JP3690157B2 - 表面欠陥検査装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、表面欠陥検査装置に係り、特に自動車のボディ表面の塗装などの状態を検査するのに好適な表面欠陥検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、自動車のボディを塗装する工程においては、人間が目視によって行っていた塗装表面の検査作業を光学的に且つ自動的に検査することが可能な表面欠陥検査装置が種々知られている。
【0003】
例えば、特開平8−86634号公報には、光源として蛍光灯,レーザ,発光ダイオード(LED)などを用い、スリット光やスリットパターンを作り出してボディ表面に照射し、表面に凹凸があった場合に生じる明度差や明度変化を受光画像として検出する表面欠陥検査装置が開示されている。
【0004】
また、実際の検査ラインに導入された表面欠陥検査装置としては、例えば特開平9−184713号公報に記載のものがある。この表面欠陥検査装置では、蛍光灯からなる照明装置およびCCDカメラからなる撮像装置をアーチ状に検査ラインに設置しておき、検査ライン上を移動するボディ表面の欠陥を時系列のデータとして検出する構成となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来例には、以下に掲げる問題がある。
【0006】
例えば、曲面を有する自動車のボディの表面の欠陥を検査する場合に、上記特開平8−86634号公報の表面欠陥検査装置では、取り込んだ画像から欠陥を認識する際に、前処理を施すことによって、曲面の欠陥に対応する方法や照明装置の明暗の間隔を、場所によって変更しておくという方法が提案されている。
【0007】
しかしながら、この従来例では、スリットパターンを用いているので、取り込んだ画像は明ラインと暗ラインの縞状の画像となり、欠陥検出のための計算処理が複雑になり、短時間で処理できないという不都合が生じていた。
【0008】
また、明ラインと暗ラインの境界部分では、欠陥検出の精度が低下してしまったり、微小な欠陥を検出できないなどの不都合があった。更に、実際の検査ラインでは、塗装の色や光沢の違い、メタリックの有無などによって照明の反射率が異なるので、欠陥検出の精度にばらつきが生じる不具合があった。
【0009】
【発明の目的】
本発明は、かかる従来例の有する不都合を改善し、特に曲面を有するボディ表面の欠陥検査時に検知される欠陥検出情報に対する演算処理の高速処理化を可能とし、且つ欠陥検出の精度を向上させて微小な欠陥を検出することを可能とし、更に、異なるボディの塗装に対しても安定して精度の高い欠陥検出を行うことができる表面欠陥検査装置を提供することを、その目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1乃至8記載の各発明では、被検査面の異なる位置を順次照明する照明手段と、前記被検査面との相対位置を保持し、前記照明手段によって異なる位置が照明される度に前記被検査面の画像を撮影する撮像手段と、これら各部の動作を制御する主制御部と、撮像手段で得られる被検査面の画像情報に基づいて当該被検査面上の欠陥を算定する画像処理部とを備えている。
【0011】
そして、前述した画像処理部が、撮影された複数の画像をそれぞれ明るさの階調に応じて記憶すると共に当該記憶された画像情報を順次微分処理して複数の微分画像を生成する微分処理回路部と、生成された複数の微分画像を加算する加算回路部と、この加算された微分画像に基づいて被検査面上の欠陥を判別する判別回路部とを備えている、という構成を共通の基本構成として採用している。
【0012】
このため、この請求項1乃至8記載の各発明では、加算された微分画像に基づく被検査面上の欠陥の判別には、実際上、加算された微分画像をしきい値と比較して二値化し、連続してしきい値を越える二値化された部分が所定値を越える場合、欠陥であると判別する方法が用いられる。しきい値としては、欠陥であると確実に判別されるもの、欠陥であると疑わしいものなどに分けて2つ以上設定してもよい。また、加算された微分画像のピーク値によって或いはピーク値を考慮して欠陥を判別するようにしてもよい。
【0013】
ここで、前述した微分処理回路部が、撮影された画像情報を縦方向又は横方向に(或いは、縦方向及び横方向に)微分して微分画像を生成する微分画像生成機能を備えているようにするとよい。この場合の手法は、画像処理領域における所定の処理方法(空間微分,空間フィルタ等の手法)に基づいて演算処理される。この場合、縦方向又は横方向について微分処理を実行する場合には欠陥検出精度は幾分低くなるが微分処理の迅速化が可能となり、一方、縦方向及び横方向の両方について微分処理を実行する場合には欠陥検出精度の著しい向上が期待できる。
