JP3114212B2 - 電動車の手押し安全装置 - Google Patents
電動車の手押し安全装置Info
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/60—Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
- Y02T10/72—Electric energy management in electromobility
Landscapes
- Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
Description
車に関するものであって、更に、詳しくはこの電動車を
動力を用いないで手押しする場合の安全装置に関するも
のである。
は運転操作を簡単化する為に、走行速度を指令するアク
セルレバーのニュートラル位置への操作時、即ち、停止
操作に連動してモータ駆動回路を閉回路に切替えて発電
制動を行い、又、モータ軸に取付けられる電磁ブレーキ
を作動させる等の制動手段を講じ、坂道においても他の
手動ブレーキ等を操作することなく停止可能に構成して
いる。
う場合には、上記制動手段の存在により走行が事実上不
可能なものである。この為、従来手押し走行手段とし
て、車輪を駆動するギヤボックスの伝動系終端にクラッ
チを設けモータや電磁ブレーキとの伝動関係を断つ構成
のものや、実開平1−157501号公報に記載されて
いる様に、モータ制動を行う閉回路を開放する手動スイ
ッチを設けるもの等が存在する。
あっては、制動停止手段が解除される為手押し運転が軽
い力で行えるが、反面、坂道等で手押し運転を行うと電
動車の重量加速により、この坂道を電動車が暴走して非
常に危険であり、又、操縦者によっては、下り坂を動力
を用いず、上記制動停止手段を解除して手押し状態で車
輪の転動により走行するという誤った使用を行う者もあ
り、この場合にも重量加速により非常に高速となり、手
動ブレーキを用いても極めて危険なものであった。この
発明は、上記の如き欠点を解消し、容易に手押し運転が
可能であると共に、この手押し運転の安全性をも確保し
ようとするものである。
の駆動と発電制動を制御するモータ制御手段と、停止操
作時にモータ(1)の回転を制動停止する電磁ブレーキ
制御手段と、電動車の走行速度を検出する速度検出手段
とを設ける電動車に手押し切替スイッチ(2)を設け、
該手押し切替スイッチ(2)の接続により電磁ブレーキ
(17)を解放し更にモータ制御手段によりモータ
(1)の発電制動を解除するとともに、前記走行速度検
出手段により検出される手押し走行速度と設定される安
全速度を比較しこの手押し走行速度が安全速度以上にな
るとモータ制御手段により発電制動を作用させて制動力
を付与してなる電動車の手押し安全装置の構成とする。
キ制御手段により電磁ブレーキ17が作動しモータ1に
制動力を付与し電動車を停止状態に維持する。手押運転
を行う際には、手押切替スイッチ2を接続すると、電磁
ブレーキ制御手段が作動されてモータ1へ制動力を付与
する電磁ブレーキ17が解放されるとともに、モータ制
御手段によりモータ1の発電制動が解除される。従っ
て、電動車は軽い力で手押可能状態となる。
車はその重量により加速されながら転動し暴走状態とな
ることがある。この場合には速度検出手段により電動車
の手押し走行速度が検出され、この検出される手押し走
行速度と設定される安全速度が比較手段により比較さ
れ、走行速度が安全速度以上になったと判断されると、
モータ制御手段により発電制動を作用させてモータ1に
制動力を付与して電動車を減速、又は停止させる。又、
この手押し運転状態で例えば下り坂を乗車運転を行う等
誤った使用を行った場合にも、上記速度検出手段と、モ
ータ制御手段等により走行が制御され安全である。
るから、停止操作時には他の手動ブレーキ等を操作する
必要なく電磁ブレーキ制御手段が働き電動車を制動停止
させることができ運転操作が簡単であり、又、手押し切
替スイッチ2の接続により電磁ブレーキ17が解放さ
れ、更に、モータ制御手段により発電制動が解除され軽
い力で手押し運転が可能である。又、この手押し運転時
に、坂道等で重量加速により電動車が暴走した場合等に
は、速度検出手段により検出される手押し速度と設定さ
れる安全速度とを比較し、検出される手押し走行速度が
設定される安全速度以上になるとモータ制御手段により
発電制動を作用させ電動車に制動力を付与し、減速又は
停止させることができ安全性の高いものである。
あって、まず、手押切替スイッチ2を除く他の構成につ
いて説明すると、図2は入力手段及び制御手段の接続状
