JP3681546B2 - 集線機能付き加入者系伝送装置 - Google Patents

集線機能付き加入者系伝送装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、集線機能付き加入者系(アクセス系)伝送装置に関し、特に、加入者端末に接続される1つまたは複数の遠隔部と、交換機に接続される1つの中央部とからなる集線機能付き加入者系伝送装置に関する。
【0002】
本発明に係る集線機能付き加入者系伝送装置は、PDH(Presiochronous Digital Hierarchy)方式またはSDH(Synchronous Digital Hierarchy )方式に適用でき、ITU−T(International Telecommunication Union-Telecommunication Sector)準拠のV5.2プロトコル方式が適用されるものである。
【0003】
【従来の技術】
図8は、従来のポイント・ツー・ポイント(Point to Point)方式の集線機能付き加入者系伝送装置を示すブロック図である。すなわち、加入者系伝送装置は、集線機能を備えたRT(Remote Terminal )側伝送装置110と、集線機能を備えないCT(Central Terminal)側伝送装置120とからなり、RT側伝送装置110に複数の電話機からなる加入者端末100が接続され、CT側伝送装置120には交換機130が接続される。RT側伝送装置110とCT側伝送装置120とは数キロmも離れて設置されることもある。
【0004】
RT側伝送装置110は、アナログからディジタルへ信号変換を行う加入者回路(CH)111、トリビュタリバス(Bus)112、タイムスロットの割り当てを行う集線接続部(TSA)113、トランクバス(Bus)114、電気から光への信号変換を行う端局装置(OPT)115、集線接続部113を制御して集線処理を実行する集線制御部(V5MC)116から構成される。集線制御部116及び集線接続部113により集線処理が行われ、これによって加入者端末100からの発呼が発呼要求の都度、トランク側伝送路の空き回線に割り当てられ、したがって、加入者端末100の端末数よりも少ない回線数のトランク側伝送路でも支障なく呼接続ができる。
【0005】
CT側伝送装置120は、光から電気への信号変換を行う端局装置(OPT)121、トランクバス(Bus)122、タイムスロットの割り当てを行うTSA部(TSA)123、トリビュタリバス(Bus)124、V5.2インタフェース処理を行う端局装置(Trib Card)125から構成される。CT側伝送装置120は集線機能を有していない。
【0006】
なお、こうした集線機能付き加入者系伝送装置において、集線機能に障害があった場合に備えて、RT側伝送装置110の集線制御部116及び集線接続部113に冗長構成を設けるようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、集線機能付き加入者系伝送装置が、ポイント・ツー・マルチポイント(Point to Multi-point)方式の場合、集線機能部分の冗長構成が複雑になり、無駄が多い回路構成となるという問題があった。
【0008】
図9は、従来のポイント・ツー・マルチポイント方式の集線機能付き加入者系伝送装置を示すブロック図である。すなわち、1つのCT側伝送装置(CT)220に対して、n個のRT側伝送装置(RT#1〜#n)210〜213が接続される。RT側伝送装置210〜213の内部構成は各々、図8のRT側伝送装置110と同じである。CT側伝送装置220の内部構成は、図8のCT側伝送装置120における端局装置121にそれぞれ相当する端局装置(OPT)221a〜221dが存在する他は、CT側伝送装置120と同一である。
【0009】
こうしたポイント・ツー・マルチポイント方式の集線機能付き加入者系伝送装置において、集線機能の障害保護のために集線機能部分に冗長構成を備えるようにすると、RT側伝送装置210〜213の各々において、集線制御部及び集線接続部が各2つ必要となる。そのため、システム構成が大型化し、その簡略化及び回路構成の効率的利用が求められていた。
【0010】
また、図8に示すRT側伝送装置110において、トランク側伝送路のいずれかの回線に障害が発生した場合には、呼損率が増加して電話がかかりにくくなるという問題点があった。呼損率は、加入者端末100からの発呼要求に対してトランク側伝送路の空き回線がないために呼接続が拒否される確率である。この問題はポイント・ツー・マルチポイント方式の集線機能付き加入者系伝送装置においても発生する。
【0011】
さらに、図8に示すRT側伝送装置110において、加入者端末100からの発呼数が増加すると、やはり呼損率が増加して電話がかかりにくくなるという問題もある。この問題はポイント・ツー・マルチポイント方式の集線機能付き加入者系伝送装置においても発生する。
【0012】
