JP3643387B2 - 紙葉類良否判別装置及び紙葉類良否判別方法 - Google Patents

紙葉類良否判別装置及び紙葉類良否判別方法 Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、例えば、プラスチックスレッドを有する紙葉類の良否を光学的に判別する紙葉類良否判別装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、特開昭61−72387号公報や同じく特開昭63−301393号公報等には紙葉類の良否を判別するための技術が示されている。そして、従来は紙葉類の良否判別のために、磁気、色、或いは、紙葉に形成された透かし等が検知されていた。また、紙葉に組込まれたセキュリティスレッドを検知する技術も在った。セキュリティスレッドにはアルミニウム製のものがあり、このアルミニウムスレッドが組込まれた紙葉類の良否判別には、磁気的或いは電気的な判別手法が採用されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、現在の紙葉類には、セキュリティスレッドを良否や正損の判別のための要としたものがある。このような紙葉類に対して磁気、色、或いは、透かし等を利用した判別技術を採用しても、高精度な判別は困難であり、判別の信頼性が低い。
【0004】
また、セキュリティスレッドにはプラスチック製のものが在るが、プラスチックスレッドを有する紙葉類の良否判別には、アルミニウムスレッドのための判別技術をそのまま適用することはできない。
本発明の目的とするところは、プラスチックスレッドを有する紙葉類の良否を判別することが可能な紙葉類良否判別装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段および作用】
上記目的を達成するために本発明は、幅方向に配向されているプラスチックスレッドを有する紙葉類を長手方向に搬送して、前記紙葉類の良否を判別する紙葉類良否判別装置において、上記プラスチックスレッドの吸収波長の判別光を発する光源と、上記判別光を上記紙葉類の上記プラスチックスレッドの部分とそれ以外の部分とに別々に導いて透過させる光学系と、上記紙葉類を透過した上記判別光を検出する複数の受光センサと、上記紙葉類の搬送路へ位置検出光を照射し、その位置検出光の受光の有無に基づいて上記紙葉類の位置を検出するフォトインタラプタと、上記受光センサの出力の差に基いて上記紙葉類の良否を判別し、かつ、上記フォトインタラプタの出力及び上記受光センサの出力に基づいて上記プラスチックスレッドの上記紙葉類内での位置を算出する信号処理部とを備えたことにある。
また、幅方向に配向されているプラスチックスレッドを有する紙葉類を長手方向に搬送して、前記紙葉類の良否を判別する紙葉類良否判別方法において、上記プラスチックスレッドの吸収波長の判別光を出射する出射工程と、上記判別光を上記紙葉類の上記プラスチックスレッドの部分と、それ以外の部分とにそれぞれ透過させる透過工程と、上記紙葉類を透過した上記判別光をそれぞれ受光する受光工程と、上記紙葉類の搬送路へ位置検出光を照射し、その位置検出光の受光の有無に基づいて上記紙葉類の位置を検出する紙葉類位置検出工程と、上記受光工程における各受光量の差に基いて上記紙葉類の良否を判別し、かつ、上記紙葉類の位置に基づいて上記プラスチックスレッドの上記紙葉類内での位置を算出する信号処理工程と、を備えたことにある。
さらに、幅方向に配向されているプラスチックスレッドを有する紙葉類を長手方向に搬送して、前記紙葉類の良否を判別する紙葉類良否判別装置において、所定の波長を含む光を出射する投光手段と、上記投光手段から出射された光を2方向に分割する光学系と、上記光学系により分割された上記光を各々受光する2つの受光手段と、上記光学系と上記受光手段を結ぶ光路を横断するように検査対象である紙葉類を搬送させる搬送手段と、上記各受光手段における受光量の差分を算出する手段と、上記差分に基づいた値を所定のしきい値と比較し、上記差分に基づいた値が上記しきい値を超えている時間を検出して上記紙葉類の良否を判別する信号処理手段と、位置検出光を出射する位置検出光出射手段と、位置検出光を検出する位置検出用受光手段と、上記位置検出光出射手段と上記位置検出光受光手段を結ぶ光路を横断するように上記紙葉類を案内する案内手段と、上記位置検出用受光手段における受光の有無に基づいて上記紙葉類の位置を算出する紙葉類位置算出手段と、この紙葉類位置算出手段において算出された上記紙葉類の位置及び上記受光手段の出力に基づいて上記紙葉類の中の上記プラスチックスレッドの位置を算出するプラスチックスレッド位置算出手段とを備えたことにある。
