JP3115676B2 - 加入者系ディジタル伝送装置の信号方式自動切換え装置及び方法 - Google Patents
加入者系ディジタル伝送装置の信号方式自動切換え装置及び方法Info
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- JP3115676B2 JP3115676B2 JP04025090A JP2509092A JP3115676B2 JP 3115676 B2 JP3115676 B2 JP 3115676B2 JP 04025090 A JP04025090 A JP 04025090A JP 2509092 A JP2509092 A JP 2509092A JP 3115676 B2 JP3115676 B2 JP 3115676B2
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04M—TELEPHONIC COMMUNICATION
- H04M3/00—Automatic or semi-automatic exchanges
- H04M3/005—Interface circuits for subscriber lines
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04Q—SELECTING
- H04Q11/00—Selecting arrangements for multiplex systems
- H04Q11/04—Selecting arrangements for multiplex systems for time-division multiplexing
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Interface Circuits In Exchanges (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は加入者系ディジタル伝送
装置の信号方式自動切換え装置及び方法に係り、加入者
系端末機器と交換機との間を結ぶ各回線毎に介在する各
ユニットで、各回線に応じた信号方式に従って、回線上
を伝送する信号の処理を行う加入者系ディジタル伝送装
置の信号方式自動切換え装置及び方法に関する。
装置の信号方式自動切換え装置及び方法に係り、加入者
系端末機器と交換機との間を結ぶ各回線毎に介在する各
ユニットで、各回線に応じた信号方式に従って、回線上
を伝送する信号の処理を行う加入者系ディジタル伝送装
置の信号方式自動切換え装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図5(a)に示すように、加入者
系端末機器と交換機との間を結ぶ各回線毎に介在する加
入者系伝送装置には、COT47及びRT48と、多重
分離化回路5とが設けられているものがあった。本例に
あっては、各ユニット内部に、各回線に応じた信号方式
に従って、回線上を伝送する信号の処理を行う各種の信
号方式処理部である信号方式A回路41 1 及び信号方式
B回路412 と、手動により信号方式の切換えを行うス
イッチ部42とが設けられている。また、他の例として
は、同図(b)に示すように、同図(a)と同様に、加
入者系端末機器9と交換機4との間に介在する加入者系
伝送装置であって、同図に示すように、前記COT57
及びRT48とを有するが、本例にあっては、前記CO
T47のようにスイッチ部42は手動で切換えが行われ
るものではなく、パソコン46等のシステムコントロー
ラを設け、遠隔操作により設定切換えを行うものであ
る。
系端末機器と交換機との間を結ぶ各回線毎に介在する加
入者系伝送装置には、COT47及びRT48と、多重
分離化回路5とが設けられているものがあった。本例に
あっては、各ユニット内部に、各回線に応じた信号方式
に従って、回線上を伝送する信号の処理を行う各種の信
号方式処理部である信号方式A回路41 1 及び信号方式
B回路412 と、手動により信号方式の切換えを行うス