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、無駄のない効率的な集線機能の冗長構成を実現し、システム全体の信頼性の向上を図った集線機能付き加入者系伝送装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明では上記目的を達成するために、図1に示すように、加入者端末90に接続される1つの遠隔部10と、交換機80に接続される1つの中央部50とからなる集線機能付き加入者系伝送装置1が提供される。
【0014】
集線機能付き加入者系伝送装置1は、遠隔部10に設けられ、加入者端末90からの発呼に対して集線処理を行い、トランク側伝送路71に割り付ける遠隔部集線接続手段13aと、遠隔部10に設けられ、遠隔部集線接続手段13aを迂回して加入者端末90からの発呼をトランク側伝送路71に直接接続する迂回手段19aと、遠隔部10に設けられ、遠隔部集線接続手段13aが正常に動作しているときには、遠隔部集線接続手段13aの動作を選択し、遠隔部集線接続手段13aに障害があるときには、迂回手段19aの動作を選択するモード切換手段14aと、中央部50に設けられ、遠隔部10から送られた発呼に対して集線処理を行い、交換機側伝送路72に割り付ける中央部集線接続手段58aと、中央部50に設けられ、遠隔部集線接続手段13aが正常に動作しているときには、遠隔部10からの発呼を交換機側伝送路72に送り、遠隔部集線接続手段13aに障害があるときには、中央部集線接続手段58aに動作を行わせる切換手段52Aとから構成される。
【0015】
以上のような構成において、遠隔部10のモード切換手段14aによって動作モードの切り換えが行われ、それによって、遠隔部集線接続手段13aが正常に動作しているときには、従来通りに遠隔部集線接続手段13aが、加入者端末90からの発呼をトランク側伝送路71の空き回線に割り付け、集線処理を行う。一方、遠隔部集線接続手段13aに障害があるときには、集線処理を行わず、迂回手段19aが、遠隔部集線接続手段13aを迂回して加入者端末90からの発呼をトランク側伝送路71に直接接続する。直接接続できるように、トランク側伝送路71には、加入者端末90の端末数と同数の回線を予め用意しておく。
【0016】
中央部50では、切換手段52Aによって切り換えが行われる。それによって、遠隔部集線接続手段13aが正常に動作しているときには集線処理が遠隔部10で既に行われているので、従来通りに遠隔部10から送られた発呼を交換機側伝送路72に送る。一方、遠隔部集線接続手段13aに障害があるときには、集線処理が遠隔部10で未だ行われていないので、中央部集線接続手段58aが、遠隔部10から送られた発呼を交換機側伝送路72の空き回線に割り付け、集線処理を行う。
【0017】
かくして、交換機80には、集線処理を終えた、例えばV5.2プロトコル方式の信号が送信される。
以上のように、遠隔部10に集線機能部分の冗長構成を持たせずとも、集線機能部分の障害に対応することができる。ここでは、ポイント・ツー・ポイント方式の加入者系伝送装置を例にとって説明したが、本発明はポイント・ツー・マルチポイント方式の加入者系伝送装置にも適用し得る。したがって、無駄のない効率的な集線機能の冗長構成が実現し、システム全体の信頼性を確保できる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
まず、第1の実施形態の原理構成を、図1を参照して説明する。第1の実施形態は、遠隔部10に設けられ、加入者端末90からの発呼に対して集線処理を行い、トランク側伝送路71に割り付ける遠隔部集線接続手段13aと、遠隔部10に設けられ、遠隔部集線接続手段13aを迂回して加入者端末90からの発呼をトランク側伝送路71に直接接続する迂回手段19aと、遠隔部10に設けられ、遠隔部集線接続手段13aが正常に動作しているときには、遠隔部集線接続手段13aの動作を選択し、遠隔部集線接続手段13aに障害があるときには、迂回手段19aの動作を選択するモード切換手段14aと、中央部50に設けられ、遠隔部10から送られた発呼に対して集線処理を行い、交換機側伝送路72に割り付ける中央部集線接続手段58aと、中央部50に設けられ、遠隔部集線接続手段13aが正常に動作しているときには、遠隔部10からの発呼を交換機側伝送路72に送り、遠隔部集線接続手段13aに障害があるときには、中央部集線接続手段58aに動作を行わせる切換手段52Aとから構成される。
【0019】
以上のような構成において、遠隔部10のモード切換手段14aによって動作モードの切り換えが行われ、それによって、遠隔部集線接続手段13aが正常に動作しているときには、従来通りに遠隔部集線接続手段13aが、加入者端末90からの発呼をトランク側伝送路71の空き回線に割り付け、集線処理を行う。一方、遠隔部集線接続手段13aに障害があるときには、集線処理を行わず、迂回手段19aが、遠隔部集線接続手段13aを迂回して加入者端末90からの発呼をトランク側伝送路71に直接接続する。直接接続できるように、トランク側伝送路71には、加入者端末90の端末数と同数の回線を予め用意しておく。