さらにまた、幅方向に配向されているプラスチックスレッドを有する紙葉類を長手方向に搬送して、前記紙葉類の良否を判別する紙葉類良否判別方法において、投光手段から上記プラスチックスレッドの吸収波長を含む光を出射させる出射工程と、上記光を2方向に分割した後、複数の受光手段を用いて分割された上記光を各々受光する受光工程と、上記分割による2つの光路を横断するように上記紙葉類を搬送させる搬送工程と、上記紙葉類の搬送中に上記各受光手段により受光される受光量の差分を算出する算出工程と、算出された上記差分に基づいた値と所定のしきい値を比較し、上記差分に基づいた値が上記しきい値を超えている時間を検出する検出工程と、上記検出工程により検出された上記時間に基づいて、上記紙葉類の良否を判別する信号処理工程と、位置検出光を出射させる位置検出光出射工程と、位置検出光を検出する位置検出用受光工程と、上記位置検出光出射工程と上記位置検出光受光工程を結ぶ光路を横断するように上記紙葉類を案内する案内工程と、上記位置検出用受光工程における受光の有無に基づいて上記紙葉類の位置を算出する紙葉類位置算出工程と、この紙葉類位置算出工程において算出された上記紙葉類の位置及び上記受光手段の出力に基づいて上記紙葉類の中の上記プラスチックスレッドの位置を算出するプラスチックスレッド位置算出工程とを備えたことにある。
【0006】
【実施例】
以下、本発明の一実施例を図1及び図2に基づいて説明する。
図1及び図2は本発明の一実施例を示すもので、図1中の符号1は紙葉類良否判別装置(以下、判別装置と称する)であり、図2中の符号2はこの判別装置1の信号処理部である。
【0007】
図1の判別装置1においては、光源としての赤外光源3、光学系としての分割光学系4、第1及び第2の干渉フィルタ5、6、第1及び第2の受光センサ7、8、及び、フォトインタラプタ9が備えられている。
【0008】
これらのうち分割光学系4には、レンズ10〜14、ハ−フミラ−15、及び、反射ミラ−16が備えられている。赤外光源3から赤外光17が発せられ、この赤外光17はレンズ10を通過したのちにハ−フミラ−15によって二方向に分割される。
【0009】
一方の赤外光17aはレンズ11、12の間で結像したのち、後段のレンズ12により集光されて第1の受光センサ7に入射する。また、他方の赤外光17bも同様に、レンズ13、14の間で結像したのち、後段のレンズ14により集光されて第2の受光センサ8に入射する。そして、一方の赤外光17aの焦平面と他方の赤外光17bの焦平面とは略一致している。
【0010】
第1及び第2の受光センサ7、8の前段には第1及び第2の干渉フィルタ5、6が配置されており、後段のレンズ12、14を通過した赤外光17a、17bが干渉フィルタ5、6を通過して各受光センサ7、8に到達する。各赤外光17a、17bは各干渉フィルタ5、6によって分光され、特定の波長(この場合は5、8μm)の成分のみが受光センサ7、8に入力される。
【0011】
フォトインタラプタ9は光源18と第3の受光センサ19とを有している。光源18から発せられた光が第3の受光センサ19に取り入れられる。そして、光源18と受光センサ19の間を遮断物が通過した際に、光源18の光は遮断物によって遮られて第3の受光センサ19に入射しない。
【0012】
図2中の信号処理部2は、前述の第1〜第3の受光センサ7、8、19、差動増幅回路20、コンパレ−タ21、第1及び第2のタイマ−22、23、第1及び第2の論理積回路24、25、及び、結果表示部26により構成されている。
【0013】
これらのうち、第1及び第2の受光センサ7、8の出力は差動増幅回路20に入力され、両センサ7、8の出力信号の差が差動増幅回路20からコンパレ−タ21に出力される。コンパレ−タ21には所定のしきい値が設定されており、このしきい値と差動増幅回路20の出力とがコンパレ−タ21によって比較される。
【0014】
また、第3の受光センサ19の検知結果は第1のタイマ−22によって遅延されたのち、コンパレ−タ21の出力とともに、第1の論理積回路24に入力される。そして、第1の論理積回路24によって、第3の受光センサ19の出力信号とコンパレ−タ21の出力信号との論理積が求められる。
【0015】