イッチ部42とが設けられている。また、他の例として
は、同図(b)に示すように、同図(a)と同様に、加
入者系端末機器9と交換機4との間に介在する加入者系
伝送装置であって、同図に示すように、前記COT57
及びRT48とを有するが、本例にあっては、前記CO
T47のようにスイッチ部42は手動で切換えが行われ
るものではなく、パソコン46等のシステムコントロー
ラを設け、遠隔操作により設定切換えを行うものであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】さて、前者の従来例に
あっては、以上説明したように、1つのチャンネルユニ
ットが数種のサービスを提供する場合、信号方式を切換
えるためのオプション設定がユニット内に必要であり、
この場合のサービス提供者(電話会社)は、その回線の
サービスを開始する前にその設定を行う必要があるとい
う問題点を有していた。また、後者の従来例にあって
は、パソコン等のシステムコントローラによる遠隔操作
で設定切換えを行うことが考えられるが、設定の種類
(サービスの種類)が少ない場合には、かえって、シス
テム全体の規模が大きくなり、コストが増大するおそれ
があるという問題点を有していた。
あっては、以上説明したように、1つのチャンネルユニ
ットが数種のサービスを提供する場合、信号方式を切換
えるためのオプション設定がユニット内に必要であり、
この場合のサービス提供者(電話会社)は、その回線の
サービスを開始する前にその設定を行う必要があるとい
う問題点を有していた。また、後者の従来例にあって
は、パソコン等のシステムコントローラによる遠隔操作
で設定切換えを行うことが考えられるが、設定の種類
(サービスの種類)が少ない場合には、かえって、シス
テム全体の規模が大きくなり、コストが増大するおそれ
があるという問題点を有していた。
【0004】そこで、本発明は、設置費用を増大するこ
となく、安価にかつ、サービス提供者の負担を増加する
ことなく、複数種類のサービスに対応して、自動的に信
号方式を設定することができる加入者系ディジタル伝送
装置の信号方式切換え装置及び方法を提供することを目
的としてなされたものである。
となく、安価にかつ、サービス提供者の負担を増加する
ことなく、複数種類のサービスに対応して、自動的に信
号方式を設定することができる加入者系ディジタル伝送
装置の信号方式切換え装置及び方法を提供することを目
的としてなされたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上の技術的課題を解決
するため、第一の発明は図1に示すように、加入者系端
末機器と交換機40との間を結ぶ各回線毎に介在する各
ユニット内部に、各回線に応じた信号方式に従って、回
線上を伝送する信号の処理を行う各種の信号方式処理部
101 〜10n を有する加入者系ディジタル伝送装置に
おいて、当該加入者系ディジタル伝送装置の各回線ユニ
ット内部に、交換機40側からの各種信号方式に特有の
回線状態に基づいて、該当する信号方式の識別を行う信
号方式識別手段60と、当該信号方式識別手段60によ
る指示に基づいて、前記各種の信号方式処理部101 〜
10n の間の切換えを行う切換え部20とを設けたもの
である。
するため、第一の発明は図1に示すように、加入者系端
末機器と交換機40との間を結ぶ各回線毎に介在する各
ユニット内部に、各回線に応じた信号方式に従って、回
線上を伝送する信号の処理を行う各種の信号方式処理部
101 〜10n を有する加入者系ディジタル伝送装置に
おいて、当該加入者系ディジタル伝送装置の各回線ユニ
ット内部に、交換機40側からの各種信号方式に特有の
回線状態に基づいて、該当する信号方式の識別を行う信
号方式識別手段60と、当該信号方式識別手段60によ
る指示に基づいて、前記各種の信号方式処理部101 〜
10n の間の切換えを行う切換え部20とを設けたもの
である。
【0006】一方、第二の発明は、図2に示すように、
加入者系端末機器と交換機との間を結ぶ各回線毎に介在
する各ユニットで、各回線に応じた信号方式に従って、
