JPH06300338A - レンジフード - Google Patents
レンジフードInfo
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- JPH06300338A JPH06300338A JP5091123A JP9112393A JPH06300338A JP H06300338 A JPH06300338 A JP H06300338A JP 5091123 A JP5091123 A JP 5091123A JP 9112393 A JP9112393 A JP 9112393A JP H06300338 A JPH06300338 A JP H06300338A
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- filter
- panel
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 遮音効果により運転時に発生する騒音の低下
を図ることのできるレンジフードを提供することを目的
とする。 【構成】 下面を開口したフード本体１と、このフード
本体１の内部に吸込口７を有する排気送風機２と、フー
ド本体１と排気送風機２との間にフィルター３を備え、
排気送風機２とフィルター３との間に吸込孔５を有する
連結された１枚のパネル４を１枚あるいは複数枚設けた
ものである。
を図ることのできるレンジフードを提供することを目的
とする。 【構成】 下面を開口したフード本体１と、このフード
本体１の内部に吸込口７を有する排気送風機２と、フー
ド本体１と排気送風機２との間にフィルター３を備え、
排気送風機２とフィルター３との間に吸込孔５を有する
連結された１枚のパネル４を１枚あるいは複数枚設けた
ものである。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、排気送風機に使用され
るレンジフードに関する。
るレンジフードに関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、台所で使用されるレンジフードは
運転時に発生する騒音を低下することが求められてい
る。
運転時に発生する騒音を低下することが求められてい
る。
【０００３】従来、この種のレンジフードは、図９およ
び図１０に示すように、下面を開口したフード本体１０
１と、このフード本体１０１の内部に吸込口１０４を有
する排気送風機１０２と、フード本体１０１と排気送風
機１０２との間にフィルター１０３とを備えた構成であ
った。
び図１０に示すように、下面を開口したフード本体１０
１と、このフード本体１０１の内部に吸込口１０４を有
する排気送風機１０２と、フード本体１０１と排気送風
機１０２との間にフィルター１０３とを備えた構成であ
った。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のレン
ジフードでは、運転時に羽根車１０６が回転すると、吸
込口１０４より空気を吸引し、羽根車１０６により昇圧
し、渦巻ケーシング１０５の内部を通り吐出口１０７よ
り吐出する。そして、吸込口１０４より吸引した空気
は、羽根車１０６で昇圧されるときに発生する回転騒音
や、渦巻ケーシング１０５を通るときに発生する渦によ
る乱流騒音が吸込口１０４から空間部１０８へ放射され
るという問題があった。
ジフードでは、運転時に羽根車１０６が回転すると、吸
込口１０４より空気を吸引し、羽根車１０６により昇圧
し、渦巻ケーシング１０５の内部を通り吐出口１０７よ
り吐出する。そして、吸込口１０４より吸引した空気
は、羽根車１０６で昇圧されるときに発生する回転騒音
や、渦巻ケーシング１０５を通るときに発生する渦によ
る乱流騒音が吸込口１０４から空間部１０８へ放射され
るという問題があった。
【０００５】本発明は上記課題を解決するもので、運転
時に発生する騒音の低下を図ることを第１の目的とす
る。
時に発生する騒音の低下を図ることを第１の目的とす
る。
【０００６】第２の目的は、調理時に発生する油煙がパ
ネルに付着しても容易に除去できるようにすることにあ
る。
ネルに付着しても容易に除去できるようにすることにあ
