢印600方向にドア部300が回転動作される際に、床面400上に絨毯等の敷物が敷かれた場合でもこの敷物が邪魔になってドア部300の回転が妨げられることはない。
また、本実施の形態では、ドア部300のサイズは、同図(A)に示した通常の設置状態において、ドア部300の上端部とドア枠500の上辺部500aの下端面との間に空隙Xが確保されるように設定されている。この空隙部Xは、ドア部300の上昇移動を許容するための空間であり、同図(B)に示したように、ドア部300が上昇した位置ではほぼドア部300の上端部で占有された状態となっている。
更に、ドア部300の通常の取付状態において上記空隙部Xが外方から見えることにより美観が損なわれることを防止するため、本実施の形態では、ドア部300の上端部外側面には、空隙部Xを外方から覆い、ドア枠部500の上辺部500aの外表面を若干カバーする位置まで伸びる上部延出部302が設けられている。この上部延出部302は、図8のドア部300の正面視説明図に示したように、ドア部表面の化粧用部材として設けるのが好適である。例えば、図示のように、ドア部300下端部にも同様の外表面(色彩や模様)を有する表面化粧材304を設け、更に他の部分にも一連の統一されたデザインとして表面化粧材を設置することで、違和感なくカバー部材30の設置が可能となる。
また、ドア部300の上端部とドア枠500の上辺部500aの下端面の互いに対向する面には、相互が柔軟に接触するように弾力性のあるシート部材306が付設されている。
図7(A)及び(B)は、ドア枠部500の側辺部500bに設けられるラッチボルトやデッドボルト用の凹部について、ドア部300の上昇を許容するため遊び領域を付加した構成を示している。同図(A)はドア部300の通常の設置状態を示しており、同図(B)はドア部300の上昇した状態を示している。図示のように、ドア部300側には、ドアノブ700の操作に基づいて突出動作/戻り動作を行いドア部300を係止状態/解除状態に切り替えるラッチボルト600が設けられている。そして、このラッチボルト600が係止される凹部800がドア枠部500の側辺部500bに形成されている。
本実施の形態で特徴的なことは、凹部800が従来の凹部よりも上下方向に長く形成されていることであり、図示のように、通常状態である同図(A)のラッチボルト600の位置から、ドア部300の上昇した同図(B)に示したラッチボルト600の位置までの移動を許容するような上下方向サイズに形成されている。これにより、ラッチボルト600がドア枠部500の側辺部500bに衝突するような状況を回避することができ、ドア部300の上方への移動動作を支障なく行うことができる。
なお、本考案は上記構成の実施の形態に限定されるものではなく、考案の要旨の範囲内で種々の変形が可能である。例えば、心棒16の上端部の形状や心棒受け部28の天井内側面の形状は実施の形態に示したものに限定されるものではなく、互いに平坦な形状、或いは、天井内側面28b側を凸状とし、心棒上端部16bを平坦な形状として回転時の摩擦を小さくすることも可能である。
本考案の実施の形態に係る固定側部材の構成説明図である。 図1の固定側部材の装着状態を示す説明図である。 本考案の実施の形態に係る自由側部材の構成説明図である。 実施の形態に係る固定側部材に自由側部材を装着した通常状態を示す説明図である。 実施の形態に係る固定側部材に自由側部材を装着し、心棒を上方へ移動させた状態を示す説明図である。 (A)及び(B)は本発明に係るドア部取付構造により、ドア部を取付けた通常状態と上昇状態を示す説明図である。 (A)及び(B)は本発明に係るドア部取付構造により取り付けたドア部のラッチボルト部分の通常状態と上昇状態を示す説明図である。 本発明に係るドアシステムのドア部の正面視説明図である。
符号の説明
10 固定側部材
12 ベース
16 心棒
16b 球面状上端部
18 心棒保持筒
20 自由側部材
22 ベース
28 心棒受け部
28a 天井内側面
300 ドア部
302 上部延出部
500 ドア枠部
800 ラッチボルトを受ける凹部

Claims (6)

  1. ドア枠部に設けられる固定側部材と、ドア部に設けられる自由側部材とによってドア部をドア枠部に取り付けるドア部取付け構造において、
    前記固定側部材は、
    ドア枠部に固定されたベース部と、該ベース部の側部から延出して設けられ前記固定状態でドア枠部から側方に突出する支持部と、該支持部に前記ベース固定状態における上下方向に位置調整可能に保持される心棒と、を有し、
    前記自由側部材は、
    前記ドア部に固定されるベース部と、
    該ベース部の側部から延出して設けられ前記固定状態でドア部から側方に突出し、前記心棒に上方から被せられ天井内側面で前記心棒の上端部と当接される心棒受け部と、
    を有し、前記ドア部は、前記固定側部材の心棒上端部と前記自由側部材の心棒受け部との前記当接状態にて前記ドア枠部に支持されることを特徴とするドア部取付け構造。
  2. 前記心棒の上下方向の位置調整のための構造は、
    前記支持部に設けられ内部にねじ部の形成された円筒状の心棒保持筒と、
    前記心棒の外周面に前記心棒保持筒のねじ部に螺合可能に形成されたねじ部とによって構成され、
    前記心棒を前記心棒保持筒内で回転させることによって、前記支持部による前記心棒の上下方向の保持位置を調整するようにしたことを特徴とする請求項1に記載のドア部取付け構造。
  3. 前記心棒の上端部は略球面凸状に形成され、
    前記心棒受け部の前記天井内側面は平坦面に形成され、
    前記心棒の上端部の前記心棒受け部の前記天井内側面への当接は略点接触状態となることを特徴とする請求項1又は2の何れか1項に記載のドア部取付け構造。
  4. 前記支持部の心棒保持筒の下端部は少なくとも中央部が開放端とされ、
    前記心棒の前記心棒保持筒への螺合状態における下端面には外部からの回転力を受けるための係止部が形成されたことを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載のドア部取付け構造。
  5. 前記請求項1から4の何れかに記載のドア部取付け構造を備え、
    前記ドア部のサイズは、前記ドア部の初期取付状態におけるドア部上端面と前記ドア枠部の上辺部内側面との間に前記ドア部の上方移動を許容する間隙を確保できる大きさとされ、
    前記ドア部の上端部には、前記初期取付状態におけるドア閉状態で前記間隙を覆い、且つ前記ドア枠部の上辺部の外表面まで伸びる上部延出部が設けられたことを特徴とするドアシステム。
  6. 前記請求項1から4の何れかに記載のドア部取付け構造を備え、
    前記ドア部側のラッチボルト及びデッドボルトの突出動作を許容するために前記ドア枠部の側辺部に設けられる凹部の形成領域を上方へ延長したことを特徴とするドアシステム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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