JPH0921268A - 引戸吊具 - Google Patents
引戸吊具Info
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- JPH0921268A JPH0921268A JP19611595A JP19611595A JPH0921268A JP H0921268 A JPH0921268 A JP H0921268A JP 19611595 A JP19611595 A JP 19611595A JP 19611595 A JP19611595 A JP 19611595A JP H0921268 A JPH0921268 A JP H0921268A
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Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05D—HINGES OR SUSPENSION DEVICES FOR DOORS, WINDOWS OR WINGS
- E05D15/00—Suspension arrangements for wings
- E05D15/06—Suspension arrangements for wings for wings sliding horizontally more or less in their own plane
- E05D15/0621—Details, e.g. suspension or supporting guides
- E05D15/0626—Details, e.g. suspension or supporting guides for wings suspended at the top
- E05D15/063—Details, e.g. suspension or supporting guides for wings suspended at the top on wheels with fixed axis
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
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- E05D15/00—Suspension arrangements for wings
- E05D15/06—Suspension arrangements for wings for wings sliding horizontally more or less in their own plane
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- E05D15/063—Details, e.g. suspension or supporting guides for wings suspended at the top on wheels with fixed axis
- E05D15/0634—Details, e.g. suspension or supporting guides for wings suspended at the top on wheels with fixed axis with height adjustment
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05Y—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES E05D AND E05F, RELATING TO CONSTRUCTION ELEMENTS, ELECTRIC CONTROL, POWER SUPPLY, POWER SIGNAL OR TRANSMISSION, USER INTERFACES, MOUNTING OR COUPLING, DETAILS, ACCESSORIES, AUXILIARY OPERATIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, APPLICATION THEREOF
- E05Y2201/00—Constructional elements; Accessories therefor
- E05Y2201/60—Suspension or transmission members; Accessories therefor
- E05Y2201/622—Suspension or transmission members elements
- E05Y2201/696—Screw mechanisms
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05Y—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES E05D AND E05F, RELATING TO CONSTRUCTION ELEMENTS, ELECTRIC CONTROL, POWER SUPPLY, POWER SIGNAL OR TRANSMISSION, USER INTERFACES, MOUNTING OR COUPLING, DETAILS, ACCESSORIES, AUXILIARY OPERATIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, APPLICATION THEREOF
- E05Y2600/00—Mounting or coupling arrangements for elements provided for in this subclass