る。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明のレンジフードは
上記第１の目的を達成するために、第１の手段は、下面
を開口したフード本体と、このフード本体の内部に吸込
口を有する排気送風機と、前記フード本体と前記排気送
風機との間にフィルターを備え、前記排気送風機と前記
フィルターとの間に吸込孔を有する連結された１枚のパ
ネルを１枚あるいは複数枚設けた構成とする。
上記第１の目的を達成するために、第１の手段は、下面
を開口したフード本体と、このフード本体の内部に吸込
口を有する排気送風機と、前記フード本体と前記排気送
風機との間にフィルターを備え、前記排気送風機と前記
フィルターとの間に吸込孔を有する連結された１枚のパ
ネルを１枚あるいは複数枚設けた構成とする。
【０００８】また、第１の目的を達成するために、第２
の手段は、第１の手段のパネルの吸込孔の端部が排気送
風機側に曲折する曲率部を有するベルマウス形状とした
構成とする。
の手段は、第１の手段のパネルの吸込孔の端部が排気送
風機側に曲折する曲率部を有するベルマウス形状とした
構成とする。
【０００９】また、第１の目的を達成するために、第３
の手段は、下面を開口したフード本体と、このフード本
体の内部に吸込口を有する排気送風機と、前記フード本
体と前記排気送風機との間にフィルターを備え、前記排
気送風機と前記フィルターとの間に吸込空間部を有する
ように複数枚のパネルを設けた構成とする。
の手段は、下面を開口したフード本体と、このフード本
体の内部に吸込口を有する排気送風機と、前記フード本
体と前記排気送風機との間にフィルターを備え、前記排
気送風機と前記フィルターとの間に吸込空間部を有する
ように複数枚のパネルを設けた構成とする。
【００１０】また、第１の目的を達成するために、第４
の手段は、第１の手段および第２の手段および第３の手
段のパネルに吸音材を貼付した構成とする。
の手段は、第１の手段および第２の手段および第３の手
段のパネルに吸音材を貼付した構成とする。
【００１１】また、第２の目的を達成するために、第５
の手段は、第１の手段および第２の手段および第３の手
段の排気送風機の下部にフィルターを支持するフィルタ
ー受けと、このフィルター受けの端部に油受けを備え、
パネルの下端が前記フィルター受けに接続された構成と
する。
の手段は、第１の手段および第２の手段および第３の手
段の排気送風機の下部にフィルターを支持するフィルタ
ー受けと、このフィルター受けの端部に油受けを備え、
パネルの下端が前記フィルター受けに接続された構成と
する。
【００１２】
【作用】本発明は上記した第１の手段および第３の手段
の構成により、羽根車や渦巻ケーシングの内部で発生し
た騒音が遮音され外部への騒音放射量が小さくすること
ができる。
の構成により、羽根車や渦巻ケーシングの内部で発生し
た騒音が遮音され外部への騒音放射量が小さくすること
ができる。
【００１３】また、第２の手段の構成により、吸込流れ
をスムーズにすると共に遮音効果を、より大きくするこ
とができる。
をスムーズにすると共に遮音効果を、より大きくするこ
とができる。
【００１４】また、第４の手段の構成により、遮音効果
に加え、吸音効果により外部への騒音放射量がさらに小
さくすることができる。
に加え、吸音効果により外部への騒音放射量がさらに小
さくすることができる。
【００１５】また、第５の手段の構成により、運転時の
騒音が低下するとともに、調理時に発生する油煙がパネ
ルに付着してもパネルを伝いフィルター受けに流れ込み
油塵除去ができる。
騒音が低下するとともに、調理時に発生する油煙がパネ
ルに付着してもパネルを伝いフィルター受けに流れ込み
油塵除去ができる。
【００１６】
【実施例】以下、本発明の第１実施例について、図１お
よび図２を参照しながら説明する。
よび図２を参照しながら説明する。
【００１７】図に示すように、下面を開口したフード本
体１と、このフード本体１の内部に吸込口７を有する排
気送風機２と、フード本体１と排気送風機２との間にフ
ィルター３とを備え、排気送風機２とフィルター３との
間に吸込孔５を有する連結された１枚のパネル４を１枚
あるいは複数枚設けたものである。