【0020】
中央部50では、切換手段52Aによって切り換えが行われる。それによって、遠隔部集線接続手段13aが正常に動作しているときには集線処理が遠隔部10で既に行われているので、従来通りに遠隔部10から送られた発呼を交換機側伝送路72に送る。一方、遠隔部集線接続手段13aに障害があるときには、集線処理が遠隔部10で未だ行われていないので、中央部集線接続手段58aが、遠隔部10から送られた発呼を交換機側伝送路72の空き回線に割り付け、集線処理を行う。
【0021】
かくして、交換機80には、集線処理を終えた、例えばV5.2プロトコル方式の信号が送信される。
以上のように、遠隔部10に集線機能部分の冗長構成を持たせずとも、集線機能部分の障害に対応することができる。ここでは、ポイント・ツー・ポイント方式の加入者系伝送装置を例にとって説明したが、本発明はポイント・ツー・マルチポイント方式の加入者系伝送装置にも適用し得る。したがって、無駄のない効率的な集線機能の冗長構成が実現し、システム全体の信頼性を確保できる。
【0022】
次に、第1の実施形態を詳しく説明する。なお、以下に説明する第1の実施形態では、図1に示す遠隔部集線接続手段13aは図2の集線接続部13及び集線制御部17に対応し、同様に、迂回手段19aは図2のTrib-Trunk接続バス19に、モード切換手段14aは図2のモード切り換え部14及びRT制御部18に、切換手段52Aは図3の切換え部52a及びCT制御部62に、中央部集線接続手段58aは図3のTSA部58及び集線制御部61に対応する。
【0023】
図2は、第1の実施形態における遠隔部10の内部構成を示すブロック図である。なお図2では、ポイント・ツー・マルチポイント方式の加入者系伝送装置を例にして示す。すなわち、同一内部構成のN個の遠隔部(RT#1〜RT#N)10〜40を設ける。ここでは、遠隔部(RT#1)10だけを説明する。
【0024】
遠隔部(RT#1)10には480チャネル分の電話機からなる加入者端末90が接続される。遠隔部(RT#1)10は、アナログからディジタルへ信号変換を行う加入者回路11と、トリビュタリバス(Trib Bus)12と、集線接続部13と、モード切り換え部14と、トランクバス(Trunk Bus )15と、トランクカード(Trunk Card)16と、集線制御部17と、RT制御部(MPU)18と、Trib-Trunk接続バス19とから構成される。集線制御部17はメッセージコントローラと呼ばれ、集線接続部13を制御して集線処理を集線接続部13に実行させる。集線接続部13はタイムスロットの割り当て(TSA, Time Slot Assignment)を行う。
【0025】
トランク側伝送路71aの回線2M#1〜2M#3が正常である場合には、集線制御部17及び集線接続部13により集線処理が行われ、加入者端末90からの発呼が発呼要求の都度、トランク側伝送路71の空き回線に割り当てられ、したがって、加入者端末90の端末数よりも少ない回線数のトランク側伝送路71でも支障なく呼接続ができる。トランクカード(Trunk Card)16は、電気から光への信号変換を行う端局装置である。RT制御部(MPU)18はマイクロプロセッサからなり、遠隔部(RT#1)10全体の監視制御を行う。特にRT制御部(MPU)18は、集線制御部17及び集線接続部13の動作を監視し、それらが正常に動作している場合にはモード切り換え部14に集線処理実行モードを選択させて、集線接続部13の出力をトランクバス(Trunk Bus )15へ出力させる。一方、集線制御部17または集線接続部13に障害が発生すると、モード切り換え部14に集線処理不実行モードを選択させて、集線接続部13を迂回して、トリビュタリバス(Trib Bus)12を、Trib-Trunk接続バス19を介してトランクバス(Trunk Bus )15に接続させる。
【0026】
トランクバス(Trunk Bus )15とトランクカード(Trunk Card)16との間には、伝送速度2Mbpsの16本の回線(2M#1〜2M#16)からなるトランク側伝送路71が設けられる。それらのうちで回線2M#1〜2M#3が、集線処理実行モードの場合に、V5.2グループ1として集線処理された呼の伝送用に使用され、集線処理不実行モードの場合には、回線2M#1〜2M#16が480チャネル分の集線なしの接続に使用される。すなわち、音声1チャネル分は伝送速度64kbpsで伝送されるので、伝送速度2Mbpsの1本の回線によって30チャネル分が伝送可能である。したがって、集線処理実行モードの場合には、回線2M#1〜2M#3で90チャネル分を伝送し、これによって、集線比16:3(=480ch:90ch)の集線が行われる。一方、集線処理不実行モードの場合には、回線2M#1〜2M#16で480チャネル分が全て中央部50へ伝送されることになる。
【0027】
図3は、第1の実施形態における中央部50の内部構成を示すブロック図である。なお図3では、ポイント・ツー・マルチポイント方式の加入者系伝送装置を例にして示す。
