JPH08305833A - ワーク画像撮像装置 - Google Patents

ワーク画像撮像装置

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JPH08305833A
JPH08305833A JP7112782A JP11278295A JPH08305833A JP H08305833 A JPH08305833 A JP H08305833A JP 7112782 A JP7112782 A JP 7112782A JP 11278295 A JP11278295 A JP 11278295A JP H08305833 A JPH08305833 A JP H08305833A
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JP
Japan
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work
light
image pickup
emitting diode
image
Prior art date
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Pending
Application number
JP7112782A
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English (en)
Inventor
Masahiro Ikeda
正弘 池田
Eiji Imai
栄治 今井
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Nidec Sankyo Corp
Original Assignee
Nidec Sankyo Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明は、小型化、光源の長寿命化、コスト
ダウンを計ることを目的とする。 【構成】 この発明は、ワーク11と相対的に移動しワ
ーク11に照明光を照射する光源と、ワーク11からの
光を受光してワーク11の画像を撮像する受光体25と
を有するワーク画像撮像装置において、前記光源として
用いられる発光ダイオードと、この発光ダイオードを受
光体25の撮像時間に比較して短い時間にフラッシュ点
灯させる駆動手段22とを備えたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコイン、メダル等のワー
クの画像を撮像するワーク画像撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ワーク画像撮像装置は、相対的に移動す
るワークを静止したワークとしてとらえてその画像を撮
像する場合、ワークに光源から照射する照明光を瞬間的
に光らせてワークの画像を撮像する方式がよく用いられ
る。この方式では、光源にはキセノン管等の電極管を用
いるのが普通である。また、発光ダイオードを点灯させ
る方式としては、発光ダイオードの電流制御により発光
ダイオードを点灯させる方式や、発光ダイオードを所定
周期のパルスで駆動して発光させる方式があるが、発光
ダイオードを単発発光を主として発光させる方式は見受
けられず、上記方式の光源には発光ダイオードが用いら
れていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記方式では、光源に
キセノン管等の電極管を用いるので、光源の寿命が比較
的短く、光源の駆動電圧は高い電圧を必要としてノイズ
源となり易く、高価である等の問題がある。本発明は、
上記問題点を改善し、小型化、光源の長寿命化、コスト
ダウンを計ることができるワーク画像撮像装置を提供す
ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、ワークと相対的に移動しワ
ークに照明光を照射する光源と、前記ワークからの光を
受光して前記ワークの画像を撮像する受光体とを有する
ワーク画像撮像装置において、前記光源として用いられ
る発光ダイオードと、この発光ダイオードを前記受光体
の撮像時間に比較して短い時間にフラッシュ点灯させる
駆動手段とを備えたものである。
【0005】請求項2記載の発明は、請求項1記載のワ
ーク画像撮像装置において、前記受光体をエリアイメー
ジセンサとしたものである。請求項3記載の発明は、請
求項1または2記載のワーク画像撮像装置において、前
記ワークを小型のものとしたものである。請求項4記載
の発明は、請求項3記載のワーク画像撮像装置におい
て、前記ワークをコイン或いはメダルとし、前記光源か
ら前記ワークへの照明光を暗視野照明光としたものであ
る。
【0006】
【作用】請求項1記載の発明では、発光ダイオードから
なる光源はワークと相対的に移動してワークに照明光を
照射し、受光体がワークからの光を受光してワークの画
像を撮像する。そして、駆動手段は発光ダイオードを受
光体の撮像時間に比較して短い時間にフラッシュ点灯さ
せる。請求項2記載の発明では、請求項1記載のワーク
画像撮像装置において、エリアイメージセンサからなる
受光体がワークからの光を受光してワーク画像を撮像す
る。
【0007】請求項3記載の発明では、請求項1または
2記載のワーク画像撮像装置において、小型のワークの
画像が光源及び受光体により撮像される。請求項4記載
の発明では、請求項3記載のワーク画像撮像装置におい
て、ワークはコイン或いはメダルからなり、光源からワ
ークへ暗視野照明光が照射される。
【0008】
【実施例】図2は請求項1〜4記載の発明を応用した硬
貨識別装置の一例を示し、図1はその一部を示す。硬貨
からなるワーク11は、図示しない搬送系により搬送路