【0014】
又、前述した判別回路部では、加算された微分画像を予め特定した所定のしきい値と比較して二値化する二値化回路を有し、更にこの二値化された部分を被検査面上の欠陥であると判別する欠陥判別機能を備えた構成としてもよい。
【0015】
このようにすると、加算されることから微分画像が例えば2倍となり、ノイズとのレベル差を拡大することができ、欠陥判別の機能を著しく高めることができる。
【0016】
又、前述した判別回路部は、加算された微分画像を予め特定した所定のしきい値と比較して二値化する二値化回路と、前記しきい値を連続して越える二値化された部分の面積を算出する面積算出回路とを備え、この面積算出回路で算出される二値化された部分の面積が所定値を越える場合に当該二値化された部分を被検査面上の欠陥であると判別する欠陥判別機能を備えた構成としてもよい。
【0017】
このようにすると、欠陥の大きさに応じた情報が拡大されて得られるためノイズとの識別をより一層確実にすることができ、判別結果に対する信頼性をより一層高める事が出来る。
【0018】
更に、前述した主制御部を、前述した照明手段の輝度を被検査面の塗装状態に応じて可変設定する輝度可変制御機能を備えているように構成してもよい。
【0019】
このようにすると、塗装色,光沢及びメタリックの有無などに合わせて、塗装状態の相違に対応した最適の照明輝度を設定することができて都合がよい。
【0020】
又、前述した照明手段を複数のラインに配列された複数の光源で構成すると共に、前述した主制御部を、前述した照明手段の各ラインを順次選択して当該各ラインの光源を点灯制御する光源点灯制御機能を備えた構成としてもよい。ここで、各光源を発光ダイオードで構成してもよい。
【0021】
このようにすると、欠陥の位置及びその大小を的確に検出することができ、発生のタイミングが不特定なノイズとの識別性を高めることができて都合がよい。
【0022】
請求項9記載の発明では、前述した請求項1記載の表面欠陥検査装置において、被検査面を搬送ライン上を移動し且つ停止する自動車のボディの表面とすると共に、この自動車のボディが内側を通過するように前記搬送ライン上をアーチ状に跨ぐ形で設置されたフレーム機構を備え、このフレーム機構を前述した搬送ラインに沿って移動自在に構成する。そして、このフレーム機構に前述した照明手段および撮像手段を装備する、という構成を採っている。
【0023】
このため、この請求項9記載の発明では、前述した請求項1記載の発明と同等に機能するほか、更に、ボディの移動に伴ってフレーム機構を移動することができるので、ボディの移動に合わせた測定が可能となり、測定作業の能率向上を図ることができるという利点がある。
【0024】
請求項10記載の発明では、前述した請求項9記載の表面欠陥検査装置において、主制御部が、前述したフレーム機構をボディの移動に追従させるボディ追従制御機能を備えている、という構成を採っている。
【0025】
このため、この請求項10記載の発明では、前述した請求項9記載の発明と同等の機能を有するほか、更に、例えば照明手段および撮像手段とボディとの相対位置が変化しないようにフレーム部をボディに追従させる制御が可能となり、この場合、フレーム機構をボディの移動方向に沿って移動させると共に、検査時にボディの位置を所定時間(撮影および画像処理動作に影響を与えない時間)おきにセンサにより検出して検査時のボディの移動量を算出し、算出されたボディの移動量分だけ次の検査に向けてフレーム部を移動させる等の制御動作を設定すること可能であり、連続測定を高精度に且つ円滑に実行することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を自動車生産ラインの塗装検査工程について実施した場合の実施の形態を、図面に従って説明する。
【0027】
図1乃至図3は、自動車生産ラインに設置された表面欠陥検査装置の制御回路図および装置全体の概略構成図を示す。
【0028】
まず、図3において、表面欠陥検査装置1は、自動車のボディ2を搭載したベース5が搬送コンベア4によって運搬される搬送ラインを跨く形でレール7上に設置された門型のフレーム機構6と、このフレーム機構6の梁部6aおよび柱部6c,6dに取り付けられた撮像手段としての撮像部8と、同様に梁部6bおよび柱部6c,6dに取り付けられた照明手段としての照明部9と、これらの各部を制御する主制御部としてのコントロール部3とを備えた構成となっている。ここで、コントロール部3は図示しないホストコンピュータに接続されている。