【0028】
中央部(CT)50はN個の遠隔部(RT#1〜RT#N)10〜40に接続され、また中央部(CT)50には交換機側伝送路72を介して交換機80が接続される。交換機側伝送路72は、回線束であるV5.2グループ1〜V5.2グループN及びV5.2保護グループからなる。
【0029】
中央部(CT)50は、N個の遠隔部(RT#1〜RT#N)10〜40にそれぞれ接続されるトランクカード(Trunk Card)51a〜51dと、トランクカード(Trunk Card)51a〜51dにそれぞれ接続される切換え部52a〜52dと、トランクバス(Trunk Bus )53と、タイムスロットの割り当てを行うTSA部54と、トリビュタリバス(Trib Bus)55と、トリビュタリカード(Trib Card )56とから構成される他に、トランクバス(Trunk Bus )57と、TSA部58と、切換え部59と、トリビュタリバス(Trib Bus)60と、集線制御部61と、CT制御部62とから構成される。トランクカード(Trunk Card)51a〜51dは各々、光から電気への信号変換を行う端局装置である。切換え部52a〜52d,59は、CT制御部62によって動作制御される。CT制御部62はマイクロプロセッサから構成され、中央部(CT)50全体の監視や制御を行う。集線制御部61はメッセージコントローラと呼ばれ、TSA部58を制御して集線処理をTSA部58に実行させる。TSA部58はタイムスロットの割り当てを行う。
【0030】
CT制御部62は、遠隔部(RT#1〜RT#N)10〜40からそれぞれ送られる信号のヘッダを監視し、遠隔部(RT#1〜RT#N)10〜40のいずれかで、集線処理機能に障害があったことを示すアラームがヘッダに含まれていたら、それを検出する。CT制御部62は、集線処理機能に障害があったことを示すアラームが検出されなければ、切換え部52a〜52dの各々に、対応するトランクカード(Trunk Card)をトランクバス(Trunk Bus )53に接続させる。一方、遠隔部(RT#1〜RT#N)10〜40のいずれかで、集線処理機能に障害があったことを示すアラームが検出されれば、対応する切換え部を制御して、対応するトランクカード(Trunk Card)をトランクバス(Trunk Bus )57に接続させる。図3では、遠隔部(RT#N)40で、集線処理機能に障害があったことを示すアラームが検出された場合を示し、切換え部52dが、トランクカード(Trunk Card)51dをトランクバス(Trunk Bus )53には接続せず、トランクバス(Trunk Bus )57に接続する。
【0031】
したがって、トランクバス(Trunk Bus )57に送られる信号は集線処理が行われていない信号である。この信号に対して、集線制御部61及びTSA部58により集線処理が行われる。そして、CT制御部62によって制御された切換え部59が、図3では、遠隔部(RT#N)40に対応するTSA部58の出力信号を選択してトリビュタリバス(Trib Bus)60へ送る。かくして、集線処理を施されたV5.2プロトコル方式の信号が交換機側伝送路72のV5.2保護グループから交換機80へ送られる。
【0032】
以上のように、中央部(CT)50に集線処理機能を持たせることにより、遠隔部(RT#1〜RT#N)10〜40のいずれかで、集線処理機能に障害があった場合でも、中央部(CT)50で集線処理が行われ、遠隔部(RT#1〜RT#N)10〜40の各々において集線処理機能の障害に対する保護のための冗長構成を必要としない。
【0033】
なお、上記の実施の形態では、ポイント・ツー・マルチポイント方式の加入者系伝送装置を例にして説明したが、ポイント・ツー・ポイント方式の加入者系伝送装置に本発明を同様に適用することができる。
【0034】
つぎに第2の実施形態を説明する。第2の実施形態では、トランク側伝送路に障害が生じた場合でも加入者系伝送装置の集線処理機能に支障が出ないようにしている。
【0035】
図4は、第2の実施形態における遠隔部10の内部構成を示すブロック図である。第2の実施形態でも、ポイント・ツー・マルチポイント方式の加入者系伝送装置を例にして示す。なお、第2の実施形態の構成は、基本的に第1の実施形態の構成と同じであるので、同一構成部分には同一参照符号を付してその説明を省略する。
【0036】
第2の実施形態では、加入者回路11aを新たに設け、加入者回路11aとトランクカード(Trunk Card)16との間に、トリビュタリバス(Trib Bus)12a及びトランクバス (Trunk Bus )15aを新たに設ける。トリビュタリバス(Trib Bus)12aとトランクバス(Trunk Bus )15aとは直接接続され、集線機能部分は含まれない。そして、トランクバス(Trunk Bus )15aとトランクカード(Trunk Card)16との間には、伝送速度2Mbpsの6本の回線(2M#4〜2M#9)からなるトランク側伝送路71bが設けられる。なお、トランクバス(Trunk Bus )15とトランクカード(Trunk Card)16との間には、伝送速度2Mbpsの3本の回線(2M#1〜2M#3)からなるトランク側伝送路71aが設けられる。