態を示すブロック図であって、3は中央演算装置として
のCPU、4は電源スイッチであり、該電源スイッチ4
の接続によりバッテリ5の電流を制御回路(イ)と駆動
回路(ロ)へ供給可能に構成してある。
にはアクセルレバーによって回動調節される可変抵抗器
によって構成され、その出力電圧をCPU3へ入力す
る。なお、アクセルレバーを離した際に自動復帰される
ニュートラル位置に対応する速度指令信号発生器6の出
力電圧を停止指令電圧に設定してある。7は変速スイッ
チであって、高・中・低速の三段階の速度を選択してC
PU6へ入力する。
により検出しCPU3へ入力して演算処理し、バッテリ
残量を5連のLEDからなるバッテリメータ9により表
示する。電動車の車輪を駆動するモータ1は、前後進切
替リレー10を介してバッテリ5へ接続され、又、前後
進切替リレー10は前進指令回路11及び後進指令回路
12によってCPU3に接続してある。
信号発生器6から入力されCPU3によって演算処理さ
れて出力される駆動パルス15によって駆動され、バッ
テリ5からの電流をモータ駆動回路14へ供給する。1
5は制動トランジスタであって、同じくCPU3から出
力される制動パルスによって駆動されモータ駆動回路1
4を閉回路に構成して発電制動作用を働かせるものであ
り、これらによってモータ制御手段を構成してある。
器であって、CPU3から指令されるニュートラルパル
ス時、即ち、モータ1の惰性回転時該モータ1によって
発生する電圧を測定し、A/D変換器を介してCPU3
へ入力し走行速度を演算するものである。尚、ニュート
ラルパルスは例えば50ステップのパルス編成列の終端
に数パルス出力させてある。
中は通電により制動を解除し停止中はバネ力により復帰
してモータ軸に制動力を付与する。18は温度センサで
あって、制御部、特に駆動トランジスタ13近傍の温度
を測定してA/D変換器を介してCPU3へ入力し、温
度上昇時にモータ1への供給電流を制限、又は停止させ
モータ1及び制御部を保護する。電流検出器19はモー
タ駆動回路14中に設けられ、モータ1への供給電流を
検出し、A/D検出器を介してCPU3へ入力し、負荷
状態を検出するものである。
作により速度指令信号発生器6の指令電圧がA/D変換
器を介してCPU3へ入力されると、その指令値に応じ
てCPU3から所定の割合の駆動パルスと制動パルスと
ニュートラスパルスが出力され、駆動パルスにより駆動
トランジスタ13が駆動されバッテリ5から供給される
電流をモータ1へ印加して走行を開始する。又、この走
行開始と同時にニュートラルパルス時のモータ1の惰性
回転によって生じる電圧を回転数検出器16によって検
出し、この検出値をA/D変換器を介してCPU3へ入
力して走行速度を演算し、この走行速度と指令速度とを
比較し、その差に応じて駆動パルスの割合であるデュー
ティ比を変更し指令速度にて走行する。なお、モータ駆
動回路14を閉回路に構成し発電制動を行う制動パルス
は、特に法定速度が6km/Hと決められている電動車
椅子にあって、下り坂走行時の重力加速を防止する為
に、又、一定速度走行の為に重要なものである。
大きく、従って検出される実速度が低下する為、上記指
令速度との比較によって駆動パルスの割合であるデュー
ティ比を徐々に高め、最終的にはニュートラルパルスを
除く全てを駆動パルスとなし、更に、この状態でモータ
負荷により大電流が供給消費される。この状態を長く続
けると制御機器やモータ1が熱等により破損する恐れが
あり、従って、これを防止する目的で設定される電流制
限値に達すると、電流検出器19が検出すると共にA/
D変換器を介してCPU3へ入力し、該CPU3から出
力される駆動パルスの割合であるデューティ比を下げて
供給電流を電流制限値以下に抑制する。
ラル位置に戻すと、速度指令信号発生器6から停止指令
電圧が出力され、この指令に基づいて、CPU3から徐
々に駆動パルスを減少させ逆に制動パルスを増加させる
スローストップ制御手段が出力され、従って電動車は徐
々に減速されると共に、停止指令電圧が出力されて一定
時間後に電磁ブレーキ17への通電を断ち、モータ軸に
制動力を付与し、電動車を確実に停止させる。
装置について説明すると、手押し切替スイッチ2はその
接続によりCPU3へ手押し切替信号を送り、この信号
が入力されると図1のフローチャートに示す如くCPU
3は上述した通常の走行制御モードから手押し制御モー
ドへ切替えられる。この手押し制御モードへの切替えに
より、CPU3から電磁ブレーキ制御手段の作動指令が
出力され、即ち、電磁ブレーキ17へ通電され、該電磁
ブレーキ17の制動作用が解除される為電動車は軽い力