【0029】
この内、撮像部8は、梁部6aおよび柱部6c,6dに沿ってそれぞれ直線に並べられた複数のCCDカメラ8aを有する。このCCDカメラ8aは、被検査面である自動車のボディに向けて装備され、その視野の広さは、その解像度(例えば、横640ドット×縦480ドット)および検出したい欠陥の最小サイズによって決定される。そして、CCDカメラ8aの視野の広さおよびボディの幅(或いはボディの高さ)から必要なCCDカメラ8aの台数が決定される。
【0030】
図1乃至図2(A)(B)に、表面欠陥検査装置の電気的回路構成を示す。
【0031】
ここで、撮像部8を構成する複数のCCDカメラ8aは、図1に示すようにそれぞれ画像取込部11および画像処理部13を介して前述したコントロール部3に接続されている。又、本実施形態では、CCDカメラ8aの台数分だけ、画像取込部11および画像処理部13が設けられている。
【0032】
画像取込部11は、CCDカメラ8aからの画像信号をデジタル画像データに変換して出力する。又、画像処理部13は、そのデジタル画像データを内部メモリ(第1のメモリ13A)に格納して後述する画像処理を行う。そして、複数組からなる画像取込部11および画像処理部13は、組毎に並列に動作する。
【0033】
この画像処理部13は、図2(A)に示すように、撮像部8によって撮影された複数の画像をそれぞれ明るさの階調に応じて記憶する第1のメモリ13Aと、この第1のメモリ13Aで記憶された画像情報を順次微分処理して複数の微分画像を生成する微分処理回路部13Bと、この生成された複数の微分画像を加算する加算回路部13Cと、この加算された微分画像に基づいて前述した被検査面上の欠陥を判別する判別回路部13Dとを備えている。符号13Eは、微分処理した画像情報を一時的に貯える第2にメモリを示す。
【0034】
ここで、前述した微分処理回路部13Dは、詳細は後述するが、撮像部8によって撮影された画像情報を縦方向又は横方向に微分処理して微分画像を生成する微分画像生成機能を備えている。又、この場合、撮像部8によって撮影された画像情報の微分処理に際しては、縦方向及び横方向の両方向について微分処理して微分画像を生成するように構成してもよい。
【0035】
更に、この判別回路部13Bについては、図2(B)に示すように、加算された微分画像を予め特定した所定のしきい値と比較して二値化する二値化回路13Daと、前述した所定のしきい値を連続して越える二値化された部分の面積を算出する面積算出回路13Dbとを備え、更に、この面積算出回路1DEbで算出される二値化された部分の面積が所定値を越える場合に当該二値化された部分を前述した被検査面上の欠陥であると判別する欠陥判別回路13Dcを備え、これによって、欠陥判別機能を実行し得るようになっている。
【0036】
ここで、前述した判別回路部13Dは、例えば面積算出回路1DEbを省略し、加算された微分画像を予め特定した所定のしきい値と比較して二値化すると共に、この二値化された部分を被検査面上の欠陥であると判別する欠陥判別機能を前述した欠陥判別回路13Ecが備えるように構成してもよい。
【0037】
また、照明部9は、図1に示すように、照明制御部15を介して前述したコントロール部3に接続されている。図4は照明部9の構成を示す説明図である。
【0038】
この照明部9は縦横二次元に配列された複数のLED素子9aから構成されており、縦方向のLED素子9a群のライン数(ライン1、ライン2、……ラインN)はCCDカメラ8aの視野の広さによって決定され、横方向のLED素子群の数は検査領域(図3ではボディ2の幅)によって決定される。
【0039】
前述した照明制御部15は、コントロール部3からの指令にしたがって各LED素子9aの輝度および発光パターンを制御する。ここで、各LED素子9aの輝度制御については、必要な場合には前述したコントロール部3の輝度可変制御機能が作動し、後述するように照明制御部15を介して輝度レベルの調整を行う(図14参照)。
【0040】
各LED素子9aに対する発光パターンの制御に際しては、前述したコントローラ部3の光源点灯制御機能が作動し、例えば、ライン状の発光パターンにしたい場合、照明制御部15を介して所定のラインのLED素子群を全て同時に点灯させることによって実現する。或いは、ラインの幅を変更したい場合、同時に連続した複数のラインのLED素子群を点灯させる。例えば、図4において、ライン2及び3の同時点灯、ライン4,5及び6の同時点灯などである。ここで、個々のLED素子の形状は丸形に限らず、角形でもよい。
【0041】