回線上を伝送する信号の処理を行う(S3)加入者系デ
ィジタル伝送装置において、各回線毎に、交換機側から
の各種信号方式に特有の回線状態に基づいて、該当する
信号方式の識別を行い(S1)、各回線毎に、識別され
た信号方式に切り換えて(S2)、当該信号方式に従っ
て、回線上を伝送する信号の処理を行うものである。
加入者系端末機器と交換機との間を結ぶ各回線毎に介在
する各ユニットで、各回線に応じた信号方式に従って、
回線上を伝送する信号の処理を行う(S3)加入者系デ
ィジタル伝送装置において、各回線毎に、交換機側から
の各種信号方式に特有の回線状態に基づいて、該当する
信号方式の識別を行い(S1)、各回線毎に、識別され
た信号方式に切り換えて(S2)、当該信号方式に従っ
て、回線上を伝送する信号の処理を行うものである。
【0007】
【作用】第一の発明と第二の発明に関する伝送装置の信
号方式切換え装置及び方法の動作に付いて説明する。ス
テップS1で、回線上で通信が行われる前に、前記信号
方式識別手段60により、前記交換機40側からの各種
信号方式に特有の回線状態に基づいて、該当する信号方
式の識別を行う。ここで、各種信号方式には、例えば、
図3に示すように、Loop Start信号方式と、Ground Sta
rt信号方式等がある。Loop Start信号方式では、回線未
使用時には、前記交換機40から回線に給電があり、Gr
ound Start信号方式では、回線未使用時には、前記交換
機40からの給電はなく、従って、例えば、前記信号識
別手段60はこの給電電圧を、前記信号方式に特有の回
線状態として信号方式の識別を行うことができる。ステ
ップS2で、信号方式の識別がなされると、前記切換え
部2に切換えの指示を行い、該当する信号方式処理部1
0に切り換えられる。したがって、交換機40側から、
または、加入者系端末機器側から回線を通じて信号が伝
送された場合には、ステップS3で、伝送された信号に
ついて処理が行われることになる。
号方式切換え装置及び方法の動作に付いて説明する。ス
テップS1で、回線上で通信が行われる前に、前記信号
方式識別手段60により、前記交換機40側からの各種
信号方式に特有の回線状態に基づいて、該当する信号方
式の識別を行う。ここで、各種信号方式には、例えば、
図3に示すように、Loop Start信号方式と、Ground Sta
rt信号方式等がある。Loop Start信号方式では、回線未
使用時には、前記交換機40から回線に給電があり、Gr
ound Start信号方式では、回線未使用時には、前記交換
機40からの給電はなく、従って、例えば、前記信号識
別手段60はこの給電電圧を、前記信号方式に特有の回
線状態として信号方式の識別を行うことができる。ステ
ップS2で、信号方式の識別がなされると、前記切換え
部2に切換えの指示を行い、該当する信号方式処理部1
0に切り換えられる。したがって、交換機40側から、
または、加入者系端末機器側から回線を通じて信号が伝
送された場合には、ステップS3で、伝送された信号に
ついて処理が行われることになる。
【0008】
【実施例】図3に第一及び第二の発明の実施例に係るデ
ィジタル伝送装置を含む、信号方式が異なる場合の全体
図を示す。同図(a)には、Loop Start信号方式(L
S),即ち、一般電話サービスの信号方式を示すもので
あり、加入者系端末機器9である一般電話機と、加入者
系ディジタル伝送装置(DLC)と、交換機4と、を有
し、当該加入者系ディジタル伝送装置には、加入者側に
あるRT(Remote Terminal) 80及び交換機側にあるC
OT(Central Office Terminal) 70とを有するもので
ある。当該RT80及びCOT70はPCMライン(デ
ィジタル・ライン)を介して接続されている。さらに、
各RT80及びCOT70には、回線毎にユニット7及
びユニット8が回線数に応じた個数設けられている。本
LS信号方式にあっては、回線の未使用状態において、
前記交換機4からは給電(電源の供給)がある。即ち、
交換機4からのTip 線はグラウンド状態(0v)にあ
