JP3115620U - 洗濯物干し用カバー - Google Patents

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Abstract


【課題】干した下着類を外部から視認しにくくすると共に、風通しの悪くならない洗濯物干し用カバーを提供する
【解決手段】この洗濯物干し用カバーは、多数の開孔1が規則的に配列してなる編織物2を素材とする。また、この編織物2は、白色以外の色に着色されている。この編織物2が、多数の開孔1の位相をずらして二つ折りにされ、開孔1,1,1・・・同士が重ならないようにした生地とする。そして、この生地を適宜形態に縫製して、洗濯物干し用カバーとする。二枚の編織物を素材とし、開孔1,1,1・・・同士が重ならないようにして積層して生地としてもよい。この生地で略四辺形状の袋状物を縫製し、これを洗濯物干し用カバーとしてもよい。そして、袋状物の一辺の略中央部に、ハンガーのフック部を挿入し、ハンガーの吊るし部に洗濯物を吊るして干す。
【選択図】図1

Description

本考案は、女性の下着類等の洗濯物を干す場合に使用するカバーに関し、洗濯物が外部から視認できないようにするためのカバーに関するものである。
従来より、洗濯物の中でも女性の下着類を干す場合、外部から視認できないように、メッシュ布等の比較的目の粗い粗目編織物で、下着類を覆うことが行われている。具体的には、フック部を除く物干しハンガーと、物干しハンガーに吊るされた下着類とを、すっぽりと覆うメッシュ布からなる洗濯物干し用カバーが知られている。
そして、このタイプの洗濯物干し用カバーの形態としては、以下のように種々のものが知られている(たとえば、特許文献1)。
(1)一端のみが口(開放端)となっている袋状物で、口が下方に位置するように、ハンガーの上から、この袋状物をかぶせるもの。
(2)前記袋状物の口(開放端)が上方に位置するように、ハンガーに吊るされた下着類の下から、この袋状物をかぶせるもの。
(3)上記(2)の袋状物の口(開放端)を締め紐等で開閉自在とし、完全に下着類を覆ってしまうもの。
(4)両端が開放されてなる筒状物で、下着類を覆うもの。
(5)口(開放端)の無い袋状物で、洗濯物の出し入れは、その前面にファスナー等で設けられた設けられた開閉部から行うもの。
本考案者は、上記した各種の洗濯物干し用カバーを種々試作したが、いずれも、満足のゆくものではなかった。つまり、外部から視認しにくいように、メッシュ布の目を細かくすると、風通しが悪くなり、下着類が乾きにくいということがあった。一方、風通しを良くするために、メッシュ布の目を粗くすると、下着類を外部から視認しやすいということがあった。
このため、特許文献1に記載されているように、メッシュ布を着色したり、又は各種の図柄を印刷して、目の粗いメッシュ布であっても、外部から下着類を視認しにくくすることも試みた。しかしながら、このような工夫もある程度の効果はあるが、未だに不十分であった。
登録第3054453号実用新案公報(実用新案登録請求の範囲、段落番号0001〜0003、段落番号0009)
そこで、本考案の課題は、干した下着類を外部から視認しにくくすると共に、風通しの悪くならない洗濯物干し用カバーを提供することにある。すなわち、本考案は、外部から視認しにくいことと、風通しが良いことという二律背反する事項を課題とするものである。
本考案者は、上記課題を解決するために、種々のメッシュ布を用いて何回も試作を重ねた。その結果、目の粗いメッシュ布を、その目が重ならないように積層した生地を洗濯物干し用カバーの生地とすれば、上記した二律背反する課題を解決することを見出した。本考案は、このような知見に基づくものである。
すなわち、本考案は、多数の開孔が規則的に配列してなる、実質的に白色以外の色に着色されてなる編織物を、該開孔の位相をずらして二つ折りにし、該開孔同士が重ならないようにした生地を縫製してなる洗濯物干し用カバーに関するものである。また、編織物を二つ折りするのに代えて、二枚の編織物A及びB(編織物A,Bは種類が異なっていてもよい。)を積層した生地を用いてもよい。すなわち、多数の開孔Aが規則的に配列してなる、実質的に白色以外の色に着色されてなる編織物Aと、多数の開孔Bが規則的に配列してなる、実質的に白色以外の色に着色されてなる編織物Bとを、該開孔Aと該開孔Bとが重ならないように、該編織物Aと該編織物Bとを積層した生地を縫製してなる洗濯物干し用カバーに関するものである。
まず、多数の開孔が規則的に配列してなる編織物を準備する。開孔の大きさは任意ではあるが、本考案者が試作実験を行った結果、概ね0.2〜10mm2程度の大きさが好適であった。また、その密度は、縦・横・斜めのいずれの方向においても、1〜5個/cm程度であるのが好適であった。より具体的には、開孔の形は楕円形であるのがよく、短辺が0.5〜1.5mm程度で長辺が1.6〜2.5mm程度の大きさが最適であった。密度については、短辺方向に2〜4個/cm程度で長辺方向に1〜3個/cm程度の密度が最適であった。なお、本考案で言う「編織物」は、不織布をも含む意味で用いられている。
上記した開孔は多数設けられており、規則的に配列されている。たとえば、千鳥状や格子状に規則的に配列されているのが最適であった。開孔を規則的に配列させるには、所定の編組織や織組織を採用すればよい。たとえば、ラッセル編組織によって、楕円形状の開孔を千鳥状に規則的に配列させた編物を容易に得ることができる。
本考案で用いる編織物は、実質的に白色以外の色に着色されている。着色された編織物としては、以下に例示したもの等が用いられる。
(1)染顔料で着色した糸や繊維を用いて、製編織した編織物。
(2)編織物を得た後、これを染顔料で着色したもの。
(3)編織物を得た後、捺染等の手段によって、色をプリントしたもの。