また、コントロール部3には、図1に示すように、ボディ位置検出部18およびフレーム制御部19が接続されている。この図1に開示したボディ位置検出部18は、後述する光電センサ24(図5参照)および位置検出部25(図6参照)を有する。図5は光電センサ24の配置を示す図である。フレーム機構6の内側を通過するようにベース5を搬送する搬送コンベア4の両側には、一方と他方のカバーブロック部21が対向して敷設されている。
【0042】
一方のカバーブロック部21には直線に並べられた光電センサ24の受光部が設けられており、他方のカバーブロック部21に設けられた発光部からの光が移動するベース5によって遮られることで、光電センサ24の出力信号が変化する。位置検出部25は光電センサ24の出力信号の変化によってボディ2を搭載したベース5の位置を検出し、コントロール部3に出力する。
【0043】
更に、フレーム機構6は、柱部6c,6dの下部に設けられた直線軸受(図示せず)を介してレール7の上に摺動自在(図1矢印a方向)に支持されており、柱部6c,6dに内蔵されたモータ(図示せず)の駆動によりレール7上を移動する。
【0044】
フレーム制御部19は、コントロール部3からの指令にしたがって上記モータを駆動し、フレーム機構6の移動を制御する。例えば、照明部9のライン1〜ラインNを順番に点灯させてボディ2の被検査面の画像を、CCDカメラ8aが撮影し終わるまで、被検査面に対する撮像部8および照明部9の相対位置が変化しないように、コントロール部3はボディ位置検出部18によりボディ2の位置を検出し、ボディ2の移動にフレーム部6が追従するようにフレーム制御部19に対して指令する。フレーム制御部19は指令にしたがってフレーム部6の移動を制御する。
【0045】
図6は、フレーム機構6の移動を制御するコントロール部3の構成を示すブロック図である。
【0046】
ここで、コントロール部3は、周知のCPU,ROM,RAM(図示せず)などを有しており、ROMに格納された制御プログラムをCPUが実行することにより、コントロール部3内で移動量計算部31,クロック発生部33,相対位置計算部34およびフレーム移動指令部35が機能するようになっている。
【0047】
そして、コントロール部3がフレーム機構6の移動を制御する場合、まず光電センサ24からの信号の変化によって、位置検出部25はベース5の位置を検出してコントロール部3に通知する。移動量計算部31では、クロック発生部33で発生したクロックに従って単位時間当たりのボディ2の移動量を計算する。
【0048】
ボディ2の移動量と照明制御部15からの照明位置の情報に基づき、相対位置計算部34ではボディ2に対するフレーム部6の相対位置およびライン上の絶対位置を計算する。計算された相対位置および絶対位置に基づき、フレーム移動指令部35はフレーム制御部19に移動指令を出力する。フレーム制御部19は移動指令にしたがってフレーム部6内のモータを駆動し、フレーム部6を移動させる。
【0049】
このように、コントロール部3は、任意の単位時間毎(画像の撮影に支障を来さない時間毎)に検出されるボディ2の位置情報に基づいてボディ2の移動量を算出し、ボディ追従制御機能を作動させてボディ2の移動に遅れないようにフレーム機構6を移動させる。
【0050】
これにより、ボディ2を移動させながら、同時にCCDカメラ8aがボディ2のある領域(被検査面)の画像を撮影し終わるまで、被検査面に対する撮像部8および照明部9の相対位置を一定に保つような制御が実行される。
【0051】
また、コントロール部3には、出力部16が接続されており、後述する表面欠陥検査の結果を出力する。出力部16としては、印刷装置や表示装置を用いることができる。更に、この出力部16はコントロール部3に接続されているホストコンピュータに結果を通知するようにしてもよい。
【0052】
尚、上記画像取込部11,画像処理部13,照明制御部15,出力部16,位置検出部25およびフレーム制御部19については、コントロール部3の筐体内に収納してもよい。
【0053】
次に、上記構成を有する表面欠陥検査装置の動作について説明する。
【0054】
図7は表面欠陥検査動作の処理手順を示すフローチャートである。この処理プログラムはコントロール部3内のROM(図示せず)に格納されており、同じくコントロール部3内のCPU(図示せず)によって実行される。
【0055】
まず、コントロール部3に接続されているホストコンピュータ(図示せず)から車種、塗装色などの情報を取得する(ステップ1)。続いて、光電センサ24からの信号を基に位置検出部25から出力される検出信号によりベース5の位置(ボディ2の位置)を検出する(ステップS2)。ボディ2の位置が検出されたことにより、フレーム機構6をボディ2の被検査面に移動する処理を起動する(ステップS3)。一旦、フレーム機構6を移動する処理を起動させた後は、コントロール部3内の並列処理動作により、ボディ2の被検査面と撮像部8および照明部9との相対位置が一定となるように、フレーム機構6をベース5の移動に追従させる制御が行われる。