で手押し可能な状態となる。又、該手押し制御モードへ
の切替えにより、CPU3から出力されるパルス編成列
の全てのステップをニュートラルパルスとして出力し、
駆動パルス及び制動パルスは出力されない。従って、モ
ータ1は発電制動も解除され、更に軽い力で手押し可能
になる。
手押し走行速度は、速度検出手段、即ち、電動車の転動
に伴うモータ1の回転によって生じる電圧を回転数検出
器16で検出し、この検出値をA/D変換器を介してC
PU3へ入力して演算することによって検出される。こ
の検出される手押し走行速度が設定される安全速度より
も早くなると、CPU3内の比較手段により比較判断し
て、モータ制御手段を作用させて電動車に制動力を付与
する。即ち、手押し走行速度が安全速度よりも早くなる
とその程度に応じて、モータ制御手段によりCPU3か
ら制動パルスが出力され、モータ駆動回路14を閉回路
に構成し発電制動により制動作用を行い安全速度以下で
走行を行う。
よりも早くなった場合、これを暴走等の非常時として判
断し、停止制御を行ってもよい。この場合は、前述の通
常走行制御時の停止制御と同じくスローストップ手段と
電磁ブレーキ17を併用することが考えられる。又、制
動停止手段の他の例としては、電磁ブレーキ17に換え
て前後進切替リレー10の各リレーを切替え、該リレー
とモータ1との間で閉回路を構成し、発電制動による制
動停止を行ってもよい。又、上述の実施例では、CPU
3の起動を電源スイッチ4によって行わせているが、手
押し切替スイッチ2の接続によって行う様構成してもよ
い。
Claims (1)
- 【請求項1】 車輪駆動用モータ(1)の駆動と発電制
動を制御するモータ制御手段と、停止操作時にモータ
(1)の回転を制動停止する電磁ブレーキ制御手段と、
電動車の走行速度を検出する速度検出手段とを設ける電
動車に手押し切替スイッチ(2)を設け、該手押し切替
スイッチ(2)の接続により電磁ブレーキ(17)を解
放し更にモータ制御手段によりモータ(1)の発電制動
を解除するとともに、前記走行速度検出手段により検出
される手押し走行速度と設定される安全速度を比較しこ
の手押し走行速度が安全速度以上になるとモータ制御手
段により発電制動を作用させて制動力を付与してなる電
動車の手押し安全装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03033576A JP3114212B2 (ja) | 1991-02-01 | 1991-02-01 | 電動車の手押し安全装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03033576A JP3114212B2 (ja) | 1991-02-01 | 1991-02-01 | 電動車の手押し安全装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04255402A JPH04255402A (ja) | 1992-09-10 |
JP3114212B2 true JP3114212B2 (ja) | 2000-12-04 |
Family
ID=12390361
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03033576A Expired - Lifetime JP3114212B2 (ja) | 1991-02-01 | 1991-02-01 | 電動車の手押し安全装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3114212B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4505694B2 (ja) * | 2000-01-19 | 2010-07-21 | 株式会社アテックス | 電動車の手押し制御装置 |
JP5720320B2 (ja) * | 2011-03-10 | 2015-05-20 | 株式会社アテックス | 電動車 |
JP5442899B1 (ja) * | 2013-08-11 | 2014-03-12 | 俊之介 島野 | 乳母車又は介護用車両の安全システム |
-
1991
- 1991-02-01 JP JP03033576A patent/JP3114212B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04255402A (ja) | 1992-09-10 |
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