JP3115505B2 - ワーク画像認識装置 - Google Patents

ワーク画像認識装置

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JP3115505B2
JP3115505B2 JP07101205A JP10120595A JP3115505B2 JP 3115505 B2 JP3115505 B2 JP 3115505B2 JP 07101205 A JP07101205 A JP 07101205A JP 10120595 A JP10120595 A JP 10120595A JP 3115505 B2 JP3115505 B2 JP 3115505B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は硬貨からなるワークの画
像を認識するワーク画像認識装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ワーク画像認識装置は、搬送系に
より順次に搬送される大きさの異なる複数種類の硬貨な
どのワークが所定の撮像領域を通過する際に照明光源か
らの照明光をワークに照射し、このワークからの反射光
をワーク画像受光素子で受光してワークの撮像を行うス
キャナと、このスキャナの視野より手前に設けられて照
明光源とは別のセンサー光源からセンサー光をワークに
照射し、その反射光をワーク位置検出用受光素子で受光
することによりワークの位置を検出するワーク位置検出
器とを有し、このワーク位置検出器からのワーク位置検
出信号に基づいてワークがスキャナの撮像領域を通過す
るタイミングでスキャナを作動させてワークを撮像して
いる。ここに、ワークがスキャナの撮像領域を通過する
タイミングとは、ワークがスキャナの撮像領域(視野)
の中央に位置するタイミングをいう。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記ワーク画像認識装
置は、ワーク位置検出器がスキャナの視野より手前に設
けられているが、ワーク位置検出器をスキャナの上面に
取り付けてワーク位置検出器によりワークをスキャナの
撮像領域の直前で検出するようにしたものが考えられて
いる。このワーク画像認識装置では、ワーク位置検出器
から発せられた光がスキャナに干渉し、すなわち、ワー
ク位置検出器のセンサー光源から発せられるセンサー光
が直接に又はワークや背景等を経由してスキャナのワー
ク画像受光素子に入射してノイズとなる。このため、ワ
ーク位置検出器のレイアウトが制約され、ワーク位置検
出器のセンサー光源から発せられるセンサー光が間接的
にスキャナのワーク画像受光素子に入射することへの配
慮が必要であって設計が難しくなる。本発明は、上記問
題点を改善し、ワーク位置検出器から発せられた光がス
キャナに干渉することを防止できてワーク位置検出器の
レイアウトの制約を解除できるワーク画像認識装置を提
供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、照明光源からの照明光を
送路に沿って搬送される硬貨からなるワークに照射し、
この硬貨からの反射光をワーク画像受光素子で受光して
前記硬貨の撮像を行うワーク画像撮像手段と、このワー
ク画像撮像手段の撮像領域に前記硬貨が搬送されて到来
したことを検出する位置に設けられており、前記照明光
源とは別のセンサー光源からのセンサー光を前記硬貨
照射し、この硬貨からの反射光をワーク位置検出用受光
素子で受光して前記硬貨の前記ワーク画像撮像手段撮像
領域への到来を検出するワーク位置検出器とを有し、前
記ワーク画像受光素子と前記ワーク位置検出用受光素子
とのそれぞれの受光波長域を相違させたものである。
【0005】請求項2記載の発明は、請求項1記載のワ
ーク画像認識装置において、前記ワーク画像受光素子と
前記ワークとの間に介在され、前記ワーク画像受光素子
の受光波長域以外の波長の光をカットするフィルタを備
えたものである。請求項3記載の発明は、請求項2記載
のワーク画像認識装置において、前記照明光源を赤色発
光ダイオードとし、前記センサー光源を赤外発光ダイオ
ードとし、前記フィルタを赤外カットフィルタとしたも
のである。
【0006】
【作用】請求項1記載の発明では、ワーク画像撮像手段
は、照明光源からの照明光を搬送路に沿って搬送される
硬貨からなるワークに照射し、この硬貨からの反射光を
ワーク画像受光素子で受光して硬貨の撮像を行う。ワー
ク位置検出器は、センサー光源からのセンサー光を硬貨
に照射し、この硬貨からの反射光をワーク位置検出用受
光素子で受光して硬貨のワーク画像撮像手段撮像領域へ
の到来を検出する。ワーク画像受光素子とワーク位置検