【0056】
そして、照明制御部15による照明部9の点灯制御、画像取込部11による撮影画像の取り込み、画像処理部13による画像処理などを含む欠陥認識処理を行う(ステップS4)。この処理については後述する。
【0057】
欠陥認識処理が終了すると、1台のボディ2の塗装面全体(全領域)の検査が終了したか否かを判別する(ステップS5)。全領域の検査が終了していない場合、つぎの検査領域へのフレーム機構6の移動を指示し(ステップS6)、ステップS4の処理に戻る。そして、次の検査領域にフレーム機構6を移動させた後は、上記したのと同様にベース5の移動にフレーム機構6を追従させる制御を継続する。
【0058】
一方、ステップS5で全ての検査領域を終了した場合、検査結果を出力し(ステップS7)、処理を終了する。検査結果は、表示装置あるいは印刷装置に出力され、また同時にホストコンピュータに送信される。
【0059】
図8はステップS4における欠陥認識処理手順を示すフローチャートである。
この図8に示す欠陥認識処理は、コントロール部3により指示された画像取込部11,画像処理部13および照明制御部15と共に行われる。
【0060】
まず、LED素子群のライン数を表す変数Xに初期値1を設定し(ステップS11)、所定のラインXのLED素子群を点灯する(ステップS12)。
【0061】
ここで、照明部9の各ラインのLEDの輝度は、後述するようにボディの塗装状態(色、光沢、メタリックの有無など)に応じた最適値になるように設定される。また、各ボディの塗装状態に最適な輝度は予め実験により求めておく。
【0062】
続いて、CCDカメラ8aで検査面を撮影し、撮影した画像を画像取込部11でデジタル画像データに変換して画像処理部13に転送した後、画像処理部13はその内部メモリ(第1のメモリ13A)にデジタル画像データを格納する(ステップS13)。
【0063】
図9(A)(B)は:被検査面の撮影動作および撮影された画像を示す図である。図9(A)に示すように、照明部9をライン毎に順番に点灯し(ライン1,2,……,N)、そのときの画像をCCDカメラ8aで撮影する。CCDカメラ8aで撮影された画像信号を画像取込部11でデジタル画像データに変換して画像処理部13に取り込む。
【0064】
こうして取り込まれた画像は、1ドットあたり2m 階調の濃度値で表される。例えば、m=8である場合、256階調(0〜255)となる。一般に、階調0が黒であり、階調255が白である。
【0065】
このとき取り込まれた画像は、図8(B)に示すように、照明を点灯させたライン部分51が白くなり、欠陥部分52は塗装表面53に対して角度が異なるので、点灯しているラインからの光を反射して白くなる。
【0066】
画像処理部13では、その内部メモリ(第1のメモリ13A)に格納されたデジタル画像データを横方向および縦方向に微分処理する(ステップS14)。図10(A)(B)はデジタル画像データを横方向および縦方向に微分する際に用いられるマスクを示す図である。この内、図9(A)は横方向微分用マスクの例を示し、デジタル画像データの横方向の演算処理に用いられる。また、図10(B)は縦方向微分用マスクの例を示し、デジタル画像データの縦方向の演算処理に用いられる。
【0067】
実際に用いられる最適な微分用マスクのサイズおよび重み係数は、予め実験等によって求めておくようにする。
【0068】
図11は、図9(B)に示す撮影画像を縦方向に微分する位置を点線部mで示す説明図である。
【0069】
又、図12は前述した図11の点線部mに沿った画像の濃度分布(A),微分処理後の微分画像の分布(B),および加算した微分画像の分布(C)を示す線図である。
【0070】
この場合、図12(A)はライン2の点灯時,ライン4の点灯時,及びライン6の点灯時における点線部mに沿った画像の濃度分布を示している。図11(B)は同図(A)の各濃度分布を微分処理した後の微分画像の分布を示している。そして、それぞれのラインの点灯により得られた微分画像を加算する(ステップS15)。図12(C)は各微分画像を加算した後の分布を示している。
【0071】
その後、ライン数Xが最大ラインNを越えたか否かを判別し(ステップS16)、越えていない場合、ステップS12に戻って同様の処理を繰り返す。このように、ライン1の処理を終えると、次のライン2の処理を行い、同様にラインNまで順次繰り返す。
