JP3114207B2 - トラクタの操向装置 - Google Patents

トラクタの操向装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、トラクタの操向装置
に関し、前後略同径の操舵車輪を確実正確に操舵方向に
操作しようとする構成に係るものである。
【0002】
【従来の技術、及び発明が解決しようとする課題】トラ
クタのステアリングハンドルの操作によって操向車輪を
操向する形態として、オービットロールや操向シリンダ
等を有した操向油圧回路を設けるものがあるが、前後略
同径の操舵車輪を確実正確に操舵方向に操作しようとす
る場合、操舵アクチュエータの取付け部や左右車輪間を
連動連結するタイロッド取付け部等の位置により、車輪
がもぐりやすい軟弱な泥濘地走行での操舵では、操向軸
ハウジング部廻りで操舵リンク類がたわんで操舵が的確
に伝達でき難い不具合を生じていた。
【0003】
【課題を解決するための手段】この発明は、アクスルハ
ウジング1の側方に上下方向の操向軸2を内装する操向
軸ハウジング16を取付け、この操向軸ハウジング16
下端部には車輪3を軸装4するファイナルケース5を、
上端部には側方突設する支持アーム8を有する支持キヤ
ップ9を夫れ夫れ操向軸2心上に操向回動自在に取り付
け、さらに、ファイナルケース5上部と操向軸ハウジン
グ16上部の支持アーム8アーム本体17を介して
上下連結して成るものであって、アーム本体17の下方
側にナックルアーム20を、アーム本体17の上方側に
操向アーム7を設けたことを特徴とするトラクタの操向
装置を主要構成とし、該主要構成を前後アクスルハウジ
ングに同時に折り込んだ次に示す構成である、前後の
クスルハウジング1,40夫々の少なくともいずれか一
側方に上下方向の操向軸2を夫々内装する前又は後の操
向軸ハウジング16,42を取付け、この前又は後の操
向軸ハウジング16,42下端部には前後車輪3,41
を軸装4するファイナルケース5,43を、上端部には
側方突設する支持アーム8を有する支持キヤップ9を夫
れ夫れ操向軸2心上に操向回動自在に取り付け、さら
に、ファイナルケース5,43上部と操向軸ハウジング
16,42上部の支持アーム8アーム本体17,4
5を介して上下連結して成るものであって、アーム本体
17,45の下方側にナックルアーム20,47を、ア
ーム本体17,45の上方側に操向アーム7,46を設
けたことを特徴とするトラクタの操向装置としたり、さ
らに、両構成何れかに付加する、アーム本体17中間部
を操向軸ハウジング16の外側に略沿った所定間隙で上
下方向に延出させ、車輪3上端のトレッド部は該アーム
本体17の外側上方近傍まで接近させ、操向軸ハウジン
グ16上端部に取り付けた支持キヤップ9の操向軸2心
上には、操向角を検出する操向センサ10を位置させて
アクスルハウジング1に取付けた構成を特徴としたもの
である。
【0004】
【作用、及び発明の効果】第1項で示す発明は、アーム
本体17の下方をアクスルハウジング1に一体に取り付
けられた操向軸ハウジング16下端部に回動自在に取り
付けたファイナルケース5で支持し、アーム本体17の
上方を操向軸ハウジング16上端部に回動自在に取り付
けた支持キヤップ9の支持アーム8で支持しているか
ら、アーム本体17が両持ち支持となり、ステアリング
ハンドルの操向操作によって、操向アクチュエータが伸
縮制御され、アーム本体17の上方に設けられた操向ア
ーム7がアクスルハウジング1の左又は側端部にお
ける上下方向の操向軸2の回りに操向回動される。これ
によって、この操向アーム7と一体に連結されたファイ
ナルケース5が操向軸ハウジング16下端部にあっても
上下でたわむことなく容易に確実に回動されて一方の
輪3が操向変更される。また、図3で示すようにアーム
本体17の下方に設けられたナックルアーム20と他の
車輪3側に設けられるナックルアーム21間を連結する
タイロッドを介して他方の車輪3も同時に同方向に操舵
される。そして、操向アーム7とナックルアーム20を
上下に離した構成としていることにより、操向アクチュ
エータとタイロッドの位置も上下に離れるから、両部材
が操向操作によって干渉する恐れが無い。 また、第2項
で示す発明は、前後のアクスルハウジング1,40夫々
の少なくとも何れか一側方に設けるアーム本体17,4
5に、操向アーム7とナックルアーム20を上下に離し
た構成としていることにより、前後略同形状の車輪3,
41とした、それらの操向アクチュエータとタイロッド
の位置も上下に離すことができ、両部材が操向操作によ
って干渉する恐れが無くなると共に、操向アクチュエー
タを機体の一側方に集めることが容易に行なえる。これ
は、操向アクチュエータの設置個所が集まるから点検を
簡単に行なえる。 さらに、第3項で示す発明は、アーム
本体17中間部を操向軸ハウジング16の外側に略沿っ