体１と、このフード本体１の内部に吸込口７を有する排
気送風機２と、フード本体１と排気送風機２との間にフ
ィルター３とを備え、排気送風機２とフィルター３との
間に吸込孔５を有する連結された１枚のパネル４を１枚
あるいは複数枚設けたものである。
【００１８】上記構成により、排気送風機２の内部の羽
根車８が回転すると、吸込空気はフィルター３からパネ
ル４の吸込孔５を通り、排気送風機２の吸込口７より羽
根車８に入り羽根車８により昇圧され、渦巻ケーシング
６の内部を通り吐出口９より吐出される。このとき羽根
車８で昇圧されるときに発生する回転騒音や、渦巻ケー
シング６を通るときに発生する渦による乱流騒音が吸込
口７および渦巻ケーシング６から下流側空間部１１へ放
射されるが、パネル４が設置されており騒音の一部は遮
音されるため、上流側空間部１０へ放射される騒音はか
なり小さくすることができる。
根車８が回転すると、吸込空気はフィルター３からパネ
ル４の吸込孔５を通り、排気送風機２の吸込口７より羽
根車８に入り羽根車８により昇圧され、渦巻ケーシング
６の内部を通り吐出口９より吐出される。このとき羽根
車８で昇圧されるときに発生する回転騒音や、渦巻ケー
シング６を通るときに発生する渦による乱流騒音が吸込
口７および渦巻ケーシング６から下流側空間部１１へ放
射されるが、パネル４が設置されており騒音の一部は遮
音されるため、上流側空間部１０へ放射される騒音はか
なり小さくすることができる。
【００１９】このように本発明の第１実施例のレンジフ
ードによれば、羽根車８や渦巻ケーシング６の内部で発
生した騒音がパネル４に遮音され外部への騒音放射量が
小さくできる。
ードによれば、羽根車８や渦巻ケーシング６の内部で発
生した騒音がパネル４に遮音され外部への騒音放射量が
小さくできる。
【００２０】なお、第１実施例では排気送風機２とパネ
ル４との距離について記載していないが、排気送風機２
より発生する騒音は放射しているため、排気送風機２と
パネル４との距離は大きく取る方が遮音効果は大きくな
る。
ル４との距離について記載していないが、排気送風機２
より発生する騒音は放射しているため、排気送風機２と
パネル４との距離は大きく取る方が遮音効果は大きくな
る。
【００２１】つぎに本発明の第２実施例について図３を
参照しながら説明する。なお、第１実施例と同一箇所に
は同一番号を付けて詳細な説明は省略する。
参照しながら説明する。なお、第１実施例と同一箇所に
は同一番号を付けて詳細な説明は省略する。
【００２２】図に示すように、第１実施例の構成にパネ
ル４の吸込孔５の端部を曲率部１２を有するベルマウス
形状としたものである。
ル４の吸込孔５の端部を曲率部１２を有するベルマウス
形状としたものである。
【００２３】上記構成により、排気送風機２の内部の羽
根車８が回転すると、吸込空気はフィルター３からパネ
ル４の吸込孔５を通り、排気送風機２の吸込口７より羽
根車８に入り羽根車８により昇圧され、渦巻ケーシング
６の内部を通り吐出口９より吐出される。このとき羽根
車８で昇圧されるときに発生する回転騒音や、渦巻ケー
シング６を通るときに発生する渦による乱流騒音が吸込
口７および渦巻ケーシング６から下流側空間部１１へ放
射されるが、パネル４が設置されており一部の騒音は遮
音されるため、上流側空間部１０へ放射される騒音はか
なり小さくなる。また、パネル４の端部は曲率部１２を
有するベルマウス形状にされているため、ベルマウス形
状でない場合より圧力損失が小さく、吸込孔５の穴径を
小さくできるので遮音効果がより大きくでき、かつ吸込
孔５を通過時の吸込流れをスムーズにすることができ
る。
根車８が回転すると、吸込空気はフィルター３からパネ
ル４の吸込孔５を通り、排気送風機２の吸込口７より羽
根車８に入り羽根車８により昇圧され、渦巻ケーシング
６の内部を通り吐出口９より吐出される。このとき羽根
車８で昇圧されるときに発生する回転騒音や、渦巻ケー
シング６を通るときに発生する渦による乱流騒音が吸込
口７および渦巻ケーシング６から下流側空間部１１へ放
射されるが、パネル４が設置されており一部の騒音は遮
音されるため、上流側空間部１０へ放射される騒音はか
なり小さくなる。また、パネル４の端部は曲率部１２を
有するベルマウス形状にされているため、ベルマウス形
