JP3112696B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP3112696B2
JP3112696B2 JP03118088A JP11808891A JP3112696B2 JP 3112696 B2 JP3112696 B2 JP 3112696B2 JP 03118088 A JP03118088 A JP 03118088A JP 11808891 A JP11808891 A JP 11808891A JP 3112696 B2 JP3112696 B2 JP 3112696B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、背面側を二重カバー構
造とした画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電子複写機等の画像形成装置にお
いては、この背面に、排気用の幾つかの開口やルーバー
などが設けられたり、又、装置本体内部に設けられる各
種プロセス機器のレイアウト上の制約などの理由で、そ
の背面が平滑面でなく凹凸を有する面となったりするこ
とで、必ずしも、外観的にすっきりしたものとはなって
いなかった。
【0003】しかし乍ら、昨今の近代化されたオフィス
の環境を考慮した場合、かかる外観的に劣る画像形成装
置を、そのようなオフィスに設置するものとすると、何
かと、その環境にそぐわない面も出て来て、製品価値と
しても一段と低下したものと見受けられてしまう。
【0004】このような観点から、かかる画像形成装置
としても、外観上、すっきりした形にすることが切望さ
れている。しかし乍ら、このような画像形成装置の背面
には、上述したように、排気用の開口などが設けられ、
美観を良くすることだけを目的として、かような開口を
塞ぐわけにもいかず、排気対策と美観対策との二律相反
する対策を巧く両立して講じる必要があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、排気
の問題を解決しつつ、装置本体の外観をも良好にし得る
ようにした画像形成装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、装置本体の背面側に、排気口を有し装置本
体内部を覆うための第1のカバーを設け、更に、その第
1のカバーの外側に、装置本体の背面側の外装面として
の第2のカバーを設け、これら両カバーの間に、前記排
気口から排出される空気を装置本体外へ導くための通風
ダクトを形成し、該通風ダクトを通して下方から上方へ
向かう空気の流れが発生するように、通風ダクトの上端
部及び下端部を装置本体外部に対して共に開放し、前記
排気口に、排気の方向を、通風ダクト内の上方への通風
方向に向かわせるルーバーを設けると共に、前記通風ダ
クト内に上方に向かう空気の流れを強制的に作る送風用
のファンを設けたことを特徴とする画像形成装置を提案
する。
【0007】
【実施例】図1は、本発明一実施例の画像形成装置を示
し、かかる画像形成装置の装置本体1の上部の符号2で
示す部分は、操作パネル部となっていて、この部位で、
各種の画像形成のための仕様などが指定選択される。か
かる操作側と反対側の装置本体1の背面側には、第1の
カバー11A,11Bが上下に連なるように設けられ、
これら第1のカバー11A,11Bは装置本体1の内部
を覆っている。すなわち、機械内部の、各機器類が設置
される空間を覆っているのである。なお、かかるカバー
としては必ずしも分割型でなく、一枚板であっても良
い。
【0008】第1のカバー11A,11Bのうち、上の
カバー11Aは図のように機器類のレイアウト上から、
凹凸を成すものとなっている。そして、この第1のカバ
ー11Aには排気口3,4がそれぞれ上下に位置を異な
らせて設けられている。
【0009】第1のカバー11A,11Bの外側には、
凹凸のない平滑面となっている第2のカバー12が設け
られ、これは装置本体の背面側における外装面になって
いる。このような平滑な第2のカバー12を設けること
で、画像形成装置の背面を壁などにぴったりと、くっつ
けることができるのである。
【0010】第1のカバー11A,11Bと、第2のカ
バー12との間には、排気口3,4から排出される空気
を装置本体1外へ導くための通風ダクト5が形成される
ようになっている。すなわち、第2のカバー12は、第
1のカバー11A,11Bの外側に、通風可能なダクト
空間が形成されるように設置されるのである。第2のカ
バー12は、外装面としての機能と、ダクト空間を形成
するための機能との両機能を併せ持っているのである。
【0011】装置本体1の内部には、定着装置など、熱
を発生するプロセス機器などが設けられており、このよ
うな機器が作動すると、装置内は昇温するので、この過
度の昇温防止や、その他、内部空気の清浄化などを目的
として、装置内の排気を行うようにしている。符号6,
7で示すものは、その排気を行うための排気ファンであ
り、これらは各排気口3,4に対向するようにそれぞれ
設けられている。
【0012】かかる排気のファン6,7が作動すると、
装置本体内空気は、排気口3,4より排出され、通風ダ
クト5内を通って、上端部の開口より、画像形成装置外
へ出てゆく。本例は、その開口に、ルーバー8を設ける
ようにしたものであり、通風ダクト5からは空気がその
ルーバー8の向きに沿って排出される。通風ダクト上端
部の開口は、通常の開口であっても良く、又、かかるル
ーバー状の開口としても良いのである。
【0013】このような実施例によれば、画像形成装置
の背面部が凹凸のない平滑面となるので、その外観がす
っきりし、美観にも優れるようになり、その背面を壁側
にぴったりくっつけることも可能になる。更に、通風ダ
クトが形成可能になるので、排気上の問題も解決し、特
別なパイプ状の排気ダクトなどを第1のカバーの背部な
どに這い廻す必要もなくなる。又、二重カバー構造とな
り、外側のカバー12については、排気口などを設ける
必要がないので、遮音機能も達成でき、画像形成装置の
背面側の騒音を低下させることにも役立つ。
【0014】図1に示すように、通風ダクト5は、その
上端部が開口していると共に、その下端部も開口状態と
なっていて、冷たい外気が、かかる開口9を通して流入
するようになり、しかも、排気口3,4から排出される
温かい空気が上昇するようになるので、通風ダクト5内
は下から上へ向かう風の流れが自然に形成され、自然対
流にのせて、装置本体内空気を排出させることができる
ようになる。このように、通風ダクトを通して下方から
上方へ向かう空気の流れが発生するように、通風ダクト
の上端部及び下端部が装置本体外部に対して共に開放さ
れているのである。なお、図中の矢印は、ダクト内の空
気の流れを示すものである。
【0015】又、図2に示すように、図1に示した排気
口3,4に、排気の方向を、通風ダクト内の上方への通
風方向に向かわせるルーバー13,14が設けられてい
る。通風ダクト5の上端部を通常の開口又はルーバー8
と成すと共に下端部をも開口状態とし、下から上へ向か
う空気の流れが自然に形成されるようにすると共に、各
ルーバー13,14を図のような向きにすることで、2
つの排気ファン6,7によって排出される空気を、その
空気の流れの方向(同一の方向)に導くことができ、乱
流の発生が抑えられて、排気がスムーズに行われる。こ
のようにして、排気口3,4からの排気の流れと、自然
対流に沿う空気の流れとが相互に干渉し合わず、乱流が
生じにくくなるため、スムーズな排気を行うことがで
き、排気効率を向上させることができるのである。ここ
で、「排気効率の向上」というのは、より小エネルギー
で、装置本体内の温度を下げることが出来るということ
である。
【0016】なお、図2に示す第1のカバー11A,1
1Bを直接、外部へ露呈させる従来構成の場合には、安
全性の面から、ルーバー13,14のピッチを出来るだ
け狭くしなければならない。ところがこのようにする
と、どうしても、空気通過時の抵抗が大きくなってしま
い、排気ファン6,7などを、それ相応の出力のものに
しなければならない。然るに、本例の場合は、かかるル
ーバー13,14が外部に露呈してないため、そのピッ
チを粗くしても構わず、このようにすることで排気抵抗
を小さくすることができる。
【0017】この他、図2に示すように通風ダクト5内
に上方に向かう空気の流れを強制的に作る送風用のファ
ン15が設けられている。本例は、かかる送風用のファ
ン15を、通風ダクト5内であって、その上端のルーバ
ー8に対向するように設けたものである。このような通
風用のファンを設けることで、通風ダクト内の空気の流
れを強制的に作ることができ、排気効率を一層向上させ
ることができる。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、画像形成装置の背面部
の外観をすっきりさせ得ると共に、排気も円滑に行うこ
とができ、しかも外側の第2のカバーは遮音機能も有し
ているので、騒音レベルの一層の低下を期待することが
できる。又、通風ダクトの上端部と下端部が共に開放さ
れているので、通風ダクト内に下方から上方へ向かう空
気の自然対流を起こさせることができ、しかもルーバー
によって、装置本体内の排気の方向を通風ダクト内の上
方への空気の流れに自然導くことができるので、排気効
率が向上する。さらに、送風用のファンによって、通風
ダクト内に、上方に向かう空気の流れを強制的に作るこ
とができるので、空気の逆流もなくなり、排気効率を一
層向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の画像形成装置の概略断面構成図
である。
【図2】本発明実施例の画像形成装置の概略断面構成図
である。
【符号の説明】
1 装置本体 3 排気口 4 排気口 5 通風ダクト 11A 第1のカバー 11B 第1のカバー 12 第2のカバー 13 ルーバー 14 ルーバー 15 送風用のファン