- E05Y2600/10—Adjustable
- E05Y2600/30—Adjustment motion
- E05Y2600/31—Linear motion
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05Y—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES E05D AND E05F, RELATING TO CONSTRUCTION ELEMENTS, ELECTRIC CONTROL, POWER SUPPLY, POWER SIGNAL OR TRANSMISSION, USER INTERFACES, MOUNTING OR COUPLING, DETAILS, ACCESSORIES, AUXILIARY OPERATIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, APPLICATION THEREOF
- E05Y2900/00—Application of doors, windows, wings or fittings thereof
- E05Y2900/10—Application of doors, windows, wings or fittings thereof for buildings or parts thereof
- E05Y2900/13—Type of wing
- E05Y2900/132—Doors
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Support Devices For Sliding Doors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 引戸の高さ調整操作が行いやすい構造を有し
た引戸吊具を提供する。 【解決手段】 引戸吊具1は、引戸2の上方に配置され
た引戸ガイド部Gに対し、引戸2をそのガイド部Gに沿
って移動させるためにこれを吊り下げる引戸吊り部材4
を備える。引戸吊り部材4は、引戸2に対しその高さ方
向において移動可能に設けられる。また、引戸2側に
は、引戸吊り部材4に直接又は他部材を介して間接的に
連結され、かつ回転操作部側の方がそれとは反対側より
も低くなるように傾斜して配置される調整ねじ機構7
と、調整ねじ機構7の回転操作に基づく調整ねじ機構7
の傾斜方向の変位を引戸吊り部材4の高さ方向の変位に
変換するカム機構4bとが設けられる。引戸吊り部材4
は、調整ねじ機構7が回転操作されることに基づきカム
機構4bを介して、引戸2に対し高さ方向に相対移動す
る。
た引戸吊具を提供する。 【解決手段】 引戸吊具1は、引戸2の上方に配置され
た引戸ガイド部Gに対し、引戸2をそのガイド部Gに沿
って移動させるためにこれを吊り下げる引戸吊り部材4
を備える。引戸吊り部材4は、引戸2に対しその高さ方
向において移動可能に設けられる。また、引戸2側に
は、引戸吊り部材4に直接又は他部材を介して間接的に
連結され、かつ回転操作部側の方がそれとは反対側より
も低くなるように傾斜して配置される調整ねじ機構7
と、調整ねじ機構7の回転操作に基づく調整ねじ機構7
の傾斜方向の変位を引戸吊り部材4の高さ方向の変位に
変換するカム機構4bとが設けられる。引戸吊り部材4
は、調整ねじ機構7が回転操作されることに基づきカム
機構4bを介して、引戸2に対し高さ方向に相対移動す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は引戸吊具、特に引戸
の高さ調整機構を備えた引戸吊具に関する。
の高さ調整機構を備えた引戸吊具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、住居や物置等の建物あるいはその
居室への出入口を形成する引戸として、図9に示すよう
に、ローラ101を備えた引戸吊具102により、引戸
103がガイドレール100に対し吊り下げ状態で支持
される形式のものが知られている。ここで、引戸103
の取り付け高さを調整するために、引戸吊具102と引
戸103とを結合する高さ調整ボルト104を回転させ
ることにより、引戸吊具102と引戸103とを接近・
離間させる高さ調整機構105が設けらたものも使用さ
れている。
居室への出入口を形成する引戸として、図9に示すよう
に、ローラ101を備えた引戸吊具102により、引戸
103がガイドレール100に対し吊り下げ状態で支持
される形式のものが知られている。ここで、引戸103
の取り付け高さを調整するために、引戸吊具102と引
戸103とを結合する高さ調整ボルト104を回転させ
ることにより、引戸吊具102と引戸103とを接近・
離間させる高さ調整機構105が設けらたものも使用さ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記高さ調整機構10
5は、高さ調整ボルト104の頭部が引戸103の上端
面に位置する構造となっているものが多く、高さ調整を
行う場合には、引戸103とガイドレール100との間
の狭い空間にスパナ等を挿入して高さ調整ボルト105
の回転操作を行わなければならず、調整が行いにくい欠
点があった。
5は、高さ調整ボルト104の頭部が引戸103の上端
面に位置する構造となっているものが多く、高さ調整を
行う場合には、引戸103とガイドレール100との間
の狭い空間にスパナ等を挿入して高さ調整ボルト105
の回転操作を行わなければならず、調整が行いにくい欠
点があった。
【0004】本発明の課題は、引戸の高さ調整操作が行
いやすい構造を有した引戸吊具を提供することにある。