【0072】
ステップS16でライン数Xが最大ラインNを越えた場合、各微分画像を加算した分布をしきい値Tで二値化する(ステップS17、図12(C)参照)。ここで、しきい値Tは予め実験により最適な値を求めておく。尚、ボディ2の塗装状態に応じて最適なしきい値を設定しておくようにする。
【0073】
しきい値Tを越える微分画像のデータを持つ画素が連結している部分を1つの塊とし(ラベリング)、その塊の画素数、つまりその面積を計算する(ステップS18)。ラベリングの結果により得られた塊のうち、面積が所定値に満たないものをノイズとして除去し、所定値以上のものを欠陥として抽出する(ステップS19)。
【0074】
この所定値は予め実験により実際の欠陥と対比して求めておく。又、この所定値は、ボディの塗装状態(色、光沢、メタリックの有無など)に応じて最適な値に設定しておくようにする。
【0075】
このように、表面欠陥検査装置では、自動車のボディ表面に照明された被検査面を、CCDカメラ8aによって撮影し、撮影されたデジタル画像データを微分処理して微分画像を生成する。
【0076】
そして、点灯ラインを順次変えて、同様に処理された微分画像のデータを加算した後、しきい値以上となる加算した微分画像のデータが連続する塊に対応する画素の数が所定値以上であるか否かを判別する。そして、所定値以上である場合、欠陥として検出する。このため、従来のように明ラインおよび暗ラインを含む縞状の画像を直接計算処理しないで済み、欠陥検査のための計算処理を単純化することができる。
【0077】
これにより、高速処理を行うことができ、明ラインと暗ラインの境界部分で欠陥検出の精度が低下してしまったり、微小な欠陥を検出できないといった従来の不具合を解消し、欠陥検出の精度を向上させることができる。
【0078】
図13は、実際にLED素子群を1ラインおきに同時に点灯させてCCDカメラによって撮影された画像を示す図である。又、この図13において、矢印a,b,c,dで示す部分が欠陥である。
【0079】
図14は、LEDの輝度を50,100,150(相対値)とした際に撮影された各ボディの塗装色に応じた画像の濃度分布を示すグラフである。この内、図14(A)は塗装色が赤である場合の画像の濃度分布を示し、図14(B)は塗装色が白である場合の画像の濃度分布を示し、図14(C)は塗装色がシルバー(メタリック)である場合の画像の濃度分布を示し、図14(D)は塗装色がグリーン(メタリック)である場合の画像の濃度分布を示している。全体に、LEDの輝度が高い程、濃度値が高くなっている。
【0080】
また、ボディの塗装色によって濃度値が異なるので、LEDの輝度を変化させることによって、塗装色に依存しないように補正を行うことが可能である。例えば、各濃度値のピーク値が「128」になるように補正しようとすると、同図(A)に示す塗装色が赤の場合、LEDの輝度を値150に設定する。塗装色が白の場合、LEDの輝度を値100に設定する。塗装色がシルバー(メタリック)の場合、LEDの輝度を値50に設定する。塗装色がグリーン(メタリック)の場合、LEDの輝度を値150に設定する。
【0081】
このように、ボディ表面の塗装状態、特に色、光沢、メタリックの有無などによってLEDの輝度を変更することで、塗装の影響を受けずに、画像処理を行うことができる。
【0082】
尚、上記実施形態では、加算された微分画像のデータを1つのしきい値Tと比較することにより欠陥の有無を判別していたが、しきい値Tは1つに限らず、複数であってもよい。この場合、欠陥が確実であるしきい値レベル、欠陥であると疑わしいしきい値レベルなどに応じて二つ以上設定することが可能である。また、加算された微分画像のデータのピーク値によりあるいはピーク値を考慮して欠陥を判別するようにしてもよい。
【0083】
又、上記実施形態では、撮像部8にはCCDカメラ8aが用いられていたが、ビジコンやサチコンなどの光導電型撮像管を用いてもよく、照明光に適したものに選択可能である。
【0084】
更に、上記実施形態では、発光ダイオードをライン毎に点灯させて被検査面に照明していたが、照明パターンはライン状に限らず、ボックス状、スポット状にしてもよい。又発光ダイオード以外の発行素子を用いてもよい。
【0085】
又、上記実施形態では、光電センサとして発光部と受光部からなる光学的センサを用いたが、近接スイッチなどの磁気的センサ、スイッチなどの機械的センサを用いてもよい。
【0086】
【発明の効果】