第1の論理積回路24の出力は第2の論理積回路25に入力される。また、コンパレ−タ21の出力も、第2のタイマ−23を経たのち、第2の論理積回路25に入力される。そして、第1の論理積回路24の出力とコンパレ−タ21の出力との論理積が第2の論理積回路25によって求められる。
【0016】
そして、第2の論理積回路25の出力が結果表示部26へ送られる。
つぎに、上述の判別装置1の作用を説明する。
まず、図1中に示すように、紙葉27が判別装置1に対して等速で水平移動する。紙葉27は矩形状であり、プラスチック製のセキュリティスレッド(以下、プラスチックスレッドと称する)28を有している。プラスチックスレッド28は紙葉27に漉き込まれており、紙葉27の幅方向に配向されている。さらに、プラスチックスレッド28には、例えば5.8μmの波長の光を吸収する材質が用いられている。そして、紙葉27は長手方向を進行方向(矢印A、Aで示す方向)に向けながら、略水平に搬送される。
【0017】
ここで、例えば、判別装置1を搬送機構(図示しない)と組合わせ、判別装置1を固定したまま紙葉27を移動させてもよく、また、逆に紙葉27を停止させたまま判別装置1を移動させてもよい。或いは、紙葉27と判別装置1とを互いに逆方向に移動させてもよい。
【0018】
紙葉27はフォトインタラプタ9に供給され、光源18と第3の受光センサ19との間を通過する。光源18の光は紙葉27の紙面に向けて照射される。紙葉27が光源18と第3の受光センサ19の間を通過している間、光源18の光が紙葉27によって遮られる。そして、受光センサ19の出力は、紙葉27が光源18の光を遮っている間、一定の値(図4(b)参照)を示す。
【0019】
このときの第3の受光センサ19の出力信号を利用して第1のタイマ−22が作動し、第3の受光センサ19の出力信号が遅延される。
紙葉27は分割光学系4に達し、レンズ11、13と12、14との間に進入する。分割光学系4においては赤外光17が二つに分割されており、これら赤外光17a、17bが紙葉27に平行に照射される。
【0020】
一方の赤外光17aの経路中にプラスチックスレッド28が在る際、赤外光17aは、波長が5、7μmの成分をプラスチックスレッド28によって吸収されながら、紙葉27を透過する。そして、紙葉27を透過した赤外光17aは第1の干渉フィルタ5に達する。
【0021】
また、このとき、他方の赤外光17bは紙葉27の他の部分、即ちプラスチックスレッド28を含まない部分に照射されている。そして、この赤外光17bは紙葉27を透過し、第2の干渉フィルタ6に達する。そして、波長が5、7μmの成分が干渉フィルタを通過し、第2の受光センサ8に入射する。
【0022】
両受光センサ7、8の出力信号は差動増幅回路20に送られ、両出力信号の差が取り出される。プラスチックスレッド28は紙葉27に漉き込まれているので、第1の受光センサ7の出力信号には、図3(a)に示すようにセキュリティスレッド28を表す情報と、紙葉、インク、及び、汚れ等の情報が含まれている。
【0023】
これに対し、第2の受光センサ8の出力信号には、図3(b)に示すように紙葉、インク、及び、汚れ等の情報は含まれているが、セキュリティスレッド28を表す情報が含まれていない。したがって、両出力信号の差を求めれば、プラスチックスレッド28に依存した出力が得られる。
【0024】
さらに、差動増幅回路20の出力がコンパレ−タ21に送られ、予めコンパレ−タ21に設定されたしきい値と比較される。そして、差動増幅回路20の出力がこのしきい値よりも大きければ、プラスチックスレッド28を表す信号が真であると判断され、プラスチックスレッド28が紙葉27中に存在していることが検知される。
【0025】
また、差動増幅回路20の出力がしきい値よりも小さければ、プラスチックスレッド28を表す信号が偽であると判断され、プラスチックスレッド28が紙葉27中に存在していないことが検知される。
【0026】
図4(a)は、プラスチックスレッド28が存在する場合のコンパレ−タ21の出力波形を示している。図中のタイミングt1 からタイミングt2 までの信号がプラスチックスレッド28の存在を表している。
【0027】
このコンパレ−タ21の出力は第1の論理積回路24と第2のタイマ−23とに入力される。これらのうち、第1の論理積回路24においては、第1のタイマ−23によって遅延された信号(図4(b))と、コンパレ−タ21の出力信号との論理積が計算される。
【0028】
