JP3112943B2 - ポリ−(1,3−プロピレン−4,4−ジフェニルジカルボキシレート)の硬質分画を有する共縮合ポリエーテルエステル弾性体 - Google Patents

ポリ−(1,3−プロピレン−4,4−ジフェニルジカルボキシレート)の硬質分画を有する共縮合ポリエーテルエステル弾性体

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JP3112943B2 JP05505244A JP50524493A JP3112943B2 JP 3112943 B2 JP3112943 B2 JP 3112943B2 JP 05505244 A JP05505244 A JP 05505244A JP 50524493 A JP50524493 A JP 50524493A JP 3112943 B2 JP3112943 B2 JP 3112943B2
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 発明の分野 本発明はポリ−(酸化アルキレン)グリコールから誘
導された軟質分画を有する熱可塑性の、分画線形共縮合
ポリエーテルエステル弾性体に関するものである。より
特定的には、本発明はポリ−(1,3−プロピレン−4,4′
−ジフエニルジカルボキシレート)硬質分画を有する弾
性体に関するものである。
先行技術の記述 種々の熱可塑性の線形ポリエーテルエステル弾性体
が、高度の弾性を有する繊維の製造用に示唆されてい
る。たとえば、グリーネ(Greene)らの米国特許4,906,
729およびグリーネ(Greene)の米国特許4,937,314はこ
の種の弾性体を開示している。これらの弾性体は、弾性
体の“軟質分画”を構成する長鎖エステル単位と弾性体
の“硬質分画”を構成する短鎖エステル単位とよりなる
ものである。これらの弾性体は一般に、ポリエーテルエ
ステル弾性体の少なくとも70パーセントの量のポリ−
(酸化アルキレン)軟質分画より形成される。米国特許
4,906,729は、本件明細書中では以後“2G/T"と呼ぶポリ
−(エチレンテレフタレート)の硬質分画を有する弾性
体、“4G/T"と呼ぶポリ−(1,4−ブチレンテレフタレー
ト)を有するもの、“2G/2,6N"と呼ぶポリ−((エチレ
ン−2,6−ナフタレンカルボキシレート)を有するも
の、および“4G/2,6N"と呼ぶポリ−(1,4−ブチレン−
2,6−ナフタレンカルボキシレート)を有するものを開
示している。米国特許4,937,314は、“3G/T"と呼ぶポリ
−(1,3−プロピレンテレフタレート)の硬質分画を有
する弾性体を開示している。これらの開示された弾性体
は極めて柔軟な、高度の弾性を有する目的物の製造には
有用であるが、ジアパーレッグの弾性化を意図した繊維
またはフィルムへの、動脈組織のものに近い弾性を有す
る血管補修を意図した中空管への、またはその他の多く
の弾性物体への転化には、こわさのより小さい(すなわ
ち初期モジュラスがより低い)、脱負荷応力がより高
い、セット性がより低い弾性体が特に望ましいであろ
う。したがって、本発明の目的は、上記の諸性質の好ま
しい組合わせを有する繊維もしくはフィルムに、または
他の成形品に転化させ得る熱可塑性の線形ポリエーテル
エステルを提供することである。
発明の概要 本発明は、基本的にエステル結合を通じて頭尾結合し
た複数の繰り返し内部線形長鎖エステル単位および短鎖
エステル単位よりなる、その長鎖エステル単位が弾性体
の少なくとも83重量パーセントに達し、構造 により表され、短鎖エステル単位が弾性体の10ないし17
重量パーセントに達し、構造 上の2式において、 Rはジカルボン酸からカルボキシル基を除去したのち
に残留する二価の基であり、 Gは2.5ないし4.3の範囲の炭素対酸素モル比と1,500
ないし5,000の範囲の分子量とを有するポリ−(酸化ア
ルキレン)グリコールからヒドロキシル基を除去したの
ちに残留する二価の基であり、 Dはジオールから末端ヒドロキシル基を除去したのち
の残留する二価の基である により表される、改良された熱可塑性の分画線形共縮合