12に沿って搬送され、搬送路12の途中で外径センサ
10により外径が検知される。硬貨位置検知センサ13
は搬送路12上におけるスキャナ14の視野15のワー
ク搬送方向先端位置よりもワーク搬送方向上流側の所定
位置でワーク11を検知して硬貨位置検知信号を画像処
理部16へ出力する。スキャナ14の視野15は硬貨か
らなる小型のワーク11を撮像するための比較的狭いも
のである。
【0009】画像処理部16はフレームメモリ17、画
像処理用ICからなる画像処理回路18、CPU(マイ
クロコンピュータ)19、テンプレート用ROM20を
有し、CPU19は硬貨位置検知センサ13から硬貨位
置検知信号が入力されることによりSHUT信号を映像
回路部21を介してスキャナ14内のドライバ22へ出
力する。ここに、CPU19及び映像回路部21はタイ
ミング生成回路23を構成し、このタイミング生成回路
23は硬貨位置検知センサ13からの硬貨位置検知信号
に同期してSHUT信号をドライバ22へ出力すること
になる。
【0010】スキャナ14は、ドライバ22と、光源と
して発光ダイオードを用いた発光デバイス24と、CC
Dからなるエリアイメージセンサなどにより構成される
受光系25とを有する。ドライバ22は、映像回路部2
1からSHUT信号が入力されることにより単一のパル
スを発生し、このパルスにより発光デバイス24の発光
ダイオードを駆動して該発光ダイオードを瞬間的にフラ
ッシュ点灯させる。例えばドライバ22はスキャナ14
の撮像時間、例えば1/50秒に比較して短い時間、例
えば30μs〜250μsのパルス幅の単一パルスを発
生してこのパルスにより発光デバイス24の発光ダイオ
ードをフラッシュ点灯させる。
【0011】この発光ダイオードからの光はワーク11
が搬送路12におけるスキャナ14の視野15を通過す
る際にワーク11に照射され、ワーク11からの反射光
が受光系25により受光されてアナログ画像信号VID
EOに変換されることによりワーク11の画像が瞬間的
に2次元的に撮像される。このアナログ画像信号VID
EOは、映像回路部21によりA/D変換されてデジタ
ル画像信号となり、画像処理部16内のフレームメモリ
17にスキャナ14の視野15に対応して2次元的に格
納される。映像回路部21は1個のワーク11に対する
デジタル画像信号をフレームメモリ17に格納し終わっ
た時にTAIL信号をCPU19へ出力する。
【0012】ここに、硬貨11の特徴としては外径、材
質、穴の有無、模様があり、この例では硬貨11の外径
及び模様から各種硬貨を識別する。図4は、この例の硬
貨識別フローを示す。CPU19は、ワーク11の画像
取り込みがデジタル画像信号のフレームメモリ17への
格納まで終了して映像回路部21からTAIL信号が入
力されると、フレームメモリ17内のデジタル画像信号
について2つの直交するX方向、Y方向のヒストグラム
をそれぞれ求め、これらのヒストグラムをしきい値と比
較することにより外形計測を行い、つまり、硬貨11の
X方向、Y方向の外径値を算出すると共に、このX方
向、Y方向の外径値より硬貨11の中心位置を算出す
る。
【0013】次に、画像処理回路18は、CPU19で
算出した硬貨11のX方向、Y方向の外径値及び中心位
置に基づいて図3に示すようにフレームメモリ17内の
硬貨11のデジタル画像信号11aのうち硬貨11の中
心位置Oを中心とする円環状領域Rのデジタル画像信号
を読み出し(リング切り出しを行い)、このデジタル画
像信号の特徴を強調してその特徴を強調したデジタル画
像信号をテンプレート用ROM20内の複数のテンプレ
ートデータと順次に比較することにより、硬貨11の特
徴を強調したデジタル画像信号と各テンプレートデータ
とのマッチング演算を行って硬貨11の特徴を強調した
デジタル画像信号と複数のテンプレートデータとの類似
度を求める。
【0014】ここに、テンプレート用ROM20内の複
数のテンプレートデータは、予め標準的な複数種類の硬
貨の画像を読み取ってアナログ画像信号を得、これらの
アナログ画像信号をデジタル画像信号に変換してその特
徴を強調した複数のパターンデータである。CPU19
は画像処理回路18のマッチング演算で求めた硬貨11
の特徴を強調したデジタル画像信号と複数のテンプレー
トデータとの類似度と、外径センサ10で検知した硬貨
11の外径値から硬貨11の金種を判定することにより
硬貨11を認識する。
【0015】図5は上記スキャナ14を示す。スキャナ
14は、ワーク11が搬送される搬送路12の上側に配
置され、底部の孔26を通してワーク11を撮像する。
発光デバイス24は筒状遮光部材27の周囲に等間隔で
配置された複数の発光ダイオード28と、この複数の発
光ダイオード28の下側に斜めに配置された環状のミラ
ー29とを有し、発光ダイオード28からの照明光はミ
ラー29で反射されて底部の孔26を通してワーク11
を照射する。
【0016】ワーク11からの反射光は、遮光部材27
の内部を通過し、レンズ30を透過して受光系25のC
CDからなるエリアイメージセンサ31により受光され
る。遮光部材27は発光ダイオード28からワーク11
への直接光を遮断し、ワーク11の照明光は発光ダイオ
ード28からミラー29で反射されてワーク11に照射
される暗視野照明光となる。従って、発光ダイオード2
8からの直接光がワーク11で反射されてレンズ30を
介してエリアイメージセンサ31に入射することはな
い。
【0017】この例では光源として発光ダイオード28
を用いたが、発光ダイオードは、定常的に流れる電流で
駆動される場合には、その発熱量によって劣化する。ま
た、発光ダイオードは、パルス状の電流で駆動される場
合には、流すことのできる電流が増える。また、発光ダ
イオードは、硬貨11を撮像するスキャナ14の光源の