た所定間隙で上下方向に延出させ、車輪3上端のトレッ
ド部は該アーム本体17の外側上方近傍まで接近させ、
操向軸ハウジング16上端部に取り付けた支持キヤップ
9の操向軸2心上には、操向角を検出する操向センサ1
0を位置させてアクスルハウジング1に取付けた構成と
したので、操向アクチュエ ータで操舵するのと同時に操
向アーム7の上端部の支持アーム8が、支持キヤップ9
を中心に回動されて、この支持キヤップ9上の操向セン
サ10による回動角度を検出させる。
【0005】このように操向センサ10は、アクスルハ
ウジング1または40の左右一側端部の操向軸2の軸心
上において、このアクスルハウジング1に取り付けられ
ている。また操向アーム7は、アクスルハウジング1
たは40に対して回動自在な支持キヤップ9の支持アー
ム8に上部を取付けられ、下部をファイナルケース5に
取り付けられているから、ファイナルケース5支持
ヤップ9とによって、操向軸2の上下から挾持するよう
にして、操向回動自在に支持するものであるから、少な
くとも一側方の車輪3または41の操向回動が狂い難く
安定させることができ、このような支持キヤップ9上に
設けられた操向センサ10の検出を正確に維持できるも
のである。
【0006】
【実施例】図例において、前車輪3の操向を例に説明す
る。車体の縦フレーム11の前端部にフロントアクスル
ブラケット12を連結し、このフロントアクスルブラケ
ット12の下側に、前側のピボットメタル13と後側の
ミッションケース14との間のセンサピボット15を中
心に上下揺動自在のフロントアクスルハウジング1を装
着している。
【0007】フロントアクスルハウジング1は、左右両
端部に上下方向の操向軸2を内装する操向軸ハウジング
16を着脱自在に設け、この操向軸ハウジング16の下
端部にファイナルケース5を、該操向軸2回りに操向回
動自在にして装着する。ファイナルケース5には前車軸
4が軸装されて外側に前車輪3を取付ける。又、このフ
ァイナルケース5の少なくとも一方に取り付ける操向ア
ーム7は、該操向軸ハウジング16の外側に沿うアーム
本体17の中間部から前後方向へ突出されている。該ア
ーム本体17の上端部は操向軸ハウジング16の中心部
である操向軸2の軸心延長線上に向けて突出する支持ア
ーム8にボルト68で取付けられている。さらに、この
支持アーム8の下側に支持キヤップ9を一体成形状に下
方突設している。
【0008】該操向ハウジング16内には、上下方向
の操向軸2を軸支すると共に、上端部には、この操向軸
2と同軸回り軸穴18を形成し、この軸穴18内に回動
自在に該支持キヤップ9を嵌合する。これによって、フ
ァイナルケース5は、これら操向アーム7等と共に、こ
の支持キヤップ9部を中心に操向回動自在である。左右
のファイナルケース5には、タイロッド19を連結する
ためのナックルアーム20,21を取付けるが、これら
ナックルアーム20,21は、アーム本体17とファイ
ナルケース5との間に挾持するように取付けている。こ
の左右のアーム本体17には、共に操向アーム7を形成
しておき、操向形態によって左右いずれかの選択により
操向シリンダ6を連結する構成とするもよく、又、左右
いずれか片側のアーム本体17にのみ操向アーム7を形
成するもよい。又、アーム本体17は、操向アーム7や
ナックルアーム20,21等を一体的に成形するもよ
い。
【0009】操向センサ10は、ポテンショメータから
なり、このセンサ軸22を操向軸2の軸心上に一致させ
て、支持キヤップ9上に位置させると共に、このセンサ
10から横方向へ突出する固定アーム23を操向軸ハウ
ジング16の上端部にボルト24で締め付けて固定し、
該センサ軸22から横方向へ突出するセンサアーム71
をアーム本体17の上端部に対して固定ピン25で固定
する。このようにして、固定アーム23により、操向軸
ハウジング16側に固定された操向センサ10に対し
て、操向アーム7側のアーム本体17及びセンサアーム
71と共にセンサ軸22が回動されることによって、操
向角度を検出できる構成としている。
【0010】操向シリンダ6は、複動形態で、ピストン
ロッド26を一端側にのみ突出する片ロッド形態で、操
向シリンダ6側をフロントアクスルブラケット12の横
フレーム27にブラケット28で取付け、又、ピストン
ロッド26の先端部を操向アーム7に対して連結し、こ
の操向シリンダ6を油圧によって伸縮制御することによ
り、操向アーム7を回動し、前車輪3の操向を行うもの
である。
【0011】フロントアクスルブラケット12の前端部
には、上部に搭載するエンジンEから排出される排気ガ
スを案内するマフラー29を設け、このマフラー29の
外周部を覆うマフラカバー30と、後側のフロントアク
スルハウジング1との間に、前記操向シリンダ6を位置
させて、しかも、この操向シリンダ6がこれらマフラカ
バー30及びフロントアクスルハウジング1の下限位置