【0037】
そして、トランク側伝送路71aの回線2M#1〜2M#3が正常である場合には、集線制御部17及び集線接続部13により集線処理が行われ、加入者端末90からの発呼が発呼要求の都度、トランク側伝送路71aの空き回線に割り当てられ、したがって、回線2M#1〜2M#3で90チャネル分を伝送し、これによって、集線比16:3(=480ch:90ch)の集線が行われる。
【0038】
一方、トランク側伝送路71aの回線2M#1〜2M#3のうちで、いずれか1つの回線に障害が発生した場合には、加入者回路11aが、加入者端末90の480チャネルのうちで320チャネル分をトリビュタリバス(Trib Bus)12側に送り、同一集線比16:3(=320ch:60ch)による集線処理を行う。そして、加入者端末90の残りの160チャネル分をトリビュタリバス(Trib Bus)12a側に送り、ここでは集線処理を行なわず、160チャネル分を直接トランク側伝送路71bの6本の回線(2M#4〜2M#9)で伝送する。
【0039】
図5は、第2の実施形態における中央部50の内部構成を示すブロック図である。なお図5でも、ポイント・ツー・マルチポイント方式の加入者系伝送装置を例にして示す。なお、第2の実施形態の構成は、基本的に第1の実施形態の構成と同じであるので、同一構成部分には同一参照符号を付してその説明を省略する。
【0040】
第2の実施形態では、トランクカード(Trunk Card)51e〜51hと、切換え部52e〜52hと、CT制御部62aとが新たに設けられる。トランクカード(Trunk Card)51eでは、遠隔部10のトランク側伝送路71aを経て送られた集線処理済みの信号をトランクバス(Trunk Bus )53に送り、トランク側伝送路71bを経て送られた集線未処理の信号を切換え部52eへ送る。遠隔部(RT#2〜RT#N)20〜40に対応するトランクカード(Trunk Card)51f〜51hにおいても同様である。
【0041】
CT制御部62aは、遠隔部(RT#1〜RT#N)10〜40からそれぞれ送られる信号のヘッダを監視し、遠隔部(RT#1〜RT#N)10〜40のいずれかで、例えば遠隔部(RT#1)10の場合で説明するならばトランク側伝送路71aの回線2M#1〜2M#3のうち、いずれか1つの回線に障害が発生したことを示すアラームがヘッダに含まれていたら、それを検出する。CT制御部62aは、回線に障害が発生したことを示すアラームが検出されなければ、切換え部52e〜52hの各々に、対応するトランクカード(Trunk Card)をトランクバス(Trunk Bus )53に接続させる。なお尤も、回線に障害が発生したことを示すアラームが検出されていないので、この場合には、対応の遠隔部から集線未処理の信号は伝送されてこない。
【0042】
一方、遠隔部(RT#1〜RT#N)10〜40のいずれかで、集線処理済みの信号を伝送するための回線に障害が発生したことを示すアラームが検出されれば、CT制御部62aは、対応する切換え部を制御して、対応するトランクカード(Trunk Card)をトランクバス(Trunk Bus )57に接続させる。図5では、遠隔部(RT#1)10で、回線に障害が発生したことを示すアラームが検出された場合を示し、切換え部52eが、遠隔部10のトランク側伝送路71bを経て送られた集線未処理の信号をトランクバス(Trunk Bus )57へ送る。
【0043】
したがって、トランクバス(Trunk Bus )57に送られる信号は、集線処理が行われていない信号である。この信号に対して、集線制御部61及びTSA部58により集線処理が行われる。そして、CT制御部62aによって制御された切換え部59が、図5では、遠隔部(RT#1)10に対応するTSA部58の出力信号を選択してトリビュタリバス(Trib Bus)60へ送る。かくして、集線処理を施されたV5.2プロトコル方式の信号が交換機側伝送路72のV5.2予備グループから交換機80へ送られる。
【0044】
以上のように、中央部(CT)50に集線処理機能を持たせることにより、遠隔部(RT#1〜RT#N)10〜40のいずれかで、トランク側伝送路に障害があった場合でも、中央部(CT)50で集線処理が行われ、したがって、呼損率が上昇することなく、電話がかかりにくくなることが防止される。
【0045】
なお、上記の第2の実施形態では、ポイント・ツー・マルチポイント方式の加入者系伝送装置を例にして説明したが、ポイント・ツー・ポイント方式の加入者系伝送装置に本発明を同様に適用することができる。
【0046】
つぎに第3の実施形態を説明する。第3の実施形態では、加入者端末からの発呼要求の数が多くなり、呼損率が増大する場合に対応するようにしている。