り、Ring線はバッテリに給電され、有限電圧値をもつ回
線状態にある。
ィジタル伝送装置を含む、信号方式が異なる場合の全体
図を示す。同図(a)には、Loop Start信号方式(L
S),即ち、一般電話サービスの信号方式を示すもので
あり、加入者系端末機器9である一般電話機と、加入者
系ディジタル伝送装置(DLC)と、交換機4と、を有
し、当該加入者系ディジタル伝送装置には、加入者側に
あるRT(Remote Terminal) 80及び交換機側にあるC
OT(Central Office Terminal) 70とを有するもので
ある。当該RT80及びCOT70はPCMライン(デ
ィジタル・ライン)を介して接続されている。さらに、
各RT80及びCOT70には、回線毎にユニット7及
びユニット8が回線数に応じた個数設けられている。本
LS信号方式にあっては、回線の未使用状態において、
前記交換機4からは給電(電源の供給)がある。即ち、
交換機4からのTip 線はグラウンド状態(0v)にあ
り、Ring線はバッテリに給電され、有限電圧値をもつ回
線状態にある。
【0009】一方、同図(b)には、Ground Srart信号
方式(GS)、即ち、PBX用サービスの信号方式を示
すものであり、加入者系端末機器9としては、同図
(a)の一般電話機に代えて内線電話機がPBX(構内
交換機)を介して接続されたものである。本GS信号方
式にあっては、前記LS方式と異なり、回線の未使用状
態において、前記交換機4からの給電(電源の供給)は
ない。即ち、Ring線はバッテリに接続されているが、Ti
p線は開放状態にある為、Tip−Ring線間に有限電圧値を
もたない回線状態にある。
方式(GS)、即ち、PBX用サービスの信号方式を示
すものであり、加入者系端末機器9としては、同図
(a)の一般電話機に代えて内線電話機がPBX(構内
交換機)を介して接続されたものである。本GS信号方
式にあっては、前記LS方式と異なり、回線の未使用状
態において、前記交換機4からの給電(電源の供給)は
ない。即ち、Ring線はバッテリに接続されているが、Ti
p線は開放状態にある為、Tip−Ring線間に有限電圧値を
もたない回線状態にある。
【0010】図4に、本実施例に係るCOT70及びR
T80の1回線に関するユニット内部を示すものであ
る。同図に示すように、本例では、交換機4と、COT
70のチャンネルユニット7と、複数の信号を束ねて多
重化し、信号を複数の信号に分離する多重分離化回路
(MUX/DEMUX)5a,5bと、RTのチャンネ
ルユニット8と、端末機器9とを有するものである。当
該多重分離化回路5a,5bはPCMライン(ディジタ
ル・ライン)により接続されている。また、前記COT
のチャンネルユニット7は、同図に示すように、加入者
系端末機器9と交換機4との間を結ぶ各回線毎に介在す
る各ユニット内部に、各回線に応じた信号方式に従っ
て、回線上を伝送する信号の処理を行う各種の信号方式
処理部101 〜10n に相当するリレー等からなるシグ
ナリング動作部(signaling 動作部)1と、一般電話機
サービス用のLS信号方式に特有の、回線が未使用の場
合に交換機4からの給電による電圧の検出を行うことに
より当該信号方式がLS信号方式か否かの検出を行う信
号識別手段60に相当する給電電圧検出器6と、当該給
電電圧検出器6による検出結果に基づいて、前記シグナ
リング動作部1に対し、切換えを行う前記切換え部20
に相当するシグナリング制御CPU27と、音声データ
の符号化及び解読を行う符号・解読部30とを有するも
のである。当該符号・解読部30により符号化または解
読される前記音声データの一部(例えば、8 ビットの音
声データのうちの1 ビット)は、設定された信号方式に
係る制御用データの伝達の為に用いられる。
T80の1回線に関するユニット内部を示すものであ
る。同図に示すように、本例では、交換機4と、COT
70のチャンネルユニット7と、複数の信号を束ねて多
重化し、信号を複数の信号に分離する多重分離化回路
(MUX/DEMUX)5a,5bと、RTのチャンネ