ポリエーテルエステル弾性体を提供する。本発明の改良
に従えば、二価のR基を与えるジカルボン酸は基本的に
44′−ジフエニルジカルボン酸よりなるものであり、二
価のG基を与えるグリコールは基本的にテトラヒドロフ
ランと3−メチルテトラヒドロフランとの共重合体のグ
リコールよりなるものであり、二価のD基を与えるジオ
ールは基本的に1,3−プロパンジオール(1,3−プロピレ
ングリコール)よりなるものである。好ましくは、実質
的に全ての短鎖エステル単位がポリ−(1,3−プロピレ
ン−4,4′−ジフエニルジカルボキシレート)単位であ
る。本発明はまた、繊維、フィルムおよび管の形状の共
縮合ポリエーテルエステル弾性体をも提供する。
図面の簡単な記述 本発明は、図面の図1ないし図4を参照してより良く
理解されるであろう。これらの図は、本発明に従ってポ
リ−(1,3−プロピレン−4,4′−ジフエニルジカルボキ
シレート)の硬質分画を用いて製造した、本件明細書中
で以後“3G/BB"と略称するある種の繊維の弾性を、ポリ
−(エチレン−4,4′−ジフエニルジカルボキシレー
ト)、ポリ−(1,4−ブチレン−4,4′−ジフエニルジカ
ルボキシレート)、またはポリ−(1,6−ヘキシレン−
4,4′−ジフエニルジカルボキシレート)の硬質分画を
用いて製造した、本件明細書中で以後、それぞれ“2G/B
B"、“4G/BB"および“6G/BB"と略称する繊維と比較する
棒グラフである。特に、図1は弾性体繊維の百分率セッ
ト率(低いセット率が望ましい)を比較し、図2は煮沸
練り後の初期モジュラス(低い値が望ましい)を、図3
および4は脱負荷応力(高い値が望ましい)を比較す
る。以下の実施例1および2の結果がこれらの図のデー
タを提供する。
好ましい具体例の詳細な記述 本発明は以下の好ましい具体例と実施例との記述によ
りさらに説明される。これらは単に説明の目的のために
包含されるものであって、添付した請求の範囲により定
義される本発明の範囲の限定を意図したものではない。
本発明に従えば、上の式Iに示される構造の長鎖エステ
ル単位、すなわち“軟質”分画は4,4′−ジフエニルジ
カルボン酸とポリ−(酸化アルキレン)グリコールまた
はこの種のグリコールの混合物との反応により製造す
る。これらの長鎖グリコールは、末端の(または可能な
限り末端に近い)ヒドロキシ基と1,500ないし5,000の、
好ましくは2,000ないし4,000の範囲の分子量とを有する
重合体グリコールである。
本発明における弾性体の製造に使用する長鎖グリコー
ルは、2.5ないし4.3の範囲の炭素対酸素モル比を有する
ポリ−(酸化アルキレン)グリコールである。これらの
長鎖グリコールの代表例はポリ−(酸化エチレン)グリ
コール、ポリ−(酸化1,2−プロピレン)グリコール、
ポリ−(酸化1,3−プロピレン)グリコール、ポリ−
(酸化テトラメチレン)グリコール、酸化エチレンと酸
化1,2−プロピレンとのランダム共重合体またはブロッ
ク共重合体、およびテトラヒドロフランと少量の3−メ
チルテトラヒドロフラン(グリコール中の炭素対酸素モ
ル比が約4.3を超えないように使用する)とのランダム
共重合体またはブロック共重合体である。本願において
はテトラヒドロフランと3−メチルテトラヒドロフラン
との共重合体を長鎖グリコールとして使用する場合につ
いてのみ特許を請求するが、この共重合体の3−メチル
テトラヒドロフラン含有量は通常は7ないし15重量パー
セントの範囲である。
短鎖エステル単位、すなわち“硬質分画”は、4,4′
−ジフエニルジカルボン酸と1,3−プロパンジオールと
の反応により生成するポリエステルである。弾性体に組
み入れた場合には、このポリエステルは上の式IIに示さ
れる構造の短鎖エステル繰り返し単位(硬質分画)を形
成する。通常は、本発明における弾性体の硬質分画は全
弾性体の10ないし17重量パーセントを占める。好ましく
は、この硬質分画は12ないし16パーセントの量である。
本発明に従えば、上記の短鎖エステル単位は基本的に
はポリ−(1,3−プロピレン−4,4′−ジフエニルジカル
ボキシレート)よりなるものである。本件明細書中で使
用する“基本的にはポリ−(1,3−プロピレン−4,4′−