図6は、第3の実施形態における遠隔部10の内部構成を示すブロック図である。第3の実施形態でも、ポイント・ツー・マルチポイント方式の加入者系伝送装置を例にして示す。なお、第3の実施形態の構成は、基本的に第2の実施形態の構成と同じであるので、同一構成部分には同一参照符号を付してその説明を省略する。
【0047】
第3の実施形態では、加入者回路11bを新たに設け、加入者回路11bとトランクカード(Trunk Card)16との間に、トリビュタリバス(Trib Bus)12b及びトランクバス(Trunk Bus )15bを新たに設ける。トリビュタリバス(Trib Bus)12bとトランクバス(Trunk Bus )15bとは直接接続され、集線機能部分は含まれない。そして、トランクバス(Trunk Bus )15bとトランクカード(Trunk Card)16との間には、伝送速度2Mbpsの(N−3)本の回線(2M#4〜2M#N)からなるトランク側伝送路71cが設けられる。なお、トランクバス(Trunk Bus )15とトランクカード(Trunk Card)16との間には、伝送速度2Mbpsの3本の回線(2M#1〜2M#3)からなるトランク側伝送路71aが設けられる。
【0048】
そして、加入者端末90からの発呼要求の数が、90チャネル分(=2M回線30チャネル×3)以内に収まっている場合には、従来通りに加入者回路11bから送られた発呼に対して、トリビュタリバス(Trib Bus)12及びトランクバス(Trunk Bus )15を介して集線制御部17及び集線接続部13により集線処理が行われる。
【0049】
一方、加入者端末90からの発呼要求の数が90チャネル分を越えて呼損が発生した場合には、加入者回路11bが、加入者端末90の480チャネル分のうち、Xチャネル分を分離して、このXチャネル分をトリビュタリバス(Trib Bus)12b及びトランクバス(Trunk Bus )15b側に送る。ここでは集線処理を行なわず、Xチャネル分を直接トランク側伝送路71cの(N−3)本の回線(2M#4〜2M#N)で伝送する。また、加入者端末90の480チャネルのうち、残りの(480−X)チャネル分はトリビュタリバス(Trib Bus)12側に送り、集線処理を行う。この際の集線比は(480−X):90となるので、集線比16:3よりも集線度合いが低下して呼損が減少することになる。
【0050】
なおここでは、加入者端末90からの発呼要求の数が90チャネル分を越えた場合に、Xチャネル分を分離するようにしているが、これに代わって、加入者端末90からの発呼要求の数が90チャネル分よりも大きい所定数を越えた場合、または呼損率が所定値を越えた場合にXチャネル分を分離するようにしてもよい。
【0051】
図7は、第3の実施形態における中央部50の内部構成を示すブロック図である。なお図7でも、ポイント・ツー・マルチポイント方式の加入者系伝送装置を例にして示す。なお、第3の実施形態の構成は、基本的に第2の実施形態の構成と同じであるので、同一構成部分には同一参照符号を付してその説明を省略する。
【0052】
第3の実施形態でも、トランクカード(Trunk Card)51eで、遠隔部10のトランク側伝送路71aを経て送られた集線処理済みの信号をトランクバス(Trunk Bus )53に送り、トランク側伝送路71cを経て送られた集線未処理の信号を切換え部52eへ送る。遠隔部(RT#2〜RT#N)20〜40に対応するトランクカード(Trunk Card)51f〜51hにおいても同様である。
【0053】
CT制御部62aは、遠隔部(RT#1〜RT#N)10〜40からそれぞれ送られる信号のヘッダを監視し、遠隔部(RT#1〜RT#N)10〜40のいずれかで、発呼数が特に増加していることを示すアラームがヘッダに含まれていたら、それを検出する。CT制御部62aは、発呼数が特に増加していることを示すアラームが検出されなければ、切換え部52e〜52hの各々に、対応するトランクカード(Trunk Card)をトランクバス(Trunk Bus )53に接続させる。なお尤も、発呼数が特に増加していることを示すアラームが検出されていないので、この場合には、対応の遠隔部から集線未処理の信号は伝送されてこない。
【0054】
一方、遠隔部(RT#1〜RT#N)10〜40のいずれかで、発呼数が特に増加していることを示すアラームが検出されれば、CT制御部62aは、対応する切換え部を制御して、対応するトランクカード(Trunk Card)をトランクバス(Trunk Bus )57に接続させる。図7では、遠隔部(RT#1)10及び遠隔部(RT#2)20で、発呼数が特に増加していることを示すアラームがそれぞれ検出された場合を示し、切換え部52eおよび切換え部52fが、遠隔部10(RT#1)のトランク側伝送路71c及び遠隔部(RT#2)20の集線未処理用のトランク側伝送路を経てそれぞれ送られた集線未処理の信号をトランクバス(Trunk Bus )57へ送る。
【0055】