状でない場合より圧力損失が小さく、吸込孔５の穴径を
小さくできるので遮音効果がより大きくでき、かつ吸込
孔５を通過時の吸込流れをスムーズにすることができ
る。
【００２４】このように本発明の第２実施例のレンジフ
ードによれば、吸込流れをスムーズにし遮音効果がより
大きくできるものである。
ードによれば、吸込流れをスムーズにし遮音効果がより
大きくできるものである。
【００２５】つぎに本発明の第３実施例について、図４
および図５を参照しながら説明する。なお、第１実施例
と同一箇所には同一番号を付けて詳細な説明は省略す
る。
および図５を参照しながら説明する。なお、第１実施例
と同一箇所には同一番号を付けて詳細な説明は省略す
る。
【００２６】図に示すように、下面を開口したフード本
体１と、このフード本体１の内部に吸込口７を有する排
気送風機２と、フード本体１と排気送風機２との間にフ
ィルター３を備え、排気送風機２とフィルター３との間
に吸込空間部１６を有するように複数枚のパネル１５を
設けたものである。
体１と、このフード本体１の内部に吸込口７を有する排
気送風機２と、フード本体１と排気送風機２との間にフ
ィルター３を備え、排気送風機２とフィルター３との間
に吸込空間部１６を有するように複数枚のパネル１５を
設けたものである。
【００２７】上記構成により、排気送風機２の内部の羽
根車８が回転すると、吸込空気はフィルター３から吸込
空間部１６を通り、排気送風機２の吸込口７より羽根車
８に入り羽根車８により昇圧され、渦巻ケーシング６の
内部を通り吐出口９より吐出される。このとき羽根車８
で昇圧されるときに発生する回転騒音や、渦巻ケーシン
グ６を通るときに発生する渦による乱流騒音が吸込口７
および渦巻ケーシング６から下流側空間部１１へ放射さ
れるが、パネル１５が設置されており騒音の一部は遮音
されるため、上流側空間部１０へ放射される騒音はかな
り小さくすることができる。
根車８が回転すると、吸込空気はフィルター３から吸込
空間部１６を通り、排気送風機２の吸込口７より羽根車
８に入り羽根車８により昇圧され、渦巻ケーシング６の
内部を通り吐出口９より吐出される。このとき羽根車８
で昇圧されるときに発生する回転騒音や、渦巻ケーシン
グ６を通るときに発生する渦による乱流騒音が吸込口７
および渦巻ケーシング６から下流側空間部１１へ放射さ
れるが、パネル１５が設置されており騒音の一部は遮音
されるため、上流側空間部１０へ放射される騒音はかな
り小さくすることができる。
【００２８】このように本発明の第３実施例のレンジフ
ードによれば、羽根車８や渦巻ケーシング６の内部で発
生した騒音がパネル１５に遮音され外部への騒音放射量
が小さくできる。
ードによれば、羽根車８や渦巻ケーシング６の内部で発
生した騒音がパネル１５に遮音され外部への騒音放射量
が小さくできる。
【００２９】なお、パネル１５のパネル端部１８に曲率
をつけることにより、曲率がない場合より圧力損失が小
さく、吸込空間部１６のを小さくできるので遮音効果が
より大きくでき、かつ吸込空間部１６を通過時の吸込流
れをスムーズにすることができる。
をつけることにより、曲率がない場合より圧力損失が小
さく、吸込空間部１６のを小さくできるので遮音効果が
より大きくでき、かつ吸込空間部１６を通過時の吸込流
れをスムーズにすることができる。
【００３０】つぎに本発明の第４実施例について図６を
参照しながら説明する。なお、第１実施例と同一箇所に
は同一番号を付けて詳細な説明は省略する。
参照しながら説明する。なお、第１実施例と同一箇所に
は同一番号を付けて詳細な説明は省略する。
【００３１】図に示すように、第１実施例および第２実
施例および第３実施例の構成にパネル４あるいはパネル
１５に吸音材１７を貼付したものである。
施例および第３実施例の構成にパネル４あるいはパネル
１５に吸音材１７を貼付したものである。
【００３２】上記構成により、排気送風機２の内部の羽
根車８が回転すると、吸込空気はフィルター３からパネ
ル４の吸込孔５あるいは吸込空間部１６を通り、排気送
風機２の吸込口７より羽根車８に入り羽根車８により昇
圧され、渦巻ケーシング６の内部を通り吐出口９より吐
出される。このとき羽根車８で昇圧されるときに発生す