着色の色は、白色以外であれば、どのような色であっても差し支えない。一般的には、濃色であるのが好ましい。淡色であると、外部から下着類が視認しやすくなる恐れがある。具体的には、濃色の赤色に着色するのが最適であった。編織物が着色されていなかったり、又は実質的に白色に着色されていると、外部から下着類が視認しやすくなるため、好ましくない。また、着色は、一般的に編織物全面に行う。しかし、図柄を捺染等でプリントした場合に、一部、着色が施されていない箇所や白色に着色されている箇所があっても差し支えない。一部であれば、外部から下着類が視認しやすくなるということは、少ないからである。
上記のようにして準備した編織物を、二つ折りにして重ねて生地を得る。この際、規則的に配列されている開孔の位相をずらして、開孔が重ならないようにする。具体的には、図1に示したとおりである。すなわち、開孔1,1,1・・・が千鳥状に規則的に配列されている編織物2を準備する。図1は、これを二つ折りにした状態を示した平面図であり、実線で示した開孔1,1,1・・・は表側に位置している開孔であり、点線で示した開孔1,1,1・・・は二つ折りされて裏側に位置している開孔である。図2は、図1で示した編織物2のA−A線断面図である。図2に示したとおり、表側の開孔1,1,1・・・と、裏側の開孔1,1,1・・・が重ならないようになっている。
また、本考案においては、一枚の編織物を二つ折りして生地を得るのに代えて、二枚の編織物AとBを積層して生地を得てもよい。編織物A及びBとしては、同一の編織物を用いてもよいし、異種の編織物を用いてもよい。いずれの場合でも、編織物Aの開孔と編織物Bの開孔とが重ならないようにすればよい。そして、積層した後、適宜縫製して取り扱いやすい生地とすればよい。
図1及び図2において、3は縫糸であり、二つ折りした生地の端部を縫って、取り扱いやすいようにしたものである。縫糸3は、図1及び図2に示したように、必要な箇所のみ最小限使用するのが好ましい。この理由は、編織物2の表側と裏側との相対関係を、最大限動きやすくしておくためである。これによって、編織物2の表側と裏側との間に、風をはらみやすくなり、風通しが良好となるからである。したがって、生地を縫製して袋状物を得る際に、袋を作成するに当たって縫製する箇所のみに縫糸3を使用し、編織物2を二つ折り又は積層して生地を得るための縫糸3と、袋作成のための縫糸3を兼用するのが、より好ましい。
本考案においては、この生地を使用して、段落番号0003に(1)〜(5)として記載したような種々の形態の洗濯物干し用カバーとすればよい。本考案においては、特に好ましいのは、図3に示した形態のものである。すなわち、略四辺形状の袋状物4を縫製して、これを洗濯物干し用カバーとするのがよい。この袋状物4は、下端辺5が口(開放端)となっている。そして、上端辺の略中央部6に、ハンガーのフック部を挿入しうる孔が設けられている。また、この袋状物4の前面には、ファスナー7が設けられており、開閉自在になっている。なお、ファスナー7を設けた場合には、このファスナー7も縫糸で取り付けられているのが好ましい。
袋状物4を洗濯物干し用カバーとして使用する方法は、以下のとおりである。まず、ハンガーを準備する。ハンガーとしては、従来公知のハンガーであればどのようなものでも使用しうる。また、洗濯物干し用ハンガーとして使用されている種々の形態のものでも使用しうる。図4に示したハンガー8は、通常のハンガーの下部にコ字状の吊るし部9を設けた特殊なものである。洗濯物を吊るすために、コ字状の吊るし部9を備えている理由は、ハンガー8を洗濯物干し用カバーに装着した状態で、洗濯物をカバー内の収納したり、カバー内から取り出したりできるようにするためである。
このハンガー8のフック部10が、袋状物4の下方から挿入され、図5に示した状態となる。したがって、洗濯物をカバー内に収納するには、このファスナー7を開いて、ここから洗濯物をカバー内に入れ、カバーに装着されたハンガー8の吊るし部9に掛けることにより、行い得る。そして、ファスナー7を閉じた状態で、屋外又は屋内で、フック部10を物干し竿等に掛け、洗濯物を干すことができる。洗濯物を取り出すときは、ファスナー7を開き、ハンガー8の吊るし部9に掛けられている洗濯物を取り外せばよい。
本考案に係る洗濯物干し用カバーは、多数の開孔が規則的に配列してなる編織物を、開孔の位相をずらして、二つ折りにし又は積層し、開孔同士が重ならないようにした生地を使用してなるものである。したがって、開孔を通して、カバー内部が視認しにくくなっている。しかも、編織物としては、実質的に白色以外の色に着色されてなるものを用いているので、なおさら、カバー内部が視認しにくくなる。一方、風通しについては、表側と裏側の開孔の位相がずれて重ならないようになっているが、縫糸3が最小限しか使用されていないので、風をはらみやすく、開孔を通して良好に行われる。よって、本考案に係る洗濯物干し用カバー内に、女性の下着類等の洗濯物をハンガー等で吊るして干しておくと、洗濯物が視認しにくいにも拘らず、乾きが速いという効果を奏する。さらに、本考案に係る洗濯物干し用カバーを用いると、花粉や埃等も、洗濯物に付着しにくいという効果をも奏する。
本考案で用いる生地の一例を示した模式的平面図である。 図1の生地のA−A線断面図である。 本考案の一例に係る洗濯物干し用カバーの平面図である。 図3の洗濯物干し用カバーに適用されるハンガーの一例を示した平面図である。 図4のハンガーを、図3の洗濯物干し用カバーに適用した状態を示した平面図である。
符号の説明
1 開孔
2 編織物
3 縫糸
4 袋状物
5 袋状物の口(開放端)となっている下端辺
6 袋状物の上端辺の略中央部
7 ファスナー
8 ハンガー
9 コ字状の吊るし部
10 ハンガーのフック部