出用受光素子とのそれぞれの受光波長域は相違する。
【0007】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
ワーク画像認識装置において、ワーク画像受光素子とワ
ークとの間に介在されるフィルタは、ワーク画像受光素
子の受光波長域以外の波長の光をカットする。請求項3
記載の発明では、請求項2記載のワーク画像認識装置に
おいて、赤色発光ダイオードからなる照明光源が照明光
をワークに照射し、赤外発光ダイオードからなるセンサ
ー光源がセンサー光をワークに照射し、赤外カットフィ
ルタからなるフィルタがワーク画像受光素子の受光波長
域以外の波長の赤外光をカットする。
【0008】
【実施例】図2は請求項1〜3記載の発明を適用した硬
貨識別装置の一実施例を示し、図3はその一部を示す。
大きさの異なる複数種類の硬貨からなるワーク11は、
図示しない搬送系により搬送路12に沿って順次に搬送
され、ワーク大きさ検出器としてのワーク外径検出器1
3はワーク画像撮像手段としてのスキャナ14の撮像領
域(視野)15にワーク11を搬入するように導くワー
ク搬入路に配置されてワーク11の大きさ、つまり、ワ
ーク11の外径を検出する。
【0009】ワーク位置検出器としての複数の硬貨位置
検出器161〜163は、スキャナ14の上面に設けられ
て撮像領域15内の異なる位置でワーク11の通過(ワ
ーク11の中央の通過)を検出する。この硬貨位置検出
器161〜163は、複数組の互いに対向する赤外発光ダ
イオードからなるセンサー光源1611〜1613及びフォ
トトランジスタからなるワーク位置検出用受光素子16
21〜1623により構成され、搬送路12上におけるスキ
ャナ14の視野15のワーク搬送方向先端位置よりもワ
ーク搬送方向上流側の異なる位置でワーク11を光学的
に検出して硬貨位置検出信号をスイッチ回路17内のス
イッチ素子171〜173を介して画像処理部18及び映
像回路部19の一部により構成されるタイミング生成回
路20へ出力する。ここに、赤外発光ダイオード1611
〜1613は赤外波長のセンサー光をワーク11に照射
し、その反射光がフォトトランジスタ1621〜1623
より受光される。
【0010】スキャナ14の視野15は硬貨からなる小
型のワーク11を撮像するための比較的狭いものであ
り、スイッチ回路17及び判断回路21はワーク外径検
出器13の検出結果に基づいて硬貨位置検出器161
163のいずれかを選択する制御手段22を構成する。
判断回路21は、複数の硬貨位置検出器161〜163
中でスキャナ14の視野15よりほぼ一定距離だけ手前
を通過するワーク(スキャナ14の視野15の中央より
ほぼ一定距離だけ手前に到来したワーク)を検出する硬
貨位置検出器に対応する、スイッチ素子171〜173
中の1つのスイッチ素子を予め決められている複数種類
のワーク11の大きさ、スキャナ14の視野15、搬送
系のジッターにより選択的に作動させることによって硬
貨位置検出器161〜163のいずれか1つを選択するも
のであり、ワーク外径検出器13からのワーク外径検出
信号によりスイッチ回路17内のスイッチ素子171
173を制御してワーク11の大きさに応じてスイッチ
素子171〜173の中の1つのスイッチ素子を選択的に
オンさせ、その他のスイッチ素子をオフさせる。
【0011】画像処理部18はフレームメモリ23、画
像処理用ICからなる画像処理回路24、CPU(マイ
クロコンピュータ)25、テンプレート用ROM26を
有し、CPU25はスイッチ回路17から硬貨位置検出
信号が入力されることによりSHUT信号を映像回路部
19を介してスキャナ14内のドライバへ出力する。こ
のように、CPU25及び映像回路部19はタイミング
生成回路20を構成し、このタイミング生成回路20は
スイッチ回路17からの硬貨位置検出信号に同期してS
HUT信号をスキャナ14内のドライバへ出力すること
になる。
【0012】スキャナ14は、図1及び図6に示すよう
にドライバと、照明光源としての赤色発光ダイオード2
7及びミラー28を用いた発光デバイスと、レンズ2
9、赤外カットフィルタ30及びエリアイメージセンサ
からなるワーク画像受光素子31を用いて構成した受光
系とを有する。なお、赤外カットフィルタ30はレンズ
29とワーク11との間に配置するようにしてもよい。
スキャナ14において、ドライバは、映像回路部19か
らSHUT信号が入力されることにより単一のパルスを
発生し、このパルスにより赤色発光ダイオード27を駆
動して該赤色発光ダイオード27を瞬間的にフラッシュ
点灯させる。
【0013】スキャナ14は、ワーク11が搬送される
搬送路12の上側に配置され、底部の孔32を通してワ