ルユニット8と、端末機器9とを有するものである。当
該多重分離化回路5a,5bはPCMライン(ディジタ
ル・ライン)により接続されている。また、前記COT
のチャンネルユニット7は、同図に示すように、加入者
系端末機器9と交換機4との間を結ぶ各回線毎に介在す
る各ユニット内部に、各回線に応じた信号方式に従っ
て、回線上を伝送する信号の処理を行う各種の信号方式
処理部101 〜10n に相当するリレー等からなるシグ
ナリング動作部(signaling 動作部)1と、一般電話機
サービス用のLS信号方式に特有の、回線が未使用の場
合に交換機4からの給電による電圧の検出を行うことに
より当該信号方式がLS信号方式か否かの検出を行う信
号識別手段60に相当する給電電圧検出器6と、当該給
電電圧検出器6による検出結果に基づいて、前記シグナ
リング動作部1に対し、切換えを行う前記切換え部20
に相当するシグナリング制御CPU27と、音声データ
の符号化及び解読を行う符号・解読部30とを有するも
のである。当該符号・解読部30により符号化または解
読される前記音声データの一部(例えば、8 ビットの音
声データのうちの1 ビット)は、設定された信号方式に
係る制御用データの伝達の為に用いられる。
【0011】さらに、前記シグナリング動作部1は同図
に示すように、前述した一般電話機サービス用のLS信
号方式の信号処理を行うLS信号シグナリング専用部1
1 と、前述したPBX(構内交換機)等のサービス用の
GS信号方式の信号処理を行うGS信号シグナリング専
用部12 と、LS信号方式とGS信号方式との共通の処
理を行うLS/GS共用部10 とを有するものである。
また、前記RT8も、同図に示すように、符号・解読部
38と、シグナリング動作部18と、前記給電電圧検出
器6の検出結果に基づいて信号方式の切換えの指示を前
記シグナリング動作部18に対して行ったり、各信号方
式に応じた指示を行うシグナリング制御CPU28と、
を有し、シグナリング動作部18は、前述した場合と同
様に、一般電話機サービス用のLS信号方式の信号処理
を行うLS信号シグナリング専用部181 と、PBX
(構内交換機)等サービス用のGS信号シグナリング専
用部182 と、LS/GS共用部180 とを有するもの
である。
に示すように、前述した一般電話機サービス用のLS信
号方式の信号処理を行うLS信号シグナリング専用部1
1 と、前述したPBX(構内交換機)等のサービス用の
GS信号方式の信号処理を行うGS信号シグナリング専
用部12 と、LS信号方式とGS信号方式との共通の処
理を行うLS/GS共用部10 とを有するものである。
また、前記RT8も、同図に示すように、符号・解読部
38と、シグナリング動作部18と、前記給電電圧検出
器6の検出結果に基づいて信号方式の切換えの指示を前
記シグナリング動作部18に対して行ったり、各信号方
式に応じた指示を行うシグナリング制御CPU28と、
を有し、シグナリング動作部18は、前述した場合と同
様に、一般電話機サービス用のLS信号方式の信号処理
を行うLS信号シグナリング専用部181 と、PBX
(構内交換機)等サービス用のGS信号シグナリング専
用部182 と、LS/GS共用部180 とを有するもの
である。
【0012】続いて、本実施例に係る加入者系伝送装置
の切換え処理の動作に付いて説明する。先ず、前記CO
Tチャンネルユニットを加入者系ディジタル伝送装置の
シェルフに実装する。すると、Tip 線及びRing線が交換
機4と接続される。この時、一般電話サービスであれ
ば、前記交換機4からの給電電圧がバッテリから前記Ti
p−Ring線間に印加されているため、前記給電電圧検出
器6は給電電圧を検出する。この検出結果は前記シグナ
リング制御CPU27に通知される。当該CPU27は
検出結果が、給電電圧を検出した場合に、交換機4が一
般電話サービスを提供していると判断し、シグナリング
動作部1のうちのLSシグナリング専用部1 1 とLS/
GS共用部10 を制御する。また、当該CPU27は前
記符号・解読部37に対し、LS用シグナリング設定情
報を送出し、この情報は、前記多重・分離化回路5a,