いやすい構造を有した引戸吊具を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段及び作用・効果】上述の課
題を解決するために、本発明の引戸吊具は下記の要件を
含んで構成されることを特徴とする。 引戸吊り部材:引戸の上縁部に沿って配置された引戸
ガイド部に対し、該引戸をそのガイド部に沿って移動さ
せるためにこれを吊り下げるとともに、その引戸に対し
高さ方向において移動可能に設けられる。 調整ねじ機構:引戸側に設けられ、引戸吊り部材に直
接又は他部材を介して間接的に連結されるとともに、回
転操作部側の方がそれとは反対側よりも低くなるように
傾斜して位置する。 カム機構:調整ねじ機構の回転操作に基づく該調整ね
じ機構の傾斜方向の変位を引戸吊り部材の高さ方向の変
位に変換する。そして、引戸吊り部材は、調整ねじ機構
が回転操作されることに基づきカム機構を介して、引戸
に対し高さ方向に相対移動することとなる。調整ねじ機
構は、回転操作部側がそれと反対側よりも低くなるよう
に傾斜して配置されることから、調整ねじ機構の回転操
作部の操作を引戸吊具の下方から行うことができ、操作
が行いやすい。
題を解決するために、本発明の引戸吊具は下記の要件を
含んで構成されることを特徴とする。 引戸吊り部材:引戸の上縁部に沿って配置された引戸
ガイド部に対し、該引戸をそのガイド部に沿って移動さ
せるためにこれを吊り下げるとともに、その引戸に対し
高さ方向において移動可能に設けられる。 調整ねじ機構:引戸側に設けられ、引戸吊り部材に直
接又は他部材を介して間接的に連結されるとともに、回
転操作部側の方がそれとは反対側よりも低くなるように
傾斜して位置する。 カム機構:調整ねじ機構の回転操作に基づく該調整ね
じ機構の傾斜方向の変位を引戸吊り部材の高さ方向の変
位に変換する。そして、引戸吊り部材は、調整ねじ機構
が回転操作されることに基づきカム機構を介して、引戸
に対し高さ方向に相対移動することとなる。調整ねじ機
構は、回転操作部側がそれと反対側よりも低くなるよう
に傾斜して配置されることから、調整ねじ機構の回転操
作部の操作を引戸吊具の下方から行うことができ、操作
が行いやすい。
【0006】カム機構は具体的には、調整ねじ機構の回
転操作に基づくその軸方向の操作力を受け、その軸方向
の操作力を引戸吊り部材の高さ方向の力に変換するカム
部と、調整ねじ機構の回転操作に基づき、引戸吊り部材
が高さ方向に変位することを許容するためにカム部に形
成された変位許容部とを含むものとして構成することが
できる。この場合、引戸側に吊り部材取付部を設け、こ
の吊り部材取付部に引戸吊り部材を高さ方向において移
動可能に取り付けることができる。そして、調整ねじ機
構は、上記カム部に対しその軸方向の相対位置が固定に
設けられた調整ねじと、その吊具取付部側に設けられて
該調整ねじが螺合する調整ねじ螺合部とを備え、その回
転操作に基づきカム部を吊り部材取付部に対し相対的に
接近・離間させるものとして構成することができる。こ
の場合、吊り部材取付部に対するカム部の上記接近・離
間に基づき引戸の高さ調整が行われ、調整ねじの調整ね
じ螺合部に対する螺合によりその位置が保持される。こ
うすれば、調整ねじにより引戸吊り部材と吊り部材取付
部とが一体化され、引戸吊具の取付作業が簡単になる。
転操作に基づくその軸方向の操作力を受け、その軸方向
の操作力を引戸吊り部材の高さ方向の力に変換するカム
部と、調整ねじ機構の回転操作に基づき、引戸吊り部材
が高さ方向に変位することを許容するためにカム部に形
成された変位許容部とを含むものとして構成することが
できる。この場合、引戸側に吊り部材取付部を設け、こ
の吊り部材取付部に引戸吊り部材を高さ方向において移
動可能に取り付けることができる。そして、調整ねじ機
構は、上記カム部に対しその軸方向の相対位置が固定に
設けられた調整ねじと、その吊具取付部側に設けられて
該調整ねじが螺合する調整ねじ螺合部とを備え、その回
転操作に基づきカム部を吊り部材取付部に対し相対的に
接近・離間させるものとして構成することができる。こ
の場合、吊り部材取付部に対するカム部の上記接近・離
間に基づき引戸の高さ調整が行われ、調整ねじの調整ね
じ螺合部に対する螺合によりその位置が保持される。こ
うすれば、調整ねじにより引戸吊り部材と吊り部材取付
部とが一体化され、引戸吊具の取付作業が簡単になる。
【0007】また、カム部は、引戸吊り部材の末端部に
対し、調整ねじ機構の傾斜方向とほぼ直交するようにこ
れと一体的に設けられた傾斜板状部とすることができ
る。そして、変位許容部は、その傾斜板状部(カム部)
の末端側から自身の傾斜方向に沿って形成されたガイド
切欠部とすることができる。調整ねじは、そのガイド切
欠部において傾斜板状部を貫通し、かつそのガイド切欠
部内を傾斜板状部の傾斜方向において相対移動可能とさ
れる。傾斜板状部は引戸吊り部材と一体的に設けられて
いることから、引き戸吊り部材とともに引戸に対しその
高さ方向に移動することとなる。そして、その高さ方向
への移動に伴い調整ねじは、上記ガイド切欠部内を相対
移動することにより、板状部に対するその傾斜方向への
相対変位が許容される。ここで調整ねじには、その傾斜
板状部から吊り部材取付部側に突出する脚部に、傾斜板
状部に対する自身の軸方向の相対移動を阻止するストッ
パ部を形成することができ、さらに、その傾斜板状部を
挟んでストッパ部と反対側に、その回転操作のためのね
じ頭部を形成することができる。調整ねじは、そのねじ
頭部を回転操作することにより、その軸方向に沿って傾
斜板状部及び引戸吊り部材と一体的に正逆両方向に移動
することとなる。上記構成によれば、引戸吊り部材に対
し一体的にかつ傾斜して設けられた傾斜板状部と、それ