タイマ−23の出力信号には、紙葉27の前端がフォトインタラプタ9に到達してから後端がフォトインタラプタ9を通り過ぎるまでのタイミング(t3 〜t4 が表れている。一方、コンパレ−タ21の出力信号には、プラスチックスレッド28が一方の赤外光17aの照射位置に到達してから通り過ぎるまでのタイミング(t1 〜t2 )が表れている。さらに、紙葉27の移動速度、及び、フォトインタラプタ9から赤外光17aの照射位置までの距離は予め知ることができる。
【0029】
したがって、第1の論理積回路24の出力波形(図4(c))、紙葉27の移動速度、及び、フォトインタラプタ9から赤外光17aの照射位置までの距離を基にして、プラスチックスレッド28が紙葉27のどこに配置されているのかということを検知することができる。
【0030】
前記第2のタイマ−23は、コンパレ−タ21の出力信号を遅延して第2の論理積回路25へ出力する。第2の論理積回路25には、第2のタイマ−23の出力信号(図4(a)と同様)と第1の論理積回路24の出力信号(図4(c))とが入力される。そして、両出力信号の論理積が計算され、プラスチックスレッド28の幅が検知される。
【0031】
そして、第2の論理積回路25の出力が結果表示部26へ送られ、結果表示部26において、紙葉27の良否が表示される。
すなわち、上述のような判別装置1においては、赤外光17a、17bが紙葉27のプラスチックスレッド28が存在している部位と存在していない部位とに照射される。さらに、紙葉27を透過した両赤外光17a、17bの差を基にしてプラスチックスレッド28の有無が判断される。
【0032】
したがって、プラスチック製のセキュリティスレッドを有する紙葉27の良否を判別することができる。
また、判別装置1においては、プラスチックスレッド28の有無、位置、及び、幅が検知される。したがって、紙葉27の良否を、プラスチックスレッド28の存在のみに頼った場合に比べて、より確実に判別することができる。
【0033】
なお、本実施例においては、赤外光17a、17bがレンズ12、14によって集光されているが、本発明はこれに限定されるものではなく、赤外光17a、17bを集光するために、例えば反射鏡を採用してもよい。
【0034】
また、本実施例では、各干渉フィルタ5、6が第1及び第2の受光センサ7、8の直前に配置されているが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば赤外光源3の直後に一つの干渉フィルタを配置してもよい。
【0035】
さらに、赤外光17を分光する手段は、干渉フィルタ5、6でなくてもよい。そして、分光の手段として、例えば回折格子やプリズムを用いてもよい。
また、本実施例では赤外光17がハ−フミラ−15によって分割されているが、これ以外に一般的な種々の分割手段を採用してもよい。さらに、例えば二つの赤外光源を用い、赤外光を分割することなく直接紙葉類に照射しても良い。
【0036】
さらに、干渉フィルタ5、6の透過光波長は5.8μmに限られない。そして、干渉フィルタの透過光波長をこれ以外の値とする場合は、プラスチックスレッド28の他の吸収波長を利用する。
【0037】
また、本実施例の判別装置1は有価証券等の良否判別にも適用可能である。また、判別装置1は、構成に変更を加えることなく、紙葉27の正損判別にも適用可能である。
そして、本発明は、要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。
【0038】
【発明の効果】
したがって本発明は、プラスチックスレッドを有する紙葉類の良否を判別し、かつ、プラスチックスレッドが紙葉類のどの位置にあるかを検知できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す概略構成図。
【図2】本発明の一実施例の信号処理部を示すブロック図。
【図3】(a)は第1の受光センサの出力波形の一例を示すグラフ、(b)は第2の受光センサの出力波形の一例を示すグラフ。
【図4】(a)はコンパレ−タの出力波形の一例を示すグラフ、(b)は第3の受光センサの出力波形の一例を示すグラフ、(c)は第1の論理輪回路の出力波形の一例を示すグラフ。
【符号の説明】
1…紙葉類良否判別装置、3…赤外光源(光源)、4…分割光学系(光学系)、7…第1の受光センサ、8…第2の受光センサ、17a、17b…赤外光、27…紙葉、28…プラスチックスレッド。

Claims (4)