ーク11を撮像する。発光デバイスは筒状遮光部材33
の周囲に等間隔で配置されてタイミング生成回路20か
らのSHUT信号によりドライバで駆動される複数の赤
色発光ダイオード27と、この複数の赤色発光ダイオー
ド27の下側に斜めに配置された環状のミラー28とを
有し、赤色発光ダイオード27からの赤外光を含む赤色
可視光からなる照明光はミラー28で反射されて底部の
孔32を通してワーク11を照射する。
【0014】ワーク11からの反射光は、遮光部材33
の内部を通過してレンズ29を透過し、赤外カットフィ
ルタ30によりエリアイメージセンサ31の受光波長域
以外の波長の成分(硬貨位置検出器161〜163の赤外
発光ダイオード1611〜1613から発せられるセンサー
光を含む成分)がカットされてエリアイメージセンサ3
1により受光される。従って、ワーク位置検出用受光素
子1621〜1623の受光波長域は赤外波長域であるが、
エリアイメージセンサ31の受光波長域は赤外波長域以
外の波長域となり、ワーク位置検出用受光素子1621
1623の受光波長域とエリアイメージセンサ31の受光
波長域とが相違してワーク位置検出器161〜163から
発せられた光がスキャナ14に干渉することを防止でき
る。
【0015】遮光部材33は発光ダイオード27からワ
ーク11への直接光を遮断し、ワーク11の照明光は発
光ダイオード27からミラー28で反射されてワーク1
1に照射される暗視野照明光となる。従って、発光ダイ
オード27からの直接光がワーク11で反射されてレン
ズ29及び赤外カットフィルタ30を介してエリアイメ
ージセンサ31に入射することはない。
【0016】この発光ダイオード27からの照明光はワ
ーク11が搬送路12におけるスキャナ14の視野15
を通過する際にミラー28を介してワーク11に照射さ
れ、ワーク11からの反射光がレンズ29及び赤外カッ
トフィルタ30を介してエリアイメージセンサ31によ
り受光されてアナログ画像信号VIDEOに変換される
ことによりワーク11の画像が瞬間的に2次元的に撮像
される。このアナログ画像信号VIDEOは、映像回路
部19によりA/D変換されてデジタル画像信号とな
り、画像処理部18内のフレームメモリ23にスキャナ
14の視野15に対応して2次元的に格納される。
【0017】映像回路部19は1個のワーク11に対す
るデジタル画像信号をフレームメモリ23に格納し終わ
った時にTAIL信号をCPU25へ出力する。このよ
うに、スキャナ14はワーク11がスキャナ14の視野
15よりほぼ一定距離だけ手前を通過するタイミングで
スイッチ回路17から出力される硬貨位置検出信号に同
期してワーク11を撮像することにより大きさの異なる
複数種類のワーク11を撮像する。
【0018】ここに、硬貨11の特徴としては外径、材
質、穴の有無、模様があり、この例では硬貨11の外径
及び模様から各種硬貨を識別する。図5は、この例の硬
貨識別フローを示す。CPU25は、ワーク11の画像
取り込みがデジタル画像信号のフレームメモリ23への
格納まで終了して映像回路部19からTAIL信号が入
力されると、フレームメモリ23内のデジタル画像信号
について2つの直交するX方向、Y方向のヒストグラム
をそれぞれ求め、これらのヒストグラムをしきい値と比
較することにより外形計測を行い、つまり、硬貨11の
X方向、Y方向の外径値を算出すると共に、このX方
向、Y方向の外径値より硬貨11の中心位置を算出す
る。
【0019】次に、画像処理回路24は、CPU23で
算出した硬貨11のX方向、Y方向の外径値及び中心位
置に基づいて図4に示すようにフレームメモリ23内の
硬貨11のデジタル画像信号11aのうち硬貨11の中
心位置Oを中心とする円環状領域Rのデジタル画像信号
を読み出し(リング切り出しを行い)、このデジタル画
像信号の特徴を強調してその特徴を強調したデジタル画
像信号をテンプレート用ROM26内の複数のテンプレ
ートデータと順次に比較することにより、硬貨11の特
徴を強調したデジタル画像信号と各テンプレートデータ
とのマッチング演算を行って硬貨11の特徴を強調した
デジタル画像信号と複数のテンプレートデータとの類似
度を求める。
【0020】ここに、テンプレート用ROM26内の複
数のテンプレートデータは、予め標準的な複数種類の硬
貨の画像を読み取ってアナログ画像信号を得、これらの
アナログ画像信号をデジタル画像信号に変換してその特
徴を強調した複数のパターンデータである。CPU25
は画像処理回路24のマッチング演算で求めた硬貨11
の特徴を強調したデジタル画像信号と複数のテンプレー
トデータとの類似度と、ワーク外径検出器13で検知し
た硬貨11の外径値から硬貨11の金種を判定すること
により硬貨11を認識する。