から下方へ突出しないように設けている。
【0012】縦フレーム11の前端部上でエンジンE上
を覆うボンネット31後端部にステアリングポスト32
を設け、上端部のステアリングハンドル33によって回
動されるステアリング軸34にはオービットロール35
を設け、このオービットロール35による操向油圧回路
36を経て、前記操向シリンダ6へ油圧を送り操向制御
する構成としている。
【0013】縦フレーム11の前端部には、エンジンE
からベルト37伝動されて、変速装置等伝動ギヤや、走
行軸38、動力取出連動軸39等を前後方向に向けて軸
装するミッションケース14が設けられ、この走行軸3
8の前端部は、フロントアクスルハウジング1の中央部
に内装の差動ギヤに連動し、この差動ギヤから左右のフ
ロントアクスルハウジング1内の車軸を経て、前記操向
軸2へ連動し、この操向軸2から前車軸4を連動する。
【0014】縦フレーム11の後部に設けたリヤアクス
ルハウジング40は、ほぼフロントアクスルハウジング
1と同様の構成として、左右両端の後車輪41を操向自
在に設けている。従って、この後車輪41のリヤアクス
ルハウジング40の左右両端部の操向軸ハウジング4
2、操向軸、ファイナルケース43、後車軸44等の構
成、及びこれらに関係するアーム本体45、このアーム
本体45に一体的に成形される操向アーム46、又、ア
ーム本体45上端部に取付ける支持アームや、支持キャ
ップ、下端部に取付けるナックルアーム47,48等の
関連構成もほぼ同様である。
【0015】ただ、操向アーム46が前方へ突出してい
るのに対して、ナックルアーム47,48は後方へ向け
て突出させているが、これら、アーム本体45は、アー
ム本体17と、又、ナックルアーム47,48は、ナッ
クルアーム20,21と同様の形態に形成しておけば、
ナックルアーム20,21を左右を振換えて使用すれ
ば、後車輪41用のナックルアーム47,48として利
用できる。
【0016】又、操向シリンダ49も、前車輪3用の操
向シリンダと同じ規格のものを用いると良く、左右縦
フレーム11間を連結する横フレーム50に対して、操
向シリンダ49の先端部をブラケット51で取付ける。
又、このピストンロッド52の先端部は該操向アーム4
6に連結する。左右のナックルアーム47間はタイロッ
ド52で連結している。
【0017】又、後車輪41の操向に操向センサを必要
とする場合は、前車輪3の操向による場合と同様にし
て、操向アーム46側の操向軸及び支持キャップの上方
に位置して、前記操向センサ10と同様に装着すればよ
い。69はフロア取付ブラケット、70はフロアであ
る。前車輪3、及び後車輪41等のトレッド変更する場
合は、フロントアクスルハウジング1の両端部と、これ
に取付ける操向軸ハウジング16との間、及び、リヤア
クスルハウジング40の両端部と、これに取付ける操向
軸ハウジング42との間に、適宜長のスペーサケースを
介装することにより変更調節する構成とする。この場
合、各アクスルハウジング1及び40内の車軸を長短に
変更し、又、タイロッド19,52も長短に変更し、操
向シリンダ6,49の取付位置も変更する。この操向シ
リンダ6,49の取付位置の変更のためには、横フレー
ム27,50に対するブラケット28,51の取付のた
めの取付孔53等を予め設けておけば、これらブラケッ
ト28,51等の着け換を簡単化することができる。な
お、この取付孔53はテーパー形態の孔として、取付ピ
ン54をもテーパー形態として、両者の挿通状態では、
位置決めを正確に行わせるようにすることによって、操
向センサ10等の誤差も少くなり、正確な操向を維持で
きる。
【0018】なお、リヤアクスルハウジング40内の差
動ギヤは、前記ミッションケース14の走行軸38から
連動軸55によって連動されて、後車輪41が駆動され
る。動力取出連動軸39は、連動軸56によって、操縦
席57の下側に位置する動力取出伝動ケース58内の伝
動装置へ連動し、この伝動装置で変速可能にして動力取
出軸59を連動する。又、リヤアクスルハウジング40
にはリフトアーム60を昇降自在に連結72し、縦フレ
ーム11の後端部に沿って設けるリフトシリンダ61の
油圧回路62からの油圧によって昇降でき、後端に連結
する作業装置を昇降することができる。63は、この油
圧回路62の油圧ポンプ、64は昇降制御弁である。
【0019】後車輪41の操向のための左右ナックルア
ーム47,48は、後方へ突出され、リフトアーム60
が下降した位置では、この下降下限位置では邪魔になら
ないように設定される。又、操向シリンダ6,49等に
は、シリンダの横フレーム11,50に対する連結部材
66を、操向シリンダ6に螺合させて伸縮調節できる構
成とし、ナット67で締付固定することにより、操向シ
リンダ6,49の長さの微調整を行うことができる。
【0020】前記オービットロール35は、操向油圧回