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体の背面側に、排気口を有し装置
    本体内部を覆うための第1のカバーを設け、更に、その
    第1のカバーの外側に、装置本体の背面側の外装面とし
    ての第2のカバーを設け、これら両カバーの間に、前記
    排気口から排出される空気を装置本体外へ導くための通
    風ダクトを形成し、該通風ダクトを通して下方から上方
    へ向かう空気の流れが発生するように、通風ダクトの上
    端部及び下端部を装置本体外部に対して共に開放し、前
    記排気口に、排気の方向を、通風ダクト内の上方への通
    風方向に向かわせるルーバーを設けると共に、前記通風
    ダクト内に上方に向かう空気の流れを強制的に作る送風
    用のファンを設けたことを特徴とする画像形成装置。
JP03118088A 1991-04-22 1991-04-22 画像形成装置 Expired - Fee Related JP3112696B2 (ja)

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JP5790060B2 (ja) * 2011-03-25 2015-10-07 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置
JP5790059B2 (ja) * 2011-03-25 2015-10-07 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置
JP6064646B2 (ja) * 2013-02-13 2017-01-25 セイコーエプソン株式会社 プリンターおよび電子機器
JP7188028B2 (ja) * 2018-11-30 2022-12-13 株式会社リコー キャビネット一体型画像形成装置

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