【0021】このように、本実施例は、請求項1記載の
発明の実施例であって、照明光源27からの照明光をワ
ーク11に照射し、このワーク11からの反射光をワー
ク画像受光素子31で受光してワーク11の撮像を行う
ワーク画像撮像手段としてのスキャナ14と、照明光源
27とは別のセンサー光源1611〜1613からのセンサ
ー光をワーク11に照射し、このワーク11からの反射
光をワーク位置検出用受光素子1621〜1623で受光し
てワーク11の位置を検出するワーク位置検出器として
の硬貨位置検出器161〜163とを有し、ワーク画像受
光素子31とワーク位置検出用受光素子1621〜1623
とのそれぞれの受光波長域を相違させたので、ワーク位
置検出器161〜163から発せられた光がスキャナ14
に干渉することを防止でき、すなわち、ワーク位置検出
器161〜163のセンサー光源1611〜1613から発せ
られるセンサー光が直接に又はワーク11や背景等を経
由してスキャナ14のワーク画像受光素子31に入射し
てノイズとなることを防止できる。このため、ワーク位
置検出器161〜163のレイアウトの制約を解除でき、
ワーク位置検出器161〜163のセンサー光源1611
1613から発せられるセンサー光が間接的にスキャナ1
4のワーク画像受光素子31に入射することへの配慮が
必要なくなって設計が容易になる。
【0022】また、本実施例は、請求項2記載の発明の
実施例であって、請求項1記載のワーク画像認識装置に
おいて、ワーク画像受光素子31とワーク11との間に
介在され、ワーク画像受光素子31の受光波長域以外の
波長の光をカットするフィルタ30を備えたので、ワー
ク位置検出器161〜163から発せられた光がスキャナ
14に干渉することを防止できてワーク位置検出器16
1〜163のレイアウトの制約を解除でき、ワーク位置検
出器161〜163のセンサー光源1611〜1613から発
せられるセンサー光が間接的にスキャナ14のワーク画
像受光素子31に入射することへの配慮が必要なくなっ
て設計が容易になる。
【0023】また、本実施例は、請求項3記載の発明の
実施例であって、請求項2記載のワーク画像認識装置に
おいて、照明光源27を赤色発光ダイオードとし、セン
サー光源1611〜1613を赤外発光ダイオードとし、フ
ィルタ30を赤外カットフィルタとしたので、ワーク位
置検出器161〜163から発せられた光がスキャナ14
に干渉することを防止できてワーク位置検出器161
163のレイアウトの制約を解除でき、ワーク位置検出
器161〜163のセンサー光源1611〜1613から発せ
られるセンサー光が間接的にスキャナ14のワーク画像
受光素子31に入射することへの配慮が必要なくなって
設計が容易になる。
【0024】なお、本発明は、上記実施例に限定される
ものではなく、照明光源27及びセンサー光源1611
1613は発光波長が異なるものを任意に採用することが
でき、フィルタ30はセンサー光源1611〜1613から
の光をカットするものを用いればよい。例えば照明光源
27は赤外光を発光するものを用い、センサー光源16
11〜1613は赤外波長以外の波長領域の可視光を発光す
るものを用い、フィルタ30として赤外光のみを通過さ
せるものを用いることができる。また、本発明は硬貨以
外のワークの画像を認識するワーク画像認識装置に同様
に適用することができる。
【0025】
【発明の効果】以上のように請求項1記載の発明によれ
ば、照明光源からの照明光をワークに照射し、このワー
クからの反射光をワーク画像受光素子で受光して前記ワ
ークの撮像を行うワーク画像撮像手段と、前記照明光源
とは別のセンサー光源からのセンサー光を前記ワークに
照射し、このワークからの反射光をワーク位置検出用受
光素子で受光して前記ワークの位置を検出するワーク位
置検出器とを有し、前記ワーク画像受光素子と前記ワー
ク位置検出用受光素子とのそれぞれの受光波長域を相違
させたので、ワーク位置検出器から発せられた光がワー
ク画像撮像手段に干渉することを防止できてワーク位置
検出器のレイアウトの制約を解除でき、ワーク位置検出
器のセンサー光源から発せられるセンサー光が間接的に
ワーク画像撮像手段のワーク画像受光素子に入射するこ
とへの配慮が必要なくなって設計が容易になる。
【0026】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載のワーク画像認識装置において、前記ワーク画像受光
素子と前記ワークとの間に介在され、前記ワーク画像受
光素子の受光波長域以外の波長の光をカットするフィル
タを備えたので、ワーク位置検出器から発せられた光が
ワーク画像撮像手段に干渉することを防止できてワーク
位置検出器のレイアウトの制約を解除でき、ワーク位置