路36にあって、油圧ポンプ65によって油圧が送ら
れ、前輪操向弁Aと、後輪操向弁Bとがソレノイドバル
ブとして、マイクロコンピュータを有するコントローラ
から出力される構成としている。このコントローラに
は、前記の操向センサ10はもとより、ステアリングハ
ンドル33の操向角度を検出するステアリングセンサ、
更には操向形態を選択指定する操向モードスイッチ等を
設けて入力し、指定された操向モードに従って、ステア
リングセンサがステアリングハンドル33の所定切角を
検出すると、オービットロール35を経る油圧が所定の
操向シリンダ6、又は49へ送られて操向される。この
車輪3,41の操向角は操向センサ10で検出されコン
トローラに入力されて操向弁A,Bをフィードバック制
御することにより、ステアリングハンドル33で操作さ
れた所定の操向を行うものである。
【0021】操向モードとしては、前車輪3のみの操
向、後車輪41のみの操向、前車輪3と後車輪41とを
連動操向する等の形態がある。
【図面の簡単な説明】
図はこの発明の一実施例を示す。
【図1】前車輪の操向軸ハウジング部の一部破断せる正
面図。
【図2】図1の平面図。
【図3】前車輪の操向装置部の平面図。
【図4】図3の一部の側面図。
【図5】後車輪の操向装置部の平面図。
【図6】図5の一部の側面図。
【図7】トラクタ全体の側面図。
【図8】トラクタフレーム一部の平面図。
【図9】図8の側面図。
【図10】油圧回路図。
【符号の説明】
1 アクスルハウジング 2 操向軸 3 車輪 4 軸装 5 ファイナルケース 6 操向シリンダ 7 操向アーム 8 支持アーム 9 支持キャップ 10 操向センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松岡 実 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農 機株式会社 技術部内 (72)発明者 宮内 康弘 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農 機株式会社 技術部内 審査官 藤井 昇 (56)参考文献 特開 平2−102813(JP,A) 特開 平2−254069(JP,A) 実開 昭64−48303(JP,U) 実開 平2−35807(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B62D 7/08 - 7/20 B62D 15/02 B62D 5/06

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アクスルハウジング1の側方に上下方向
    操向軸2を内装する操向軸ハウジング16を取付け、
    この操向軸ハウジング16下端部には車輪3を軸装4す
    るファイナルケース5を、上端部には側方突設する支持
    アーム8を有する支持キヤップ9を夫れ夫れ操向軸2心
    上に操向回動自在に取り付け、さらに、ファイナルケー
    ス5上部と操向軸ハウジング16上部の支持アーム8
    アーム本体17を介して上下連結して成るものであっ
    て、アーム本体17の下方側にナックルアーム20を、
    アーム本体17の上方側に操向アーム7を設けたことを
    特徴とするトラクタの操向装置。
  2. 【請求項2】 前後のアクスルハウジング1,40夫々
    の少なくとも何れか一側方に上下方向の操向軸2を夫々
    内装する前又は後の操向軸ハウジング16,42を取付
    け、この前又は後の操向軸ハウジング16,42下端部
    には前後車輪3,41を軸装4するファイナルケース
    ,43を、上端部には側方突設する支持アーム8を有
    する支持キヤップ9を夫れ夫れ操向軸2心上に操向回動
    自在に取り付け、さらに、ファイナルケース5,43上
    部と操向軸ハウジング16,42上部の支持アーム8
    アーム本体17,45を介して上下連結して成るもの
    であって、アーム本体17,45の下方側にナックルア
    ーム20,47を、アーム本体17,45の上方側に操
    向アーム7,46を設けたことを特徴とするトラクタの
    操向装置。
  3. 【請求項3】 アーム本体17中間部を操向軸ハウジン
    グ16の外側に略沿った所定間隙で上下方向に延出さ
    せ、車輪3上端のトレッド部は該アーム本体17の外側
    上方近傍まで接近させ、操向軸ハウジング16上端部に
    取り付けた支持キヤップ9の操向軸2心上には、操向角
    を検出する操向センサ10を位置させてアクスルハウジ
    ング1に取付けたことを特徴とする請求項1又は請求項
    2記載のトラクタの操向装置。
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