本発明は以上のように構成され機能するので、これによると、従来のように明ラインと暗ラインを含む縞状の画像を直接計算処理しないで済み、曲面を有するボディ表面の欠陥検査のための計算処理を単純化することができる。これにより、高速処理を行うことができ、また、明ラインと暗ラインの境界部分では、欠陥検出の精度が低下してしまったり、微小な欠陥は検出できないといった従来の不具合を解消し、欠陥検出の精度を向上させることができる。
【0087】
更に、異なる位置照明された被検査面を撮影して複数の画像を得ると共にこれらを微分処理し且つ加算するようにしたことから、一度の撮影情報ではノイズとの識別が困難な微小欠陥であっても容易に且つ鮮明に欠陥信号を捕捉処理することが可能となり、又、曲がった表面であっても欠陥を容易に検出でき、且つ欠陥有無の自動判定が可能となるという従来にない優れた表面欠陥検査装置を提供することができる。
【0088】
更に、判別回路部で、二値化回路により前述した加算された微分画像をしきい値と比較して二値化するように構成することにより、二値化,ラベリング,しきい値との判別,という単純な演算で高速処理を行うことができる。
【0089】
前述した微分処理は、撮影された画像を縦方向又は横方向に微分処理して微分画像を生成するので、被検査面上の欠陥を二次元的に且つ迅速に検出することができる。この場合、縦方向及び横方向の両方向について微分処理するように構成すると、高精度に欠陥情報を捕捉することができて都合がよい。
【0090】
また、前述した照明手段の輝度を被検査面の塗装状態に応じて可変する輝度可変手段を装備すると、ボディの異なる塗装状態に応じた輝度を設定することで、塗装色,光沢,メタリックの有無などによらず安定して精度の高い検出を行うことができる。
【0091】
更に、被検査面は搬送ライン上を移動する自動車のボディの表面とし、このボディが内側を通過するように当該ボディの搬送ラインを跨ぐ形で設置されたフレーム機構を有し、該フレーム機構に照明手段および撮像手段を装備して、自動車の生産ラインなどに適した仕様にすることができる。
【0092】
即ち、フレーム機構を、搬送ラインに沿って移動自在であり、ボディの移動に伴って、照明手段および撮像手段とを前述したボディとの相対位置が変化しないように追従移動させる制御を行う追従制御手段を備えることにより、搬送ライン上を移動するボディなどを停止させることなく、連続して検査することが可能となる、という従来にない優れた表面欠陥検査装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における制御系を示すブロック図である。
【図2】図1中に開示した画像処理部の例を示す図で、図2(A)は画像処理部の具体例を示すブロック図、図2(B)は図2(A)中に開示した判別回路部の例を示すブロック図である。
【図3】図1における一実施の形態を自動車生産ラインに設置された場合の例を示す概略斜視図である。
【図4】図1に開示した照明部の構成例を示す説明図である。
【図5】図1に開示した照明部および光電センサの配置を示す図で、図5(A)は照明部の配置を示す説明図、図5(B)は光電センサの配置を示す説明図である。
【図6】図1に開示したフレーム機構の移動を制御するコントロール部の構成例を示すブロック図である。
【図7】図1に開示した装置により検出された欠陥情報の処理手順を示すフローチャートである。
【図8】図7におけるステップS4における欠陥認識処理手順を示すフローチャートである。
【図9】図1に開示した装置の被検査面に対する撮影動作および撮影された画像を示す図で、図9(A)は撮影動作を示す説明図、図9(B)は撮影された画像を示す説明図である。
【図10】デジタル画像データを横方向および縦方向に微分処理する際に用いられるマスクを示す図で、図10(A)は横方向に微分処理する際に用いられるマスクの例を示す説明図、図10(B)は縦方向に微分処理する際に用いられるマスクの例を示す説明図である。
【図11】図1に開示した装置で撮影した画像を点線部mの位置で縦方向に微分処理を行う場合の例を示す説明図である。
【図12】図12は図11で特定した位置(点線部m)における画像の濃度分布および微分処理等の結果を示す図で、図12(A)は微分位置(点線部m)における画像の濃度分布を示す線図、図12(B)は図12(A)の位置における微分処理で得られる微分画像の分布を示す線図、図12(C)は図12(B)における微分処理の結果を加算して得られる微分画像の分布を示す線図である。
【図13】図1に開示した実施形態において実際にLED素子群を1ラインおきに同時に点灯させてCCDカメラによって撮影された場合に得られる画像の例を示す説明図である。
【図14】図14(A)〜(D)は、図13の撮影実施例に実施され、LEDの輝度を50、100、150(相対値)とした際に撮影された各ボディの塗装色に応じた画像の濃度分布を示す線図である。