5bを介して、RT8に伝達され、CPU28に通知さ
れる。従って、RT側チャンネル・ユニットが実装され
ていれば、その情報に基づいて、同様にしてユニット内
が設定され、COT、RT共に、LS信号方式で動作し
て、一般電話サービスを加入者に提供可能となる。
の切換え処理の動作に付いて説明する。先ず、前記CO
Tチャンネルユニットを加入者系ディジタル伝送装置の
シェルフに実装する。すると、Tip 線及びRing線が交換
機4と接続される。この時、一般電話サービスであれ
ば、前記交換機4からの給電電圧がバッテリから前記Ti
p−Ring線間に印加されているため、前記給電電圧検出
器6は給電電圧を検出する。この検出結果は前記シグナ
リング制御CPU27に通知される。当該CPU27は
検出結果が、給電電圧を検出した場合に、交換機4が一
般電話サービスを提供していると判断し、シグナリング
動作部1のうちのLSシグナリング専用部1 1 とLS/
GS共用部10 を制御する。また、当該CPU27は前
記符号・解読部37に対し、LS用シグナリング設定情
報を送出し、この情報は、前記多重・分離化回路5a,
5bを介して、RT8に伝達され、CPU28に通知さ
れる。従って、RT側チャンネル・ユニットが実装され
ていれば、その情報に基づいて、同様にしてユニット内
が設定され、COT、RT共に、LS信号方式で動作し
て、一般電話サービスを加入者に提供可能となる。
【0013】一方、前記給電検出部6が、前記TiP-Ring
線間に給電がないことを検出した場合には、前記シグナ
リング制御CPU27はPBX(構内交換機)サービス
であると判断し、シグナリング動作部1のうち、GSシ
グナリング専用部12 と前記LS/GS共用部10 のみ
の制御を行い、また、COT8のシグナリング制御CP
U27は、前記符号化・解読部37を介して、GS用シ
グナリング設定情報をRT8に伝達し、以下同様にし
て、COT,RT共に、GS信号方式で動作し、前記P
BX(構内交換機)用サービスが加入者に提供されるこ
とになる。
線間に給電がないことを検出した場合には、前記シグナ
リング制御CPU27はPBX(構内交換機)サービス
であると判断し、シグナリング動作部1のうち、GSシ
グナリング専用部12 と前記LS/GS共用部10 のみ
の制御を行い、また、COT8のシグナリング制御CP
U27は、前記符号化・解読部37を介して、GS用シ
グナリング設定情報をRT8に伝達し、以下同様にし
て、COT,RT共に、GS信号方式で動作し、前記P
BX(構内交換機)用サービスが加入者に提供されるこ
とになる。
【0014】尚、以上の説明にあっては、GS信号方式
とLS信号方式との2種類の信号方式間での切換えを行
う場合のみについて説明したが当該場合に限られること
なく、その他、例えば、DID(Direct Inward Dialin
g)方式、即ち、いわゆるダイヤルイン方式で、外部から
直接PBXを介して内線電話に接続する方式を含めた3
種類以上の信号方式の間でも切換えを行うこともでき
る。当該方式を含めた場合には、前記交換機側からの前
記Tip 線及びRing線の回線状態は未使用状態では前記2
方式の場合と異なり開放状態(Tip 線,Ring線共に開放
状態)にある。したがって、前記信号方式識別手段60
としては、例えば、当該各信号線に所定電圧値をもった
導体を接続させることにより、電流が流れるか否かを判
定することにより、当該方式を前記2種類の信号方式か
ら識別することができることになる。
とLS信号方式との2種類の信号方式間での切換えを行
う場合のみについて説明したが当該場合に限られること
なく、その他、例えば、DID(Direct Inward Dialin
g)方式、即ち、いわゆるダイヤルイン方式で、外部から
直接PBXを介して内線電話に接続する方式を含めた3
種類以上の信号方式の間でも切換えを行うこともでき
る。当該方式を含めた場合には、前記交換機側からの前
記Tip 線及びRing線の回線状態は未使用状態では前記2
方式の場合と異なり開放状態(Tip 線,Ring線共に開放
状態)にある。したがって、前記信号方式識別手段60