ジフエニルジカルボキシレート)よりなる”は、短鎖エ
ステル単位の約95重量パーセントまたはそれ以上が同一
であって、ポリ−(1,3−プロピレン−4,4′−ジフエニ
ルジカルボキシレート)単位であることを意味する。他
の短鎖エステル単位(なわち5%以内の他の単位)に
は、得られる弾性体の性質に不利益な影響を与えるもの
でない限り、他の脂環状ジヒドロキシ化合物または非環
状ジヒドロキシ化合物および/または低分子量の(すな
わち約300を超えない分子量を有する)芳香族、脂肪族
または環状脂肪族のジカルボン酸のいかなる組合わせか
ら誘導されたものも可能である。好ましくは、実質的に
全ての(すなわち99−100%)短鎖エステル単位がポリ
−(1,3−プロピレン−4,4′−ジフエニルジカルボキシ
レート)のものである。
本件明細書中で使用する“ジカルボン酸”または4,
4′−ジフエニルジカルボン酸の語は、共縮合ポリエー
テルエステル重合体を形成する際のグリコールおよびジ
オールとの反応においてジカルボン酸が果たすものと実
質的に同様のものを達成する、2個の官能性カルボキシ
ル基を有する酸の同等物を包含する。この種の同等物に
はエステルおよびエステル形成性の誘導体が含まれる。
本件明細書中に記載される弾性体は、通常のエステル
交換反応から出発して便利に製造することができる。た
とえば、4,4′−ジフエニルジカルボン酸のジメチルエ
ステルを長鎖グリコール、過剰の1,3−プロパンジオー
ルおよび、所望ならば少量の枝分かれ剤とともに、触媒
の存在下に、150ないし260℃の範囲の温度で加熱するこ
とができる。エステル交換により生成するメタノールは
蒸留除去されるであろう。温度、触媒、グリコールの過
剰量および使用する特定の装置に応じて、この反応は数
分ないし数時間の内に完了させることができる。この方
法により予備重合体が得られ、これを以下に記述する方
法で分子量を増加させることができる。
前の段落の予備重合体は、他の公知のエステル化方法
またはエステル交換方法により製造することもできる。
たとえば、長鎖グリコールは高分子量の、または低分子
量の短鎖エステル単独重合体または共重合体と、触媒の
存在下にランダム化が起きるまで反応させることができ
る。短鎖エステルの単独重合体または共重合体も、遊離
の酸とジオールの酢酸エステルとからのエステル交換に
より製造することができる。これに替えて、短鎖エステ
ル重合体を適当な酸、酸無水物、または酸塩化物から、
たとえばジオールとの直接エステル化により製造するこ
ともできる。他の適当な方法には、酸と環状エーテルま
たはカーボネートとの反応が含まれる。この予備重合体
はまた、長鎖グリコールの存在下におけるこれらの反応
により製造することもできる。
前の段落に記述した予備重合体は、公知の縮重合方法
で過剰の1,3−プロパンジオールを蒸留してより大きな
分子量に高めることができる。この縮重合または蒸留の
間に負荷的なエステル交換が起きる。蒸留は分子量を増
加させ、共重合体単位の配列をランダム化する。最良の
結果は通常、最終的な蒸留または縮重合を水銀柱5mm以
下の圧力、220−260℃の温度で6時間以内(たとえば通
常の酸化防止剤の存在下に0.5ないし5時間)行う場合
に得られる。最も実際的な重合技術は、重合反応を完了
させるためのエステル交換に依存する。熱分解が生ずる
恐れのある高温における過度に長い時間を避けるために
は、エステル交換反応において触媒を使用することがで
きる。
所望ならば、枝分かれ剤、たとえばヘーシェレ(Hoes
chele)の米国特許4,205,158のカラム3、35ないし66行
に開示されたものを重合混合物に含有させることができ
る。
エステル交換重合は一般に、いかなる溶媒も使用する
ことなく熔融状態で行われるが、不活性溶媒を使用して
重合混合物からの揮発性成分の除去を容易にすることも
できる。この技術は、直接エステル化による予備重合体
の製造に特に有用である。予備重合体の縮重合も、固体
予備重合体の粒子を真空中で、または不活性気体流中で
加熱して低分子量のジオールを遊離させ、除去すること
により、固相で行うことができる。
上記の方法は、バッチ方式でも連続法でも実行するこ