【符号の説明】
1 表面欠陥検査装置
2 ボディ
3 主制御部としてのコントロール部
6 フレーム機構
8 撮像手段としての撮像部
8a CCDカメラ
9 照明手段としての照明部
9a 光源としての発光ダイオード
11 画像取込部
13 画像処理部
13A 第1のメモリ
13B 微分処理回路部
13C 加算回路部
13D 判別回路部
13Da 二値化回路
13Db 面積算出回路
13Dc 欠陥判別回路
15 照明制御部、
16 出力部
18 ボディ位置検出部
19 フレーム制御部

Claims (11)

  1. 被検査面の異なる位置を順次照明する照明手段と、前記被検査面との相対位置を保持し、前記照明手段によって異なる位置が照明される度に前記被検査面の画像を撮影する撮像手段と、これら各部の動作を制御する主制御部と、前記撮像手段で得られる前記被検査面の画像情報に基づいて当該被検査面上の欠陥を算定する画像処理部とを備え、
    前記画像処理部が、前記撮影された複数の画像をそれぞれ明るさの階調に応じて記憶すると共に当該記憶された画像情報を順次微分処理して複数の微分画像を生成する微分処理回路部と、この生成された複数の微分画像を加算する加算回路部と、この加算された微分画像に基づいて前記被検査面上の欠陥を判別する判別回路部とを備えていることを特徴とした表面欠陥検査装置。
  2. 前記微分処理回路部が、前記撮影された画像情報を縦方向又は横方向に微分して微分画像を生成する微分画像生成機能を備えていることを特徴とした請求項1記載の表面欠陥検査装置。
  3. 前記微分処理回路部は、前記撮影された画像情報を縦方向および横方向に微分して微分画像を生成する微分画像生成機能を備えていることを特徴とした請求項1記載の表面欠陥検査装置。
  4. 前記判別回路部は、前記加算された微分画像を予め特定した所定のしきい値と比較して二値化する二値化回路を備えると共に、この二値化された部分を前記被検査面上の欠陥であると判別する欠陥判別回路とを備えていることを特徴とした請求項1記載の表面欠陥検査装置。
  5. 前記判別回路部は、前記加算された微分画像を予め特定した所定のしきい値と比較して二値化する二値化回路と、前記しきい値を連続して越える二値化された部分の面積を算出する面積算出回路と、この面積算出回路で算出される二値化された部分の面積が所定値を越える場合に当該二値化された部分を前記被検査面上の欠陥であると判別する欠陥判別回路とを備えていることを特徴とした請求項1記載の表面欠陥検査装置。
  6. 前記主制御部が、前記照明手段の輝度を前記被検査面の塗装状態に応じて可変する輝度可変制御機能を備えていることを特徴とした請求項1記載の表面欠陥検査装置。
  7. 前記照明手段が複数のラインに配列された複数の光源から成り、前記主制御部が前記ライン毎に順次選択して当該各ラインの光源を点灯制御する光源点灯制御機能を備えていることを特徴とした請求項1記載の表面欠陥検査装置。
  8. 前記各光源を、発光ダイオードで構成したことを特徴とする請求項7記載の表面欠陥検査装置。
  9. 前記被検査面を搬送ライン上を移動し且つ停止する自動車のボディの表面とすると共に、この自動車のボディが内側を通過するように前記搬送ライン上をアーチ状に跨ぐ形で設置されたフレーム機構を有し、
    このフレーム機構を前記搬送ラインに沿って移動自在に構成すると共に、このフレーム機構に前記照明手段および前記撮像手段を装備したことを特徴とする請求項1記載の表面欠陥検査装置。
  10. 前記主制御部が、前記フレーム機構を前記ボディの移動に追従させるボディ追従制御機能を備えていることを特徴とした請求項9記載の表面欠陥検査装置。
  11. 被検査面の異なる位置を順次照明する照明手段と、この異なる位置の照明に対応して当該被検査面の画像を複数撮影する撮影手段と、これら各部の動作を制御する主制御部と、前記撮像手段で得られる前記被検査面の画像情報に基づいて当該被検査面上の欠陥を算定する画像処理部とを備え
    前記画像処理部が、前記撮影された複数の画像をそれぞれ明るさの階調に応じて記憶すると共に当該記憶された画像情報を順次微分処理して複数の微分画像を生成する微分処理回路部と、この生成された複数の微分画像を加算する加算回路部と、この加算された微分画像に基づいて前記被検査面上の欠陥を判別する判別回路部とを備え
    前記微分処理回路部は、前記撮影された画像情報を縦方向および横方向に微分して微分画像を生成する微分画像生成機能を備えていることを特徴とした表面欠陥検査装置
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