  1. 幅方向に配向されているプラスチックスレッドを有する紙葉類を長手方向に搬送して、前記紙葉類の良否を判別する紙葉類良否判別装置において、上記プラスチックスレッドの吸収波長の判別光を発する光源と、上記判別光を上記紙葉類の上記プラスチックスレッドの部分とそれ以外の部分とに別々に導いて透過させる光学系と、上記紙葉類を透過した上記判別光を検出する複数の受光センサと、上記紙葉類の搬送路へ位置検出光を照射し、その位置検出光の受光の有無に基づいて上記紙葉類の位置を検出するフォトインタラプタと、上記受光センサの出力の差に基いて上記紙葉類の良否を判別し、かつ、上記フォトインタラプタの出力及び上記受光センサの出力に基づいて上記プラスチックスレッドの上記紙葉類内での位置を算出する信号処理部とを備えることを特徴とする紙葉類良否判別装置。
  2. 幅方向に配向されているプラスチックスレッドを有する紙葉類を長手方向に搬送して、前記紙葉類の良否を判別する紙葉類良否判別方法において、上記プラスチックスレッドの吸収波長の判別光を出射する出射工程と、上記判別光を上記紙葉類の上記プラスチックスレッドの部分と、それ以外の部分とにそれぞれ透過させる透過工程と、上記紙葉類を透過した上記判別光をそれぞれ受光する受光工程と、上記紙葉類の搬送路へ位置検出光を照射し、その位置検出光の受光の有無に基づいて上記紙葉類の位置を検出する紙葉類位置検出工程と、上記受光工程における各受光量の差に基いて上記紙葉類の良否を判別し、かつ、上記紙葉類の位置に基づいて上記プラスチックスレッドの上記紙葉類内での位置を算出する信号処理工程と、を備えることを特徴とする紙葉類良否判別方法。
  3. 幅方向に配向されているプラスチックスレッドを有する紙葉類を長手方向に搬送して、前記紙葉類の良否を判別する紙葉類良否判別装置において、
    所定の波長を含む光を出射する投光手段と、
    上記投光手段から出射された光を2方向に分割する光学系と、
    上記光学系により分割された上記光を各々受光する2つの受光手段と、
    上記光学系と上記受光手段を結ぶ光路を横断するように検査対象である紙葉類を搬送させる搬送手段と、
    上記各受光手段における受光量の差分を算出する手段と、
    上記差分に基づいた値を所定のしきい値と比較し、上記差分に基づいた値が上記しきい値を超えている時間を検出して上記紙葉類の良否を判別する信号処理手段と
    位置検出光を出射する位置検出光出射手段と、
    位置検出光を検出する位置検出用受光手段と、
    上記位置検出光出射手段と上記位置検出光受光手段を結ぶ光路を横断するように上記紙葉類を案内する案内手段と、
    上記位置検出用受光手段における受光の有無に基づいて上記紙葉類の位置を算出する紙葉類位置算出手段と、
    この紙葉類位置算出手段において算出された上記紙葉類の位置及び上記受光手段の出力に基づいて上記紙葉類の中の上記プラスチックスレッドの位置を算出するプラスチックスレッド位置算出手段とを備えることを特徴とする紙葉類良否判別装置。
  4. 幅方向に配向されているプラスチックスレッドを有する紙葉類を長手方向に搬送して、前記紙葉類の良否を判別する紙葉類良否判別方法において、
    投光手段から上記プラスチックスレッドの吸収波長を含む光を出射させる出射工程と、
    上記光を2方向に分割した後、複数の受光手段を用いて分割された上記光を各々受光する受光工程と、
    上記分割による2つの光路を横断するように上記紙葉類を搬送させる搬送工程と、
    上記紙葉類の搬送中に上記各受光手段により受光される受光量の差分を算出する算出工程と、
    算出された上記差分に基づいた値と所定のしきい値を比較し、上記差分に基づいた値が上記しきい値を超えている時間を検出する検出工程と、
    上記検出工程により検出された上記時間に基づいて、上記紙葉類の良否を判別する信号処理工程と
    位置検出光を出射させる位置検出光出射工程と、
    位置検出光を検出する位置検出用受光工程と、
    上記位置検出光出射工程と上記位置検出光受光工程を結ぶ光路を横断するように上記紙葉類を案内する案内工程と、
    上記位置検出用受光工程における受光の有無に基づいて上記紙葉類の位置を算出する紙葉類位置算出工程と、
    この紙葉類位置算出工程において算出された上記紙葉類の位置及び上記受光手段に基づいて上記紙葉類の中の上記プラスチックスレッドの位置を算出するプラスチックスレッド位置算出工程とを備えることを特徴とする紙葉類良否判別方法。
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