したがって、トランクバス(Trunk Bus )57に送られた各信号は、集線処理が行われていない信号である。これらの信号に対して、集線制御部61及びTSA部58により集線処理が行われる。そして、CT制御部62aによって制御された切換え部59が、図7では、遠隔部(RT#1)10及び遠隔部(RT#2)20にそれぞれ対応するTSA部58の出力信号を選択してトリビュタリバス(Trib Bus)60へ送る。かくして、集線処理を施されたV5.2プロトコル方式の信号が交換機側伝送路72のV5.2予備グループから交換機80へ送られる。
【0056】
以上のように、中央部(CT)50に集線処理機能を持たせることにより、遠隔部(RT#1〜RT#N)10〜40のいずれかで、発呼数が特に増加して呼損率が増加した場合でも、遠隔部(RT#1〜RT#N)10〜40で集線度合いを低下させる一方、中央部(CT)50で集線処理を行う。これによって、呼損率が低下し、電話がかかりにくくなることが防止される。
【0057】
なお、上記の第3の実施形態では、ポイント・ツー・マルチポイント方式の加入者系伝送装置を例にして説明したが、ポイント・ツー・ポイント方式の加入者系伝送装置に本発明を同様に適用することができる。
【0058】
また、上記のいずれの実施形態でも遠隔部(RT#1〜RT#N)10〜40と中央部(CT)50との間は光信号が伝送されるものとして説明したが、両者の間は電気信号の伝送でもよい。
【0059】
【発明の効果】
以上説明したように本発明では、集線処理を行う中央部集線接続手段を中央部に設ける。そして、遠隔部において、集線処理を行う遠隔部集線接続手段に障害が発生しているときには、発呼に対して遠隔部集線接続手段の動作をさせず、中央部において中央部集線接続手段に動作させて集線処理を行う。
【0060】
これにより、遠隔部に集線機能部分の冗長構成を持たせずとも、集線機能部分の障害に対応することができる。
本発明をポイント・ツー・マルチポイント方式の加入者系伝送装置に適用すれば、さらに無駄のない効率的な集線機能の冗長構成が実現し、システム全体の信頼性を確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】第1の実施形態における遠隔部の内部構成を示すブロック図である。
【図3】第1の実施形態における中央部の内部構成を示すブロック図である。
【図4】第2の実施形態における遠隔部の内部構成を示すブロック図である。
【図5】第2の実施形態における中央部の内部構成を示すブロック図である。
【図6】第3の実施形態における遠隔部の内部構成を示すブロック図である。
【図7】第3の実施形態における中央部の内部構成を示すブロック図である。
【図8】従来のポイント・ツー・ポイント方式の集線機能付き加入者系伝送装置を示すブロック図である。
【図9】従来のポイント・ツー・マルチポイント方式の集線機能付き加入者系伝送装置を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 集線機能付き加入者系伝送装置
10 遠隔部
13a 遠隔部集線接続手段
14a モード切換手段
19a 迂回手段
50 中央部
52A 切換手段
58a 中央部集線接続手段
71 トランク側伝送路
72 交換機側伝送路
80 交換機
90 加入者端末

Claims (9)

  1. 加入者端末に接続される1つの遠隔部と、交換機に接続される1つの中央部とからなる集線機能付き加入者系伝送装置において、
    前記遠隔部に設けられ、加入者端末からの発呼に対して集線処理を行い、トランク側伝送路に割り付ける遠隔部集線接続手段と、
    前記遠隔部に設けられ、前記遠隔部集線接続手段を迂回して加入者端末からの発呼をトランク側伝送路に直接接続する迂回手段と、
    前記遠隔部に設けられ、前記遠隔部集線接続手段が正常に動作しているときには、前記遠隔部集線接続手段の動作を選択し、前記遠隔部集線接続手段に障害があるときには、前記迂回手段の動作を選択するモード切換手段と、
    前記中央部に設けられ、前記遠隔部から送られた発呼に対して集線処理を行い、交換機側伝送路に割り付ける中央部集線接続手段と、
    前記中央部に設けられ、前記遠隔部集線接続手段が正常に動作しているときには、前記遠隔部からの発呼を交換機側伝送路に送り、前記遠隔部集線接続手段に障害があるときには、前記中央部集線接続手段に動作を行わせる切換手段と、
    を有することを特徴とする集線機能付き加入者系伝送装置。
  2. 加入者端末に接続される複数の遠隔部と、交換機に接続される1つの中央部とからなる集線機能付き加入者系伝送装置において、
    前記各遠隔部に設けられ、加入者端末からの発呼に対して集線処理を行い、トランク側伝送路に割り付ける遠隔部集線接続手段と、
    前記各遠隔部に設けられ、対応の遠隔部集線接続手段を迂回して加入者端末からの発呼をトランク側伝送路に直接接続する迂回手段と、
    前記各遠隔部に設けられ、対応の遠隔部集線接続手段が正常に動作しているときには、前記対応の遠隔部集線接続手段の動作を選択し、前記対応の遠隔部集線接続手段に障害があるときには、対応の迂回手段の動作を選択するモード切換手段と、
    前記中央部に設けられ、前記各遠隔部からの発呼に対して集線処理を行い、交換機側伝送路に割り付ける中央部集線接続手段と、