とができる。予備重合体とのエステル交換による連続重
合に好ましい方法は、確立した商業的な工程である。
公知の技術により通常の添加剤を本発明記載の弾性体
に組み入れることができる。この種の添加剤には酸化防
止剤、紫外光安定剤、無機充填剤、顔料等が含まれる。
本発明に従えば、本件弾性体中の硬質分画の重量パー
セントは10ないし17%の、好ましくは12ないし16%の範
囲である。
硬質分画の軟質分画に対するモル比は一般に、0.9な
いし1.2の範囲である。この比率が0.9以下である場合に
は弾性体は通常、粘り強さが望ましないほど低く、結晶
化が遅いが、この比率が増加するにつれて、均一な材料
の合成がますます困難になる。1.2以上の比率では、重
合中にしばしば“二相分離”が起こり、得られる重合体
は硬質分画の高融点のオリゴマーブロックの別個の相を
含有し、所望の性質が失われる。加工性と望ましい性質
との最良のバランスは、0.9ないし1.1の範囲の硬質分画
対軟質分画モル比を有する本発明記載の弾性体で得られ
る。以下の実施例の重合体の製造には好ましい範囲を使
用する。
試験方法 先行する議論で述べた、また以下の実施例で述べる種
々の特徴および性質は、以下の試験方法により測定し
た。
固有粘性IVはソレンセン(W.R.Sorenson)およびキャ
ンベル(T.W.Campbell),“重合体化学の製造方法(Pr
eparative Methods of Polymer Chemistry)",インター
サイエンス出版(Interscience Publishers),第2版
(1968)44ページに従って、グラムあたりのデシリット
ル数(dl/g)で測定する。0.5グラムの重合体を30℃で1
00mlのm−クレゾールに溶解させた溶液を使用する。各
実施例においては、紡績突起から初期に放出された細線
から固有粘性測定用の試料を採取した。
重合体中の硬質分画の濃度は以下の式により計算し
た。
%HS=重量パーセント硬質分画= 100(Mhs)[(w1/m1)−(w2/M2)] (Mhs)[(w1/M1)−(w2/H2)]+(Mss)(w2/M2) 式中、 wは重量であり、 Mは分子量であり、 下付き文字 hsは硬質分画(短鎖エステル)に関するものであり、 ssは軟質分画(長鎖エステル)に関するものであり、 1は出発原料4,4′−ジフエニルジカルボン酸のジメ
チルエステルに関するものであり、 2は長鎖グリコールに関するものである。
上式に使用される長鎖グリコールの重量が、グリコー
ルの全重量から不活性オリゴマー環状エーテルの重量を
差し引いたものでなければならないことに注意された
い。このオリゴマーエーテルは通常、約0ないし2重量
パーセントの量である。
グリコールの数平均分子量は、グリコールを過剰の無
水酢酸とピリジン中で反応させ、ついで、水酸化ナトリ
ウムで逆滴定して製造された酢酸の量を測定し、これか
ら分子量を計算して決定する。
デニールあたりのグラム数で表す破断時の粘り強さT
およびパーセントの破断時伸長度Eは、シリーズ2712
(002)の空気作動グリップを装備したインストロン試
験器(Instron Tester)で、ASTM D 2653−72、“弾性
体糸の破断時負荷および伸長度の標準試験方法(Standa
rd Test Method for Breaking Load and Elongation of
Elastomeric Yarns)”に従って測定する。
デニールあたりのミリグラム数で表す“脱負荷応力"U
Pは、ASTM D 2731−72、“弾性体糸の弾性の標準試験方
法(Standard Test Method for ElasticProperties of
Elastomeric Yarns)”の一般法に従って測定する。各
測定に2インチ(2.5cm)ゲージの長さの3本のフィラ
メントと0ないし300%の伸長サイクルとを使用する。
試験を毎分800%の一定の伸長速度で5回サイクルさ
せ、ついで、5回目の伸長ののちに300%の伸長度に0.5
分保持したのちに脱負荷応力(すなわち特定の伸長度に
おける応力)を測定する。この最後の伸長から脱負荷し