としては、例えば、当該各信号線に所定電圧値をもった
導体を接続させることにより、電流が流れるか否かを判
定することにより、当該方式を前記2種類の信号方式か
ら識別することができることになる。
【0015】以上説明したように、本実施例にあって
は、加入者系ディジタル伝送装置の各回線用ユニット
(チャンネルユニット)内部に、その回線に提供すべき
サービスによって定まる信号方式を識別する部分を設
け、チャンネルユニットを当該伝送装置のシェルフに実
装するだけで、チャンネルユニットをその回線に接続し
た時点で、自動的にチャンネルユニット内の信号方式を
切換えることができる。
は、加入者系ディジタル伝送装置の各回線用ユニット
(チャンネルユニット)内部に、その回線に提供すべき
サービスによって定まる信号方式を識別する部分を設
け、チャンネルユニットを当該伝送装置のシェルフに実
装するだけで、チャンネルユニットをその回線に接続し
た時点で、自動的にチャンネルユニット内の信号方式を
切換えることができる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、加入
者系ディジタル伝送装置の各回線毎に設けられたユニッ
トに、その回線に提供すべきサービスによって定まる信
号方式を識別する部分を設けている。したがって、回線
毎にそのユニットを回線に接続することにより、交換機
が提供しようとする信号方式に、安価に、かつ、自動的
に簡便に切り換えることができる。
者系ディジタル伝送装置の各回線毎に設けられたユニッ
トに、その回線に提供すべきサービスによって定まる信
号方式を識別する部分を設けている。したがって、回線
毎にそのユニットを回線に接続することにより、交換機
が提供しようとする信号方式に、安価に、かつ、自動的
に簡便に切り換えることができる。
【図1】第一の発明に係る原理ブロック図
【図2】第二の発明に係る原理流れ図
【図3】実施例に係る信号方式を示す図
【図4】実施例に係るブロック図
【図5】従来例に係るブロック図
101 〜10n ,1 信号方式処理部(シグナリング
動作部) 20,2 切換え部(シグナリング制御CPU) 40,4 交換機 60(6) 信号方式識別手段(給電電圧検出器) 70(7) COT(COTチャンネルユニット) 80(8) RT(RTチャンネルユニット) 90(9) 端末機器
動作部) 20,2 切換え部(シグナリング制御CPU) 40,4 交換機 60(6) 信号方式識別手段(給電電圧検出器) 70(7) COT(COTチャンネルユニット) 80(8) RT(RTチャンネルユニット) 90(9) 端末機器
Claims (2)
- 【請求項1】加入者系端末機器と交換機(40)との間
を結ぶ各回線毎に介在する各ユニット内部に、各回線に
応じた信号方式に従って、回線上を伝送する信号の処理
を行う各種の信号方式処理部(101 〜10n )を有す
る加入者系ディジタル伝送装置において、 当該加入者系ディジタル伝送装置の各回線ユニット内部
に、 交換機(40)側からの各種信号方式に特有の回線状態
に基づいて、該当する信号方式の識別を行う信号方式識
別手段(60)と、 当該信号方式識別手段(60)による指示に基づいて、
前記各種の信号方式処理部(101 〜10n )の間の切
換えを行う切換え部(20)とを設けたことを特徴とす
る加入者系ディジタル伝送装置の信号方式自動切換え装
置。 - 【請求項2】加入者系端末機器と交換機との間を結ぶ各
回線毎に介在する各ユニットで、各回線に応じた信号方
式に従って、回線上を伝送する信号の処理を行う(S
3)加入者系ディジタル伝送装置において、 各回線毎に、交換機側からの各種信号方式に特有の回線
状態に基づいて、該当する信号方式の識別を行い(S
1)、 各回線毎に、識別された信号方式に切り換えて(S
2)、 当該信号方式に従って、回線上を伝送する信号の処理を
行う(S3)ことを特徴とする加入者系ディジタル伝送
装置の信号方式自動切換え方法。
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