に形成されたガイド切欠部により、カム部及び変位許容
部が構成でき、カム機構全体の構成を簡略化することが
できる。
対し、調整ねじ機構の傾斜方向とほぼ直交するようにこ
れと一体的に設けられた傾斜板状部とすることができ
る。そして、変位許容部は、その傾斜板状部(カム部)
の末端側から自身の傾斜方向に沿って形成されたガイド
切欠部とすることができる。調整ねじは、そのガイド切
欠部において傾斜板状部を貫通し、かつそのガイド切欠
部内を傾斜板状部の傾斜方向において相対移動可能とさ
れる。傾斜板状部は引戸吊り部材と一体的に設けられて
いることから、引き戸吊り部材とともに引戸に対しその
高さ方向に移動することとなる。そして、その高さ方向
への移動に伴い調整ねじは、上記ガイド切欠部内を相対
移動することにより、板状部に対するその傾斜方向への
相対変位が許容される。ここで調整ねじには、その傾斜
板状部から吊り部材取付部側に突出する脚部に、傾斜板
状部に対する自身の軸方向の相対移動を阻止するストッ
パ部を形成することができ、さらに、その傾斜板状部を
挟んでストッパ部と反対側に、その回転操作のためのね
じ頭部を形成することができる。調整ねじは、そのねじ
頭部を回転操作することにより、その軸方向に沿って傾
斜板状部及び引戸吊り部材と一体的に正逆両方向に移動
することとなる。上記構成によれば、引戸吊り部材に対
し一体的にかつ傾斜して設けられた傾斜板状部と、それ
に形成されたガイド切欠部により、カム部及び変位許容
部が構成でき、カム機構全体の構成を簡略化することが
できる。
【0008】次に、吊り部材取付部は、傾斜板状部に対
向する面をそれに対応する傾斜面とし、その傾斜面に開
口するように、調整ねじの出入りを許容するねじ孔を形
成することができる。そして、そのねじ孔内に調整ねじ
螺合部としてのナット部材を固着することができる。こ
れにより、調整ねじ螺合部の構造を簡略化することがで
きる。
向する面をそれに対応する傾斜面とし、その傾斜面に開
口するように、調整ねじの出入りを許容するねじ孔を形
成することができる。そして、そのねじ孔内に調整ねじ
螺合部としてのナット部材を固着することができる。こ
れにより、調整ねじ螺合部の構造を簡略化することがで
きる。
【0009】さらに、引戸吊り部材を吊り部材取付部と
反対側から覆うカバー部材を、その吊り部材取付部と一
体的に設けることができる。この場合、それらカバー部
材と吊り部材取付部との間に隙間を形成し、その隙間に
おいて引戸吊り部材の前記高さ方向への相対移動がガイ
ドされるように構成することができる。これにより引戸
吊り部材の前後方向へのがたつきを防止することができ
る。
反対側から覆うカバー部材を、その吊り部材取付部と一
体的に設けることができる。この場合、それらカバー部
材と吊り部材取付部との間に隙間を形成し、その隙間に
おいて引戸吊り部材の前記高さ方向への相対移動がガイ
ドされるように構成することができる。これにより引戸
吊り部材の前後方向へのがたつきを防止することができ
る。
【0010】また、引戸ガイド部を引戸の上方に設けら
れたガイドレールとし、引戸吊り部材の対応する端部側
に、そのガイドレール上を転がり移動するローラ部材を
設けることができる。これにより、引戸をガイドレール
に沿ってスムーズに移動させることができる。
れたガイドレールとし、引戸吊り部材の対応する端部側
に、そのガイドレール上を転がり移動するローラ部材を
設けることができる。これにより、引戸をガイドレール
に沿ってスムーズに移動させることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明のいくつかの実施の
形態を図面を用いて説明する。図1は、本発明の引戸吊
具の断面構造を示している。引戸吊具1は、引戸2側に
設けられる吊り部材取付部3、その吊り部材取付部3に
対し引戸2の高さ方向に移動可能に設けられる引戸吊り
部材4、調整ねじ5及び調整ねじ螺合部6を有する調整
ねじ機構7、ならびにカバー部材11等を備えたものと
して構成されている。引戸3の上縁部に沿ってその上方
には、引戸ガイド部としてのガイドレールGが設けられ
ており、引戸吊り部材4は、引戸3を吊り下げた状態で
これをガイドレールGに沿って移動させる役割を果た
す。
形態を図面を用いて説明する。図1は、本発明の引戸吊
具の断面構造を示している。引戸吊具1は、引戸2側に
設けられる吊り部材取付部3、その吊り部材取付部3に
対し引戸2の高さ方向に移動可能に設けられる引戸吊り
部材4、調整ねじ5及び調整ねじ螺合部6を有する調整
ねじ機構7、ならびにカバー部材11等を備えたものと
して構成されている。引戸3の上縁部に沿ってその上方
には、引戸ガイド部としてのガイドレールGが設けられ
ており、引戸吊り部材4は、引戸3を吊り下げた状態で
これをガイドレールGに沿って移動させる役割を果た
す。
【0012】引戸吊り部材4は、図2(a)〜(c)に
示すように、縦長の鋼板をその長手方向と交差する折り
目に沿って適宜折り曲げることにより形成され、引戸3
の高さ方向に沿って垂下する本体部4aと、本体部4a
の下端側においてその垂下方向から吊り部材取付部3側
(図1)に傾斜するカム部としての傾斜板状部4bとを
備える。また、本体部4aの上端側にはローラ取付部4
cが形成されており、そこにガイドレールG上を転がり
移動するローラ部材8がボルト9及びナット10を用い
て取り付けられている。また、図2(c)に示すよう
に、傾斜板状部4bの末端側からは、その傾斜方向に沿
ってガイド切欠部4dが形成されている。
示すように、縦長の鋼板をその長手方向と交差する折り
目に沿って適宜折り曲げることにより形成され、引戸3
の高さ方向に沿って垂下する本体部4aと、本体部4a
の下端側においてその垂下方向から吊り部材取付部3側