たときに、応力、すなわち脱負荷応力を60および120%
の伸長度で測定し、それぞれUP60およびUP120と命名す
る。デニールあたりのミリグラム数で表す初期モジュラ
スMiはこわさの尺度であるが、百分率セット数もASTM D
2731−72により測定した。
本件明細書中に報告するように、T、EおよびUPは最
良の個々のフィラメントに関するデータを表し、Miおよ
び%セット率は3回の測定の平均値を表す。以下に報告
する初期モジュラスは煮沸練りしたのちに(すなわち、
フィラメントを100℃の沸騰水に30分間暴露したのち
に)測定した。
実施例 以下の実施例は本発明を説明するものである。本件明
細書中に報告する結果は典型的なものと考えられるが、
実行した全ての試行を構成するものではない。各実施例
において、試料2(本発明例)は本発明の試料であり、
試料1(参考例)および試料A〜Fは本発明の外にある
比較のための試料である。
便宜上、実施例中では以下のような数種の略号を使用
する: 各実施例は、4,4′−ジフエニルジカルボン酸と1,3−プ
ロピレングリコールとから誘導された3GBB硬質分画を有
する本発明の弾性体から製造したフィラメントの製造お
よび物理的性質を記述する。これらは類似の、極めて密
接な関連のある、本発明の範囲外の、4,4′−ジフエニ
ルジカルボン酸とそれぞれエチレングリコール、1,4−
ブチレングリコールおよび1,6−ヘキシレングリコール
とから誘導された2GBB、4GBBおよび6GBBの硬質分画を有
する弾性体と比較される。これらの弾性体は、分子量約
1,950ないし2,000の軟質分画、約12ないし16%の硬質分
画含有量および約0.9ないし1.1の硬質分画対軟質分画比
を有している。全てのフィラメントを、通常はその初期
の長さの2または3倍に(すなわち2Xまたは3X)延伸し
て、最低の百分率セット率を有するフィラメントを与え
てある。与えられた試料に関しては、選択した延伸倍率
を超える延伸が%セット率の有意の改良を与えないこと
が見いだされている。比較試料は、本発明の試料と同一
の分子量の軟質分画を有するように製造した。
実施例1 参考例試料1(硬質分画は本発明の範囲内であるが軟
質分画は本発明の範囲外である試料)およびその3種の
比較試料A、BおよびCのそれぞれは、分子量2,000のP
O4Gの軟質分画を有するものである。試料1の硬質分画
は3GBBである。比較試料A、BおよびCは、それぞれ2G
BB、4GBBおよび6GBBの硬質分画を有する。
試料1の弾性体は、以下の重量の各成分を蒸留手段を
装備した300cm3の加熱容器に入れて製造した: 31.7グラムの、約2000の数平均分子量を有するPO4G 10.0グラムの1,3−プロピレングリコール(3G) 10.2グラムの4,4′−ジフエニルジカルボン酸ジメチル
(DMBB) 0.15グラムの酸化防止剤330(エチル社の製品) 1.5cm3の、チタン酸テトラブチル(TNT)触媒の1,3−プ
ロパノール中の5重量%の溶液 1.0cm3の、ブチルスズ酸(BSA)触媒のメタノール中1
重量%の溶液。
加熱容器の内径に適合する形のパドル付きのステンレ
ススチール製の撹拌機を容器の底から約0.3cm(1/8イン
チ)のところに配置し、撹拌を開始した。ついで、この
加熱容器を249ないし260℃の範囲の温度に加熱したウッ
ヅ金属浴に約70分間入れ、この間、撹拌を継続して混合
物からメタノールを留去した。ついで温度を249℃に低
下させ、ついで、約52分かけて系の圧力を水銀柱0.17−
0.15mmに低下させた。この減圧で蒸留を約68分間継続し
た。得られた粘稠な熔融生成物を加熱容器から取り出
し、放冷した。生成物の固有粘性は1.83であった。
反応温度および/またはエステル交換触媒の僅かな変
更を除き、前の段落の一般的方法を使用して比較試料
A、BおよびCを製造した。重合体の分解速度が重合速
度と競合し始めるのに十分なほど高くなる可能性を避け
るために、反応温度は260℃を超えないように制限し
た。
各弾性体をフィラメントに熔融紡糸した。内径2.2cm
(7/8インチ)、長さ12.7cm(5インチ)の円筒形のセ
ルを使用した。このセルは試料の頂部に挿入される静水