る回転騒音や、渦巻ケーシング６を通るときに発生する
渦による乱流騒音が吸込口７および渦巻ケーシング６か
ら下流側空間部１１へ放射されるが、吸音材１７を貼付
したパネル４あるいはパネル１５が設置されており一部
の騒音は遮音および吸音されるため、上流側空間部１０
へ放射される騒音はかなり小さくなる。
根車８が回転すると、吸込空気はフィルター３からパネ
ル４の吸込孔５あるいは吸込空間部１６を通り、排気送
風機２の吸込口７より羽根車８に入り羽根車８により昇
圧され、渦巻ケーシング６の内部を通り吐出口９より吐
出される。このとき羽根車８で昇圧されるときに発生す
る回転騒音や、渦巻ケーシング６を通るときに発生する
渦による乱流騒音が吸込口７および渦巻ケーシング６か
ら下流側空間部１１へ放射されるが、吸音材１７を貼付
したパネル４あるいはパネル１５が設置されており一部
の騒音は遮音および吸音されるため、上流側空間部１０
へ放射される騒音はかなり小さくなる。
【００３３】なお、パネル４あるいはパネル１５を複数
枚平行に設置し、隣合うパネル４あるいはパネル１５の
間に吸音材１７を挿入し密閉することにより、油塵によ
る吸音材１７への影響を防ぎさらに遮音および吸音の効
果が得られる。
枚平行に設置し、隣合うパネル４あるいはパネル１５の
間に吸音材１７を挿入し密閉することにより、油塵によ
る吸音材１７への影響を防ぎさらに遮音および吸音の効
果が得られる。
【００３４】このように本発明の第４実施例のレンジフ
ードによれば、羽根車８や渦巻ケーシング６の内部で発
生した騒音が吸音材１７を貼付したパネル４あるいはパ
ネル１５に遮音および吸音され外部への騒音放射量が小
さくできる。
ードによれば、羽根車８や渦巻ケーシング６の内部で発
生した騒音が吸音材１７を貼付したパネル４あるいはパ
ネル１５に遮音および吸音され外部への騒音放射量が小
さくできる。
【００３５】つぎに本発明の第５実施例について図７お
よび図８を参照しながら説明する。なお、第１実施例と
同一箇所には同一番号を付けて詳細な説明は省略する。
よび図８を参照しながら説明する。なお、第１実施例と
同一箇所には同一番号を付けて詳細な説明は省略する。
【００３６】図に示すように、第１実施例および第２実
施例および第３実施例の構成に排気送風機２の下部にフ
ィルター３を支持するフィルター受け１３と、このフィ
ルター受け１３の端部に油受け１４を備え、パネル４お
よびパネル１５の下端がフィルター受け１３に接続され
たものである。
施例および第３実施例の構成に排気送風機２の下部にフ
ィルター３を支持するフィルター受け１３と、このフィ
ルター受け１３の端部に油受け１４を備え、パネル４お
よびパネル１５の下端がフィルター受け１３に接続され
たものである。
【００３７】上記構成により、排気送風機２の内部の羽
根車８が回転すると、吸込空気はフィルター３からパネ
ル４の吸込孔５を通り、排気送風機２の吸込口７より羽
根車８に入り羽根車８により昇圧され、渦巻ケーシング
６の内部を通り吐出口９より吐出される。このとき羽根
車８で昇圧されるときに発生する回転騒音や、渦巻ケー
シング６を通るときに発生する渦による乱流騒音が吸込
口７から下流側空間部１１へ放射されるが、パネル４が
設置されており一部の騒音は遮音されるため、上流側空
間部１０へ放射される騒音はかなり小さくなる。また、
排気送風機２の内部の羽根車８が回転すると、調理時に
発生した油煙はフィルター３によって大半の油塵が集め
られるが、残りの油塵はフィルター３を通り抜けパネル
４に付着する。付着した油塵は、パネル４よりフィルタ
ー受け１３を伝い油受け１４に流れ込む。
根車８が回転すると、吸込空気はフィルター３からパネ
ル４の吸込孔５を通り、排気送風機２の吸込口７より羽
根車８に入り羽根車８により昇圧され、渦巻ケーシング
６の内部を通り吐出口９より吐出される。このとき羽根
車８で昇圧されるときに発生する回転騒音や、渦巻ケー
シング６を通るときに発生する渦による乱流騒音が吸込
口７から下流側空間部１１へ放射されるが、パネル４が
設置されており一部の騒音は遮音されるため、上流側空
間部１０へ放射される騒音はかなり小さくなる。また、
排気送風機２の内部の羽根車８が回転すると、調理時に
発生した油煙はフィルター３によって大半の油塵が集め