    前記中央部に前記各遠隔部に対応して個別に設けられ、対応の遠隔部の遠隔部集線接続手段が正常に動作しているときには、前記対応の遠隔部からの発呼を交換機側伝送路に送り、前記対応の遠隔部の遠隔部集線接続手段に障害があるときには、前記中央部集線接続手段に動作を行わせる切換手段と、
    を有することを特徴とする集線機能付き加入者系伝送装置。
  3. 加入者端末に接続される1つの遠隔部と、交換機に接続される1つの中央部とからなる集線機能付き加入者系伝送装置において、
    前記遠隔部に設けられ、加入者端末からの発呼に対して集線処理を行い、トランク側伝送路に割り付ける遠隔部集線接続手段と、
    前記遠隔部に設けられ、トランク側伝送路に障害があるときに、当該障害伝送路に対応する数の発呼だけを、前記遠隔部集線接続手段を迂回してトランク側伝送路に直接接続する迂回手段と、
    前記中央部に設けられ、前記遠隔部集線接続手段を介して送られた発呼を交換機側伝送路に送る転送手段と、
    前記中央部に設けられ、前記迂回路を介して送られた発呼に対して集線処理を行い、交換機側伝送路に割り付ける中央部集線接続手段と、
    を有することを特徴とする集線機能付き加入者系伝送装置。
  4. 加入者端末に接続される複数の遠隔部と、交換機に接続される1つの中央部とからなる集線機能付き加入者系伝送装置において、
    前記各遠隔部に設けられ、加入者端末からの発呼に対して集線処理を行い、トランク側伝送路に割り付ける遠隔部集線接続手段と、
    前記各遠隔部に設けられ、トランク側伝送路に障害があるときに、当該障害伝送路に対応する数の発呼だけを、対応の遠隔部集線接続手段を迂回してトランク側伝送路に直接接続する迂回手段と、
    前記中央部に前記各遠隔部に対応して個別に設けられ、対応の遠隔部集線接続手段を介して送られた発呼を交換機側伝送路に送る転送手段と、
    前記中央部に設けられ、前記各遠隔部からの発呼に対して集線処理を行い、交換機側伝送路に割り付ける中央部集線接続手段と、
    前記中央部に前記各遠隔部に対応して個別に設けられ、対応の迂回路を介して送られた発呼を、前記中央部集線接続手段に送る送信手段と、
    を有することを特徴とする集線機能付き加入者系伝送装置。
  5. 加入者端末に接続される1つの遠隔部と、交換機に接続される1つの中央部とからなる集線機能付き加入者系伝送装置において、
    前記遠隔部に設けられ、加入者端末からの発呼に対して集線処理を行い、トランク側伝送路に割り付ける遠隔部集線接続手段と、
    前記遠隔部に設けられ、加入者端末からの発呼数が基準数を越えたときに、所定数の加入者を、前記遠隔部集線接続手段の処理対象から外し、当該加入者の発呼だけを、トランク側伝送路に直接接続する迂回手段と、
    前記中央部に設けられ、前記遠隔部集線接続手段を介して送られた発呼を交換機側伝送路に送る転送手段と、
    前記中央部に設けられ、前記迂回路を介して送られた発呼に対して集線処理を行い、交換機側伝送路に割り付ける中央部集線接続手段と、
    を有することを特徴とする集線機能付き加入者系伝送装置。
  6. 加入者端末に接続される複数の遠隔部と、交換機に接続される1つの中央部とからなる集線機能付き加入者系伝送装置において、
    前記各遠隔部に設けられ、加入者端末からの発呼に対して集線処理を行い、トランク側伝送路に割り付ける遠隔部集線接続手段と、
    前記各遠隔部に設けられ、加入者端末からの発呼数が基準数を越えたときに、所定数の加入者を、対応の遠隔部集線接続手段の処理対象から外し、当該加入者の発呼だけを、トランク側伝送路に直接接続する迂回手段と、
    前記中央部に前記各遠隔部に対応して個別に設けられ、対応の遠隔部集線接続手段を介して送られた発呼を交換機側伝送路に送る転送手段と、
    前記中央部に設けられ、前記各遠隔部からの発呼に対して集線処理を行い、交換機側伝送路に割り付ける中央部集線接続手段と、
    前記中央部に前記各遠隔部に対応して個別に設けられ、対応の迂回路を介して送られた発呼を、前記中央部集線接続手段に送る送信手段と、
    を有することを特徴とする集線機能付き加入者系伝送装置。
  7. PDH方式に適用されることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1つに記載の集線機能付き加入者系伝送装置。
  8. SDH方式に適用されることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1つに記載の集線機能付き加入者系伝送装置。
  9. ITU−T準拠のV5.2プロトコル方式が適用されることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1つに記載の集線機能付き加入者系伝送装置。
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