圧駆動ラムを装備したものであった。このラムはセルの
内部に厳密に適合するように設計された交換可能な“テ
フロン”製のチップを有していた。セル温度の制御に
は、セルの下部の1/4を取り囲む環状の電気ヒーターを
使用した。セルヒーターの内側の熱電対がセルの温度を
記録した。その内側に直径1.27cm(0.5インチ)、長さ
0.64cm(0.25インチ)の寸法の円筒形の、セルの空洞の
底部に連結する通路を包含する紡績突起をセルの底部に
取り付けた。この紡績突起の空洞は、底部(すなわち出
口に最も近い箇所)から出発して以下の順序で挿入され
た以下のメッシュ数のステンレススチール製のフィルタ
ーを包含していた:50、50、325、50、200、50、100およ
び50。上記のフィルターの“群”の頂部に圧縮可能な環
状アルミニウムシールをかぶせた。上記のフィルター群
の下には長さ約2.5cm(1インチ)、内径0.16cm(1/16
インチ)の、その下端が先細りに(鉛直方向から60度の
角度で)なっていて、長さ0.069cm(0.027インチ)、内
径0.023cm(0.009インチ)の寸法の出口の最終オリフィ
スに合致する円筒形の通路があった。紡績突起温度は個
別の環状ヒーターにより制御した。セル温度は通常は紡
績突起温度より約10℃を超えない程度高かった。
弾性体試料を小片に切断し、少量の酸化防止剤AO−33
0を振り掛け、真空炉中、窒素下で、110℃で1ないし2
日間乾燥した。重量約20グラムの乾燥小片を乾燥窒素流
下で約100℃の温度に予熱してある上記のセルに入れ
た。この試料とセルとに約34,500kPa(5,000psig)の圧
力を適用した。ついで、フィラメントが押し出され始め
るまで紡績突起の温度を上昇させた。ついで、熔融フィ
ラメントがもはや熔融破壊を示さなくなる(その毎分1/
2グラムの流通速度で4倍に細くなる能力により示され
る)まで温度をさらに上昇させた。この流通速度でフィ
ラメント試料を前進させ、順次に、(a)40メートル/
分で回転する巻取りロールで4回巻き付け、(b)その
速度が所望の延伸倍率に比例して増加する延伸ロールの
周囲に4回巻き付け、(c)延伸ロールのものより若干
低い速度で回転するボビンにフィラメントを巻き付け
た。必要ならばフィラメントが巻取りロールに達する前
に、または達したところでフィラメントに仕上げ剤を適
用してフィラメントの粘着を防止した。参考例のフィラ
メントには、0.5g/分の流通速度で熔融紡糸して仕上げ
剤を必要とするものはなかった。
弾性体およびこの実施例で製造したフィラメントの選
択した性質は、下に表Iに、また図1−4の棒グラフに
概括されている。この表および図は、3GBBの硬質分画を
有する弾性体を用いて製造した参考例のフイラメントが
比較例の試料を超える利点を有することを明らかに示し
ている。参考例のフィラメントはより強く(すなわち、
より大きい粘り強さとより高い脱負荷応力とを有し)、
はるかに柔軟で(すなわち、予期し得ないほど低い煮沸
練り後の初期モジュラスを有し)、はるかに低い%セッ
ト率を有している。 表I−実施例1 試料 1(参考例) HS 3GBB 2GBB 4GBB 6GB %HS 13.9 12.1 14.4 15.4 HS/SS 1.1 1.0 1.1 1.1 T、g/デニール 0.68 0.66 0.63 0.2 E、% 457 466 410 788 Mi、mg/デニール 35 41 53 47 UP120、mg/デニール 8.6 7.2 0.0 0.2 UP60、mg/デニール 6.0 3.0 0.0 0.0 %セット率 21 46 67 82 実施例2 試料2ならびにこの実施例の比較試料D、EおよびF
を製造した弾性体およびフィラメントは、実施例1に示
したものと同一の一般的方法により製造したが、試料2
およびその3種の比較試料の各々は分子量1,966のTHF/3
MeTHF(93/7)の共重合体軟質分画を有するものであ
る。本発明を例示する試料2は3GBBの硬質分画を有して
いる。比較試料D、EおよびFはそれぞれ2GBB、4GBBお
よび6GBBの硬質分画を有する。表IIおよび図1−4の棒
グラフに概括した結果は、本発明に従って3GBBの硬質分