Claims (9)

  1. 多数の開孔が規則的に配列してなる、実質的に白色以外の色に着色されてなる編織物を、該開孔の位相をずらして二つ折りにし、該開孔同士が重ならないようにした生地を縫製してなる洗濯物干し用カバー。
  2. 多数の開孔Aが規則的に配列してなる、実質的に白色以外の色に着色されてなる編織物Aと、
    多数の開孔Bが規則的に配列してなる、実質的に白色以外の色に着色されてなる編織物Bとを、
    該開孔Aと該開孔Bとが重ならないように、該編織物Aと該編織物Bとを積層した生地を縫製してなる洗濯物干し用カバー。
  3. 開孔は、短辺が0.5〜1.5mmで長辺が1.6〜2.5mmの略楕円形であり、多数の該開孔は千鳥状に配置されており、短辺方向には2〜4個/cmの密度で長辺方向には1〜3個/cmの密度で設けられている請求項1又は2記載の洗濯物干し用カバー。
  4. 編織物が赤色に着色されている請求項1乃至3のいずれか一項に記載の洗濯物干し用カバー。
  5. 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の生地で、略四辺形状の袋状物を縫製し、該袋状物の一辺の略中央部にハンガーのフック部を挿入しうる孔を設けてなる袋状洗濯物干し用カバー。
  6. 三辺が縫製されて、一辺が口となっている袋状物であり、縫製箇所は前記三辺のみである請求項5記載の袋状洗濯物干し用カバー。
  7. 請求項5記載の袋状物の前面に、ファスナーを設けて開閉自在とした袋状洗濯物干し用カバー。
  8. 三辺が縫製されて、一辺が口となっている袋状物であり、縫製箇所は前記三辺のみとファスナーの配設部のみである請求項7記載の袋状洗濯物干し用カバー。
  9. 請求項5乃至8のいずれか一項に記載の袋状洗濯物干し用カバーと、コ字状の吊るし部を備えたハンガーとの組み合わせからなる洗濯物干し具。
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