(図1)に傾斜するカム部としての傾斜板状部4bとを
備える。また、本体部4aの上端側にはローラ取付部4
cが形成されており、そこにガイドレールG上を転がり
移動するローラ部材8がボルト9及びナット10を用い
て取り付けられている。また、図2(c)に示すよう
に、傾斜板状部4bの末端側からは、その傾斜方向に沿
ってガイド切欠部4dが形成されている。
【0013】次に、図3(a)〜(c)に示すように、
吊り部材取付部3はプラスチック成形体等で構成されて
おり、引戸吊り部材4の傾斜板状部4bとの対向面(図
1参照)がそれに対応する傾斜面3aとされるととも
に、その傾斜面3aと引戸2への取付け面3eにそれぞ
れ開口するねじ孔3bが形成されている。そして、調整
ねじ螺合部6は、吊り部材取付部3との一体成形等によ
りねじ孔3b内に固着されたナット部材とされている。
ここで、同図(b)に示すように、ねじ孔3bは、傾斜
面3a側の径が小さくなるようにその内周面が段付き面
とされ、その段部3cにおいてナット部材6が支持され
て、該ナット部材6が傾斜面3a側に抜けることが阻止
されている。
吊り部材取付部3はプラスチック成形体等で構成されて
おり、引戸吊り部材4の傾斜板状部4bとの対向面(図
1参照)がそれに対応する傾斜面3aとされるととも
に、その傾斜面3aと引戸2への取付け面3eにそれぞ
れ開口するねじ孔3bが形成されている。そして、調整
ねじ螺合部6は、吊り部材取付部3との一体成形等によ
りねじ孔3b内に固着されたナット部材とされている。
ここで、同図(b)に示すように、ねじ孔3bは、傾斜
面3a側の径が小さくなるようにその内周面が段付き面
とされ、その段部3cにおいてナット部材6が支持され
て、該ナット部材6が傾斜面3a側に抜けることが阻止
されている。
【0014】図1に示すように、引戸吊り部材4の傾斜
板状部4bは吊り部材取付部3に対し、その傾斜面3a
において重ね合わされるとともに、調整ねじ5は、ガイ
ド切欠部4dにおいて傾斜板状部4bを貫通してねじ孔
3b内へ進入し、調整ねじ螺合部6と螺合する。一方、
調整ねじ5の傾斜板状部4bから吊り部材取付部3側に
突出する脚部5bには、傾斜板状部4bに対する自身の
軸方向の相対移動を阻止するストッパ部5cが形成され
ており、さらに、その傾斜板状部4bを挟んでストッパ
部5cと反対側に、調整ねじ5を回転操作するためのね
じ頭部5aが形成されている。調整ねじ5は、そのねじ
頭部5aをドライバー等を用いて回転操作することによ
り、その軸方向に沿って傾斜板状部4b、すなわち、引
戸吊り部材3と一体的に正逆両方向に移動し、傾斜板状
部4bを吊り部材取付部3の傾斜面3aに対し相対的に
接近・離間させる。なお、調整ねじ5は傾斜板状部4b
に対しほぼ直交し、かつそのねじ頭部5a(回転操作
部)がそれと反対側よりも下方に位置するように傾斜し
て配置されている。
板状部4bは吊り部材取付部3に対し、その傾斜面3a
において重ね合わされるとともに、調整ねじ5は、ガイ
ド切欠部4dにおいて傾斜板状部4bを貫通してねじ孔
3b内へ進入し、調整ねじ螺合部6と螺合する。一方、
調整ねじ5の傾斜板状部4bから吊り部材取付部3側に
突出する脚部5bには、傾斜板状部4bに対する自身の
軸方向の相対移動を阻止するストッパ部5cが形成され
ており、さらに、その傾斜板状部4bを挟んでストッパ
部5cと反対側に、調整ねじ5を回転操作するためのね
じ頭部5aが形成されている。調整ねじ5は、そのねじ
頭部5aをドライバー等を用いて回転操作することによ
り、その軸方向に沿って傾斜板状部4b、すなわち、引
戸吊り部材3と一体的に正逆両方向に移動し、傾斜板状
部4bを吊り部材取付部3の傾斜面3aに対し相対的に
接近・離間させる。なお、調整ねじ5は傾斜板状部4b
に対しほぼ直交し、かつそのねじ頭部5a(回転操作
部)がそれと反対側よりも下方に位置するように傾斜し
て配置されている。
【0015】次に、図1に示すように、引戸吊り部材4
に対し、これを吊り部材取付部3とは反対側から覆うカ
バー部材11が設けられている。このカバー部材11は
プラスチック成形体等で構成され、図4に示すように、
板状の取付フランジ部11aと、その取付フランジ部1
1aの吊り部材取付部3に面する板面から突出して形成
された補助支持部11bとを備えている。補助支持部1
1bは、その吊り部材取付部3側の傾斜面3a(図1参
照)との対向面が、それに対応する傾斜面11cとされ
ている。そして、図1に示すように補助支持部11bに
は、その傾斜面11cからその反対側の面へ貫通し、か
つその軸線が、吊り部材取付部3側に形成されたねじ孔
3bの軸線と一致するようにドライバ挿入孔11gが形
成されており、その傾斜面11c側の開口部において調
整ねじ5のねじ頭部5aが内側に入り込むようになって
いる。
に対し、これを吊り部材取付部3とは反対側から覆うカ
バー部材11が設けられている。このカバー部材11は
プラスチック成形体等で構成され、図4に示すように、
板状の取付フランジ部11aと、その取付フランジ部1
1aの吊り部材取付部3に面する板面から突出して形成
された補助支持部11bとを備えている。補助支持部1
1bは、その吊り部材取付部3側の傾斜面3a(図1参
照)との対向面が、それに対応する傾斜面11cとされ
ている。そして、図1に示すように補助支持部11bに
は、その傾斜面11cからその反対側の面へ貫通し、か
つその軸線が、吊り部材取付部3側に形成されたねじ孔
3bの軸線と一致するようにドライバ挿入孔11gが形
成されており、その傾斜面11c側の開口部において調
整ねじ5のねじ頭部5aが内側に入り込むようになって
いる。
【0016】また、補助支持部11bの両側にはガイド
突出部11dが形成されており、図5に示すように、そ