検出器のセンサー光源から発せられるセンサー光が間接
的にワーク画像撮像手段のワーク画像受光素子に入射す
ることへの配慮が必要なくなって設計が容易になる。
【0027】請求項3記載の発明によれば、請求項2記
載のワーク画像認識装置において、前記照明光源を赤色
発光ダイオードとし、前記センサー光源を赤外発光ダイ
オードとし、前記フィルタを赤外カットフィルタとした
ので、ワーク位置検出器から発せられた光がワーク画像
撮像手段に干渉することを防止できてワーク位置検出器
のレイアウトの制約を解除でき、ワーク位置検出器のセ
ンサー光源から発せられるセンサー光が間接的にワーク
画像撮像手段のワーク画像受光素子に入射することへの
配慮が必要なくなって設計が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1〜3記載の発明を適用した硬貨識別装
置の一実施例の一部を示す概略図である。
【図2】同実施例の全体を示す概略図である。
【図3】同実施例の一部を示す概略図である。
【図4】同実施例を説明するための図である。
【図5】同実施例の硬貨識別フローを示すフローチャー
トである。
【図6】同実施例のスキャナを示す断面図である。
【符号の説明】
11 ワーク 14 スキャナ 161〜163 ワーク位置検出器 1611〜1613 センサー光源 1621〜1623 ワーク位置検出用受光素子 27 照明光源 28 ミラー 29 レンズ 30 赤外カットフィルタ 31 エリアイメージセンサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石川 和寿 長野県諏訪郡原村10801番地の2・株式 会社三協精機製作所 諏訪南工場内 (56)参考文献 特開 平4−334288(JP,A) 特開 平2−71677(JP,A) 特開 昭56−93493(JP,A) 特開 平8−297729(JP,A) 特開 平8−297763(JP,A) 特開 平7−141546(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06T 1/00 420 G06T 1/00 430 G07D 5/02 101

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】照明光源からの照明光を搬送路に沿って搬
    送される硬貨からなるワークに照射し、この硬貨からの
    反射光をワーク画像受光素子で受光して前記硬貨の撮像
    を行うワーク画像撮像手段と、このワーク画像撮像手段
    の撮像領域に前記硬貨が搬送されて到来したことを検出
    する位置に設けられており、前記照明光源とは別のセン
    サー光源からのセンサー光を前記硬貨に照射し、この
    からの反射光をワーク位置検出用受光素子で受光して
    前記硬貨の前記ワーク画像撮像手段撮像領域への到来
    検出するワーク位置検出器とを有し、前記ワーク画像受
    光素子と前記ワーク位置検出用受光素子とのそれぞれの
    受光波長域を相違させたことを特徴とするワーク画像認
    識装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載のワーク画像認識装置におい
    て、前記ワーク画像受光素子と前記ワークとの間に介在
    され、前記ワーク画像受光素子の受光波長域以外の波長
    の光をカットするフィルタを備えたことを特徴とするワ
    ーク画像認識装置。
  3. 【請求項3】請求項2記載のワーク画像認識装置におい
    て、前記照明光源を赤色発光ダイオードとし、前記セン
    サー光源を赤外発光ダイオードとし、前記フィルタを赤
    外カットフィルタとしたことを特徴とするワーク画像認
    識装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2804154A1 (en) 2013-05-13 2014-11-19 Asahi Seiko Co. Ltd. Disk image acquiring device and disk sorting device
US9947161B2 (en) 2013-04-18 2018-04-17 Asahi Seiko Co., Ltd. Disk image acquiring device and disk sorting device
KR102242087B1 (ko) * 2013-03-15 2021-04-19 프로벤시스 리미티드 압박 부재

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