ように瞬間的に発光し、かつ、発光間隔が発光時間に対
して十分に長い単発の発光を行う場合には、流すことの
できる電流がさらに増える。従って、この例では、発光
ダイオード28は、フラッシュ発光するので、定常的な
電流で駆動する場合に比べて高い放射光束を得ることが
できる。
【0018】このように、本例は、請求項1記載の発明
の実施例であって、ワーク11と相対的に移動しワーク
に照明光を照射する光源と、ワーク11からの光を受光
してワーク11の画像を撮像する受光体としての受光系
25とを有するワーク画像撮像装置としてのスキャナ1
4を有する硬貨識別装置において、前記光源として用い
られる発光ダイオード28と、この発光ダイオード28
を受光体25の撮像時間に比較して短い時間にフラッシ
ュ点灯させる駆動手段としてのドライバ22とを備えた
ので、小型化が可能となり、光源の駆動電圧を低くでき
てノイズを低減できるとともに、ドライバ22を簡易な
ものにでき、寿命を長くできる。また、安価にできて輻
射ノイズを小さくでき、振動及び衝撃に強くできるとと
もに、撮像タイミングの制御が容易になる。さらに、ワ
ークに照射する光のエネルギー制御が容易になり、電力
が少なくて済んで光源のレイアウトが容易になる。
【0019】また、本例は、請求項2記載の発明の実施
例であって、受光体25をCCDからなるエリアイメー
ジセンサとしたので、ワークを瞬間的に容易に撮像する
ことができる。また、本例は、請求項3記載の発明の実
施例であって、ワークを小型の硬貨としたので、ワーク
を瞬間的に容易に撮像することができる。
【0020】さらに、本例は、請求項4記載の発明の実
施例であって、ワークを硬貨とし、光源からワークへの
照明光を暗視野照明光としたので、ワークを鮮明に撮像
することができる。なお、本発明は、上述の例に限定さ
れるものではなく、例えば硬貨識別装置以外のものに適
用してもよく、ワークを硬貨以外のコインなどの小型の
ものとしてもよい。また、受光系25として写真フィル
ムなどを用いてワークの画像を撮像するようにしてもよ
い。
【0021】
【発明の効果】以上のように請求項1記載の発明によれ
ば、ワークと相対的に移動しワークに照明光を照射する
光源と、前記ワークからの光を受光して前記ワークの画
像を撮像する受光体とを有するワーク画像撮像装置にお
いて、前記光源として用いられる発光ダイオードと、こ
の発光ダイオードを前記受光体の撮像時間に比較して短
い時間にフラッシュ点灯させる駆動手段とを備えたの
で、小型化が可能となり、光源の駆動電圧を低くできて
ノイズを低減できるとともに、駆動手段を簡易なものに
でき、寿命を長くできる。また、安価にできて輻射ノイ
ズを小さくでき、振動及び衝撃に強くできるとともに、
撮像タイミングの制御が容易になる。さらに、ワークに
照射する光のエネルギー制御が容易になり、電力が少な
くて済んで光源のレイアウトが容易になる。
【0022】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載のワーク画像撮像装置において、前記受光体をエリア
イメージセンサとしたので、ワークを瞬間的に容易に撮
像することができる。請求項3記載の発明によれば、請
求項1または2記載のワーク画像撮像装置において、前
記ワークを小型のものとしたので、ワークを瞬間的に容
易に撮像することができる。請求項4記載の発明によれ
ば、請求項3記載のワーク画像撮像装置において、前記
ワークをコイン或いはメダルとし、前記光源から前記ワ
ークへの照明光を暗視野照明光としたので、ワークを鮮
明に撮像することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1〜4記載の発明を応用した硬貨識別装
置の一例の一部を示すブロック図である。
【図2】同例を示す概略図である。
【図3】同例を説明するための図である。
【図4】同例の硬貨識別フローを示すフローチャートで
ある。
【図5】同例のスキャナを示す断面図である。
【符号の説明】
11 ワーク 14 スキャナ 16 画像処理部 21 映像回路部 22 ドライバ 24 発光デバイス 25 受光系 26 孔 27 遮光部材 28 発光ダイオード 29 ミラー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ワークと相対的に移動しワークに照明光を
    照射する光源と、前記ワークからの光を受光して前記ワ
    ークの画像を撮像する受光体とを有するワーク画像撮像
    装置において、前記光源として用いられる発光ダイオー
    ドと、この発光ダイオードを前記受光体の撮像時間に比
    較して短い時間にフラッシュ点灯させる駆動手段とを備
    えたことを特徴とするワーク画像撮像装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載のワーク画像撮像装置におい
    て、前記受光体をエリアイメージセンサとしたことを特
    徴とするワーク画像撮像装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載のワーク画像撮像装
    置において、前記ワークを小型のものとしたことを特徴
    とするワーク画像撮像装置。
  4. 【請求項4】請求項3記載のワーク画像撮像装置におい
    て、前記ワークをコイン或いはメダルとし、前記光源か
    ら前記ワークへの照明光を暗視野照明光としたことを特
    徴とするワーク画像撮像装置。
JP7112782A 1995-05-11 1995-05-11 ワーク画像撮像装置 Pending JPH08305833A (ja)

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