れらガイド突出部11dの間に形成された嵌合受け部1
1eに対し、吊り部材取付部3が引戸吊り部材4の本体
部4a及び傾斜板状部4bを挟んだ状態で嵌め合わされ
る。そして、その状態で図6に示すように、両ガイド突
出部11dをそれぞれ板厚方向に貫通して形成されたピ
ン孔11f、及びそれに対応する位置に吊り部取付部3
を貫通して形成されたピン孔3dに対し固定ピン12が
挿入され、吊り部取付部3、引戸吊り部材4及びカバー
部材11が互いに一体化されて引戸吊具1が構成される
こととなる。なお、図1に示すように、この状態で吊り
部材取付部3及び補助支持部11bの傾斜面3a及び1
1cの間には、傾斜板状部4bの吊り部材取付部3に対
する相対的な接近・離間を許容するための空隙部13が
形成されている。また、カバー部材11と吊り部材取付
部3との間には、引戸吊り部材4が上方へ突出すること
を許容する隙間15が形成されている。
突出部11dが形成されており、図5に示すように、そ
れらガイド突出部11dの間に形成された嵌合受け部1
1eに対し、吊り部材取付部3が引戸吊り部材4の本体
部4a及び傾斜板状部4bを挟んだ状態で嵌め合わされ
る。そして、その状態で図6に示すように、両ガイド突
出部11dをそれぞれ板厚方向に貫通して形成されたピ
ン孔11f、及びそれに対応する位置に吊り部取付部3
を貫通して形成されたピン孔3dに対し固定ピン12が
挿入され、吊り部取付部3、引戸吊り部材4及びカバー
部材11が互いに一体化されて引戸吊具1が構成される
こととなる。なお、図1に示すように、この状態で吊り
部材取付部3及び補助支持部11bの傾斜面3a及び1
1cの間には、傾斜板状部4bの吊り部材取付部3に対
する相対的な接近・離間を許容するための空隙部13が
形成されている。また、カバー部材11と吊り部材取付
部3との間には、引戸吊り部材4が上方へ突出すること
を許容する隙間15が形成されている。
【0017】上述のようにして各部が一体化された引戸
吊具1は、図1に示すように、引戸2の上部に対し、そ
の一方の戸面とその上端面に開放するように形成された
凹所14に対し、その戸面側にカバー部材11が位置す
るように嵌め込まれ、図6に示すように、取付フランジ
部11aに形成されたねじ孔11h(図4)において、
その凹所14の周縁部に対しねじ16を用いて固定され
る。
吊具1は、図1に示すように、引戸2の上部に対し、そ
の一方の戸面とその上端面に開放するように形成された
凹所14に対し、その戸面側にカバー部材11が位置す
るように嵌め込まれ、図6に示すように、取付フランジ
部11aに形成されたねじ孔11h(図4)において、
その凹所14の周縁部に対しねじ16を用いて固定され
る。
【0018】以下、引戸吊具1の使用方法について説明
する。図7に示すように、ドライバ挿入孔11gに対し
ドライバDを下方から挿入し、ねじ頭部5aにおいて調
整ねじ5を回転させると、引戸吊り部材4の傾斜板状部
4bは、その軸方向の操作力を受けて吊り部材取付部3
に対し接近・離間するとともに、それに伴い、その操作
力の一部が引戸2の高さ方向の力に変換され、引戸吊り
部材4の引戸2に対する位置が該高さ方向に変化する。
引戸吊り部材4の上記高さ方向への移動は、カバー部材
11と吊り部材取付部3との間に形成されている隙間1
5内でガイドされる。これにより、引戸2の高さ方向に
おける位置が調整されるとともに、調整ねじ5の調整ね
じ螺合部6に対する螺合によりその位置が保持される。
すなわち、傾斜板状部4bが吊り部材取付部3に接近す
る場合には引戸2の高さが低下し、離間する場合には上
昇することとなる。ここで、調整ねじ5は、傾斜板状部
4bに形成されたガイド切欠部4dによりガイドされつ
つ、傾斜板状部4bの傾斜方向に沿って移動する(図2
(c)参照)。
する。図7に示すように、ドライバ挿入孔11gに対し
ドライバDを下方から挿入し、ねじ頭部5aにおいて調
整ねじ5を回転させると、引戸吊り部材4の傾斜板状部
4bは、その軸方向の操作力を受けて吊り部材取付部3
に対し接近・離間するとともに、それに伴い、その操作
力の一部が引戸2の高さ方向の力に変換され、引戸吊り
部材4の引戸2に対する位置が該高さ方向に変化する。
引戸吊り部材4の上記高さ方向への移動は、カバー部材
11と吊り部材取付部3との間に形成されている隙間1
5内でガイドされる。これにより、引戸2の高さ方向に
おける位置が調整されるとともに、調整ねじ5の調整ね
じ螺合部6に対する螺合によりその位置が保持される。
すなわち、傾斜板状部4bが吊り部材取付部3に接近す
る場合には引戸2の高さが低下し、離間する場合には上
昇することとなる。ここで、調整ねじ5は、傾斜板状部
4bに形成されたガイド切欠部4dによりガイドされつ
つ、傾斜板状部4bの傾斜方向に沿って移動する(図2
(c)参照)。
【0019】なお、図1に示すように、調整ねじ5は、
その軸線Pが水平方向Hから傾斜して配置されることと
なるが、その傾斜角度θは30〜60°の範囲内で設定
することが望ましい。傾斜角度θが60°を超えると
と、引戸2の戸面に対するドライバDの挿入角度が小さ
くなり過ぎて、調整ねじ5の回転操作が行いにくくな
る。また、30°未満となると、調整ねじ5の軸方向へ
の操作力が引戸2の高さ方向への力に変換されにくくな
り、引戸吊り部材4がスムーズに移動できなくなるとと
もに、調整ねじ5が傾斜板状部4bの傾斜方向に滑り落
ちやすくなり、引戸2を所定の高さに保持できなくなる
場合が生ずる。しかるに、傾斜角度θは上述の範囲内で
設定するのがよく、望ましくは35〜55°、さらに望
ましくは40〜50°の間で設定するのがよい。
その軸線Pが水平方向Hから傾斜して配置されることと
なるが、その傾斜角度θは30〜60°の範囲内で設定
することが望ましい。傾斜角度θが60°を超えると