画およびTHF/3MeTHF共重合体の軟質分画を使用すること
の重要な利点を示している。これらの利点は、増強され
た脱負荷応力、ならびに減少した%セット率および低下
したこわさにおいて特に明らかである。 表II−実施例2 試料 2(本発明例) HS 3GBB 2GBB 4GBB 6GBB %HS 14.0 12.4 14.6 15.6 HS/SS 1.1 1.0 1.0 1.1 T、g/デニール 0.49 0.47 0.20 0.38 E、% 422 463 542 394 Mi、mg/デニール 36 43 45 44 UP120、mg/デニール 13.0 11.5 5.4 11.5 UP60、mg/デニール 8.0 4.0 0.1 1.5 %セット率 16 31 41 48
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI D01F 6/86 301 D01F 6/86 301G // C08L 67:00

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基本的にエステル結合を通じて頭尾結合し
    た複数の繰り返し内部線形長鎖エステル単位および短鎖
    エステル単位よりなる、その長鎖エステル単位が弾性体
    の少なくとも83重量パーセントに達し、構造 により表され、短鎖エステル単位が弾性体の10ないし17
    重量パーセントに達し、構造 上の2式において、 Rはジカルボン酸からカルボキシル基を除去したのちに
    残留する二価の基であり、 Gは2.5ないし4.3の範囲の炭素対酸素モル比と1,500な
    いし5,000の範囲の分子量とを有するポリ−(酸化アル
    キレン)グリコールからヒドロキシル基を除去したのち
    に残留する二価の基であり、 Dはジオールから末端ヒドロキシル基を除去したのちの
    残留する二価の基である により表される熱可塑性分画線形共縮合ポリエーテルエ
    ステル弾性体において、上記のカルボン酸が基本的に4,
    4′−ジフエニルジカルボン酸よりなるものであり、上
    記のポリ−(酸化アルキレン)グリコールがテトラヒド
    ロフランと3−メチルテトラヒドロフランとの共重合体
    のグリコールであり、上記のジオールが基本的に1,3−
    プロパンジオールよりなるものであることを特徴とする
    該弾性体。
  2. 【請求項2】上記の短鎖エステル単位が実質的に全てポ
    リ−(1,3−プロピレン−4,4′−ジフエニルジカルボキ
    シレート)単位であることを特徴とする請求の範囲1記
    載の弾性体。
  3. 【請求項3】短鎖エステル単位の重量パーセントが12な
    いし16の範囲であることを特徴とする、請求の範囲1ま
    たは2記載の弾性体。
  4. 【請求項4】上記の短鎖エステル単位の長鎖エステル単
    位に対するモル比が0.9ないし1.2の範囲であることを特
    徴とする請求の範囲1記載の弾性体。
  5. 【請求項5】上記のモル比が0.9ないし1.1の範囲である
    ことを特徴とする請求の範囲4記載の弾性体。
  6. 【請求項6】上記の長鎖エステル単位がテトラヒドロフ
    ランと3−メチルテトラヒドロフランとの共重合体から
    誘導されたものであり、共重合体中の3−メチルテトラ
    ヒドロフランの重量パーセントが7ないし15の範囲であ
    ることを特徴とする請求の範囲1記載の弾性体。
  7. 【請求項7】繊維の形状である請求の範囲1または2記
    載の弾性体。
  8. 【請求項8】フイルムの形状である請求の範囲1または
    2記載の弾性体。
JP05505244A 1991-08-29 1992-08-28 ポリ−(1,3−プロピレン−4,4−ジフェニルジカルボキシレート)の硬質分画を有する共縮合ポリエーテルエステル弾性体 Expired - Lifetime JP3112943B2 (ja)

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