られるが、残りの油塵はフィルター３を通り抜けパネル
４に付着する。付着した油塵は、パネル４よりフィルタ
ー受け１３を伝い油受け１４に流れ込む。
【００３８】このように本発明の第５実施例のレンジフ
ードによれば、運転時の騒音を低下するとともに、調理
時に発生する油煙がパネル４に付着してもパネル４より
フィルター受け１３を伝い油受け１４に流れ込み油塵除
去ができる。
ードによれば、運転時の騒音を低下するとともに、調理
時に発生する油煙がパネル４に付着してもパネル４より
フィルター受け１３を伝い油受け１４に流れ込み油塵除
去ができる。
【００３９】なお、第５実施例ではパネル４の吸込孔５
の形状を特に指定していないが、パネル４の吸込孔５の
端部は排気送風機２の方向に曲折する曲率部１２を有す
るベルマウス形状にすることにより、ベルマウス形状で
ない場合より圧力損失が小さく、吸込孔５の穴径を小さ
くできるので遮音効果がより大きくでき、かつ吸込孔５
を通過時の吸込流れをスムーズにすることができると共
に、油塵除去ができる。
の形状を特に指定していないが、パネル４の吸込孔５の
端部は排気送風機２の方向に曲折する曲率部１２を有す
るベルマウス形状にすることにより、ベルマウス形状で
ない場合より圧力損失が小さく、吸込孔５の穴径を小さ
くできるので遮音効果がより大きくでき、かつ吸込孔５
を通過時の吸込流れをスムーズにすることができると共
に、油塵除去ができる。
【００４０】
【発明の効果】以上のように実施例から明らかなよう
に、本発明によれば遮音および吸音効果により運転時に
発生する騒音の低下を図ることのできるレンジフードが
提供できる。
に、本発明によれば遮音および吸音効果により運転時に
発生する騒音の低下を図ることのできるレンジフードが
提供できる。
【００４１】また、遮音および吸音効果により運転時に
発生する騒音の低下を図ることができるとともに、調理
時に発生する油塵を容易に除去できるレンジフードが提
供できる。
発生する騒音の低下を図ることができるとともに、調理
時に発生する油塵を容易に除去できるレンジフードが提
供できる。
【図１】本発明の第１実施例におけるレンジフードの正
面の要部断面図
面の要部断面図
【図２】同側断面図
【図３】同第２実施例におけるレンジフードの正面の要
部断面図
部断面図
【図４】同第３実施例におけるレンジフードの正面の要
部断面図
部断面図
【図５】同側断面図
【図６】同第４実施例におけるレンジフードの正面の要
部断面図
部断面図
【図７】同第５実施例におけるレンジフードの正面の要
部断面図
部断面図
【図８】同側断面図
【図９】従来のレンジフードの正面の断面図
【図１０】同側断面図
１ フード本体 ２ 排気送風機 ３ フィルター ４ パネル ５ 吸込孔 ７ 吸込口 １２ 曲率部 １３ フィルター受け １４ 油受け １５ パネル １６ 吸込空間部 １７ 吸音材
Claims (5)
- 【請求項１】 下面を開口したフード本体と、このフー
ド本体の内部に吸込口を有する排気送風機と、前記フー
ド本体と前記排気送風機との間にフィルターを備え、前
記排気送風機と前記フィルターとの間に吸込孔を有する
連結された１枚のパネルを１枚あるいは複数枚設けたレ
ンジフード。 - 【請求項２】 パネルの吸込孔の端部が排気送風機側に
曲折する曲率部を有するベルマウス形状とした請求項１
記載のレンジフード。 - 【請求項３】 下面を開口したフード本体と、このフー
ド本体の内部に吸込口を有する排気送風機と、前記フー
ド本体と前記排気送風機との間にフィルターを備え、前
記排気送風機と前記フィルターとの間に吸込空間部を有
するように複数枚のパネルを設けたレンジフード。 - 【請求項４】 パネルに吸音材を貼付した請求項１また
は請求項２または請求項３記載のレンジフード。 - 【請求項５】 排気送風機の下部にフィルターを支持す
るフィルター受けと、このフィルター受けの端部に油受
けを備え、パネルの下端が前記フィルター受けに接続さ
れた請求項１または請求項２または請求項３記載のレン
ジフード。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
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