と、引戸2の戸面に対するドライバDの挿入角度が小さ
くなり過ぎて、調整ねじ5の回転操作が行いにくくな
る。また、30°未満となると、調整ねじ5の軸方向へ
の操作力が引戸2の高さ方向への力に変換されにくくな
り、引戸吊り部材4がスムーズに移動できなくなるとと
もに、調整ねじ5が傾斜板状部4bの傾斜方向に滑り落
ちやすくなり、引戸2を所定の高さに保持できなくなる
場合が生ずる。しかるに、傾斜角度θは上述の範囲内で
設定するのがよく、望ましくは35〜55°、さらに望
ましくは40〜50°の間で設定するのがよい。
【0020】次に、図8(a)〜(c)に本発明の引戸
吊具の変形例を示している。すなわち、引戸吊具51に
おいては、引戸2の一方の戸面から突出してこれと一体
的にベース部52が形成されるとともに、引戸2の幅方
向においてベース部52の一方の側に、引戸吊り部材4
の下端側が結合された移動部材53が配置されている。
移動部材53は、戸面上で水平方向Hから傾いて設定さ
れた移動経路Wに沿って、引戸吊り部材4とともに一体
的にスライド移動するようになっており、そのスライド
移動は、(c)に示すように引戸2側に形成された溝部
54a内を、移動部材53側に設けられた係合リブ54
bが移動することによりガイドされるようになってい
る。一方、ベース部52には、移動部材53の移動方向
に沿って調整ねじ螺合部としての雌ねじ孔56が形成さ
れ、その雌ねじ孔56に対し調整ねじ55が螺合し、そ
の先端側は移動部材53に対し回転可能に結合されてい
る。また、調整ねじ55の頭部側にはドライバ挿入孔5
7が形成され、そこから挿入されたドライバDにより調
整ねじ55を下側から回転操作するようになっている。
吊具の変形例を示している。すなわち、引戸吊具51に
おいては、引戸2の一方の戸面から突出してこれと一体
的にベース部52が形成されるとともに、引戸2の幅方
向においてベース部52の一方の側に、引戸吊り部材4
の下端側が結合された移動部材53が配置されている。
移動部材53は、戸面上で水平方向Hから傾いて設定さ
れた移動経路Wに沿って、引戸吊り部材4とともに一体
的にスライド移動するようになっており、そのスライド
移動は、(c)に示すように引戸2側に形成された溝部
54a内を、移動部材53側に設けられた係合リブ54
bが移動することによりガイドされるようになってい
る。一方、ベース部52には、移動部材53の移動方向
に沿って調整ねじ螺合部としての雌ねじ孔56が形成さ
れ、その雌ねじ孔56に対し調整ねじ55が螺合し、そ
の先端側は移動部材53に対し回転可能に結合されてい
る。また、調整ねじ55の頭部側にはドライバ挿入孔5
7が形成され、そこから挿入されたドライバDにより調
整ねじ55を下側から回転操作するようになっている。
【0021】以上のように構成された引戸吊具51にお
いては、調整ねじ55の回転操作により移動部材53が
引戸吊り部材4とともに一体的に傾斜した経路Wに沿っ
て移動することで、引戸吊り部材4の引戸2に対するそ
の高さ方向の位置及びその幅方向への位置が変化するこ
ととなる。この場合、溝部54a及び係合リブ54b
が、調整ねじ55の傾斜方向の変位を引戸吊り部材4の
引戸高さ方向の変位に変換するカム機構を構成している
と見ることができる。
いては、調整ねじ55の回転操作により移動部材53が
引戸吊り部材4とともに一体的に傾斜した経路Wに沿っ
て移動することで、引戸吊り部材4の引戸2に対するそ
の高さ方向の位置及びその幅方向への位置が変化するこ
ととなる。この場合、溝部54a及び係合リブ54b
が、調整ねじ55の傾斜方向の変位を引戸吊り部材4の
引戸高さ方向の変位に変換するカム機構を構成している
と見ることができる。
【図1】本発明の引戸吊具の構造を示す側面断面図。
【図2】引戸吊り部材の正面図、側面図及び傾斜板状部
の矢視図。
の矢視図。
【図3】吊り部材取付部の正面図、側面断面図及び背面
図。
図。
【図4】カバー部材の背面図、A−A断面図及び正面
図。
図。
【図5】引戸吊り部材、吊り部材取付部及びカバー部材
の組立方法を示す側面断面図。
の組立方法を示す側面断面図。
【図6】図1の引戸吊具の引戸への取付状態を示す正面
図。
図。
【図7】図1の引戸吊具の作用を示す側面断面図。
【図8】本発明の引戸吊具の変形例を示す正面図、底面
図及びB−B断面図。
図及びB−B断面図。
【図9】従来の引戸吊具の構造を示す側面断面図。
1、51 引戸吊具 2 引戸 3 吊り部材取付部 4 引戸吊り部材 4b 傾斜板状部(カム部) 4d ガイド切欠部 5、55 調整ねじ 5a ねじ頭部 5b 脚部 5c ストッパ部 6、56 調整ねじ螺合部 7 調整ねじ機構 8 キャスター部材 11 カバー部材 11a 取付フランジ部 15 隙間
Claims (7)
- 【請求項1】 引戸の上縁部に沿って配置された引戸
ガイド部に対し、該引戸をそのガイド部に沿って移動さ
せるためにこれを吊り下げるとともに、その引戸に対し
高さ方向において移動可能に設けられた引戸吊り部材
と、 前記引戸側に設けられ、前記引戸吊り部材に直接又は他
部材を介して間接的に連結されるとともに、回転操作部
側の方がそれとは反対側よりも低くなるように傾斜して
位置する調整ねじ機構と、 その調整ねじ機構の回転操作に基づく該調整ねじ機構の
傾斜方向の変位を前記引戸吊り部材の前記高さ方向の変
位に変換するカム機構とを含み、 前記調整ねじ機構が回転操作されることに基づき前記カ
ム機構を介して、前記引戸吊り部材が前記引戸に対し前
記高さ方向に相対移動することを特徴とする引戸吊具。 - 【請求項2】 前記カム機構は、 前記調整ねじ機構の回転操作に基づくその軸方向の操作
力を受け、その軸方向の操作力を前記引戸吊り部材の前
記高さ方向の力に変換するカム部と、 前記調整ねじ機構の回転操作に基づき、前記引戸吊り部
材が前記高さ方向に変位することを許容するために前記
カム部に形成された変位許容部と、 を含むものである請求項1記載の引戸吊具。 - 【請求項3】 前記引戸側には、前記引戸吊り部材が前
記高さ方向において移動可能に取り付けられる吊り部材
取付部が設けられ、 前記調整ねじ機構は、前記カム部に対しその軸方向の相
対位置が固定に設けられた調整ねじと、その吊具取付部
側に設けられて該調整ねじが螺合する調整ねじ螺合部と
を備え、その回転操作に基づき前記カム部を前記吊り部
材取付部に対し相対的に接近・離間させるものとされて
いる請求項2記載の引戸吊具。 - 【請求項4】 前記カム部は、前記引戸吊り部材の末端
部に対し、前記調整ねじ機構の傾斜方向とほぼ直交する
ようにこれと一体的に設けられた傾斜板状部であり、そ
の末端側から自身の傾斜方向に沿って前記変位許容部と
してのガイド切欠部が形成されるとともに、 前記調整ねじは、そのガイド切欠部において前記傾斜板
状部を貫通し、かつそのガイド切欠部内を前記傾斜板状
部の傾斜方向において相対移動可能とされる一方、前記
傾斜板状部から前記吊り部材取付部側に突出する脚部に
は、該調整ねじの前記傾斜板状部に対する自身の軸方向
の相対移動を阻止するストッパ部が形成され、さらに、
その傾斜板状部を挟んで前記ストッパ部と反対側には、
前記回転操作部としてのねじ頭部が形成されている請求
項3記載の引戸吊具。 - 【請求項5】 前記吊り部材取付部は、前記カム部に対
向する面がそれに対応する傾斜面とされ、その傾斜面に
開口するように、前記調整ねじの出入りを許容するねじ
孔が形成され、そのねじ孔内に前記調整ねじ螺合部とし
てのナット部材が固着されている請求項4記載の引戸吊
具。 - 【請求項6】 前記引戸吊り部材を前記吊り部材取付部
と反対側から覆い、かつその吊り部材取付部と一体的に
設けられるカバー部材を有し、それらカバー部材と吊り
部材取付部との間には隙間が形成され、その隙間におい
て前記引戸吊り部材は、前記引戸に対する前記高さ方向
への相対移動がガイドされるようになっている請求項1
ないし5のいずれかに記載の引戸吊具。 - 【請求項7】 前記引戸ガイド部は前記引戸の上方に設
けられたガイドレールであり、前記引戸吊り部材の対応
する端部側にはそのガイドレール上を転がり移動するロ
ーラ部材が設けられている請求項1ないし6のいずれか
に記載の引戸吊具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19611595A JPH0921268A (ja) | 1995-07-07 | 1995-07-07 | 引戸吊具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19611595A JPH0921268A (ja) | 1995-07-07 | 1995-07-07 | 引戸吊具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0921268A true JPH0921268A (ja) | 1997-01-21 |
Family
ID=16352497
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19611595A Pending JPH0921268A (ja) | 1995-07-07 | 1995-07-07 | 引戸吊具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0921268A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7137172B2 (en) * | 2002-04-26 | 2006-11-21 | Dorma Gmbh + Co. Kg | Suspension arrangement |
CN101876229A (zh) * | 2009-04-28 | 2010-11-03 | 哈瓦有限公司 | 用于保持分隔元件的滑架以及分隔元件 |
-
1995
- 1995-07-07 JP JP19611595A patent/JPH0921268A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7137172B2 (en) * | 2002-04-26 | 2006-11-21 | Dorma Gmbh + Co. Kg | Suspension arrangement |
CN101876229A (zh) * | 2009-04-28 | 2010-11-03 | 哈瓦有限公司 | 用于保持分隔元件的滑架以及分隔元件 |
EP2248976A1 (de) | 2009-04-28 | 2010-11-10 | Hawa Ag | Laufwerk für das Halten eines Trennelementes und Trennelement |
JP2010261302A (ja) * | 2009-04-28 | 2010-11-18 | Hawa Ag | 仕切り要素を保持するキャリッジ及び仕切り要素 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040223 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040227 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20040625 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |